2019年11月7日木曜日

屋根うらのマンガ人生


我が街で ちばてつやさんの講演会が開かれた。
ちばてつやさんと言えば 『あしたのジョー』『ハリスに旋風』『おれは鉄兵』『あした天気になあれ』他多数の作品が思い浮かぶ。
どんなお話が聴けるのだろう。どんな人なんだろう?
舞台に登場したちばさんは ニコニコ笑顔の可愛いお爺さん。1939年生まれというからおん年80歳。とても80歳には見えないエネルギッシュ かつ素晴らしい滑舌で1時間半を淀みなくお話になった。話の中心は満州からの引き上げ体験記。暗い厳しい状況を伝えながらも 思わず笑ってしまう小話が散りばめられていた。これは 赤塚不二夫さんや森田拳次さんらと刊行した『ぼくの満州』にも書かれているという。一読しよう。
彼の話っぷりから水木しげるさんを思い出した。1920年〜1940年生まれの戦争体験者たちが 次々亡くなっていく。彼らの言葉をしっかり聴いていこうと思う。
ちなみに 現在ちば氏は宇都宮にある文星芸術大学の学長をなさっているそうだ。

写真は
ちば氏「こんなお喋りばかりしてて、本物のちばてつやなの?本当にマンガ描けるのかしら?と思ってる方もいらっしゃると思います。一つリクエストの絵を描きましょう。何がいいですか?」
聴衆「あしたのジョー!!」
で、チャチャっと描いてくれたジョー🥊

0 件のコメント:

コメントを投稿