2009年2月4日水曜日

2009/2

勝負アクセサリーと最初の一歩

2009年02月05日09:11友人まで公開1 view
”勝負服”という言葉があるそうだけど、私には縁起を担いで、あるいはお守り代わりに、ここぞという時、身に着けていく勝負アクセサリーがいくつかある。

今日は亡き祖母の指輪と娘に作ってもらったペンダント。うまく話ができますように、落ち着いてとの願いを込めて、身に着けた。
今日は、ファイナンシャルアドバイザーとの初めての面談日。我が家の状況を説明し、知りたい事柄を列記。今後の生活設計全般も含めての話で、1時間の持ち時間ではどうしても早口になる。
私達の新しい生活の出発点。資金繰りはやはり大切。プロの知恵をお借りしたい。
信頼できるアドバイザーかどうかの見極めもしっかりしなくてはならない。

無事に面談も終わった。
生活の見直し。それが今私のやらなくてはいけない事のようだ。
今さらですが家計簿をつけ始めましょうか。まずは最初の1歩、試練です。
私の勝負アクセサリー、祖母の指輪の他、亡母の指輪やネックレス、娘のビーズ作品とある。
昔の私の縁起物は、子供達にもらった”おかあさん、ありがとう”の名刺大のカードだった。英語が今よりもっと下手で、それでもアメリカン相手に掛け合わなくちゃならない時は、いつもバッグに入っているのを確認し勇気をもらってた。
そして今は亡くなった祖母や母からエネルギーをもらってる。
娘からはビーズのアクセサリーがあるから、今度長男には絵を描いてもらおう。次男にはサックスの演奏テープかな。

たいへんだと思われるこれからも、囲んでくれる皆に助けられて何とか乗り切れるだろう。


Teddy, 検査を受ける

2009年02月10日04:10
先週は重たい1週間だった。
火曜日(2/3)は、Teddyの予防接種の予約が入っていた。そのついでとばかりに11月頃から小走りするとびっこを引いているので、ドクターの検診予約も入れた。

普通に歩いている時は何も症状なしで腫れもないし痛がる様子もない。階段の昇り降りも問題がないので軽い捻挫か関節炎かと、2ヶ月特に何もせずに様子を見てた。
2/3 ドクターがチェックしたが、確かにびっこを引いているとわかっただけ。X-rayとCTを撮る事になった。

2/6(金)朝から水も飲ませず、癲癇のお薬だけを与え、お腹空っぽ状態で病院へ。
Vetに激しい拒絶反応を示すTeddyだが、主治医のドクターMは大好き。見つければすぐに駆け寄り舐めまくりの挨拶をする。これでTeddyは安心して彼女にどこをチェックされても抵抗しない。本当に良い獣医さんに診て貰ってると感謝の気持ちをあらたにするシーンだ。

昼過ぎドクターからの連絡。無事検査が終わった。
CTからは、何の異常も見られず。異常がないのはいいけれど、じゃあ何で?

3時、えさと薬の時間となりTeddyを迎えに行く。
家に帰って、休むことなく家中を歩き回るTeddy。座らせマッサージをしてあげると、クンクン鼻を鳴らしてる。でも私がそばを離れるとまた歩き回り。癲癇後の症状と似てる。
癲癇の予兆?不安が走る。発作が止まって1年半。発作を起こさせたくない。一回の発作は次の発作をよんでしまう。

6時、ドクターMに電話。
CT検査の為の造影剤を注射しているし、極度のストレスで少し症状が出ていると思われる。
彼女は私の過剰な(?)動揺に対応してか、彼女の携帯の電話番号まで教えてくれた。

夜遅くまで、Teddyは顔が変わったまま(表情が全然違う)のうろつき、、ヒーヒー、フンフンと泣き続けた。私はただただそばにいて見守るだけ。

夜中の発作は起こることなく、ぐっすり寝てくれた。
そしてありがたい事に、翌朝にはいつものTeddyに戻ってた。ホントにホントにありがとう。

今週、X-rayの結果が出る。関節炎の薬(Deracoxib)を飲み始めているけど、果たして効いてくれるだろうか。でもTeddyはまだ5歳半。関節炎は早すぎない?
ドクターはMRIも考えなくちゃかもって言っていたけれど、検査後の様子を見てたら、もう検査はイヤダと言いたいよ。お金もたんまりかかるしねー。


次男17歳の誕生日/乳がん検診

2009年02月18日06:52
ここの所ずっと土砂降りの雨で風も強い。寒くて山の頂上には雪も積もってる。
先週もいろいろあった。

まずは、2月11日(水)
次男の17歳の誕生日だった。
早朝次男の車スズキをドライブウエイに出しておいてと電話があり、出かける時にはハッピーバースディーの風船やスプレーが施されていた。いつもスズキは外にとめているのに、今日に限ってガレージの中。秘密のうちに飾ろうと朝早く来た友達は、スズキがないので慌てて電話をしてきたようだ。
結婚式でもあるまいに、アメリカの高校ならではの派手な誕生祝い。息子はそのままお祭り車で走行、帰りにはたくさんのケーキももらってきた。
娘や長男の誕生日やバレンタインを思い出す。こうして、子供達の友達との関わりを見るのももう少しだ。今日のこんな一こまも感傷的になってしまうわ。

私はサンマテオまで乳がんの再検を受けに行った。ドライバーは長男がしてくれた。運転お任せの長男、こんな時は大助かりだ。先週マモグラム(乳房X線写真)に影が見えると連絡あって再検となった。大丈夫と思っていても、再診は憂鬱。
まずは再びマモ・・・あれって最低。痛いし屈辱的だし、もう二度としたくないっていつも思う。今回は技師が下手だったのか、何回も撮られたし・・。
次にウルトラサウンド(超音波)。ずいぶん時間をかけて検査してもらった。ウルトラサウンド技師の真剣な顔。それに続くドクターのこれまた長~いチェック。
まな板の鯉状態だった。次は生検ですかと開き直り聞きたくなった。
乳がんは珍しい病気ではない。発見が早ければ治る病気。だけど乳がんを患っている友がどんなつらい思いで闘っているのか、少しだけどわかった気がした。一日も早く良くなりますように心から祈る。
幸い私の検査結果は白。影のように写っているのは、Cyst。問題ないでしょうと言う事だった。このCyst(シスト)って日本語に訳すと何になるんだろうか?こちらのドクターはしばしばこのCystという言葉を使うのだが、脂肪の塊のようなものと理解していていいのかな?

帰りの高速道路から見えた虹。見事だった。
2重になっているのがわかりますか?


2月13日(金)

Teddyを予防接種(Bordetella)に連れて行った。
前回の検査で今まで以上にVet恐怖になっているTeddy。今回は抵抗がさらにひどい。無理に引っ張れば、首輪も抜けてしまいそうな踏ん張りよう。
看護士が出てきて言う。「知らん振りして、外に出て行ってください。それを見れば観念して検査室に行きますから。幼稚園に子供を出す時と同じ要領です。数分したら戻ってきていいですよ。」まさにおっしゃる通りだった。私の姿が見えなくなれば、しばらく考え込んでいたがしょうがないとばかりにしぶしぶながらも検査室に向かったという。

午後ドクターMから電話をもらう。
X-rayの結果が出た。

ドクターMからの電話によると、X-rayにはCTではわからなかった背骨と右前足に白いスポットが見えるとの事。これがびっこを引きずっている原因だそう。
とりあえずの治療は、7日~10日の静養。ダイエット。10日間の関節炎の薬(Deracoxib)の服用。
今の家に引っ越して平屋から2階建てに変わり、階段の上がり降りが負担になっていたようだ。私にべったりのTeddyだから私の動きに合わせ、上がり降りはかなりの回数していたと思う。サークルで囲って動かさないように薦められたが、スナックも制限・散歩もなしの状態でストレス過多になるのもストレスによる癲癇発作が心配なので、できない。階段を上らないようにフェンスをつけるだけにした。2階に上がるのは一日一回夜だけのつもりで。

が、昨日は私が2階にほんの数分あがっていると、階下でがしゃんというものすごい物音。それと同時にTeddyがかけあがって来た。取り外しが簡単なように立てかけてあったので、鼻で小突いたか跳んだか、障害物を倒して上ってきてしまった。必死の姿を可愛いく思った。だけどしっかり怒らければと思った。だけど足の具合を考えるとすぐに階段を引っ張って下ろすわけにも行かなかった。ただ私は「こら!」とだけ言った。怒られ悲しそうな表情のTeddy。その姿にまた悲しくなってしまった。
もらったDeracoxibという薬がどの位効いてくれるのか。この薬だって副作用はあるし、これが効かなかったらステロイドって言うけど、ステロイドは飲ませたくない。足は手術も可能、腰は不可能。いずれにしても手術は避けたい。

今はとにかくできるだけ動かさないようにしてる。
そして私はまたインターネットでいろいろ調べている。犬のホメオパシー。マッサージ・指圧・食事療法・・・・化学薬品を使わずに治したい。

そんなこんなで、私も歩けず動き回れず状態で、頭の中はTeddy一色。
私のこの心配性気質とTeddyへの思い入れ。心の平静を失ってはいけないと思いつつ、気分がどうも盛り上がらない。

hiro2009年02月20日 14:56
Teddy、早く元気なるといいですね。インターネットでの調べ物もきっと大変だと思います。

Teddyも自分のために心配してくれていること、きっと理解してくれると思います。<^_^>

JettaZ332009年02月20日 17:28
相手が喋れないだけに、余計に心配に成りますよね。でも心配しても良くなる事はないので、心配し過ぎは良くないよ(^_^)v

kame32009年02月21日 04:11
hiroさん
ありがとうございます。
すぐにある程度何でも調べられるインターネット、大いに利用してます。調べ始めると止められないのが、難点ですが・・。

tatsuo1さん
ありがとう。
夫にも同じ事を言われているんですよ。自分でもこの性格に辟易している所もあって・・・。
基本的には楽天家なのになあ~。


”風のガーデン”

2009年02月21日07:48
毎晩”風のガーデン”をレンタルビデオ屋で借りてきて見てる。
友人の薦めで見始めたけど、想像以上に胸に迫る。
人は最期にどこに還るのだろう。主人公は末期のすい臓がん。死期を悟った彼は絶縁状態だった家族のいる故郷へと。

余命いくばくもないと知った時、人は自分の死を家族の死をどう受け止めるのだろうか。
私の亡くなった父もすい臓がんだった。母は肺がんだった。二人は病気に対して全く違う受け止め方をしていた。私はそばに寄り添っているつもりだったけれど、何もわかってあげられなかった。
自分の病気を知りながら緒方拳は何を想って演じていたのだろう。

亡くなった緒方拳をはじめ、中井貴一・奥田瑛二・神木隆之介等出演者のオーバーアクトがない。すーっと心に入ってくるドラマだ。
飼い犬の”ほたる”が死んでしまって、「「生きているものは、みんな死にます」と言った緒方拳の言葉が耳に残ってる。

残りあと3話。
いいドラマをありがとう。最後までしっかり見させていただきます。

本当に素晴らしい俳優が亡くなってしまった。
改めてご冥福を祈ります。

anton2009年02月21日 14:37
前クールでの放映だったのに、もうビデオ化されているんですね。早いなぁ・・・緒方拳も若い頃はギラギラした俳優でしたが、最近のテレビでは飄々とした朴訥な役柄が多くて、素敵でした。病気のことは家族以外には知られないようにしていたとか。演じている本人もですが、それを見守った家族の気持ちもつい考えてしまいます。

kame32009年02月21日 16:30
こちらのレンタルビデオ(DVD)は、テレビ放映されたものの録画で、しっかりコマーシャルまで入っているから笑っちゃいます。
今や3人に1人は癌で亡くなる時代。このドラマも緒方拳の生き様も、とても他人事とは思えません。見守るご家族もつらかったでしょうねぇー。
ドラマの中でモルヒネのパッチを貼るシーンが何回も出てきましたが、緒方拳もモルヒネが必要な時期ではなかったのかとか、本当いろいろ考えてしまいます。

ととると(*´ω`*)♪2009年02月21日 17:07
このドラマ、ほんとに他人事に思えず…いろいろな意味で深いドラマぴかぴか(新しい)

泣けました揺れるハート

祖父、祖母もみてきたし、昔一緒に働いた方も若くして(40代)子どもたちを残して旅立ってしまったばかり…

緒方拳の演技も心が入ってるというか…どんな思いで演じたんだろう…

ほんとにすごい方ですぴかぴか(新しい)

kame32009年02月21日 17:23
アロハダックさん
爺婆思い出すよね。
誰もが避けて通れない死という別れ。本人も周りの人間もどうやってその苦しみを乗り越えていけるんだろう。
がんと言う病気は即、死に至る病気ではない。少なくとも数ヶ月は自分でやり残したことができる執行猶予があって、脳溢血等のように急にシャットダウンされる病よりいい病気だなんて言われ方もしてるけれど、私は余命何ヶ月なんて告知を受けたら、しっかり受け止め、自分らしく残りの月日を過ごす事ができるのだろうか。。。なんて柄にもなく考えちゃったりするのです。


コップ半分の水

2009年02月27日10:12
散歩に行かなくなって10日間過ぎたが、Teddyはまだびっこを引いている。普段の生活で痛そうな様子は見せないけれど、立ち上がってすぐと早歩きの時は右足が悪いのがわかる。
これからの処方は考え中。

私の一日の大事な日課だった散歩に行けなくなって意気消沈していたけれど、やっぱり元気にやって行かなきゃ。下の部屋でできる事を探してる。その結果購入したまま動かさずにいたミシン作業が始まった。20年ぶりのミシンかけ。ワクワクドキドキ楽しんでる。
この頃また活字の虫にもなっている。雑誌の整理で新メニューも挑戦してる。活字にしてもミシンかけにしても、目が見えるってありがたい。食事が楽しめるってありがたい。

当たり前だと思っていたいろいろ。だけど、なんにも当たり前の事なんかないんだね。
歩ける、食べられる、寝られる、見える、走れる、跳べる・・・・。環境だってそうだ。
また一つTeddyから、教えてもらったみたい。

Teddyの事だけでなく、見えない私達家族のこれから。不安はいっぱいだけど、今できる事をやればいいんだよね。
コップに入っている水が、半分もあると感じるか、半分しかないと感じるかの話、本質的なところ少しわかったような気がする。

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