2012年10月17日水曜日

那須烏山 蕎麦と鮎

栃木と茨城を行ったり来たりの生活で、<うち>という言葉は使えない。夫との会話の時、あっち持って行くとか、家に行ったら・・・と言っても、何処の話か分からなくなる。なので、栃木をhome、茨城をawayと呼ぶ事にした。ホント水戸の家はaway。狭いマンション暮らしで、生活用品も必需品だけで知り合いもおらず、まだまだ水戸は我々にとってawayだ。

栃木の自宅(ホーム)から茨城のマンション(アウェイ)までは、北関東自動車道を使えば1時間ほど、一般道でも1時間半から2時間である。行き来するには適度な距離かな?

三連休の最終日(10/8)。この日は決まった道を行き来するのもつまらないと、ホームから那須烏山を通ってアウェイに戻る事にした。
八溝そば街道を北上。1年前にこの地を訪れた時は、街中にある松月庵に入ったが、松月庵も美味しかった。さて今日はどんな手打ちが食べられるか。

那珂川町にある<そば処 一徳>に行った。

山菜揚げ玉蕎麦 1000円






那珂川町産の玄そばを石臼で製粉し、毎日使用分だけのそば粉を作っているそう。香り高い腰のある手打ちそばを賞味堪能。










そば街道から少し脇に入ると、そば畑が広がる。花のピークは8月下旬から9月とか。今は少し黒くなった白い花。これから実になり、新そばの季節がやってくる。
そば街道からさらに北へ。那珂川町馬頭温泉近くの<高瀬観光やな>を訪れた。

鮎は8月~10月。初めて”やな”での採りたて天然鮎をいただいた。



塩が効いてて美味っい~!
満腹幸せを感じつつ、栃木を離れ、茨城へ向かった。

お昼前にホームを出てきた私達だったが、どんどん日が暮れていく。
那珂市に入った。水戸はもうすぐそこ。


秋の日の夕方、森閑とした佇まいが、妙に心を和ませてくれる。
今日はろくにテディの散歩をさせてない。。。<常陸二ノ宮  静(しず)神社>に立ち寄った。
暑かった一日も終わりが近づき、風も冷たくなってきた。

<常陸二ノ宮 静神社>は、
9世紀前半に建てられたと言うが、さらに1667年水戸光圀公が本殿・拝殿等を造営した。しかし、その後焼失。1842年徳川斉昭により再建された。水戸藩との結びつきが強く、徳川家の祈願所でもあったそう。



<常陸二ノ宮 静神社>は9世紀前半に建てられたらしい。


栃木と茨城。
それぞれの田舎町に、それぞれの味わいがある。
食に自然に歴史・文化・・・・。
季節が変われば、見える物も全く変わってくる。
今後も自分の足で歩き、そして感じたい

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