初めてのシンガポール10日間の旅。記憶が褪せてしまう前に幾つか記録しておこうと思う。
何より心に留めておかなくてはならないのは、シンガポールは多民族国家であることだろう。
公用語は英語・マレー語・中国語・タミル語。人口比は中国系74.2%, マレー系13.4%, インド系9.2%, 他プラカナン、ユーラシア、ヨーロッパなどで構成されている。
英語が母国語のシンガポールの人たちにわたしの英語では通用しない。そもそも私の英語力などないに等しいものだけれど、買物ぐらいは苦労しないと思ってた。しかし通じない&わからない。なんと30と13ですら聞き分けられないのだ。また親日と聞くシンガポールの人々だが道を聞いてもどうも要領得ない。これが国民性なのか、私の英語力の問題なのかは今はまだわからない。
人口比が示すように宗教もいろいろである。19世紀前半に建てられ、今では観光業にも一役買っている仏教、ヒンズー教、イスラム教の寺院が隣り合わせに立っていたりする。いずれの寺院でもたくさんの祈る人たちがいた。日本の情緒豊かな静を思わせる寺とは違い、動の寺とでも言おうか。異文化を強く感じた。
さらに衝撃を受けたのはとんでもないエネルギーだ。
その一つは気候。ねっとりした高い湿度で30度の昼夜ほとんど気温は変わらずの熱帯の国。わたしの訪れた12月初旬はヘイズは見られず、時に曇り時に晴れ。青空も見えた。特別暑いなーと感じた日の午後は決まって、心臓が止まりそうなくらいの雷鳴と稲妻。そしてバケツをひっくり返したようなスコール。誰もが軒下で足を止める。
もう一つは何処もかしこも建築中の市街。もう充分に高層ビルが立ち並び、交通網も完備しているかのように見えるけれど、まだまだ進行中の都市開発。
さらに夜の派手さの凄いことったらありゃしない。ホント半端じゃありません。エスニックカラーの赤・青・緑・白……これでもかといった電飾である。電気はマレーシアから買ってるそうだけど、こんなにギラギラさせて良いんかい?
夫は仕事に行ってる間、私は地図とにらめっこ。目的地を定めMRTに乗ってあとはひたすら歩いた。方向音痴故、普通の経路の3倍の時間はかかっただろう。そして一人だったのでいろんな所を見られた気がする。
オランダとアメリカに住んで海外を知ったような気になっていたのが恥ずかしい。シンガポールの旅の衝撃は忘れないだろう。もっともっといろんな世界が見たくなった。
2015年12月19日土曜日
2015年12月17日木曜日
家(うち)って何?
10日間のシンガポール滞在を終えて日本に帰って来た。初めてのアジア。天候も文化も人も、、何もかもにもの凄いパワーを感じた。単純に異文化、知らない土地、30度の気温に気後れしたのではないと思う。
2015年の幕開けは帰国中の次男もいて、家族3人と1匹で始まった。水戸が家だった。4月次男がアメリカに戻り、都内での生活が始まった。8月娘の結婚。サンディエゴ〜メリーランドと追われるようにアメリカで過ごした。隔週で私は栃木と東京を住まいとした。10月夫のシンガポール赴任。栃木でテディと二人(?)の暮らしが始まった。そして12月シンガポール10日間。
どうにも心が落ち着かない。私の家はどこなんだろ?
東京でもシンガポールでも新しい仕事に大変そうに見えても、何故か落ち着いてる夫。彼の度量の大きさなのか?私が情けない奴なのか?
久々の夫との会話にその答えはあった。
夫は仕事をしている場所が「家」なんだ!そして私は家族がいる所が「家」。
この違いは大きい。夫の視線は仕事にある。私の視線は常に家族。私はその視線の行き場を失って、どこに何をの状態になってしまっていただろう。
夫が赴任して2ヶ月。シンガポールに行ってきて良かったと心から思う。私の心は開き直りに向かおうとしてる。
今を大切に。私の心が素直にそれを受け入れ始めた。
2015年の幕開けは帰国中の次男もいて、家族3人と1匹で始まった。水戸が家だった。4月次男がアメリカに戻り、都内での生活が始まった。8月娘の結婚。サンディエゴ〜メリーランドと追われるようにアメリカで過ごした。隔週で私は栃木と東京を住まいとした。10月夫のシンガポール赴任。栃木でテディと二人(?)の暮らしが始まった。そして12月シンガポール10日間。
どうにも心が落ち着かない。私の家はどこなんだろ?
東京でもシンガポールでも新しい仕事に大変そうに見えても、何故か落ち着いてる夫。彼の度量の大きさなのか?私が情けない奴なのか?
久々の夫との会話にその答えはあった。
夫は仕事をしている場所が「家」なんだ!そして私は家族がいる所が「家」。
この違いは大きい。夫の視線は仕事にある。私の視線は常に家族。私はその視線の行き場を失って、どこに何をの状態になってしまっていただろう。
夫が赴任して2ヶ月。シンガポールに行ってきて良かったと心から思う。私の心は開き直りに向かおうとしてる。
今を大切に。私の心が素直にそれを受け入れ始めた。
2015年12月9日水曜日
2015年12月7日月曜日
【南国の花〜シンガポール】
街の中心部オーチャードの近くに、150年以上前に誕生という広大な森Singapore Botanic Gardensがある。広さは52ヘクタールあり、とても1日で回りきれない広さである。
優雅に豪華絢爛されど毒々しく、時にユニークで笑いを誘う花、ハナ、hana.... 全く名前がわからない。
途中イグアナ君も顔を出した。
さらに世界最大とも言われる蘭のガーデン『National Orchid Garden』も無料で閲覧(^^) シンガポールの学校の年度末休みの恩恵を受けた(^^)
シンガポールの花図鑑が欲しい。
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