6年前突然血圧が上がった。年齢的な事と精神的ストレスによるものだったと思う。一時は最大血圧(上)200越となり、薬が効かずに何種類もの降圧剤を処方された。
帰国後、自己判断で1種類の降圧剤(カルシウム拮抗剤)だけにした。
以来1ー2ヶ月毎に医者に行き、降圧剤を処方してもらった。栃木と水戸の医療機関にかかったが、いずれも血圧を測り「その後どうですか?」と聞かれ「変わりありません」と答え「では同じように出しておきますね」で診察は終わった。
5月漢方内科に降圧剤も処方してもらう事にした。この漢方内科は一般内科とは全く違う。西洋医学に加え、各人の体質、状態をよく診て、自然治癒力を引き出す中医学が基本となっている。
医院(診療所)の建物も、医者もあの「赤ひげ」を彷彿させる。
赤ひげ先生は冗談好き、お喋り好き。いろんな事を教えてくれる。先生のジョークに私は大笑いしてしまうので、笑い話はエンドレス(^^)なので、診察時間は長くなりがち(^^;; そして、いつも看護婦さんに怒られる(>_<)
その赤ひげ先生が私の血圧記録を見て、薬の減量〜中止を薦めた。高血圧の基準値改訂に問題ありとの記事はあちらこちらで目にしていた。果たして高血圧って何が悪いの?血管が切れる?位しか思い浮かばない。
赤ひげ先生曰く、「薬による下がり過ぎで上がったり下がったりの状態が一番血管を傷つける。」
血圧についてきちんと説明してくれて、どう対応するべきか、ここまで真摯に処方してくれた医者はいなかった。
私は実行に移した。6月中旬減量開始。7月上旬完全中止。
現在高くて160/85位。このまま飲まずにいけるかどうかは未定。
因みに、「降圧剤処方の保険診療は高く必然的に診察費も高くなるよ。あんまり医者は言わないんだろうけど…」とは赤ひげ先生の言葉。
自分の体は自分で守ろう。
こんな本を読んでみた【高血圧は薬で下げるな!】
なかなか興味深い内容だった。血圧が気になる方、是非とも読んでみたらと思う。