海外生活してる間に、両親はもとより祖父母も皆んな彼方の世界に逝ってしまった。
あっちに引越しこっちに引越しし、あっちの家もこっちの家も既に処分してしまったけれど、捨てられる事なく残った品々が僅かだけれど、クロゼットの隅に眠っている。その私にとってタイムカプセルのような箱を開けた。
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市役所からの納税封筒に包まれた10円玉。その封筒に書かれた懐かしい祖母の字体。お婆ちゃん会いたいよ。
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父は几帳面な人だった。彼のジョークはいつもピント外れだったけど、それが一層皆んなを笑顔にさせた。そして今なお思い出して笑顔になる。
遠く離れ生活する私たちをいつも気にかけてくれていたね。
まともに「ありがとう」って言った覚えがない。今更だけど、心からありがとうを捧げる。まだまだ私たちを見守ってて下さい。
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