2017年12月16日土曜日

命日に想う

今日は義父の命日。あれから4年の月日が流れた。感覚的には2年位にしか感じない。こうしてあっという間一年一年が過ぎて行くのだな。
最近のギスギスした世界は息苦しい。世の中が怒りで満ちて来てしまってるんだろか?
亡くなった実父母、義父母のあれこれを想い出した。
義父〉初めての海外は我が家の最初の赴任地オランダだった。オランダの南端アイントホーフェンという田舎町。春先ののどかな良い季節という事もあってゆっくりと時を過ごした。オランダのフリッツ(フライドポテト)は最高!オランダ版マヨネーズをつけて食す。その日はフリッツ屋さんでフリッツやクロケット(コロッケ)フリカンデール(ソーセージ)をお持ち帰りした。何でも初体験の義父。不思議そうに見ていたのかな?精算後フリッツ屋のオヤジさんが義父を見つめてウインク(^_-)したらしい。特大の(^_-)。
「男にウインクされたのは初めてだ。どういう意味だろ?」嬉しそうに言った義父の顔が浮かぶ。
義母〉同じく初めての海外はオランダのアイントホーフェン。
お隣のご主人に会った時の事だ。私が彼女を紹介し、彼は英語で挨拶した。義母は「………」の後「いつもありがとうございます。息子たちがお世話になりますがよろしくお願いします」と丁寧な日本語でしっかり頭を下げた。カッコ良かった。
実父〉彼の初めてもオランダである。スーパーに買い物に行った時の事。ニコニコと笑みを浮かべ何か言いたそうな少女が私たちの後をついてくる。そこで父"Can you speak English?"
オランダ人は子供でも英語を話す。しかし彼は英語を話せない(>_<) 父は何とかコミュニケーション取りたかったんだろうな。
実母〉オランダからパリに旅行に行った。パリの街は地下鉄が便利であるが、時に非常に混雑する。電車に腰掛けていた母の前に大荷物を抱えた女性が立った。母は身振り手振りで荷物を自分の膝におけと、彼女の荷物に手をかけた。そりゃやられた方はびっくり引くよ。私は母に注意したが「だってすごく大変そうだったのよー」と言った。母はちょっとしょんぼりしてた。

こんな記事に亡き父母たちとの思い出が蘇ったのかも。
http://www.sacbee.com/news/state/california/article189768224.html

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