2003年12月31日水曜日

2003/12

12/1(月)曇り時々雨

9時、宏人と研人は学校を抜け、矯正歯科へ行き、新しいブレイシスを入れる。
宏人も研人も普通の子より歯が大きいようではめ込むのにたいへんだった模様。
特に研人は子供サイズは元より入らず、大人サイズの大をかなり無理していて入れたよう。
二人ともアシスタントの女性もドクターも入れることに専念していて、かなり強引なやり方だったそうで、不満たらたら。
おまけに宏人は口の周りを器具でやけどしたようで、かなり荒れている
(口が開けっ放しの状態だったので文句も言えなかったそう)。
ドクターに不信感が募る。以前はこんなにひどくなかったのに・・。

11時半、宏人がようやく終わり学校へ戻る。
12時、研人も終了。その後も説明に待たされる。
また不信感が・・・。2時間で終わるって言ったのにー。
12時半、研人学校へ戻る。
1時、不動産屋(V.K.A.A)のCathyがProperty Inspection(点検)に来た。

契約上、 Inspectionの項目がなかったと思うので聞くと、3ヶ月の1回来る事になっていると言う。
そんな項目あったかな?と、疑問のまま承諾する。
CAの以前の家はこの3ヶ月に一回のInspectionでは各部屋の写真を撮ったりシンクのチェックしたりクロゼットまで覗いたりしたもんだから、とっても憂鬱だったけど
今回のInspectionはSmog Detecter(火災報知器)の点検だけのいたって簡単な物。
本来この家は3個の報知器が付くべきだそうで、後日取り付けに来るそう。

これまたハンディーマンのTimに依頼するとの話。
できれば別の人にしてと言ってみる。果たしてどうなる事やら。。

お客さんが大好きTeddyは誰の訪問も大歓迎。
Cathyにもなめまくりのごあいさつ。
飛びつきもやめさせなくてはならないし、まだまだトレーニングは必要だ。
それにしても、これじゃとてもじゃないが番犬にはならないよ。

とにかくやわらかい物しか食べられない二人。
メニューも急きょ変更でガンボスープ。
レシピーなしに適当に作ったのにこれが結構いけたよ。満足。
これからは食べる物も本当に気をつけなくちゃねと言っていた矢先、今日つけた Bitinning Button(上下の咬みあわせが深すぎるのを直す為に上前歯の裏に2本の突起物をつけている)のうちの一本が取れた。はぁ~、早速また電話して予約取らないと・・・。

憂鬱な矯正。
旦那は「金を返して貰って、そこの医者やめちまえ!」なんて簡単に言うけれどそうは簡単にはいかないよ。書類もサインしているんだからー。
とりあえず明日行って話してみることにする。

 

12/2(火)曇り

夜のおしっこタイムをパスして3時に様子を見に行った旦那。
おねしょをしたのか濡れたベッド発見。
まだ油断は禁物、寝る前と夜中のトイレはまだやめられそうにない。

午前中に宏人の取れたBitting Buttonのことで矯正歯科へ話しに行く。
昨日のアシスタントがいたので少し細かい説明を受ける。
きのうよりずいぶん感じがいい。どうも このオフィスは忙しすぎるみたい(儲け過ぎとも言う)。
ちょうど空きが出たという今日3時の予約を取る。

薬や病気の履歴の書類を引っ越してからこの医者に出していない事が気になり問い合わせる。
やはり6年前出したきり出していない。
改めて Isoniazidを二人とも毎日飲んでいる事、アレルギーの事、歯科医、ホームドクターの事などを書き示す。
医療機関によるミスって簡単に起こりうるわよねえ。
これって私が神経質すぎるのかしら?

3時、昨日とは打って変わっていい印象の歯科医。
無事にButtonを上前歯裏につける。
まだまだ食べる物が難しい。今日はリゾット。
二人に合わせて私たちも何だか流動食ばかり。

 

12/3(水)曇り

バージニアの銀行口座からメンテナンスフィーとして20ドルの引き落としの明細書が再び送られてきた。

2週間ほど前に旦那が顧客サービスに電話を入れさんざん交渉の末
Saving Account (定期預金)が解約できた矢先の事。
今度はCheking Account(普通預金)。
いずれもVAを去る時にメンテナンスフィーがかからない事を確認した上で口座を残してきたにもかかわらず、
毎月の引き落とし。
電話では埒が明かぬと先週の土曜には近くのBank Of Americaに赴いたがこの電話番号にかけろと言われただけの不親切さ。
さんざん待たされるのもの、なかなか担当者に到着できないのも覚悟のうえ、意を決して1-800(フリーダイヤル)のナンバーに電話をかける。

アクセス番号を入れろだの何の用件かはっきり言えだの腹を立てながら電話口でテープの声に向かって大声を上げる。 それにしても頭にくるなー。
”You want to talk to customer service. Right?”って聞くから、
” Ya, right.”って答えたら ”I can't hear you. You have to say Yes or No.”だって!
ばかにすんな!!

あ~も~機械に向かって丁寧に発音を気にしながらしゃべるっていらいらする。
そんなこんなを繰り返し、努力の甲斐あってやっと生のカスタマーサービスに繋がると思ったのもつかの間 「只今10分待ちです。お急ぎの方はOn lineでどうぞ」
とか言ってWebサイトを紹介している。
おバカ! もうそんな物は試したよー。全然繋がらなかったじゃないかー!
<書いていて腹の虫が再燃>

スピーカーフォンにしてひたすら待つ。
途中電話が入るが手早く済ませる。
この件をやっつけなくては何にもできやしないほど煮詰まってきたぞ。
やっと出てきたサービス嬢に向かって、怒りをぶつける。

お金を返せとか口座を閉めろとかあんたの銀行はうそつきだとかへんてこ早口英語でまくし立てたら、
「私にはどうする事もできませんのでNatinal(本部フロリダだったらしい)に回します。」
とか言われ、突然男が出てきた。
これまたたぶん向こうにはわけのわからんめちゃくちゃ英語でまくし立てたら
「わかりました。 すぐにお金は戻します。今解約の手続きもとります。」と、事務的に冷たーく言う。
「当ったり前よ~!」って言いたかったけれど、うまい言葉が見つからず
「Thank you, I really appreciate.」などと調子よくお礼を言っている私 <最低>。

明日残金はCAの銀行に振り込まれる事になるそう。
最後に「ここで電話でのアクセス番号をもらえますか?」と聞くと
「あなたの口座はVAにはもうありませんので、全ては西でやってください。」と、そっけない。
それでもとってつけたように「Bank of Americaをご利用いただき誠にありがとうございます。」だってー。
ふざけんあじゃないよー。という言葉を飲み込み電話を切る。

同じBank of Americaでも西と東では全くの別会社で全く協力する気はないってことよね。
こうなると全米でのつながりもなく、オンラインも繋がらない事が多く、そして何よりめちゃくちゃサービスが悪く、何のメリットもないBank of America。

銀行換えの日は近い。

 

12/4(木)曇り

Happy December 4th!

Relish love in your old age! 
Aged love is like aged wine; 
it becomes more satisfying, 
more refreshing, more valuable, more appreciated, 
and more intoxicating!

-Leo Buscaglia

私たちの年齢、結婚年数になると夫婦間の関係がギクシャクしてくる夫婦が多い。
夫婦の会話も無くお互いに何を考えているのかわからなくなる。
絆だった子供達も自分たちの世界を持ち、さっさと巣立ってしまい、さらにこれからは年を取るばかり。
果たして自分の人生これでおわってしまうのかとふと思い、隣の友(配偶者)を見れば、全く別の世界を生きる他人となっている。
なんて事をよく聞く。

実際結婚18年。自分の主張ばかり強くなって(昔から強いのに)相手の意見は聞けなくなっていた。
人一倍口が多い私には黙っているって事は至難の業だけど、これからはできるだけ聞くって事に重点を置こう。
大事なだんなとはけんかもいっぱいした(する?)けれど、これからも仲良くやっていきたいもんね。

ここのところぱっとしない天気が続き、洗濯物を外に出せない。
カリフォルニアは電力不足で光熱費は高く、乾燥機はあまり使いたくない。
が、最近頻繁に乾燥機を使って思う。
何で乾燥機ってあんなに埃がフィールターに溜まるのだろう。
お天気のいいときの日光干しは気持ちのいいものだけど、乾燥機に溜まる埃の量を見ると、乾燥機をかけない衣類はかなりの量の埃をつけたままということになる・・
・・のかな?

 

12/5(金)曇り

もう金曜日。
天気が売り物だったカリフォルニアもすでに雨期に入ってしまったのか、雲行きが常にあやしい。

中学からのお知らせによると、度重なる予算の縮小、ここ数週間内で起こった数件の高校の放火騒ぎ、学校のコンピューター等の備品の破壊でサンノゼの学校区(San Jose Unified)の予算はさらに厳しいものとなり、来年度からの授業は6時限から5時限になり、音楽やアートなどのクラスがなくなるらしい。

父兄からは多くの反対の声が上がっているが、実際やっていくだけのお金がない教育委員会は、情操教育となる選択科目のカットという強引な方法でこの窮地を乗り切ろうとしている。

今のところ高校からは何のお知らせも来ていないが、何らかの形でしわ寄せが出るのは目に見えている。
このことで金持ち軍団は一気に私立に転校を考えるだろうし、学校への寄付要求も多くなる事だろう。
貧素なサンノゼの学校群。

12時、研人が死にそうな声で電話をかけてくる。
「頭が痛い。迎えに来て・・ ・。」
ナース室でいかにもしんどそうに頭を抱えている研人。
頭痛が最高に達したのか、家に帰ってくるなり吐く。
Junior Mortrinがもうない。急いでSafe wayに買いにいく。

2時半、宏人と絵里をお迎え。
研人のサックスも音楽室からとってくる。この時音楽のMrs. Sanchezと挨拶をする。ほめられる。
この音楽もなくなるのかと微量な心境。 せっかく楽しんでサックス吹いているのに。

3時半、薬が効いたのかもうすっきり顔の研人。卓球をやりたがるが許可せず。
5時半、冷凍のピザを4人で食べる。
6時、絵里AlisaとMorgenのベビーシッター。
彼女たちの兄貴であるJustinから遊ぼうと宏人にお誘いがあり、宏人も絵里と一緒にReneeの家へ。
絵里は宏人が一緒で不満顔<気持ちはわかるよ>。
9時、旦那とすっかりよくなった研人と私の3人で卓球を楽しむ。
研人が一番うまい。打ち負かさんと頑張った旦那は完敗。
11時半、Daveにおくってもらって、絵里宏人帰宅。

数年前とはずいぶん違う生活。

 

12/6(土)曇り

先週末の怠惰な子供たちの様子をみて、Teddyの朝の面倒は順番で子供たちにみさせる事にした。
そして今日の当番は昨晩夜遊びをしてきた宏人。

目覚ましを6時にセットし、おしっこー朝ごはん-うんち-うんち集めをする。
一応私も6時に起きて壁越しに様子を伺う。
眠さにも負けずさっさと起きて世話している様子を確認。感心感心。
うれしいー。私も久しぶりに朝寝ができる。

混む前にお買い物をしようと朝からSunnyvaleの三ツ和に旦那と二人出かける。
先週買った旦那のスキー板に合うビンディングを買おうと、途中WestgateのAny Mountainに立ち寄る。
いい物件あり。他の店も見てみようとHelmに寄る。
手ごろなビンディングあり(Salomon S9-12 Ti 定価$249.99 買値$124.99 取付料&25)。
ビンディングをつけてもらうため、持ってきた板と靴を店に置き (引き取りは来週)、満足して車に乗り込む。

と、エンジンがかからない。

スターターが回らないようで旦那もお手上げ。
Costcoの ロードサービスに電話をかける。
しかし何とも要領得ない。やっと話が通じて1時間以内にロードサービスが来ると言う電話が携帯に入る。
待つこと1時間。
その間交代でリンガーハットで皿うどんの昼食を取る(さすがカリフォルニア)が、サービスは来ない。
催促の電話を入れ、さらに待つこと30分。ピックアップトラックでサービスが来る。
車を押して広めの駐車場に移しバッテリーを繋ぐ。エンジンスタート。
サービスの男性もバッテリーはまだ大丈夫のようだけど・・?と、首をかしげながらも、とりあえず車は動いた。

1時半、米だけでも買おうとHelmからわずか1分ほどのところにある三ツ和に行く。
怖くてエンジンは止められない。
駐車場が異常に混んでいる。それもそのはず全品20%引きの大セールをやっていたのだ。
人ごみをかき分けるように米と味噌を買う。
この人ごみでは店内を見て歩くのもままならない。すぐにレジに。
1列に30人は並んでいるだろうか?
待つこと約1時間半。並んでいる間ひたすら前後左右の人間観察。

次から次へと個性的な面々が現れるので劇を見ているようで面白し、いろいろ考えさせられる。
並んだ1時間あまりは私にはちっとも苦痛ではなかった。
が、エンジンをかけたままの車で待機の旦那様は何で米だけでこんなに時間がかかっているのかもわからず、さぞ長~い時だったでしょうに。

それにしてもちょっと午前中にお買い物のはずがもう3時。
修理に出そうかとディーラーにも寄ってみるが今日はお休み。
さらにバッテリーを求めてKrogenに寄る。旦那の気に入ったのがない。
途中何回か停車中エンジンがストップするが事なきを得ず。4時帰宅。

5時、Costcoに旦那と研人、私の3人で買い物。
バッテリーと、すぐに食べられる夕食を買って帰る。何だかもうすでにくたくた。

車は必需品。何か問題があるととても気分が重くなる。
8時半、研人のインドアサッカーゲーム(off the wall)に出かける。
メンバーズ カードを作る。
今日を含め8回のゲームが予定されている。

9時半、ゲーム開始。相手は1年上(研人には2年上)のSanta Clara Sporting。
今日のAlmaden Explosionは、サブ無しの7人。研人はまたフォワードで登場。
試合開始10分、こぼれ玉を無難に研人が押し込んで先制。
その後すぐに追いつかれる。相手に追加点を許した後、研人のアシストで同点とする。
再び相手が追加点を取った所で前半終了。
後半、フォワードでしばらく頑張った後ミッドになる。
ミッドになった事で運動量もさらに増し、急に疲れが見え始める。
狙ったロングシュートが外れはしたが壁に跳ね返りいいセンタリングとなってゴール。
あと一息の所で追いつく事ができず3-4の惜敗。
今日の研人はフル出場だったこともあって1ゴール2アシスト。
どうしても決めたかったゴールが1本あったけれど最後までよく駆け回りました。

合格 (私が勝手に決めてる)。

試合後の研人「何だか頭がくらくらするよ。もう寝てる 時間だもん。」
そりゃそうだよ、もうすぐ11時だ。

 

12/7(日)曇り

昨日に続き全品2割引の大セールを見逃す手はないと10時の開店と同時に三ツ和に入る。
乾物を中心に買いまくり、カートは山のようになる。
総額283ドルのところ20%引きで226ドルこれは大きい。
すでに安売りになっているものも引いてくれるんだもんね。
まだ混む時間にはなっていなかったから店内全部を見て回れたしレジもささっと済ませて、12時過ぎに帰宅。
(昨日もそのはずだったけど)

12時半、研人は旦那とサッカーチームAlmaden Explosionのパーティーへ。
場所は Willow GlenのJake's Pizza。
コーチからの個人個人の褒めちぎりで2時間もの時を過ごした様子。
研人は何を言われたのか?
Warrenの父さんが撮ってくれたスナップショットは優れもの。
いつも望遠付きのカメラをかかえ、プロまがいの姿勢でゲームを追っていたのも肯ける。
ありがとう,Tin。

絵里は来週のボキャブラリーテスト(英語)の勉強がたいへん。
カードを作って必死に勉強している。頑張る絵里に拍手。
宏人は何の予定もない週末を何にもしないで過ごしている。
なんて否定的なことばかり言ってはいけません。”Time”の雑誌の整理をやっていた。
そして見逃した興味深い記事があると、「おかあさん~~~~~。」と、教えてくれる。

絵里の覚えなくてはいけない単語を試しに宏人に質問してみる。
「もう知っているよ、そんなの~。絵里はボキャブラリーが、なさ過ぎるよ」と、のたまう。????
宏人の書く作文やエッセーはとても中2の子とは思えないほど幼くつたない。
しかし雑誌等はよく読んでいるからか、どうやらボキャブラリーはあるらしい
(絵里はTM, Teen Peaple,Vougueなどのティーン向け雑誌ばかり読みふけっている)。
それが自分の文章に反映されないのが彼の言語能力の低さか。

夕方5時、絵里と買い物に出る。
恵まれない子供に贈るクリスマスプレゼント。
サンクスギビングの際はFood Drive (恵まれない人たちに缶詰等の乾物をあげる)として
せっせと学校に運んでいた。
サンクスギビングやクリスマスなどの家族が集まり華やかな時は、逆に自殺者も多く出ると聞く。
幸少なき人たちも少しでも平和で幸せな気持ちになれるよう
こういった寄付は決して悪いことではないだろう。

お友達へのクリスマスプレゼントは何にしようと頭を悩ませる絵里。
10人以上の子に あげるというからたいへんだ。
それにしても絵里は友達が多い。有難いことだ。

夕飯時に<何の魚だ?>ゲームをする。
つい口走って正解の”かます”を言ってしまった私。
この魚はあんまり食べられないからきっと覚えられないね。
昨晩は<何豆だ?>ゲームをした。
鳥の名前だけをヒントに一発正解50ドルからスタートしたが、3人全くわからず。
出てきた鳥の名前もカラス、はと、すずめ、にわとり、ふくろう位。
あとは英語の鳥の名前を言うからこちらはわからず、いちいち辞書を引くことに。
結局”う○いす”のヒントで絵里が当てる(1ドル獲得)。
宏人と研人は答えを教えても「そんな鳥聞いたことない。」とふくれる始末。

バイリンガルってどうやって作るの?

 

 

12/8(月)曇り

Wells Fargo bankへ。
準子さんから紹介されたこの銀行の女性の名はMrs. Radha Sripathy。
インド人のどこにでもいる気さくなおばさんタイプ。
Bank of Americaの対応が非常に悪く満足できないので、
最終的には全額こちらに移そうという考えの下、細かい話を聞く。
Checking Account(普通預金)、Saving Account(定期預金)さらにATMが使える子供たちの預金の種類。
細かく丁寧。
ちょっと押しが強いけど、準子さんが言うようになかなか良い行員だ。
おしゃべりもお好きでコンピューターを打ちながらも世間話が途絶える事はない。

取りあえずメンテナンスフィーのかからないCheckingと子供たち3人の口座を作る。
必要書類は明日旦那がサインをした上、持ち込むこととする。

学校のお迎えの後、絵里と再び銀行へ。
絵里はべビーシッターで稼いだ50ドルも預け入れ、オンラインも使えるように手続きをとった。
後はATMカードが郵送されるのを待つのみ。

帰りにBank of Americaに立ち寄り絵里の口座を解約。
この時相手してくれた行員は新入社員か。丁寧でやたら謝る。
まだいろいろな手続きの仕方がわからないのか、コンピューターを打つ手もおぼつかないが、
感じの悪~い行員よりはよっぽど良い。

銀行内も活気のあるWells Fago、かたやデスクに一人だけ待っている人はまばらの Bank of America。
すでに勝負あった?!

 

12/9(火)雨

時に強く吹きつける雨風。外のガーデンテーブルも転がるほど。
Bank of America へ。サービスカウンター前でしめされた椅子に
「Savingを解約したいんですがー」と、言いながらどしっと腰掛ける。
不注意にもこの時手に持っていた WellsFargoのバインダーを机の上に載せてしまう。
慌ててさっと椅子の下に隠したつもりが「Wells Fargoにするんですか?」とすかさず尋ねられる。
いいえと言うわけにもいかず、「はい。」と答えると「何故?」と聞く。

今までのバンカメ(Bank ofAmerica)の対応の悪さ、不便な支店間の動きをさっと話す。
対応してくれたマネージャーのTracyはバージニアから来た黒人女性。
丁寧に謝ってくれ何でここの支店に来なかったと聞く。
旦那が来たけれどきちんと対応してくれなかった旨話す。
ここでもさらに謝ってもらうが、そんなに謝られると何となく居心地が悪い。
予定の金額を引き出しチェックを作ってもらう。

Saving Accountを解約して全てWells Fargoに移そうと思ったが、
残ったCheckingに手数料がかかるようになってしまうとの事、
Tracyの対応が見事なものだった事もあって、とりあえず一部預け替えで今日はよしとする。
そのままWells Fargoへ。
作ってもらったCheckでSaving Accountを作る。事は簡単。
これで手数料は一切かからなくなったはず。

子供たちの中間成績が送られてきた。
研人:前回と全く変わらず。Mathの得意な研人だが何故かA+(100点以上)が取れない。
次回の目標MathのA+とする。
宏人:AからA-になったものがある。B+になってしまうのでは?との不安が少し。
本人もストレートAを目標にしているからこそ、頑張って上半期ストレートAを目指して欲しい。頑張れ宏人。
絵里:成績アップ。Englishの”A”がどうしても取れない。
この科目だけは本人もあきらめ気味。たいへんなのがわかるだけに何も言えない。

3人総じて成績は良い(私たちってハードルが低い?)。
旦那はただただ感心するばかり。
私も感心しきりだけど褒めてばかりもいられないよ。更なる努力を期待します。
油断は禁物、何にも手伝ってあげられないけれど静かに応援しているよ。

 

12/10(水)曇り

寒い。夜中も肌寒くて何度か目覚める。
それもそのはず、昨晩から何となく調子の悪かったヒーターが、ほとんどまともに作動しない。
室内の気温は12度ぐらいか。
空気孔からは冷たい風が吹き出してくる。

8時、不動産屋のCathyに電話し、メッセージを残す。
11時半~1時半、教会で英語を習っていた時の先生BettyとRaiko、
クラスメートの洋子さんと4人サンノゼ日本町の日本食レストランで昼食。
この夏尾てい骨を骨折して杖を突きながら出席のRaikoは80歳を超える女性。
アドバンストのクラスを教えていたBettyは元
小学校の先生でとても頼りになる陽気な方。
敬虔なクリスチャンのお二人のお話はいつも暖かく教えられる事がいっぱい。
そして最近病院の検査技師の国家試験をパスして就職先を探している洋子さん。
小さいお子さんを抱えてのカレッジ通い、
一見おとなしそうに見えるか彼女のどこに根性を信念が潜んでいるんだろう。

せっかくダウンタウンまで来たのだからと、サンノゼ豆腐で豆腐とおからを買って帰る。
子供たちにはしょうへい堂(?)のお団子。さすがカリフォルニア何でもある。

2時急いで帰宅するもヒーター修理の電話無し。再び不動産屋に電話。
ヒーター修理の番号(Thousand Gim378-4055)を聞きだす。すぐ電話。
こちらも留守電、メッセー ジを残す。

5時、いつになったら直してくれるのか?修理人の携帯番号を聞き出し電話。
強引に明日の予約を入れる。 まずはよくやったと自分をほめる。
それにしても快適な冬はヒーター、夏はエアコンのきいた室内に生活する私たち。
水道光熱費が高いと言いつつも何のありがたみも感じずに湯水のように使っている毎日。

私の子供の頃はヒーターで温度設定された部屋で寝るなんて考えられなかった。
家の水道も凍るほどの寒さの中で布団から出て着替えるのはつらかった。
そんな話をしても子供たちはただ笑うだけ。時代が違うのか。

夜中の寒さに備えて各人に布団を1枚ずつ供給。
これでもう1晩しのぎましょ。

 

12/11(木)曇り

寒いよ~。
予定通り修理人が来てくれることを祈り、カイロを身につける。

10時、ハンディーマンのTimが火災報知器を付けに来た。
しっぽ振り振り大歓迎の Teddy。
15歳の息子が犬を欲しがり先週の土曜日から生後2週間のPuppyを飼い始めたとうれしそうに話し出す。
今日はしっかり約束通りきたし、Teddyにもめちゃ優しい。
今ある火災報知器の他、キッチン・玄関・主寝室に新たに報知器を付けた。

犬の話がきっかけか妙に話しやすく、主寝室のお風呂の流れが悪い事、水がしっかり止まらないことを話す。
快く直してくれる。
(実際しっかり直っているか疑わしかったが、夜お風呂に入って確認。ばっちり直って快適。サンキュ)

3ヶ月前に建てたシェッドに下からの水漏れを防ぐためにシールを塗る。
ビスがいくつか抜けていた事も指摘。きちんとやりますと答える。
不動産屋のCathyにちょっと文句言ったのがきいたのかー?

10時半、ヒーターの修理人(Ebert?)が来た。またTeddyがおおはしゃぎ。
こう人懐っこくては困ってしまう。綱をつけておく事に。
しばらくボイラーのチェック。
主だった故障ではなく、プラグを入れなおしただけとか言ってたような・・。
それと全部クリンナップしたとか。
暖かい空気が思いっきり出ていて幸せ気分。
来週来てくださる江戸爺婆にも寒い思いをさせないですみそうだ。良かった。
これからは空気孔をできるだけふさがないようにと言われる。

クリスマスカードがぼちぼち来出した。でも旦那の会社関係ばかり。
夏にこの家に引っ越した事も数人の友達にしか連絡していない。
今年は住所変更のお知らせも兼ねて早めに出そうと思っていたのに、まだ1枚も書いてない。
久しぶりに出したオランダ時代の友へのE-mailは戻ってきちゃったし、
こうしてまた友だち失くしていくのか。。。

[そうだよ]

 

12/12(金)曇り

バッテリーを取り替えて調子が戻った車、昨日直してもらって暖かい室内。
文明の利器の恩恵を受けなければ普通に生活する事ができない私たち。

信頼できるスペシャリストが自分たちの周りにしてくれたらいいと思う。
医者、弁護士、車の修理工、ハンディーマン(よろずや)、警察・・・・。
3人の子供たちがこれらの一つずつになってくれたら便利だねと、旦那に持ちかける。
口がうまい絵里は弁護士、真面目人間研人は医者、機械物が好きな宏人は修理工、
時々絵の個展もやっちゃう修理工なんてかっこいい。
3人じゃ足りなかった。後はどうしよう。
絵里の弁護士はまあまあそこそこだけど、研人の医者では診てもらった後大丈夫かなと思っちゃうし、
宏人に直してもらった車では安心して走れない。
やっぱ子供たちに期待するなんて所詮無理な話。
いずれにしても良い人脈がある人は 何事にも心強いよね。

10時半、準子さん宅でLeland Highの日本人お母さんの集まり。
出席者:山口、鍵山、白岩、仁平、森、中山、各務、荒木、ホートン、亀山の9名。
中学の集まりとは 若干人が違う。
20年以上アメリカに住んでいる人、来たばかりの人。皆それぞれで面白い。
あっとい う間に2時間が過ぎる。
Teddyのお昼が気になるので先に失礼する。

4時、Teddy3回目の予防注射。
今日の注射はDHLPPとRabies。
体重は32パウンド(約15キロ)になっている。
前回より幾分慣れたのかお座りの姿勢で少しは待っていられる。
今日のテクニシャンは私たちもどうぞと中に入れてくれた。
2本の足の付け根にショット。その後細かい質問にも親切に答えてくれた。
うんちの検査も異常なし。
トレーニングの場所 Boarding Kennel(犬の預かり所)の値段等を聞く。
待ちに待った散歩解禁だが、薬が全体にいきわたるまで5日ほど待たなくてはいけないそう。
Teddyもう少しよと言って聞かせる。

絵里は高校での演劇を見に行く。
題材は”Antigone”英語のクラスで扱っているギリシャ神話。
これを見に行きクイズをパスするとエクストラポイントがもらえるとか。

 

12/13(土)曇りのち晴れ

今日の朝のTeddyの当番は研人。
起こされる事なく自分からさっさとTeddyの元にいく。それを見て私は再びベッドへ。
子供が大きくなるといいねー。

絵里10時半~3時、お友だちのMargretとサンノゼ日本町の敬老会のボランティア参加。
今日のお仕事はスタンドでスナックを配ったりサンドイッチを作ったりで
楽しく忙しいボランティアだったらしい。
昼食も支給されお土産にクッキーまでもらってご機嫌で帰宅。

4時、ベビーシッターをしているAllisaとMorgenへのクリスマスプレゼントを買い行く。
5時半、おいしいハンバーガーが食べたいと、Joney Burgerへ。
ジューシーで満足したが、VAのFuddruckersが懐かしい。

6時半、宏人とTeddyはお留守番。
絵里をEastgateでのクリスマスストッキング(靴下)へのプレゼント詰めのボランティアに出かける。
その後はアイススケートを楽しむそう。
研人はインドアサッカーゲーム。相手はまた1学年上のSunnyvale Spartans 90。

フォワードで登場したものの先週の様な切れのある動きが見られない。
コーチの声が飛ぶ。
先週のゴーリーがお休みで今週は仮のゴーリー。
全くゴーリーとしての務めが果たせず瞬く間に3-0。見てられない。
コーチからのゴーリー交代のコールを待ったが何もなし。
ひたすら研人が注意されている。
やる気の感じられない今日のチーム。
ゴーリーをやらせてもらえばと声をかけようと旦那が選手サイドに行くが
ふくれっ面の研人は見ようともしない。
コーチの話も聞いているんだか?かなりご機嫌斜め。

後半開始。またコーチの声が「Kento!~」「Kento! ~」と聞こえる。
振り向きざまのシュートを狙うが決まらず
(ここで決まっていればコーチの様子も違っていたはず)。
終わってみれば0-7。5点以上の差は表示されないから、もしかしたら0-8かも。
徹底的にもて遊ばれたゲーム。
試合後の研人は半泣き状態。
コーチが研人ばかり怒る。言っている事がころころ変わるからどう動いたらいいかわからない。
全部のフィールドを動き回れ・・・・・・などなど。
確かに見ていて気の毒なほどコーチに注意されていた。
しかし先週の動きを見たコーチが研人に過度の期待を抱くのもわかる気がする。
でもあのゴーリーで通そうとしたコーチだもの、考えている事がよくわからないな。
しかし研人には期待されているからだと言い続け、気分を持ち上げる。
まだまだ子育てはたいへんだ。

絵里をEastgateのアイススケートまで迎えに行く。
新しい彼は同じ高校ではなくGunderson Highに通う10年生のAndrew。ベトナム人だ。
この彼、おうちがめちゃめちゃ厳しくてとてもデートなんてできないらしく、
彼女ができたなんてことも親には絶対内緒とか。
AndrewもボランティアグループであるKey Clubに入っているので、
今日のアイススケートに来ていた。
絵里とAndrew二人仲良く滑る姿。
実際に手は繋いでいないものの、見えない手で繋がれている感じがする。
リングサイドでずっと見ている彼のお母さん。どう思うだろう?
リングからあがってきた二人に気安く声をかける私。
硬い感じのAndrew。お母さんの事を気にしているのか。

今の家の周りには極端に厳しく子供に制限を加えている親をしばしば見る。
何事 にも優先順位はお勉強。何かおかしい。。。
ちなみに、今日のボランティアの仕事は何故か無し。
持ち込んだストッキングに入れる小物も使わなかった。
どうもKey Clubってやっていることがいい加減みたい。

 

12/14(日)晴れ時々曇り

あと11日でクリスマス。今年もあっという間に終わろうとしている。

夏に引越しし て荷物整理も完全とは言えないままに年末。
昨年はクリスマスショッピングも頻繁に出かけたのに何の用意もしていない。

絵里はたくさんの宿題を抱えていても予定の多い週末。
午前中時間を惜しんで勉強。フーフー言っている。
宏人と研人は日本語の勉強。遅れはひどくなるばかり。
気にはなっているもののなかなか多くの時間をさく事ができない。
私はやっぱり怠け者。

昼からクリスマスツリーを飾り始める。
シェッドにしまってある相当量のクリスマスグッズ。
今の家では充分に飾る場所も無く、去年買った大きめのクリスマスツリーをリビングに飾るののが精一杯。
去年の作った大作(?)の家の飾りつけはどう考えても置く場所が無い。
仮に置けたとしてもTeddyが引っ掻き回すのではと考えると、今年はあきらめた方が良さそうだ。
そんなわけでクリスマス用品一式のダンボール数個は開けては閉めの繰り返しの重労働。
しかしリビングにツリーが飾られ一気に我が家もクリスマス気分。

7年ほど前からの子供たちの写真入りオーナメントも時代が感じられてとてもいいと、自己満足。
今年 はTeddyの写真も加わった。

2時45分、絵里再びAllisaとMorgenのベビーシッター。
忙しい中お金を稼ぐのもたい へんだ。
6時、予定より1時間早く絵里がReneeに送ってもらい帰ってきた。
Morgenが急に頭痛を訴え吐いたそう。
絵里もその始末でたいへんだったようで単にベビーシッターと言えども
いろいろしなくてはいけなくて、彼女にはいい勉強だ。
どんなに宿題がたいへんでも、チャットの時間だけは確保する絵里。
とにかく友達との時が一番大事な様子。

 

12/15(月)曇り

Teddyと遊んでいてまた上前歯裏のBite Buttonを折ってしまった宏人は、再び矯正歯科へ。
こんなに頻繁に折れてしまうのは困りもの。
宏人はTeddyとの遊びも一緒に四つんばいになって顔を付き合わせるから、
これからも起こる可能性はじゅうじゅうにある。
今度折ったら自分で予約を入れなさいよとは言っているものの、実際にはいつも私。
そろそろドクターも文句を言う頃かしら?

あ~やだやだ。

 

12/16(火)くもり

今週いっぱいで学校もお休みになる。
そして明日は江戸爺婆がいらっしゃる。

お布団の用意も部屋の掃除も中途半端。
一体今まで私は何をしていたのだろう。

宿題を終えた絵里とOakridge mallへお買い物。
お友達へのクリスマスプレゼントの総仕上げ。
10名以上のお友達にそれぞれの好みにあったプレゼントを探すのはとてもたいへん。
モールの中をすみからすみまで回る。
こんなに気前よく買っていたらすぐにお金がなくなっちゃうよ~。

一通り買い終えると時間はもう7時過ぎ。
モールの中のテイクアウトの中華を買って帰る。
旦那を待たずに4人で食事。買ってきた分では足らない。旦那の分まで食べる。
旦那に電話。「何か貴方の食べるもの買ってきて。」

旦那はスーパーの寿司を持ち帰る。かわいそうな食事。
その寿司までも食べようとする子。食事は家で作った方がよさそうだ。

絵里の買い物に振り回された午後。
日本語の勉強も食事の支度もできず、疲れきった夜。
でも少しクリスマスの雰囲気は出てきたかな・・?

 

12/17(水)くもり時々晴れ

江戸爺婆ご到着の日。

9時50分サンノゼ到着予定で旦那が空港まで会社からお迎えに行く。
家に着くのは12時ごろかと思いきや、10時半旦那から空港から
「会えたので11時には家に行く。」との電話あり。
のろのろと掃除をしていたので準備が整っていない。
大慌てで掃除機をかける。どこもほこりだらけ。。。
もう間に合わない。。。
どうしてこういつも私はぎりぎりにならないと動かないのかと、自分に腹を立てる。

Teddyもいつもと様子の違う私に一緒になって動き回る。
その姿が何とも可愛い。

11時、元気な様子でお二人がいらっしゃる。
Teddyも大歓迎。舐めまくり飛びつきの歓迎をする。
お土産だけでいっぱいのトランクを開ける。山のような日本食品。
どれもこれも日常すぐに使うものばかり。心づくしのお土産が本当にありがたい。
なかなか会社に戻ろうとしない旦那に早く社に戻るようにけしかける。

3時、子供たち3人学校から帰る。
宏人と研人は持ってきてくださったコミック”YAIBA”に早くも夢中。
おやつは早速日本のお菓子を楽しむ。

7時~8時、研人中学でバンドのコンサート。
黒のパンツに白ワイシャツネクタイまで締めての正装で出かける。
9月からバンドのクラスに入ってサックスホーンを吹いている研人の、初めてのコンサート。
1年目の研人はインターミディエットの部で演奏。
まだまだばらばらでとても心地よい音楽とは言えないが、一生懸命吹いている研人は素敵だ。
江戸爺がビデオを撮ってくれる。

8時半、帰宅していた旦那を含め皆で夕食。
お二人ともとても元気。
子供たちが寝たあとワインを飲みながら話し込む。
結局床に入ったのは12時半。
お二人ほとんど徹夜の状態。大丈夫かしら??

 

12/18(木)くもり時々晴れ

昨日から晴れてお散歩ができるようになったTeddyは、いつでも外の空気を吸えるので
子供たちの学校まで一緒に行く必要がない。
子供たちと旦那だけいつもの時間にそれぞれ出かけていった。

旅のお疲れが出たのか、なかなか起きていらっしゃらないお二人を残し、Teddyと朝のお散歩に出かける。
昨日とは違うコースを通ろうと家を出て右回りに家の周りを歩く。
この辺は歩いた事が無いのでよくわからなかったが、どこもここも行き止まりになっていて通り抜けできない。
早足のTeddyの息が荒くなり、水を持ってこなかったことを後悔する。
15分ほどの散歩のつもりが45分以上かかってしまった。

2日目の散歩はTeddyも外界に少し慣れたのかこちらの言うことをよく聞く。全くいい子だ。

12時半、まだ起きていらっしゃらない。
一番奥の絵里の部屋に寝てもらっているので全く物音はせず様子もわからない。
どうしたものかと心配になり旦那に電話。「起こしたほうがいい。」との指示で声をかける。
やはり時差はきついものだ。

3時、子供たち帰宅。
絵里はお友達のSteffanyとフランス語のクラブのパーティー
(ランチタイムで行う)で食べるクレープ作り。
フランス人の先生から教えてもらったレシピーで15枚のクレープを焼く。
用意してあったバター・小麦粉・砂糖を混ぜ2つのフライパンでせっせと焼く。
薄焼き卵の経験はあってもクレープ作りは初めて。
最初はほとんど形にならず失敗。それでも二人で楽しそうに焼いている。
一応 予定の枚数ができたのは6時頃。2時間以上かかっての完成だ。
バナナやチョコレートクリームをはさんで私たちにも試食させてくれた。

6時半、旦那帰宅。
にぎやかな夕食。
一どきに何人いっせいにしゃべっているんだろうか。
旦那はこの騒音が疲れるともらす事がある。
江戸爺婆も時差ぼけ中で普段とは違う大騒ぎ、めちゃくちゃ堪えることと思う。

あと一日で冬休みに入る。
絵里は冬休み間際だと言うのにたいへんな英語のエッセーの宿題もあり
宿題が終わったのが10時半過ぎ。
その後買い揃えたお友達へのクリスマスプレゼントのラッピングに追われる。
15個ものさまざまなプレゼントの包装は時間がかかる。
私も少し手 伝ってようやく終了。時間は12時。終業日前日は忙しい。

いつまでも騒ぎに参加、起きていたい研人を無理やりベッドへおくり出す。

 

12/19(金)くもり後大雨

さて今日は終業日。
サンタ並みの大袋とクレープを持って絵里は学校へ。
3人とも学校でそれぞれクリスマスパーティーがあったそう。
絵里はお友達からのプレゼントを抱えてきたが、正直絵里が用意したものより品物は安め。
ちょっと気前が良すぎたんじゃないかと思う。これも一つの社会勉強か。

宏人もクラスで行われた20ドル以内のクリスマスプレゼントの交換で、最低のプレゼント
(キャンディー3つ)だったそうでご立腹。
他の人はかなりいい物が当たったそう
(うちからは家にあった買い置きの女の子用のビクトリアシークレットのローション2本)。
自分のお小遣いから何か買おうとしていた宏人だが、無駄な出費が無かった事にはほっとしている。
それにしても上限20ドルとは誰に行くかわからないプレゼント交換としては金額が大きすぎるように思える。
旦那の課内パーティーでも、$15~$20だった。
さらに上限だけを設けているので、宏人のようなキャンディー3個(5ドル以内)の場合もできてしまい、
私としても不満が残る。

研人は3つのクラスで映画鑑賞。
これもまた不運な事に全部同じ映画”Lilo & Stitch”。
クラススケジュールが一人一人違うのでこんな事も起こってしまう。

江戸爺婆は少しこちらの時間帯になってきたのか、午前中にお目覚め。
昼食後Costcoに出かける。
とはいっても私の買い物ばかりでただ連れ回してしまっただけ。
まだ時間があるとほとんど何も買わずに帰る。

3時学校から帰った3人。
絵里はAndrewとデート。モールでクリスマスショッピングだって。
モール駐車場はいっぱいで停めるのに一苦労。
研人と私は友達の誕生日プレゼントを探しにモールでショッピング。
これが見つからずにTJ Maxまで出かける。
突然大雨となるし駐車場は混んでるしで、ショッピングするのもたいへんだ。
店にしてみれば今日明日が書き入れ時、混んでいるのも無理は無い。
絵里をモールに迎えに行きそのまま帰宅。えらく疲れたよ。

旦那は送別会で11時過ぎの帰宅。
爺婆今日は早めのご就寝。
明日からはみんなお休み。ゆっくりした(にぎやかな)クリスマスが過ごせるだろう。
ワインの産地Napa Valleyにでも行けるといいのだけれど。。。

 

12/20(土)雨

今年の家のクリスマスパーティーのプレゼント交換は5ドルを上限とした
(確か昨年も5ドルだったような・・・)。
今年はおじいちゃんおばあちゃんがいてくれるので、さらに楽しいパーティーになる事だろう。
そのプレゼントの買出しに7人で出かける。

車の中で誰にあげるプレゼントかを決めるくじ引きをする。
まずは穴場と思われるドラッグストアーとMarshealsへ。
7人がばらばらになって必死にプレゼントを探す。
今年は子供たちが皆それぞれに別にプレゼントも考えているようなので買い物も一筋縄ではいかない。
が、ここでどうもいろんな事がわかっていない末っ子研人は
お財布も持ってきていないことがわかり、兄弟にばかにされ、いつものように少しばかりすねる。

研人に20ドルを貸し研人もお買い物開始。
江戸婆のリクエスト”マクドナルド”で昼食。
次に何でも屋のスーパーTargetへ。
3時15分レジ集合と決め、7人散って再び買い物開始。
車がないとろくに買い物にも出られないアメリカではこうして家族にあげるプレゼントまでも
家族で車に乗って買い物に行かなくてはならない。
さらに今週末の店はどこ もごったがえしているが、
それもクリスマス気分を高めてくれる前夜祭みたいなもので、
お祭り好きの私にはまんざら悪いものでもない
(長~いレジスターの列はうんざりだけど)。

3時半、研人は雨の中近所の友達Jamesの誕生日パーティーへ、昨日買ったプレゼントを持って出かける。
私たちはそれぞれ各部屋に散りプレゼントの包装。
こそこそ誰にも見られないようにする包装がまた楽しい。
お腹がすかないと言われながらも6時に夕食。
誕生日会を早めに引き上げてきた研人のインドアサッカーゲームは8時から。
出かけるぎりぎりに帰ってきた研人はぐずぐずとサッカーの支度。
様子がおかしい。 きつく問いただす。

”頭が痛い”!!!

先週コーチからの怒られっぱなしの記憶がよみがえったのか、楽しい気分が急降下、
パーティーで大騒ぎの疲れもあるのか頭痛で声も出やしない。
6時に家に電話をしてきた時にはすでに頭痛があったとか。
何で早く帰ってこようとしなかったのか?腹立ちながらも車内でMortrinを飲まし会場に向かう。

江戸爺婆・宏人も一緒。絵里 (サッカーに興味なし)とTeddyは留守番。
行ってみれば選手が充分に集まらず(来たのはたったの4人)
他4人の選手の兄弟たちが参加のお遊びゲーム。
ゲーム前の練習もなしの忙しい思いをしてのこのゲーム。
クリスマス前のこの時期人数も集まらず、何できちんとした対応ができないのか
コーチGregに今また不信感が沸く。
でも100%満足のいくチームなんてあるはずないわよね。

研人の動きは・・・精彩にかく動き。
文句を言う私(コーチへの不満もぶつけた感じ ・・反省)、
ふてくされちらと涙を見せる研人。
不満足の展開。
研人のかっこいいところを、おじいちゃんおばあちゃんに見せたかったのにー。

 

12/21(日)くもり

サンノゼダウンタウンにあるエジプト博物館(Rosicrucian Museum)へ。
研人の世界史のエクストラホームワークでこの博物館に行きレポートを書こうという課題があり、
私たちは5,6年前に行った(この時は柏爺が一緒だった)事があったが、
研人はほとんど覚えていないので、この機会に江戸爺婆を連れ立って出かける。
絵里と宏人は行きたがらずお留守番。

博物館に入る(入場料大人9ドル、シニア・学生7ドル)無料だったスミソニアンと比較、高いぞ!
それでも解約済みのAAA(アメリカのJAF)会員券を出し、1ドル値切る旦那。

すぐ右手に衝撃的なMummy(ミイラ)が横たわっている。
レポートの項目にそってギャラリーABCDと進む。
途中研人と私はTomb(霊廟)のガイドツアー に参加。
紀元前2000年のピラミッド内の話は興味深い。
一度は行ってみたいエジプト。
その土地に立った時何を思うのか、自分で自分に興味がある。

博物館を出て館の中庭をぐるっと散歩。
椰子の実の大木からたくさんの細かい実が落ちている。
爺婆が植物の名前をよく知っているのに今日も驚かされる。
研人「日本では学校で教わるの?」

昼食をとらずに博物館に入ったので、ひどくお腹がすいた。
3時半、以前行った事がある、本格的なメキシカンレストランへ。
わけのわからない冷シーフード前菜(おいしかった、家で作れたらいい)、
スープ大皿(前よりおいしくない、ちょっとがっかり)、
ファヒータ(まあまあ)、ブリトー (研人はおいしいと、ぱくついた)を5人で分ける。

満腹で家に帰る。 絵里と宏人はカップヌードルのお昼。
すでにお腹もすいた様子なので夕飯を用意。
しかし私たちは腹いっぱい。入るのはワインとアイスだけでした。

江戸川台から持ってきてもらった旦那他宏司さんや真ちゃんの昔のビデオを鑑賞。
声は入っていないもののよく映っていて子供たちも興味津々。
だけれどその日の研人の日記にはこう記されていた
正直な感想だろう。

<お父さんの5~6歳のビデオを見た。何だか不気味。>

 

12/22(月)くもり時々晴れ

今日も朝からクリスマスショッピング。

5ドルのプレゼント交換用のプレゼントもそれぞれにあげるプレゼントも皆充分でなく
二手に分かれてショッピング。
研人は連日の睡眠不足がたたってか、眠い眠いと元気が無い。
しかしショッピングには出かけたいらしく、旦那・宏人のWalmart・Tower Record組へ同行する。
が、結局調子が悪いらしく車の中で横になって寝ていて一歩も外には出なかったそう。

江戸爺婆・絵里と私はOakridge Mall・Michelsへ。
こちらはさらに爺婆と絵里私とに別れショッピング。私達はめぼしい店を足早に回る。
MacysでLinda(Scottのママ)に偶然会う。1年ぶりの再会。CAに帰ってきたなとまた実感する。
1時間ほどの持ち時間だったので江戸爺婆には短すぎたショッピングだった様子。
Searsしか行けなかったそう。

旦那とは携帯電話で連絡を取り合い次の集合場所を決める。
クリスマスパーティー用のクラフト用品を探しにMichelsへ。
今年はペイントではなく、ビーズのセットをいくつか買う。

研人は全く買い物できず、他の人もまだまだ見つからないと困り顔。
ひとまず昼食を取ろうと家に帰る。
全てのショッピングが終わった絵里を残し、再び出かける。
研人も車の中でぐっすり眠れて元気を快復した。

不動産屋のCathyへのクリスマスプレゼントのチョコレートを届けて(Cathy不在)、 今度はWestgate Mallへ。
Rei・Anymountainをくまなく回った後、モールを必死になって歩く。
時間がもうあまりない。
江戸婆の万歩計によれば今日は1万歩以上歩いたそう。爺婆はさぞお疲れだろう。

時間はもう6時半を回っている。夕飯はどうするのよ~。
絵里に電話「冷凍のピザをオーブンに入れておいて。」
子供も大きくなったもんだ。
昼食は勝手に食べてとか、ピザを焼いておけとか、ご飯といておいてとか、なかなか便利に使える。

帰宅後ピザにおそばのかわら焼き(九州の名物だそう)と言うすごい組み合わせのディナー。
皆おなかペコペコでよく食べた。
いつものように1ドル99セントのおいしいCharles Shaw
(ユナイテッド航空の ファーストクラスで出されていた高級ワインだそう)を楽しむ。
こんなにおいしくて 1.99だもの他のワイン買えないよー。

 

 

12/23(火)くもり後雨

明日はもうクリスマスイブ。
子供達は今年のクリスマス会はイブにやるのかクリスマス当日にやるのか盛んに気にしている。

去年のクリスマス会は12月25日ホワイトクリスマスでとてもムーディーなものだった。
家でのパーティーも大いに盛り上がり今まで一番楽しいパーティーだったと言っていた。

買い物も大方終わり、残るのはサンタの帽子に飾り付けをするコンテストの用意
(サンタの帽子が思いの他高くて却下)、ジンジャーハウスの材料、
そして明日あさっての食料品。
旦那と二人行きなれない大きめのスーパーに出かけるが、材料が揃わず近くのSafe wayに寄る。
するとそこには歩いて買い物に来た江戸爺婆と研人の姿。
お金が乏しくなった研人はビンに入ったコインをお札に換えようと銀行に持ち込む。
しかしこっちの銀行のやることで、ロールにするための袋をいくつか渡され
自分で数えて持って来いと言われたそう。・・・両替機がないのかしら?何とも不親切。

クリスマスショッピング完了。明日からさらにクリスマス祭りの始まりだ。
が、今年からはもうサンタクロースは家に来ない。
我が家のベービー研人もその存在を知ってしまって、
今まではらはらどきどきしながら置いたサンタさんからのプレゼントがなくなり
何だか寂しいのは親である私のほう。

 

 

12/24(水)雨

朝方、敦夫兄との電話で、柏の父の手術が無事終わった事を確認。
葉子姉は病院に泊まっているそう。

今週日曜日(12/21)父本人から「今から腸閉塞の為入院する。」との連絡を受けた。
声は張りがあり病人とは思えない元気な声。
ここ数週間胃痛に悩まされていたそうで投薬が効かず入院となった模様。
父は一人で入院の準備、家の始末をして出かけた模様。

火曜日(23日)姉の携帯からメールをもらう。緊急手術。
手術は仮の人工肛門を取り付けるものだったそう。
これによって詰まった状態を脱却する事ができるそう。
本格的な治療の手術は体力の快復を待って行うという。

夕方葉子姉と電話で話す。
手術を終えた翌朝、4時ごろからようやく眠れるようになりずいぶんと元気な声が出るようになったそう。
落ち着けば食事も取れるようになるとのことで少し安心する。

クリスマス・お正月を病院で過ごさなければならない父。
受験生を抱えながら病院通いの姉。何もしない自分。

ごめんなさい。

今日はクリスマスイブ。
あいにくお外は雨。絵里が言う"That's ugly.(醜い)"
本当 ホワイトクリスマスとは大違いだ。

ツリーの下にぎっしりと置かれたプレゼントの山。
このプレゼントをどんな風に開けていこうか。天気とは関係なく大いに盛り上がろう。

遅めの朝食を取った後、すぐにゲームを開始。
まずは七並べ。そして婆抜き、うすのろまぬけと続く。
各ゲームの1位の人は景品の入った大きな袋の中から見ないで自分の分と2位の人の分の景品を取る。
今年は予算縮小の為チョコレートの景品ばかりでちょっと面白みに欠ける。

各ゲーム7位まで記録し総合優勝も決めることに。
普段 カードゲームなどしていない江戸爺婆は子供達の説明に必死に耳を傾けなかなか出足好調。
うすのろまぬけでは江戸婆の健闘が光る。

カードゲームに飽きた所で卓球大会予選。総当たり戦で行う。
予選順位①旦那6勝 ②研人5勝1敗 ③宏人3勝3敗 ③私3勝3敗 
⑤江戸婆2 勝4敗 ⑥絵里1勝5敗 ⑦江戸爺7敗 上位4人が明日の決勝リーグへ。
江戸婆ちゃんの卓球のうまさに皆感服。
全勝の旦那はタイにもつれ込んでの辛勝だったし、私は簡単に負けてしまった。
もう何年もやっていないであろうに普段やっていたら私達は誰も太刀打ちできない事だろう。
江戸爺ちゃんはどうもコート(?)もラケット(?)も小さすぎたようで
テニス感覚から抜けられないうちに敗退。

江戸婆は裏庭にできたオレンジとレモンもどき
(グレープフルーツもどき?その実態はわからない)でママレードを作る。
何回か茹でこぼしあくを抜き煮詰めるらしい。
さらに皮で砂糖漬けも作ってくれた。さすが江戸婆何でもできちゃう。
(嫁としては つらいです。これ本当の話)

ディナーは手巻き寿司。
佐藤さんが届けてくれたお刺身を切り分け、他に卵・うなぎ ・納豆など
CAは便利なところ結構それなりに揃ったわい。

ここで5ドルのプレゼント交換
一つ一つプレゼントを開け誰に行くプレゼントか当てる。
それぞれが手に入れたプレゼントは以下。(提供者)
江戸爺:マッサージ器(宏人)
江戸婆:ランチョンマット(私)
旦那:ネクタイ(研人)
絵里:5本指ソックス(江戸婆)
宏人:飛行機のカレンダー+1ドル(旦那)
研人:ウエストバック(江戸爺)
私:5本指ソックス(絵里)
どれもこれもこれで5ドル以内かと思わせる素敵なプレゼント。
皆一生懸命躍起になって探しただけの事はある。
みーんな大満足の楽しいプレゼント交換だった。

そしてさらに食事をしながら魚の名前をリストアップするゲーム開始。
持ち時間15分。各人紙に魚の名前を列挙する。
日本語・英語は問わない。実際にあるかどうかの チェックは電子辞書に載っていればOKと言う事に。
さらに他の6人が挙げていない魚を書いた人には2点が付く。
①江戸爺37点(優勝候補通りの余裕の勝利、時間があればまだまだかけた感じ。魚へんの漢字の羅列が面白い。)
②私36点
③宏人32点(英語ばっかり。専門的な名前が多く、辞書で調べる頻度大。
さらに辞書に載っていない名前も多々あり、宏人は不満顔)
④江戸婆
⑤旦那(31点で、何で5位じゃい。2点狙いが功を奏した)
⑥絵里16点
⑦研人8点(ほとんど何も知らない状態。手巻きの具の卵が魚の項目に!!
「だって魚に見えるじゃない!」といたって真面目に応酬する。今度は一緒に卵焼きを作ろう。)

食後はオランダメモリーゲーム。
オランダにちなんだ絵柄合わせの神経衰弱だ。
これはもう子供達の天下。何でそんなの覚えているのというものまでどんどん手に入れていく。
毎年日増しに取れなくなって私はこのゲームが嫌いになった。
1位を研人、宏人・絵里・旦那が同率2位。旦那は最後まで良く健闘した。Cheers!

一日中ゲームして食べて飲んでの大騒ぎのクリスマスイブのパーティー。
ツリーの下のプレゼントはまだ半分も開けられていない。

お楽しみパーティーはまた明日も続く。

 

 

12/25(木)雨時々くもり

Merry Chrismas!!

ゆっくりとした朝を迎える。
サンタさんがいた去年までは宏人と研人は早起きしてプレゼントを確認。
早い時間から子供達のはしゃぐ声が聞こえたもんだ。
確実に子供達との時間が少なくなっていく。

朝食後江戸爺はベッドでお休みになる。
薬の副作用だそうでめまい等が起こるらしい。
毎日すごい量の薬を飲む江戸爺。日常ではない騒ぎでお疲れも出たのだろう。

江戸爺が休まれている間、私達は”UNO”をする。
そして1位2位は自分宛てのプレゼントを開けられる事にする。
さらに卓球のファイナルも行う。

決勝リーグは11点2セット先取の総当たり戦とする。結果は以下の通り。
1位 研人3戦全勝
2位 私2勝1敗
3位 旦那1勝2敗
4位 宏人3戦全敗
研人のうまさが光る。
旦那は私に負けた事をやけに悔しがる。
宏人は少しふてくさる。

昼過ぎ江戸爺も元気快復でゲーム再開。
ツリーの下のプレゼントも数えるほどになってきた。
ケーキ作りを始める。
パウンドケーキはケーキミックスを使い、混ぜて焼くだけの簡単なもの。
といってもこのケーキミックス使ったことがないし、今の家のオーブンでケーキを焼いた事もない。
どんなものになるかもわからず説明書の通り子供達と作り始める。
ケーキの材料も一体どこにしまったかキッチンの隅々を探し回るがクリームを絞る道具が見つからず。
普段やっていないとちょっとした事でもたいへんだ。
焦げ臭いにおいがして予定より少し早くケーキを取り出す。
いったん膨らんだケーキが平たくなっている。型から取り出すと底はまる焦げ。
大小2つとも焦げ焦げだったので底の部分をこそぎ落とす。何だかすごい事になってきた。

宏人と研人が2つのケーキを重ねホイップした生クリームを全面に塗り、
苺とバナナを飾りつけ、仕上げのクリームも添えて一応ケーキの出来上がり。
とてもおいしそうなケーキとは言えないが子供達に自分達で作ったケーキに満足げ。
早くしないとくずれてきちゃうと急いでろうそくを立てケーキ再びクリスマスを祝う。

祝った後は即食べよう。
包丁を入れるがケーキが硬くしまっていてなかなか手ごたえがある(手ごたえのあるケーキって?)。
これがパウンドケーキか?それでもみんな 「結構おいしいよ」と、にこにこケーキをほおばる。
皆で作って皆で食べると何でもおいしいね。
あっという間に2段重ねのケーキを食べきってしまった。さすが亀山家。
*この家オーブンは温度が高めである事を再認識。レシピーより30~50度ほど下げて使うのが良いようだ。

さらにゲームが続き、ビンゴ、UNO、七並べでゲーム終了。
総合結果発表。

1位 旦那
2位 私
3位 研人
4位 宏人
5位 江戸婆
6位 江戸爺
7位 絵里

最後に江戸爺に抜かれ最下位の絵里、景品も1回しか取れず、大笑い。
最終戦の7並べでは優勝争いの旦那と研人の戦いが見ものだったが
研人が早々につぶれ脱落旦那の手に優勝旗が・・・(そんなものはない)。

さあ、残りのプレゼントを全部開けましょう。
本当にみんなそれぞれに相手の事を良く考えて買ってある。
私は絵里からカーディナルのガラスの壁掛け、
宏人からカーディナルのオーナメント、
研人からは電卓(これは急きょの策、いい物が買えなかったそう)、
江戸爺婆からは有難いカードとともに、真っ白なアジサイの鉢植えを頂いた。
どれもこれも心温まるプレゼントに感激。

忘れてしまわないようにそれぞれゲットしたプレゼントを書き留めておこう。
江戸爺婆・・・光に当てると輝く置物(絵里)写真入れオーナメント、ワイン(アメリカの5人)
江戸爺・・・パジャマ(旦那+私)帽子(研人)
江戸婆・・・スポーツシャツ(旦那+私)ブックマーク(宏人)ポプリ(研人)
旦那・・・帽子(江戸爺婆)、コの型枕(私)、車用充電式マグカップと懐中電灯(絵里)、スキーオーナメント(宏人)
絵里・・・ヘヤー用コテセット(私)、CD ”The Ataris ”(宏人)、シャワー用ラ ジオ(研人)
宏人・・・ベルト(私)、CD”Thrice”(絵里)、レーザーライト(研人)
大きな箱に赤ちゃん用のおしゃぶりがぽろっと入っていてそれを見て大笑いの皆
(宏人はおしゃぶりが大好きだった)
中に詰まったティッシュを取り出すが他に何も入っていないので騒ぎ出す宏人。さらに皆大笑い。
そこで研人「箱を良く見てよ。」と箱を壊しかける。
すると箱の中が2段になっていてその下に本当のプレゼントが。。。
研人のジョークにまた皆大受け。
研人・・・コロン(私)、帽子(絵里)、コンピューターゲーム(宏人)
このほか、子供達は江戸爺婆から有難い大枚を頂いた。
皆みんなありがとう。

オープンプレゼントが終わって、焼肉パーティー仕上げは焼きそばだったんだけど
重たいケーキのおかげであまり食べられず。
こうして楽しいクリスマスパーティーは終わった。

やろうと思っていたジンジャーハウスコンテストやビーズのエンジェル作りはできず、
明日明後日に持ち越すことに。

 

12/26(金)晴れ時々小雨

久しぶりに晴れ間が見えたので、江戸爺婆・旦那・宏人・研人は”ANO NUEVO STATE PARK”へ。
このパークはゾウアザラシの繁殖地で、以前一度だけBoy Scourtで訪れたことがある。
たまたま届いた雑誌で12月中旬からが繁殖の旬と知り、出かけることにした。
前日に電話したところ、予約は満杯で、キャンセル待ちをするしかないとの事。

公園入り口のゲートですでに14台の車(30人ほどか?)が、今日の入場のキャンセルを待っているとの事。
あきらめてドライブすることにした。
メインゲートの少し北に、ハイキングコースの入り口があったので、そこから歩くことに。
海に向かってしばらく歩き、波の荒い海岸線を南下してみる。
すぐにメスのゾウアザラシが波間に見え隠れするのを発見。
足場が悪いので爺婆を残し、釣り人のいる高台まで南下すると、
ちょうど漁から戻ったのか、こちらに向かって波打ち際を移動中の中型の雄ゾウアザラシに出くわす。
子供達は双眼鏡で、旦那は200mmの望遠レンズで、この姿を観察撮影する事ができた。

帰りには海際の高台にあるBakeryで昼食。
クラムチャウダースープと白身魚のフライ (Fish & Chips)をたいらげ、
波間に見え隠れする無数のラッコを観察。
途中Santa Cruseの海岸線を走り、帰路に着く。

10時半、絵里はお友達と映画を見に行く。
今日は2本映画を見るそう。1本はDavidのクリスマスプレゼントでおごりだって。
高校生って楽しそう。
帰ってくる時間はわからず電話がかかってくるかと私は買い物にも行けない。
みんな出かけちゃってTeddyと二人。何だか静か過ぎて気持ちが悪い。

4時過ぎ、象アザラシツアーの一行が帰ってきた。
絵里からはまだ何の連絡もない。

6時、Moneのママから絵里は帰ってきているかと子供の帰りが遅い事に心配して電話がかかってくる。
見たであろう映画の終わる時刻をWebでチェックしてあったので、もう30分位待ってみましょうと話す。
何の連絡もなくこんな時間まで・・遅すぎる。

6時45分、お迎え要請の電話あり。旦那が迎えに行く。
どんなに親が心配したか。連絡を一回も入れないようでは次回から映画には行かせない様にする。
携帯はモールの中では通じないので必ずこちらに電話を入れる事を約束させる。
「わかった。わかった。。。」と生返事の絵里を引きとめしつこくお説教。
今週のお小遣いはなしとした。

さんざん心配していた旦那からのお小言はなし。絵里に怒る役は大体いつも私なんだから。
ちなみに絵里の見た映画はトムクルーズの”The Last Samurai”と
” Cheaper by the Dozen”。
どちらも長編で5時間以上映画を見ていたことになる。

夕食後子供達はビーズでエンジェル作り。
3つのキットの最初の一個ずつは説明書通り作ったが
その後色を変えたり少しデザインを変えてみたり次々と可愛いエンジェルが出来上がって行く。

9年前の12月26日私と子供3人はアメリカに来た。旦那はその1週間前。

明日からアメリカ生活10年目。

 

 

12/27(土)晴れ

久しぶりにカリフォルニアの青い空が大空いっぱいに広がる。

明日はもう江戸爺婆は日本に帰ってしまう。
どこもお連れできずに、ただ大騒ぎの時が流れた。

お二人の本来のお買い物も今日が初日。
天気が良くてもったいないようだが買い物に出かける。
TJ Max-See's Candy-Ross-Tuesday Morning-Cost Mervyn'sと回る。

アフタークリスマスセールを期待していたがそれほどでもなく、爺婆はCostcoが一番の様子。
モールもゆっくりと行かれたら良かったがそれもかなわず、一体1週間何をしていたんだろう。
せっかくお越しいただいたのに、ホントどこにも行かれずに失礼しました。

夕方、子供達はジンジャーハウス
(グラハムクラッカーにフロスティングを塗りキャンディーで飾り付けをして作るお菓子の家)を作り出す。
フロスティングの種類が違ったのかうまくくっつかない。いらいらする子供達。
宏人はあきらめてバリバリと食べ始める。
絵里もあきらめて完全に分解。
研人はそれでも諦めず塗り捲り家の形にする。そしてしばらく置いてから飾りつけ。
素敵なジンジャーブレッドのジンジャーハウスができました。
庭には雪・焚き火・ステップまであってなかなか素敵なハウスの完成だ。

さらに子供達は今日もエンジェル作りに夢中。
絵里は来年フェスティバルでエンジェルのブースを出したいとまで言い出す始末。
研人は今日買ってきた大き目のピンとビーズに挑戦。
ピンの形が違って工夫を要したようだが見事に完成。
良く頑張った研人にみんなから拍手のご褒美をもらった。

江戸爺はお帰りのお支度。もうトランクにしっかり詰めて。。。

 

 

12/28(日)晴れ

抜けるようなカリフォルニアの青い空の下、江戸爺婆が日本に帰ってしまう。

9時半、家を出て空港に向かう。出発は12時5分。子供達は家でお別れ。
新しくなった空港は少し勝手が違ってわかりにくい。
カウンターでチェックインの後はすぐに搭乗者のみのチェックインとなる。
江戸婆が何故か引き止められて身体検査をされているのが遠くに見える。
テロの警戒もワンランクアップのオレンジとなって、空港は厳しい警戒体制になっているのだろう。

本当にとっても短い10日間でした。
Teddyにかこつけておかまいできなくてごめんなさい。
今度いらしていただく時には是非ヨセミテにお連れしたいと思います。
いいクリスマスをありがとうございました。

帰ってくると子供達は相変わらずエンジェル作り。
これじゃほんとに天使屋さんになっちゃうよ。

家の中を少し片付けたが、何だか妙にがらんとしている。
一気にクリスマスも終わったようで何となく家族全員虚脱状態。
せっかくのお天気なのに公園へも行かず、洗濯しただけ。

1年の最も心躍る時期が終わった。

柏爺の様子はずいぶん落ち着いてきた様子。
少しずつ食べられるようになっているとの事でちょっと安心。

 

 

12/29(月)雨

朝から雨風が強く大荒れの天気。
旦那はいやだいやだと言いながら会社へ。
窓から見えるPine Treeが大きく揺れ、雨が激しく窓に打ち付ける。

Teddyはそれでも外に出たがり(やはりTeddyは犬だった!)その度にびしょぬれの体を拭いてあげる。

久しぶりに日本語のお勉強。
今までただ一人遅れないで日本の学校と同じペースで進 んできた研人の勉強が、ここに来て遅れがち。
学年が進みなかなか思い通りに学習が進まない。

3時、絵里とMargretをモールに連れて行く。
前から望んでいたスタジオでの写真撮影。
私はみかさんの家へおしゃべりしに出かける。
VAにいた時もE-mailで頻繁に連絡を取っていた彼女とは、とてもいいお友達。
旦那のTonyが2年前に解雇になり、彼女もたいへんな時を過ごしたけれど、
今は旦那の収入も安定し家とは別に持っていたコンドーも売れて彼女の運が好転してきた感じ。
明るい話し振りの彼女に私も楽しくなる。

6時、絵里とMargretをChili'sのレストランまで連れて行く。
今日は仲間が多くこのレストランに結集するそう。
絵里はそのままMatgretの家にお泊りする。

 

 

12/30(火)雨時々くもり

年末の日本は忙しいのかしら?
大掃除なし、おせちの準備なし、門松の用意なしの年末。

Teddyを連れ、えさを買いにPet Clubへ。
何にでも興味を示しコントロールがまだまだたいへん。
宏人と研人が交代で綱を握る。
35LBS(約16キロ)のえさはどの位持つのだろうか。

その後Sat Tressaの図書館に行きビデオの延滞料8ドルを支払う。
この図書館には日本の本やビデオがたくさんあった。
”らせん(リングの続きにあたる)”を見つけた。思わず借りる。
しかしながら歩いていけた近くの図書館が閉館になったのは残念だ。
子供達もレポートの資料集めを勝手に行ったり来たりしてできなくなった。

Teddyを家に降ろし、3人でTargetへ。
もうすっかり品揃えが変わった店内。
アフタークリスマスセールも残り物ばかりでめぼしいものなし。
宏人が欲しがっていたラジコンカーも売り切れ。
代ってプレーステーションのゲームを研人と2人で買っていた。
戦争物で私は嫌い。男の子ってどうしてこんな物に興味があるのかしら。。。

早々にお帰りの旦那様と一緒に夕飯。
そして皆で”らせん”を見る。

恐い。

 

 

12/31(水)くもり

ついに大晦日。
今年も全く大掃除無しでこの日を迎える。

さらっと新年を迎えようと思ったけれど、少しはかまぼこも食べたい?かなと、
絵里と三ツ和(旧ヤオハン)に行く。
50ドルで簡単なおせちのセットが売っていたけれど、誰も喜びそうにないので購入せず。
かまぼこ・伊達巻・黒豆だけでよしとする。

3時、三ツ和から戻るともう旦那様が帰っていた。
会社にもほとんど人がいなくて仕事にならないそう。
どうせなら休みにしてしまえばいいのに。

5人でNicole Kidmanの”The Others”を見る。
Nicole Kidmanがめちゃきれい。
けれど英語がよくわからず。
子供達に細かい説明をしてもらってようやく話の内容がつかめる。
あんなぼそぼそ英語わかんないよ。
難しい映画はストレスだ。

6時から紅白歌合戦がテレビで見られる。
こんな事は10年目にして初めて。

明日のお雑煮のほうれん草を買ってくるのを忘れた。
旦那にSafewayまで買い物を頼む。
せっかく最初から紅白を見ようと思っていたのにと嫌がる旦那。
無理に行かせてしまった。

夕飯は年越しそば。
手打ちそばが手に入ったよ。
Costcoで買ってあったぷりぷりした海老のてんぷらを添えての豪華版。
(*江戸川台のお母さん、これでてんぷらが食べたいと言っていたのにお出ししなくてごめんなさい。)

紅白はずいぶん長い時間やっていたけれど子供達はほとんど興味なし。
数年前までは紅白のビデオをずっと座って見ていたのに・・・。
その後ゆく年来る年も放映。
3時間前のニューヨークの放映も交互に見て各地の年明けの様子を知る。

あっという間の2003年。
子供達も学年が進むごとに1年が短くなっていっていると言う。
さあ、2004年はもうそこに。

外では花火の音が轟き始めた。

さようなら、2003年。