4/1(火)くもり
エイプリールフールの今日、子供達がそれぞれかわいい”うそ”を仕掛けあって、面白い。
それぞれ絵里と宏人には、私もいっぱい喰わされた。
風邪で調子の良くない旦那は今年の”うそ”が用意できなかったと、嘆いている。
4時研人を学校までお迎えに行く。スナックを食べてすぐサッカー練習(5時~6時 半)へ。
7時宏人アート(~8時)、絵里スイミング(~7時45分)・・・電話会議中の旦那が送り迎え。
研人のサッカーフィールドまでは、20~30分(時間帯によって異なる)。
来週か らは週4日のプラクティスそして日曜のゲーム。
もう少し近かったらなあ。
学校が終わってからのアクティビティーが3つ以上になると、ちとつらい。
今は旦那の助けがあっていいけれど、あんまり頼っているのもどうかと・・。
かといって、カープール をするとかえって面倒な事になるし・・・。
子供3人でよかった。4人はとても無理だった。
7時半、泥だらけの研人はシャワーの後、残った宿題を始める。
旦那、絵里、宏人が帰って来たのが8時20分。
夕飯を終えたのが9時20分。
研人を追いやるようにしてベットへ。<ひたすら、少しでも早く寝かす事に情熱を傾けている!>
今後皆一緒に夕飯をとるのは、難しいかも。
少しやり方を変えないと・・・。
4/2(火)晴れ
少しずつまた暖かくなってきた。もう寒いのはいや!
水仙がしっかり首を持ち上げた。良かった。
生きようとする逞しさに拍手(パチパ チ)。
先週の金曜日(3/28)の事。
家からほんの5分ほどのところで、車の中で高校生(17歳)が撃たれて死んだ。
撃ったのは同じ高校生で、銃を単に見せようと、銃口を彼に向けてしまったところ、不覚にも発砲。
加害者の青年がすぐ近くの消防署(救急車がある)まで車で運んだが、 胸部に撃たれた傷は深くすでに仮死状態。
この事件のことが連日、地方新聞(Potomac News)に、大きく取り上げられている。
テレビでは連日イラク速報。アメリカ軍の進撃がいかに進んでいるか。
朝のNBC(だ と思う)ではバグダッドの天気予報まであって、攻撃するのに良いとか悪いとか・・ ・の常軌を逸したような放送も。
新聞(The Washington Post)は,WAR IN IRAQという 別紙を毎日追加。
これでもかこれでもかというような戦争の報道は目を背けたくな る。
しかしその中でイラク市民の画像や写真は極端に少なく、報道の片寄りは明らか。
戦争反対や戦術の間違いを指摘するジャーナリストは追放され、言論の自由もあったものではない。
テレビの兵士達は常に銃を構えものすごい勢いで撃つそして敵の攻撃から逃げる。
地方紙では高校生に銃が危険なものであり、人を殺してしまうものであるという認識を広める必要がある・・。
などと、書いてあったが、国を挙げて銃や爆弾を撃っていてなんてしらじらしい。
毎日毎日人を殺すシーンを見せられる若者や子供達。
最新の銃や戦闘兵器、戦闘機をかっこいいなんて思ってしまう人たちがいても少しもおかしくない。
映画やドラマなら規制もできる。でもこれは現実の事。
私達は目をそらさず報道を直視しなくてはいけないのだろう。
”Time”紙に、亡くなったイラク兵(砂漠で頭を打ちぬかれ倒れている)の写真が大きく載っていたが、
アメリカ兵の死体や捕虜の状況を伝えたイラク側の報道にはむき になって抗議するのに、
何で敵方の兵士に対してそのような事ができるのか?
砂漠で 横たわるイラク兵士にも家族はいるだろうに・・・。
全てにおいて多くの矛盾を自己中心的な展開でまとめようとするアメリカのやり方に、憤りとやるせなさを感じる。
戦争・テロ・新種の肺炎の脅威。
明るいニュースの聞かれないこの頃だが、私達の生活は一見、普通に過ぎていく。
絵里をカイロへ、研人を学校からピックアップ。
スナックをささっと食べさせ、宏人と研人をサッカーの練習へ連れて行く。
宏人の新チームの練習は今日が初日。
コーチが見つからないのでJim(前回一緒のチー ムだったRyanの父親)に頼んで急いで研人の練習場へ。
共に5時からの練習では、ど うしようもない。
シーズンが始まったばかりで練習のフィールドが確定せず、広~いフィールドを探す事数分。
今日はコンディションのいいフィールドで練習だ。
旦那に研人の迎えを依頼し(携帯電話ってなんて便利なんだろう)再び宏人のフィールドへ。
一日何十マイ ル走るのだろう。
旦那と研人が帰って来たのが7時半。
旦那は風邪なのかアレルギーなのか、鼻の脇が腫れて、鼻が曲がって見える。
私は” Sinus Infection”だと抗生剤をもらった方がいいからと、医者に行くことを勧めるが、本人行く気はないらしい。
もう、悪くなっても知らないから。
4/3(木)晴れ
なんと日中の最高気温は30℃を超えた(昨日は28℃)。
空は晴れ晴れとしていて、さわやか。
行き交う言葉は"It's a beautiful day."
桜はどこも満開。こんな所に桜の木と、その木の多さにびっくりする。
今日の言葉
"Love is always open arms. If you close your arms about love you will find that you are left holding only yourself."
2時、研人帰宅。
2時10分、軍服姿のMarkが来た。
エアコンの調整。来るはずの業者が来ない為、いったん着替えに家に帰る。
3時、宏人は学校を早退。矯正歯科へ。(30分の学校延長の為、全ての予定が変更 になる)
4時30分、歯医者から戻ると、Markと業者はほとんど作業終了。
台所に貼ってあっ た今日の我が家のスケジュールにMarkもびっくり。
4時40分、研人をサッカープラクティス(今日は6時からゴーリープラクティスもある)へ。
Markは芝の手入れを始めた。Markに「いってらっしゃーい。」と、声を掛けられる。<?何かへんなの>
私は「喉が渇いたら、冷蔵庫から適当にソーダを出して飲んでね。」と、言い残して出かける。
5時15分、宏人から明日の遠足の準備品を買ってくるようにとの電話が携帯に入る。<前もって言ってよ!>
6時30分、宏人に夕食のサンドイッチを食べさせる。
6時50分、絵里スイミングへ。
7時25分、旦那、研人を連れて帰る。
7時35分、旦那、宏人をホッケープラクティスへ。
8時、絵里をスイミングまで迎えに行く。
8時5分、いったん帰った旦那、シャワーを終えた研人と私で夕食。 絵里はゆっくり 後から・・。
8時45分、旦那、宏人のお迎え。
全くもって殺人的なスケジュールだった。
でも今は旦那様の多大なる手助けがあるから、ずいぶんいい。
こんな状況の中でも、子供達は自分はちょっとしか関わっていないと思っているんだから、いい気なもんだ。
旦那の鼻の腫れは朝になってすーっと消えた。痛みももうほとんど感じないらしい。
鼻のかみすぎで炎症でも起していたのかしらん。
「ほら、大丈夫だった。」と、威張 る旦那。
心配したよ。でも良かったね。
研人が就寝時に、ベッドからどなる。
「おかあさ~ん、座布団洗ったー?」
私「?」<研人の部屋に座布団はない>
もう一度研人「座布団を洗っちゃったの?」
ここで私、はたと気付き大声で
「洗ったのは毛布だよ~。座布団じゃなくてね。」
研人の日本語は瀕死の状態だ。
4/4(金)晴れ
いいお天気。
芽を出したチューリップもフリージアも蕾だけで花をつけなかった。
何がいけなかっ たのか。葉っぱは元気よかったのに・・・。
それに比べてパンジーはあっぱれ。
あんなに長い間、雪に埋もれていたのに、きれいに咲いている。
その逞しさにちょっと、 感激。
昨春、植えた吉野さくらは、満開。
幼い木に、いっぱいの花をつけてそれはそれは可憐で美しい。
ワシントンで行われているさくら祭り、今年も行けそうにないが、さぞきれいな事だろう。
前庭に、デイジー、ゼラニウム、べチュニア他いくつかの花を植えた。
しばらくは彩 り豊かで楽しめそう。
宏人フィールドトリップ(遠足)へ。
秋に予定されていたこの遠足。
スナイパー騒ぎで延期され、今回もテロが心配され中止になりそうだったが決行。
最高の遠足日和。
場所はOccoquan Bay National Wildlife Refuge(オコークアンベイ ナショナル野生保護区)。
ザリガニを取ったり、野性の鹿の群れを見たり大満足の遠足だった様子。
帰って来た宏人の上気した笑顔と、「楽しかった~。」の言葉は全てを物語る。
あんな顔で楽しかったと学校から帰ってくるのはここバージニアで初めての事。
私もうれ しくなっちゃった。
ぎゅうぎゅう詰めの時間割で、休み時間なし、ランチはほんの20分。遊びの要素がほとんどない今の中学で息抜きはない・・
そんなにぎちぎちで 何を学ぶのか?
旦那5時半帰宅。
6時、荷物を積み込み、明日受ける人間ドックのためにニュージャージーへ向かう。
4/5(土)雨 in New Jersey
夕方のラッシュ時、降り始めた雨、予想はしていたものの遠い(ラッシュを避けた迂回路が想像以上に遠かった)。
私はいらいらして旦那に文句を言う。
旦那もまだ喉が痛くて機嫌が悪い。
それでも子供達は途中からぐっすりお休み。
ホテルに入ったのが 昨晩12時半過ぎ。
朝9時、野口人間ドックへ。
いかにもクリーンなクリニック。
迎えてくれたにこやかな受付嬢。
5人検査用の簡単 服に着替え検査開始。
視覚・聴覚・体重・身長・血圧・血液検査・尿検査・心電図・胸部レントゲン・問診。
このほか旦那と私は、肺活量・眼底・眼圧・胃レントゲン(バリウム)。
さらに 私は婦人科健診。医師を含め、検査技師の人たちは皆とても丁寧で感じがいい。
日本ってすごいと、改めて感激する。
検査後、クッキーやおせんべい何故かゆで卵まで出してくれて、昨晩8時からの絶食のおなかを満たす。<おいしかった>
にこやか受付嬢においしいレストランやミツワ(元ヤオハン)、古本屋の場所を教えてもらう。
ハドソン河を一望する割烹料理”松嶋”で昼食。
ちょっと贅沢しすぎ?とも思ったが、教えてもらった安めのもう一軒がお休みだったし、この際と奮発。
いやー、おいしかった。
絵里や宏人は上等のお寿司やお刺身にひたすら舌鼓を打つ。
旦那と私はラーメンという所が何をか、もの語らん。
刺身の味もわからないアメリカ ンになって欲しくない気持ちと、おいしいお寿司なんてそう食べていられないわよね という気持ちが交錯する。
やっぱ、日本食はいいねえ。皆にこにこ。
ちなみに研人は エビフライとコロッケの定食。
ミツワのあるショッピングセンターは”松嶋”ほか”紀伊国屋”、”うつわの館”その 他日本の雑貨を扱った小売店が軒を並べ、そこはもう日本。
ミツワの入っているビルは日本の小さな名店街のよう。
ある、ある、ケーキ・お寿司 ・和菓子・洋菓子・・・・・。
どれもこれも魅力的。ぜーんぶ食べた~い(お昼を食べたばかりでも食欲をそそる)!
鯛焼きと桜餅を買って今日のところは我慢。
時間があまりない。いそがなくては、と思いながら、古本屋へ。
あるある、いっぱい本が。
子供達用、私達用あわせて110ドルも買ってしまった。
それでも今回はマンガ本は我慢。これでしばらく楽しめる。
子供達にも読む本がない とは言わせないぞ。わっはっは。
5時、帰路につく。
お昼あんなに食べたのに、車中で鯛焼きも桜餅もお団子も食べたのに、おなかがすいたと訴える研人。
子供3人途中ハンバーガー休憩で落ち着く。
車中、リレーでお話を作る。
数年前には長距離ドライブの時しばしばお話を家族5人 で作っていた。
子供達に言わせると、これがかなり傑作で自慢できる代物だそう。
今回のタイトルは”隣は桃太郎じいさんー桃太郎と息子たちの鬼が島での戦い2”とで も、いたしましょうか。
作品完結まで2時間近くもかかったが、楽しかったよ。
お話作りにはそれぞれの個性も出てね。
帰宅10時半。せかすように寝かせる。
昔は抱いて車から降ろしたのを思い出す。
ニュージャージーにある小日本。少し遠いけれども、たまに出かけて日本を感じるの もいい。
4/6(日)晴れ
今日からサマータイム。
ゆっくり寝ていようと思っても、研人は相変わらず朝寝坊が苦手。
眠い眠いと言いな がらも9時(昨日までは8時)起床。これって性格?
絵里と宏人はいつまででも寝ていられるのに・・・。
久しぶりに日本語のお勉強。
みんな頑張れ、きっといい事あるからね(と、信じたい)。
12時30分、旦那は研人のサッカーゲームへ。
珍しくゴーリーではなかった研人。センターミッドの研人の動きは???(と、旦那)
常に高い位置にいて、ボールが前に出てくるのを待っているそう。
これではゲームに 積極的に関われず、ボールタッチも少ない。
しかし、コーチは下がる事を嫌っているそう。
考え方の違いなのか、サッカーて難しい。
ゲームは2-1で勝利。
昨日行われたゲームは0-2で負けたそう。
同じく12時30分、私は宏人のホッケーゲームへ。
終始ディフェンスの宏人は動く範囲も広く、ディフェンスラインからドリブルで上がってシュートを狙う事もしばしばの、
なかなかいい動き(相手が比較的弱かったせ いもある)。
しかしせっかくのショットもキーパーに阻まれ、こぼれ玉を拾うフォ ワードが上がっていない。
あ~あ、基本的なことが・・・。
こうしてああじゃないこ うじゃないと思っていると、自然にコーチやアシスタントコーチになる人が増えていくのだろう。
強いチームほどいっぱいのアシスタントコーチを抱えている。
押し気味 にゲームを進めながらも、1-1で試合終了。
ここ一発決められなかったのはつらい。
両チームともゴーリーの腕前の方が上だったということか。
旦那と二人、来週のスキーの為の準備運動(?)で野球・バドミントンなどをする。
”スキー”体がもつかなあ? と、かなり心配。
とにかく怪我のないようにしなくっちゃ。
4/7(月)雨
とんでもなく先の事と思っていた日が今日になってしまう。
2003年4月7日アト ム誕生。
ドラえもんは22世紀から来たんだよね。その日も近い?
日にちが恐いように過ぎていく。
ニューヨークは雪、こちらも冷たい雨が降る。
桜が一気に散り始めた。
絵里、カイロへ。3月分の請求が来た。
また半額にしてもらいに行った。支払額は1 31ドルとなった。
カイロ通いも、あと少しで終わる。
絵里のお友達Lisa の引越しが突然決まった。
彼女が幼い時に両親が離婚し、どういういきさつか今年に入って、おじさんの家にいた彼女は
おじさんの離婚をきっかけに、おじさんの所にいられなくなったそう。
そして今度はおばあちゃんの所(ペンシルバニア)で生活することになるそうだが、
その前に家庭裁判所で調停があり、17歳の彼女は同席することになるそう。
大人の都合でたらいまわしの彼女は、悲しいという より今は怒りで震えているらしい。
絵里から話を聞いた私もつらくなってくる彼女の身の上。
何回か会った彼女はとても丁寧で礼儀正しく明るい子だ。
そんな彼女に今何をできるか絵里は考えている。
4/8(火)曇りのち雨
寒いよお~。
4月の半ばだというのに、最高気温でも4~5℃の寒~い一日。
超大忙しのはずだった午後の予定(宏人・研人のサッカー、絵里学校のソフトボール観戦)が、雨の為全てキャンセル。
絵里バイオロジーの補習を受ける。
宏人7:00pmアートのクラスへ。
絵里7:05pmスイミングへ。
旦那の電話会議がタイムチェンジの為、8:00pmからとなった。
この為彼の夕食は9時半過ぎになってしまった。
来週からは先に食事できるようにしておかないと・ ・・。
3人とも3学期の通知表をもらう。
3人とも成績を見る限りは、よくやっている。
心配していた絵里のサイエンスもリカバーできていた。
その問題のサイエンスの宿題で旦那は今日も(?)立派な所を見せる。
4/9(水)雨
それにしても寒い。冬物を整理しきれない。
そして今日も雨の為、サッカーの練習はキャンセル。
日曜日まで晴れ間は見られないとか、何だか暗いの。
カナダの雪はこれで充分だろうか? 旅行の準備を始める。
久しぶりのバケーション。今度はパスポートも忘れずに(ナイヤガラへ行った時忘れた)。
アレルギーの抗ヒスタミン剤”Claritin”をもらいに薬局へ。
この薬以前は医者の処方箋がなければ購入できなかったが、最近市販されるようになったのは知っていた。
が、窓口で「130ドルになります。」と、言われてびっくり。
保険適用の薬ではな くなったという。あ~あ、ショック。
市販の薬になったという事は、保険適用外になったという事を認識していなかった。
家にはまだ98回リフルできる権利が残っていたのだ。
こんなことならせっせと、薬に変えておけばよかった。
失敗そして反省。
もっと新聞読んで世の中の事勉強しないと・・・。
それにしても、旦那・宏人・研人の3人が飲むこの薬が、定価1錠1ドルとは、高くてそうそう飲ませられないよ。
これからのアレルギーシーズンに不安がよぎる。
宏人はお友達と家のすぐ裏のフィットネスセンター”Chinn Center”へ。
5時から7 時までバスケットをしたり泳いだりめいっぱい遊んできた。
おまけに次回のためにフリーチケットまでもらってきた。
宏人の来年度8年生のコースを選ぶ時が来た。
先生の推薦では、Language Art(国語)は、アドバンストクラス。
Math(算数)は Geometry(幾何学)を取るようになっている。
このままいくと、Mathの授業は絵里の高校で行われる(絵里も8年生時高校に行っていた)。
その他に、外国語(フランス語かスペイン語)を取り、音楽のバンドは止めたいと言っている。
昨年あんなに練習していたトランペットも今では家でほとんどさわることもなく、
あまり興味があるようには見えないのでそれも仕方ないかと納得。
今止めてしまうと高校ではもう取れないことを確認してサインする。
いろいろ考えてのサインであるが、果たして9月からどこの学校に行っているのやら ・・。
・・つらいなあ。
研人は今週体を動かしていないので、サッカープラクティスが待ち遠しい。
今話題の”American Idol”を、テレビで見る。
日本のかつての”スター誕生”とは、ずいぶん異なる。
4/10(木)くもり後雨
美容院へ行った(クーポンが手に入ったから)。何ヶ月ぶり?
我が家は実に散髪代が、かからない。
絵里は、お父さんのカットがいやになって(お年頃?)、たま~に美容院へ行くが、男2人はいつも父さんバーバー。
旦那も、あえてお金をかけていくことなく、私がカット。
初めて行った美容院で私を担当してくれたのは黒人の美容士さん(この界隈では黒人の美容師がのきなみ多い)。
お手並み鮮やか、物腰も丁寧と、満足していた私。
そこそこ会話も弾んでくると、
「働いてないの~。どうやって一日過ごしているの?暇で仕方がないでしょ。」
の、言葉に何も答えられない。
何して一日過ごしてんだろう。
結構あっという間に終わってしまうのに・・。
ホント 一日これでも忙しく生活しているんだよ。
でも何して・・・。かなり、きついお言葉でした。
研人のサッカーが急きょインドアでの練習となった。
予定変更で旦那に連絡。最近では、旦那の協力無しには一日も過ごせない。
宏人もサッカープラクティス。
雨がやんでいる間をぬって、ぬかるみを避けるように 場所を見つけて練習。
7:30PM Potomac Hospitalでのボランティアを希望している絵里は私と説明会に出席。
すでにエッセーも提出してあるが、その仕事内容等についての詳しい説明を聞く。
月 6時間のボランティア。
一年目は研修が主で救急医療の場や食膳・受付などの各持ち場を回って仕事内容を把握していく。
かなりの責任を負わされ医療関係に進みたい人には、とてもいい経験だ。
そんなに大変な仕事を高校生のボランティアに任せていいのかと思えるような事もあるが、こればかりは話だけではわからない。
主催者は長い期間やってくれる人を望んでいる。
さらにびっくりした事にはこのボランティアは、エッセーと面接による試験で採用が決まる(定員60名)。
誰でもウエルカムのボラ ンティアとはわけが違う。
それらの事を含め絵里に本当にやりたいのか再確認。
絵里は面接を受けたいと言う。
予約を入れた(4月23日7時45分)。
4/11(金)雨
よく降る。
寒い。春はいつ来る。
明日からの旅行に備えて車のオイルチェンジに行く。
そしてばたばたと旅行の準備。
いつだってぎりぎりにならないとやらないんだと、また旦那に叱られそう。
どうして もこの性格は治らない<開き直ってどーする>。
それしてもすごい荷物。
また何か大事なもの忘れてないか?
絵里はお誘いのあったお友達の誕生日会にも顔を見せず(お泊りのお誘いだった)、 バレーボールの練習へ。
先週行けなかったから、今日は絶対行くと10時までやってきた。
よほどバレーボールが好きなのか?
絵里の送り迎えを終えた旦那は、只今シャワー。
私は洗濯を終えたら、明日の旅行準備完了。
後は、明朝サンドイッチを作るだけ。
楽しんできま~す。 帰宅は、4月20日の予定。
4/12(土)くもり
9:30AM 出発
Woodbridge - 3000 - Manassas - I66 - I81 - [West Virginia] - [Maryland]
- [Pennsylvania] - Hazleton (ウェンディーズで昼食) - [New York] -
5:30PM到着Brewerton (Holiday Inn)
ひたすら北へ北へと車を走らせる。
PA州は荒涼とした森林地帯。あまり人の匂いがしない。
そしてNY州に入った途端どこまでも広がる大自然までもが粋に見えるから不思議。
合言葉の”I love NY”って、 NY市だけのことを言っているんではないんだ。
NY州に住むのも悪くないな。
長距離ドライブには慣れているとはいえ、夕方には疲れを感じ、途中インフォに立ち寄り宿を探し始めるが、めぼしい所はどこもいっぱい。
4~5件携帯からも電話をするがなかなか上手くいかない。
春休みで人の出が多いのか?
CAの時に宿が取れずに帰路についた事があったっけ(あれはサンクスギビングか?)。
不安がいっぱいになっ た所で旦那様がいい働き。
ホテル”ホリデーイン”ゲットだぜ。フー。
4/13(日)晴れ
9:00AM出発
Brewerton - Watertown - [Ontario, CANADA] - 1000Islands - R401 -Cornwall (ピザハットで昼食)
- [Quebec, CA] - Montreal - R15 - 4:30PM到着
Mont Tremblant(le Sommet) さらに北へ進む。
オンタリオ湖の東、NY州Watertownをさらに上っていくと、無数の池・湖が点在する 美しい風景が続く。
オンタリオ湖から流れるSt. Lowrence河にかかる急な橋を渡れば、そこはもうカナダ。
河にある数々の中州は100は下らないだろう。 1000 Islandsと呼ばれる所以。
お天気にも恵まれ、その中州に映える新緑と青い空で、美しさは格別。
展望台は閉まっていたので、橋の上で車を止め堪能できなかったのが残念。
カナダ国境では、カナダに行く目的を聞かれ、”スキー”と答えると、”そりゃあないでしょ。”だって。
果たしてこの先、雪はあるのか・・・?
カナダに入った途端、道路標識がフランス語になったのはもちろん、”mile”から km”に変わった事に少し戸惑いを覚える。
St.Lowrence河に沿って少し車を走らせる。
解けかけているところがあるものの、湖面にはった氷が冬の厳しさを物語る。
張った氷に石を投げたりして、しばらく休憩。
肩の強さは(も?)宏人・研人ともまだまだお父さんには程遠い。
途中Cornwallの町でピザの昼食。
たかがPizza Hutでも、アメリカよりおいしくて安い。うれしくなる。
モントリオールから一気にスキー場”Tremblant”を目指す。
15号線の降り口を間違えたのか、対面通行も難しいようなマイナーな道を通り、 山の裏側から”Tremblant”到着4:30PM。
ガイドブックにあるそのままに、おとぎの国から飛び出したようなカラフルなホテル le Sommetはゲレンデの目の前。
通路には雪はなく、長袖一枚でも寒くない。
明日は残った雪も解けてしまうと、早速滑りたそうな子供達。
確かに流れ落ちる雪解け水が気になる。
チェックインを済ませ部屋へ。
2 queen beds room・1king bed room・living roomそして2 bath rooms.これはなかなかいいぞ!
”莫大な”荷物を降ろし、散歩。
来週にはスキー場も閉まってしまうこの時期、苗場や軽井沢にも似た商店街は6時を過ぎるとどこも店じまい。
やっと見つけたおしゃれな小さなマーケットで明日の朝食用のパン・牛乳を買う。
屋内プールがないのがちょっと残念。
しかし、プレイルームでしばしビリヤードを楽しむ。
夕飯はインスタントカレー(先週NJの”みつわ”で仕入れた)。
早食い競争のように してカレーが完売。
子供達の食欲にまたまた感服。
ベッドタイムまで、ゆっくりとゲームを楽しむ。
気になっていた宏人の鼻水が少し止まってきた。
悪くならないといいが・・。
さあ、明日は2年ぶりのスキーだ。ちょっと緊張する。
4/14(月)くもり
昨日借りそこなった宏人と研人のスキーセット(絵里は持ってる)を借りに、9時すぎにレンタルショップに行く。
その時には、すでにかなりの列。
すいていると思った のに結構スキー客がいたもんだ。
滑り出したのが10時。混んでいる時には半日仕事になった事だろう。
ゴンドラで一気に頂上へ。
途中滝のように落ちる水を横目に見る。
かなり土が見えている部分があるがこれが春スキー。
頂上のリフト運行を知らせる掲示板を見ると、表示されている9つの内4つが停止。
頂上付近では、雪の状態は思ったよりも良く、快適!
宏人はローラーブレードのよう な滑り方をしてしまうのか転んでばっかり。まるで初心者のよう。
その宏人も含め、スキーに慣れてきた頃、私はすでに疲れを感じる。
「もう休もうよお~。」と、ふもとで休憩したのが、11時過ぎ。
カモシカ(ゲレンデで転んだり、 立ち往生している人たち。日本のスキー場ではこれらをよけて滑るのが大変)もいないから、
ゴンドラで上がりロングスロープを一気に降りる。
前回まで一番のスロースキーヤーだった研人が、休みなく滑り降りるから私もほとんど休めない。
子供を励ましながら滑っていた頃の方が楽だった。
ビデオも今日は撮らないから、ホント休み無しだもん。
ふもとの小粋なレストランでハンバーガーを注文。
たかがハンバーガーされどなんかフレンチ。
アメリカンハンバーガーとは違うわい。
2時、ふもとのおしゃれなショップの通りを歩き、クレープのお店で再び休憩。
甘くなくてこれまたおいしい。これまたフレンチ風?
カナダっていいよ。アメリカじゃあない。フランスじゃない。かっこいい。
旦那はもうギブアップ!!膝の上の三角巾が攣っていると言う。
宏人は調子付いてきてもっと滑りたいと言う。4人でもう1本ゴンドラに乗る。
本日の合計、ゴンドラ5本、リフト3本。
絵里は、スケートをやっていたせいか、お上手。でもすぐ疲れる(オバサンみたい)。
夜、すごい雷。
ガロンの水がどんどんなくなる。水等の買出しで大きなスーパーまでは10分ほど。
ついでにどんどんなくなるガソリンも入れる。
ガソリンはアメリカに比べてかなり高い(?)
カナダ$/リットル、アメリカ$/ガロンで比較しにくいというか、換算不可能。
春を告げる雷はお部屋から見るショーのよう。
そんな中、またカードゲーム。
なんと言っても”大貧民”は、盛り上がる。
明日の予報は雨!困ったなあ~。
4/15(火)くもり時々雨
予報通り、雨が降ったりやんだりの一日。
10:00曇天の中ゴンドラで頂上まで上がる。
ゲレンデには人影はなく、私たち専用貸しきりゲレンデのよう。
雨が来る前に、何本かビデオ撮影。
11:30には、もう疲れを感じる。
わたしにはロング1本滑れば充分。だから休憩。
宏人は、すぐお休みになってしまう事に不満。
子供3人で滑りに行かせる。<楽チン>
その間、私達はゆっくり休憩。もう滑らなくていいくらい疲れてるんだもん。
3人が帰って来たが、宏人と研人はまだ足りないらしく、再び出かける。<タフ! !>
旦那と私はひたすら休憩。 その時、急に大雨が来た。
ずぶぬれになった2人が「フーフー」言いながら帰って来たのはその数分後。
下着のパンツまで濡れ手袋も帽子も絞れるほど。
リフトに乗った直後に大雨に見舞われ、ひたすらぬれ続けた模様。
雨が上がったのを機に、一気に降りる(つもりだった)。
次の斜面はこぶこぶのロング。これで私はノックダウン。
宏人と研人はと見れば、どうやって降りたのだろう、その姿すら見えない。
下に着いて絵里と私はホテルに直行 (絵里もこぶでへろへろ)。
旦那・宏人・研人はまだ滑っている(宏研はびしょび しょのまま)。
ストックを折った旦那(転倒ではない、寿命だったのだろう)と2人が帰って来たのはしばらくたってからの事。
その後ビリヤード・サウナを楽しみ、ジャグジーで疲れを癒す。
部屋に戻り、今日もまたカードゲーム。
雨は降っても最高の一日。
4/16(水)曇りのち晴れ
雨がすっかり上がったのでスキーができる。
10:00ゲレンデへ。ホテルの目の前がゲレンデってこんなに快適。
寒さが厳しく、全面アイスバーンで滑りにくい。
風が冷たくて息が苦しいほど、まるで真冬のスキーのようだ。
雪面はカリカリでアイスリンクのよう。
11:30 山頂で早めの、昼食休憩。
山小屋の昼食も悪くない。
また一滑り。子供達はどんどん上手くなっていく。
宏・研はこぶこぶもカリカリもなんのその。
私は雪の状態が悪いと途端にギブアップ。
今回のスキーはもう充分と、一人一足先に ホテルへ戻る。
悲しい事に(うれしい事に)絵里の足前は今回の3日間で私より上になってしまった !<ショック>
しかし怪我もせず充分楽しめた事に満足し、一人ジャグジーで筋肉をほぐす。
少したって絵里と研人が帰って来た。
旦那と宏人はまだ滑っている。<旦那様、大丈夫~?>
そろぞれかってにビリヤード・エクササイズ・サウナ・ジャグジーと過ごす。
部屋に用意された洗濯機(乾燥機付き)で汚れ物全~部洗濯。
部屋にまで洗濯機が付 いていたのは今回初めて、すごく便利。待つこと無しでがんがん洗濯できた。
全員揃ったところでウィンドーショッピングそしてディナー。
スキー場に来て始めてのディナー。
三ツ和で買った便利日本食品(カレー・スパゲティー・ラーメン)でこの3日間過ごした。
これが結構いけたね。
そして今日のディナーはメキシカン。
レストランまで貸切状態だったのはちょっとさみしかったよ。
ホテルに帰ってまたカードゲーム。
最近の研人は、旅行に入ってからさらにひょうきん度が増し、異常なまでにおかしい。
宏人は髪の毛が伸びすぎで”和田アキ子”に似ている。
そんな事から、研人を”フィ ガロ”(彼がよくリズムをつけて歌っている。特に意味はないらしい)、宏人を”ア キ子”と呼ぶのが定着しそう。
明日はケベックに向かう。
パッキング開始。
今回のスキー、相変わらず、華麗な滑りの旦那様に子供達のスキー評を書いてくれるように頼んだが、
「自分で自分の滑りをビデオで見てわからなきゃだめ。」
の、一 言。
でも私には「絵里にはスキーでも抜かれちゃったね。
先ず身長、英語力、水泳・・・ ・。ハッハッ。」は、ちょっときついお言葉。
子供達のスキー技術について
絵里は形がほぼ完成しました。
ストックのタイミングも、改善が見られます。
後は どういう状況でも自分の滑りができるよう、
急斜面、こぶ斜面(これができないのは今回自覚した)、深雪、ザクザク雪をどんどん滑ること。
次は自分の狙ったスピー ドをコントロールできること。
最後に滑ることを楽しむことができるようになるこ と。
まだまだ大変だね。
宏人は自分ではとてもうまく滑っていると自覚しているはず。
実はスタンスが広すぎ、ゆえに内足が残ってしまい、転ぶのはいつもそのせい。
外足に乗っているとは言うものの、内足をきれいに上げられないのは内足が残っている証拠。
内足で切り あがるのは、まだまだ先の技術です。
ビデオを見て、自分で自覚するしかないでしょうね。
まあ、そうあせることはない。
研人はまだ、あれこれ言うには早すぎるでしょう。
次かその次のスキーの時に、今回の宏人と同じ滑りを経て行く過程の一部です。
斜面が怖くなくなったのが今回の収穫ですね。
この週末は、ビデオ鑑賞会になり、またギャーギャー騒がしいことでしょう。
宏明@仕事中でした
4/17(木)晴れ
Mont Tremblant - R15 - Montreal - R20 - St. Germain (昼食) - Quebec (Holiday Inn)
10:00 ホテルをチェックアウト。いい宿だった。
シーズン終わりでお値段も超格安だったのでは?($1639.94リフト代込み)
山を降りていく途中には、数々のスキー場がある。
これらのスキー場はモントリオールオリンピックで使われたのだろうか?
途中スーパーでドリンクの買出し。
日本食 (特に寿司)ブームなのか、醤油・酢・海苔などの種類が豊富。
手巻き寿司の本まで 魚のコーナーに。
モントリオールからケベックまでのほぼ中間点でバッフェの昼食。
田舎町だけあって 英語があやしいウエイトレス。
食べきれないほどの種類。
思いっきり食べて$45 CAN($30US)。安すぎる。
昨晩予約(2日分)を入れておいたホリデーインはケベックのダウンタウン。
せまっく るしく、ごみごみした(東京に似ている)通りを抜けて、すぐにあった。
駐車場までは徒歩5分(屋内駐車上には車高が高すぎて入らない)。
チェックイン時 に屋内プールが使えないことが判明。
屋内プールがあるからここに予約したのに~
ケベックの旧市街を散歩。
城門をくぐるとそこは、ダウンタウンとはうって変わった美しい町。
地図も持たず、インフォもすでに閉まっていたので、軽くふらふらするだけ。
風が冷たい。4月半ばにして足がこうも冷えてくるとは・・・。
人々もまだ完全な冬装備。聞けば TremblantよりQuebecの方が寒いそう。ひぇ~。
アッパータウンのサン・ルイ通りで夕食。
フレンチのコース(お得なセットメ ニュー)・絵里は山盛りサラダを楽しむ。
一つ一つ出てくるのに時間がかかる。
その 間レストランにいる人間観察がまた楽しい。
この雰囲気確かにアメリカとは違うよ。
オランダにいた頃、レストランでの待ち時間がつらかった。
今は待っている時間をも、楽しむ事ができるなんて・・。
デザートもしっかり頂いて、満足顔でホテルへ戻る。
明日1日でケベックを出ようとフロントに明日のキャンセルを申し出るが、認められず。
昨晩インターネットによる特別料金での予約だからとの理由。
ウ~ン、以後気をつけましょう。
ホテルですぐシャワーに向かった絵里が、お湯が出ないと訴える。
フロントに連絡。 誰の仕業か蛇口レバーが逆に取り付けてあった。
シャワーを終えたバスルームは水浸 し。
シャワーカーテンが内外やはり逆にされていた。
前泊者の仕業か?!
ここにもう1泊はしたくないと、キャンセルを再び申し入れに行く。
旦那は、まあ いいじゃないと消極的。こんな役はいつも私。ブー
さんざんごねてキャンセルに成功。
特別料金ではなくなったけどね。
4/18(金)晴れ
9時30分ホテルをチェックアウト。
ケベックの旧市街地を散策。
急な階段を上り、ケベック洲議事堂(Parliament Building)を通り、戦場公園へ。
見渡す限りの平原(Plains of Abraham)が広がる。
残った雪が氷となり、奇妙な姿を見せてくれる。
ここは1759年イギリス軍とフランス軍がケベックの支配をめぐって戦った場所。
20分足らずの戦闘でイギリス軍が圧勝。
とは言っても、カナダの歴史はアメリカの歴史よりもさらに私にはわからず、何ともピンとこない。
防衛施設の中心シタデル(Citadelle)は、星型の要塞。
私達は城壁沿いを歩く。
セント・ロー レンス川が見渡す事ができて、美しい。
博物館に寄ることなく、川沿いの遊歩道を歩く。
そしてケベック旧市街の中心地でもある”シャトー・フロントナック”へ。
これはダイヤモンド岬にそびえたつ超高級ホテルで、以前は新フランス総督邸”シャトー ・サン・ルイ”だったそう。
このホテルちょっこっと中を覗き見。
うん、高級感漂う。
旦那がフロントで一泊いくらか聞いて来いと言う。
何だか物怖じして聞けやしない。
トイレだけでもお借りしようとドアを押すが、部屋のキーがなければ入れない仕組み!
やっぱ、違うねぇひやかし客防止?
しかしこのホテル日本人観光客がその大多数をしめるとか・・・。
まだまだお金持ちの日本人はいるって事?
ケベック市の小さな路地にはエッチングや水彩画などを売る露店が並ぶ。
パリのモン マルトルを思い出す。
日本語を話す”干支”にやたらとこだわる男性から、小さな油絵を購入(子供達が気に入っていた)。
版画も良かったんだけど。
アッパータウンからロウアータウンに降りる急な首折り階段(Casse-Cou)を通る。
おしゃれなカフェやレストランがいっぱい。
おしゃれな雰囲気の中、どこで昼食を取ろうかと検討中、階段の一番下の段で思わず転倒。
したたかに膝を打つ。<痛い~! !>
皆大笑いする。私も思わず笑うが痛いよぉ!!
ビッコを引き引きレストランへ。
トイレで見た膝の擦り傷は、そうたいしたことない。でも痛かった。
ふらふらショッピングをしながら、旧市街地を後にする。
車を走らせ、モンモラシーの滝を見る。
滝の半分以上はすでに解けており、写真で見 る冬の美しさとはずいぶん異なる。
しかし滝が落下する中央部が未だに新雪がうず高くなっているのは、吹き上げる水しぶきによるもの?
ケベック市に入る直前にチラッと見た滝の方が、圧巻だったような気が・・・。
あの 水の量はすごかった。
一気に雪解け水が集まってこちらに押し寄せてくるかのようで、恐ろしさまで感じた。
あの滝はなんという滝だったのだろう。
さあ、ケベックともお別れ。 4時PM、南下を開始する。
Quebec (昼食) - R73 - R173 - St.-George (le Georgesville)
走って1時間St.Georgeのこぎれいな療養タイプのホテルに入る。
何が療養タイプか というと、屋内プールはもちろん、サウナ・ジャグジー・スチームバスが付いている。
さらに別料金ではあるが希望すればさまざまなマッサージも受けられる。
さらに、フロントのお姉さんが感じがとても良くて可愛い(関係ないか)。
部屋に入るとすぐ水着に着替え、プールへ。
久しぶりのプールは気持ちがいい。
しかし中高年がゆっくり浸かっている感じのプールでは子供達は大騒ぎできず(それでも かなりうるさかった)、神妙に遊ぶ。
ホテル内のレストランでディナー。
明日はもうアメリカに入ってしまう。
最後のフレンチの期待は大きい。
大人のムードのレストラン、本格フレンチ。
それでも子供達(絵里までも)はキッズ ミール(お子様用)で、前菜からデザートまで付いて$5.00USほどというお値段。
何だか申し訳なくなってくる。
旦那はあんなに食べたがっていたロブスターが食べられずにがっかり
ロブスターは秋から冬の食べ物だとか。
それでもワインに鹿肉でご満悦。
どれもこれもとろけるようにおいしく、食べ続けたいが、不幸にもおな かはパンパンになってしまい、デザートまで入らない。
くやしい。最初に出たパンの お代わりがいけなかったのか。
子供達が大きくなってコースで食事などしたことがなかったので、今回は本当に良い経験ができた。
もう”フランス料理”って何?などと聞く事もなくなるだろう。
さあ明日からひたすら走り、帰路に向かう。
今日の日もありがとう。
4/19(土)くもり
St.-George - R173 - [Main] - R201 - Bingham (朝昼食) - Waterville - I95 - I495 - Portland - I95 - [New Hampshire] - [Massachusetts] - I495 - I90 - I84 - [Connecticut] - Hartford (Holiday Inn)
朝5時、旦那は野生動物を探しに出かける。
正しくはムースを見たくて出かける。
子供達は旦那と共に出かける約束をしていたそうだが、起きない。
7時、旦那が帰って来た。
野生のMule deerを2頭見ただけだったそう。
鹿はNYからカナダに入る途中の道でかなりたくさん見た。
8時、子供達をたたき起こし、朝食も取らずに出発。
旦那は皆起きなかった事にすねてる感じ
ひたすら、田舎道を南下する。
1時間ほど走ると国境。もうカナダともお別れだ。
税関も難なく通過。 アメリカに入り、再びマイルやガロンとなり、標識も見慣れたものになる。
もう帰っ てきてしまった感あり。
カナダのムース
アメリカのムース
昨日のドライブから続くムース横断ありの標識は、アメリカに入ってからも続く。
自然と期待に目を凝らして窓から見える景色を追う。
それにしても、メイン州はかなりすごい。
えんえんと続く森、未だにしっかり凍った湖、
人がいるのかなと思える地域でもいつの時代のものかと思われるような小屋、
旧式の ガソリンスタンド・・・。
曇天も手伝ってか、冬場の悲惨さは容易に想像できる。
バージニアの森・テキサスの 草原大地・カリフォルニアの冬場の茶けた丘どれと比べてみてもメイン州の森は暗い。
何がこんなに暗く感じさせるのだろう?
11時、街道沿いのDiner(食堂)で、朝食兼昼食。
店内には村の者と思われる男衆が7~8人。
アメリカ版”五郎ちゃん”みたい。みんな 顔見知りなんだろうなあ。
出てきた食事はオムレツ各種+パン。
これがとっても家庭的で田舎くさくてグッド。
その後もムースサインは続いたが見ることなく、ひたすらドライブ。
もうドライバーの旦那様が肩の痛みが、きつくなってきた頃(4時)コネチカット州 Hartfordに泊まる。
室内プールで遊び、ホテル前のメキシカンでディナー。
明日はもうおうち。
4/20(日)晴れ
Hartford - I84 - Waterbury - [New York] - R17 - I87 - New York - I95 - [New Jersey] - Mitsuwa (昼食) - R1 - I95 - I287 - R1 - I295 - R322 - [Pennsylvania] - I95 - [Delaware] - [Meryland] - Baltimore - Washington - [Virginia] - Woodbridge
Easter Sunday(復活際の日曜日)
本来なら教会に行ってキリストの復活を祝うミサを聞いたり、
エッグハントを楽しん だりするのがこの日の過ごし方なのかもしれない。
が、私達はひたすら家を目指す。
朝食抜きで出発の予定が、やっぱりおなかが空いてホテルの朝食をとって出かけたのが、10時近く。
私のナビゲーションでニューヨークとニュージャージーを隔てるハドソン川を
行った り来たり3回も渡ってしまった!
3つの橋は大きいものも小さいものもあったけれど、この辺はやたらに通行料をとるのが気になる。
私達が”日本”と呼んでいるニュージャージーの三ツ和のモールで昼食。
ダイエイの食料品コーナーのような一角で昔のデパートの最上階のレストランのようなサンプルから食べたいものを選ぶ。
カウンターから出来上がった弁当・丼などをテーブルへ。
何故かすご~く日本ぽい(本当は今の日本をよく知らない)。
お味は? 残念ながら今一つかな。
これじゃ日本ではやっていけないのでは・・・?
この前気にかけながら買えなかったパン・甘栗そして夕食用におにぎり・コロッケ・肉まんを手に入れる。
紀伊国屋さらに古本屋にも立ち寄り、さあこれで予定は全て終了。
3時半、帰路につく。
ガンガン走り、途中ボルチモアの手前で最後のトイレ休憩と、おにぎり等をぱくつく。
子供達は最後まで元気そのもの。
疲れも見せず、騒々しいほどの騒ぎよう。
9時30分、全走行距離2090マイル(3762キロメートル)ついに家に着いた。
この間運転手は旦那一人。
(何回も代わるといったのに、譲らなかった。信用がない ?)
子供達はうれしそう。
旅行に行くのはうれしがるが、また帰ってきて自分の部屋や ベットで寝られるのをこの上なく幸せに思う様子。
この姿は旅行の後、必ず目にする。
しばし、自分たちのお土産を楽しみ、今回の締めに再び”大貧民”を一回だけ。
良い旅だった。
怪我も病気もせず、皆元気に、食事もおいしく、文句なしの旅行だった。ありがとう。
ただ、絵里のフランス語がまだまだで、とても旅行に役立つ働きをしなかったのは残念。
絵里の知識が役に立った事を強いて言うならば、スキー場の山小屋の食堂でスー プの種類がわかった事ぐらい。
バイリンガルからトライリンガルになる事を夢見ているが、まだまだ先は長い。
それにしてもカナダっていいなあ。また行きたい。
4/21(月)晴れのち曇り
旦那様は今日からお仕事。
日本からの出張者もいて、今週は少し忙しいらしい。
もう一日学校はお休みなので、子供達はゆっくり朝寝坊かと思ったら、思いのほか早く起きてきた。
ドライブ中よく寝ていたので疲れていないのかも。
旅行の後の片付けはいつもながら、うんざり。
山のような洗濯物・スキー用品・パン フレットその他雑多なものの整理に追われる。
久しぶりのお勉強をした後、絵里をカイロとヘヤーカットに連れて行く。
帰宅後、研人と洗車。
宏人は芝刈りを始めようとしたが、芝刈り機が動かない。修理が必要。
研人の散髪をする。
宏人は私にされるのを拒絶。何で??
留守にしていた間に荒木弁護士からメールあり。
しばらく連絡がなかったので心配 していた。
申請方法の説明を知る。費用は$7000近くかかる模様。厳しい。
郵便物もまとめて手にする。
宏人が中学で行われた”Math League”で7年生350人中5位だったとの表彰の手紙あり。
宏人って(頭が)切れるんだか切れないんだかよくわからん。
とにかく おめでとう。
4/22(火)雨のち曇り
ほんの9日間留守にしただけでここWoodbridgeは春真っ盛り。
八重桜・花水木の花は 真っ盛り。木蓮も見ごろ。
花壇の花も太陽と水をたくさんもらったのか、生き生きして春爛漫。
庭の吉野桜は黄緑色の葉がきれい。
日常生活が始まった、 6時~8時研人サッカープラクティス。
6時半~7時半宏人サッカープラクティス。
絵里スイミング7時~7時50分。
宏人のアートはお休みする。
それぞれの場所が離れているので、どうしたものかと思案中に、旦那様からうれしいお電話「なんか手伝えるよ。」
絵里をスイミングに連れて行く事と、研人のお迎えを頼む。 感謝感謝。
旅行から帰って冗談めかしに
「さあ、いっぱい楽しんだね。これからはいい子になるねぇ。」
との、旦那様の確認もむなしく、宏人はあくまでも宏人。
皆の勉強中に大声で歌って迷惑をかける、使った物は出しっぱなし、
今日は絵里が帰って来る前にシャ ワーを浴びろを言ったのに、泥だらけのサッカー着のまま本を読んでる。
などなどさらにあげればきりがないほどのわがまま放題。いいかげんにしろ!!
夏休みまでちょうど後2ヶ月。
この夏、日本に帰りたい。
テロ警戒レベルが引き下げられたのに伴なって、キャノンの出張も解禁になった様子。
旦那は一時帰国の申請を出す。
4/23(水)曇りのち雨
旅行の後片付けと冬物の整理で一日を過ごす。
絵里はPotomac Hospitalのボランティアをする為の面接に行く。
ほんの20分程度のグループ面接だったが、面接に来た学生達はきちんとした服装。
ジーンズにバレーボールのジャケットといういでたちの絵里は、面接後不安げ。
ど んな服を着て行ったらいいか、私に聞いていたが、私は普通でいいのではないかと答えていた
落ちてしまったら私の責任?まあ、仕方がないわね。
面接の内容は、本人の意欲と病院に通う交通手段の確認が主だったよう。
このような 面接は絵里も初めての事。果たして、はきはきときちんと答えられたのかしら・・・ ・?
旦那は送別会で10時近くに帰宅。
4/24(木)晴れ
キャノンの新島ひろ子さんの家に行く。
彼女の家はSpringfieldで、I-95を20分ほ ど上った所。
慣れない土地での運転なので、旦那様に注意事項を聞く。
「降り口を間違えなければ 大丈夫だよ。」
ひろ子さんのEメールによれば、降り口は168B。 「よっしゃ~。大丈夫そう。」
日頃高速道路にのることのない私だが、毎日の運転で慣れたせいか、地図もよく確認せずにI-95にのる。
順調にI-95を北へ。出口が167まで来て、さあ次と気を引き締めていると、途端に 169が現れた。
<うっそー。168は?>と169の出口を見れば、Old Keene Mill Rdの文字が・・・・。
気を取り直してこの先に168Bが出てくるかもと車をさ らに走らす。
交通量はどんどん多くなり、車線変更の車が忙しくて危ない。
と、思っ たら出口170さらにI-495の入り口まで来てしまった。
ワシントンだのボルチモア とかの文字も・・・・。
<ヒェー。だんなの言ったとおり出口間違えた~。>
もう何 だかわけがわからないまま、とりあえずワシントンの方には行かないようにと、I-495にのりかえる。
私の意思に反して、さらに行けども出口が見つからず時速70マイ ル(時速112キロ)で北に突き進む。
<勘弁してよ~。どこまで行くんじゃい。もっ とゆっくり走ろうよ。ガソリンたっぷり。気を落ち着けて・・・。>
などと、ぶつぶ つ言いながらやっと出たのがAnnandale。
いささかほっとしたが、自分がどこにいるのかすらわからない。
近くにいた工事のおっちゃんに「ここはどこ?」と、バカな質問をすると
「あんたは、どこに行きたいの?」と逆に聞かれ答えると、丁寧に道順を説明してくれる。
さらにほっとして、ひろ子さんに遅れる旨を電話。
それからは順調にひろ子さん宅に着いたが、旦那の予測(?)の通り、出口が違ってしまうとは・・ ・。情けない・・・。
~出かける前には地図で自分で確認~今回学んだ事です。
それ にしても方向感覚が全くない私って一体・・・!!
さてひろ子さん宅では、すでに松本けいこさんもいらしていた。
昼食もお預け状態で、ひたすら私の来るのを待っていてくれた。申し訳ありません。
新島家は、私達と同時期サンノゼから越してきたが、あと3週間でボイジー/アイダホ に転勤になる。
松本家は未だどこに行くのか気をもんでいる様子。
しかし子供のいない両家は、転勤も気軽そう(でもないか?)。
おいしいお昼をご馳走になり、たくさんおしゃべりを楽しみ、失礼する。
帰りはバッチリ23分で家に着く(すごいスピード)。
迷わなければこんなに近いのかと、今になって知る。もうI-95も恐くないぞお。
研人サッカープラクティス(6:00~6:40チームプラクティス、6:45~7:45ゴー リートレーニング)
チームの練習とゴーリーのトレーニングの場所が徒歩15分と離れた所にある為、
移動用に自転車を持って出かける。お迎えは旦那。
宏人ホッケープラクティス(8:00~9:00)。お迎えは旦那。
サッカーの練習を休む。このスケジュールでは両方は無理。
どうして火・木曜にいろんな事が集中してしまうのか。
絵里スイミング(7:05~7:45)。全部で1400mぐらい泳ぐそう。聞いているだ けでグロッキーな気分。
4/25(金)晴れのち雨
通常通り、子供達は帰宅。
昨晩留守中に宏人の友達Ericからお泊りの誘いあり。
その件で「今度家に泊まりに来てもらえば」と私が言った事で、宏人ともめる。
私が言った”今度”を”今日”と、 取り違えた宏人は、今晩泊まりに来るように誘ったらしい。
泊まりに来るのはいいが、宏人の高圧的な言い方に腹を立てる。
さらに明日の予定も把握していない状態で威張る。
感違いしたのは仕方がないにしても、<お母さんが誘えと言ったから誘った。自分は 間違っていない。>
と、いうような態度は、許せん。
言い方を変えたらOKと言っても、頑固な宏人は尚も
「お母さんが言った。自分は少しも悪くない。」の一点張り。
もう、OKなんか出すもんか。
そして今日はEricの家まで私はドライブしないよと宣言。<はい、私も頑固です>
もう~~最近の宏人、態度悪いんだから・・・ ・。
絵里バレーボール(7:30~10:00)の練習。
7時半降りだした雨の為か、家のすぐ前Prince William Parkwayで事故。
発生直後のようで、めくれ上がったボンネットが生々しい。
思わず鳥肌が立つ。この場所での事故は多く、信号機が付くことを切に願う。
その事故の影響で渋滞。
突然の雨だとほうぼうで救急車のサイレンがこだまする。
細心の注意を払って車を走らせる。
これからの事を思い、ストレス過多なのか、肩こりのひどい旦那は珍しく残業。
とは いっても8時帰宅。
6時半帰りに慣れた私は、この帰宅時間を大変遅く感じる。
4/26(土)雨のちくもり
激しい雨の音に目が覚める。
この分ではサッカーのゲームは無しと思いきや、しっか りメールが入る。
”The soccer fields are open”<ゲ~、こんな中でやるの~?>
宏人をたたき起こし、4人(絵里はまだ寝てる)で出かける。
フィールドに着けば、雨も上がりゲームが延期にならなかった事を幸いに思う。
ぬかるみの中ゲーム開始。
リクレーションのリーグだと、こんなもの?!と思われるサッ カーゲーム。
その中で宏人も冴えない。
フォワードの彼は何回かドリブル突破。なのに何故かシュートを狙わずパスを出す場所を探す。
まるでディフェンスが来るのを待っているよう。
同級生達がどんどん大きくなって体格の差は開くばかり。
その中で頑張っているとは言うものの、もう少し何とか・・・。
スピードや体力のない宏人はサッカーは向かないのか?
ゲームは1-1の引き分けで終わる。
予定より遅く始まった宏人のゲームで、次の予定”Snack shed(スナック売店)”の ボランティアの時間が来てしまう。
宏人のゲーム後半途中で宏人・研人をフィールド に残したまま、旦那の運転で私は研人のホームフィールドへ向かう。
宏人のフィール ドから研人のフィールドまで30分。
私をフィールドに降ろし、旦那は再び宏人のフィールドに戻る。
売店でのボランティアは今日が2回目。
今日はスタンドに面したフィールドでのゲー ムがだいぶ変更・キャンセルになったのでお客も少ない。
ホットドックのソーセージ を焼きながら相棒Cheryl(チームメートShawnのママ)と、おしゃべり。
裏のフィー ルドは全試合行われているそうだが、ボランティアが来ない様子。
店の移動もできずかなり暇なスタンド。
そこへ旦那が子供3人連れて来る。絵里にはお手伝いを頼んでいたのだ。
宏人と研人は広いグランドにできた水溜りで遊ぶ。
おたまじゃくしを何十 匹も捕まえて楽しそう。<靴もズボンも気にしちゃいない>
4時、スタンドを閉め、残ったペストリーとホットドックをもらって帰る。
絵里のリクエストでKorlsにお買い物。
研人は一人お留守番。研人はほんとに買い物が嫌い。
気に入った物が買えたようで、満足気の絵里。
宏人は50ドルもする靴をねだる。即、却下。
夕食を終え、家族揃って1週間前を思い出しながら、旅行のビデオを見る。
今回のカメラマンは研人。時々説明も入って面白い。
が、如何せん収録時間が短い。 <もっと撮ればよかった>
自分達のスキーも画面を通して見る。
「こんなにのろくなかった。」
「ものすごいスピードだったのに・・・。」が主な感想。
まだ上手くなりたいという思いはあまり強くない様子。
4/27(日)晴れ
12:30研人サッカーゲーム ウォーミングアップをしていた研人が
「太ももが痛くて・・・。」と、泣きそうな顔で言ってきたのはゲーム開始30分前。
痛み止めを飲ませ練習に戻すが、座ったっき り動かない。
コーチAndyは大事をとって無理させないと言う。
軽いマッサージを施し、フィールドサイドに椅子を運び待機。
私達は反対側からゲームの様子を観戦。
座ったきり自分では何もしない研人にいらいらがつのる。
前半を終わって0-2。
足を動かすでもなくマッサージをしている様子もなくただボーっとゲームを見ている研人。
以前から時々太ももがつると言ってはいたが、何の対処方法も持たない彼に呆れると同時に腹が立つ。
このゲームの為、家を11時過ぎに出てきたのに~。
こんな時 優しい親だったら”かわいそうに、どうしましょ。”と、でも思うのか。
でも私には、何だか研人が情けなく思えて仕方がない。
以前友達に「そんなにスポーツママ じゃなくてもいいんじゃないの?」なんて言われた事があったっけ。
結局試合は0- 2のまま終了。
試合後聞くところによれば、チームの中心選手であるShawnも腰痛で試合に出たがらなかったそう。
それでもShawnの父親であるアシスタントコーチJoeが ゲームに出したそう。
そのような状況を知っていても座り続けた研人。
まあ、どの程度の痛みだったか私には知りようもない。
そのまま宏人ホッケーゲームへ。
充分に時間があるつもりが大忙しの移動。
高速道路をすっ飛ばし、途中ハンバーガー を手に入れ、ホッケー場(Total Sports)に着いたのがを2時50分。
宏人は昼食をとる時間もない。
今日もディフェンスの宏人。
チーム力の差は明らかで、1-6の完敗。
週末の子供達のスポーツ観戦。
何だかスカッとした事をしてくれなくて気分が晴れない。
子供の派手な活躍を期待するのは、間違っているとは知ってはいても、
いずれもスト レスが溜まる試合内容で、何とも・・・。
こんな時には自分で体を動かすのが一番と、旦那と宏人を誘い、3人で汗を流す。
研人には「ダメ~!」の一言。
27~8℃あるのだろうか。とても長パンツではいられない。
公園前の駐車上でのバドミントンにテニス。
疲れたけれど、気持ちが良かった。
そろそろ帰ろうという頃、自転車で現れた研人は、やりたくてうろうろ。
もう完全に足は治っている(宏人のゲームの時点で痛みはすでになかった)。
なんて研人って可愛いんでしょ。
自転車で来る前に算数と漢字のワークブックをやったと言うから。
(これなら文句は言わないだろうとの、研人のがそこにはある)
絵里はお友達と高校で行われる劇を見に行くといっていたが、友達と連絡が取れず キャンセル。
中学時代に比べて友達と出かけることが極端に少なくなった絵里。
難しい年頃。新聞に常に出ている高校生による事件。
良い友達と良い時を持って欲しい。
4/28(月)晴れ
絵里カイロへ、その後すぐ高校で行われるソフトボールゲーム観戦。
フレッシュマン (高1)にしてVarsityで正捕手のCatが出た。
病院のボランティアの合格通知が届く。<服装で落ちないでよかった>
今度の土曜日には、早くもオリエンテーションが始まる。
"Love knows hidden paths."
"Love is a game that two can play and both win,"
4/29(火)曇り
まゆみ.Fさんとランチ
Potomac Millのすぐそばの新しくできたタイレストランで会う。
最近この界隈にも多くのタイレストランができてこの辺だけで3件目。
2年前に越してきた時にはマナサ スに1件あっただけ。
オリエンタルストアーも増えて日本食を買うのもずいぶん楽になった。
食事後Ikea(家具や)をふらふらする。
日本にある家具の問題が、頭をよぎる。
その後新しくできたベーカリーでコーヒー。
カリフォルニアによくあったカフェスタイルのベーカリー。
こんな雰囲気久しぶりだなあ。
テキサスの時カフェができたと言って喜んでいた時があったなあ。
これらの町は無邪気で田舎くさくて、カリフォルニアやニューヨークへの憧れは強いのかもしれない。
研人(6:00~8:00)・宏人(6:30~7:30)サッカープラクティス
5時半2人を乗せプラクティスへ。
今日は旦那はRocheter.NYに出張でヘルプは頼めない。
研人をフィールドに降ろし、宏人のフィールドへ向かう。
家に立ち寄った10 分間で夕食の下準備(10分で何ができる!?)
すぐに宏人のお迎えそして研人のフィールドへ向かう。
研人の練習は終わる時間がはっきりしていないので、すでに終 わっているかもと、全速力(危険だぞ!)で車を走らせる。
途中携帯から研人に電話 を入れるが出ない。まだ練習中か?
フー、練習後のミーティングに間に合った。
今日の往復のドライビング中面白い事が2つ。
①Wild Turkey(野生の七面鳥)を見た。
森に続く小さな草原で6~7羽のTurkeyが集う。
Almadenの小道でも1~2回見たことがあるが、群れていたのは今回が初めて。
大きい。おかしな顔、何を食べて生きているんだろう。
②簡単にコーチ等に言い返したり(talk back)すぐ不満を言うあるチームメートの話をしていた。
私「どうしたらそんなにコーチやよその親に言い返せる子に育つんだろうね~?
あな たたちには、やれって言ってもできないよね。」
宏人「できないよ。お母さんは”とと”達が、勝手なこと言ったら”口答え”するで しょー。
そういう子のお母さんはしないんだよ。」
研人・私「口答え??!」
言葉の使い方の間違えに気付いていない宏人は、いたってまじめに
「そうなんだよ。 子供が何言っても”Honey(愛しい子)、Honey(愛しい子)”で終わるんだよ。」
彼の言わんとしている事は理解、しかし一応”口答え”の使い方を教える。
どこまで わかったんだか。
いつまでも笑い続ける研人。研人の方が日本語通?
絵里はスイミングをお休みする。
時間よりかなり早くに連れて行かれ、なかなか迎えに来てくれなさそうな状況を嫌っての事。
宏人のアートも休む。5月は休みを取るつもり。 こう忙しくてはとても無理だ。
めずらしく研人の宿題が多い。
サッカーに行くまでの1時間で終わらず、食事を終えた9時から再び取り組み、終わったのが10時半近く。
今までにない宿題量に研人は クタクタ。
4/30(水)晴れ夜土砂降り+雷
研人4時半"I saw a deer."と大騒ぎで帰って来た。
子供達のバス停は裏の公園の入り口、目の前は森になっている。
その森に大きな鹿(Mule deer)がいたそう。
近くの男性が教えてくれた時には、身動き一つせずまるで置物のようにだったとか。
そして 動き出したてその大きさにびっくりしたそう。
こんなに自宅のすぐ近くで鹿を見たのは、アメリカ生活9年目にして初めて。
宏人はバスケットボールやスイミングをしに、先日もらったフリーチケットを手に、自転車でChinn Centerへ行った。
Chinnまでは自転車でも10分。裏の公園を抜ければ、すぐだ。
夏時間になって8時まで明るいのでこんな事もできる。
自転車でほうぼう行ければ子供達の行動範囲も広がるってもの。結構結構。
旦那が出張先から帰ったのが8時半。
相変わらず、肩の凝りに悩まされてる。
夜10時、ひどい雷とたたきつけるような雨。
空気がよどんでいるようで気持ちが悪い。
夏の一時帰国申請は、CAの上司の許可が下りた。
お次はNYの人事へと話が進む。
<すごろくみたい!?>
エイプリールフールの今日、子供達がそれぞれかわいい”うそ”を仕掛けあって、面白い。
それぞれ絵里と宏人には、私もいっぱい喰わされた。
風邪で調子の良くない旦那は今年の”うそ”が用意できなかったと、嘆いている。
4時研人を学校までお迎えに行く。スナックを食べてすぐサッカー練習(5時~6時 半)へ。
7時宏人アート(~8時)、絵里スイミング(~7時45分)・・・電話会議中の旦那が送り迎え。
研人のサッカーフィールドまでは、20~30分(時間帯によって異なる)。
来週か らは週4日のプラクティスそして日曜のゲーム。
もう少し近かったらなあ。
学校が終わってからのアクティビティーが3つ以上になると、ちとつらい。
今は旦那の助けがあっていいけれど、あんまり頼っているのもどうかと・・。
かといって、カープール をするとかえって面倒な事になるし・・・。
子供3人でよかった。4人はとても無理だった。
7時半、泥だらけの研人はシャワーの後、残った宿題を始める。
旦那、絵里、宏人が帰って来たのが8時20分。
夕飯を終えたのが9時20分。
研人を追いやるようにしてベットへ。<ひたすら、少しでも早く寝かす事に情熱を傾けている!>
今後皆一緒に夕飯をとるのは、難しいかも。
少しやり方を変えないと・・・。
4/2(火)晴れ
少しずつまた暖かくなってきた。もう寒いのはいや!
水仙がしっかり首を持ち上げた。良かった。
生きようとする逞しさに拍手(パチパ チ)。
先週の金曜日(3/28)の事。
家からほんの5分ほどのところで、車の中で高校生(17歳)が撃たれて死んだ。
撃ったのは同じ高校生で、銃を単に見せようと、銃口を彼に向けてしまったところ、不覚にも発砲。
加害者の青年がすぐ近くの消防署(救急車がある)まで車で運んだが、 胸部に撃たれた傷は深くすでに仮死状態。
この事件のことが連日、地方新聞(Potomac News)に、大きく取り上げられている。
テレビでは連日イラク速報。アメリカ軍の進撃がいかに進んでいるか。
朝のNBC(だ と思う)ではバグダッドの天気予報まであって、攻撃するのに良いとか悪いとか・・ ・の常軌を逸したような放送も。
新聞(The Washington Post)は,WAR IN IRAQという 別紙を毎日追加。
これでもかこれでもかというような戦争の報道は目を背けたくな る。
しかしその中でイラク市民の画像や写真は極端に少なく、報道の片寄りは明らか。
戦争反対や戦術の間違いを指摘するジャーナリストは追放され、言論の自由もあったものではない。
テレビの兵士達は常に銃を構えものすごい勢いで撃つそして敵の攻撃から逃げる。
地方紙では高校生に銃が危険なものであり、人を殺してしまうものであるという認識を広める必要がある・・。
などと、書いてあったが、国を挙げて銃や爆弾を撃っていてなんてしらじらしい。
毎日毎日人を殺すシーンを見せられる若者や子供達。
最新の銃や戦闘兵器、戦闘機をかっこいいなんて思ってしまう人たちがいても少しもおかしくない。
映画やドラマなら規制もできる。でもこれは現実の事。
私達は目をそらさず報道を直視しなくてはいけないのだろう。
”Time”紙に、亡くなったイラク兵(砂漠で頭を打ちぬかれ倒れている)の写真が大きく載っていたが、
アメリカ兵の死体や捕虜の状況を伝えたイラク側の報道にはむき になって抗議するのに、
何で敵方の兵士に対してそのような事ができるのか?
砂漠で 横たわるイラク兵士にも家族はいるだろうに・・・。
全てにおいて多くの矛盾を自己中心的な展開でまとめようとするアメリカのやり方に、憤りとやるせなさを感じる。
戦争・テロ・新種の肺炎の脅威。
明るいニュースの聞かれないこの頃だが、私達の生活は一見、普通に過ぎていく。
絵里をカイロへ、研人を学校からピックアップ。
スナックをささっと食べさせ、宏人と研人をサッカーの練習へ連れて行く。
宏人の新チームの練習は今日が初日。
コーチが見つからないのでJim(前回一緒のチー ムだったRyanの父親)に頼んで急いで研人の練習場へ。
共に5時からの練習では、ど うしようもない。
シーズンが始まったばかりで練習のフィールドが確定せず、広~いフィールドを探す事数分。
今日はコンディションのいいフィールドで練習だ。
旦那に研人の迎えを依頼し(携帯電話ってなんて便利なんだろう)再び宏人のフィールドへ。
一日何十マイ ル走るのだろう。
旦那と研人が帰って来たのが7時半。
旦那は風邪なのかアレルギーなのか、鼻の脇が腫れて、鼻が曲がって見える。
私は” Sinus Infection”だと抗生剤をもらった方がいいからと、医者に行くことを勧めるが、本人行く気はないらしい。
もう、悪くなっても知らないから。
4/3(木)晴れ
なんと日中の最高気温は30℃を超えた(昨日は28℃)。
空は晴れ晴れとしていて、さわやか。
行き交う言葉は"It's a beautiful day."
桜はどこも満開。こんな所に桜の木と、その木の多さにびっくりする。
今日の言葉
"Love is always open arms. If you close your arms about love you will find that you are left holding only yourself."
2時、研人帰宅。
2時10分、軍服姿のMarkが来た。
エアコンの調整。来るはずの業者が来ない為、いったん着替えに家に帰る。
3時、宏人は学校を早退。矯正歯科へ。(30分の学校延長の為、全ての予定が変更 になる)
4時30分、歯医者から戻ると、Markと業者はほとんど作業終了。
台所に貼ってあっ た今日の我が家のスケジュールにMarkもびっくり。
4時40分、研人をサッカープラクティス(今日は6時からゴーリープラクティスもある)へ。
Markは芝の手入れを始めた。Markに「いってらっしゃーい。」と、声を掛けられる。<?何かへんなの>
私は「喉が渇いたら、冷蔵庫から適当にソーダを出して飲んでね。」と、言い残して出かける。
5時15分、宏人から明日の遠足の準備品を買ってくるようにとの電話が携帯に入る。<前もって言ってよ!>
6時30分、宏人に夕食のサンドイッチを食べさせる。
6時50分、絵里スイミングへ。
7時25分、旦那、研人を連れて帰る。
7時35分、旦那、宏人をホッケープラクティスへ。
8時、絵里をスイミングまで迎えに行く。
8時5分、いったん帰った旦那、シャワーを終えた研人と私で夕食。 絵里はゆっくり 後から・・。
8時45分、旦那、宏人のお迎え。
全くもって殺人的なスケジュールだった。
でも今は旦那様の多大なる手助けがあるから、ずいぶんいい。
こんな状況の中でも、子供達は自分はちょっとしか関わっていないと思っているんだから、いい気なもんだ。
旦那の鼻の腫れは朝になってすーっと消えた。痛みももうほとんど感じないらしい。
鼻のかみすぎで炎症でも起していたのかしらん。
「ほら、大丈夫だった。」と、威張 る旦那。
心配したよ。でも良かったね。
研人が就寝時に、ベッドからどなる。
「おかあさ~ん、座布団洗ったー?」
私「?」<研人の部屋に座布団はない>
もう一度研人「座布団を洗っちゃったの?」
ここで私、はたと気付き大声で
「洗ったのは毛布だよ~。座布団じゃなくてね。」
研人の日本語は瀕死の状態だ。
4/4(金)晴れ
いいお天気。
芽を出したチューリップもフリージアも蕾だけで花をつけなかった。
何がいけなかっ たのか。葉っぱは元気よかったのに・・・。
それに比べてパンジーはあっぱれ。
あんなに長い間、雪に埋もれていたのに、きれいに咲いている。
その逞しさにちょっと、 感激。
昨春、植えた吉野さくらは、満開。
幼い木に、いっぱいの花をつけてそれはそれは可憐で美しい。
ワシントンで行われているさくら祭り、今年も行けそうにないが、さぞきれいな事だろう。
前庭に、デイジー、ゼラニウム、べチュニア他いくつかの花を植えた。
しばらくは彩 り豊かで楽しめそう。
宏人フィールドトリップ(遠足)へ。
秋に予定されていたこの遠足。
スナイパー騒ぎで延期され、今回もテロが心配され中止になりそうだったが決行。
最高の遠足日和。
場所はOccoquan Bay National Wildlife Refuge(オコークアンベイ ナショナル野生保護区)。
ザリガニを取ったり、野性の鹿の群れを見たり大満足の遠足だった様子。
帰って来た宏人の上気した笑顔と、「楽しかった~。」の言葉は全てを物語る。
あんな顔で楽しかったと学校から帰ってくるのはここバージニアで初めての事。
私もうれ しくなっちゃった。
ぎゅうぎゅう詰めの時間割で、休み時間なし、ランチはほんの20分。遊びの要素がほとんどない今の中学で息抜きはない・・
そんなにぎちぎちで 何を学ぶのか?
旦那5時半帰宅。
6時、荷物を積み込み、明日受ける人間ドックのためにニュージャージーへ向かう。
4/5(土)雨 in New Jersey
夕方のラッシュ時、降り始めた雨、予想はしていたものの遠い(ラッシュを避けた迂回路が想像以上に遠かった)。
私はいらいらして旦那に文句を言う。
旦那もまだ喉が痛くて機嫌が悪い。
それでも子供達は途中からぐっすりお休み。
ホテルに入ったのが 昨晩12時半過ぎ。
朝9時、野口人間ドックへ。
いかにもクリーンなクリニック。
迎えてくれたにこやかな受付嬢。
5人検査用の簡単 服に着替え検査開始。
視覚・聴覚・体重・身長・血圧・血液検査・尿検査・心電図・胸部レントゲン・問診。
このほか旦那と私は、肺活量・眼底・眼圧・胃レントゲン(バリウム)。
さらに 私は婦人科健診。医師を含め、検査技師の人たちは皆とても丁寧で感じがいい。
日本ってすごいと、改めて感激する。
検査後、クッキーやおせんべい何故かゆで卵まで出してくれて、昨晩8時からの絶食のおなかを満たす。<おいしかった>
にこやか受付嬢においしいレストランやミツワ(元ヤオハン)、古本屋の場所を教えてもらう。
ハドソン河を一望する割烹料理”松嶋”で昼食。
ちょっと贅沢しすぎ?とも思ったが、教えてもらった安めのもう一軒がお休みだったし、この際と奮発。
いやー、おいしかった。
絵里や宏人は上等のお寿司やお刺身にひたすら舌鼓を打つ。
旦那と私はラーメンという所が何をか、もの語らん。
刺身の味もわからないアメリカ ンになって欲しくない気持ちと、おいしいお寿司なんてそう食べていられないわよね という気持ちが交錯する。
やっぱ、日本食はいいねえ。皆にこにこ。
ちなみに研人は エビフライとコロッケの定食。
ミツワのあるショッピングセンターは”松嶋”ほか”紀伊国屋”、”うつわの館”その 他日本の雑貨を扱った小売店が軒を並べ、そこはもう日本。
ミツワの入っているビルは日本の小さな名店街のよう。
ある、ある、ケーキ・お寿司 ・和菓子・洋菓子・・・・・。
どれもこれも魅力的。ぜーんぶ食べた~い(お昼を食べたばかりでも食欲をそそる)!
鯛焼きと桜餅を買って今日のところは我慢。
時間があまりない。いそがなくては、と思いながら、古本屋へ。
あるある、いっぱい本が。
子供達用、私達用あわせて110ドルも買ってしまった。
それでも今回はマンガ本は我慢。これでしばらく楽しめる。
子供達にも読む本がない とは言わせないぞ。わっはっは。
5時、帰路につく。
お昼あんなに食べたのに、車中で鯛焼きも桜餅もお団子も食べたのに、おなかがすいたと訴える研人。
子供3人途中ハンバーガー休憩で落ち着く。
車中、リレーでお話を作る。
数年前には長距離ドライブの時しばしばお話を家族5人 で作っていた。
子供達に言わせると、これがかなり傑作で自慢できる代物だそう。
今回のタイトルは”隣は桃太郎じいさんー桃太郎と息子たちの鬼が島での戦い2”とで も、いたしましょうか。
作品完結まで2時間近くもかかったが、楽しかったよ。
お話作りにはそれぞれの個性も出てね。
帰宅10時半。せかすように寝かせる。
昔は抱いて車から降ろしたのを思い出す。
ニュージャージーにある小日本。少し遠いけれども、たまに出かけて日本を感じるの もいい。
4/6(日)晴れ
今日からサマータイム。
ゆっくり寝ていようと思っても、研人は相変わらず朝寝坊が苦手。
眠い眠いと言いな がらも9時(昨日までは8時)起床。これって性格?
絵里と宏人はいつまででも寝ていられるのに・・・。
久しぶりに日本語のお勉強。
みんな頑張れ、きっといい事あるからね(と、信じたい)。
12時30分、旦那は研人のサッカーゲームへ。
珍しくゴーリーではなかった研人。センターミッドの研人の動きは???(と、旦那)
常に高い位置にいて、ボールが前に出てくるのを待っているそう。
これではゲームに 積極的に関われず、ボールタッチも少ない。
しかし、コーチは下がる事を嫌っているそう。
考え方の違いなのか、サッカーて難しい。
ゲームは2-1で勝利。
昨日行われたゲームは0-2で負けたそう。
同じく12時30分、私は宏人のホッケーゲームへ。
終始ディフェンスの宏人は動く範囲も広く、ディフェンスラインからドリブルで上がってシュートを狙う事もしばしばの、
なかなかいい動き(相手が比較的弱かったせ いもある)。
しかしせっかくのショットもキーパーに阻まれ、こぼれ玉を拾うフォ ワードが上がっていない。
あ~あ、基本的なことが・・・。
こうしてああじゃないこ うじゃないと思っていると、自然にコーチやアシスタントコーチになる人が増えていくのだろう。
強いチームほどいっぱいのアシスタントコーチを抱えている。
押し気味 にゲームを進めながらも、1-1で試合終了。
ここ一発決められなかったのはつらい。
両チームともゴーリーの腕前の方が上だったということか。
旦那と二人、来週のスキーの為の準備運動(?)で野球・バドミントンなどをする。
”スキー”体がもつかなあ? と、かなり心配。
とにかく怪我のないようにしなくっちゃ。
4/7(月)雨
とんでもなく先の事と思っていた日が今日になってしまう。
2003年4月7日アト ム誕生。
ドラえもんは22世紀から来たんだよね。その日も近い?
日にちが恐いように過ぎていく。
ニューヨークは雪、こちらも冷たい雨が降る。
桜が一気に散り始めた。
絵里、カイロへ。3月分の請求が来た。
また半額にしてもらいに行った。支払額は1 31ドルとなった。
カイロ通いも、あと少しで終わる。
絵里のお友達Lisa の引越しが突然決まった。
彼女が幼い時に両親が離婚し、どういういきさつか今年に入って、おじさんの家にいた彼女は
おじさんの離婚をきっかけに、おじさんの所にいられなくなったそう。
そして今度はおばあちゃんの所(ペンシルバニア)で生活することになるそうだが、
その前に家庭裁判所で調停があり、17歳の彼女は同席することになるそう。
大人の都合でたらいまわしの彼女は、悲しいという より今は怒りで震えているらしい。
絵里から話を聞いた私もつらくなってくる彼女の身の上。
何回か会った彼女はとても丁寧で礼儀正しく明るい子だ。
そんな彼女に今何をできるか絵里は考えている。
4/8(火)曇りのち雨
寒いよお~。
4月の半ばだというのに、最高気温でも4~5℃の寒~い一日。
超大忙しのはずだった午後の予定(宏人・研人のサッカー、絵里学校のソフトボール観戦)が、雨の為全てキャンセル。
絵里バイオロジーの補習を受ける。
宏人7:00pmアートのクラスへ。
絵里7:05pmスイミングへ。
旦那の電話会議がタイムチェンジの為、8:00pmからとなった。
この為彼の夕食は9時半過ぎになってしまった。
来週からは先に食事できるようにしておかないと・ ・・。
3人とも3学期の通知表をもらう。
3人とも成績を見る限りは、よくやっている。
心配していた絵里のサイエンスもリカバーできていた。
その問題のサイエンスの宿題で旦那は今日も(?)立派な所を見せる。
4/9(水)雨
それにしても寒い。冬物を整理しきれない。
そして今日も雨の為、サッカーの練習はキャンセル。
日曜日まで晴れ間は見られないとか、何だか暗いの。
カナダの雪はこれで充分だろうか? 旅行の準備を始める。
久しぶりのバケーション。今度はパスポートも忘れずに(ナイヤガラへ行った時忘れた)。
アレルギーの抗ヒスタミン剤”Claritin”をもらいに薬局へ。
この薬以前は医者の処方箋がなければ購入できなかったが、最近市販されるようになったのは知っていた。
が、窓口で「130ドルになります。」と、言われてびっくり。
保険適用の薬ではな くなったという。あ~あ、ショック。
市販の薬になったという事は、保険適用外になったという事を認識していなかった。
家にはまだ98回リフルできる権利が残っていたのだ。
こんなことならせっせと、薬に変えておけばよかった。
失敗そして反省。
もっと新聞読んで世の中の事勉強しないと・・・。
それにしても、旦那・宏人・研人の3人が飲むこの薬が、定価1錠1ドルとは、高くてそうそう飲ませられないよ。
これからのアレルギーシーズンに不安がよぎる。
宏人はお友達と家のすぐ裏のフィットネスセンター”Chinn Center”へ。
5時から7 時までバスケットをしたり泳いだりめいっぱい遊んできた。
おまけに次回のためにフリーチケットまでもらってきた。
宏人の来年度8年生のコースを選ぶ時が来た。
先生の推薦では、Language Art(国語)は、アドバンストクラス。
Math(算数)は Geometry(幾何学)を取るようになっている。
このままいくと、Mathの授業は絵里の高校で行われる(絵里も8年生時高校に行っていた)。
その他に、外国語(フランス語かスペイン語)を取り、音楽のバンドは止めたいと言っている。
昨年あんなに練習していたトランペットも今では家でほとんどさわることもなく、
あまり興味があるようには見えないのでそれも仕方ないかと納得。
今止めてしまうと高校ではもう取れないことを確認してサインする。
いろいろ考えてのサインであるが、果たして9月からどこの学校に行っているのやら ・・。
・・つらいなあ。
研人は今週体を動かしていないので、サッカープラクティスが待ち遠しい。
今話題の”American Idol”を、テレビで見る。
日本のかつての”スター誕生”とは、ずいぶん異なる。
4/10(木)くもり後雨
美容院へ行った(クーポンが手に入ったから)。何ヶ月ぶり?
我が家は実に散髪代が、かからない。
絵里は、お父さんのカットがいやになって(お年頃?)、たま~に美容院へ行くが、男2人はいつも父さんバーバー。
旦那も、あえてお金をかけていくことなく、私がカット。
初めて行った美容院で私を担当してくれたのは黒人の美容士さん(この界隈では黒人の美容師がのきなみ多い)。
お手並み鮮やか、物腰も丁寧と、満足していた私。
そこそこ会話も弾んでくると、
「働いてないの~。どうやって一日過ごしているの?暇で仕方がないでしょ。」
の、言葉に何も答えられない。
何して一日過ごしてんだろう。
結構あっという間に終わってしまうのに・・。
ホント 一日これでも忙しく生活しているんだよ。
でも何して・・・。かなり、きついお言葉でした。
研人のサッカーが急きょインドアでの練習となった。
予定変更で旦那に連絡。最近では、旦那の協力無しには一日も過ごせない。
宏人もサッカープラクティス。
雨がやんでいる間をぬって、ぬかるみを避けるように 場所を見つけて練習。
7:30PM Potomac Hospitalでのボランティアを希望している絵里は私と説明会に出席。
すでにエッセーも提出してあるが、その仕事内容等についての詳しい説明を聞く。
月 6時間のボランティア。
一年目は研修が主で救急医療の場や食膳・受付などの各持ち場を回って仕事内容を把握していく。
かなりの責任を負わされ医療関係に進みたい人には、とてもいい経験だ。
そんなに大変な仕事を高校生のボランティアに任せていいのかと思えるような事もあるが、こればかりは話だけではわからない。
主催者は長い期間やってくれる人を望んでいる。
さらにびっくりした事にはこのボランティアは、エッセーと面接による試験で採用が決まる(定員60名)。
誰でもウエルカムのボラ ンティアとはわけが違う。
それらの事を含め絵里に本当にやりたいのか再確認。
絵里は面接を受けたいと言う。
予約を入れた(4月23日7時45分)。
4/11(金)雨
よく降る。
寒い。春はいつ来る。
明日からの旅行に備えて車のオイルチェンジに行く。
そしてばたばたと旅行の準備。
いつだってぎりぎりにならないとやらないんだと、また旦那に叱られそう。
どうして もこの性格は治らない<開き直ってどーする>。
それしてもすごい荷物。
また何か大事なもの忘れてないか?
絵里はお誘いのあったお友達の誕生日会にも顔を見せず(お泊りのお誘いだった)、 バレーボールの練習へ。
先週行けなかったから、今日は絶対行くと10時までやってきた。
よほどバレーボールが好きなのか?
絵里の送り迎えを終えた旦那は、只今シャワー。
私は洗濯を終えたら、明日の旅行準備完了。
後は、明朝サンドイッチを作るだけ。
楽しんできま~す。 帰宅は、4月20日の予定。
4/12(土)くもり
9:30AM 出発
Woodbridge - 3000 - Manassas - I66 - I81 - [West Virginia] - [Maryland]
- [Pennsylvania] - Hazleton (ウェンディーズで昼食) - [New York] -
5:30PM到着Brewerton (Holiday Inn)
ひたすら北へ北へと車を走らせる。
PA州は荒涼とした森林地帯。あまり人の匂いがしない。
そしてNY州に入った途端どこまでも広がる大自然までもが粋に見えるから不思議。
合言葉の”I love NY”って、 NY市だけのことを言っているんではないんだ。
NY州に住むのも悪くないな。
長距離ドライブには慣れているとはいえ、夕方には疲れを感じ、途中インフォに立ち寄り宿を探し始めるが、めぼしい所はどこもいっぱい。
4~5件携帯からも電話をするがなかなか上手くいかない。
春休みで人の出が多いのか?
CAの時に宿が取れずに帰路についた事があったっけ(あれはサンクスギビングか?)。
不安がいっぱいになっ た所で旦那様がいい働き。
ホテル”ホリデーイン”ゲットだぜ。フー。
4/13(日)晴れ
9:00AM出発
Brewerton - Watertown - [Ontario, CANADA] - 1000Islands - R401 -Cornwall (ピザハットで昼食)
- [Quebec, CA] - Montreal - R15 - 4:30PM到着
Mont Tremblant(le Sommet) さらに北へ進む。
オンタリオ湖の東、NY州Watertownをさらに上っていくと、無数の池・湖が点在する 美しい風景が続く。
オンタリオ湖から流れるSt. Lowrence河にかかる急な橋を渡れば、そこはもうカナダ。
河にある数々の中州は100は下らないだろう。 1000 Islandsと呼ばれる所以。
お天気にも恵まれ、その中州に映える新緑と青い空で、美しさは格別。
展望台は閉まっていたので、橋の上で車を止め堪能できなかったのが残念。
カナダ国境では、カナダに行く目的を聞かれ、”スキー”と答えると、”そりゃあないでしょ。”だって。
果たしてこの先、雪はあるのか・・・?
カナダに入った途端、道路標識がフランス語になったのはもちろん、”mile”から km”に変わった事に少し戸惑いを覚える。
St.Lowrence河に沿って少し車を走らせる。
解けかけているところがあるものの、湖面にはった氷が冬の厳しさを物語る。
張った氷に石を投げたりして、しばらく休憩。
肩の強さは(も?)宏人・研人ともまだまだお父さんには程遠い。
途中Cornwallの町でピザの昼食。
たかがPizza Hutでも、アメリカよりおいしくて安い。うれしくなる。
モントリオールから一気にスキー場”Tremblant”を目指す。
15号線の降り口を間違えたのか、対面通行も難しいようなマイナーな道を通り、 山の裏側から”Tremblant”到着4:30PM。
ガイドブックにあるそのままに、おとぎの国から飛び出したようなカラフルなホテル le Sommetはゲレンデの目の前。
通路には雪はなく、長袖一枚でも寒くない。
明日は残った雪も解けてしまうと、早速滑りたそうな子供達。
確かに流れ落ちる雪解け水が気になる。
チェックインを済ませ部屋へ。
2 queen beds room・1king bed room・living roomそして2 bath rooms.これはなかなかいいぞ!
”莫大な”荷物を降ろし、散歩。
来週にはスキー場も閉まってしまうこの時期、苗場や軽井沢にも似た商店街は6時を過ぎるとどこも店じまい。
やっと見つけたおしゃれな小さなマーケットで明日の朝食用のパン・牛乳を買う。
屋内プールがないのがちょっと残念。
しかし、プレイルームでしばしビリヤードを楽しむ。
夕飯はインスタントカレー(先週NJの”みつわ”で仕入れた)。
早食い競争のように してカレーが完売。
子供達の食欲にまたまた感服。
ベッドタイムまで、ゆっくりとゲームを楽しむ。
気になっていた宏人の鼻水が少し止まってきた。
悪くならないといいが・・。
さあ、明日は2年ぶりのスキーだ。ちょっと緊張する。
4/14(月)くもり
昨日借りそこなった宏人と研人のスキーセット(絵里は持ってる)を借りに、9時すぎにレンタルショップに行く。
その時には、すでにかなりの列。
すいていると思った のに結構スキー客がいたもんだ。
滑り出したのが10時。混んでいる時には半日仕事になった事だろう。
ゴンドラで一気に頂上へ。
途中滝のように落ちる水を横目に見る。
かなり土が見えている部分があるがこれが春スキー。
頂上のリフト運行を知らせる掲示板を見ると、表示されている9つの内4つが停止。
頂上付近では、雪の状態は思ったよりも良く、快適!
宏人はローラーブレードのよう な滑り方をしてしまうのか転んでばっかり。まるで初心者のよう。
その宏人も含め、スキーに慣れてきた頃、私はすでに疲れを感じる。
「もう休もうよお~。」と、ふもとで休憩したのが、11時過ぎ。
カモシカ(ゲレンデで転んだり、 立ち往生している人たち。日本のスキー場ではこれらをよけて滑るのが大変)もいないから、
ゴンドラで上がりロングスロープを一気に降りる。
前回まで一番のスロースキーヤーだった研人が、休みなく滑り降りるから私もほとんど休めない。
子供を励ましながら滑っていた頃の方が楽だった。
ビデオも今日は撮らないから、ホント休み無しだもん。
ふもとの小粋なレストランでハンバーガーを注文。
たかがハンバーガーされどなんかフレンチ。
アメリカンハンバーガーとは違うわい。
2時、ふもとのおしゃれなショップの通りを歩き、クレープのお店で再び休憩。
甘くなくてこれまたおいしい。これまたフレンチ風?
カナダっていいよ。アメリカじゃあない。フランスじゃない。かっこいい。
旦那はもうギブアップ!!膝の上の三角巾が攣っていると言う。
宏人は調子付いてきてもっと滑りたいと言う。4人でもう1本ゴンドラに乗る。
本日の合計、ゴンドラ5本、リフト3本。
絵里は、スケートをやっていたせいか、お上手。でもすぐ疲れる(オバサンみたい)。
夜、すごい雷。
ガロンの水がどんどんなくなる。水等の買出しで大きなスーパーまでは10分ほど。
ついでにどんどんなくなるガソリンも入れる。
ガソリンはアメリカに比べてかなり高い(?)
カナダ$/リットル、アメリカ$/ガロンで比較しにくいというか、換算不可能。
春を告げる雷はお部屋から見るショーのよう。
そんな中、またカードゲーム。
なんと言っても”大貧民”は、盛り上がる。
明日の予報は雨!困ったなあ~。
4/15(火)くもり時々雨
予報通り、雨が降ったりやんだりの一日。
10:00曇天の中ゴンドラで頂上まで上がる。
ゲレンデには人影はなく、私たち専用貸しきりゲレンデのよう。
雨が来る前に、何本かビデオ撮影。
11:30には、もう疲れを感じる。
わたしにはロング1本滑れば充分。だから休憩。
宏人は、すぐお休みになってしまう事に不満。
子供3人で滑りに行かせる。<楽チン>
その間、私達はゆっくり休憩。もう滑らなくていいくらい疲れてるんだもん。
3人が帰って来たが、宏人と研人はまだ足りないらしく、再び出かける。<タフ! !>
旦那と私はひたすら休憩。 その時、急に大雨が来た。
ずぶぬれになった2人が「フーフー」言いながら帰って来たのはその数分後。
下着のパンツまで濡れ手袋も帽子も絞れるほど。
リフトに乗った直後に大雨に見舞われ、ひたすらぬれ続けた模様。
雨が上がったのを機に、一気に降りる(つもりだった)。
次の斜面はこぶこぶのロング。これで私はノックダウン。
宏人と研人はと見れば、どうやって降りたのだろう、その姿すら見えない。
下に着いて絵里と私はホテルに直行 (絵里もこぶでへろへろ)。
旦那・宏人・研人はまだ滑っている(宏研はびしょび しょのまま)。
ストックを折った旦那(転倒ではない、寿命だったのだろう)と2人が帰って来たのはしばらくたってからの事。
その後ビリヤード・サウナを楽しみ、ジャグジーで疲れを癒す。
部屋に戻り、今日もまたカードゲーム。
雨は降っても最高の一日。
4/16(水)曇りのち晴れ
雨がすっかり上がったのでスキーができる。
10:00ゲレンデへ。ホテルの目の前がゲレンデってこんなに快適。
寒さが厳しく、全面アイスバーンで滑りにくい。
風が冷たくて息が苦しいほど、まるで真冬のスキーのようだ。
雪面はカリカリでアイスリンクのよう。
11:30 山頂で早めの、昼食休憩。
山小屋の昼食も悪くない。
また一滑り。子供達はどんどん上手くなっていく。
宏・研はこぶこぶもカリカリもなんのその。
私は雪の状態が悪いと途端にギブアップ。
今回のスキーはもう充分と、一人一足先に ホテルへ戻る。
悲しい事に(うれしい事に)絵里の足前は今回の3日間で私より上になってしまった !<ショック>
しかし怪我もせず充分楽しめた事に満足し、一人ジャグジーで筋肉をほぐす。
少したって絵里と研人が帰って来た。
旦那と宏人はまだ滑っている。<旦那様、大丈夫~?>
そろぞれかってにビリヤード・エクササイズ・サウナ・ジャグジーと過ごす。
部屋に用意された洗濯機(乾燥機付き)で汚れ物全~部洗濯。
部屋にまで洗濯機が付 いていたのは今回初めて、すごく便利。待つこと無しでがんがん洗濯できた。
全員揃ったところでウィンドーショッピングそしてディナー。
スキー場に来て始めてのディナー。
三ツ和で買った便利日本食品(カレー・スパゲティー・ラーメン)でこの3日間過ごした。
これが結構いけたね。
そして今日のディナーはメキシカン。
レストランまで貸切状態だったのはちょっとさみしかったよ。
ホテルに帰ってまたカードゲーム。
最近の研人は、旅行に入ってからさらにひょうきん度が増し、異常なまでにおかしい。
宏人は髪の毛が伸びすぎで”和田アキ子”に似ている。
そんな事から、研人を”フィ ガロ”(彼がよくリズムをつけて歌っている。特に意味はないらしい)、宏人を”ア キ子”と呼ぶのが定着しそう。
明日はケベックに向かう。
パッキング開始。
今回のスキー、相変わらず、華麗な滑りの旦那様に子供達のスキー評を書いてくれるように頼んだが、
「自分で自分の滑りをビデオで見てわからなきゃだめ。」
の、一 言。
でも私には「絵里にはスキーでも抜かれちゃったね。
先ず身長、英語力、水泳・・・ ・。ハッハッ。」は、ちょっときついお言葉。
子供達のスキー技術について
絵里は形がほぼ完成しました。
ストックのタイミングも、改善が見られます。
後は どういう状況でも自分の滑りができるよう、
急斜面、こぶ斜面(これができないのは今回自覚した)、深雪、ザクザク雪をどんどん滑ること。
次は自分の狙ったスピー ドをコントロールできること。
最後に滑ることを楽しむことができるようになるこ と。
まだまだ大変だね。
宏人は自分ではとてもうまく滑っていると自覚しているはず。
実はスタンスが広すぎ、ゆえに内足が残ってしまい、転ぶのはいつもそのせい。
外足に乗っているとは言うものの、内足をきれいに上げられないのは内足が残っている証拠。
内足で切り あがるのは、まだまだ先の技術です。
ビデオを見て、自分で自覚するしかないでしょうね。
まあ、そうあせることはない。
研人はまだ、あれこれ言うには早すぎるでしょう。
次かその次のスキーの時に、今回の宏人と同じ滑りを経て行く過程の一部です。
斜面が怖くなくなったのが今回の収穫ですね。
この週末は、ビデオ鑑賞会になり、またギャーギャー騒がしいことでしょう。
宏明@仕事中でした
4/17(木)晴れ
Mont Tremblant - R15 - Montreal - R20 - St. Germain (昼食) - Quebec (Holiday Inn)
10:00 ホテルをチェックアウト。いい宿だった。
シーズン終わりでお値段も超格安だったのでは?($1639.94リフト代込み)
山を降りていく途中には、数々のスキー場がある。
これらのスキー場はモントリオールオリンピックで使われたのだろうか?
途中スーパーでドリンクの買出し。
日本食 (特に寿司)ブームなのか、醤油・酢・海苔などの種類が豊富。
手巻き寿司の本まで 魚のコーナーに。
モントリオールからケベックまでのほぼ中間点でバッフェの昼食。
田舎町だけあって 英語があやしいウエイトレス。
食べきれないほどの種類。
思いっきり食べて$45 CAN($30US)。安すぎる。
昨晩予約(2日分)を入れておいたホリデーインはケベックのダウンタウン。
せまっく るしく、ごみごみした(東京に似ている)通りを抜けて、すぐにあった。
駐車場までは徒歩5分(屋内駐車上には車高が高すぎて入らない)。
チェックイン時 に屋内プールが使えないことが判明。
屋内プールがあるからここに予約したのに~
ケベックの旧市街を散歩。
城門をくぐるとそこは、ダウンタウンとはうって変わった美しい町。
地図も持たず、インフォもすでに閉まっていたので、軽くふらふらするだけ。
風が冷たい。4月半ばにして足がこうも冷えてくるとは・・・。
人々もまだ完全な冬装備。聞けば TremblantよりQuebecの方が寒いそう。ひぇ~。
アッパータウンのサン・ルイ通りで夕食。
フレンチのコース(お得なセットメ ニュー)・絵里は山盛りサラダを楽しむ。
一つ一つ出てくるのに時間がかかる。
その 間レストランにいる人間観察がまた楽しい。
この雰囲気確かにアメリカとは違うよ。
オランダにいた頃、レストランでの待ち時間がつらかった。
今は待っている時間をも、楽しむ事ができるなんて・・。
デザートもしっかり頂いて、満足顔でホテルへ戻る。
明日1日でケベックを出ようとフロントに明日のキャンセルを申し出るが、認められず。
昨晩インターネットによる特別料金での予約だからとの理由。
ウ~ン、以後気をつけましょう。
ホテルですぐシャワーに向かった絵里が、お湯が出ないと訴える。
フロントに連絡。 誰の仕業か蛇口レバーが逆に取り付けてあった。
シャワーを終えたバスルームは水浸 し。
シャワーカーテンが内外やはり逆にされていた。
前泊者の仕業か?!
ここにもう1泊はしたくないと、キャンセルを再び申し入れに行く。
旦那は、まあ いいじゃないと消極的。こんな役はいつも私。ブー
さんざんごねてキャンセルに成功。
特別料金ではなくなったけどね。
4/18(金)晴れ
9時30分ホテルをチェックアウト。
ケベックの旧市街地を散策。
急な階段を上り、ケベック洲議事堂(Parliament Building)を通り、戦場公園へ。
見渡す限りの平原(Plains of Abraham)が広がる。
残った雪が氷となり、奇妙な姿を見せてくれる。
ここは1759年イギリス軍とフランス軍がケベックの支配をめぐって戦った場所。
20分足らずの戦闘でイギリス軍が圧勝。
とは言っても、カナダの歴史はアメリカの歴史よりもさらに私にはわからず、何ともピンとこない。
防衛施設の中心シタデル(Citadelle)は、星型の要塞。
私達は城壁沿いを歩く。
セント・ロー レンス川が見渡す事ができて、美しい。
博物館に寄ることなく、川沿いの遊歩道を歩く。
そしてケベック旧市街の中心地でもある”シャトー・フロントナック”へ。
これはダイヤモンド岬にそびえたつ超高級ホテルで、以前は新フランス総督邸”シャトー ・サン・ルイ”だったそう。
このホテルちょっこっと中を覗き見。
うん、高級感漂う。
旦那がフロントで一泊いくらか聞いて来いと言う。
何だか物怖じして聞けやしない。
トイレだけでもお借りしようとドアを押すが、部屋のキーがなければ入れない仕組み!
やっぱ、違うねぇひやかし客防止?
しかしこのホテル日本人観光客がその大多数をしめるとか・・・。
まだまだお金持ちの日本人はいるって事?
ケベック市の小さな路地にはエッチングや水彩画などを売る露店が並ぶ。
パリのモン マルトルを思い出す。
日本語を話す”干支”にやたらとこだわる男性から、小さな油絵を購入(子供達が気に入っていた)。
版画も良かったんだけど。
アッパータウンからロウアータウンに降りる急な首折り階段(Casse-Cou)を通る。
おしゃれなカフェやレストランがいっぱい。
おしゃれな雰囲気の中、どこで昼食を取ろうかと検討中、階段の一番下の段で思わず転倒。
したたかに膝を打つ。<痛い~! !>
皆大笑いする。私も思わず笑うが痛いよぉ!!
ビッコを引き引きレストランへ。
トイレで見た膝の擦り傷は、そうたいしたことない。でも痛かった。
ふらふらショッピングをしながら、旧市街地を後にする。
車を走らせ、モンモラシーの滝を見る。
滝の半分以上はすでに解けており、写真で見 る冬の美しさとはずいぶん異なる。
しかし滝が落下する中央部が未だに新雪がうず高くなっているのは、吹き上げる水しぶきによるもの?
ケベック市に入る直前にチラッと見た滝の方が、圧巻だったような気が・・・。
あの 水の量はすごかった。
一気に雪解け水が集まってこちらに押し寄せてくるかのようで、恐ろしさまで感じた。
あの滝はなんという滝だったのだろう。
さあ、ケベックともお別れ。 4時PM、南下を開始する。
Quebec (昼食) - R73 - R173 - St.-George (le Georgesville)
走って1時間St.Georgeのこぎれいな療養タイプのホテルに入る。
何が療養タイプか というと、屋内プールはもちろん、サウナ・ジャグジー・スチームバスが付いている。
さらに別料金ではあるが希望すればさまざまなマッサージも受けられる。
さらに、フロントのお姉さんが感じがとても良くて可愛い(関係ないか)。
部屋に入るとすぐ水着に着替え、プールへ。
久しぶりのプールは気持ちがいい。
しかし中高年がゆっくり浸かっている感じのプールでは子供達は大騒ぎできず(それでも かなりうるさかった)、神妙に遊ぶ。
ホテル内のレストランでディナー。
明日はもうアメリカに入ってしまう。
最後のフレンチの期待は大きい。
大人のムードのレストラン、本格フレンチ。
それでも子供達(絵里までも)はキッズ ミール(お子様用)で、前菜からデザートまで付いて$5.00USほどというお値段。
何だか申し訳なくなってくる。
旦那はあんなに食べたがっていたロブスターが食べられずにがっかり
ロブスターは秋から冬の食べ物だとか。
それでもワインに鹿肉でご満悦。
どれもこれもとろけるようにおいしく、食べ続けたいが、不幸にもおな かはパンパンになってしまい、デザートまで入らない。
くやしい。最初に出たパンの お代わりがいけなかったのか。
子供達が大きくなってコースで食事などしたことがなかったので、今回は本当に良い経験ができた。
もう”フランス料理”って何?などと聞く事もなくなるだろう。
さあ明日からひたすら走り、帰路に向かう。
今日の日もありがとう。
4/19(土)くもり
St.-George - R173 - [Main] - R201 - Bingham (朝昼食) - Waterville - I95 - I495 - Portland - I95 - [New Hampshire] - [Massachusetts] - I495 - I90 - I84 - [Connecticut] - Hartford (Holiday Inn)
朝5時、旦那は野生動物を探しに出かける。
正しくはムースを見たくて出かける。
子供達は旦那と共に出かける約束をしていたそうだが、起きない。
7時、旦那が帰って来た。
野生のMule deerを2頭見ただけだったそう。
鹿はNYからカナダに入る途中の道でかなりたくさん見た。
8時、子供達をたたき起こし、朝食も取らずに出発。
旦那は皆起きなかった事にすねてる感じ
ひたすら、田舎道を南下する。
1時間ほど走ると国境。もうカナダともお別れだ。
税関も難なく通過。 アメリカに入り、再びマイルやガロンとなり、標識も見慣れたものになる。
もう帰っ てきてしまった感あり。
カナダのムース
アメリカのムース
昨日のドライブから続くムース横断ありの標識は、アメリカに入ってからも続く。
自然と期待に目を凝らして窓から見える景色を追う。
それにしても、メイン州はかなりすごい。
えんえんと続く森、未だにしっかり凍った湖、
人がいるのかなと思える地域でもいつの時代のものかと思われるような小屋、
旧式の ガソリンスタンド・・・。
曇天も手伝ってか、冬場の悲惨さは容易に想像できる。
バージニアの森・テキサスの 草原大地・カリフォルニアの冬場の茶けた丘どれと比べてみてもメイン州の森は暗い。
何がこんなに暗く感じさせるのだろう?
11時、街道沿いのDiner(食堂)で、朝食兼昼食。
店内には村の者と思われる男衆が7~8人。
アメリカ版”五郎ちゃん”みたい。みんな 顔見知りなんだろうなあ。
出てきた食事はオムレツ各種+パン。
これがとっても家庭的で田舎くさくてグッド。
その後もムースサインは続いたが見ることなく、ひたすらドライブ。
もうドライバーの旦那様が肩の痛みが、きつくなってきた頃(4時)コネチカット州 Hartfordに泊まる。
室内プールで遊び、ホテル前のメキシカンでディナー。
明日はもうおうち。
4/20(日)晴れ
Hartford - I84 - Waterbury - [New York] - R17 - I87 - New York - I95 - [New Jersey] - Mitsuwa (昼食) - R1 - I95 - I287 - R1 - I295 - R322 - [Pennsylvania] - I95 - [Delaware] - [Meryland] - Baltimore - Washington - [Virginia] - Woodbridge
Easter Sunday(復活際の日曜日)
本来なら教会に行ってキリストの復活を祝うミサを聞いたり、
エッグハントを楽しん だりするのがこの日の過ごし方なのかもしれない。
が、私達はひたすら家を目指す。
朝食抜きで出発の予定が、やっぱりおなかが空いてホテルの朝食をとって出かけたのが、10時近く。
私のナビゲーションでニューヨークとニュージャージーを隔てるハドソン川を
行った り来たり3回も渡ってしまった!
3つの橋は大きいものも小さいものもあったけれど、この辺はやたらに通行料をとるのが気になる。
私達が”日本”と呼んでいるニュージャージーの三ツ和のモールで昼食。
ダイエイの食料品コーナーのような一角で昔のデパートの最上階のレストランのようなサンプルから食べたいものを選ぶ。
カウンターから出来上がった弁当・丼などをテーブルへ。
何故かすご~く日本ぽい(本当は今の日本をよく知らない)。
お味は? 残念ながら今一つかな。
これじゃ日本ではやっていけないのでは・・・?
この前気にかけながら買えなかったパン・甘栗そして夕食用におにぎり・コロッケ・肉まんを手に入れる。
紀伊国屋さらに古本屋にも立ち寄り、さあこれで予定は全て終了。
3時半、帰路につく。
ガンガン走り、途中ボルチモアの手前で最後のトイレ休憩と、おにぎり等をぱくつく。
子供達は最後まで元気そのもの。
疲れも見せず、騒々しいほどの騒ぎよう。
9時30分、全走行距離2090マイル(3762キロメートル)ついに家に着いた。
この間運転手は旦那一人。
(何回も代わるといったのに、譲らなかった。信用がない ?)
子供達はうれしそう。
旅行に行くのはうれしがるが、また帰ってきて自分の部屋や ベットで寝られるのをこの上なく幸せに思う様子。
この姿は旅行の後、必ず目にする。
しばし、自分たちのお土産を楽しみ、今回の締めに再び”大貧民”を一回だけ。
良い旅だった。
怪我も病気もせず、皆元気に、食事もおいしく、文句なしの旅行だった。ありがとう。
ただ、絵里のフランス語がまだまだで、とても旅行に役立つ働きをしなかったのは残念。
絵里の知識が役に立った事を強いて言うならば、スキー場の山小屋の食堂でスー プの種類がわかった事ぐらい。
バイリンガルからトライリンガルになる事を夢見ているが、まだまだ先は長い。
それにしてもカナダっていいなあ。また行きたい。
4/21(月)晴れのち曇り
旦那様は今日からお仕事。
日本からの出張者もいて、今週は少し忙しいらしい。
もう一日学校はお休みなので、子供達はゆっくり朝寝坊かと思ったら、思いのほか早く起きてきた。
ドライブ中よく寝ていたので疲れていないのかも。
旅行の後の片付けはいつもながら、うんざり。
山のような洗濯物・スキー用品・パン フレットその他雑多なものの整理に追われる。
久しぶりのお勉強をした後、絵里をカイロとヘヤーカットに連れて行く。
帰宅後、研人と洗車。
宏人は芝刈りを始めようとしたが、芝刈り機が動かない。修理が必要。
研人の散髪をする。
宏人は私にされるのを拒絶。何で??
留守にしていた間に荒木弁護士からメールあり。
しばらく連絡がなかったので心配 していた。
申請方法の説明を知る。費用は$7000近くかかる模様。厳しい。
郵便物もまとめて手にする。
宏人が中学で行われた”Math League”で7年生350人中5位だったとの表彰の手紙あり。
宏人って(頭が)切れるんだか切れないんだかよくわからん。
とにかく おめでとう。
4/22(火)雨のち曇り
ほんの9日間留守にしただけでここWoodbridgeは春真っ盛り。
八重桜・花水木の花は 真っ盛り。木蓮も見ごろ。
花壇の花も太陽と水をたくさんもらったのか、生き生きして春爛漫。
庭の吉野桜は黄緑色の葉がきれい。
日常生活が始まった、 6時~8時研人サッカープラクティス。
6時半~7時半宏人サッカープラクティス。
絵里スイミング7時~7時50分。
宏人のアートはお休みする。
それぞれの場所が離れているので、どうしたものかと思案中に、旦那様からうれしいお電話「なんか手伝えるよ。」
絵里をスイミングに連れて行く事と、研人のお迎えを頼む。 感謝感謝。
旅行から帰って冗談めかしに
「さあ、いっぱい楽しんだね。これからはいい子になるねぇ。」
との、旦那様の確認もむなしく、宏人はあくまでも宏人。
皆の勉強中に大声で歌って迷惑をかける、使った物は出しっぱなし、
今日は絵里が帰って来る前にシャ ワーを浴びろを言ったのに、泥だらけのサッカー着のまま本を読んでる。
などなどさらにあげればきりがないほどのわがまま放題。いいかげんにしろ!!
夏休みまでちょうど後2ヶ月。
この夏、日本に帰りたい。
テロ警戒レベルが引き下げられたのに伴なって、キャノンの出張も解禁になった様子。
旦那は一時帰国の申請を出す。
4/23(水)曇りのち雨
旅行の後片付けと冬物の整理で一日を過ごす。
絵里はPotomac Hospitalのボランティアをする為の面接に行く。
ほんの20分程度のグループ面接だったが、面接に来た学生達はきちんとした服装。
ジーンズにバレーボールのジャケットといういでたちの絵里は、面接後不安げ。
ど んな服を着て行ったらいいか、私に聞いていたが、私は普通でいいのではないかと答えていた
落ちてしまったら私の責任?まあ、仕方がないわね。
面接の内容は、本人の意欲と病院に通う交通手段の確認が主だったよう。
このような 面接は絵里も初めての事。果たして、はきはきときちんと答えられたのかしら・・・ ・?
旦那は送別会で10時近くに帰宅。
4/24(木)晴れ
キャノンの新島ひろ子さんの家に行く。
彼女の家はSpringfieldで、I-95を20分ほ ど上った所。
慣れない土地での運転なので、旦那様に注意事項を聞く。
「降り口を間違えなければ 大丈夫だよ。」
ひろ子さんのEメールによれば、降り口は168B。 「よっしゃ~。大丈夫そう。」
日頃高速道路にのることのない私だが、毎日の運転で慣れたせいか、地図もよく確認せずにI-95にのる。
順調にI-95を北へ。出口が167まで来て、さあ次と気を引き締めていると、途端に 169が現れた。
<うっそー。168は?>と169の出口を見れば、Old Keene Mill Rdの文字が・・・・。
気を取り直してこの先に168Bが出てくるかもと車をさ らに走らす。
交通量はどんどん多くなり、車線変更の車が忙しくて危ない。
と、思っ たら出口170さらにI-495の入り口まで来てしまった。
ワシントンだのボルチモア とかの文字も・・・・。
<ヒェー。だんなの言ったとおり出口間違えた~。>
もう何 だかわけがわからないまま、とりあえずワシントンの方には行かないようにと、I-495にのりかえる。
私の意思に反して、さらに行けども出口が見つからず時速70マイ ル(時速112キロ)で北に突き進む。
<勘弁してよ~。どこまで行くんじゃい。もっ とゆっくり走ろうよ。ガソリンたっぷり。気を落ち着けて・・・。>
などと、ぶつぶ つ言いながらやっと出たのがAnnandale。
いささかほっとしたが、自分がどこにいるのかすらわからない。
近くにいた工事のおっちゃんに「ここはどこ?」と、バカな質問をすると
「あんたは、どこに行きたいの?」と逆に聞かれ答えると、丁寧に道順を説明してくれる。
さらにほっとして、ひろ子さんに遅れる旨を電話。
それからは順調にひろ子さん宅に着いたが、旦那の予測(?)の通り、出口が違ってしまうとは・・ ・。情けない・・・。
~出かける前には地図で自分で確認~今回学んだ事です。
それ にしても方向感覚が全くない私って一体・・・!!
さてひろ子さん宅では、すでに松本けいこさんもいらしていた。
昼食もお預け状態で、ひたすら私の来るのを待っていてくれた。申し訳ありません。
新島家は、私達と同時期サンノゼから越してきたが、あと3週間でボイジー/アイダホ に転勤になる。
松本家は未だどこに行くのか気をもんでいる様子。
しかし子供のいない両家は、転勤も気軽そう(でもないか?)。
おいしいお昼をご馳走になり、たくさんおしゃべりを楽しみ、失礼する。
帰りはバッチリ23分で家に着く(すごいスピード)。
迷わなければこんなに近いのかと、今になって知る。もうI-95も恐くないぞお。
研人サッカープラクティス(6:00~6:40チームプラクティス、6:45~7:45ゴー リートレーニング)
チームの練習とゴーリーのトレーニングの場所が徒歩15分と離れた所にある為、
移動用に自転車を持って出かける。お迎えは旦那。
宏人ホッケープラクティス(8:00~9:00)。お迎えは旦那。
サッカーの練習を休む。このスケジュールでは両方は無理。
どうして火・木曜にいろんな事が集中してしまうのか。
絵里スイミング(7:05~7:45)。全部で1400mぐらい泳ぐそう。聞いているだ けでグロッキーな気分。
4/25(金)晴れのち雨
通常通り、子供達は帰宅。
昨晩留守中に宏人の友達Ericからお泊りの誘いあり。
その件で「今度家に泊まりに来てもらえば」と私が言った事で、宏人ともめる。
私が言った”今度”を”今日”と、 取り違えた宏人は、今晩泊まりに来るように誘ったらしい。
泊まりに来るのはいいが、宏人の高圧的な言い方に腹を立てる。
さらに明日の予定も把握していない状態で威張る。
感違いしたのは仕方がないにしても、<お母さんが誘えと言ったから誘った。自分は 間違っていない。>
と、いうような態度は、許せん。
言い方を変えたらOKと言っても、頑固な宏人は尚も
「お母さんが言った。自分は少しも悪くない。」の一点張り。
もう、OKなんか出すもんか。
そして今日はEricの家まで私はドライブしないよと宣言。<はい、私も頑固です>
もう~~最近の宏人、態度悪いんだから・・・ ・。
絵里バレーボール(7:30~10:00)の練習。
7時半降りだした雨の為か、家のすぐ前Prince William Parkwayで事故。
発生直後のようで、めくれ上がったボンネットが生々しい。
思わず鳥肌が立つ。この場所での事故は多く、信号機が付くことを切に願う。
その事故の影響で渋滞。
突然の雨だとほうぼうで救急車のサイレンがこだまする。
細心の注意を払って車を走らせる。
これからの事を思い、ストレス過多なのか、肩こりのひどい旦那は珍しく残業。
とは いっても8時帰宅。
6時半帰りに慣れた私は、この帰宅時間を大変遅く感じる。
4/26(土)雨のちくもり
激しい雨の音に目が覚める。
この分ではサッカーのゲームは無しと思いきや、しっか りメールが入る。
”The soccer fields are open”<ゲ~、こんな中でやるの~?>
宏人をたたき起こし、4人(絵里はまだ寝てる)で出かける。
フィールドに着けば、雨も上がりゲームが延期にならなかった事を幸いに思う。
ぬかるみの中ゲーム開始。
リクレーションのリーグだと、こんなもの?!と思われるサッ カーゲーム。
その中で宏人も冴えない。
フォワードの彼は何回かドリブル突破。なのに何故かシュートを狙わずパスを出す場所を探す。
まるでディフェンスが来るのを待っているよう。
同級生達がどんどん大きくなって体格の差は開くばかり。
その中で頑張っているとは言うものの、もう少し何とか・・・。
スピードや体力のない宏人はサッカーは向かないのか?
ゲームは1-1の引き分けで終わる。
予定より遅く始まった宏人のゲームで、次の予定”Snack shed(スナック売店)”の ボランティアの時間が来てしまう。
宏人のゲーム後半途中で宏人・研人をフィールド に残したまま、旦那の運転で私は研人のホームフィールドへ向かう。
宏人のフィール ドから研人のフィールドまで30分。
私をフィールドに降ろし、旦那は再び宏人のフィールドに戻る。
売店でのボランティアは今日が2回目。
今日はスタンドに面したフィールドでのゲー ムがだいぶ変更・キャンセルになったのでお客も少ない。
ホットドックのソーセージ を焼きながら相棒Cheryl(チームメートShawnのママ)と、おしゃべり。
裏のフィー ルドは全試合行われているそうだが、ボランティアが来ない様子。
店の移動もできずかなり暇なスタンド。
そこへ旦那が子供3人連れて来る。絵里にはお手伝いを頼んでいたのだ。
宏人と研人は広いグランドにできた水溜りで遊ぶ。
おたまじゃくしを何十 匹も捕まえて楽しそう。<靴もズボンも気にしちゃいない>
4時、スタンドを閉め、残ったペストリーとホットドックをもらって帰る。
絵里のリクエストでKorlsにお買い物。
研人は一人お留守番。研人はほんとに買い物が嫌い。
気に入った物が買えたようで、満足気の絵里。
宏人は50ドルもする靴をねだる。即、却下。
夕食を終え、家族揃って1週間前を思い出しながら、旅行のビデオを見る。
今回のカメラマンは研人。時々説明も入って面白い。
が、如何せん収録時間が短い。 <もっと撮ればよかった>
自分達のスキーも画面を通して見る。
「こんなにのろくなかった。」
「ものすごいスピードだったのに・・・。」が主な感想。
まだ上手くなりたいという思いはあまり強くない様子。
4/27(日)晴れ
12:30研人サッカーゲーム ウォーミングアップをしていた研人が
「太ももが痛くて・・・。」と、泣きそうな顔で言ってきたのはゲーム開始30分前。
痛み止めを飲ませ練習に戻すが、座ったっき り動かない。
コーチAndyは大事をとって無理させないと言う。
軽いマッサージを施し、フィールドサイドに椅子を運び待機。
私達は反対側からゲームの様子を観戦。
座ったきり自分では何もしない研人にいらいらがつのる。
前半を終わって0-2。
足を動かすでもなくマッサージをしている様子もなくただボーっとゲームを見ている研人。
以前から時々太ももがつると言ってはいたが、何の対処方法も持たない彼に呆れると同時に腹が立つ。
このゲームの為、家を11時過ぎに出てきたのに~。
こんな時 優しい親だったら”かわいそうに、どうしましょ。”と、でも思うのか。
でも私には、何だか研人が情けなく思えて仕方がない。
以前友達に「そんなにスポーツママ じゃなくてもいいんじゃないの?」なんて言われた事があったっけ。
結局試合は0- 2のまま終了。
試合後聞くところによれば、チームの中心選手であるShawnも腰痛で試合に出たがらなかったそう。
それでもShawnの父親であるアシスタントコーチJoeが ゲームに出したそう。
そのような状況を知っていても座り続けた研人。
まあ、どの程度の痛みだったか私には知りようもない。
そのまま宏人ホッケーゲームへ。
充分に時間があるつもりが大忙しの移動。
高速道路をすっ飛ばし、途中ハンバーガー を手に入れ、ホッケー場(Total Sports)に着いたのがを2時50分。
宏人は昼食をとる時間もない。
今日もディフェンスの宏人。
チーム力の差は明らかで、1-6の完敗。
週末の子供達のスポーツ観戦。
何だかスカッとした事をしてくれなくて気分が晴れない。
子供の派手な活躍を期待するのは、間違っているとは知ってはいても、
いずれもスト レスが溜まる試合内容で、何とも・・・。
こんな時には自分で体を動かすのが一番と、旦那と宏人を誘い、3人で汗を流す。
研人には「ダメ~!」の一言。
27~8℃あるのだろうか。とても長パンツではいられない。
公園前の駐車上でのバドミントンにテニス。
疲れたけれど、気持ちが良かった。
そろそろ帰ろうという頃、自転車で現れた研人は、やりたくてうろうろ。
もう完全に足は治っている(宏人のゲームの時点で痛みはすでになかった)。
なんて研人って可愛いんでしょ。
自転車で来る前に算数と漢字のワークブックをやったと言うから。
(これなら文句は言わないだろうとの、研人のがそこにはある)
絵里はお友達と高校で行われる劇を見に行くといっていたが、友達と連絡が取れず キャンセル。
中学時代に比べて友達と出かけることが極端に少なくなった絵里。
難しい年頃。新聞に常に出ている高校生による事件。
良い友達と良い時を持って欲しい。
4/28(月)晴れ
絵里カイロへ、その後すぐ高校で行われるソフトボールゲーム観戦。
フレッシュマン (高1)にしてVarsityで正捕手のCatが出た。
病院のボランティアの合格通知が届く。<服装で落ちないでよかった>
今度の土曜日には、早くもオリエンテーションが始まる。
"Love knows hidden paths."
"Love is a game that two can play and both win,"
4/29(火)曇り
まゆみ.Fさんとランチ
Potomac Millのすぐそばの新しくできたタイレストランで会う。
最近この界隈にも多くのタイレストランができてこの辺だけで3件目。
2年前に越してきた時にはマナサ スに1件あっただけ。
オリエンタルストアーも増えて日本食を買うのもずいぶん楽になった。
食事後Ikea(家具や)をふらふらする。
日本にある家具の問題が、頭をよぎる。
その後新しくできたベーカリーでコーヒー。
カリフォルニアによくあったカフェスタイルのベーカリー。
こんな雰囲気久しぶりだなあ。
テキサスの時カフェができたと言って喜んでいた時があったなあ。
これらの町は無邪気で田舎くさくて、カリフォルニアやニューヨークへの憧れは強いのかもしれない。
研人(6:00~8:00)・宏人(6:30~7:30)サッカープラクティス
5時半2人を乗せプラクティスへ。
今日は旦那はRocheter.NYに出張でヘルプは頼めない。
研人をフィールドに降ろし、宏人のフィールドへ向かう。
家に立ち寄った10 分間で夕食の下準備(10分で何ができる!?)
すぐに宏人のお迎えそして研人のフィールドへ向かう。
研人の練習は終わる時間がはっきりしていないので、すでに終 わっているかもと、全速力(危険だぞ!)で車を走らせる。
途中携帯から研人に電話 を入れるが出ない。まだ練習中か?
フー、練習後のミーティングに間に合った。
今日の往復のドライビング中面白い事が2つ。
①Wild Turkey(野生の七面鳥)を見た。
森に続く小さな草原で6~7羽のTurkeyが集う。
Almadenの小道でも1~2回見たことがあるが、群れていたのは今回が初めて。
大きい。おかしな顔、何を食べて生きているんだろう。
②簡単にコーチ等に言い返したり(talk back)すぐ不満を言うあるチームメートの話をしていた。
私「どうしたらそんなにコーチやよその親に言い返せる子に育つんだろうね~?
あな たたちには、やれって言ってもできないよね。」
宏人「できないよ。お母さんは”とと”達が、勝手なこと言ったら”口答え”するで しょー。
そういう子のお母さんはしないんだよ。」
研人・私「口答え??!」
言葉の使い方の間違えに気付いていない宏人は、いたってまじめに
「そうなんだよ。 子供が何言っても”Honey(愛しい子)、Honey(愛しい子)”で終わるんだよ。」
彼の言わんとしている事は理解、しかし一応”口答え”の使い方を教える。
どこまで わかったんだか。
いつまでも笑い続ける研人。研人の方が日本語通?
絵里はスイミングをお休みする。
時間よりかなり早くに連れて行かれ、なかなか迎えに来てくれなさそうな状況を嫌っての事。
宏人のアートも休む。5月は休みを取るつもり。 こう忙しくてはとても無理だ。
めずらしく研人の宿題が多い。
サッカーに行くまでの1時間で終わらず、食事を終えた9時から再び取り組み、終わったのが10時半近く。
今までにない宿題量に研人は クタクタ。
4/30(水)晴れ夜土砂降り+雷
研人4時半"I saw a deer."と大騒ぎで帰って来た。
子供達のバス停は裏の公園の入り口、目の前は森になっている。
その森に大きな鹿(Mule deer)がいたそう。
近くの男性が教えてくれた時には、身動き一つせずまるで置物のようにだったとか。
そして 動き出したてその大きさにびっくりしたそう。
こんなに自宅のすぐ近くで鹿を見たのは、アメリカ生活9年目にして初めて。
宏人はバスケットボールやスイミングをしに、先日もらったフリーチケットを手に、自転車でChinn Centerへ行った。
Chinnまでは自転車でも10分。裏の公園を抜ければ、すぐだ。
夏時間になって8時まで明るいのでこんな事もできる。
自転車でほうぼう行ければ子供達の行動範囲も広がるってもの。結構結構。
旦那が出張先から帰ったのが8時半。
相変わらず、肩の凝りに悩まされてる。
夜10時、ひどい雷とたたきつけるような雨。
空気がよどんでいるようで気持ちが悪い。
夏の一時帰国申請は、CAの上司の許可が下りた。
お次はNYの人事へと話が進む。
<すごろくみたい!?>
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