2003年10月30日木曜日

2003/10

10/1(水)晴れ

準子 Hortonさんの家で昼食。
今日の集まりは、仕事をさぼった富士通にお勤めのみかさん
・小さい子に日本語を教えている元日本人学校の教師鍵山さん・準子さんに私の4人。
お料理上手の準子さんの今日のご馳走はチラシ寿司<贅沢~!!>。
彼らとの付き合いは、かれこれ5年以上。
私と年齢も近く、子供も高校中学と同じ学校に通い、共通の話題も多く楽しい仲間。
その中で一番話題になったのがやはりカレッジの事。

鍵山さんにはシニア(12年生、最上学年)みかさんにはジュニア(11年生)準子さんにはフレッシュマン(9年生)のお子さんがいる。
だから高校の事をよく知っている鍵山さんが数多くの情報を提供してくれる。
彼女の情報量は相当なものであるが、彼女を含め今のカレッジに向けた各家庭の姿勢に疑問を感じ、
幾分外れたところにいる4人が集まったから、話はどうしてもそれてくる。
その事に安心感を覚えると共に、各人これで安心していちゃいけないのよねえー、としきりに繰り返す。

今日のびっくりカレッジ情報
①SAT(カレッジの指針になる全国一斉テスト)でいいスコアーを取るための塾がある。名前は”Princeton Review”1コース$900
②学校でよくない成績をとってしまったら、夏休み等にコミュニティーカレッジに行って同じコースをもう一度取り直す。
そこでいい成績が取れればとれをカレッジの申し込みの際、書き込む事ができる。
また、余裕のある子は学校で習う前に予習の形でクラスを取り、いい成績を取ってしまえばそれをカレッジの時に使える。
③UCLAと州立大とは、ネームバリューにも大いなる差がある。カレッジカレッジと言っている子達は、一般的にUCLAを目指している。
以上・・・・何だか聞いているだけで疲れた。

研人サッカープラクティス。4時過ぎにお迎えに行って、そのまま歯のレントゲンを撮りに行く。
この結果が矯正歯科に行って矯正がスタートする。
今日の矯正医からの電話では、絵里の右上の親知らずは来年抜く必要があるそう。

 

 

10/2(木)晴れ

Bret Harteサッカーゲーム、2-1初勝利を飾る。
研人は1ゴール、1アシスト。
記録だけ見れば活躍したように感じるが、今日の研人ははっきり言って”へた”。
パスミスも多いし切れも悪い。どうやらポジション取りも良くないのか、ボールタッチも以前に比べ極端に少ない(センターミッド)。
研人 に言わせるとポジションをかなり入れ替えたのでみんなぐちゃぐちゃだったそう。
そんな中でかなりボールを支配できたのは、相手チームが弱小チームだったからなのか。
調子が今ひとつでもしっかりゴールを決めた研人は褒められるべきかも。
しかし 駄目押しの3点目(振り向きざまの左足シュート)がチョロ蹴りでゴールできなかったのは残念だよ。

研人はこうしてサッカーでほとんど毎日汗を流し、宏人は週1回とはいえホッケーをやっている。
絵里はろくに体を動かす事がなく16歳というあり余るエネルギーをどこに発散するのだろう。
体を動かす事が好きなのに何にもせずに机に向かっているのはやっぱり不自然。
もう少しスポーツの事も彼女と話してみよう。
そんな気分になれたのも、絵里が少し余裕のある表情を見せるようになったからかも。

 

 

10/3(金)晴れ

9時不動産やが来た。
オーナーからの依頼でローン借り入れ手続きの為で家の点検と 測量が目的との事。
1時間近くかけて丁寧に見て回って行った。<私には何をやっているのかよくわから なかった>

思い立って本屋へ。 カレッジの資料や問題集を買い込む。
セール本のコーナーで長い時間立ち読み。頭の体操のような本に夢中になる。隣に来た女性に話しかけられる。
「その本面白いわよねー。うちの母は一日中やっているわよ。それ以外はWalkingが日課。あれで92歳 だからホントすごいわよ。」
思わず私「やっぱり買うことするわ。私もせっせとやりましょ。」と、話が長くなりそうなので、本を手にその場を離れる。
25ドルの入会金を払ってBarn&Novelsの会員になる。
10%引きの特典がつくから、絵里の教科書のあんちょこやCDを買っていればすぐに元は取れるだろう。

本屋で長居しすぎて他の買い物は一切せずにお迎えの時間となる。
それも20分も遅 れてしまった。すまんと宏研には謝る。
3時半絵里の高校へバックパックのみ引き取りに行く。
絵里はそのままお友達と Oakridge Mallへ。今日は新装開店の日。
前々から楽しみにしていたこの日、お友達 と映画のチケット(Rundown)も予約して意気揚々と出かける。
私は宏人と研人を連れ宏人のPE(体育)用のシューズを探して回る。

7時30分絵里からお迎え要請の電話が来る。ちょうど帰宅途中の旦那に頼む。
絵里には最高に楽しかった金曜日だった様子。
帰宅後もその余韻からか、電話がひっきりなし。
たまにこんな日があってもいいわよね。

研人は今日買ってきた頭の体操シリーズの本に夢中。

 

 

10/4(土)晴れ

朝寝坊してゆっくりスタート。

子供たちがTBテストで陽性だった為、薬”Isoniazid300g”を毎日飲んでいるが、この薬朝食1時間前に取らなくてはならない。
この為毎日私は目覚ましが鳴ると共に3人の部屋を回りほとんど寝ている状態の子供たちに薬を1錠づつ手渡す。
にょきっと手だけ出す彼らに、ほとんど寝ている状態の私が手の中に入れる。
相手も私も目を閉じた状態だからなかなか手中に、納まらない。
勝手に飲めばいいと思うものの、義務で飲んでいるような薬だから半分私も義務感を持って部屋を回る。
この手が伸びる 姿ったら3人全く同じだから、とっても可笑しい。
しかしこれを半年も続けるのかと 思うと気が遠くなる。

子供たちが今日の分と決めた量の宿題を終えた後、Home Deptで買い物をしていた旦那を呼び出し、”Humane Soceity”へ犬を見に行く。
生後3ヶ月のかわいいPepperという犬がいた。5人とも非常に気に入った。とにかく可愛い。
さっそく申し込み用紙に書き入れカウンセラーの話を聞くことに。
この犬は Pit Bullと言われるAmerican Staffordshire Terrierで気性が激しく、頑固、トレーニングが難しい犬だそう。
犬に慣れている人にはいい犬だが、初めてのペットで飼うには飼い主のかなりのトレーニングが必要との事。
とても推薦する犬ではないそう。 子供たちに聞く。それでもこれにするか?
答えは「NO.」あれだけたいへんさを羅列されれば飼いますとは言えないよ。
さらに賃貸住宅の場合はオーナーの許可証も必要との事。今度来る時に賃貸契約の書類を持ってくる事にする。
今日も退散。気長に通い続けましょう。
犬たちを見ているのは楽しいもの。

昨日新装開店したOakridge Mallに行く。
立体駐車場も完備され以前のモールとは全く違った大型ファッションモールと化したOakridge。
昨日の今日とあって駐車場はどこもいっぱい。なかなかスポットが見つけられない。
絵里が昨日見てきたドレスを試着して、やはり欲しくなって購入。
いいなあ~なんでも似合ってと、うらやましい。
ここ数年の私は、ちょっといいなあと思う服があっても、試着すると全然イメージが違う。
もう試着なんかするもんかと思うこの頃。
まあ、服を買うことがなくなっていいけどね・・・と負け惜しみをつぶやく
・・・悲哀 ・・・

家に帰ったのは5時を回った頃。
子供たちは3人ともHumane Soceityでもらってきた犬の資料(50枚以上)を真剣に読み始める。
そしてアンダーライン(私が読むようにだって)。
あんなに真剣に細かい字の資料を見るなんて・・・。わたしだったら一日はかかるよ。
今日は日本語の勉強を3人ともしっかりやらせるぞ~と、朝私が勝手に決めていたので、資料読みの後、号令をかける。
(時間は6時を回っている)
絵里が全科目を終え、宏人の音読のチェックを旦那に託し、私は夕飯の支度に取り掛かる。
旦那がチェックすると、いちいち言葉の意味まで言わされるから、宏人もなかなか終わらない。
やっとの思いで終了。旦那に言わせると”F”の読み方だって・・・
でも今日は 文句も言わずにやったんだから良しとしましょう。
さて研人。やらせていた分数の割り算の文章問題が違っている。
だんなの長い講義が始まる。研人の態度がだんだん悪くなる。
旦那もだんだんいらいらしてくる。ほとんどけんか腰の学習風景。
算数が得意と自負している研人は、時々基本的な事がわかっていないのでそれを注意すると途端に態度が悪くなる。
親が先生っていうのは難しいもんだ。

”Coastal Clean Up Day”のイベントで見つけた変なものコンテストで、絵里が入賞したとの手紙が来た。
この各地で行われたイベント参加者は1500人あまり。
その中で何人が入ったのかどんな変なものがあったのかわからないが、
絵里の見つけた昔のタバコ販売用のスタンドが選ばれたのは面白い。
景品にKelly Park & Animal Zoo の入場券を2枚もらった。

 

 

10/5(日)晴れ

10時のオープンと同時にHumane Society(HS)へ犬を見に行く。
説明されたように1日で新しい犬が何匹も入っている。昨日気に入ったPepperもまだいる。
その他に3匹手ごろと思われる犬がいる。が、そのうち2匹は仮予約(1日) が入っていて
少し待たないと空きになるかどうかわからない。
もう1匹の状態を聞く。
種類はlabador retrieverとPet Bullのミックスで、とてもエネルギッシュで一 日中遊んでもらいたがる犬、
常に動き回り相当の覚悟がないとたいへんとの事。
宏人の友達Ericもこの家を持っていてたいへんな事は宏人も良く知っていた。よって却下。
2匹の犬の事は電話で問いあわせることにして帰る。

Targetに立ち寄り、ハンガーをかけるラックを買い求める。
今まで充分にクロゼットがあったが今の家ではとても納まりきれない。
アメリカではほとんどハンガー掛の箪笥はほとんど見当たらず、
結局簡単なジッパータイプのクロゼットとパイプ2本つきのハンガー掛を購入。
これで主寝室も少しずつ片付きそうだ。

家に帰ってHSに電話をかけるが、留守電に入れるようになっていて担当者と話ができず。
今日のところはまた、あきらめる。

子供たちは大急ぎでほんと40分ほど宿題に手を出す。

準子さんのお宅へ。
今日は絵里と同じ高校高校に通う工藤さんを紹介してくれると言う。
この工藤さん、実は2年前の引越し間際、一度私はお会いしていて今日が2度目。
彼女は2年前より幾分若返った感じ。<いいなあー> その他、みかさん・白岩さんもいらした。
白岩さんの息子タカヒロ(絵里と同じ学年)が主婦の会話に交じって、高校でのいろいろな事を教えてくれる。
16歳でこんなによく話してくれる男の子もいるのかと感心。
絵里よりずっと思春期の事がわかろうというもの。

その間、旦那は買って来たハンガー掛を作ったり、写真をCDに写したり
(大量の写真を全てフロッピーに収めてしまおうと言う魂胆)有意義に時を過ごしたみたい。

 

 

10/6(月)晴れ

1週間があっという間に過ぎ、週末のゆっくりしたひと時もあっという間に終わって また月曜日。
誰もが嫌いな月曜日。

準子さんのお宅でBret Harte中学(日本人)の会が開かれた。
今回は今週中にロスに引っ越す高橋さんの送別会と今年度の初顔合わせという事で、一品持ち寄りのPot luckに寄る昼食会。
出席者は14名(高橋・荒木・小渕・甲斐・ようこ・大里・準子 ・中山・白岩・藤井・各務・西島・野村・亀山)
皆さんのお手製のお料理が並び、それはとても豪華。
私はキャベツのカレー炒めとフルーツサラダを持参。
この会に今日来られなかった人が10名程で、中学での日本人家庭は24~5世帯になる(日本語を話している家のみ)。
ちなみに今日集まった13名の内、私が2年前から知っていたのはわずか3名。
来られなかった方々もほとんど面識のない方たちである。

和やかな会が進み、今日の会の目的の一つでもあるAsian Parent Linkの今後の活動について、
Susanたちとのミーティングで聞いたことを皆に伝える。
そして名簿登録の許可(昨年電話番号、E-mailを名簿に載せたことで問題沙汰になったという・・・
人それぞれ考え方が違うのでどうやっても問題は勃発するらしい・・・憂鬱)。

今日のミーティングでひときわ目立っていたのは、遅れてきて早めに帰っていった野村さん。
彼女以前はAP通信にも勤めていたそうで現在は彼女曰く物書き。
明日のカリフォルニア知事選を前に忙しいらしい。
この野村さん、めちゃくちゃ面白くて、とても記事を書いているとは思えない。
やたらに腰が低くて漫才調の語り口(口が達者とは言えない)で言う事全てが皆の笑いを誘う。

その他は皆さんどなたもいいところの奥様と言った感じ。。。
気を正さなきゃーなんてチラッと思った。

研人学校のサッカープラクティス(3~5時)。
足が痛いと言っている。関節痛?身長が伸びるのかな??それにしても小さいわが子ら。
絵里は中学からの友達に縮んだと言われているようだし、何だか可哀想なわが子らよ。たくましく生きておくれ・・・。

絵里はMichelの家でEnglishのお勉強。留守電に
「3時半のお迎えはいらない。7時にMichelの家に来て。」と、入っていた。
携帯電話も持っていかず、Michelの電話番号も告げず、私の予定も聞かず一方的にメッセージが残してある。

これはよくないよ。よ~く注意しなくては・・・。

 

 

10/7(火)晴れ

ピンコードを入れると簡単に絵里の現在の成績がわかる高校のWebにアクセス。
このサイト毎日アップデートされていてテスト結果はもちろん、ホームワークがきちんと出してあるかが、寸時にわかる。
軒並み下がっている。
週末怠慢に過ごしたせいかホームワークを出していない科目まである。
最近ずいぶん余裕が出てきたなと思ったらこれだもん・・・。

帰宅後絵里にサイトを見せ問う。
「Oops!French(フランス語)まで下がってんの~ !」と、にやにや笑う。
宿題の期日が間違っていてやっていかなかったり、先生の指示通りにやらなかったりで下がったらしい。
あまり意に介していないようで、成績の事できりきりしていない絵里にほっとすると共に、
あまりに頓着しない絵里に一種の不安を覚える。

研人はチームのサッカープラクティス。
日に日に短くなる練習時間。7時半にはランニングも難しい。
旦那がお迎えに行った時には一人待っていたそう。
未だゲームスケジュールもわからず、具体的な動きなし。

どうもペースが違うようだ。

 

 

10/8(水)晴れ

旦那は5時起きしてボストン出張。お帰りは金曜日。
東海岸への出張は体がきつい。 エコノミー症候群にならないでよ。

塾も家庭教師もつけていない我が家。もっと勉強させなければと、Teachers Supplies Shop
(先生が問題集や資料、文房具などを手に入れる店)でSAT9(中学一 斉テスト)の問題集とフランス語の問題集を購入。
買っただけで満足しないでやらせなくちゃ!!

絵里ドライビングのクラス無し。
研人学校のサッカープラクティス。

夕方準子さんから近所のおばあちゃん”イネコさん”が来ているから、夕飯を食べに 来てとの連絡をもらう。
このイネコさん、71歳一人暮らし。
旦那様は20年前に亡くなられたそうで、子供は無く、日本のご両親もすでに他界され一人っ子で兄弟もいないそう。
こういった身寄りがないとの話を聞くととても寂しい方と思いきや、
すごくはっきりした素敵なご婦人でびっくり。
二本の足でしっかり立って生きていかなくてはいけない事、結婚生活をよい形で持続させる愛には努力が必要な事、
意思の力で運が開けていく事などなど、 いろいろ波乱万丈の人生を乗り越えてこられた彼女のお言葉はどれも説得力がある。
リュウマチをわずらい強い薬を飲んでいる彼女は運転をしない。
9時半彼女を送りな がら家に帰る。

私がかなりかしこまって彼女と話している姿を、子供たちはどう思っただろう。
私も子供たちも貴重な時を過ごした。

 

 

10/9(木)晴れ

図書館に行く。
日本語の本はあまり増えていないものの、DVDの量がぐんと増えているのにびっくり。
一回に10巻まで借りられて1週間の期限。さらにうれしいのが中国語対訳の日本のドラマがある事。
VAの図書館ではビデオやDVDはおろか日本の本も一切無かったのに・・・。カリフォルニアってやはりすごい。
思わず日本のドラマ”週末婚”と子供用に”学校の七不思議”を借りてくる。
フランス語のビデオもたくさんあるから絵里にも近い内に来させよう。

研人のBret Harte Team、今日はアウェーでサッカーゲーム。
研人は学校からそのままスクールバスでゲーム地まで行く。
今日は宏人もスケートボードを持って一緒に観戦。
前半あまり切れのある動きとは言い難いが、センターミッドでフル出場。前半を1-3で終える。
後半久しぶりのゴーリー(正ゴーリーが怪我の為)。
大きいゴールに小さい体。もうゴーリーはできないなとつくづく思わされる。
それでも上げ玉や高めのシュートが無かったのと、すばやい飛び出しで無失点、1-3のままで後半を終える。

毎日毎日いいお天気。 朝は冷え込み子供たちは、寒い寒いと起きてくる。
が、日中は気温も22~3度まで上がりいい気持ち。
そのため朝に着込んで行ったトレーナーを絵里と宏人は忘れてきた。
2人とも”Lost & Found(忘れ物コーナー)”に探しに行ったが見つからず・・ ・。
共に気に入っていた物だっただけに惜しい。

今度忘れてきたらいくらか罰金を取ってやるぞ!

 

 

10/10(金)晴れ

いつもは朝、旦那様が子供たちを学校に送ってくれるのでとても楽チン。
でも出張の日には私が行かなくていけない。
普段行っていないものだからどのコースを通ったらいいかわからず3日間違うルートを試してみた。
登校時の学校の回りはとても混んでいて走りにくいが、結局旦那がいつも使っているコースが一番のよう。
でも、高校生の無茶な運転があるから気をつけなくちゃね。

11時、旦那から無事サンノゼに着いた旨連絡がある。
3時間の時差で、シカゴ乗換えの格安チケット。
機内では本に夢中で一睡もせず、今日は夜中の12時半(CA時間)に起きたそうでほとんど徹夜。
アメリカ大陸横断の出張はつらいよねえ。
そんなたいへんな思いをしての出張で、実質たった1日の仕事。果たしていい仕事ができるのかしらん??

1時半、会社に寄った後、帰宅。昼食。
お昼寝もせず、日本語のビデオを鑑賞。私は後半を借りに再び図書館へ。

2時半、3時半、子供たち帰宅。
4時半、3人を連れてドクターへ。
今日の目的は”Isoniazid”を飲みだして1ヶ月(宏人は1ヶ月半)が経ったので健診。
研人の分の予約は取れていなかったがDr.Ettinger の計らいで診てもらう。
3人とも異常なし。このまま6ヶ月間飲む事を確認する。
この 時併用できない薬も確認。”Tylenol”は肝臓障害を起こす事があるので、摂取できない事を再び聞く。
その他の薬局で買える一般的な薬はOKとの事。
さらに昨年家族そろってひどいFlu(インフルエンザ)にかかってしまった事を告げ、Flu Shot(予防接種)を受けたい事を話す。
その場で摂取してくれる事となる。
ドクターはとても親切。が、手続きを取る受付は相変わらず仏頂面。
それもそのはず、もう5時を回っているし、予約していない研人まで診てもらっちゃったし、
予約無しでFlu Shotを受けさせてもらっちゃったし・・・。
それにしてもドクターの一声は強いもんだ。
子供たちと、社会の縮図を見るようで思わずうなってしまった。
(子 供たちも意地悪な受付女性らをよく知っている)

旦那を囲んでのにぎやかな食事。
最近の夕食は、誰もが自分が話そうと、以前にも増してにぎやか。
英語と日本語は半々だし、話題も次から次へと何の脈絡も無く変わるから、付いていくのに一苦労。

これこそ頭の体操だわい。<いつまで付いていけることか?>

 

 

10/11(土)晴れ

8時、研人初めてのAlmaden Explosionでのゲーム。

相手はCental ValleyのDragons。
試合前に渡された白のユニフォームにゼッケン1を黒テープでつけてゲームに参加。
相手のゴーリーがかなり前に出てきている。ディフェンスラインも高くいい攻めに入ったところでいつもオフサイド。
なかなか1点が取れない。
しかしこのExplosionはパス回しも良くバックパスも的を得ている。なかなかいいチームだ。
ミッドやフォワードに比べディフェンスが今ひとつかと思われる。
コーチ Jeffにしてみればディフェンスの補強がしたかったことだろう。
が、あいにく研人も新しく入ったSamもフォワード。
前半後半とも少しずつの出場の研人は、トラッピングのうまさの光るところはあったが、
コーチの言う絶対的なうまさとはいい難く、皆を納得させる働きだったとは言えないだろう。
攻めに攻めて1点ゲット。しかしその後守りの甘さから簡単に同点にされる。
ボールをほとんど支配していたにもかかわらず、1-1のタイで試合終了。
いいチームに 入ったとの感想はあるものの、勝てる試合を同点で終わったのは痛い。

試合後の研人の表情は明るい。プレーをしていてもしていなくてもとにかくゲームを楽しむことができた様子。
これもチームの雰囲気の良さとレベルの高さによるところが大きいだろう。

家に戻って一人朝寝坊をしていた絵里も一緒に今日もHumane Societyに行く。
めぼしい犬は2匹。共に生後6ヶ月のチワワのミックス。
カウンセリングを受けると、12歳以下の子供がいる家庭では飼えない犬である事が判明。
#5 Problemといわれる (子供にも犬にも弊害が出るそう、何だか良く理解できなかった・・・)

問題がある上、野良犬だった為にトレーニングはかなりたいへんになるそうですぐに却下。
今日も徒労に終わる。
吉野家の牛丼で昼食を済ませ(San Joseには何でもあるのです)、絵里のボランティアの為サンノゼのJapan Townに行く。
今日のボランティアは敬老会のお手伝い。200 人以上集まる日系人の敬老会で、場所はお寺の体育館。
1時半から始まる会の会場設定やお年寄りのお世話。
基本的には英語になるが日本語を話したがるお年よりもいるそうでバイリンガルの彼女にはうってつけのお仕事。
これからもどんどん参加していったらいいと思う。

JapanTownのサンノゼ豆腐(結構有名なお店)で豆腐とおから、油揚げを買う。
おからが子供たちに大好評。大なべいっぱい煮てまだ余る量で25セントとは超お買い得。癖になりそう・・・。
夕飯に”ほっけ”を食べる。
宏人と研人に魚の名前を当てたら100ドルプレゼントすると旦那が言い出す。
チャンスは5回。全く当たらず。
真ん中は”っ”が入るとヒント (この時点で50ドル)。
”かっぱ””とって””さっけ”とトンチンカンな答え。
こうしてヒントが増え、懸賞金が5ドルになった時宏人が”ぽっけ”とつぶやく。
聞き返す「なんて言った?」自信を持って宏人が答える「ぽっけ」。
旦那の温情で宏人2ドル獲得。
こうして宏人と研人の魚の語彙に”ほっけ”が仲間入り。
早々に食事を終えた絵里は参加せず残念。

 

 

10/12(日)晴れ

ついに我が家にNew Babyが来た。
名前は”Teddy”。
生後2ヶ月13パウンド(約6kg)。チャウチャウとコリーのミックス雄犬。

サッカーゲーム(3-2で勝利)の後、今日もHumane Soceityへ。
忙しいスケジュールの中、家族5人時間を作り足並みそろえて出かける。
みんなの犬 が欲しいという気持ちは強くなるばかり。
いつものようにAdoption Dogsの檻をめがけて突進。
一列目の右から2番目に黄金色に輝く愛くるしいPuppyがいる。
裏に回ってこの犬のデータを見る事にする。
すると裏手には、もう一匹黄金Puppyの兄弟と思われる茶色にこげ茶の線の入ったPuppyが寝ている。

データ袋によれば黄金Puppyはもう予約済み。
2匹は生後8週間のチャウチャウとコリーのミックスという兄弟。
黄金Puppyはコリー色が強く残りの一匹はチャウチャウ側。
黄金Puppyから想像する(寝ていて顔がよく見えない)に、この子もきっとかわ いいだろうと即申し込み用紙に記入。

カウンセラーとの話は順調。
気をつけなければならないことで特に言われたのは、毎日のgrooming(ブラッシング)と、3週間に一回の散髪だけ。
今度こそ大丈夫?と胸が高鳴る。
カウンセラーが”Meet the Dog”にLeopold(後に Teddyと改名)を連れてきてくれ、初めての正式なご対面。
チャウチャウ顔はしているものの、かわいい!!!
家族それぞれ思い思いの質問をカウンセラーに投げかけるが、特に問題になるような事柄は無し。
ま、難点を言えば毛が伸びふさふさした感じになってしまうのは好ましくないが、旦那が練習してせっせと刈ることにして、決定!!!

その後、必要書類にサイン、Adoption Fee 130ドルとPuppyトレーニングのデポジットに85ドルの計215ドルを支払った。
これから受けなければならない予防接種・犬を飼う為に必要なもの・トレーニングの事
・日々注意しなければならない事などを確認して、”Congratulation”と送り出される。
首輪や綱は渡されたものの、こんなに簡単に私たちの犬になっちゃうの~、と今後の不安を感じながらも車に乗り込む。
今日用意しなくてはいけないものだけでも買おうと”PetCo”へ。
首輪をつけている方も綱を持っていく方も慣れないから、一向に思う方向に進めない。
Leash(綱)さばきは思ったより難しい。
えさ・スナック・首輪・Leash・小屋・ブラシ・えさ皿など必需品だけを急いで購入。
家路に着く前に名前は”Teddy”と決定。何故ならテディーベアーに似ているから。

でも決まった後に”Eri~”と”Teddy~”聞き間違えやすい事がわかる。
でももうすっかり慣れてしまった後で変更する気になれない。

7時を過ぎても私も皆もTeddyにかかりっきり
・・・特に何をするわけではないのだが ・ ・
夕飯はどうしよう?残り物で済ませましょう。
こうなると毎日何もしないで終わりそう。

我が家にBaby誕生。それはもう大騒ぎ。 Welcome TEDDY!

 

 

10/13(月)晴れ

Columbus Dayの為、旦那の会社はお休み。
子供たちは平常どおり学校へ。
昨晩、Teddyは用意した犬小屋に入ろうとせず吠え出し、収拾がつかなかったので、キッチンのドアを閉め切った状態で寝かせた。
私たちも何となく落ち着かず、1時にトイレに連れて行ってから就寝。
旦那は目覚ましをセットしTeddyを3時半に再びトイレへ連れて行く。
さらに折角のお休みでもTeddyが気になるのか早々に起きてきた。

5時半、私がキッチンのドアを開けた途端喜んでかけてくる姿は何ともいとおしい。
生後2ヶ月でもかなりトイレットトレーニングされているようだ。
と、思っていたら 絨毯にうんち!
皆を送り出しておしっこも済ませたから安心と思っていた。
Teddyは外に行きたがっていたのを私が行かせなかったから私の失敗。
Teddyも慣れない飼い主でたいへんだよね。

せっかくの子供抜きの休日であったが、生活の中心はTeddy。
赤ちゃんと同じ。
Teddyを連れPetcoへ。
Advantage for Fleas(蚤防止剤)を買う。
この投与は Veterinarian(獣医)に診せてからにする。

Teddyを家に残し、二人でCostCoへ。
留守番をさせていると思うと落ち着いて買い物ができない。
家の片付けは一切できないままに、子供たちの帰宅時間となる。

研人は学校のサッカー練習サボり・・・頭痛と言っている・・・そしてTeddyと庭で遊ぶ。
我が家に来て一日が過ぎた。今日は食欲も旺盛で早くもこの家に慣れてきた様子。

この日記、テディー成長の記録になっちゃうよー。

 

 

10/14(火)晴れ

皆を送り出してTeddyと二人(?)の一日。

何をするのも付いて来て、家事もままならない。
ずいぶん慣れてきたのか食欲旺盛で、よく食べる。
買い物にも行く気がせずあっという間に子供たちのお迎えの時間となる。

夕方、準子さんとEllisa, AnitaがTeddyを見に来てくれる。
バックヤードで皆に遊んでもらいhyper(興奮状態)になってくる。
こうなると猟犬の血が出るのか狼顔になって少し怖い犬になる。
しつけをきちんとしないとたいへんだと、改めて感じる。

ドッグトレーニングを受ける為にインターネットや電話であちこちあたってみるが、
コースは平日の夜か土曜日ばかりで、平日の午前中はなし。家族会議の必要あり。

研人はサッカープラクティス。アレルギーが出ているのか鼻水が出る。
研人をサッカーに連れて行ってそのまま買い物へ。
といっても犬の本(トレーニング の仕方、チャウチャウやコリーの本)と噛ませる為のロープの遊具と、買い物も Teddyのものばかり。

旦那は夜中(3時)に起きてトイレに連れて行き、会社から帰ればものすごい可愛がりよう。
子供たちがベービーだった時はほとんど起きなかったのに、ここまで面倒みてくれるとは、ちょっとした驚き。

[うそこけ。忘れてるだけだ。]

 

 

10/15(水)晴れ

家族中がTeddyの事でいっぱいで、やらなくてはいけない事もできないまま一日があっという間に終わる。

2ヶ月のPuppyだけあって昼間もよく寝る。
4日目になってさらにこの家に慣れた様子で、食卓テーブルの下がTeddyのお気に入りの場所。
そこにいれば、眠たい時にはどんなに騒がしくても寝てしまう。
日中私と2人の時には付いて歩き来るので、いちいちドアを閉めるのもわずらわしく、Teddyにベッドルームへの侵入を許してしまった。

研人は学校のサッカープラクティス(3時~5時)
宏人はホッケープラクティス(7時~8時)。

日が短くなって往きも夜のドライブ。どんどん冬に向かっている。

 

 

10/16(木)晴れ

宏人、Art のField Trip(遠足)でSaratogaにあるVilla Montalvoへ。
ここはイタリアルネサンスの建造物と数々の彫刻があり、野外音楽堂として有名なところ。
久々の遠足で宏人は大いに楽しんできた様子。

学校のサッカーも残すところあとわずか。
予定されていたゲームが何故かキャンセルになり、研人はExplosionの練習に出かける(4時~6時)。

一時のカレッジ熱も冷め、絵里は少しだれ気味状態。
約束していた日本語の勉強もせず、行きたいアートのクラスも言い出さない。
学校のテストは下がり気味だし、・・ ・・・・・。何に時間を費やしているのかわからない。
しっかりPCの時間は確保しているようだけど。”16歳”難しい年齢。

Teddyがまたじゅうたんでウンチ!!だんだん恐怖になってきた。
ウンチのタイミングがもっと的確にわかればいいんだけれど・・。

 

 

10/17(金)晴れ

Stuff Development Dayで中高ともお休み。

予約していたVeterinarian(通称Vet,獣医の事)に、Teddyを連れて行く。
宏人と研人が付いてきてくれたので大助かり。
慣れない場所、いろいろな犬に興奮気味のTeddy。
健康診断・さまざまな諸注意を受け、予防接種(DHLPP)、deworm(寄生虫の駆除)をする。

予防接種が一応完了する16週までは公園などの散歩はもちろん他の犬との接触は避けるべき(Parvovirusは特に危険)との事。
予約していたトレーニングは延期する事になる。
爪きりのやり方 やちょっとしたトレーニングのチップも教えてもらって締めて140ドル。
評判の良いVetだけあってドクターも受付の女性たちも皆親切。これからたくさんお世話になる事だろう。

絵里は友達と図書館で英語の課題のレポート制作(1時~6時)。
日曜日開催予定のガレージセールの準備。
家の中を一掃する大ガレージセールにしようと思っていたが、
Teddyが来て私の心を彼が占拠しガレージセールの意欲喪失、
一応やるか程度の物と化したが、大物だけでも売れてくれればと思う。

 

 

10/18(土)晴れ

Teddyが我が家に来て週末もゆっくり寝ているわけにはいかない。
旦那は毎夜おしっこに連れて行っている。
私は土曜日といえども6時前に起きておしっこ・ご飯・うんちと済ませないとおちおち休んでいる事もできない。
でもキッチンのドアを開けると待ってましたとばかりに飛び出してくるTeddyの顔を見ては、眠いのもなんのその・ ・・とにかく可愛い。

研人ホームゲーム。相手はMVLA Flash。今シーズン負け無しのチーム。
結果は1-5 の完敗。175cmはあると思われるフォワードをそろえディフェンスはいいように抜かれっぱなし。
研人の所属するAlmaden Explosionはディフェンスが手薄なのは明らか。
それでもコーチは選手のローテーションはポジションよりも選手のプレータイムを気にして行っているよう。。。
チームによってコーチによってずいぶんいろいろと違うもんだ。

研人のプレー時間は前後半合わせて25分ぐらいか・・
時間は気にしないと言ってあるし、そこそこの動きはしているものの、まだまだきらりと光るプレーは見られない。
遅れて入り込んだ1学年上のチームだけに、研人にはどんなにゲームに出る時間が短くても一本決めて欲しいところ。
頑張れ研人”黄金の左足をみ せてやれ~”なんてね。

研人のゲームの時間がはっきりせず(研人がきちんと聞いてこなかった!!)、
フィールドでチームを待つ間、旦那と宏人はキャッチボールをする。
宏人のへなちょこ玉を馬鹿にしたようにキャッチする旦那。
すると突然カーブ。旦那はとっさに反応できず・・・、ボールは肩から10センチの右腕に直撃。
痛みをこらえる旦那。しかしもうボールも投げようとしない。

家に帰って患部を見るとすでに腫上がりあざになる兆し。湿布を貼って手当て。
「年取ったね。」と言う私に「突然カーブしたらとれないよー。」と、負け惜しみ?

日中Teddyのベビーシッターの絵里はウンチ恐怖で、宿題をしながら、Teddyとバックヤードで過ごす。
子供3人日本語の勉強。
その後明日のガレージセールのポスター作り。
研人と路地まで貼りに行く(7時半) 一日が瞬く間に終わった。

夜9時サクラメントのみどりさんから電話。2時間近く話しちゃった。

 

 

10/19(日)晴れ

ガレージセール。

8時からのサインを昨晩出してあったからなのか、品物を並べているのを見てなのか、8時前には次々をお客さんが来る。
準子さんに借りたローラーで洗濯機や乾燥機、テレビを目の付く所に出す。
テーブルをセットし、キャンプ用のタープも敷いて品物を並べる。
洋服はハンガー掛に並べ、急いで値段付けも。
準備が中途半端だったから待ちきれないガレージセール荒らしはまだ並べきらない箱の中もあさっていく。

早々に洗濯機・乾燥機が売れた(各15ドル)引き取りは午後との事。しっかり前払いでお金を頂戴する。
今回のガレージセールの目的は大物の処分だったから幸先の良いスタート。
朝食兼おやつ用にドーナツを買いに行く。
帰ってくると準子さんとEllissaがお店を開く準備中(売りたいものがあったら持って来てと誘っていた)。

ガレージセールは午前中の早い時間が勝負。旦那が作ったサインも8時前にさらに追加。
通りに面しているだけあってお客さんはひっきりなし。
とにかく持って行って欲しいから叩き売りのような価格で販売だが、よく売れる。

Teddyは綱に繋がれガレージセールの様子を見たり、交代で子供たちがバックヤードで面倒みたり、わさわさしながら時が過ぎる。
みかさんとTiffany、Andrewが来た。
彼女は持ってきた売り物の箱も開けずにおしゃべりを始める。どうやら売るのが目的ではないみたい。

気心知れた友達と一緒のガ レージセールはとにかく楽しさいっぱい。
子供たちもお友達が一緒なので大いに楽しめる(年齢はばらばら)
さらにDave(準子さんの旦那)がAnitaも連れて来てくれて Teddyも皆に遊んでもらって大喜び。

テレビ(台付)15ドルも売れた。
が、売りたかったクィーンベッドが買い手の車に入らず(旦那の配達も考えたが遠すぎ)キャンセルとなる。残念。。
その他テレビラックも無くしたかったが、興味を示す客無し・・・。

1時、そろそろ店閉まい。遊び気分やるガレージセールは最高に楽しかった。
およそ 130ドルの売り上げ、上出来だろう(買った値段を考えると悲しいけど)。

準子さんのお宅がモールにお買い物に行くというのに絵里が便乗。ホクホク顔で一緒に連れて行ってもらう。
帰ってきたら家で一緒に簡単なDinnerでもと思ったのに、絵里だけ降ろして帰っちゃった。逃げ足が速いんだから・・・。
絵里はEllisaとのショッピングも楽しんだようでイヤリングを自慢げに見せる。

今日の収益金から子供たちにお小遣いも出た (一人15ドル)から、さぞ満足のいく一日だった事だろう。
皆が帰って少しお疲れの旦那とTeddy。
それでも旦那は夕方宏人と研人の散髪もした。
今回はかっこよくカットできた。

明日はもう月曜日。

 

 

10/20(月)曇り

ガレージセールの売れ残りの始末は、
Good Will(寄付)に持っていく物・次回のガ レージセール用・どなたかにもらってもらう物・ゴミに分けられる。
これらが片付くとずいぶんと清々するのだろうが、少しも進まず。

Teddyを言い訳に怠惰な日々を過ごす。
そのTeddy、トイレの失敗が家の中ではなくなったところ。
Sit(お座り)・Stay(止まれ?)・No(ダメ)は食べ物に関わるとわかるようになってきた感じ・・かなり頭がいいぞ!!
Teddyに旦那と私は日本語、子供たちは英語だからバイリンガルに育つかしらん。
1週間が経ちTeddyもすっかり家族の一員。
行動範囲も広くなって、私たちの食事中はテーブルの下を陣取るのも日課になってきた。
朝私が「皆を起こしに行こう。」と 声をかけると、すっ飛んで子供たちのベッドルームに向かっていくのも可愛い。

研人は学校のサッカープラクティス。
アレルギーの薬を手放せないこの頃だが、犬の毛が原因でない事を祈るばかり。

 

 

10/21(火)晴れ

可愛いTeddyにお留守番をさせて、私はカリフォルニアの運転免許を取りにDMVへ行く。

予約は10時40分。Teddyのお昼までには戻れるかしらと気が気ではないが、
いつまでもVAの免許でいるわけにも行かず1ヶ月前にやっと取った予約をキープし、 後ろ髪惹かれる思いで、DMVに向かう。
長~い行列(予約が無いと並ぶ)を横目に、予約した運転免許テストのカウンターに直行。
以前CAに住んでいた事を言うとコンピューターで検索。ソーシャルセキュリティーカードも見せ、本人である事を確認。
するとあっけなく筆記試験も受けることなく、仮の免許書が交付される
(CAでは、他の州からの免許の書き換えは筆記試験が必要。2日間珍しくしっかり勉強してきたのに・・・)。
予定よりずいぶん早く終わってしまった。少しばかり拍子抜け。

せっかくLos Gatos まで来たのだからと、Whole Food(オーガニックの野菜やインターナショナルの食べ物があるスーパーマーケット)に寄る。
帰宅12時15分。Teddyはゴミ箱を少しあさったようだけどいい子にしていたみたい。ほっと安心。
研人はチームのサッカープラクティス。今日から火曜日は5時から7時まで。
旦那がお迎えに行ってくれる。
絵里はまたEnglishの勉強の為、お友達(4人)が来る。にぎやかな笑い声ばかりが響き、ホントに勉強?と疑いたくなる。
Teddyを自慢げに披露する絵里。Teddyはお友達の中でも人気者となる。
一番暇な宏人は、学校から帰ってくるとひたすらTeddyをいじくり回し、自転車に乗ったりスケートボードをやったりとにかくお気楽。
宏人に聞く私。 「テストとかないの?」
宏人「今日、社会のテストがあったよ。ノート持込のね。」(ノート・・自分でまとめたメモノート)
私「ノートを作ってあったの?」
宏人「作ってなかったよ。だから見れなかった。
だけどJenifferは7ページもノート作って持ち込んだけど、全然見なかったんだって。おんなじだね。」
私「・・・。それはノートを作ったから覚えたんでしょ。宏人のとは全く違うよ・・ ・。もー。」
<時間があるならもう少し勉強してくれよー。>

 

 

10/22(水)晴れ

日本に一時帰国していた鍵山さんに電話。
犬好きの彼女はすぐにTeddyを見に来た。
犬にまつわるエピソードをいろいろ教えてもらいとても参考になる。
歯が抜けるまでは歯が痒いからと言ってPuppy用のおしゃぶりみたいなものも頂く。
そのおしゃぶりをかじり、鍵山さんのひざに座り込むTeddyには犬好きがわかるのかな。

3人のProgress Report(中間成績表)が送られてきた。
宏人が初めてストレートAを獲得!!へらへらして勉強している様子はないのに頑張っているじゃん。
不思議な事にアートにマイナスが付いている。
宏人によると針金のハンガーと粘土で作った作品の精密度で減点されているそう。
アートのクラスはVAと比べ格段に充実している。
絵里も6,7年生の時教えていただいたが、Mrs.Edwardのアートクラスは人気も高く、
大物の製作も多いし、宏人の今一番好きな科目。

絵里は軒並み下がった時点でのレポート。決して良いとは言えないが絵里は全く意に介する風もない。
宏人が始めて絵里に勝ったと喜んでいる。兄弟でも競争意識ってあるんだな。
絵里は「高校になったら簡単に”A”は取れないよ!来年はたいへんになるよー。」だって、
そう宏人も来年は高校生です。。。考えられない。

研人はまた成績が良い。ストレートAどころかたくさんプラスも付いている(A+は100点以上の意味)。
また首を傾げたくなる。
本人は大喜び。しかしいい成績を取ってきてもほとんど親から疑わしい目を向けられる研人って
ちょっとかわいそうかも。
だけど普段の生活からそんなはずがないいんだもん・・・。

研人学校のサッカープラクティス(3-5時)。今日が最後の練習になる。
絵里は学校でLorenとオーラルスピーチの練習。4時半お迎え。
新しくできたアートのクラスを宏人と見学に行く。
先生は日本人女性藤井さん。最近Almadenに引っ越して来られたそうで、昨年は小学校のアートを教えていたそう。
スタジオはきちんと整理され、シーズン物のパンプキ ンの子供たちの作品が張ってある。
藤井さんの話を伺うに、きちんと基礎固めカリキュラムに乗っ取って絵を描いていくよう。
以前通っていたCindyのクラス、VAでの クラスとは全く違った視点から学べるのはいい事だろう。
宏人にはずっと絵を描いていって欲しいし、いらいらしないで楽しんで絵を描いていって欲しい。
その為に基礎 が今一度必要かと、明日からクラスを取る事に決める。
女の子ばかりよと言われても 別にいいですと答える宏人。かなり乗る気みたい。

帰ってきてすぐにホッケープラクティスへ(7~8時)。何だか今日は忙しい。
旦那がお迎えにいってくれるのは、本当に助かる。
宏人シャワー・夕食後宿題に取り掛かる。
今日も帰ってきてからの数時間Teddyと遊びギターを弾きふらふらと自転車に乗っていたもんだから、
食事後は少しあせってた <当たり前だ!>。

時間配分うまくしろよ!

 

 

10/23(木)晴れ

準子さんに急にお昼に誘われる。
Teddyを小屋に数時間入れておくのを試してみるのも良いかと出かける。
豚の耳を小屋に置き、かぶりついて私が出かけるのにも気がつかない。
正味2時間無事に小屋でお留守番ができました。

研人学校のサッカーゲーム。今日が最終戦。
試合開始から正ゴーリーがけがの為、急遽ゴーリーで登場。
攻められっぱなしの中、前半を0-1で終わる。
後半もゴーリーで出場。ディフェンスに盛んに声をかける姿は雄雄しい。
身長があればゴーリーは向いているのに・・と残念に思う。
ディフェンスの手薄なところに声をかけた途端シュートを打たれ反応が一瞬遅く2点目。この時 コーチの声
「ゴーリー交代、研人はフォワードに行って」 試合終了まで散々かき回しゴールを狙うが決まらず。
チームとして機能していないサッカーは面白みに欠ける。終わってみれば0-5のまた完敗。
学校のサッカーシー ズンが終わった。
学校のフィールドで見つけたGopher(ホリネズミ)。もぐらたたきのように穴からぴょこぴょこ顔を出す。
このGopher、グランドが穴ぼこだらけになってしまうので学校ではかなりの嫌われ者らしい。

宏人を藤井アートスタジオに連れて行く(5時~6時)。
鉛筆の線の描き方、目の描き方をひたすら習ったそうで、宏人はつまらないかったと嘆く。
数ヶ月とにかく通ってみる事にする。基本を学ぶには最適のところだと思うけどね。

7時、絵里の高校でカレッジナイトが開かれた。
発表者はCalifornia State University(州立大学)・Private College(私立大学)・University of California(UC)から各一人ずつ。
絵里と一緒に州立大学とUCの説明を聞く(私立はお金がかかりすぎで無理)。
UCは何て言ってもめちゃくちゃ成績がよくないと入れないみたい。
Community College からの転入は難しいそう。
何だかとても遠い大学に思え、説明もつまらなく正直言って私は眠くなってしまった。
州立大学も大学によって特色がある。自分の進みたい道を知り、見学する事を勧められた。
大学によっては SATの成績もかなり左右するのでSATテストの準備もした方がよさそうだ。
しかしながら絵里に聞いてもただ「カレッジに行きたい。」と言うばかりで、何だか現実味がない。
とりあえず少しカレッジの事を知る事ができただけでも、今日は行って良かった。

 

 

10/24(金)晴れ

Teddyが来て私の生活は一変。
外に出る事がほとんどなくなり、日中はキッチンで過ごす事が多い。
赤ちゃん時代はすぐに終わってしまうというものの、やはりPuppyを育てるのは一仕事。少しばかり疲れを感じる。

絵里はドライビングのクラスの後Oakridge Mallへ。
Brianのバースディーなので友達とモールをふらふらすると言う。
車がないとどこにも行けないアメリカ社会。私が学校までお迎えに行きBrian他絵里を含めて6人の子供たちを乗せてモールへ。
車内で喋り捲る子供たち。こんなに同時に話していて内容がわかるのかしら?
私は思わずラジオを消し子供たちの話に耳をそばだてる。
テストの事、友達の事・・と話がころころ変わるがこうしてどんな様子でお友達と付き合っているのかが垣間見られるのは車内ならでは。

まだまだモールで遊んでいたい絵里を5時半ピックアップ。そのままCost Coの眼科検診へ。
その間私は明日の研人のサッカーゲームのスナックの買出し。
視力はまた少し悪くなっていたが今回それほどひどくなく、許容範囲との事。
早く視力が一定になってくれればと思う。20代になるとだいぶ落ち着くそう。
数日様子をみて問題がなければ、新しいコンタクトの注文をする。

7時~9時、宏人はBranco Night(中学校で開かれるダンスパーティー)へ。
Bret Harteのパーティーは子供たちの楽しみのイベント。
VAでもパーティーはあった が規制が厳しく全然楽しくないと絵里も宏人も1回しか行かなかった。
前回のBranco Nightでは女の子とスローダンスもした宏人。
初めての経験はさぞ緊張しただろうに何も話してくれない。
絵里の話によれば、スローダンスがかかると、男の子女の子どちらからでも、踊りたい子に声をかけ、踊るそう。
宏人が初めて踊った子(宏人を誘ってくれた子)は絵里の友達の妹
でなかったら、宏人がスローダンスを踊ってきている事も知らなかった。
<兄弟がいるといろいろばれてしまうねえー>

研人はBranco Nightに全く興味なし。三人三様だ。
夕飯もウンチも済ませたTeddyを置いてDinerに食事に行く。
久しぶりの外食。うれしかった。
夜、図書館で借りてきた、北野武”Brother”(日本名は何でしょう?)をDVDで見る。
”R”だけあって殺しのシーンが多く生々しい。が、場所がロサンゼェルスで
一応日本語も英語も訳無しでわかるので、すーっとドラマの中に入っていける。
家族や兄弟の絆、会社での従属意識が薄れ、日本古来の縦社会の人間関係が崩れていく中で、
”やくざ”が必死に時代に逆行しているようにも思える。
子供たちにも見せたいと思う。しかしあそこまで殺戮シーンが多いとどんなもんか?

 

 

10/25(土)晴れ

昨晩旦那はたいへんだったそう。
夜中3時、いつものように目覚ましが鳴る。トイレタイム。
いつものように外に出し、Teddyの寝床に戻そうとする。ムム・・・・!臭う。
キッチンにしっかりウンチとおしっこ !!それからが大変だったそう。
Teddyを外の小屋に閉じ込め掃除開始。
Teddyはキャンキャン泣き続ける。(この声を私は確かに聞いた)
旦那はこれだけ泣けば私が起きてくると思ったそう。
その願いは空振りに終わり、近所迷惑と今度はランドリールー ムに閉じ込め、ご自分は掃除、掃除、掃除。
果たしてどの位時間がかかったのか・ ・。

昨晩11時過ぎのトイレタイムに、あまりによく寝ていたので、連れて行かなかったのがいけなかった、と反省しきりの旦那様。
本当ご苦労様でした。

研人はAlmaden Tournamentでサッカー三昧の週末(Morgan Hill Complexにて)。
11:30 第1試合Almaden Explosion -PUSC Centurions1-3 試合開始早々1点取られるが、その後改心の攻撃で1-1の同点。
しかしその後ディフェ ンスの弱さを露呈し1-2。運のなさもあってだんだん相手のペースにはまる。惜敗。
3:00 第2試合 Almaden Explosion -Almaden Metro 0-5
相手のMetroは以前宏人が入っていたチーム(Thunder)。
宏人が入っていた3年前のチームメートはもうわずかしかいないが、コーチAndyは今も指揮を執る。
弱小だった以前のチームの面影はなく、高校サッカーを思わせる玉運び。見ていて実に美しい。完敗。
いい練習になった試合。Andy他、知人にも挨拶ができた。不思議な感じ。
研人は初めてのストッパーをやらされ、戸惑いを隠せない。
さらにこの2試合はU-14 チーム(研人のチームはU-13,研人は本来U-12)で体格も違えば、足の速さも違う。
研人とでは大人と子供ほどの差がある。
その中でもしっかり結果を出さなければならないとは、知ってはいたもののつらい感じ。
11~2時、絵里はサラトガの箱根ガーデンでの日本文化フェアのボランティアに行く。
旦那が絵里とお友達2人を会場へ連れて行く。今日のイベントでは日本文化の紹介で
和太鼓・茶の湯・折り紙・生け花などの展示やデモンストレーションが披露される。
絵里たちは会場設定などのお手伝いをした。宏人はTeddyのお世話係。

子供たちが約束通りTeddyの面倒をみてくれるので、日中はずいぶんと助かる。
旦那は絵里、私は研人と二手に分かれてのドライビングも、宏人が家にいてくれるからできるというもの。

帰ってきてからの夕飯の支度は大嫌い。
今日はもうくたくたなのに~!皆全然手伝ってくれない!
もう、きれちゃうぞ!!

 

 

10/26(日)晴れ

8時、研人トーナメントの第3試合。5-1快勝。
今日の相手はU-13のMustang Earthquakes。
まだサッカーのフォーメーションになっていないチームとの戦いにExplosionも組織立ったサッカーができない。
相手によってこれほどまでに変わってしまうのは、まだまだチームとして未熟。
今日の研人はい つものフォワード。再三のゴールチャンスを物にできず。
トーナメントは1勝2敗でチャンピョンシップや3位決定戦には出られず。

Teddyに初めてシャンプー・旦那はヘヤーカットも少しする。
研人がSafe Wayまで犬用のシャンプーを買いに行く。その後、外のポーチでTeddyのヘヤーカットとお風呂。
Teddyに豚の耳のご馳走をくわえさせすばやくシャンプー。
顔をこっちに向けろだの、お湯の温度が低いだとか、それはもう大騒ぎ。
これでいいの~?という感じでシャンプー終了。
ヘヤーカットも完全にはできなかったけれど、今日はこれでよしとしましょう。

その間絵里はチャットに夢中。一家の大騒ぎには関与せず。
突然、近くの小学校で Key Club(ボランティアのクラブ)の仲間と集まるから出かけると言い出す。
こちらの意向は全く気にしない態度に、腹が立つ。絵里は自転車で勝手に出かけた。

昼食兼夕飯はChevys(絵里抜き)。その後宏人と研人のズボンやトレイナー購入の為 RossとTJ Maxでお買い物。
Teddyに留守番をさせているので店内を大急ぎで回る。
うまい具合に2人に会ったものが見つかった。久しぶりに洋服を買ってもらって宏研共に満足。

5時半、絵里が帰ってきた。 今日集まったのは男の子ばかり。。。
バスケットボールをして一人が連れてきた犬と遊んで過ごしたそう。
私の高校時代とは全く違うアメリカの高校生は、化粧をしピアスを付け車を乗り回す。
見かけだけで判断してはいけないと思うものの、心配。
Key Clubの他FrenchやArtのクラブに入っている絵里は、ジュニア(11年)やシニア(12年)の知り合いも多く、
どこで規制するべきか、悩めるところだ。

見かけは大人だけどその内面はまだまだ子供なんだから・・。

 

 

10/27(月)晴れ

気温は30度を超える。
南カリフォルニアでは山火事で被害は最大規模。
こう毎日晴天では乾燥は進む一方。

テキサスの友達Patty(70歳は超えている)に電話。
肺の感染症がひどくなり(日本語で何に当たるかのかわからない)6週間入院していたそう。
退院後も起き上がる事ができず、一人暮らしの彼女は毎日数時間お手伝いさんに来てもらっているそう。せ つない。

研人の学校のサッカーが終わり、絵里のドライビングのクラスも今日でおしまい。

少し時間的に余裕ができる。

 

 

10/28(火)晴れ

書き忘れていたが、日曜日(26日)に夏時間から冬時間に変わった。

日本時間の朝8時が夕方3時、お昼が夜7時、夕方5時が真夜中になる。
たった1時間の違いだが、6時にはもう真っ暗、気分がいいものでもない。

Teddyが来て買い物もほとんど行かず、いつもいっぱいだった冷凍庫はがらがら状態。
無駄な買い物をしないから節約にはなっているかもしれないが、
子供たちが帰ってきてからのショッピングで、夕方の時間はあっという間に終わる。
させたい日本語の勉強はほとんどできず(気合が入らない)、ただただ忙しいままに 一日が終わる。

学校の後、宏人はGabeと遊ぶ。GabeにTeddyはまとわり付く。
Gabe曰く、「犬の臭いがするからだよ。」そういうものかと感心する。
男の子と女の子ではこうも友達との付き合い方が違うのかと思う。
絵里の時は相手が誰でもひたすらお互い喋り捲り、部屋にいる事がほとんどで笑い声が鳴り響く。
宏人の時はほとんど部屋にいることなく、外で遊ぶかプレールームでゲーム。
ぼそぼそとした会話で何を話しているのか聞こえない。

小さめのこの家に引っ越して、子供たちの一日の様子が以前よりわかるのはよい事だろう。
VAの時はベースメントに入ってしまうと何をやっているのか何もわからなかったもんね。

研人はサッカープラクティス(4時~6時)。
靴がきついのか?両足平が痛いと足を引きずる。

どんどん日が短くなり今後の練習はどうなるか??

 

 

10/29(水)晴れ

カリフォルニア南部の山火事は深刻。
すでに16人もの死者を出し、史上最悪とも言われる。

さらに問題なのがこの山火事が自然災害ではないとの見方があることだ。
連日の好天で乾燥はますます進み、おこった火は瞬く間に燃え広がる。
財政困難のカリフォルニアにまた再建のための多額の予算が組み込まれる。
新知事シュワちゃんがどこまでやってくれるのか。

わかっているのか、いないのか?日中私に叱られるとうなだれてテーブルの下に潜り込む。
はしゃぎすぎてどうしようもなくなった時はTime outでランドリールームに閉じ込める。
通常は私の後を付いてまわり、この日記を書いている今もTeddyはコンピューターデスクの下でお休み。
寝ているTeddyを踏まないようにと、椅子を遠くにしているから肩が凝ってたまらない。
とにかく生活全部がTeddy中心。
もう少し上手 に子育て(犬育て)しようと思うけど、まだまだどうも要領が悪い。

学校から帰ると皆大騒ぎでTeddyと遊ぶ。
宏人はTeddyの世話をいい事に一向に宿題も始めようとしない。
研人はいやなウンチの始末も一生懸命する。<感心感心>
何人もの友達に研人と Teddyはよく似ている、と言われ気をよくしているわけでもあるまいに・・。
それに してもTiffanyが言った「Is he your brother? Kento」は可笑しい。

宏人ホッケープラクティス(7~8時)。
リーグができると聞いていたのに何の話もなく、どうも期待できなさそう。
ダウンタウンのリーグに行かせることになるのか。。 旦那がお迎え。

 

 

10/30(木)

夜中起きてTeddyをトイレに連れて行っていた旦那はめまいを訴える。
たぶん寝不足で体が悲鳴を上げているのだろう。
旦那は妙にTeddyに優しく鎖で強引に家に入れることもしないでTeddyが外にいたければ付き合っていたよう。
だから夜中のトイレも数分では済まず時間もかかった。
夜中に起きて赤ちゃんに授乳する事もなかった男性陣には無理なお仕事だったみたい。
今日から私がかわって夜中もお世話。

肉付きもよくなって日増しに大きくなるTeddy。さぞ大きな成犬になる事だろう。
しつけが肝心と私はTeddyにかなり厳しい。
その成果があって私には立ち上がってなめまくるような事は決してしない。
”Off”と言うとひるんだように咥えたものも口から離す。
”NO”が多い私に旦那が辛口評。
「歓迎のなめまくりダメ、人にジャンプして立ち上がるのダメ、バックヤードのブロックの上に上がるのダメ、
靴で遊ぶのダメ、ほえるのもダメ、ハイパーになって駆け回るのだめ、あれもダメ、これもダメ・ ・・
人間の都合のいいようにPetを飼うのはおかしい。」
確かにTeddyのやりたい事をさせてあげたい。
でも大型犬になり、鎖でコントロールできなくなった時、
人に噛み付いたりジャンプして喜びを表わすようになって問題を起こせば
家で飼う事ができなくなり、最悪薬で眠らされれてしまう事もあると言う。

飼い犬による事件は毎日のように新聞に載っている(犬を飼い始めてから目に付くようになった)し、
トレーニングはPuppyの時期にしっかりやらなくてはいけないんだと、強く思う。
それでもはっきり言って疲れを感じる。
日中子供のいない間にクレートトレーニング(檻に閉じ込 めておく)も開始したが果たしてこのやり方でいいのか?

さらに毛足の長い犬だけに 家の中に毛の塊があちこち。モップをかければ真っ黒。
家の中が犬くさくなっていないかとも気になる。犬を飼うのは本当にたいへんだ。
こんな単純なことも今回Teddy が来て初めて知った。

研人はOff the Wall(インドアサッカー場)でサッカー練習(4~6時)。
場所は Santa Clara(Canonの近く)。家からは順調に行けば20分ほどのところだが、
ラッシュ時とあって連れて行くのはしんどい。
やはり渋滞に巻き込まれ30分以上かかってしまった。そして研人を降ろして引き返す。
帰りの渋滞はさらにひどく40分ぐらいかかったか。。。
毎回ここでの練習にならなければいいが・・・。お迎えは旦那がやってくれる。

宏人はアートクラス(5時~6時)へ。
楽しんでいるとは思えないが、鉛筆で描いてきた絵は習ってきた事がよくわかるしっかりした絵だ。

研人は帰宅後たくさんの宿題と格闘。
絵里は明日のハロウィーンの衣装作り。
明日は気温が下がり珍しく雨も降るような事を天気予報は言っている。

 

 

10/31(金)曇り時々雨、寒い

Happy Halloween!!

あいにくの曇り空で昼ごろからは雨も降り出した。気温は低く10度あるかないか。
絵里は昨晩作ったハロウィーンの衣装、映画”The Ring”のSamaraの白装束を身にまとい、学校に行く。
シーツを切り首が出るようにしただけのぺらぺらの服はさぞ寒かろう。
しかしおしろいを白く塗りいかにも恐ろしげ恨めしげな少女に変身した彼女は Samaraに見えなくもない。
(髪がもう少し長ければよかった)

宏人はお父さんの黒のジーンズに黒のTシャツ。何とか族(覚えていない)とか言う 無表情な白い顔した軍団のまね。
ズボンがずり下がっているとSuspect(休学)になるよと言ったらベルトをして行った。

研人は興味無しとハロウィーンにもそっけない。

学校でのWater Polo(水球)の試合を見てくると言っていた絵里は寒くて観戦を断念。
お友達のMargretと一緒に帰宅。 5時、2人をLorenの家へ連れて行く。
7時、そのままCatの家へ。高校生6人で”Trick or Treat”を始めたそう。
すると何人もの同級生と会い合体。大グループとなって”Trick or Treat”を楽しんだそう。

10時、お迎え。 今年はJack-o-lantern(カボチャちょうちん)も作らなかったし、飾りつけも今日の朝にした。
回ってくる子供たちのキャンデーも買ってなかったのであわてて夕方買いに走る。
しかし訪問者はわずか1組。
ここは通りに面しているせいかガレージセー ルには向いていてもTrick or Treatには向いてないということか。
子供たちが幼い時に住む家ではないと改めて思う。

”Trick or Treat”を心底楽しむのは小学校の低学年かティーンになってお友達と大騒ぎしながら回る時。来年はどうなるかな。
子供たちの様子は年々違う。
絵里は山のようなキャンデーを抱えて帰宅。
うれしそうに弟達に分け前の3分の1ずつをあげていた。

謳歌していますね、青春を。