2021年8月21日土曜日

悶々と

明るい話題を書きたいけれど、なかなかトピックが見つからない。

夫は近所のPCR検査のお手伝いを始めた。もう働かない宣言をしていた彼だったけれど、急募の条件が「ワクチン接種済み、通勤時間が短い、医療の資格問わず」そして同居の子供も年寄りも居ないし(本人と配偶者は年寄りだけど(・・;)、時間はある夫、、早速名乗りを挙げた。仕事は日に日に忙しくなり、半日だった勤務が一日となった。検査を受けたい人は毎日長蛇の列となるらしい。ネットや電話で予約接種にも関わらずだ。ほんの検査受付のお手伝いでも見えてくる人々の戸惑いや叫び…。

一年前、スンナ派、シーヤ派とか検査の是非を問う話題が多かったけれど、やはりしたい時にすぐできる検査(一人残らずの意味ではない)の抑制、体制作りをしてこなかったのは失政と思う。現政権の失敗はそれだけではないが…。

政治的な話は、人それぞれ考えも違うと承知している。だから今、私はとにかく次の選挙に出来るだけ多くの人に行って欲しい。若者が投票所に足を運び、選挙率が上がって、少しでも人々の思いが反映する政権の誕生をと切に願う。

アメリカに住む子供達に在外選挙をして欲しいと言った。しかし在外選挙は前もって(2ヶ月前!)に領事館に赴き選挙登録をしなくてはならず、簡単に選挙に参加できない。恥かしい話だが、かく言う私も20年以上の海外生活では一度も投票してこなかった。

外出が憚れる今、日本国内で、アメリカの大統領選でも話題になった郵便投票は考えられないのだろうか?

悶々と暮らす日々。

この悶々なんて甘い言葉も出てこない自宅でコロナと闘っている人達がいる。そして手当てをしたくても受け入れる事も出来ずで悲痛な思いを抱えながらひたすら目の前の瀕死の病人達に処方や介助、お世話をしているドクターや看護婦、検査技師の人達。彼らの心も体も今にも壊れてしまいそうだ。仕事を失われ、生活困窮の人々の存在も忘れてはならない。

今私達に出来る事は何だろ?

今一度考えようと思う。

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