2021年3月2日火曜日

水琴窟


新しい車になった事もあって、あっちにこっちに出かけている。テディ時間もなくなって、何の制約もなく朝からたっぷり時間をかけて楽しんでる。基本夕飯は自宅。一杯しつつ美味しい物頂くには宿が必要だ。

2月のお出かけは、市貝.馬頭.三毳山.益子.足利.ひたちなか.水戸.真岡.筑波そして佐野。今のところ栃木県内近場と茨城ちょっと(^^)日本中行きたい所はたくさんあるな。そして何よりアメリカに行きたい。一体いつ行けるんだ?踏ん切りがつかない。

佐野市にある唐沢山神社で、『水琴窟』なるものを知った。

Wikipedia によれば「水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで、手水鉢の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けで、手水鉢の排水を処理する機能をもつ。

味気ない説明だが、水琴窟実に味わい深く不思議な音色を奏でる。その起源は江戸時代まで遡るらしい。

佐野市には30近い水琴窟が設置されているとか。

「蹲(つくばい)」「ししおどし」そして水琴窟。日本の文化、伝統工芸って実に魅力的だ。水琴窟はその造形美だけでなく、あの涼しげな音が描き出す不思議な余韻。人混み多く騒がしいこの頃では、なかなか味わう事のできない至福の音色に感じた。

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