2019年3月20日水曜日

焼森山のミツマタ

夫の帰国前 彼が帰宅したらあれもこれもとしなくてはならない事務作業を考え うんざりしてた。しかしそれと同時に彼処も行きたい此処も行きたい 運転手のいる遠出に心躍らせていた。
彼が帰国して3週間が経とうとしている。一つ一つ作業を終えていくだけであっという間に日にちが過ぎてる。環境の変化にもお互い少し慣れてきた。

春の訪れを知らせる花粉飛散。帰国して彼を迎えたのは日本の大量の花粉だった。お気の毒に。。
しかし春は待ってくれない。行きたいリストの一つ 茂木町焼森山のミツマタの群落を訪れた。
家から1時間のドライブ。拠点になる『いい里さかがわ館』に到着。手打ち蕎麦の昼食を取り 焼森山に向かった。


さて、ミツマタの森。
言葉はいらない。私の撮る写真では山全体に茂る25000本というミツマタの森の凄さを伝えられない。






















木々が発する神秘な輝き、香り(沈丁花のような香りを発してる)、水のせせらぎの音、鳥のさえずり、スーッと伸びた杉並木からの眩い光……美しい。
因みにミツマタで紙幣が作られるそう。そしてミツマタの寿命は15年ほどで新しい木が育って行くらしい。この地のミツマタは元々戦時中 紙の原料として植えられたものの需要がなくなり 野生化したという。現在の紙幣はそのほとんど輸入物。国産は岡山 徳島 島根に限られるというから、栃木県でミツマタの群生が見られるとは実にありがたい!








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