2021年12月24日金曜日

下野三十三観音霊場

クリスマスを迎える頃になると、何故か唐突に一年を振り返るようになる。

8月の足首の靭帯手術後、リハビリの散歩と下野三十三観音巡りが始めた。当初はどうせ歩くなら知らない土地を歩こう、観音様に手を合わせるのも悪くないと軽い気持ちで出かけて行った。それがいつしか、社寺に行くだけで心安らぎ、そこに咲く花や木々が愛おしく、何百年も前にここで手を合わせていた先人たちをも感じるような気がして来た。すでに無住のお寺もあったが、各々の社寺のもつ魅力は千差万別でどんどん魅せられていった。

社寺で手を合わせる時、以前はお願い事をしていたように思う。しかし多くの社寺を詣でるようになって、「ありがとうございます」の感謝の言葉だけになった。不思議な力が社寺、霊場にはあるものだ。

あまりに一気に回ったので、記憶がどんどん曖昧になっている。

夫の記録を元に、整理を始めた。

⭐️マークは、お気に入りの寺院。

《下野三十三観音札所参拝履歴一覧》

  1 ⭐️日光山 清滝寺 千手観音 日光市清滝 2021/10/21



  2 ⭐️鉢石山 観音寺 千手観音 日光市上鉢石町 2021/10/15


  3 ⭐️日光山旧本宮 四本龍寺 千手観音 日光市山内 2021/11/26


  4 星顕山 如来寺 聖観音 日光市今市 2021/10/29


  5 ⭐️岩戸山 観音院

佐貫観音 聖観音 塩谷郡塩谷町佐貫 2021/11/17  写真は磨崖仏


6 鶏鳥山 円満寺 如意輪観音 塩谷郡塩谷町船生 2021/11/17


  7 ⭐️与楽山 寺山観音寺 千手観音 矢板市長井 2021/12/02


  8 ⭐️補陀洛山 澤観音寺 千手観音 矢板市沢 2021/11/11


  9 龍頭山 龍泉寺 千手観音 大田原市山の手

北関東三十六不動霊場24 2021/11/11

10 岩谷山 長泉寺 岩谷観音

(廃寺) 千手観音 大田原市堀之内 2021/12/02


11 ⭐️瀧尾山 太平寺 千手観音 那須烏山市滝 2021/12/13


12 大慈山 永徳寺 千手観音 芳賀郡市貝町市塙 2021/3/17




13 ⭐️獨鈷山 西明寺 十一面観音 芳賀郡益子町益子

坂東三十三箇所20 2020/8/23


14 三光山 慈眼寺 十一面観音 芳賀郡市貝町赤羽 2021/10/9


15 大慈山 長命寺 聖観音 芳賀郡芳賀町下高根沢 2021/10/9


16 瀧海山 常珍寺 聖観音 芳賀郡芳賀町西水沼 2021/10/9、2011/12/18


17 福寿海山 善願寺 如意輪観音 宇都宮市南大通り 2021/10/25(写真は宇都宮大仏)

18 玉生山 能延寺 千手観音 宇都宮市宮町 2021/10/25


19 神護山 光明寺 聖観音 宇都宮市本町 2021/10/25


20 ⭐️穴穂山 普門寺 茂原観音

(廃寺) 聖観音 宇都宮市茂原町 2021/11/07、2021/7/31


21 医王山 興生寺 聖観音 下都賀郡壬生町本丸 2021/11/04


22 医王山 玉塔院 十一面観音 栃木市都賀町原宿 2021/11/04


23 伊吹山 善応寺 聖観音 栃木市吹上町 2021/11/04


24 三級山 近龍寺 聖観音 栃木市万町 2021/11/10


25 金剛峯山 如意輪寺 如意輪観音 栃木市大平町富田 2021/11/30


26 金滝山 清水寺 十一面千手観音 栃木市大平町西山田

東国花の寺 2021/11/30


27 引地山 日向寺 聖観音 佐野市富岡町 2021/12/20


28 ⭐️金剛山 鑁阿寺 聖観音 足利市家富町2021/2/17、2021/11/24


29 ⭐️出流山 満願寺 千手観音 栃木市出流町2019/11/20


30 ⭐️深岩山 満照寺 聖観音 鹿沼市深岩 2021/8/2


31 紫雲山 千手院 千手観音 鹿沼市千手町 2021/8/2


32 ⭐️天開山 大谷寺 千手大悲殿 宇都宮市大谷町2019/7/20


33 普門山 蓮華寺 馬頭観音 宇都宮市新里町 2021/10/10


番外 大雲山 龍蟠寺 聖観音 鹿沼市千渡 2021/11/15


別格 多気山 持宝院 馬頭大悲殿 宇都宮市田下町 2021/10/1


2021年12月15日水曜日

那珂川馬頭♨️ゆりがねの湯

今秋は紅葉狩り、トレッキング、社寺巡り、蕎麦等々大いに秋を満喫した。そうこうする内に一気に冬の到来だ。外歩きも厳しくなって、温泉の季節がやって来た。


今日、那珂川町馬頭にある「ゆりがねの湯」に行った。日本で最も美しい夕日の郷とうたわれている温泉郷である。実は先週行った時忘れ物をしてしまって2度目の訪問。





先週は日没時、露天風呂から沈む陽を拝んだ。そして今日はゆったりと温泉に浸かった後食事をしながら、真っ赤に染まっていく景色を見た。忘れ物も悪くない(~_~;)



刻々と赤が濃くなっていく。何度見ても実に美しい。こんなパノラマが毎日繰り広げられてるって、かっこいい

2021年11月19日金曜日

来た〜トレッキングポール



足首靭帯再建手術から、もうすぐ3ヶ月。まだリハビリ中ではあるが、、ポチっちゃった。
トレッキングポール。

最近平坦なウォーキングではちょっと物足りなくなって、超初心者向けのお山を歩いてる。滑りやすかったり、足元が安定しない所はこれがあれば良いはず(介護用杖でも楽だった)。

無理は禁物だけど、もっともっと歩きたい。歩けるようになりたいよぉ〜。


気を引き締めて読む:)





2021年11月16日火曜日

シダーローズ


昨年ひたすら探し回って、自転車乗ってても探してて、杉の木の高く伸びる枝ばかり見ていたらすっ転んで、、、だけど結局見つからなかったヒマラヤ杉の松ぼっくり。

先週大田原に行った。気まぐれに立ち寄った大田原城跡(龍城公園)で、無造作に転がってるまだ閉じているシダーローズを呆気なく見つけた。

乾している内にどんどん開いていく松ぼっくりのバラの花。可愛いね。

今年はどんな飾りを作ろうかな。

2021年8月26日木曜日

パラリンピックのこの時に(・・;)

足首骨折から8年。骨のつき具合には問題なかったけれど、足裏〜腰まで常に痛くて医者を求めて三千里。探し回った整形外科や整骨院は数知れずだ。そしてついにこの春この先生なら!という足専門のスポーツ整形医に出会えた。痛みは靭帯損傷と軟骨内部の損傷によるものとの診断がついた。そして本日靭帯再建手術と軟骨の治療をした。コロナ禍で迷った末の決断だった。

世の中、奇しくもパラリンピックも始まってる。


2021年8月21日土曜日

悶々と

明るい話題を書きたいけれど、なかなかトピックが見つからない。

夫は近所のPCR検査のお手伝いを始めた。もう働かない宣言をしていた彼だったけれど、急募の条件が「ワクチン接種済み、通勤時間が短い、医療の資格問わず」そして同居の子供も年寄りも居ないし(本人と配偶者は年寄りだけど(・・;)、時間はある夫、、早速名乗りを挙げた。仕事は日に日に忙しくなり、半日だった勤務が一日となった。検査を受けたい人は毎日長蛇の列となるらしい。ネットや電話で予約接種にも関わらずだ。ほんの検査受付のお手伝いでも見えてくる人々の戸惑いや叫び…。

一年前、スンナ派、シーヤ派とか検査の是非を問う話題が多かったけれど、やはりしたい時にすぐできる検査(一人残らずの意味ではない)の抑制、体制作りをしてこなかったのは失政と思う。現政権の失敗はそれだけではないが…。

政治的な話は、人それぞれ考えも違うと承知している。だから今、私はとにかく次の選挙に出来るだけ多くの人に行って欲しい。若者が投票所に足を運び、選挙率が上がって、少しでも人々の思いが反映する政権の誕生をと切に願う。

アメリカに住む子供達に在外選挙をして欲しいと言った。しかし在外選挙は前もって(2ヶ月前!)に領事館に赴き選挙登録をしなくてはならず、簡単に選挙に参加できない。恥かしい話だが、かく言う私も20年以上の海外生活では一度も投票してこなかった。

外出が憚れる今、日本国内で、アメリカの大統領選でも話題になった郵便投票は考えられないのだろうか?

悶々と暮らす日々。

この悶々なんて甘い言葉も出てこない自宅でコロナと闘っている人達がいる。そして手当てをしたくても受け入れる事も出来ずで悲痛な思いを抱えながらひたすら目の前の瀕死の病人達に処方や介助、お世話をしているドクターや看護婦、検査技師の人達。彼らの心も体も今にも壊れてしまいそうだ。仕事を失われ、生活困窮の人々の存在も忘れてはならない。

今私達に出来る事は何だろ?

今一度考えようと思う。

2021年8月3日火曜日

7月31日、8月1日


7月31日、娘の長男の1歳の誕生日。娘の2人目の子供。私達にとっては2人目の孫である。あっという間に1歳になってしまったようだけれど、コロナ禍の出産育児は本当に大変な毎日だった様子である。おそらく世界中それぞれの状況下で、場面は違えど、それぞれに過酷で孤独で、厳しい子育てをしている若夫婦がいっぱいいるのだろうと想像している。そんな中、ありがたい事に子供たちは元気に素直にスクスクと成長した。



私達は6月初めから3週間娘の家で孫たちと寝食を共に過ごし、彼らの日常にどっぷり触れる事ができた。いやぁー、子供ってこんなにもエネルギッシュなものだったっけ?

6月、ヨタヨタと伝い歩きが始まっていた孫は、あっという間に独り立ちし、

私達の滞在中に歩き始めた。その足取りはまだまだ不安定だったけれど、瞬時に見せる(あの時にしか見る事ができない)二足歩行ができた孫の嬉しそうな表情を傍らで直に見られたのは超ラッキーと言えそうだ。





私達が去った後、孫はさらに瞬く間に歩きが達者になって、1歳の誕生日を迎えた。お友達も集まった孫の誕生日パーティでは、一升餅を背負って歩きもできた。天晴れ!元気に喜びに満ちた日々を過ごしてくれと心から祈る。

8月1日 娘の6年目の結婚記念日。

この6年間もまた本当にいろんな事があった。娘の夫が倒れ生死を彷徨った。生還して子供が2人産まれ、家族4人が生活が板についた娘一家。すっかりアメリカ東海岸メリーランドが自分の地となったようだ。

1日はテディの誕生日でもある。去年の17歳の誕生日にケーキをガツガツ食べてたのを思い出す。会いたい。でもきっと逝けて良かったんだよね。

夢でいいから、出てきて欲しい。

月日は流れる。

今のこの息苦しい生活も、じき終わる。

孫たちの成長に、元気付けられる毎日だ。

2021年7月18日日曜日

次男の相棒Koda

2020年2月、コロナの蔓延が始まる頃 次男は犬を飼い始めた。狭いロッジに超大型犬だ。

その頃の学業はかなり大変で、世話もろくにできないであろうに、“I adopted a dog . Koda, 7 months old, bernese mountain dog and german shepherd.”

と突然知らせて来たのにはとても驚いた。

がしかし、、である。Koda が息子のそばにいてくれて本当に良かったと思う。心からKoda に感謝している。アメリカのコロナ禍の状況は各地で最悪の感染拡大となり、ロックダウンを余儀なくされた。大学でのクラスは予定通り進まず、実習も次々キャンセルとなった。獣医師の免許は国と州に別れ、それぞれの地でテストを受けなければならない。しかしコロナ蔓延が思うように事を運ばせない。誰もが極度のストレスを抱え、それをうまく乗り越えていかなくてはならなかった。息子の心の拠り所はKoda になった。

Teddy の写真を初めて見せた時


2回目に見せた時





Koda は実に可愛い。まだ2歳になったばかりでまだまだパピー。エネルギッシュでいつも遊んで欲しくて、やんちゃもするけれど、聞き分けも良い。とにかく可愛いんだ。だけど30キロもあるKodaのお散歩は大変。引っ張られたら、大怪我しちゃう。










ワシントンからサンディエゴまで足掛け3日、22時間のドライブはKoda には試練だっただろう。そして大自然の中を毎日駆け回れるバックヤードはサンディエゴの住まいにはない。
超大型犬にはあまりに小さなサンディエゴの家。
エネルギー発散できる時間や場所を、上手に見つけられるといいな。




帰国に際し、いつもペットホテルで待っててくれたテディはもういない。寂しい。会いたいよぉ〜テディ♡

テディが逝って、半年が過ぎた。