春告草(ハルツゲグサ)は、梅の別名。なんて風情のある名前でしょ。
どちらかと言えば 桜より梅が好き。ゴツゴツとした枝ぶりが好き。万葉集には、梅が120首、桜は40首詠まれている。古代中国から渡って来て彼らが愛でた梅は白のみの小輪で八重咲はなかったとか。
梅を見に行った。
水戸市 偕楽園と弘道館(2/20)この日は梅はまだ2分咲き。ネットによれば、3月5日の今日はほぼ満開になってるようだ。
佐野市 朝日森天満宮と梅林公園(2/28) 5分咲き。
栃木市 三毳山万葉庭園(3/3) 満開。紅白の枝垂れ梅が見事だった。
実家にあった梅の木。毎年たくさん咲いて、たくさん実をつけた。母は梅干しや梅酒を作った。お転婆の祖母は一人梯子をかけ実を採った。そして梯子から落ちて頭を切り縫った事もあった思い出の梅の木。母が亡くなってからもその梅の木は花が咲き実をつけた。それから10年弱経って父が亡くなった。そして数ヶ月後、梅の木は突然枯れた。もう良いねってあっさりと家の梅の木である事を止めたみたいだ。今思っても不思議でならない。
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