2012年10月25日木曜日

大洗漁港とアウトレット。そしてドッグラン

透き通る青空、鮮やかな朝焼けとなった日曜日(10/21)を、水戸で迎えた。
秋たけなわ。絶好の行楽日和である。

家事もそこそこに、国営ひたち海浜公園に向かった。コキアの紅葉やコスモスが見頃で、犬連れもOKと聞き、一日ゆっくり公園で過ごそうと思ったのだ。
家からひたち海浜公園までは車で40分程の距離だが、この日はひたちなか市に入った途端にひどい渋滞となってしまった。何の渋滞かもわからずタラタラと流れに任せ走行していた私達が、この渋滞の原因は海浜公園に向かう車と知ったのは、数ある公園駐車場入口近くになってからだった。いや~、こんなに人気のある公園とは知らなかった。
海浜公園の春/ネモフィラと秋/コキアは、必見だとか。開園と同時に入る必要がありそうだ。
駐車場に入る長~い列を横目に、私たちは予定を変更し阿字ヶ浦に向かった。
阿字ヶ浦の名は多くの人に知られているように思うが、海水浴もないこのシーズンだからなのか寂れたイメージが強い。もしかしたら観光客も激減している茨城の海で、その影響を強く受けているのかもしれない。

阿字ヶ浦から那珂湊に向かった。那珂湊の漁港近辺で再び渋滞。何かイベントでもあったのかしら?
大洗漁港
那珂湊をあきらめて、大洗へ向かった。
大洗漁港で、昼食。今が旬という生シラス丼が食べられると期待した。
しかし残念な事に日曜とあって生シラス漁の船がでないそうで、断念。変わって、まぐろカツとお奨めの海鮮ちらしをいただいた。暑さ2㎝位の厚切りのまぐろにカラッとした衣は、食べごたえ充分で大満足。魚市場直送のまぐろは、一味違う。






他にも店先で美味しいそうな焼き物揚げ物がいっぱいだった。蒸したウニ・アンコウ汁・から揚げ・・・・あれもこれも食べたい! でもお腹がはちきれんばかりにいっぱいだ。こんな時いつも思う。何でこんなに簡単に(?)満腹なってしまうのか!?
お土産に釜揚げシラスを手に入れて我慢する。次回は生シラスと名物アンコウも食べてみよう。





あつあつの釜揚げシラス
大盛況の大洗町 漁協直営「かあちゃんの店」生シラス丼が食べられたかも?!

アウトレットから見た大洗海岸
大洗リゾートアウトレットへ。
およそ70店舗のさほど大きくないアウトレットだが、海沿いの小粋なプチリゾート感覚で楽しめるアウトレットだ。中庭にちょっとお洒落なカフェでもできれば、リゾート感覚はもっとアップしそうなんだけど・・。だけど3.11の震災で4か月間休業していてここまで復興したと聞けば、すごいぞ茨城と言いたくなる。
モールでは復興記念ギャラリーが開設されていた。東北の被害があまりに大きかったので、我々は茨城の報道をほとんど目にしなかったが、展示された写真や資料で茨城の被害の大きさを知り、私はショックを受けた。今こうして普通に楽しげに働いているように見える漁港の人々を見て、地震前の漁港を知らない私は、恥じ入るような申しわけないような、人々の偉大さに打ちのめされるような感覚に囚われた。





久々犬たちと遊べたテディーは、なかなか帰ろうとしなかった。
このアウトレットには、もう一つ魅力がある。無料のドッグランがあるのだ。
帰国して、日本には気楽に犬を遊ばせる場所がないのを非常に残念に思っていた。リード無しに犬同士気ままに自由に駆けっこできる所がなく、またほとんどのドッグランが登録や有料会員になる必要があり、使用料も高く手軽に短時間遊ばせる事が出来ない。(アメリカでは無料かつ登録など必要がない所がほとんど)。
しかし、このアウトレットのドッグランは何の制限もなく、ドッグランに入れる。言わば、天国のようなDog Welcomeのアウトレットだ。
テディーがハッピーになれば、私もハッピーになる。
ペットと人間、できるだけ自然な形で共存していきたいよ。
ペットに限らず、規制って何の為?

こうして茨城の海岸付近をふらふらし、一日は終わった。
家から1時間以内でも訪れたい地が多数点在し、食べたい物が目白押しで順番待ちの状態である。

<欲>は生きる原動力だ。
食欲・性欲・睡眠欲という生理的な欲求と、物欲・名誉欲・金銭欲・知識欲・恋愛欲などの2次的な欲求があるけれど、最近の私には食欲しか残されていないような気がする。
これはまずい。食だけになったら、体重増加は必至。うううう・・・困った。

0 件のコメント:

コメントを投稿