2022年4月26日火曜日

帰国から11年


サンディエゴに来て1ヶ月が過ぎた。サンディエゴに留まりながらも今回も色々と経験する羽目になった。諸々の経験話はさておき、11年という年月を大いに思い知らされた滞在になった事は間違いない。ここに少し書き留めておこう。


1、物価高

アメリカの物価高騰の話は聞いていたけれど、ここまでの物価高とは思わなかった。アメリカのガソリン平均は1ガロン5ドル位(約3.7リットル640円)は、日本より少し高い位かな。サンディエゴはこれより1ドル近く高い。

アメリカの暮らしは車なしでは成り立たない。毎日高速ばんばん長距離ガンガン大量のガソリンを消費する生活で、ガス代の値上がりは生活を直撃する。

価格高騰はウクライナ侵攻によるところも大きいが、全ての飲食、生活用品、地価、、、全てが私の知るアメリカでは既にない。家賃も水道光熱費も軒並みアップ。それに伴って、収入も急激にアップしているのが救いか、これは日本とは違う所。因みに外食時のチップは、20%が普通で昼食も15%では少ない気もしたりする(T . T)チップ慣習に未だに慣れぬ私。



2、服

ここはサンディエゴ。西海岸メキシコ国境沿い南国の街である。高級レストラン等でなければ、老若男女皆短パン、スパッツ、Tシャツ、胸だし、。腹出し、なんでもござれな感じである。ってわけで、こちらも日本から持ってくるのは日本ではあまり着られない服になる(お休みしてるヨガ服便利;)←長く暮らしたサンノゼでは、気候も異なりそれほどバケーション着(とでも言おうか)は着ない。








3、食事

息子たちは、日常日本食をほとんど食べていない( ;  ; )

アジア人が多く住むカリフォルニア。サンディエゴには日系スーパーはニジヤ、マルカイ、ヤオハンがある。その他韓国系、中国系の店も多く、当たり前の日本食乾物等は手に入る。しかし魚は鮭、虹鱒、鱈、ナマズ、ティラピア、鯖、イカ、エビが、さほど苦労せずに買える魚でその他はかなり冒険である。肉は安くて美味しいと思うけれど、日本の肉とは異なる。野菜果物は全く違う。栃木の田舎で常に新鮮野菜を求めてきた身としては、結構厳しいものがある。

魚も肉も、濃い味付けがよく似合う。必然、日本食より、メキシカンやアメリカン、中華食となるってところか。。日本食料理は面倒とも言える?

我が家の母ちゃん食堂は、この1ヶ月せっせと日本食を提供し、息子達が喜んで食べてくれたのは嬉しい限り。日本から持って来た食材はほぼ使い切った。





4、年齢

我が家の末っ子である次男も30歳となった。皆さんもお子達が30を越すとそう感じるのだろうか、あまりにあっという間の末っ子30歳である。そして我々は一気に60路を駆け上がる。日本語の単語も出てこない脳の衰えで、英単語が思い出せないのは当然と言えるでしょう。

大学を卒業してから「獣医になる」と言って、再び受験体制に入った次男。6月インターンを終え、シアトルに引っ越す。息子のスクラブについたネームタグに胸を熱くした。よく頑張ったと改めて思う。





5、お喋り好きは変わらず

アメリカ人は、兎にも角にもお喋り好きと思う。いつでも陽気に声をかけ合い、冗談を言う。そして音量はおおかた大(^^)

昨年の訪米やっとコロナが収まって来た時には、Helloの挨拶も憚れる雰囲気となった。しかし今年はマスクも取って従来のアメリカ人気質に戻ったように感じられる。ホントアメリカの人たち、よく喋る〜〜。

6、運転

夫と一緒にアメリカに来るようになって、私は一切アメリカで運転しなくなった。一応免許は更新して、乗れと言われれば乗れるはず?!しかしここ数年でアメリカ、ここサンディエゴはスピード運転の車ばかりになった気がする。

サンディエゴの街は急勾配、カーブも多くさらに見通しの利かない高速道路そして合流が多く、運転はまるでカーレースのよう。以前はロサンゼルスの運転の荒さを感じていたけれど、今や全米どこもこんな状態?怖い怖い。

7、転機

どうやら我が家は引っ越し好きのようだ。3人の子供たちそれぞれが転換期を迎えてる。

もうすぐ帰国。そして我々はまたすぐ来る予定だ。

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