2018年6月19日火曜日

ベトナム再考



帰国して1週間経った。日本は寒くてヒーターが欲しくなった。庭は雑草が大喜びで、彼らの楽園になっていた。テディは第2の家となってるペットホテルで幸せな時を過ごし、友人に預かってもらっていた花鉢も皆元気で帰宅した。
当たり前になってる栃木の田園風景。何故だか胸がキュンとする。雨の合間に雑草取りして、梅の買い出し。大慌てで梅酒を漬けた。今年は梅干しも挑戦しよう。

ベトナムの小物は楽しい。あれもこれも欲しくなった。日本からの大荷物でスーツケースはいっぱい。夫は小さなバッグ一つで思ったようには買えなかったが、並べて写真を撮ってみた。
これに夫の民族楽器が加わる。

ベトナムの街並みを描いたバッグはハンドメイド。温かな風合いが気に入った。店の女性は「夫は日本の企業に勤めてます。日本にいるんですよ」と誇らしげに片言の英語で話してくれた。
ハノイではSPAにも行った。受付の女性が興奮気味に日本で暮らす姉の話をしてくれた。日本語の勉強をしているらしい。こちらも片言の英語。一生懸命彼女の話をする姿に心打たれた。彼女は日本人である私たちにスマホでお姉さんの写真もたくさん見せてくれた。日本での姉の姿を事細かに話そうとする彼女はキラキラして、日本への憧れが感じられた。

ベトナムを立つ日 ハノイ空港では、親子の別れを惜しむ姿があった。娘は10代後半?何処に旅立つのだろうか?父親が娘を抱きしめ号泣、絞り出すように何か言っていた。「元気で暮らすんだよ。こっちの事は心配しないで……」と聞こえた(^_^;)
日本やアメリカ、シンガポールではもう見られなくなった光景である。

ベトナムの人にとって、世界はまだまだ大きくて遠くて、、、なのかもしれない。
あのキラキラした日本を夢見る瞳が忘れられない。

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