2003年3月31日月曜日

2003/3

3/1(土)晴れ

絵里は、昨日の雪との格闘で腰痛を訴え、アイススケートのレッスンに行く事ができない。
<おいおい、しっかりしろよ。>
研人は今日もインドアサッカーのゲームが2つ。 共に格下相手のチームで、楽勝。
スタートからゴーリーの研人の最大の弱点は飛び出し蹴りができない事。
飛び出して蹴り返せばいいものを、それをしてくれないがために、フィールドの選手は行ったり来たりの応酬でありゃ疲れるわ。
しかし気の小さい研人には、ゴールから 離れる事はかなり勇気がいるらしい。
その後フォワードで登場、ゴールそしてアシストと、そつなくこなす。

夜からマナサスモールに出かけ、夕飯はタイレストランで。
食事前から研人頭痛を訴える。その為、いつもより食欲が無い。
時間はもう9時を 回っている。
今日のサッカーゲームで疲れたのか?急に春めいた陽気になったせいか、少しばかり皆んなアレルギー症状が出ている。そのせいかもしれない(?)。
その他全員久しぶりのタイのカレーに舌鼓を打つ。
以前はタイ・メキシコ・ベトナム 料理が嫌いだった宏人も、これらが好きになってものすごい食欲。
何でも食べて、食事を楽しめるっていい事。

”かまくら”が無残に崩れていく。
今日の最高温度は50度(9℃)ぽかぽか暖かな一日でした。
もう少しキープしたかったね。あの”かまくら”。

 

3/2(日)晴れ

瞬く間に雪が溶け、全形の見えたいつも通っている道。
こんなにも広かったのかとびっくりする。
今日も暖か、春うらら(?)

日本語の勉強を終え皆ゆっくりと昼食の時、お父さんの仕事がCanon.INCから Canon.USA代わるために、グリーンカード取得に向けて弁護士との交渉に入ったこと を子供達に告げる。
それにともなう収入減や、今後の生活の変化も伝える。
どこまで 理解しているかは計り知れないが、子供達の表情は明るい。
CAからここVAに引っ 越す事を告げたときとは雲泥の差。
しかし、そのCAで以前住んでいたAlmadenには戻りたいとは思わないようだ。

ここWoodbridgeに住んで1年半。
CAの異常なまでの 東洋系の人々の多さ。お勉強中心の彼らとそうでないアメリカ人との確執。
CAを離 れ外側からそれらを見て絵里はかなりいろんな事を学んだようだ。
しかしながら私達の新しい生活はCAでの可能性が高い。
というのは、マイクロン (キャノンのここでの取引先) が工場閉鎖となり、キャノンマナサスオフィスは閉める方向で話が進めているという。

私達はここでの生活を望んでいたのだが(家の値段がCAに比べ格段安い)そう は上手くいかないようだ。
しかし、よく考えてみると間一髪のタイミングで転任 (Canon.IncからCanon.USA)許可のお話を受理した事になる。
というのは、今回のマ イクロンの突然の工場閉鎖で、転任の話が無ければ、すぐに亀山宏明氏に帰国命令が出された事は想像に難くない。
その時私達はどう動いたのだろうか?

それはさておき、そういうわけで私達はCAに住む事になるであろう。
時期は未だわからず。
経済が落ち込んでも、家の値段は全く下がっていないCAで私達の住む家は 果たしてどこに・・・。

宏人のホッケーのプレイオフ。
ゲームに勝てば来週もゲームがある。3位までにはメ ダルも。
簡単にゲームは決まった。試合開始5分で3-0力の差は明らか。
しかし、今日の宏人は良かった。
ほとんどディフェンスだったが、ポジション取りが良かったのか、好セーブで何回もピンチを救う。
さらに果敢なドリブル突破を試み倒され相手のペナル ティーを誘った。(はでに飛んで倒れたから心配したよ。)
今日はずいぶん大きく見えました、はい。
最終試合結果3-12(最高得点差になってしまいました)
今日で最後のゲームとなってしまったコーチ(春のセッションはやらないそう)の弁。
「もう少し勝てたと思うが、楽しんでコーチをしました。」・・・
ホントもう少 し勝ちたかったですねー。

お留守番だった絵里はビーズと造花でモービル作り。
製作には研人も手伝って3時間。
可愛い物に仕上がりそうだが、まだまだ完成とはいかない。

 

3/3(月)晴れ

寒さが戻ってきた。最高気温0℃。寒~い。
それもそのはず北風ピューピュー体感温度はマイナス10℃といったところか。
日替わりの気候に体がついていかない。

絵里はカイロへ。行っていると調子が良いらしい。
今日は三月三日桃の節句。 五目ちらし寿司で祝う。
あられや桃の花がないのが少し寂しいが、お雛様にもお供えし た。
この五目ちらし、柏の家では必ず桃の節句に食べていたような記憶があるが、これはコト婆ちゃんの家の習慣だったのか?
そして、桜餅も必ずあったなあ。
・・・ あ~あ、食べたくなってきた。

子供達はシャンパン(子供用)、私達は久しぶりのワイン”Shenandoah Sweet Lerenade”で乾杯。
(ワイン選びも楽しみのだんなは最近ワインも自粛気味。生き るってつらいなあ。)
しかし、乾杯の音頭となって、言う言葉は・・・
はて?なんて言っていいものやら。 「ま、乾杯!!」
そこで、宏人の迷言。

「このシャンペン、キックがないねー。で、いいんだっけ?」
・・・言いながら何か 変だと思っている。
他4人「・・・・」 と、突然だんなが大笑い。
「それは、パンチがないでしょ。」
・・・ご名答!だんなの勘はすばらしい。
だんなと私が笑いこけている間、子供3人はシラ~ッと、している。
テレビで見た言い回し(ある男性がノンアルコールのお酒を飲んで一言のシーン)を使ってみたと言う宏人。
聞けば"There is no kick in it."と、英語でも同じような表現があり、子供達には ごく自然に宏人の言葉が理解できたもよう。

日々の子供達からの英語教育は、とても役に立っています。これからもよろしくね。

 

3/4(火)くもり

子供達のパスポートを取りに出かける。
パスポートの受け取りは本人のみ。
平日4時までの領事館はワシントンDCにある。
そ の為子供達をお昼にピックアップ。
子供たちがそれぞれ小中高に通っている為、今日はなかなか学校の様を観察できて、おもしろかった。

先ず宏人を11時50分Woodbridge Middle Schoolにお迎え。
オフィスには絵里の中学時代のバレーボールコーチMrs.Testermanがにこやかに応対してくれ、絵里のその後を気遣ってくれる。
傍らにいた副校長Mrs.Mackが雑談に加わる。
なんと彼女の母親は日本人だとか。そして彼女は横浜生まれと聞いてさらにびっくり。
ずうっと食べていないおにぎりを是非持って来てくれと言う。サケのおにぎり は彼女の好物だそう。
さらに生の鮭は入れないでと一言。
<生の鮭は入らないでしょ う、もちろん>
居丈高でどうしても好きになれない校長とは全く異なる副校長の気さくな性格
(実は副校長と知ったのは年度末に発行されるアルバムで誰だったのか確認してからの事、つまりこの日記を書き出してから)。
いつかほんとうにおにぎりお持ちしましょうかねえ。

絵里を12時20分Gar-Field Senior Hi Schoolにお迎え。
高校からのお迎えの経験がない為、オフィスの場所もどこだったかと不安な状態で 2階への階段を上る。
べらぼうに大きな敷地に立つ迷路のような校内(と私には感じる)。
校内にはホール に座り込んだ多数の青少年達(最も彼らに不釣合いな言葉だな)。
大~きくなった体 を持て余すように男女入り混じって話したり踊ったり食べたり・・・。
絵里の指定し た時間はちょうど昼食時だったので、ホールの中はリラックスムード。
しかし、それ にしても、でかい!!!
この学校は黒人も多いので黒人に対する偏見はないものの、 その迫力はすごい。
こういう中で毎日生活しているんだあ。絵里ってすごい!(何がすごいんだ?)
とりあえずオフィスの中央の女性に声をかける。
隣の女性に言えと言う。

私 「すみません」
女 「・・・・」無視している。
私 声を張り上げて「こんにちは、すみませんが・・・」
女 目線をあげる。
私 「9年の亀山絵里をピックアップしたいのですが・・・。亀山です」
女 「私の係りじゃないのよね(と、小声で)でもやったあげるわよ(妙に恩着せがましく)。」
そしてコンピュターを打ちながら「姓は何?」
私 「亀山です」
女 「だから姓は?」
・・・日本人の名前はどっちが姓でどっちが名前かこちらの人にはわかりにくい。
私 「(だから)亀山です。」
女 「座ってて。」
私 近くのいすに座ろうとする。
女 「そこじゃないよ。あっち。」と、オフィス入り口にあるいすを指差す。
その後しばらくして 女 「結局私が行かなきゃなんないじゃないの。ぶつぶつ・・・・」
と、入り口に 座っている私に聞こえるように独り言(?)で出て行く。
またしばらくして・・ 女が帰って来た。私のほうを見ようともしない。
はるか遠くに絵里の姿を確認。 私 「ありがとう。」と、一応言う。
突然すごい笑顔で「どういたしまして。」・・・ひどく不気味。

この話を絵里にしたところ、オフィスの人々は全員いつも感じが悪いそう。
まあいろんな高校生がいるからそうそう愛想良くもしていられないのでしょうけれど、あれ じゃねぇ・・・。

最後に研人12時35分Westridge Elementary Scfool。
かわいらしく、コンパクトな造りの学校。
学校の玄関前で見た親子は、つい数年前のわたしと研人の1シーン。
手にいっぱいの荷物を持ったお母さんの足をしっかり抱 え、まとわりつく子供は1~2年生ぐらいか。
あれって、歩きにくいのよね。でも、 可・愛・い~い。
あの子も10年もすると先程見た、ずり落ちたズボンのティーンに なるのかしらん。
う~~ん。さむ。 研人の小学校のプレーグランドを見て絵里も研人も大喜び。
自分達がいつの間にか大 きくなっている事に気が付く。

こうしていっぺんに3校を見る事ができたのは大きな収穫。
こんな事も3人を育てているが故の副産物。あ~あ、楽しかった。
午後休暇を取っただんなも帰って来た。 さあ、ワシントンまで出かけよう。

無事日本大使館で新しいパスポートを手に入れた3人。
彼らがまた新しいものを取得 するのは5年後。
絵里20歳、宏人18歳、研人16歳。なんだかすごーい。
もうみんな一緒に生活し ては いないかもね。
せっかくワシントンDCまで来たのだからと、National Air and Space Museum(航空宇宙博物館)まで、かねてから宏人と研人が欲しがっていた飛行機のプラモデルを買いに寄る。
この博物館は夏に柏爺と智ちゃんが来た時に行った博物館。
その後飛行機 に興味が出てきた彼ら(特に宏人)。
戦闘機中心の興味で私はどうも気が進まないが、近くでは手に入らないのでお小遣いが貯まった彼らの希望で博物館内のショップ だけ立ち寄ったという訳。

気に入ったプラモデルを手にしご満悦の二人。 早く作りたくて、たまらない。

 

3/5(水)晴れ

暖かい一日。気温は10℃を超えていると思われる。
こんなにも寒暖の差が激しいと、体が上手く適応できない。
しかし、こうして着実に春は近づいているのであろう。

夕方5時、再びMarkがエアコンの修理の為の業者と共に来た。
前回の業者と比べていい方に修理の発注をすると言う。
話好きのMarkは、語り口も滑 らかに、新しい業者との折衝に入っている。
私もちょっとだけ立ち聞き。うまい。とにかく話がお上手。
このように相手を持ち上げて自分に有利な方向に事を運ぶのか~。
こんな風に英語が喋れたらいいな。
私達もアメリカで根を下ろして生活するにはあのくらいの話術は身につけなければいけなのだろう
・・・などなど、考えさせられる。

Mark 達がいる間は、夕飯の支度が始められない。
何故なら今日のメニュ-は純和風。
魚や煮物は、アメリカ人には一般的に好まれない匂い。
結構こういう事って気に してしまうのよねぇ。

宏人と研人は昨日購入したプラモデルを真剣な表情で作り始める。
イラクとの戦争が今にも始まりそう。
世界各地で戦争反対のデモが行われている。
ニューヨークやワシントンDCでも大規模 な反戦デモが行われているが、すでに湾岸に送り込まれたアメリカ軍兵士は30万人にものぼり、明日にでも戦争に突入しそうな勢いだ。
ワシントンDCエリアに住んでいて、周りは皆、軍関係。
今の所、知り合いで湾岸に派遣されている人はいない。

以前に高校で戦争の是非を問う討論を自由に行うべきだ。と、いうような事を書いたが、
ことはそう簡単でもないらしい。
というのは、軍関係の子供達が、戦争反対を訴 える人々またはその子供達に傷つけられているというのである。
戦争反対を訴えるあ まり、軍に入っている人間を否定するような事はあってはならず、
学校さらに教育委員会は彼らがわがアメリカ国のために尽力を尽くしてくれている事を子供達に教えるべきで、戦争の良し悪しを彼らに問うべきではないと言う主旨の手紙が多く学校に寄 せられていると言う。
そのような目にあった子供達はあまりに哀れだ。
実際に派遣を任じられた人の家族は、誰よりも戦争反対を訴えたい事であろう。
果たして彼らに声高らかに戦争反対を言える自由が与えられているのだろうか?

ここに生活していて、なんとなく人々との距離を感じるのはこうした立場の違いが大きく影響しているのは疑いようもない。
この戦争でアメリカは何を得るのであろうか?
膨大な軍事費用の計上で各州への補助も頭打ち、教育機関への投資はいずれも先送りにされる。
何のための戦争?!誰の為の戦争?!

 

日記でお伝えしているように、Micronが人員整理のため、マナサスの工場のほとんどを封鎖してしまいました。
現在Canonの最新鋭装置が3台稼動中で、さらに2台を設置中の出来事でした。
普段付き合いのある担当者が、ほぼ全員突然の解雇を言い渡されました。

その日の昼前に毎週のMeetingがあり、みないつものように仕事をしていたのですが、夕方4時に全員帰宅を命じられ、Manager以上が7時に呼び出されその場でほぼ全員の解雇が通知されたものです。
Manager以下は翌日朝に駐車場入り口にて校内への入門を拒否されました。

アメリカでもここまで電撃的な解雇は珍しいようですが、考えようでは機密保持、 クーデター防止の点で有効かもしれません。
組合もない会社のようですし。
解雇された人たちには半年の間、給料の半分が支給されます。
この間に次の仕事を探 すのが一般的です。

とはいえ、IBMから流れてきた人たちがVAに居を構え、生活の拠点としている所に、 突然の失業は大変な事だと思います。
以来お昼のレストランに行っても、明らかに活気がありません。
お客さんも今までの半分ほどに感じます。
世界的な不景気の折、戦争どころではない気がします。

Canonにとっても大問題です。
全米一の先鋭サービス部隊と自負していた人たちも、 その日以来仕事の場が奪われてしまいました。
他のオフィースに出張サービスに出かける出稼ぎを計画中です。
直接担当の顧客を失ってしまい、オフィースの移転も含めた、総合的な将来判断が要求されています。
ある程度目処が付いた所で、我が家の移転もやむを得ません。
本来なら帰国命令となる所、なんと言うタイミングの良さでしょうか。
人徳ですね。

 

3/6(木)雨のちくもり

カイロからの請求書を見て、またびっくり。
総額は3月3日現在で約4800ドル。
その大半を保険がカバーしてくれるものの、 今回$358.50を自腹で払うようにとの請求書が来た。
カイロからの請求明細は非常にわかりにくく、保険会社からの書類と照会すること1時間。
それでも数字が合わずいらいらする。
今回の支払い分がどこの期間に該当するものかもわからないようなお粗末な請求書。
さらに今後どの位の費用がかかるやも知れず、全部の書類を持ってカイロへ。

経理の担当者のJanetに請求の内容を聞くが要領得ない。
自分の出した請求書より 保険会社の物の方が見やすいと褒める始末
通院をやめる事も考えているというと、 ドクターと話せと言う。
Dr.Bakalisは、おお慌てて。再びJanetを交え、請求の金額および、今後の事について話す。
これからが、さらにびっくり。

Dr 「それじゃ、支払い額を半分にしましょう。」
私 「?」
Dr 「お宅の保険はとってもきちんと払ってくれるから、この金額は半分にしましょ」
私 「・・・・」<まだ理解できていない。>
Dr 「半分だけ払ってください。それで、どうです?」
私 「半分でいいんですか?」<まだよくわかっていない。>
Dr 「本当にお宅の保険はきちんとお支払いいただいているので、半分でいいですよ。
要するにえ~と、$179.25お支払いいただければいいです。」
私 「いいんですか?後から請求されるなんてことないですよね。」

という事で、半額の$179.25を払ったのであるが、こんなのあり?
彼にしてみれば、わずか数百ドルを取るか取らないかもめるより、しっかりした保険会社から数千ドル取った方がいいっていうのは明らか。
大事な顧客を失わないように 全力をつくす。
所詮カイロの請求其の物いいかげんなもので、全てにおいて信用できない。
受付嬢もしかり、かなりルーズ。
しかしあまりに簡単に支払額のカットを言い出すドクター。
金儲け主義でこんな事頻繁にやっているのか!
税金の申請はどうなってんの?
今後も請求が来るたびにJanettと話をするように諭され、納得のいかないまま今後も絵里を連れてくるように念をおされる。
保険会社に不当な請求をしているのを手助けしているような、悪に加担しているような後味の悪さを胸に、コンピューター上残高(2/3時点)がゼロになった事を確認させ、領収書の発行を促す。
こんなカイロ、絵里にもう行かせたくないのだが、行っていると調子がいいのも確かな様子。
ここで中途半端にやめてまた痛み止めばかり飲んでいてもと思うと、簡単に切る事ができない。

必死にこっちの思いを伝えるべく、しゃべりまくったもので、くったくた~~~。
そして今日はもう一つイベントがあった。

研人の学校で”Family Eat Dinner”があった。
主旨は学校の資金集めの一環で、近くのイタリアンレストランからの仕出し (catering)のディナーを
子供達が弾く弦楽器を聴きながら食べましょうというもの。
弦楽器のクラスに入っている子供達が3回に分かれて演奏する。
演奏は任意によるもので希望の時間をすでに学校に知らせてあった。
5時という時間はもっとも演奏者の希望が少なく、研人を含め3人のみ
(研人のビオラとバイオリンの女の子が2 人)。
観客は食べる事に夢中でさほど音楽を気にしているとは思われない。
しかし、私の想像以上に音楽だった(変な表現)
私の想像ではきーきー鳴らすだけのものかなと思っていたのだが、なかなかどうして、結構聞けた。
先生のピアノが良かったのか、はたまた予想が低すぎたのか。
研人はビオラを持ち姿 も美しくお見事。<パチパチパチ>

演奏を終えた研人、しばし休憩のMrs.Lydickを交えて、ディナー(チキン・パスタ・ サラダ・パン・チーズケーキ)。
Kento is one of the best playersとのお褒めを頂く。
ピアノでも習っているのかと・・・。
そして中学校に行ってもビオラを弾く事を勧められる。
(中学では金管楽器Bandクラスと弦楽器Stringクラスに分かれる)

Mrs.Lydickは宏人の中学でも弦楽器を教えていて、一緒にいた宏人(Bandに入ってい る)とも言葉を交わす。
研人はいかにもおとなしく、受け答えがはっきりせず、いらいらする私。
もっとしゃきっとしてよ。
多くの友達を見つけた宏人、急に生き生きと動き回る、喋る、笑う。・・・やっぱり 友達っていいね。

7時から宏人アートクラスへ。 早くに帰ってくるだんなが送り迎え。
だんな曰く「遅く帰れるぐらい、仕事があれ ばいいよなぁ」・・・なんか悲しい言葉

久しぶりに話しっぱなし。
普段英語を話していないなんて、言い訳にもならないけれど、突然必要に迫られて話す英語。
その言語力にには限界がある。
その限界を相手は理解していないが、どうかご加護をとも思わない。
自分が頑張らなきゃいけないだけ。

 

3/7(金)晴れ

朝からの頭痛が薬を飲んでもよくならない。憂鬱。
絵里カイロへ。 何故かご機嫌すぎる宏人、勉強中も声高らかに歌を歌う。
何度注意してもやめない。頭痛はひどくなるばかり。
部屋で謹慎を申し渡す。「ご飯 も無しよ!!」
私は研人と仲良く温泉風呂(温泉の元を入れた)。
一緒に入るのを喜ぶのも、もうそう長いことではないだろう。
長風呂で少し肩の凝りもほぐれ、良くなった。
運動不足?ヨガやエクササイズをまた スタートしないといけないようだ。

だんなが帰宅後揃ってTaco Bellへ。
すごい夕食。それでも多くのお客さん。こんなに もファーストフードで夕食を済ませる人がいるのか~と妙に感心する。
ずっと部屋でおとなしくしていた宏人も放免にして、ともに出かける。
宏人自身いけない事 をしているとわかっているのに、やめられないのは、何故?

食後そのまま、絵里はコミュニティーのバレーボールへ(7時半)
誰でも参加できるこのバレーボールは、一回2ドル(16歳から3ドル)。
男女入り 混じった主に大人(カレッジ以上)のバレーボール好きが集まったサークルのようなもの。
今日が始めての絵里はいい体格の男性の参加でかなりびびっている。
その絵里 を残して私達は家へ戻る。

9時、まゆみ(G)さんと、スターバックスで会う。お餅を頂き、たくさんの漫画本を借りる。
そのまま絵里をお迎え。軽いゲームをしているのを観戦。
すさまじいスパイクやサー ブ・・・あれは大変そう。でも練習にはなりそうねー。
練習を終えた絵里は久しぶりのバレーボールに満足そう。来週も来るという。
10時半帰宅。

 

3/8(土)晴れ

絵里のアイススケートレッスンをこのまま続けるか否かを検討。
絵里のクラスは週一回30分のレッスン。
本来ならばグループレッスンなのだが、レベルが高いクラスのため、絵里の他レッスンを取っているものがいず、ほとんどプラ イベートレッスンの状態。
コーチはジュニアアカデミー(競技会がある)に入り週 2~3回のレッスンを取るように再三勧める。
普通はジュニアアカデミーに即加入 し、本格的にアイススケートをする
現在のレッスン量では、習得できるものには限界があり、コーチも同じ事を繰り返し言うだけ。
絵里にすれば言われていることはわかるけれど、できない。
せっかく軽いスピンやジャンプができるようになったのに惜しい。
けれどアイススケートに多額の費用・時間はかけられない。
フリーで滑れる時間帯に一人で練習、レッスンはしばらく取らない事にした。

研人はインドアサッカーゲームへ。今日がインドア最後の試合。
対戦相手は強敵(前回あでやかな攻撃で我々を魅了、惨敗したチーム)。
研人は終始ゴーリー。気合が 入った顔。
わがMetro Starsも今日はベストメンバーで臨んだせいか、果敢に攻め負けてはいない。
確実に上手くなっているMetro Stars。前回とは雲泥の差。
見てて最高におもしろい。
しかし上手く点に繋がらないまま0-2。ここからが良かった。
2点差にも気落ちすることなく責め続け、ラッキーな得点も加わり、2-3と逆転。
さらに1点加え2- 4。
今日はこの強豪を相手に勝てるかなと、チラッと思ったのもつかの間、研人のクリアーミスで同点
(けり返したつもりが相手への絶好のパスになってしまった)4- 4。

さらにお互い何十本のシュートを放っただろう。
相手のゴーリーは上背もあり、 反応も早い。
惜しいシュートもゴーリーのファインプレーでセイブされる。
研人はま さにゴリラ顔で踏ん張る<かっこいい~>。
そしてMetro Starsに勝ち越しの1点が 入り5-4。残り時間7分。
なおも攻める両チーム。終始緊迫したゲーム展開。
相手 に鮮やかな1点が加わり(だんなは研人のミスだと一喝/私はそう思わないけどね・ ・・見解が違う)5-5。
そして相手に痛恨の一発(大きく相手サイドから出された ボールの処理を誤った研人。彼の苦手がはっきりわかるシーンだった・・・
飛び出し てキック/ジャンプしてとる高い球/大きくバウンドする玉の処理)を入れられて、残り時間あとわずか、
そして試合終了のホイッスル。

憮然とした表情の研人。
う~ん、 いい試合だった。
研人のミスで勝てた試合を落とした思いのあるだんなと私とは裏腹に、チームの親達からは賛美の嵐。
それって本気で言っているの?気を遣ってくれてるの?
さらに 相手チームのプレーヤーの親(宏人の以前のチームのコーチ)からも、称賛される。
言葉からはまんざらお世辞とも思われない。
どうやらだんなと私の研人のプレーに求 めるものが、かなり高くなってきているよう。
それとは別に何でもかんでも
"Good job!"
というアメリカ式にどうも抵抗を感じるのも確か。

 

3/9(日)晴れ

暖かないいお天気。確実に春は近づいている。
この前の雪の後、だんなは雪かき用の大きなシャベルを買ってカリフォルニアから帰って来た(CAで買ったわけではないが)。
ここバージニアでこの一番の売れ商品は、このシャベルとか。
雪が降るとそり がすぐに売り切れになる。
しかし今年はシャベルと塩(雪溶かし用)・・・生活に密着したものだった。
そのシャベルを手に入れた途端、春が来た?ま、予想はしてたけどね。

今日の研人はえらかった。
朝起きてすぐにサイエンスプロジェクトを仕上げるために、コンピューターに向かう。
期限があと10日と迫って、いよいよお尻に火がついた感じ。
この頃の研人に、私は いらいらさせられっぱなしだった。
学校からのプリントはなくすし、先生宛てに書いた手紙もどこにいったか全く記憶にない。
本もほとんど読まず、チャットばかりしたがる。
今回のサイエンスの課題も一向に自分からやろうとせず、頼りっぱなし。
説明 は1から100までしないと理解できない。
さらに文句が多く、それならば一人でやればいいものを人に聞いてばかり。
学校の成績がいくら良くたってあんなものと、かなり腹を立てると同時に
完全マニュアル人間、指示待ち症候群、コモンセンスの欠落 ・・・など、結構心配していた私。

以上挙げた事が解決したわけではないけれど、自分からやり始めた事だけで大いに満足。
頑張った甲斐あって、70%完成。
このペースで頑張れば間に合いそうだね。

だんなはコンピューターで研人のサイエンスのグラフ作成。
合間には先日借りてきた漫画にはまっている。
ほとんど漫画オタクのようで、気がつけば漫画を読んでる。

ブー、そんなにおもしろいの~?

研人はサイエンスの宿題のあと、外で遊ぶ。
今日は思いっきり外で遊べる陽気。
だんなと私が買い物から帰ると、先日買ったプラモデル(船)製作。やりたい事がた くさんだ。

夕方家族揃って久しぶりの餃子作り。
子供達3人詰めたそばからどんどん焼く。そし てどんどん食べる。
豚挽きが手に入らず、牛でやったので今ひとつ・・・。
絵里が「足りないよー」と叫 ぶ。
だんなが「野菜をもっと入れて作ろうよ。」と言う。
そのリクエストに応えて キャベツに替えて白菜のベジタリアン(肉少なめ)餃子も作製。

餃子で腹ごしらえをした研人は、6時半~8時サッカープラクティスへ。
そして夕飯。ここでもまた餃子も食べる。
・・・合計一人20個近く食べている勘定・ ・・
すごい!!
どうも、食べる量と成長が比例しないような感じがする。
うちの子らあんなに食べてどこに栄養がいっちゃうのかしら。

充実した一日を過ごした研人に丸を2つカレンダーに書き込む。
絵里のモービルと宏人の飛行機が完成。


3/10(月)くもり

子供達は通常通り学校へ。 8時半だんな出勤、
私 「いってらっしゃい。早く帰ってくる?」 
だんな 笑いながら「聞くな!」・・・・
オフィスでの仕事を探している状態。工場閉鎖以来ずっと早く帰ってくる。
夕飯も一緒にできるし、時間の余裕はあるしいいじゃない。

夕方、何の予定もなくゆっくりした時間が過ぎる。 絵里はお昼寝(?)までしちゃった。
今日も帰宅後頭痛を訴える研人。薬服用。
研人SOLs(the Virginia Standards Of Learning)のテスト(日本でいう全国一斉標準テスト、アメリカでは州ごとに分かれている)が始まる。
絵里や宏人も近い内に始 まる。この間は、病気といえども学校を休みにくい。
この標準テストの成績、親はもちろん学校側がいい成績を出すのに躍起。
そして住む家を探すに当たってこのテストスコアーは、かなり参考になる。
このテス トスコアーによって大体の居住レベルが想像できるからだ。
単純にハイスコアのエリ アは家の値段も高い。
その中身は高学歴・高収入(キャリア組)の親、そして子供達 もきちんとした教育を受け、スポーツ・ピアノ・塾などをこなす。
必然的にハイスコ アーとなる。
ロースコアーの居住者はハイスコアのエリアに住む事を夢見て頑張る。
しかしその地区の学校は設備も乏しく、そもそも学ぶ環境が整っていないため、
その子供達がハイスコアを取り、高学歴のキャリア組に入るのはいたって難しい。

アメリ カにおいては貧富の格差はまだ歴然とあり、その格差はどんどんひどくなっていくように思われる。
このように土地の価値を上げるため、ハイクラスの人々を多く獲得する為にも、学校は子供達にいい成績を取らせる努力をしなくてはいけなくなる。
さらにアメリカでは 公立でさえ、各学校は一つ一つ経営を学校または教育委員会がとりおこなっている
(州からの補助は、州によってかなり異なる)ので、このテストは非常に重要なものとなってくる。
(CAの小学校ではこのテストスコアー(SAT)を上げるため、このテストの予備テストばかりやっている時期があった)
笑ってしまったのは、TXやCAでは、このテスト週間中は朝食もただで学校で食べる事ができた事(残念一回も利用せず)。
きちんと朝食を食べてこない子供達では頭も動 かない、と判断した教育委員会の措置のよう。
”きちんと朝食を取りましょう。理想 的な朝食”と書かれたパンフレットも配布される。
テスト間近になっていきなり始め て、意味があるのかなあ?

 

3/11(火)雪のち晴れ

宏人が学校へ行く7時半、雪がまた降り出した。
鳥達が大慌てでデッキに撒かれたえさをついばみにやって来る。
その数は全部で50 羽以上7~8種類にも及ぶ。
それにしても、この慌てよう。見てるだけで笑いがこぼ れる。
急げ急げ、また雪に被われてえさが見えなくなっちゃうよ。

外気は暖かく午前中降り続いた雪も積もることはなく、午後からは晴れ間も見える。
絵里はカイロへ。 宏人はアートクラスへ。
だんなは履歴書を書き終え、必要書類を荒木弁護士に送付。

宏人に何で誰のために日記を書いているのか問われる。
私 「毎日過ぎていく日々を記録する事でどんな生活しているか自分で確認しているんだよ。
おじいちゃんやおばあちゃんに送っているのはこっちの様子がわかるようにね。
それと、私が死んじゃったらどんな思いで子育てしていたかわかるでしょ。」
宏人 「どうせ読めないよ。全部ひらがななら、わかるけど・・・。」
私 「・・・・。勉強しろよ!!」

 

3/12(水)晴れ

このまま本当に春が来てしまうのだろうか。最高気温は17℃。
5時研人サッカープラクティスでPotomac Sinior Hi Schoolへ。
この学校絵里の高校 よりもさらに広く、 ライト付きのフィールドも含め、校舎の両替側に大小6つ位フィールドがある。
どこ のフィールドでやるのか探す事車で10分、それにしても大きな高校だ。
ラッシュア ワーの時間帯、家から少し距離もあるので、今日は残って練習風景を見学。
今日は今週末のトーナメントの為のプラクティス。久しぶりの屋外の大きなフィール ド。
研人は大きなゴールに戸惑い気味(インドアのゴールの倍はあるか)。
軽い練習試合 でことごとくゴールを決められる。
後ろで見ている私に「1本も取れない・・・ ・。」と、つぶやく。
こんなんでいきなりトーナメントなんて大丈夫かしら?
その後 少しずつ感を取り戻した様子だが、本人は自信なげ。

久しぶりに練習風景を見て少々びっくり。穏やかだったコーチAndyが怒ってばっかり。
それも一人の子を集中的に怒っている。まあ彼も叱られて叱るべきではあるが、あまりにも彼ばっかり。
他の悪ふざけしている連中の事は注意しない。悪ふざけしている子供の親は見ているのにこれまた注意しない。
かなりやりたい放題。 コーチAndyはとても優しく、ある意味あますぎる、と思ってきた。
そのAndyが声を荒 げて「しっかりやらないなら帰れ」と言っている。
しかしこのチームでずっとやって きた子供達はコーチをかなりあまく見ているところがある。
そして時としてやりたい 放題。いい練習ができない。
研人はひどく怒って帰ってきて「皆、ふざけすぎだ」と言う。
その子に合ったサッカーのチームを見つけるのは難しい。

研人が入った3つのトラベルサッカーチームの比較
①CA Quakes(後にRucks) 
チーム最高レベル。雰囲気良し。コーチ最高。
ただ しサッカー命のDan は過度の練習(週4日)さらにプロのトレーナーも付け、かかる費用も多大な物になっている(トレーナー代、トーナメント費用さらに遠征の為交通費ホテル代)

②VA Patriots 
各選手のレベルは高い。コーチがワンマンで全く誰の意見も聞かず、信頼されていない。
勝つためだけのサッカー。練習にも勝ち試合にも子供達に明 るい笑いがない。
子供も親もチームワークがない。研人は昨夏このチームを去った。
(結局このコーチ昨冬に更迭(?)されチームを去った)

③VA Metrostars
穏やかな優しいコーチAndyの元、楽しくサッカーをやるが、厳しさがない。
なかなか勝てない。せっかくやってんだからもっとしっかりやろうよと思ってしまう。

しかしAndyのあの怒り方。何か思うところがあるのだろう。
研人に聞 くと最近しょっちゅう怒るそう。
研人は基本的にAndyがそしてMetrostarsが好き、ずっとここでプレーしたいそうだ。 それはちょっと難しいけどね。

 

3/13(木)晴れ

江戸爺ちゃん72歳のお誕生日おめでとうございます。
そして2日前の3月11日に は結婚47周年のアニバーサリーだったとか。これまたおめでとうございます。
人生 のほとんど3分の2を共に過ごされているのですねえ。・・・感無量。

異常に暖かな一日。気温は20℃近くまで上がり、半袖でいいくらい。
風もないし、 はるうらら。プレスクールの子供達の外で元気に遊ぶ姿が見える。いい季節がやってきた。

まゆみ(F)さんの家で日本人6人が集まる。年齢も家族環境もばらばら、共通しているのはアメリカ生活皆長いということだけ。
それぞれ個性的な面々。 まりさん・・・12歳と3歳の子を持つシングルマザー。
最近元夫からの連絡がなく、生活に終われる毎日。2つの仕事を掛け持ち生活費を稼ぐ。
現在、健康保険もな くかなり厳しい状況。43歳。
ゆみ子さん・・・ユナイテッド航空のスチュワーデス。アメリカ人のだんなに4人の子持ち。
長女はカレッジの1年生。多方面に渡っての知識があり、話題が豊富。4? 歳。
ちづるさん・・・留学中に知り合った韓国人のだんな様との二人暮し。日常会話は英語と韓国語。
料理好きのだんなから多くの韓国料理を習得。幸せいっぱいそうな32歳。
?さん(名前を忘れた)・・・日本の短大卒業後アメリカのカレッジで学び、そこで知り合った日本人のだんなと結婚。
子供なし。27歳。 そして、まゆみ(G)さんと私。
いろんな人がいてみんな頑張って生きている。そしてひょんな事からいろいろな人にめぐり合えて、いい時を過ごさせてもらっている。
11時から2時まで3時間もの 間、一人一人が語る言葉に感心したり考えさせられたり・・・。
一つ一つを書いて いったら何ページにも渡ってしまいそう。とにかく、いい時間いい人たちに会えたことに感謝。

7時宏人ホッケープラクティスへ。 新しいコーチDanaからの連絡で新チーム初めての練習日。
コーチとコーチの奥様から今後の説明を聞く。
練習の終わった宏人、なかなか上手くできたようでご機嫌。最近ご機嫌の日が多い。

 

3/14(金)くもり

研人は、5年生最大のイベントであるColonial Days(植民地時代)。
3年生でJamestown, 4年生でWilliamsburgの遠足, そして集大成として最終学年である5年生に、学校で当時の生活を振り返り、Colonial Daysの催しとしてクラフ ト(キャンドル作り、etc)やゲームなどをして一日を過ごす。
昨晩決めた衣装に身を包み、うれしそうに出かけた研人。
ボランティアの私も即席の衣装で学校へ。

9時教室はすでに1970年代の子供達。 まあ皆よくこんなに衣装があったわね。
特に女の子のドレスはどれも凝っていて可愛 い。Williamsburgに行ってあの雰囲気を知っていて良かった。
ほんと、雰囲気出てるよ。
私の担当はゲームコーナー。
当時の物を思い出させるいくつかのゲームの説明、人数調整の為のゲーム参加。
ほ んど子供と遊んでいるだけのボランテイアだったけれど、行ってよかった。
学校での ボランティアもこれが最後かと思うと考え深い。 (中学でのボランティアの要請はほ とんどないので)
途中見学に来た1年生達(めちゃめちゃかわいい)のお相手も少しして、大いに楽しんだ3時間。
その中で研人はやはりずいぶんおとなしい。学校に行くとあんなに口数が少なくなるのか。
家ではおしゃべりなのに・・・。

絵里と共に宏人を学校までお迎えに行き、そのまま眼鏡屋さんのあるPotomac Moll へ。
絵里宏人共に前のめがねが古くなり度が合わない。
普段コンタクトレンズを入れているが体の調子が悪い時はどうしても眼鏡が必要。
2人一緒に買うとなるとコスト もかかる。さんざん歩き回った結果Lenscraftersで購入。
子供も私も納得の値段と品質。でも3時間近くかかっちゃった。
その間帰宅した研人はお利口さん。一人でサイエンスプロジェクトを仕上げた。<何 が彼を変えたのか?>

BJ'sの特大ピザを焼いて、急いで夕飯。 食べてすぐ絵里はバレーボールへ。
足を痛めたと言いながら帰って来たのは9時半(だんなお迎え)。 何だか忙しい一日だった。
(中央の上下黒の後姿が研人)

3/15(土)晴れ

研人のサッカー”St Patrick's Day Tournament”でFredericksburgへ。
春のサッカーシーズンに先駆けて肩慣らしともいえるトーナメント。
9時15分の試合の為、7時半家を出る。
絵里と宏人はまだ布団の中。ほっておいていい環境は実に楽ちん。

第一試合相手は”Stafford Warriors”。研人は前後半とも、ゴーリー。
苦手なハイ ボールでゴールを決められて0-1。その後わがチームの猛反撃により、1-1で試合終了。
第2試合対するは”Potomac Plague”。研人は前半ゴーリー。
ダイブし、かろうじて 左手に当てるがゴールとなり、0-1で前半終了。
後半からセンターミッドとして入 るがいいとこなし。ほとんどボールにタッチしない。
攻撃にも守りにも参加せず、走り回るだけ。
これではミッドとしては使えない。選手交代させられる。
(久しぶりの大きいフィールドそしてめったにやらないミッドで、どう動いたら良いかわからず戸惑っていたそう。)
しかし、全員一丸となって戦った甲斐あり、貴重な1点が入りま たも1-1で試合終了。
パチパチ。<でも勝てたな>

第1第2試合共に、Metrostarsよりも上のDivision2と3に位置する強豪を相手に大健闘
MetrostarsはDivision4。Divisionは1から7まで分かれている。
コーチ Andyもその健闘に顔がほころぶ。
明日の最終戦まで勝ち残らんと意気が上がったにもかかわらず、Metrostarsの3位通過が決まった。
午後のWarriorsとPlague試合が0-0と引き分けた為、失点数でわが チームの3位が決まり、決勝リーグへは出られなくなったのだ。
む~、残念!よく頑 張ったのに・・・。それにしても得点ではなく失点で決めるとはー。
研人のファイン プレーが欲しかったよ。本当に!

夕方から絵里の友達Lisaがお泊りに来た。 算数とフランス語の勉強をやるとか。
Lisaはおじさんの家族と暮らすアメリカ黒人。 家庭の事情はよくわからないが、ここアメリカでは本当の両親家族と暮らしているとは限らない。
仮に暮らしていても何人もお母さんがいたり、養子だったり、週末ごとに父方母方と泊まる所が違ったり・・・。 とにかく複雑。
アメリカに来た当初、住所録に何人も保護者の名前が載っていて非常に奇異に思えたが、今ではそれも慣れた。
お友達が来る時はいつもピザだけれど、昨日食べちゃったよ。だからtaco(タコス) と、スパゲティー。
好きな物を食べてもらいましょーっと。

 

3/16(日)くもり

今日の研人のゲームのお相手はPWSI Patriots。
昨年夏まで研人がいたチームだ。今 はコーチも変わり、以前のメンバーの大半は他のチームに移った。
しかし4~5人 残っている旧チームメンバーの家族との久しぶりの会話は、興味深かった。
当時不満 に思い、コーチの解任を期待しているのは我が家だけかと思い、チームを去った。
しかし話を聞けば研人が去って以降ばらばらと欠けていき、結局PWSIの事務局まで巻き込んでの大騒動の結果コーチの更迭。
そして新しいコーチが見つかったのが今年に入ってから、すったもんだで春のリーグにようやく間に合ったとの事。

そんなPatriotsとのゲーム。研人も力が入る。
昨日のような切れが感じられないMetrostars、試合開始直後は攻めていたものの、
そ の後足の早いフォワードに翻弄されディフェンスがめちゃくちゃ。PKまで取られて、あっという間に0-3とされる。
レフが相手寄りだったり、惜しいゴールが決まらなかったりで、今日はつきもない。
研人は昨日よりは落ち着いてゴーリーをしているが、こうもディフェンスが抜かれ、1対1の場面ばかりでは止められない。
後半研人は再びセンターミッドで登場。
今日はいい!果敢にパスをカット、攻撃のきっかけを多く作る。
こういうことができれば今後チームの司令塔となっていけるだろう。
そして1点返し、これから反撃という所で、またも相手の速攻にあい1-4。
途端に研人が走らない。急に横っ腹が痛み出したそうでベンチに下がる。
もう、タフじゃないな~。そして試合終了。
試合後私「30分位もたないの?」
研人「無理だよ。そんな事言ってお母さんできる?」・・・できるわけないだろ!! !
中田みたいに知的でタフなミッド、カーンみたいに恐ろしげなゴーリーにはなってくれなさそう。
どっちもえらくかっこいいのにな。

宏人ホッケーの練習へ。本人かなり上手くなった気でいる。今後の活躍が楽しみ。
絵里とLisaが起きたのは11時。私達はすでにサッカー場。
子供のお友達が来ていても出かけられちゃうとは、今まで考えられなかったこと。
朝食も二人で適当に食べたそう。本当に大きくなったもんだ。
Lisaが帰ってしまった後の絵里はいかにも退屈そう。
最近はチャットの時間も短くなって、以前何かに憑かれたようにコンピューターに向かっていたのも、うそのよう。
テレビを見る時間もできて時事も少し興味が出てきたようだし、良かったなと思うこの頃。

宏人お友達に誘われ、6時Laser Questへ。
ここは、模して作った基地のような室内で、レーザーガンを撃ったり、逃げたりする。
身に着けたベストが当たった事を感知し何回当て、何回当てられたかを競うゲーム場。
今日は総勢20人(宏人の友達6人含め)ほどいたそうで、汗びっしょりで帰宅。
最高に楽しかったそう。なんと、5回もやったそう。
<1回も行ったことのない 研人はブーイング>
あんまり穏やかな遊びではないけれど、男の子には絶対お勧めの場所だとか・・・。
誘ってくれたお友達はクリスチャン。教会の資金調達でもあったそうで、何とも・・、
まあ遊びだから難しく考える事は、ないのかな。

 

3/17(月)くもり

St. Patrick's Day(聖パトリックデー) 今日はアイルランドの祭日。
St.Patrickはアイルランドの守護聖人で、アイルランドの国章の緑のクローバーはこの日のシンボル。
19世紀に飢饉に見舞われたアイルラ ンド系の人々が多くアメリカに渡った。
その事を記念したこのお祭りは現在も続き、週末には緑の衣服をまとった人々が沿道に繰り出しパレードも各地で行われる。

朝絵里の「行ってきま~す。」の声で目が覚める。<しまった。目覚ましをかけるの忘れた!>
全く私に声をかけないで、お弁当を作り朝食を食べ出かける。絵里ってえらい!!
宏人がばたばたと慌てて学校へ行く。 すると、数分後体操服が・・・と言いながらどたどた帰ってくる。
<またマヌケな事言っている。> と、突然絵里が「バス来なかった。」と、入ってくる。
<?!最低、1時間目は算数 のテストだというのに>
私「何で携帯で電話しなかったの?30分以上あそこで待ってたの?」
絵里「携帯忘れた。でも30分は待たなきゃいけないんだもん。」
そこへ、隣のColieが来て、「学校まで乗せてって。」Colieは絵里と同じ高校へ行っ ている。
宏人「トトもいいよね。」
私「何であんたまで送っていかなきゃいけなのよ。もうバス行っちゃったけど・ ・。」
宏人「絵里のアイデアだったんだよ。お母さんに連れて行ってもらえばって。」<? !>
どうやら家を出た宏人はバス停から帰ってくる絵里と遭い、バス停まで行くことなく 最初から私に送ってもらうつもりで絵里と帰って来たらしい。
3人をそれぞれ高校と中学におろして帰宅。
エアコンの修理業者が来たのは8時半。
お昼頃Mark も来て大掛かりな部品交換をチェック。
修理は4時過ぎに完了。これで暖房冷房とも効きが良くなるそう。
燃費節約にもっと早くやって欲しかったな。(この冬の暖房代は昨年の倍か?)
ちなみに庭の日陰の片隅に残った雪もようやく全部溶けた。

Markにキャノンの顧客であるマイクロンの工場閉鎖で私達のここでの生活もいつまで続くかわからない事を話す。
時期的なことは全くわからず、わかり次第連絡し、8月の契約更新をどうするかは今後話し合いで、という事で了承してもらう。
詳しい内容 はだんなからE-mailを入れる約束もする。

雪でお休みになった分は、各学校今日から夏休みまで毎日30分ずつの延長と、休みの予定であった3/31.6/19.6/20の登校で補う事になった。
これで春休みは予定通り確保された。
30分の延長で、絵里3時、宏人4時、研人4時半と、夕方がさらに忙しくなる。
4月から始まる本格的なサッカーシーズン、どんなになってしまうかな。・・<不安>

 

3/18(火)晴れ

昨晩8時、ブッシュ大統領の演説をテレビで見る。
食事中だったこともあるが、子供達がそれ程深刻に受け止めていないのが気になる。
残された時間はあと少し、本当に戦争が始まってしまうのか。

1時45分研人は早退して矯正歯科へ。ワイヤーを替えさらに締め直す。
Dr.Harteよ り最後の乳歯を抜くように指示される。研人を家に帰すと同時に絵里を乗せカイロ へ。
昨日送られてきた保険会社からの明細書を手に、保険での支払いでない分(温パット)の治療をやめてもらうため、Dr.Fayと話す。
簡単にドクターは了承。家で温 かいシャワーを浴びればいいとの事。
そんなんで38.5ドルも取るんだもんね。ホ ントいい商売だよ。

70度(20℃)を超えるいいお天気。外で遊ぶには最高の季節がやってきた。
研人は宿題を終えてすぐに外で遊び始める。暑くもなく寒くもなく子供達が駆け回る一見穏やかな光景。
こうした中、戦地に向かっていく人々がいる。
宏人はアートクラスへ。
電話会議を家からしているだんなが送り迎え。
毎日早く家に帰ってくるだんな様。せっかくできた時間で、少し運動をするように勧める。

 

3/19(水)くもり

戦争が始まってしまう。 誰も止められない。
攻撃を直接受けたことのないアメリカは、イラクの一般の人々の気持ちをどこまで理解しているのだろう。
テロ攻撃に備えて、警戒レベルが黄色から再びオレンジ(5段階の上から2番目)になり
食料や生活用品、衣料品の備蓄をするように言われている。
飛行機に乗る事も自粛するような状態で、キヤノンでは出張や一時帰国を差し控えるよう勧告があった。
この為、私達のこの夏の一時帰国も、会社に申請できないような状況
実際に申請しても会社の費用で一時帰国できるかどうかは、別問題。
このような状況下で帰ったほうがいいかどうか、思案中。
子供達は夏の帰省を楽しみにしているが・・・。

研人5時サッカープラクティスへ。 学校の30分延長で、帰宅は4時半。
宿題は学校で済ませたということで、簡単にスナックを取った後、急いで出かける。
車の中で、突然研人"I got it."
見れば、口の周りを真っ赤にし、手には小さな歯。
昨日ドクターから抜くように言わ れた乳歯を抜いてしまったのだ。ひぇ~。
昨日までは全く動かないので歯を抜く専門 のドクターに予約を取るように言われたのに・・・。
でもGood Jobね。これで来週遠くまで歯医者に行かなくても済んだ(昨夏に柏爺、智 と皆で行った所)。
フィールドに着くやいなや、口をゆすいですぐ練習。サッカー少年はつらいねえ(本人けろっとしている)。
そういえばCA時代に、4本歯医者で抜いた後、痛み止めを飲 んでゲームに出たことあったけ、ねえ。
宏人の生意気な態度に腹が立つ。 だんなは「そうして大人になっていくんだ。」なんて言うけれど、失礼な態度は許せない。
ティーンエイジャーだから仕方が無いなんて思えない。

10時15分。とうとうバグダッドへの攻撃が始まってしまった。 

 

3/20(木)雨

宏人は土砂降りの雨の中、傘もささず学校へ。これも反抗の一種?
お雛様を片付けた。昨晩おそばもお供えして心おきなく箱に収める。
引越しに耐えら れるよう念入りにパックして、終了。今度会うのはどこでかな。

研人2時帰宅。 絵里3時帰宅すぐカイロへ。
夕方から家族揃って研人の小学校へ。今日は学校の様子が見られるオープンハウス。
もう卒業という今頃になって、旦那は初めて学校の中に入ったとか言ってる。<最 低>
仕事が忙しくなくなったのを幸いに、初めて子供の学校に顔を出し、担任の Mrs.Dillonにもご挨拶。
担任の先生との挨拶とは、何年ぶり?確か絵里が小3時に 担任の先生とは、してたわねぇ・・・。
ああだこうだ考えていたら、だんだん腹が立ってきた。いかに子供達の学校の事に非協力的だったか!
当たり前のようにオープ ンハウスもバックツュウスクールナイトにも出られなかった。
こうして3人の小学校時代を終わる。

クラスを見学した後、サイエンスフェアーを見にカフェテリアへ。
先生にいきなり「おめでとう。」と、言われ急いで研人の展示場所に行くと、なん と”一等賞”のリボンが・・・。
さんざん私にお小言を言われ、長い日数をかけての受賞。
喜ぶ研人にGive Me Five! (よくやったの意で手と手を合わせる)。
私が、私にもGive Me Five.を要求する (いっぱい手伝ったから)と、旦那も「俺にも、俺のグラフが良かったんだ。」と、威張る。
この研人のサイエンスプロジェクトは、PWC(Prince William の学校区)の大会に出 ることになった。

3/21(金)くもり夜雨

春分の日。 夜半には雷もなり、季節が変わるのを告げるかのよう。
朝からテレビは、戦争の光景ばかり。ほとんど一日中このような状況で、繰り返し見せられる子供達にいい影響があるはずもない。
新聞も然り、どのページも戦争関連のニュースばかり。
そして星条旗を掲げる家や車もまたちらほら出始めた。
アメリカ議会のフレンチフライはフリーダムフライ、フレンチトーストはフリーダムトーストと名称を変えたとか。
私の周りは戦争反対の人たちばっかりなのに、ブッシュを指示する人は現在4人に3人の割合とか・・・。
ちなみにイラクでフセインの支持率は10 0%。
何だかわけのわからない方向に世の中が動いている。

4時研人を学校に向かえに行き、即インドアサッカーの練習試合へ。
予定のチームが キャンセルになったので急きょ舞い込んだ試合。
お相手は1年上のインドア専門の、タフチーム。
急の試合だった為、Metrostarsの主力選手が集まらず、ゲームは攻められっぱなし。
途中5人対6人になっての練習試合だったにもかかわらず、相手チームのゴールを割 る事ができない。
ずーっとゴーリーだった研人にはとってもいい練習。それにしてもこうディフェンスが弱くては、守りきれるものではない。

研人のゲームに行っている間、Markがベースメントの水漏れを直しに来た。
私がいな くても誰かいるから勝手にやってと言っていたのだが、帰ってきてMarkが台所でバケツを洗っていたのは、妙な感じ。
私もMarkもずいぶんリラックスした関係になったもんだわい。
しばらくMarkのおしゃべりに付き合って、急いで夕飯の支度。
絵里は私の夕飯の支度が間に合わず、おにぎりだけ食べてバレーボールに出かける。
9時、絵里の様子を見にバレーボールコートのあるDale Cityのセンターへ。
やってるやってる。青年の男子やいいおじさんが結構思い切り打っている。
その中でスパイクかと思いきやフェイントになってしまう絵里のあたりが、ずっこけていておもしろ い。
(笑っている場合じゃない、練習しろよ)これは学校のバレーよりいい練習にな るかもね。
講釈ばかりの旦那に来週参加するように言うが、どうものってこない。
何だか、ジジくさくなってきたなあ。

 

3/22(土)晴れ

いいお天気。 快晴の空の下、みんなの心も晴れ渡ればいいのに、そうもいかないのが現実。
午前中に子供達は順調に勉強を終わらせる。しかし、絵里はまだ週末の宿題が残っているとか・・。
不得意なサイエンスで”F”を取ってきて落ち込んでる。本人は勉強 をきちんとしたつもりだから、落ち込む気持ちもわからなくはない。
けれど、何の手伝いもしてあげられない。自分で頑張ってもらうしか・・。

家族揃って外で汗を流す。 バレーボール・キャッチボール・サッカー・ドッジボール・・。
私達の子供の頃は自然にこれらの遊びが出来るようになったようにと思うが、
外で昔のように遊ぶ機会がない今の子(アメリカの子)は、心してやろうとしない(クラブに入るとか)と、 なかなか出来るようにならない。
跳び箱・鉄棒・マット運動は学校の体育時間で扱わないので、やった事が無いのでは・・・?
何だかバランス悪いよねぇ。

5時半。宏人はお友達のEricの家族とコンサートに出かけた。
”God Worship Tour” クリスチャンミュージックのコンサートだそう。
CAで仲良しだったRyanにもらったCD もクリスチャンミュージックだったそうで、好んで聞いていると知ったEricが誘ってくれた。
私は宏人の聞いている曲がクリスチャンミュージックだったとは知らなかっ た。
EricのママBeth に言われて知った私。
とても神様を崇高するような高貴な音楽ではなく、いかにも今風のロックミュージック。
ゴスペラ音楽を想像していたら大間違い。
コンサートの後宏人はそのままEricの所でお泊り。

私達4人は買い物へ。 絵里のお友達の誕生日プレゼントを買って、
インド料理(カレー中心)を楽しんで (めちゃくちゃおいしかった)、Gマートでお米と食材を購入。
急いで帰って11時過ぎ。まあ、こんなに遅くなってしまった。
おしゃべり禁止(注意しないといつまで も喋っている)で子供2人が寝たのが11時半。
明日はゆっくり寝ていましょうね。

 

3/23(日)晴れ

宏人10:00AM過ぎ、最高に良かったと言って帰宅。
1:00PM、新チームでの第1戦ホッケーゲーム。
最初から最後までディフェンス。そう悪くはないものの、さして良くもない動き。
本人はフォワードをやりたがっているけれど、決定力がないのでどうかな?
再々のゴー リーのファインセイブで2-0で第2ピリオドを終える。
第3ピリオド攻め続ける相 手チームに好ゴーリーも止められず、2-2.そのまま試合終了。
チーム力では明らかに相手のほう上。しかしわがPenguinsチームには昨年トラベルチームで表彰されたというつわものゴーリーがゴールを守る。
今後もゴーリー頼みのゲームになる事だろう。

研人の眠い、頭が痛いが始まった。
昨晩遅かったのがこたえたのか。どうしてもゆっ くり寝ていられない研人は土日はいつも一番に目を覚ます。
夜が遅いとどうしても睡眠不足になるのも研人。
絵里や宏人は12時や1時まででも寝ていられるのに・・ ・。
またMotrinを服用。お昼寝でもして悪くならないようして下さいと寝かせるが、 なかなか眠れないよう。
私も朝から鼻水が出っぱなし、旦那もくしゃみばかりしているし、アレルギーシーズン到来か。

映画”The Ring”を家族揃って見た。
この”The Ring”は、鈴木光司原作、真田広之 ・松嶋菜々子主演の映画”リング”のリメイク版。
絵里はこの映画”The Ring”を見るのは3回目。
どうしても家族みんなに見せたいと言って、昨日思わず買ってしまった(19ドル)。
出たばかりのDVDは高い。
”買って、買って”と言っていた子供達からも2ドルずつ徴収<ちょっとせこい?>
私の感想は、おぞましい・恐ろしい・教育的ないい映画ではない・
日本のオリジナル 版を見たい(日本版の方が恐いと評判)・これでPG13?Rでもいい・
話題になるだけあって引き込まれる・スリラー映画としては一見の価値あり。
となって、最終的には、おもしろかった!

*アメリカでは映画はMPAA(により6段階分かれる。
G・・・一般映画、誰でも見られる。
PG・・親と同伴で見ることを勧める。
PG13・・・親の注意が必要。暴力・セックスなどの部分が多少出てくる。
R・・・17歳以下は親または付き添い同伴でのみ見られる。
NG17・・・17歳以下は見られない。
これらの表示は、DVDやビデオに必ず表示されていて、目安になる。

 

3/24(月)晴れ

研人学校をお休みする。
朝いつものように起きてきたが、「何だか疲れてる~。」と、冴えない顔。
好物のガーリックブレッドもツナトーストもやっと口に入れている感じ。
秋に学校か らの呼び出しがあった時(江戸川台が来てくれていた時)の事を思い出す。
あの日の朝も「何だか疲れてる~。」と言っていた。
熱を計る。37.5℃。駄目だ、学校をお休みする事決定。
それにしてもちょっと睡眠不足の日があると、きちんと(?)その後具合が悪くなるのは何故???
全く自分でリカバーできないんだから! 喉が痛いとは言っているがさほど重症でもなく、寝ろと言っても寝られない様子。

バツが悪いのか宏人が帰宅時にはバックパックを自分の部屋に入れ部屋に篭る。
そし て、いつもの帰宅時間がきて、何事もなかったかの様に「ただいまー」とバックパッ クを背負ってみんなの前に現れる。
研人の意図がわからなかった私の「おはよう」の返答に、宏人「?」
いつまでたっても宿題を始めない研人に宏人「研人、やんないの?」
私「研人は学校休んだもん。」 宏人「やーっぱり。」 研人・・
皆になんと言われるか、かまえる。が、皆何も言わない。

絵里はカイロへ。 保険でカバーできない分”温パット”の治療をしないでくれと言ったら、
今度は”ア イス&ホット”をやっているそう(絵里が言ってた)。
敵(?)も然る者。もう文句 を言いに行く気もしない。
早く終わらないかな~、カイロ。

 

3/25(火)晴れ

日中の最高気温が25℃にも上り、庭の水仙が花をつけだした。
喉がまだ少し痛いとは言っているが、研人も学校へ行く。
絵里はBiology(生物学)のSOLテストの為の2時間の特別授業を受けた。

子供達の学校の様子は学年をおう事に、親には何をやっているんだかわからなくなる。
高校ではさらにその傾向が進み、そのような特別授業がある事や各種のイベントを親が把握するのにはかなり努力を要する。
(学校のWebサイトを見たり、先生との コミュニケーションで)
私は全くといっていいほどわかっていないので、全て絵里の 頑張り(?)にかかっている。
日本で生まれ育ち何の経験も持ち合わせていない私達はただ彼女のしている事を見守 るだけ。
そして今問題になるのが”カレッジ”(大学全般をこう言う)。
日本の大学受験とは 全く異なる大学入試。その準備は、今からこつこつと積み上げていかなくてはいけない。
基本的に日本のような大学入学試験のないカレッジ(試験のあるところもあるそうだが)は、
高校からの内申書が重要であるのはもちろんの事、どのような生活をしていたかが大きなポイントになる。
この為、高校でのクラブ活動やボランティア活動 その他コミュニティーサービス等何でも売り込む材料を蓄積する事が非常に大事になる。
この点からも、もうカレッジに向けて準備をしなければいけないのだ。と、いう ような情報を最近仕入れた。

”アメリカの大学に進める”という思いが彼女を動かしたのか、最近ではカレッジのガイドブックも見始め、将来の事を少しずつ考え始めた様子。
州立大学に進むとなると、州外からの進学は州内での進学と比べて、入学金・授業料 は倍近くになるは(寮費・生活費別)。
果たして私達が今後どこに住むかもわからな いような状況の中で志望校を見つけることは難しい。
とりあえず、今を一生懸命生き なくてはいけないということか。

グリーンカードの申請で荒木弁護士とのE-mailの交換は、今も続行中。
再三問われる日本やオランダでの過去の業務内容や状況説明。こんな事まで必要なの ?というような質問。
それでも弁護士の対応は丁寧で不満はない。
旦那は電話会議をしながら、宏人をアートクラス連れて行く。
旦那の早帰りで私は夜の送り迎えをしなくて良くなった。有り難い事。感謝!

 

3/26(水)晴れのち雨

午前中うららかないいお天気だったのに午後から急に雲行きがあやしくなり、雨。
今ひとつはっきりしない研人のコンディション。鼻スプレーと、風邪薬”Sudafed” を摂取。
サッカーの練習は5時から。 いずれにしても迎えに行くといったにもかかわらず、研人はスクールバスに乗り込む。
車の中から見えた研人の姿に思わず「バカ!」と、つぶやく。
本降りの雨なので、スクールバスの到着を待つ事30分。
バツが悪そうにバスから降 りてくる研人。彼もバスの中から私の車が見えたそう。

6時宏人の春のサッカーリーグのチームミーティング。 場所は小学校の駐車場。
激しい雨で発生したのか交通事故のために道路は渋滞。
集合場所に着いたのは15分遅れ。誰もいない。
さんざん探し回った挙句、チームの集合場所を見つけたのが6時半近く。
雨でミー ティングの場所を移したよう。 一通り今日のミーティングの内容を聞いて帰る。
空回りばかりの、何だかついていない日。

子供達の食欲は、このところ一段と旺盛(特に絵里と宏人)。
帰宅後簡単なスナックでは物足らず、チャーハン、おにぎり、サンドイッチなどの軽 い食事を取るようになっている。
これでは一日4食だ。
それでもクッキーやチップス などよりはいいかなと、スナック食事の用意も万端のこの頃。
おなかばっかり大きく なってる宏人もこれでぐうーんと大きくなるかな。

 

3/27(木)晴れ

暖かな日。 庭に植えた球根の芽がどんどん伸び、これから一気に咲いてくれるのかと楽しみ。
木々もたくさんの新芽をつけ、桜の花もちらほら咲き出した。

絵里はカイロへ。 昨晩は、旦那が10時過ぎまで算数の宿題を手伝った。
<難なく解くことが出来な かった旦那は、かなり熱くなっていたが、最終的に名誉挽回。算数の強い父さんで良かったね>
研人は5時サッカープラクティス。コーチAndyに研人の体調を伝える。 お迎えは旦那。
宏人はたくさんの宿題に悪戦苦闘。 シビック、サイエンス、国語、そして算数。彼の算数ならまだわかると少し手伝う 私。
問題は解けたものの説明が下手。これじゃ教えた事にならないと、旦那の帰りを待つ。
ちなみに宏人は算数でここの所、100点連続。かなり自信がついてきたみたい。
それに引き換え、シビックは・・・。シビックの事を聞いた私にうなだれただけ。かなり悪いと想像する。

”Family & Consumer Science(日本で道徳にあたる?)”で、赤ちゃんに見立てた小麦粉1箱のお世話(CAでは生卵だった)が、たいへん。
超重いバックパックとトラ ンペットそして仮の赤ちゃんを持って学校へ通う毎日に、不満たらたらの宏人。

 

3/28(金)くもり

今日のカレンダーの一言
"Through love, through friendship, a heart lives more than one life."
CAの準子さんから電話。CAの事、これからの事などいっぱい話す。
各地に点在した友と電話にE-mail、手紙と、離れていても簡単に交流が持てることに心から感謝。

絵里の7時半のバレーボールまで何もない。
夕方ゆっくり日本語のお勉強、と思ったのに、帰って来た3人はおしゃべりしっぱなし。
ほとんど止まることなく喋りっぱなしの3人。わけのわからないジョーク(英語) で、げらげら・・・・。
訳してもらって聞いても何にも面白くない。全く異文化の中にいるみたい。

せっかく出来た時間を有効に使おうと、研人に少し難しい算数の文章問題を与える。
文章を要約すれば解けるものの、なかなか一人でできない。傍らに座り、びっちりめ んどうみてしまった。
出来るだけ短い時間でいろんな事を吸収させるのは非常に難しい。
これからも続けていく事に少し息切れを感じる。

旦那はマイクロンの人とお食事。
夕飯の支度をさぼり、マクドナルドへ。
そのまま絵里をバレーボールに連れて行く。 おじさん達に混じってのこのバレー、毎週絵里は楽しみにしている。
サーブ、スパイ クがどうも上手くいかない彼女はおじさんやお姉さんに教えてくれと言ったらしく、 細かい注意を受けている。
最年少でこのコミュニティーのバレーボールに参加してい る絵里に頼もしさと、うらやましさを感じる。

各地で反戦運動がさらに盛んになっている。 以下はニューヨークでの反戦のプラカードに書かれてあった言葉(Webで見つけた) なかなかウエットに富んでていい。
すでに多くの死者が出ているイラク戦。世界中で起こっている反戦運動とは裏腹に、アメリカはまた12万人もの兵を送るそう。
ブッ シュには、一人一人の命の重さが違うのか。あれで常に聖書と手にするクリスチャンとは。

"Drop Bush not Bomb"
"Stop the Mad Cowboy disease"
"Make love not war"
"I love not war"
"Realpatriots fight for peace"
"Saddam-Dictator of the Iraq, Bush-dictator of the world"
"Have another Pretzel"

 

3/29(土)雨

予定されていた研人のサッカーの練習試合が雨の為、中止になった。
ぽっかり明いた一日。 これといって他の予定もなく、絵里は宿題(かなりの量)、宏人はテレビ、研人はう ろうろ歩き回る(皆で映画を見ようと言い続ける)。
旦那はビートルズのレコードからCDを作っている。これでレコードも処分できると言うけれど、なかなか捨てるってできないのよね。
いずれにしても、今後住まいが小さくなる事を考え、出来るだけすっきりした生活スタイルに、変えていかないとね。

6:00PM 研人のサッカーチームの資金集めでPizza Hutへ。
食べた分の20%がチームに行くというから、結構良い資金集め。
ワシントンDCのMCIセンターで行われているフィギアスケート世界選手権をテレビで見る。
今日は女子のSPとアイスダンス、そして最後に女子のフリー。
どう聞いてもア メリカびいきのアナウンサーと解説者(男子の時もそうだった)が、不愉快だ。
それでも男女(本田・村主)とも3位獲得。日本もなかなかやるねえ。

 

3/30(日)雪

昨晩は雷。朝になってみぞれから雪に変わり、一日中降り続く。
気温は1~2℃。積 もるほどではないが、子供達はうんざり。
膨らみかけた桜のつぼみが、固く閉じているような気がする。

午前中に何の予定もないと、ずーっとベットの中の絵里と宏人。 これがティーンというものか?
絵里の日本語の勉強は、私の頭の体操にもなっている。
もうトウに忘れてしまった日本史、世界史、地理。
受験時に無理やり覚えた年号も不意によみがえったりして、結構面白い。
理科はほとんどわからない世界だけれど、絵里と一緒になって「へえ~、 なるほどね。」とか言いながら適当にやっている。
こんな風に時間を子供と共有できる事に感謝すべきかも。

ここで一つ問題(研人の算数)。 ”0”は偶数か奇数か?
旦那をはじめ子供達は皆どちらでもない。しかし、問題の答えを見ると、偶数(2で 割って割り切れるから)。
これって本当?

宏人ホッケーゲーム。 宏人はディフェンスとしてよく頑張ったけれど、1-7の大差で負け。
ゴーリー不足 の為、ゴーリーはその都度替わるらしい。
今日は前回登場の最強ゴーリーではなく (決して下手なゴーリーではなかった)、ゲーム開始早々ミスと不運なゴールで相次 ぎ失点。
第1ピリオドを終わって0-5になってしまった。
ゴーリーってつらいよねえ。わかるなあ、親も見ていてしんどいだろうな。
全日本ーウルグアイ戦での川口にも妙に同情しちゃう。
宏人の新ペンギンチーム(チーム名Penguins)は、特に目立った選手を持たず、鮮やかなドリブル突破ができない。
オフェンスもディフェンスもひどい選手がいない代わりに、きらりと光る選手もいない。
トラベルチームの”赤パンツをはいている”選手は一人もなし。これからも厳しいゲームを強いられるだろう。

お勉強もスポーツもある程度高いレベルの環境でやらせるのがいいと思うけれども、 それが実に難しい。
レベルが高すぎると、自分をひどく過小評価。自分を駄目な奴もしくは使えない奴に 思って自信をなくし、やる気も失くす。
また、レベルが低すぎると、自分を過大評価。自己満足、自己陶酔となり、努力をしなくなる。これまた、やる気が無くなる。
各子供達に合ったいい環境で、学び運動させたい。

 

3/31(月)晴れ

朝の気温は零下。冷たい風がピューピュー吹いて体感温度はマイナス7℃くらい。
昨日の雪で水仙も頭をたれてしまった。・・悲しい。

絵里はカイロへ。 明日(4/1)から子供達の帰宅後のスケジュールは忙しさを増す。
日本語の勉強はほと んどできなくなるだろう。その辺を見越してしっかり勉強を、とちょっと多めのワー クをやらせる。
途端に宏人がやる気を失くし、全く手をつけなくなった。
彼が再び始めたのは7時を 過ぎた頃。
この間絵里はずっと宿題や数々のワークをやり、研人はかなりの量の日本のお勉強をした後、テレビにコンピューター。
何で宏人はこうなんだろう。どう せやらなきゃならないんだから、早くやってしまえばいいじゃない。
どうも宏人の考えている事がわからない。
まだまだ彼の真意をくみ取り、うま~く育てるなんてできやしない。

 

 

2003年2月26日水曜日

2003/2

2/1(土)くもり

帰還直前だったスペースシャトル・コロンビアが空中分解、乗務員7人が全員死亡。
1986年のチャレンジャーの事故以来の惨事。
朝からテレビ・ラジオは連絡を絶ったコロンビアのニュースを流し続けた。
その後爆発とわかり、すでに多くのシャトル の残骸も発見されている。
痛ましいとしかいいようが無い。
テキサス・ヒューストンのNASAで見たシャトルが目に浮かぶ。

絵里 ジムのDistrict(PWC)の大会。
競技に出ないとはいえ、今日が最後のmeetになる(勝てばStateにいけるが)というのに
行かないわけにも行かず、6時に起きて学校へ。
7時の集合にもかかわらず、コーチが来たのが7時半。
別に謝るわけでもなく、言い訳するわけでもない。
さらに他の選手達も怒るわけでもないそう。
聞くところによると他の子達はいつも遅れるコーチに慣れていたらしい。

一番腹を立てていたのが、絵里を送っていっただんな様。
お疲れなのに大急ぎで起き、連れて行ったら寒いところで30分待ち。
そりゃあ、普通怒るわ。

問題のこのコーチ、床で使うミュージックテープが見つからなくて、
ある一人の子には、急遽違う曲で競技させたという。
が、終わった後見つかって・・・とさらにバカな話付きで・・・。
それにしても、バレーボールのコーチといい、ジムのコーチといい、
もう少しまともなコーチがいないもんですかねぇ、ここの高校は。
try out を受ける前にコーチの良し悪しがわかるといいのになあ。

絵里を送ってすぐに会社に行く予定だっただんな様は、少し遅れたけれどやっぱり会社に。
だんなは11時に絵里を迎えに行ってそのまま、アイススケートのレッスンへ連れて行く。
(大会は会社のそばだったのです)
ちょっと顔を出しただけの大会だったけれど、まあ行かないよりはいいか。
これでジムもおしまいだね。

午後は買い物。
絵里はChrisの誕生日とバレンタインデーが気になる。
お熱の絵里にだんなはちょっと渋い顔。
恋愛はいっぱい経験した方がいいと思うけれど、やっぱり心配。
どこまでわかっているんだか・・・?

どうも上手く事が運ばない様子のだんなの仕事。
10:00PMの打ち合わせの為、出かけていった。今夜は何時になるのでしょう?
明朝になってしまうのかしらん。お疲れが溜まってきているよ。
しかし、いつになったら開放されるのかわからない。

 

2/2(日)晴れ

Happy Birthday to Hiroaki !!

ついにだんなも44歳。お誕生日おめでとう。
インターネットで見つけた愛の詩を、ここに書き留める。

When I saw you, I was scared to talk to you.
When I first talked to you, I was scared to kiss you.
When I first kissed you, I was scared to love you.
Now that I love you, I'm scared to lose you.

何だか新鮮な詩。
いつまでも新鮮な気持ちで接していたい。
これからもよろしく。

宏人はお友達と映画へ。
先日絵里が見た映画と同じ”Biker Boyz” その後すぐ、ホッケーのゲームへ。
お父さんへのプレゼントゴールならず。
しかし試合は6-2で勝利。いい動きだったよ。
宏人は出してもらえる時間が短いと不満。
今のチームは人数が多いのだから仕方がない。文句無しよ。

研人のサッカープラクティス始まる。
日曜6時半~8時Benton School 体育館にて。
だんなが連れて行ってくれている間に、とんかつを揚げる。
だんなの好きな食べ物は ?と、聞かれたら迷わずとんかつと答えるだろう
(たぶん本人は意識していない)。
普段どんな食べ物でもほとんど文句を言う事のないだんな様
(楽させてもらってまー す)とんかつや天ぷらだと妙に喜ぶ。

心を込めて山ほどとんかつを揚げ、なかなかおいしくできたぞ。
満足、満足。 研人抜きのディナー。
だんなは食事後すぐ研人のお迎え。<助かります>
研人は一人夕食、みんなはケーキ。

再びだんなは会社へ(8時45分)。 昨晩は1時帰宅。今日は?

 

2/3(月)晴れ

だんな様の過酷な労働は留まるところを知らない。
昨晩11時半に帰っただんな様は、その後PCでメールのチェック。
そこへ携帯の電話。再び会社へ。
会社で仮眠をとるので戻らないと言う。夜中の1時半の事。
少しは休めたのだろうか。

今日2月3日は節分。
節分を辞書で引いてみる。
”本来、立春・立夏・立秋・立冬の前日という意。一般的には立春の前日、毎年2月 3日または4日。”
暦どおり昨日今日と40度(6~7℃)で暖かい。
昨日はGroundhog Day
(この日 groundhogが穴から出て自分の影を見れば(晴天の意)あと6週間冬、
影を見なければ(曇天)もうすぐ春が来るという言い伝えがある)。
*groundhog(woodchuck)は、アメリカ産マーモットの事。
このまま春が来ればいいのに・・・。

絵里3時カイロ、3時半ジムの記念撮影。
土曜日のdistrictで勝ったそうで、今週も また練習、週末にはregionの大会がある。
絵里の立場はホント難しい。出場するわけ でもないが、行かないわけにもいかない。
彼女も内心つらいだろうなあと勝手に推測 する。

夕食を終えて”豆まき”をしようと提案。 子供3人やろうやろうと、のってくる。
が、研人「どんなゲーム?」 なんと豆まきを覚えていなかったのだ。
確か、テキサスの時(今から7~8年前)には、やっていたんだけどな。

「福は内!鬼は外!」 「フクワーウチ。オニワーソト。」・・・
何だか外人さんが言ってるみたい。
大声を張り上げて各部屋全部回りガレージへ。
そして最後に、外。これは消え入るような小さな声だったね。
撒き終わったら、誰が一番多く拾い集めるか競争開始。

スタートの声に一斉に這いつくばって豆を探す。
こういう時の子供達は、途端に目が良くなる
(普段はゴミもくずも一切目に入らない)。
子供達3人同数、私一人びり。
同数と聞いた宏人と研人は飛び出すようにして外に豆 を拾いに行く。
順位は宏・研・絵里・私の順でした。

終わって研人「あ~あ、面白かった。もう一回やろ。」
・・あのねぇ、豆まきの意味する所を、わかったのかなあ~。

だんなから、仮眠をとったので心配なくとの電話あり。
今日も遅くなりそうだ。 ゆっくり寝かせてあげたい。
もう無理が効く年齢ではありません。

 

2/4(火)雨のち曇り時々晴れ

だんなの帰宅は5:00AM。
それから夕飯(?)を食べて寝たのが6:00AM。
絵里が起きて来て食事中の彼と会う。
2時間の睡眠で会社に出かけていくだんな。
体はもう限界かと思う。

キャノンが何十億の損失を出そうがそんな事は小さい事。
彼の体の方がずっとずっと大切。
頼むからもう体を酷使するのは、やめて!
そのだんなから電話があったのが1時半。
「今から帰る。昼飯よろしく。」
帰宅後、脳血栓などで倒れてしまった時の事を想像してくれと頼む。
会社にとって彼の代わりはいくらでもいる。
たとえ彼が倒れたとしても会社は何の面倒もみてくれないだろう。
自分の体は自分で守らなきゃ!

だんなは昼食後、暴睡。 寝てすぐに絵里帰宅。
研人の”ただいま”の声で今日の調子がわかる。 ・・・今日は頭が痛いな。
Motrinを飲み、目のマッサージで良くなる。
最近少しアレルギーがでてきてい るのかも。

5時Math count.の宏人を学校まで迎えに行き、途中マクドナルドでおやつのハン バーグ。
そしてその足でインドアサッカーのゲームへ。
相手チームにとっては最高のゲームであったと思うが、こちらにとっては・・・。
30分間いつものようにゴーリーをやる。
飛び出して蹴り出せばいいものをゴール前で待っていて敵にチャンスを与えてしまう事がある。
今日のようなあまり技のない チームの時でも、守りに変化がつけられない。
思い切りの良さを見たいのに。
4-2 の時交代。こちらの方が技術的に上、負けはないものと思う。

研人ディフェンスで登場。はっきりいって良いとこなし。
ポジションが悪い、すぐあ きらめる、シャープでない等・・。
なれないポジションで戸惑いの方が大きいのか?
次にフォアードで登場。
DFよりはいい。が、今ひとつ切れがない。
壁際のボールの取り合いで譲ってしまう(気の弱さが出てる)。
幻のゴールを決める(スライディングシュートは反則)。
研人がフィールドでもたついている間、やらされているゴーリーは、やはりつらい。
止められるボールが、ことごとくゴール。
瞬く間に同点、6-6。それでもレベルはこちらの方が上とばかりに引き離し、9- 7。
8点目が止められず波に乗る相手チーム。
残り時間30秒の時、あっさり点をとられ、まさかの9-9の同点でゲーム終了。
ゴーリーの大切さがよくわかったゲー ム。
フィールドでいい動きができず(たぶんゲーム感覚が疎くなっている)
他にゴーリー 適任者がいないのであれば、やはり研人はゴーリーをやるべき?

家に帰って来たのが7時半。
だんなを起こして、夕飯。 9時再び会社へ。
今日も夜中を徹してのお仕事。 明日の帰りはわからないという。

 

お言葉ですが、5:00AMまで会社におり、帰宅は5:20ごろ。
絵里とあったのは睡眠直前です。

お客への説明会をかねた昼食、
前の晩寝てないのと、Restaurantまでの車中で、直前に出てきたデータをPCで整理していたら、 気持ちが悪くなったのでSoup&Saladaし か食べず、
晩飯抜きで朝の5時まで起きていたので、空腹感の頂点。

「あ~屋台のラーメンが食いたい~」

と叫んでいたところに、好物(とされる)かつドンの残りが食卓にあり、
熱い味噌汁とともに満足の食事を終えたところ、突然めちゃくちゃな睡魔が襲い、

「まだ目覚ましが鳴っていない」

とか言うかみさんをたたき起こして代わりにベットに倒れこむ。
その2時間後にまた客への説明があると、どろどろの眠気から抜け出すのに一苦労 し、
何とか会社に行くが、客説明が伸びたこともあり早帰りとなったわけです。

足掛け3日の2晩続きの貫徹、その間2時間の仮眠が3回は、短い人生の中でも記録です。
今日は夜勤と割り切り出てきましたが、
仕事のつながりが悪く、朝まで待ちになりそうなので、溜まったデスクワークでもするとしましょう。
朝になったら仕事を引き継いでくれる人がいるわけでもなく、そのまま日中の仕事になりそうなので、
また適当に仮眠でもするつもりです。

 

2/5(水)くもり

昨晩出かけて行っただんなからの連絡はなく、Eメールを打っても何の音沙汰もなし。
携帯に電話をかけるのは迷惑かなと思い、ただただ心配して一日を過ごす。
3時に絵里をカイロそしてジムの練習へ連れて行く。

5時未だ連絡のない事に、心配は頂点に達し、会社に電話。
電話に出た男性は、"Hans already left."「ハンスはもう出たよ。」
寝ていない彼を心配してかけていると言うと、"He seems to be OK."「OKに見えた よ。」だって・・・本当?。
心配性の私は、会社は出たものの意識を失ってどこかで倒れている?はたまた事故に あって病院?とか
いろいろ最悪のシーンが、走馬灯のように頭を駆け巡り、いても たってもいられない。
学校で絵里の練習を終え出てくるのを待つ間、彼の携帯に電話。
メッセージが上手く入らない。
<きっと、メッセージがいっぱいに入っているんだわ。携帯も出られない 状態なのかしら!?>
・・・ほとんど発狂しそうなくらいの心配の極地。

家に帰ってみると彼の車がちゃっかり停まっている。
急いで家の中に。 疲れた顔をしているものの、ニコニコ笑っている彼がそこに居た。
心配から突然怒りに変わった。
「*#‘%8#)7@+_{:’Z*08uk0$%%!!!!!も~~~~~う」

詳しい事はわからないが、努力の甲斐あり、彼の仕事は、いい方向に動き出したよう だ。
何でもいいから寝ろというのに、頑張って皆の夕食まで起きていただんな。
今はぐっすりお休みです。 ご苦労様です。
私も今日は何だかとっても疲れた。もう寝よう。

研人初めてコンピューターでお友達とチャット。
絵里や宏人がしているのを見て、憧れみたいなものを感じていた様子。
これでちょっ とだけ大きい子たちの仲間入りしたような気分らしい。
彼にとって記念すべき日かも しれない。
3番目は3番目でいろいろ思うところがあるのだろう。

 

2/6(木)くもり夜雪

いつものように会社に行くと言って寝ただんなは、10時になっても起きられない。
このまま寝続けるのかと思った時、ごそごそとまだまだ眠そうに起きてきた。
体が元に戻るまでには、まだ時間がかかりそうね。11時出社。

健康診断の受けられる医者は未だに見つからない。
我が家近くに住んでいるキャノン の人に聞いた所に行ってみる。
「新しい患者は受け付けていません。」医者探しにこ れほど手間取るとは・・・。

絵里のスポーツ(ジム)が終わってしまう。
彼女はバレーボールをやりたいと言うが、この界隈では、バレーボールリーグが無い。
イエローブックやインターネットで 調べるが見つからず・・・。
(遠い所にはある。一人っ子だったらやったかもね。他子供2人がいてはとても無理)
電話帳をめくっていて、種々のスポーツクラブを発見。
何のスポーツをやっているかわからず、その中の一つに出かけてみる。
担当者が不在でパンフレットだけもらってくる。

帰ってきてすぐにインターネットにのり、パンフレットに記載されていたweb addressへ。
いやあ~参った。突然目に入ったのはピンクのバックグラウンドにあらわな裸体・・ ・。
”ポルノ”のサイトに行ってしまったのだ。なんて事ー?
アドレスを確認するが 間違っていない。
パンフレットをもらってきたクラブは決していかがわしい所ではない。でもなんで~?
当のクラブはこの事を知らないに違いない。知らせてあげな きゃ。
でもなんて言うのよ???頭の中はぐりぐりするけれど、目は画面に・・・。
ホントびっくり!! ふと考えてみると、これってとんでもない事なのだ。
子供達は今やコンピューターは必需品。毎日一回は開けている。
何の前触れも無くあのような俗悪・下劣なサイトが 現れ、子供達の目に入るなんて許せない。
どうすりゃいいの!

保険会社からカイロへ支払った明細書が送られてきた。
一回の通院で3~4箇所の項目をやった事になっていて、一日平均$130~140 かかっている勘定になっている。
たった10分程度の診察マッサージなのに・・・。
そのほとんどは保険会社から支払われているが、どうも納得がいかない私は、カイロ で質問するが、
「その通りです。間違いありません。」と、言われただけ・・・。
ひぇ~、いい商売だな。すでに1月だけでうちから3000ドル近く稼いだ事にな る。
絵里にカイロプラクターになる事を勧める。

宏人アートクラスへ。 シャリシャリの雪が降りだした。お迎えはだんな。

夜11時。降り続く雪。 明日の休校が決まった。
子供達の目覚ましをoffにして、少しゆっくりしましょう か。

 

2/7(金)雪のち晴れ

昨晩から降った雪は18cm積もった。
雪は水を多く含み、べしょべしょ。
だんなは4輪駆動のtown & countryでご出勤。

宏人と研人は勉強を早々に済ませ、ドライブウエーの雪かき、
そしてそりをしに裏の公園まで出かけて行った。
1時間ほど経ってびしょびしょになった研人が着替えをし に戻ってきた。
着替えるとすぐまたビデオを持って出かける。宏人にビデオ撮影を頼 まれたらしい。
昼食もとらず出て行ったままの二人、狂ったように遊んでいるのだろう。

絵里は10時近くに起きてきてお勉強の後、バレンタインのチョコレート作り。
丹精 込めて彼への思いをチョコレートに託す(?)
私は朝から頭痛がひどく、お昼寝2時間。
子供を全く気にせず寝られるのがうれしい。
その間絵里は洗い物、宏研は雪かきをしてくれた。
ありがとう。大きくなった子 供達に感謝。

7時からホッケーの練習があったが、宏人膝が痛いとサボり。
そりで痛めたという。
明日予定されていた絵里の学校のジムのミート、宏人のmath countの競技会が休校の為延期になる。
これで明日はまたゆっくり眠れるぞ。(寝る事ばかり言っている?)

だんなは8時帰宅。

 

2/8(土)晴れ

朝から宏人に怒り心頭。
ベットの宏人に声をかけても一切無視。
12時を過ぎてのろのろ起床。
起床後もソファーでごろごろ。
昼食(彼には朝食)も食べ始めようとしない。

さらにお小遣いをしまうように何度も言ったのにもかかわらず、ポケットに入りっぱ なしで洗濯に出ている。
その間絵里はアイススケートレッスン、研人は日本語の勉強を終え、外で遊び始め る。
私は肩こり解消にと研人と裏庭で雪合戦。めちゃくちゃ疲れた。
こんなにもコントロールが悪くなっているとは・・・。

その後研人一人で作った雪だるま(?)。なかなかよくできた。(写真参照)
ちなみに日本の雪だるまは2段重ね、アメリカでは3段重ね。
各国の雪だるまを比べ てみたら面白いかも。

子供3人を残し、Centreville のGrand Mart(韓国系スーパー)の買出し。
ここの野菜は安くて新鮮、思わずたくさん買い込む。<かなり欲張った>
帰宅後すぐ焼肉で夕食。 豊富なお野菜・新鮮な肉。う~ん満足じゃ。

いつに無く新鮮に見えたいわしを、しょうが汁に漬け揚げてみる。
いわしを開くのは何年ぶり?期待が大きかった分、ちょっとがっかり。
やはり日本の物とは異なる。
が、子供達も喜んで食べ、好みの味だった様子。
たまには食べたいよね。

日本では骨なし魚(秋刀魚や鯵さえも)が人気らしい。
骨のある魚を食べられない子供が増えているとか。
そんな事にならないように魚もせっせと食べさせたい。

食後、犬夜叉の2時間ものを見る。
細かい言葉にいちいち引っかかる宏人、マンガも難しくなってきているのか?
絵里は自分の時間とばかり、一緒に見ようともしない。これがティーンというもの?

2月6日・7日と続いて日本大使館から警戒を呼びかけるメールが入る。
米政府は国家警戒レベルをイエローからオレンジ(5段階の上から2番目)に上げ、
テロ攻撃に対して最新の注意・警戒を呼びかけている。
5日に行われたパウエル長官の演説は興味深い物だったが、イラクとの戦争に突入してしまうのか。
北朝鮮の動きも緊迫してきている。
家庭での日々の喜怒哀楽が取るに足らないものに ならない事を切に願う。

 

2/9(日)くもり

午後宏人ホッケーのゲームへ。
今日はお休みが多く9人。くたくたになるまでプレーできた。
しかしフォアードでなくディフェンス。相手は前回大差で負けたチーム。
なんせ相手 はゴーリーがすごい。
ゴールの枠からはみ出さんばかりの巨漢、それにもかかわらず動きも俊敏で今日のゴール枠は一回り小さくなったかのよう。
これではなかなかゴールを割れない。
宏人は慣れないディフェンスでもいい動き。
執拗なまでに食い下がっている姿が頼も しい。
彼の得意技はホッケーサッカーか?よく足を使ってポッグを前に出している (反則ではない)。
その反面、体の前に来たポッグを手で払う行為が反射的にできない様子。
色々なスポーツをするって難しいよね。
わがペンギンチームはよく健闘したが、3-5の負け。
負け試合でも観戦後に爽快感 の残るいいゲームであった。

研人の誕生日を11日に控え、Hard Rock Cafeでビリヤードそしてディナー。
この店 は、江戸爺婆・真ちゃんと来た所。その時の皆の様子を思い出しながらビリヤード開 始。
絵里はジムの集まりがあり、お友達の所へ。 宏人・研人は真剣に玉を打つ。
いろいろ私に教えてくれて、生まれて2回目のビリ ヤードだったが、後半戦玉に当たるようになった(玉を落とすレベルじゃない)。
こ れもなかなか楽しい遊びである事がわかる。
リクエストであるスペアーリブのディナーに研人は、ご満悦。

今日一日だんなは税務署への所得申告の作業に追われている。
毎年一回あるこの作 業、来年はどういう状況になっているのか。
綾田さんからメールあり。
移動の話はUSAの社長にも了解が取れたとの事。汽車は ゆっくり動き出した。

 

2/10(月)雪のちくもり

早朝から降りだした雪が路面に積もり始めた。
絵里の登校前、Webで登校の有無を確認。2時間遅れの登校。
その一時間後、休校に変更。雪はしんしんと降り続ける。
これで4連休。学校の予備日も使いきり、春休みも登校しなくてはいけなくなった。
絵里は学校に行きたくて、今日の休校は不満が募る。
宏人も研人も雪に全く喜ばなく なった。
今週はまた冷え込みが戻るそう、春はまだ遠い。

絵里・研人は早々に勉強を終わらせ時間をもてあまし気味。
今日の宏人は、なんとしても日本語の勉強をしたくないらしく、いつにもまして頑固 に始めようとしない。
ガレージで一人ホッケーのショットの練習。

雪降る中、絵里をカイロに連れて行く。
私もずいぶん逞しくなったものだ。こんな時に事故っておきるのかしらなんて、チラッと思ったけれど、雪にいちいち、びびってはいられないのだ。
帰ってきて絵里・研人と1997年の映画”Liar Liar”を見る。
弁護士に扮するJim carreyの表情のおかしい事、しかし話がところどころわからない。
もっとすかっとわからないものかね~。げらげら笑う絵里、研が少々憎らしい。
宏人は、やる事をやらないので見ることができない。たった30分の勉強なのにそん なにもいやなのか?!
宏人曰く、「いくらやっても漢字の一つも覚えない。前にできたものもできなくなっ ている。やっても意味が無い!」
どうやら漢字が全ての日本語の学習のネックになっ て、勉強ができない。
実際、彼はよくまあここまで覚えないな、と思うほど漢字が頭 に入っていかない。
書けなくてもいいから読むだけでもと、私としては思うけれど、
そもそも日本語の単語量が少ないから、文字からどういう意味かは、わかったとして も(意味もわからない事が多いが)読むことはできない。
その都度漢字のへん・つく りの話をし、想像力を使うことを教えるが、興味の無いことは全く頭に入っていかない。
漢字の面白さを話しても常に上の空。
冷蔵庫に漢字を書いて貼ったり、ひたすら 練習させたり、コンピュターの漢字学習もやってみたが、興味なし。
学年が上がって 基本的な漢字が読めなくては算数の問題すら一人では解けない。
本人がいやになるの も、わからなくもない。・・・などと、納得してしまっては元も子もない。
何か良い 方法はないものだろうか。

宏人7時からホッケーの練習。 スカッとしてきたのか?明日、今日の分をまとめてやると言う。

 

2/11(火)晴れ 研人の誕生日。

11歳になった。
誕生日というのに冴えない顔で起きてきた研人。
目の奥が痛いと言う。頭痛の前触れ ? 薬を飲ませて学校へ。
4時過ぎに帰って来た研人。
ご飯をコロッケ風に揚げてみたおやつ(オランダ時代 に”ナシ”と呼ばれた食べ物があった)に、ぱくつく。元気そう。

5時 6時からのサッカーゲームの準備をするように言う。
「行きたくない」と言い出す研人。
出かける時間になっても支度することなく「行きたくない」の一点張り。
何故行きた く無いのか聞いても、ひたすら「行きたくない」だけを繰り返す。
強引に連れて行こ うとジャージーを持ち行こうとするが、「行きたくない」
6時 ゲームはもうスタートしているが研人は動かない。
6時半 もうこの時点でゲームには間に合わないと知った上、サッカーをしたくない なら、コーチに自分で話すように説得し、車に乗り込む。
しかし、道路が混んでいて メインの道路(PW parkway)にすら出られない。あきらめて家に戻る。

何の連絡もせずにゲームを休んだ事を、どうやって責任を取るのか尋ねる。
研人「わからない」 自分で電話をしてコーチと話せるのか聞く。
研人「わからない」 何でこのような状況になったのか、腰を落ち着けて聞く。
研人の言い分は次の通り。
「今日は学校帰りのバスで何だか気分が悪かった。外にいたら良くなったのだが、 サッカーをする気分では無い。
しかしお母さんに言ったら怒られるし、みんな(絵里 や宏人)にバカにされる。だから言えなかった。」
しばしば頭痛を訴える研人に辟易している私は「早く寝ろ」をいい続け、
少しでも 夜遅くなって次の日に体調が悪いと、ものすごく怒ってしまう。
さらに、絵里や宏人 は休みの多い研人をあざ笑っているようなところがあり、研人は体調が悪い事を素直 に私に言えないでいた。
この事に私は大いにショックを受けた。
しかし、サッカーは一人ではできない。
そして人間は一人では生きていけない。研人 を囲む周りの人々がいて研人が生活できている。
誰でも人に迷惑をかけたくなくて も、迷惑をかけて生きている。
だからできるだけ迷惑をかけない努力をしなくてはいけない。

研人が自分が大事なの と同じように、周りの人々も自分が大事。
だから自分を大事にすると同じように周り の人々も大切にしなくてはいけない。
具合が悪い時にサッカーに行く必要はもちろん ないけれど、連絡を入れるのは最低限のマナー。
自分の都合だけで物事を考えるな・ ・・。などと、とくとくと話す。
(内心、研人の心を汲んであげられなかった事に反 省しながら)
話を終え、もう寝るように言い、私はキッチンへ。
しばらくして研人の部屋に行ってみると、ベットの脇に一枚の手紙。

”おかあさんへ ごめんなさい。ほんとにごめんなさい。
きょうはけんのたんじょう日だったけどいい べんきょうをしました。
こめんない。”(原文コピー)・・・
間違いも可愛い!! なんて素直な研人。
いっぱいいっぱい愛しているよ。わかってあげなくてごめんね。
お誕生日おめでとう。実り多き11歳でありますように。
そして今日は柏爺の誕生日でもある。<なんという奇遇>
おめでとう。76歳ですよね。
もうゆっくりしたいと思いますが、不肖の娘でまだま だ苦労かけますが、なにぶんよろしくお願いいたします。
ちなみにエジソンも今日が誕生日。大物揃い(?)だね。

絵里は延期になっていたジムのミートにStaffordまで行った。
なんと帰宅時間12 時15分。もう明日になってる~。
研人とは4年9ヶ月違い。ずいぶん生活も変わる もんだ。改めて今を大切にしようと思う。

 

2/12(水)晴れ風強し

江戸ばば71歳おめでとうございます。
1~3月は誕生日ラッシュ。みんな次々年を重ねていく。
これからどんな暮らしになるかわからないけれど、来年2月中ごろみ~んな一堂に会 して冬のお誕生日会ができたらいい。

このアイディアを子供たちに話したら、結構真 剣にのってきた。
子「皆うちに泊まるの?」 私「そうだよ。」
子「全員は無理でしょ?」 私「寝袋でなんとかなるよ。」
子「本当にやるの?」 私「やりたいな。」
子「いいねえ~。」

果たして来年の今頃はどこに住んでいるのか。
来年は無理でも再来年、盛大なお誕生 日会を開こう。
寝袋持参でアメリカ流スリープオーバーのバースデーパーティー。
そ の時主役の江戸ジジ・ババ・柏爺、お越しいただけますよね。

ひろ子さんとRosaを招いて、家でランチ。
お二人のご主人はキャノンにお勤め。
Rosaには6年と4年の二人のお嬢さんがいらっしゃる。
彼女の子供に対する確固たる 信念に基づいたしつけ方法や教育方針に、ただただ感心する。
今日話を聞いている限 りでは、彼女には迷いは無い。
常にこれでいいのか、と思い惑っている私とは、雲泥の差。

<親が信念を持たずにころころ意見が変わると、子供も一緒にふらふらし、行く末は親を敬わなくなる。>
と、何かの本にあったっけ。本当にそうだと思う。
でも 私には、何も確固たる物がない。
それなのに断定的に物事を決めるなんて事はできない。
彼女の言うところ <ここアメリカには自由が多すぎる。親が自由を与えすぎるのは 子を駄目にする。>
実際彼女は、月~金のテレビ禁止・お友達の所にお泊り禁止・
そ の他禁止事項多数・・・さらに帰宅後の生活もかなり制限されている。
要するにとっ ても教育熱心。私はある部分では同意するが、果たして子供に自由を与えすぎると本当にいけないのだろうか?

片や自由だか放任だか全く頓着しないアメリカンの親を見ていると、ある程度の制限 はやはり必要よねと思う。
う~ん、私にはわからない。
でも私としては道はできるだけ広いほうがいいなって思うな。

それにしても迷わない親って楽そうだな。私も強くなりたい。

 

2/13(木)くもり

研人木曜日で早帰り。 帰ってくるや否やチャットをしに、コンピューターへ。
かなりはまってしまった様子。どんどん増えるお友達のスクリーンネームの数。楽しくて仕方がないみたい。
これも一時的なものなのか?もう少し様子をみよう。

3人の2学期そして前期の成績が出た。
絵里の高校での科目と、宏人の算数 (Algebra)・国語(Advanced Language Art)は、
カレッジに受けるときに審査の対象になり、一年を前期後期 (前期<1st Semester>は1・2学期分、後期<2nd Semester>は3・4学期分)で分け られている。
成績評価はA・B+・B・C+・C・D+・D・F(落第)の8段階。
絵里の高校最初の1st Semesterの成績は、English 9とBiology(生物学)がB、その他は全てAの成績。
EnglishとBiologyはExamの成績が悪かった事がAを取れなかった原因。
だんなはもう私達のわからない世界の勉強をしていてこの成績は立派との意見。・・・すごーく楽観的。
しかし私はそうは思わない。私達がわかる、わからないに関係なく、
絵里の力量からEnghishは充分A少なくともB+はとれ、努力が足りないと思う。
ただし、Biology に関しては嫌いな科目であるにもかかわらず、よく勉強してこの成績。
私は絵里のつらさが、かなりわかるつもり。
来年10年生でとるコース の希望もすでに提出済みだが、ほとんどの科目で上級(Advanced)のクラスに入っている絵里は、
今後ますますAをとるのは難しくなる(特に科学)。
ふと見ると、3学期のところに全て”A”が書かれている。
聞けば、自分で書いたそう。彼女自身の来学期にかける思いに期待する。めざせ、ストレートA!

さて宏人。 本人あっけからんと「上がったよ。」と成績表を渡す。
上がっとらんぞ!!
ほとんどの科目が何かしら形を変え、AからB+・BからB+あ るいはCからC+と変化し、成績表まで気分屋宏人が表れている。
それにしてもAが 2つとは・・・。
上がった上がったと上機嫌な宏人を見ていると、これが上がったって言うのかなあ~と、疑いながらも結構いいのかななんて思えてきちゃう。
また宏人 の作戦成功だ。

生真面目ボーイの研人は今学期もストレートA。よく頑張りました。
12月にたくさ んお休みした直後のサイエンスのテストでFをとってきたのにへんだなあ。
(本人も不思議がっている)先生のお言葉も歯が浮くような事ばかりで、どうもそのまま信じることができない。ま、いっか。

バレンタインを前にして絵里の恋が終わった。
その事を知ったのは、絵里がだんなと私にくれた手紙で。
”Sorry”と繰り返すその 手紙は、今まで自分中心で家族の事を考えなかった事、
自分の恋のためにいろいろ時 間・お金を使わせたことを謝っていた
(日本語で書くと自分の気持ちが伝えられない ので英語で書く事もわびていた)。
そして、誠実な人ではなかった彼のこと。 あまりに素直な絵里の手紙に思わず涙する。
そして、遠い昔、恋をして失恋した時のことを思い出す。
胸が苦しい。大昔の自分の失恋よりつらい感じ。
傷つく前に察知して欲しかった。
母親の第6感というものか、こうなるのはみえていた。
しかし私は何 もしてあげられなかった。
そしてこれからもなんにもできないのだろう。
たくさん恋してたくさんいろんな経験して、その都度自分の目でしっかり相手を見ることができますように、
臆病にならず、されど感情だけで動かず、冷静に物事が考えられますように。
傷心の絵里に、新しい恋が生まれますように。
手紙をありがとう。何の助けもしてあげられないけれど、貴方の幸せを祈っているよ。

 

2/14(金)晴れ、夜から大雨

St. Valentine's Day!
日本では女から男にチョコをあげて好意を示す日となっているが(義理チョコを含めて)、
ここアメリカでは愛する人全てを対象にしてバレンタインのプレゼントをす る。
その典型的な例が小学校の各クラスで行われるバレンタインカード+キャンデーまたはチョコの交換。
年明けと同時に店頭に並ぶ一箱に30枚ほど入った人気のキャラク ターカード(スパイダーマン、ハリポタ、バービーetc)に、
ハート形のチョコや棒のキャンデーをつけて、クラスメート全員に渡すというもの。
今日2月14日には、 ほとんどの小学校のクラスでバレンタインパーティーが開かれ、このカードの交換が される。
というのは、私もアメリカ生活8年を過ぎ知っていた。
が、今年は先生からのお便り に”やりたい人はクラス全員に持ってきてください。”と、書いてあり、
5年生に なった研人は子供じみた慣習と持って行く気もなく、私も形式だけのバレンタインと思い持たせなかった。
予想に反してクラスのほとんど全員から頂いたカードとチョコ を持って帰って来て、ホントびっくり。
いや~参ったなぁ。 たくさんのチョコやキャンデーと共にある一枚のカードは研人の5年生時の良き思い 出になるであろう。
そのカードとは、クラスメート全員がお互いに一人一人どういう 人間かを評した言葉を列挙してあるもの。

Kento in 2003,here is what your classmates said about you;
serious,very very smart, athletic, good writer, intelligent, a great person, quiet but also agood friend, an organized person, very friendly, funny, shy and nice, cool, I think you are terrific!

たくさんの賛辞をもらってよかったね。
こうやってお互いにいい所を認め合って言葉に出し合う機会が、一年に一度ぐらいあってもいい。
ありがとうございます、Mrs. Dillon。

図書館で開かれる古本市(Book sale)に出かけた。
始まって30分と経たずに出かけたのに、駐車場はいっぱい。
ペーパーブック50セント、ハードカバー本1ドルと あって、本好きには見逃せないセール。
私は子供達のお気いりの作家本・学校関係の 資料集を一通りあさった後、文庫本のコーナーへ。
今人気の女流作家のミステリー本 が数冊並ぶ。
名前だけは知っているが、ぱらぱらめくって文字の細かさにめげる。
す ると、ノーラ ロバーツの本はないのかと聞いている人の声。
言おうかどうしようか 迷った末、私が手にした一冊を見せる。
次から次へと何人かの人が”Nora Roberts” と、図書館司書と叫びながら探し回り、そのおこぼれに数冊私に渡してくれる。
(多 くの人はもう読んだ本だった)これで全部売り切れ。
とにかくノーラ ロバーツの人気はすごい。
その後、この本はどうだ、あの本はこうだと聞かされ、正直もう帰りた-い。
実際の所、私が読めるかどうかわからないレベルのミステリー本。
偉そうに何冊も手 に入れたけれど、こんなのすらすら読めたらいいなあ~、と思いため息をつく。
もうくたくた、帰宅を急いでレジへ。ここでもまたキャッシャーが、ノーラ本評をし てくれて、ブックセールも楽じゃない。

絵里は夕方からLisaとショッピング。モールを歩き回ってたくさんのおしゃべり。 ティーン真っ盛りの絵里。
私からの家族へのバレンタイン。 だんな・・セーター(今朝、明るい色のセーターが必要と話していたから)
絵里・・・ピアス+ガウン
宏人・・・ポケットに入りっぱなしで洗濯へ、私に取り上げられた10ドル。
研人・・・サッカーボールのナイトライト
クリアランスで80%以上オフで買った物ばかり。
これで平均10ドルとはなんとも賢いお買い物でした。

 

2/15(土)雪

昨晩からの雪が降り続く。
朝8時、研人のインドアサッカーゲームが予定通り行われる。
試合開始から30分間、いつものようにゴーリーとして活躍(?)。
フィールドはいつもより小さいのが幸いしてか、壁を使った攻撃が有効に試合を進める。
観客席から研人の姿は、陰になってほとんど見えない。
飛び出して蹴り返すことのできない研人は、私達からは死角の中にいる。
<おいおい、たまには出てきてその勇姿 を見せてよ>
その後、フォワードで出場後、ゴールを鮮やかに(?)左足で決める。
さらにゴール はならなかったが、なかなかいいアシストも何回か出し、球出しには天性の勘のよさ を感じる。
が、ポジション取りがあまい。今度、ビデオをとって見せた方が良さそう。
終了間際、上がったセンタリングに突っ込んだ研人は、飛び出したゴーリーの顔面を矯正中の歯に受け、退場。
<痛そう~。これで、ブレイシスを壊すプレイヤー多 いのよね。>
しかし、大事には至らず、帰宅後ご機嫌でお風呂。
やっぱ、勝ち試合 (12-8)は気持ちがいいね。

絵里は山のような宿題と格闘(この表現がぴったりな位多かった)。
途中アイスス ケートレッスン。 宏人・研人は日本語のお勉強。
午後から研人は3月までに仕上げなければならないサイエンスプロジェクトを、 やーっと始める。
PWCでは毎年、小学校高学年と中学校でサイエンスフェアーを行っている。
日本で 行われる夏休みの自由研究みたいなもの。
今年は宏人の学校は参加しない事が決まっ ている。
昨年は、絵里は海水やさまざまな池の水の汚れの違い、宏人がスケートボー ドの車輪の材質の違いによる速さの違いをまとめた。
研人のテーマは”土の違いによる水はけの違い”。
基本的に比べる作業が入らなくて はいけないプロジェクトの為こういったタイトルになる。
今日は予備実験ともいえる実験で、果たして考えたようにデーターが求められるかを試してみた。

それにしても、いつも思うことだが研人は3人目。ほとんど私に頼りっぱなし。
今回 は本人が動き出すまで何も言うまいと思ってきたが、結局一人では何も始める事がで きず、痺れを切らした私がほとんどセットアップ。
どうしていつもこうなのよ!

ティーンエイジャーはよく眠る。
朝は起床10時。夕方からお昼寝、2時間近く寝た?
最近頭痛を頻繁に訴えるだんな、ストレス溜まっているのかな。
3月1日New Jerseyまで検診に行く事になった。
ここでは家族5人検診を受けるつも り。しっかり診て貰いましょ。

雪はまだ降る続いている。 外に出る気も、缶詰状態の週末になるそう。

 

2/16(日)雪

朝になっても、雪はさらに降り続ける。
今日の宏人のホッケーのゲームがキャンセルとなる。
明日のプラクティスも無し。
昼頃から積雪量は、加速度を増し、デッキに挿した30cmのものさしが、どんどん埋まっていく。
時折突風が吹き荒れ、ものすごい勢いで雪が舞う。
水は2ガロン、その他の飲み物充分、缶詰・冷凍食品充分、ろうそく・懐中電灯良し、薪が少し不安だな。
いづれにせよガス水道電気が止まってしまったら、お手上げ だ。

数日前にテロの攻撃に備え、以上のようなものを常備して置くようにお達し (?)があったが、そのままこの冬篭りに使えた。
昼頃から、研人は調子が悪くベットの中。咳も少し出始め、頭痛・微熱がある。
研人のお昼寝後、”千と千尋の神隠し”を家族揃って見た。
感想・・・おもしろかった。だけどポイントがわからない。
印象に残ったのは、豚になった父母そして、妙に冷たいお母さんの物の言いよう。
宮崎駿作品はどれも素敵、 心にじわーっと残るものがあるけれど、この作品は?私にはよくわからない。
いろんな人の映画評を読んでみようかな。

ふと気がつくと、デッキに出した物差しはもう雪の中、どこに置いたかもわからない。
1mの物差しにすればよかった。
夜になると氷混じりの雪で雪音(?)がすさまじい。
面白がっていただんなも不安げ に「大丈夫かよー。」と言い出す。

明日もまた学校はお休み。コードレッドという教職員全員休みの状態。
これではどこにも出られないものねぇ。

 

2/17(月)くもり

今日President's Day(大統領の日)は、一般的には休日。
キャノンもお休みだが、子供達の学校は通常通り学校があるはずだった。
そこで2人だけでリッチな気分を味わおうと目論んでいたのだが、大雪の為、学校がお休み。

積雪は60cmにも達し、 完全に交通麻痺状態。
家のあるcourt(袋小路)から全く出られない状態で、近くのガススタンドにも歩いていくのは至難の業。
午後12時半、意を決して雪かき開始。
これだけの大雪で雪かきの経験がなく、どうにも要領得ない。
せめて車が出せるよう にと、私の車の後ろの雪をかく。
それにしても雪が多すぎ、昨晩雪かきのヒントをテ レビで言ったいたのを思い出す。

①積雪が少ないうちにこまめに雪かきする。・・・・遅すぎる!!昨日は全く雪かき しなかった!
②シャベルは持ち上げずに滑らすように雪をかく。・・・・雪が多すぎて運べない。 すくって落とすしか方法なし。
③30分ごとに休憩をとり、無理をしない。・・・・そんなことしてたら、えんえん に終わらないよ。
④喫煙者・心臓疾患のあるものは雪かきしない。・・・だんな無しではとても無理。
⑤帽子・手袋他暖かい服装を心がける。
等 宏人が一番のいい働き手となり、頑張る。

絵里はスノーブーツがないという理由で一切手伝わず。
研人は風邪気味のため、チョコッと出てきたがすぐ家の中へ。
午後3時半、目標であった分の雪をかき終わる。
あ~あ、しっかり3時間頑張りまし た。
スノーシャベル・スノーブーツ・雪を溶かす塩を買っておかなかったのは失敗でした。
備えあれば憂い無し。
またウインターストーム来るかなぁ?もう飽き飽きだ。

研人夕飯もあまり食べられない。悪くなりそうないやな感じ。
明日も学校はお休み決定(コードレッド)。
もう何日天候不良でお休みになったか、数えられなくなった。
ここまで休みが多いと問題も大きい。

 

2/18(火)

研人朝6時半、発熱38.5度。
motrinを飲ます。咳はさほどひどくないが、止まら ない。のどの痛みはなし。
午後3時、再びは発熱39.9度。再び解熱剤服用。
薬を飲んでしばらくは調子がいいらしく、宏人とじゃれて遊ぶ。

宏人はまた雪かき。ドライブウエーの雪をきれいにしてくれた。
3人のお小遣いを得る方法はまちまち。
絵里は生活態度にそれほど問題がない為、毎週渡される小遣いをフルにもらえる。
宏人は生活態度に常に問題がある為(!)毎週 のお小遣いはほとんど無しの状態
(毎週のお小遣いは減点方式。悪い態度をとるとその都度×が付き25セント減給される)。
そこで彼はせっせと家の手伝いをしてその 都度それに見合ったお小遣いをもらっている。
研人は生活態度にさほど問題がなく、 さらに本を異常な速さで読むので目標ページの2000ページを軽々突破、
簡単に1 0ドル相当のチケットを手に入れている。
それ故研人は常にお小遣いに余裕があり、 誕生日やhornor role(成績優秀者)のプレゼントも特に欲しいものが無い(なんという贅沢)。

3人きちんとした生活態度で毎日を過ごし、本をたくさん読み
(その他手紙・ワーク シート等の項目もあり)家の手伝いも率先して行えば、相当額のお小遣いをもらえるにもかかわらず、
そのような行動をとる者はおらず、三人三様やりたいようにやっている。
まあ、親の思惑通りに動いたらかえって気持ち悪いけど・・・。

絵里4時。お友達Catと映画”How to lose a guy in 10 days”へ。
送り向かいはCatの父君がしてくれた。
が、迎えに来たCatが、玄関までのポーチに来 られない(雪が深く立ち往生)姿を見て、再び雪かき開始。
朝からの筋肉痛で、今日はやらずに済まそうと思っていたのだが、そうもいかず、再び雪かき開始。

もういやだ! だんなも風邪気味、私も何だか咳が出る。

 

2/19(水)晴れ

急に暖かくなって雪がどんどん溶ける。 しかし、再び学校はお休み。

宏人は8時半に起きてきた後、だるそうにソファーでごろごろ。
体中が痛いと言う。 雪かきのせいか、はたまた風邪か?
調子が悪いのならベットで寝るように勧めるが、 ソファーでごろごろ。
ごろごろはいつもの事と取り合わないで、絵里と快方に向かっ ている研人を連れ、カイロと買い物へ。
途中何度か電話を入れるが出ない。寝ているのかな?
帰宅後、待っていたのは頭痛・発熱で動けなくなっている宏人。
ベットにも行かず、 ソファーでのた打ち回っている。
急いで叱咤激励(?)し、ベットで寝かしmotrinを 与える。
薬が効いて少しは落ち着いたようだが、かなりきつそう。
食欲もない。咳あり。

早くに帰って来ただんなも発熱。会社ではもっとひどかったそう。
咳・頭痛・発熱 と、症状は三人(研・宏・だんな)全く同じ。
またflu(インフルエンザ)に、かかってしまったか。

買い物の途中、ラジオで明日・明後日と学校のお休みになる事を知る。
信じられない。もう学校をやる気ないんじゃないの。
しかしながら大雪の後のドライブは、危険 がいっぱい。
道路幅は狭くなり、各コーナーに山積みされた雪で視界が遮られ、交差点では危険この上ない。
これでは小さい子供達は死角となり、スクールバスの運行も難しいのだろう。

家族みんな(絵里以外)休養が必要だし、まあゆっくりするか。
コンピューターの調子が悪い。急に動かなくなる事もしばしば。
コンピューターウィ ルス?勘弁してよ。
だんなの力量に期待するが、直るかな~。
だんなと宏人は早寝。寝るのが一番。早く良くなってね。

 

2/20(木)晴れ

だんな様は起きられない。朝から熱(38.9度)がある。
宏人は9時過ぎに起きてきたものの、寒いと言い出し、また発熱(39.2度)。
研人は熱はないものの、咳が一向に治まらない。

絵里をカイロへ連れて行く。
その後、昨日売り切れだった水などの買出し。
宏人は一日中ベットから起きられず、だんなも午後の仕事の打ち合わせも出られない状態。
二人同じように熱と頭痛に苦しむ。
私も咳と微熱はあるものの、二人に比べた らまだまだ動ける。
絵里は今の所元気だけれど、風邪の菌に冒された家に居て、ひたすらおびえている。
それにしても最近の我が家の面々抵抗力がないなあ。
何故だろう?
だんなは雪の中何か生物兵器を撒かれたテロだなんて、冗談言っているけれど、
こうも簡単に一家全滅 (絵里はまだ大丈夫だけど)では情けない。
と言ったら12月時に一人頑張っていた だんなが可哀想?

宏人は熱・咳・頭痛の他鼻水も出っ放しになり、sinus infectionかも。
明日医者に連れて行った方がいいものだろうか?
研人の咳も気になる。
学校の休みのうちに治してしまいたいが・・・。

明日は休めないと、だんなは解熱剤を飲み、床に就く。
全てに春は遠ーい感じ。

 

2/21(金)雨

夜中に何度か起きてパジャマの着替えをしただんなはその後ぐっすりお休み。
いつもと同じすごい鼾でよく寝てる。この鼾を聞く限りだいぶ良くなったみたい。
通常通り会社に行く。
しかし、研人はひどい咳。
夜中じゅう少し寝てはすぐ始まる咳でほとんど眠らない様子。
もう薬も飲ませたし、水もたっぷり与えている。
胸にはシップも貼っているし今できることは何もない。
本人さぞ苦しかろうと、気をもむだけで何もできない。

朝になって、宏人もよく眠れなかったと聞く。
朝食も食べる事のできない宏人。熱を測ると、39.1度。motrinを服用、少し寝る。

ドクターの予約が11時40分に取れた。
来月曜から学校に行けるようにと処方箋をもらう。
宏人と研人共に抗生物質”Zithromax”5日間服用。
・・・初めての抗生物質、通常 アメリカでは10日間抗生物質を摂取するのが一般的。
薬も日々変わってきているのか。
研人は咳止めに”Tussionex”一日一回就寝時に服用。・・・これも、初めての咳止 め。

Dr.Ryan曰く、よく効く咳止め。
注意書きを読んでも、必ず一日一回にするように書いてある。
どんどん強力な咳止めが出ているのかと、不安になる。
帰宅後、宏人は朝からの胸焼けと吐き気をさらに訴える。

研人はサイエンスプロジェクトの実験を少し進める。
絵里の助けを得て、今日は5種類の土で測定する事ができた。 (絵里は研人から1ド ル奪取)
でも、まだまだこのプロジェクトを完成するのは時間がかかりそう。

4時。エアコンの修理の打ち合わせの為、Markとエアコンの業者Fredが来た。
春までに修理を行うそう。オーナーも大変だ、4000ドルも掛かるとは・・・。
その後、家の上下水道の排水の状態等の確認。
Markの早口英語にもだいぶ慣れてきた。もうストレスは感じない。
しかし、ジョークを言いたい時にさっと言えないもど かしさ。おかしな日本語はいっぱい浮かんでくるのになあ。
絵里もちょっと怪しげな雰囲気、少しのどに何か引っかかっている感じと咳払いばかり。
悪くならないで下さいよ。

 

2/22(土)雨

昨晩から土砂降り。バケツをひっくり返したような雨が降り続く。
今度は雪解け水と大雨で、洪水が心配だとか・・。
何だか世の中、天候も数々起こる事件も常軌を逸したものばかり。
これからどうなっ ていくのでしょう。

薬が効いたのか研人は昨晩は一回も起きることなくゆっくり眠れた。
しかし、咳はま だ治まらず・・・。 今日のインドアサッカーゲームは、2試合。
どうしたものか、さんざん考えた末、終始ゴーリーをやらせてもらう事でゲームに参加。
12:30 やはり体調が悪いのか俊敏な動きでボールをセーブできない。
足の間を抜けたり、軽くとろうとしてはじいたりで、研人による失点2。
攻撃陣も相手のほう が数段上。良いとこなしで試合を終える。
近くのレストランで昼食後、 3:15 再びゲーム。
攻め続ける展開に楽になったのか、研人も好セーブを連発。
高めの玉をパンチしそこなったのが一本決まったのみで、その他研人の失点はなし。 まずまずのでき。
試合後も満足感が見える。
咳をしていてもサッカーをやらせてしまう事に少し、責任を感じる。・・早く治って よぉ~。

夕方、コナンの2時間スペシャルを見た。
あーだこーだ言いながら家族で見る”日本のテレビ”は楽しい。
だんなも宏人も私もほぼ回復。もう大丈夫でしょう。
絵里は喉の痛みがまだひかない。

キャノンの取引先であるマイクロン(元は東芝)の工場が閉鎖になるそう。
あまりに突然の事に衝撃を受ける。
だんなの仕事の状況も今後大きく変わってくるのは必至。
取引先の担当者の多くはすでに解雇され、アメリカ企業の冷酷さを改めて実感する。
いずれにしてもどこに居ても、明日の事は見えないのが昨今の現状。
逞しくしたたかに生きたい。
綾田さんから弁護士紹介のメールを受ける。
先ずはグリーンカード取得に向けて動き出す。

 

2/23(日)曇りのち晴れ

夜中は薬がよく効いているのか、よく寝ている研人。
しかし、咳はまだ治まらず、昨日のサッカーがいけなかったのかと、反省することしきり。

宏人のホッケーゲーム。 病み上がりのせいか、動きが鈍く反応が遅い。
こういう時の宏人はひときわ小さく見える。
もう彼も13歳。周りのお友達はどんどん背丈が伸び、声変わりも始まってい る。
が、宏人には肉体的にも精神的にもあまり大人になっていく兆候が見られず、少しばかり心配な感じ。
ある時突然その日が来るのかなあ。待ち遠しいような、このま ま甘えん坊の”ととちゃん”でいて欲しいような・・・。
ゲームは2-9の大差で負け。なんかすっきりしないよ。
(子供のスポーツを観戦す る事でストレス解消している私がそこにある)

野菜の重さを測る宿題が出ていた研人とスーパーマーケットへ。
要領の得ない研人に憤りを感じる。
この宿題もずいぶん前から出ていたのに自分からやり出さないし・・・。 しっかりしてくれよ~。
成績表は彼のほんの一部しか表していないと、改めて強く感じる。
ここアメリカでは重さの単位はpound(lb)やounce(oz)が一般的。
1ポンドは4 53.6gで16オンス。何だかとってもわかりにくい。
このほか距離 (inch/feet/mile/yard)や広さ(acre)あるいは量(pint/quart/gallon)などメー トル法で無い単位が幅をきかせ非常に不便。
メートル法に替えようとする動きも以前 あったそうだが、浸透した単位はそう簡単には替えられない。
日本の里・尺とか貫目 はもうなくなっちゃったのにね。
その他にも温度(Fahrenheit)などアメリカ独自のやり方には、参ってしまう。
ここ にもまた、アメリカの傲慢さを見るのは考えすぎ?

18歳以上の男子が徴兵登録を義務付けられている事もあって、各高校では戦争の是 非を問う討論が盛んと言う。
しかし、政府批判や反戦の思想を押さえたいというのが 本音であろう。
そこである教育改革推進団体は
「米国という国家や民主主義の思想が 優れているという事を教えるべき」
と自由な討論に水を差すようなことまで言ってい る始末。
この発言が、いかに恥ずべきものか彼らは、知るべきであろうに。

だんなは明日からカリフォルニア出張。
風邪も良くなったからもう大丈夫だね。
この日の日記を書いていて途中で突然消えた。
今また意を決してこの日記を書き終え た所。
だんなが体調優れぬ中、直してくれたコンピューター。
機嫌直して動き続けておく れ~!

 

2/24(月)晴れ

学校がいつものように始まるか念のためwebで確認しようとしたが繋がらず、通常通 り絵里は出かけた。
すると、しばらくして絵里から電話。バスが来ないとの事。
急いでテレビをつける。2時間遅れのスクールスタート。最低!
昼間溶けた雪が凍結 の為の遅延だとか。

家に戻った絵里は一寝入り。風邪気味だった絵里だが、莫大な睡眠時間ですっかり回復。
いつでもどこでも、がーっと寝られるっていいね。
宏人は完全に休みボケ。
交互に音楽と体育の日が入れ替わる(偶数日、奇数日で分け ている)が、どっちがどっちだったか覚えていない。
トランペットを持って行くべきか、体操服を持って行くべきか。
どっちを持っていく事にしたか聞くと、 宏人「体操服持って行く。大丈夫、日記を見てわかったから。」
私「えらいね。頭使ったねえ。でも日記にそんな事書いているの?」
宏人「うん。この前PE(体育の事)で足怪我した事を書いたんだ。でも大体日記の日にち、めちゃくちゃだから合っているかどうかわかんないけどね。」
私「・・・」

研人が学校に行ったのが10時半。
もうすぐinterim(学期ごとの正規の成績表の前に出る中間報告)も出る時期なのに、ほとんど何も学習していないような状態。
各学校での催し物も全て延期延期で、 果たしてどうなる事やら。
研人の咳は峠を越したようだ。でも油断は禁物。

絵里はカイロへ。来週から週2回の通院になる。
だんなは午後5時過ぎの便でCAへ。 その前に日本領事館へ、子供達のパスポートの申請に行ってくれた。
無事申請が終わり、3月3日以降交付されるとの電話あり。
子供達が自分のパスポートを持って、もう5年の年月が流れたのかと、改めて月日の流れに愕然とする。
今日のカレンダーの一言

”If you love life, life will love you back.” -Arthur Rubinstein-

 

2/25(火)くもり

また寒さが戻ってきた。日中も1~2℃。外に出たくない気分。

研人の咳は、もうほとんど治まった。
彼に水泳をやらせようかと思う(気管を強くす る為)が、本人あまりやる気が無い。
でもちょっとの風邪から、いつも医者の薬無しには咳が止まらなくなるのは困りもの。
何かいい方法はないものか。

3人いつものように帰宅し、台所のテーブルに頭をつき合わせ、おしゃべりしながら宿題。
絵里のmathの問題に助けを求められるが、答えられず・・・。
情けないとは思うものの、かすかに見たような記憶がある数式の問題、解けって言う方が無理よね。
「父さ んの出張中は一人でやらなきゃね。」と言ったら、そそくさと片付け、「明日先生に 聞く。」だって。
根性出して解かないでいいのかな?あんまり諦めが早いのが心配。

歌ばかり歌ってまともに取り組もうとしない宏人。
今日のイチゴとメロンのシェイク は、まずかったね。(宏人が作った)
でもまずいシェイクにも、げらげら笑って「まず~い!まずい!」と言いながら絵里も研人も全部飲んだね。
兄弟っていいね。
絵里は2時半に帰ってきて3時半までの1時間(宏人が帰ってくるまで)が平和で幸せな時なんて、言っているけれど、
じゃれあって喧嘩して、またじゃれての3人を見てい ると、本当に兄弟いて良かったなと思う。

この頃少し反抗期かな?と思わせる研人。
バックパックの中からずいぶん古いプリントが出てきたり、先生の話もよく聞いてい るようには思われず、
まじめ一本の研人が変わりつつある感じのこの頃。
宏人アートのクラスへ。

今週土曜日に予定していた健康診断(NJの日本人医師による人間ドック)を延期。
バ リウムのレントゲン機が壊れているそう。
今週木・金とまた雪の予報が出ているし、 だんなは金曜まで出張だし、まあ4月に入ったらゆっくり行きましょうか。

 

2/26(水)雪

また雪、また学校がお休み。
もう何も言う言葉がない。
一日降り続く雪で絵里のカイロも眼科検診もキャンセルし た。
再び缶詰状態。

宏人は再び雪かき、絵里はドライブウエーに撒く塩(雪を溶かすため)を買いにガススタンドまで出かけたが、売り切れ。
だんなは出張中だし、不安な事この上ない。
子供達も家での生活が長すぎて、辟易気味。

研人は今月のブックレポート(サイエンスプロジェクトに関するノンフィクション ブックによる事実の列挙)を仕上げた。
映画”THE ANIMAL”を見た。
2001年、主演Rob Scheider。
以前から子供達(宏・研) が見たがっていた映画。
家に数あるVCRやDVDの中から、毎回見るものを多数決で決めて見ているが、絵里が希望する映画はなかなか見ることができない。
基本的に宏人と研人は趣味が似ていて、 私とだんな(いればの話)は英語が簡単で理解しやすそうな物を選ぶ。
と、絵里の選 ぶ会話に趣を置いた複雑な映画は敬遠される。
可哀想な絵里ちゃん。”少しずつ”努 力するからね。

研人のサイエンスプロジェクトの実験をひとまず終わった。
ひとまずとは、出てきたデータにばらつきが多く、きちんとしたデータとは言えない。
実験方法に問題があるように思われる。
研人は相変わらず、人任せ。
今日は絵里と宏人も入れ替わり立ち代 り、手伝った。

夜になって雪はやんだが、明日もまた学校はお休み。あ~あ。

 

2/27(木)雪降ったりやんだり

雪で学校の休みが昨晩から決まっていたし、だんなは出張中、だらだらした日々が続 く。
一通り日本語の学習を終えて、宏人と研人は裏山へそりにしに出かけた。
私はCAのお友達と電話。CAの今日の気温は60度(16℃)週末は20℃まで上が り、半袖だったとか。
雪ですでに12日間もお休みになっている事に信じられない様子。
昨年は一日も休校 が無かったのだから、今年の寒さと雪の量は特別。
絵里のカイロはお休みとの連絡あり。

雪降る中、宏人の矯正歯科へ。
大雪になる前にとの配慮から、時間変更の連絡で急い で出かける。
締めなおしただけ。ブラッシングがいいと褒められる。
帰りに雪解け用の塩を求め、スーパーへ。ここでも売り切れ。
皆慌てて買い漁ってい るのかしらねえ。

ピザのテイクアウトで”Lazy Dinner”(怠けた夕食の意)
部屋を真っ暗にしてピザ・サブ・フレンチフライ・そしてソーダを食べながら映画 ”Harry Potter and Sorcerer's Stone”をついに見る。
上映時間152分の長い映 画。
子供達に原作を読むように勧められていた(絵里、研人は4巻共読破)が、ついに 読まない内に映画を見てしまった。
多くの大人をものめり込ませているこのシリーズ だが 私にはどうも・・?
もう私には子供の素朴な純真さや純朴な感覚が残っていないのだな~ さみしい・・・。

雪はどんどん降り積もる。なのに休校のお知らせは未だでない。
こんなに降ってはど う考えても明日は休みと思われるのにー早いとこはっきりさせて欲しい感じ。
この降りで、明日いとしのだんな様は帰って来られるかしら。・・・心配。
予報によると、来週いっぱい寒さが厳しいらしい。

 

2/28(金)晴れ

いいお天気になった。が、学校はお休み。
早朝は路面が凍結して危険がいっぱい。
しかし、昼頃から気温がどんどん上がり、高く積もった雪も、一気に溶け始める。

宏人と研人は9時半起床の後すぐにドライブウエーの雪かき。
周りは皆大人がやっているのに、うちの子はえらい!!。
私は全く手伝う必要がない。

日本語のお勉強を終えた絵里がIgloo(エスキモーのアイスでできた家)を作ると言い出し、これに宏人も研人も参加。
3人完全武装の雪支度で外に出る。
氷のブロックで作るIglooはできるはずも無く、日本式の”かまくら”を 造り始める。
裏庭の雪は先々週来全く踏み荒らされていないし、日が当たりにくいので豊富な雪量。
3人ぎゃあぎゃあ騒ぐ声が聞こえる。
11時にスタートしたかまくら造り。途中外のデッキでお雑煮のお昼。
とにかく3人ご機嫌。
気温も急上昇した上に重労働の為、顔が赤らみスキージャケットを脱いで雪と格闘。
3時ほぼ完成。

間口は狭いが、腰をかがめれば3人ゆうに入れる広さに なった。
出来上がったかまくらに、階段も付けて滑り台にもなっている優れもの。
なかなか頑強にできていて、とても壊れそうに無い。
絵里が男2人を引っ張ってくれると事が穏やかに進む。
これからも頼みます、絵里さ ん。

ふと気がつけば、もう2月もおしまい。明日は3月~!!
あわてて私はお雛様を出す。
毎年出していても、1年に一度の顔合わせはなかなかいい。
絵里の初節句を思い出す。
だんな定刻どおり、4時ワシントン着の連絡あり。
お昼も食べずに6時帰宅。3時間の時差でお疲れの様子。

2003年1月31日金曜日

2003/01

1/1 (水) 謹賀新年。

土砂降りの雨の音で目が覚める。
いつものように朝が来て、2003年の幕明け。
ここではメールオーダーでしか手に入らないため、おせち料理はなし。
お雑煮で新年の朝食とする。

だんなから子供達にお年玉を渡す。この時今年の抱負(?)を一人ずつ。
絵里 毎月2冊以上本を読む(昨年の読書量が少ないため)
宏人 ”やめて”と言われたらすぐにやめる。しつこくしない。
(なんとも情けない目標、しかし彼にとっては結構難しい)
研人 プレイステーションで遊んだ後は必ず棚に戻す。
(まじめな彼はきっと達成し てくれるでしょう)
ちなみに昨年は、 絵里 私に話す時は日本語で・・・
努力をしていた様子も無く、咋々年より英語量が増えた。
宏人 食事の時は、左手を添え体は背もたれにつけずに行儀良く食べる。
・・・進歩 の後無し。
研人 ~悲しい事に誰も覚えていない・・・大した目標ではなかった?

北の国から(後編)を見る。 子供達が時々ドラマについていっていない発言をする。
あのドラマの中まで鑑賞するのは難しい様子。 私はどこもかしこも感動してて、涙が止まらないのに。

New Year Partyは手巻き寿司。
ワァ~。豪華、、、でも生ものはあまり無い。
昨晩急いで求めた冷凍のマグロ、鯛、しめさば、明太子とまさご。
鯛はおいしかったけれど、他は・・・。
それでも卵や納豆・うなぎなどの子供の好物もあったので、4合飯をほとんど食べきる。
この食欲今年ももっとレベルを上げるのかと思うと、どんどん外食は難しくなる。
(宏人にchild menuは使えなくなるしねぇ)

またカラオケ。
絵里・だんな・私は楽しむ。 が、宏人は明日から学校というのでちょっと鬱。
研人は今になってブックレポートの締め切り(1/10)が、気になってきたらしい。
年末時には余裕だったのに。
さらに「今週末もあるよ」と言っても気になりだしたら落ち着かない研人。
今年も同じように月日が流れるのかな。 気が付けば、だんなも何故かのりが悪い。
・・彼も明日からの平常勤務が憂鬱の様子。
陽気な絵里は歌い満足すると、さっさと寝てしまう。・・・明日の学校が楽しみなのでしょう。

こうして一年が始まった。どんな一年になる事か。
個人的にもそして世界的にも(ちょっと大げさ?)みんなが、平和で楽しく暮らせますように!

今年もよろしくお願いします。 さて私も今年の達成目標考えようっと。

 

1/2 (木)

今日から皆、仕事に学校にと出かける。
さあ私も一日無駄の無いように生きないと。

研人帰ってきて早々、テーブルを指差して「ほらね~。」と、にやにやしている。
指の先にはサンタのプレゼントと同じラッピングペーパー。
(しまった!)片付けよ うと2階から持ってきて、忘れてた。
それでも私は「なあに?」と白々しく、
研人「ラッピングペーパーおんなじ。やっぱりそうだったでしょう。そうだと思った。」
・・・サンタは親とそれとなく知ってはいても、まだほんとにサンタがいる と、信じたかったんだね。ごめん研人。
私「でもよくペーパーの柄なんて覚えていたねえ。」
聞けば、サンタと同じラッピングペーパーを持っていると言って得意になっている子供の4コママンガが、
新聞のコミック欄に載っていたそう。そのコミックが印象に残っていてラッピングペーパーも気になっていたと言う。
あ~あ。もう少し遊べたのに残念なことをしちゃった。

その後宏人が帰ってきて、研人からすぐにラッピングペーパーの報告を受けたよう。
宏人が、わざわざ私の所まで来て「おかあさん、何やってんのよ。研人わかっちゃったよ。」と、 おにいちゃんぽく言う。
「すまんすまん」と、謝るわたし。

絵里をジムの練習のお迎えに行ったのが5時。よほど疲れているのかほとんど口をきかない。
ジムの練習がきつすぎる?半月ほど前から腰痛を訴えている事も多く、果たしてこのジム続けられるのかしら。

夕食の時の事。 私「SPOON出して」
テーブルに出されたのは1本のスプーン。(スプーンは人数分必要だった)
私「みんなの分も出してよ」 絵里「あっそっか、みんなの分もね。でも”SPOONS”出してって言ってよ。」
私(確かにそうだけど、こんなのあり?)

今思い出した別の日の食事中の会話。
皆いつものように勝手なことを話していて、にぎやかな食卓。
すると突然 Booo(かなり大きなおならの音)
子供(名誉のため名前はふせました)「ごちそうさま」・・・・
ふざけて言ったので はなくいたって真面目に、ごめんなさいというべき所を、ごちそうさまと言ってしまったのです。
これには言った本人は元より、みんな大爆笑。

普通考えられないような日本語の間違いをいっぱいする子供達。
その間違いがとっても奇抜でおもしろい。 まるで言葉を話し始めた幼児のよう。
これからも書き留めておこう。

 

1/3 (金)

ここ一年ほど前からだんな様は肩の痛みを訴えている。
それほどひどいものではないが、時々手が上がらなくなる事もある。
そして最近では私も同じような痛みが・・ ・。
こんな事までご一緒とはなんて仲がいい、なんて喜んでいたけれど、
どうやら二人共”四十肩”ではないかと、思われる。

インターネットでいろいろ検索した結果、肩周辺の筋肉が弱りこれも老化現象の一つだとか・・・。
療法は冷やさないように気をつけ、見合ったストレッチ運動をする。
コンドローチンも効果があるそうだ。う~ん、老いは確実にやってきている。

だんなはずいぶん薬に、はまっている。コンドローチン・ビタミン剤・DHEA(目に良い?)
こんなに飲んでいいのかしら?そろそろ私たちの健康診断もした方がいいかもね。
(だんなは昨年受診。私は6年ほど受けていない)
そんな老いとの戦い、ヨガに行ったほうがいいとは思いながらも、
12月からの怠惰な生活から抜け出すのがむずかしく、
またやらなくてはいけない事がたまっていて今月はどうやら行けそうにない。

絵里の腰痛もかなり痛い様子。痛み止めを頻繁に飲んでいる。
カイロプラクティスに予約の電話を入れる。
保険がきくかどうかがとっても重要。カイロはとても高いのだ。
100%支給されると返答をもらう。(これってめちゃくちゃいい保険なのです。キャノンさんありがとう)
予約は明日。 親の心配をよそに、本人はジムの練習をして帰宅。本当に大丈夫なの。

 

1/4 (土)

絵里がカイロプラクターの診察を受けるため、朝から出かける。
イエローページで見つけたカイロ”Prince William Chiropractic Clinic”広告によれば、
スポーツや事故による怪我を見ることもでき、薬を出す事もできる医師の資格を持ったカイロらしい。
が、評判を聞いているわけでもないのでどんな所か不安。

行ってみると、建物はビルの一角、狭い待合室には数人の待ち人。
必要な書類を数枚書き込み待つ事1時間。
診察室に通されナースによるカイロの説明を受け血圧等をチェック。
(基本的にカイロは薬物を使わずに自然治癒力を最大限に引き出す療法をとる。
一般に脊髄の歪みからくる脊椎・骨盤の神経バランス・骨格筋の緊張バランスの歪みを治していく。)

さらに待つ事30分、ドクターが入ってきた。
絵里の今日の先生は、Dr.Fay。
問診の他、体を曲げたり膝をたたいたり、寝て痛みの様子をチェック。
直立に立った時、左肩が下がっているのが気になる。
その後、レントゲンを撮って、電動のマッサージを10分ほど。
今日のところは何の診断も下されず、通う必要があるか、ジムを続けられるかもわからない。
次の予約を入れ、終わってみれば2時間半も経っていた。

研人のブックレポートのテーマは”Historical Fiction”
歴史的事実に添ったフィクションを読み、ポスターを作る。
研人が選んだのは、”Lisa's War”ナチスの迫害に あった少女の物語。
コンピュターでヒットラーやナチスに関する情報も収集し、ポスターを作り上げる。
姉や兄の助けもあってなかなかいいできにポスターは仕上がった。
3人目の研人は常に父母姉兄の助言を求め、どうもプロジェクトを自分ひとりで作る事ができない。
少し過保護に育てたかなと反省する私。
(絵里や宏人は5年生の時何 の助けも必要としなかった)

スキーに行きたいという気持ちが高まってきた。今月末にある連休で出かけるぞ。
まずはスキー用品のチェック。なんせ1年に一度ぐらいしか行けない事もあり、
子供の成長を考えるとそのつどスキー用品を買い足さないといけない。
あ~あ、もったいない。今年は宏人の手袋が必要だ。
絵里のスキーパンツも買わなくっちゃ。
(絵里は成長が止まったようなので、これでしばらくはいいかな。太らないでね)

夕方から、Chantillyのスキーショップへ。
まだスキー用品のセールは始まっていず、高くてとても手が出ない。
もう少し別を探そう。 スキーの用意をしながらも、自分の体力が少々心配な私です。
皆についていけるかなー。

 

1/5 (日) 朝から雪

今回の雪はそう積もるようには見えないが、降ったりやんだり一日続いている。
そんな中で宏人のホッケーのゲームはいつものように行われた。
すでに12月からス タートしている冬のセッション風邪で2回ゲームに出られず、
今日が宏人にとって初顔合わせだ。

コーチは前回と同じGerry McGuireチームのメンバーはかなり入れ替わった。
(チームのレベルをできるだけ均等にするため毎回メンバーの入れ替えが行われる)
宏人久しぶりのホッケーにもかかわらず、うまい!(親ばか) 
というか、いろいろな事ができるようになっている。
足も自然に使えるようになった しパス出しもいい。
ただやっぱり転びすぎ、踏ん張りがきかない。

宏人によるゴールは無かったが、まあまあの出来と私は満足。
しかし本人は不満の様子。更なる飛躍を求めての事か?
ゲームは8-4と相手方にロングシュートを何本も終了間際に決められて負け。
ロングシュートも打てるチームはやはり強い。

こう降り続くと冬籠りの支度も必要かと、買い物へ。
一人の男性客が水のボトルが並んでいるべき棚の前でぼやく。
「みんな考える事は同じだ。もう一本もありゃしない。」

 

1/6 (月)

子供達2時間遅れの登校。
さほど気温が下がらず積もるほどではないものの、昨日からの雪で学校の開始時間が繰り下がった。
Webで確認したから良かったものの、また絵里を誰も居ないバス停で待たせる事になりそうだった。ホッ。

子供達はこの変則的な登校に大喜び。
宏人と研人は朝からプラモデルの飛行機の飾りつけでペイントまで始めた。

絵里を4時45分ジムからピックアップ。そのままカイロへ。
3時ごろからまた降り出した雪が激しくなり、私が雪道ドライブ?
助けを求めてだんなに電話。「このくらい大丈夫だよ。坂道はローに入れて走ればね。」との助言を得る。
カイロまでの道はカーブしている坂道。もう暗い時間だし、雪はこれでもかと降っている。
いずれにしても行かなくてはと、意を決し車のガラスの雪を落とし、どきどきしながら発進。
水っぽい雪のため、路面が滑っているようには思えない。
しかし油断禁物。気を引き締めてなどと、ぶつぶつ言いながらのドライブ。

今日はDr.Bakalis。めちゃくちゃ早口のドクターの説明によれば、
絵里の左の腰骨が1.5cmほど右腰骨に比べて上がっていて、
治療に今週は毎日、その後週3日ほど6週間かかる必要があるとの事。
治療方法はベットの上に寝て骨をぽきぽき鳴 らすもの
(初めに両足の長さをチェック左が短い。 が、整体?後は同じになる・・・
なんとなくホントかな?と疑ってしまうけど)
と、マッサージ機によるもの。
それにしてもそんなにしょっちゅう通うのじゃあ、こりゃあ、たいへんだ。どうしよう。
でもとりあえず来なくちゃならないよねぇ。

カイロを終えて家に向かった6時半には、もう雪もやみ路面も凍結することなく無事帰宅。
ホッケープラクティスに連れて行くため早く帰宅しただんな様に連れられて宏人は、練習へ。
これから毎週月曜7時にホッケープラクティスがある。

 

1/7 (火)晴れ

そろそろ気を引き締めていかないともう七日。
七草粥って何が入るのかな。
私も食べた記憶が無いのだけれど、子供達に伝える伝統行事だったかも・・・。

アメリカで生活していると、イースター・ハロウィン・サンクスギビング・クリスマスと
American Celebrationは祝うけれど、日本の伝統行事は忘れがち。
日本にいても 七草粥を食べる人は少ないと思うけれど、
私達はもっと日本の文化を伝える必要があると、最近思い始めた。
でもよくよくチェックしていないと、瞬く間に日が過ぎてしまい、パスしてしまう事に。

少しずつクリスマスの片付けを始める。
これは大仕事。何日かかるんだろう。ちょっ と、うんざり。
このクリスマス用品の整理ついでにベースメントも、もう少し整理しないとな。
う~んと、うんざり。

絵里はジム(医者の許可をもらって、心おきなくできる)の後、カイロへ。
宏人、久しぶりのアートクラス。まだまだ仕上がるには時間がかかるそうだ。まあ、気長にやって下さいな。
だんな様、今日はかなり遅くなりそう。

 

1/8 (水)曇り時々晴れ

愉快なまゆみFさんと、ランチをとりながらのおしゃべり。
まだお会いして2回目だというのに、もうずいぶん前から知っていたようなテンポのいい会話。
Eメールでずいぶんやり取りしていたからかな。
彼女からの返信はいつも英語だったから(私は日本語)奇妙なメールになっていたけれど、
彼女とは以前からの、お友達のよう。
彼女は「日本語の方がそりゃあ~楽さ。」というけれど、
説明がめんどくさくなると全部英語。
アメリカ生活(家では英語だけ)が長くなるとあんなふうになるのかな。
彼女のだんなさんは元アメリカ軍人、兵器を作る仕事に関わっていたようで、
リタイアして今はその関連企業にお勤めだ。

そのだんなさんのヘッドハンティングの電話が、ここの所しきりにかかってくるらしい。
彼女の話によれば、ブッシュが行おうとしているイラク攻撃。
その準備の為、兵器を作る企業が政府の補助が入り、多くの人材を募集しているという。
ずいぶん前に人材バンクに登録していただんなさんは、その関係で引く手あまた。
給料を今の倍出すという所も出てきていると、彼女は言う。
しかし、ここの土地が気に入っていて、お金で動く気はないだんなさんは、全てを断っているそうだ。

カリフォルニアで今も職が無く、日々悶々とした思いで過ごしているMさんとそのTだんなさん、
家を売らなければならなくなった友、
突然の解雇でアリゾナに引っ越して行ったKさん。
いろいろな人の顔が浮かぶ。

NGOがイラク攻撃を強く反対、新聞紙上でも反対広告を載せているが、
そういう声がどの位届いているのか?
いろいろな思いが陽気な彼女の話を聞きながら頭をよぎる。
彼女には何のけがれもなく、いたっていい人。
しかし軍人さんの妻として生きてきた彼女とは戦争に対する認識がかなり違うと、改めて感じる。

家の近所はもちろん知り合う人々が、ほとんど軍人あるいは元軍人の家族。
彼らは決して冷血漢でも非道でもなく、それどころか優しく温かく接してくれ、私はとても感謝している。
でも、彼らが戦争に加担しているという思いを、私はどうしてもぬぐいきれない。

最近、飛行機に興味のある宏人は、戦闘機の名前・特徴をよく知っている。
飛行機の図鑑をひぇーひぇー言いながら見ている事が多く、
高校ではMarine(海兵隊)のクラスに入りたいなどという。
動物の図鑑を飽きることなく見ていた頃がなつかしい。
そしてできれば飛行機熱(戦闘機)が早く醒めてくれればと思う。
しかし子供の興味に対して私が制限する事はできなのだろう。

絵里はカイロの後、ジムのミート(大会)。
まだ出られない絵里はベンチ(?)をあたためるだけ。
後もう少しで出られると彼女は言うけれど、出る必要はないと思う私。
やはり出たいのかな?絵里の心の動きがつかみきれない。

だんな様帰宅8時半。
私たちの今後の生活を大きく左右するお話を、副社長の綾田さんからいただいた。
自分達が望んだ道とはいえ、動揺を隠せない。
心を落ち着けて話し合おう。

 

1/9 (木)晴れ

研人は木曜日で早帰り、宏人はアフタースクールにマスカウント。
絵里はジムの後すぐカイロへ。 宏人の帰りを待たずに絵里のジムにお迎え。
毎日連れて行くのは、やはりきつい。果たして良くなっているのか?
絵里に聞いても「まあまあ」の返事。これでいいの?

昨晩のだんなの話で、頭の中がいっぱい。

サンノゼからわざわざお越しくださった綾田さんの話の内容は、私たちの今まで望んでいたものだった。
キャノンがグリーンカード(永住権)を取るサポートをしてくれ、
グリーンカード取得後はCanon,incを辞め、Canon,USAの社員になる。
この事は、駐在員から現地採用の社員になる事を意味し、
給与体系を始め保険・各種の補助も現地人と同じになる。
よって、現実的には日本に支給されているボーナスも無くなり、
家賃補助(現在全額支給されている)も無くなる。
保険のランクも下がりカイロにもおちおち行けなくなる事だろう。
具体的なポジションや給与についての話も出たそうだが、
私は今までどの位もらっていたかも、はっきりわからず、
どの程度のダウンになるのか、ぴんと来ない。
が、今までのような生活ができなくなるのは、確実。

しかし私たちの一番頭を悩ませていた
<いつ日本帰国を命じられるか。お次はどこ?>
という不安から、開放される。
そしてグリーンカードを取ることによって子供達はここ
アメリカでカレッジに行く事ができ(もちろん希望すれば日本の大学に行く事も可能)
彼らが望むのであれば、一生アメリカ社会に生きていく事ができる。

帰国を言い渡されたら会社を辞めることもやぶさかではない、という事を
宏明さん (今日は何故かこう呼びたい)が綾田さんに話していたので、
このお話は私たちが蒔いた種が芽を出しかけているという物で、
一方的な会社からの命令ではもちろんない。
しかし実際に話が通るとは思ってもみず、
(キャノンの規定では駐在員が現地採用になる事を認めていない)
急展開のこの話に戸惑いの方が大きい。
宏明さんが会社で大いに認められているという事実が無ければこのような事になるはずも無く、
宏明さんが優秀な人材であるという事を改めて認識そして感謝した。

YESかNOか、答えは自ずと決まってくる。前に進むしかない。
会社に返答するのは今月末。
この転機を生かすも殺すも私たち次第、やる事がいっぱいある。

夜、江戸川台にEメールを打ち、柏に電話。
勤務地がサンノゼになるようなので少しは日本に近いものの、当面帰る見込みがなくなった私たち。
両親・兄弟に気苦労をまたかけてしまい、本当に申し訳なく思っています。
この私たちの選択は一時の気の迷いではなく、ここ数年考えてきた事なのでどうぞご理解下さい。

 

1/10 (金)曇り

お正月気分も抜け、皆通常通りの生活。
2、3日続いていた冷え込みが、ひと段落。少しずつ日も延びてきている。
このまま春が来ないかなあ。(まだちょっと早いね)

飛行機に夢中の宏人は、プラモデル屋に行きたくて仕方が無い。
連れて行ってもらうために帰ってきて早々勉強をはじめ、その機会を伺っている。
彼の熱意にのせられて(簡単に乗ってしまう私です)ホビーショップへ行ったが、
めぼ しい品が無くマイケルズ(クラフトショップ)へ。
宏人は飛行機、研人はヘリコプ ターを購入。
(研人は宏人に便乗してプラモデルを作っている感あり、お兄ちゃんの している物、僕もやるってな感じ)

ビデオゲーム(テレビゲーム)を長時間やっていると前脳の部分が働かなくなり、
思考能力が低下するだけでなく、日常生活にも支障をきたす。
表情も乏しくなり仮面のようになる。(そういえばそういう若者が結構いるな。)
最近テレビで見たこの” ゲーム脳”なる物を知った子供達。 ゲームの時間が激減した。
そして脳を鍛えるというjuggling(曲芸)に興味を持つ。

お手玉を出してきて、「おばあちゃん(江戸婆)はすごい」とか言いながら、練習練習。
古くから伝わる遊びには自然と脳を鍛えるものがあったのだ。

絵里はChrisとデート。映画”Just Married”を見に出かけた。
お迎えは、行くのをしぶっただんな。新しい彼と顔を合わせたくないらしい。
親の心配をよそに絵里はハッピーデートだったみたい。

 

1/11 (土)晴れ

朝8時半、冷え込みが厳しい中、だんなはカイロへ絵里を連れて行く。
お休みでも ゆっくりできないのは少々辛い。
それにしても寒い。明らかに零下だろう。

11時45分、絵里アイススケートへ。カイロに行きながら運動は続けている。
12時、研人インドアサッカーゲーム。今日が始めてのゲーム。
春のセッションが始まるまでのウオーミングアップで、あまりシリアスなものではない。
が、見ていてやはり熱くなる。
ここの地域のインドアサッカー(カリフォルニアと多少ルールが異なる)は
フィール ド5人+ゴーリーでゲームが行われる。
ハーフタイム無しの50分一本勝負。
選手交代 はゲーム中にコーチの支持によって何回でも可。

研人のチーム”メトロスター”は2チーム(各8名)を構成。
研人はゲーム開始から新しいジャージーを身にまといゴーリーとして登場。
研人かっこいい!!顔つきがゴリラ顔になっていて”ゴールは許さん”とたくましい。
この時甘えん坊の研人は、なりを潜める。
再三責められながらも好セーブ連発。今日は調子がいいぞぉ。
それにしてもこわくないのかな。あんな至近距離で思いっきり走ってくるのに、体を入れるの。
さらに床は少し転んだだけでも痛そうな材質。考えただけでもぞくぞくする。
今後いつ怪我する かと心配は尽きない。

試合は5-2でほとんど勝ちは決まり、残り3分のところでゴーリーの役をとかれ、 ミッドフィールドに入る。
壁をうまく使ったパスやドリブル(インドアサッカーは壁を使ってバウンドさせボールを運んでいく、
サイドラインはない)はあったものの、大役であるミッドとしては物足りない動き。
わけがわからないうちにゲーム終了(そりゃ3分間は短すぎる)といった感じ。

試合後、汗だくだくの研人は満足げ。
膝・腰に大きな擦り傷があるものの、彼にとっては勲章のようなもの。

朝ちょこっと日本語のお勉強をしたものの、絵里研人が出かけている間、
宏人はずーっと飛行機の製作。
細かいパートを全て色を塗り、丁寧に仕上げていく。
その顔は真剣そのもの。
この作業夕方になっても飽きることなくほとんど1日中かかりっきり。
週末の宿題もたくさんあるというのに、それはさておき、てな感じ。
「明日が勉強ばかりになっても文句を言うな。」と、脅すが効果なし。
そして夕刻もう夕飯という所で、宏人の”A-10Thunderbolt Ⅱ”完成。
ところどころ に彼のオリジナリティーが入っていて(色や取り付け方など)
説明書どおりでないところが、にくい。
かなり満足のできの様子。いかにかっこいいかをとうとうと説明する。
私には全くわからない。

 

1/12 (日) 曇り

絵里と宏人はたまっている宿題に追われ、午前中を終わる。
昨日ゲームで活躍した研人は、体中の筋肉の痛みでまともに動けない。
2ヶ月ほどまともな運動をしないと、子供でもそのようになるんだと、改めて知る。
(私達が経験したアメリカの学校ではまともな体育の授業はない。
形ばかりの体を動かす程度の物で、
多くのスポーツが紹介される日本の学校とは格段の差がある)

宏人のホッケーゲーム。 はっきり言って面白みの無いゲームだった。
結果は1-7の惨敗。
最初の2点を入れられるまでは良かったが、それ以降やる気がみられず責められっぱなし。
こんな時わが息子がドリブル突破で点数を重ねれば良いのにな~などと思ってみても、
まだまだ実力不足。そう簡単には事は運ばない。
トライはするものの倒される。
それに引き換えチームでただ1人の女の子Amandaは果敢だ。
彼女は女子アイスホッ ケーの遠征チームにも入っているそうで、
スピードもありポジション取りも的確。
大柄の男子に倒されてもすっくと起き上がり、ポッグを追う。
ひょっとしたらチーム (13名)の中で一番上手いかも。

サッカーのチームにも時々女の子が入っているが、
彼女らは女子のチームでは飽き足らず男子チームに入って活躍している。
なんとも逞しい。そしてそれを認めてくれるシステムにも敬意を表したい。

やっとクリスマスの飾り付けを全部きれいにする事ができた。
何だかすっきりしてしまって、妙に寂しい。
今度はどこでどんな形でクリスマスを迎えるのだろう。
いつまでもどんな状況であっても、明るく楽しく生きてゆきたい。

しばしば会社から携帯電話のベル。 なんだかいろいろたいへんそう。
明日からのカリフォルニア出張も取りやめになっ た。
一家を支え、仕事をするって大変な事だ。

 

1/13 (月)晴れ

3人が学校を終わる時間からが忙しい。(それまではいっぱい時間がある)
研人の帰りを待ってすぐに定期健診の為、歯医者へ。
研人を歯医者に残して急いで絵里のお迎え。
5時でしまる歯医者は少し遅れるかもしれない旨伝えると、快く待っていてくれると言う。
さらに「急がないで。車には気をつけてね。」との温かい言葉に心温まる思い。
(アメリカでは営業(診察) 時間を過ぎてドアが空いていることはまずない。
中には5~10分前に閉めてしまうことも・・・)

約束の時間を過ぎてもなかなか出てこない絵里に激怒。時計が5分遅れていたそう。
生意気な物言いに思わず大声をあげる。
が、免許が欲しいと言い出すといけないので途中で我慢。
(全くも~う。人の気も知らないで!!)

研人の虫歯は、なし。

最近の宏人の行動・・・大丈夫かしら?
先週木曜日に隔日にあるミュージッククラスのバインダーが見当たらないと言って騒いでいた。
明日にでもミュージックの教室に探しに行けと言ったにもかかわらず何もせず、
昨晩になって学校に行くのが憂鬱と訴える。
聞けばバインダーが無いと先生にひどく叱られるそう。
今朝には憂鬱が頂点に達し、本当に哀れなほど。
「誰でもなくしたりするさ。
人の物をなくしたわけではないのだから黙って怒られてればいいだけじゃない。
ノートは誰かにコピーさせてもらえば?本もまた買わなくっちゃね。」
と言う私の優しい言葉(?)に励まされて登校。
厳しく叱られたものの、バインダーは先生が持っていてくださったので先ずは事なきを得る。
のど元過ぎれば熱さ忘れる。
もういつものようにへらへらマンガ本を読み出 し、いっこうに宿題に取り掛からない。
やっとバックパックを出してきたと思った ら、にやにや笑いながら照れくさそうに
「Tonyの所へ行って来る」と言う。
今度は算数の教科書を忘れて宿題ができないそう。
あ~あ、どうなっちゃってんの?もう怒る気もしない。
結局Tonyが宿題を終えるのを待って取り掛かったのは何時だったのか。
私ははやる気持ちでドライブしていたから知る由もない。

帰ってくると、宿題を開いたままトイレでマンガ・・・・いい加減にしてくれ~。
ちなみに今読んでいるマンガは”少年ジャンプ”。
1月に英語版が創刊され、あっという間に売り切れになったという話題の雑誌の第2刊。
これが結構面白い。買ってきたのは私だからあまり文句も言えないけれど、
こう他の事が何もできなくなるのではねぇ・・・。

それでもさすが宏人くん。7時のホッケープラクティスに間に合うように宿題を終わらせた。
でも私も意地で日本語学習の課題を押し付ける。
しぶしぶながらも取り掛かろうとするが時間切れ。
もう行かなくちゃ。残りは明日と言い渡し、練習場へ。
(日本の義務教育を受けることはなくなりそうだが、日本語の自宅での学習は続けさせるつもり。
・・・嫌がるだろうなあ。私としては子供達が本当の意味でバイリンガルになってくれたらと思う。
そして私自身日本を知るいい勉強になっている。)

だんなの仕事は大変そう。
こんな状況では早々この地を去れないと言うけれど、果たしてどうなるのか。
今は何もわからない。

 

1/14 (火)晴れ

朝、テキサス時代からのお友達(尚子さん)から電話をいただく。
このお友達のご主 人はキャノンにお勤め、同じ時期にDallas,Texasに赴任になり、
その後彼女の所もAustinに引越しした。
尚子さんの家は、任期の5年で帰国となって、今は府中にお住まいだ。
子供も宏人と研人と同じ年の男の子と女の子。
小4時に帰国した息子の陽介君はすぐに塾に入り、昨春筑波大駒場中に見事合格。
妹の小5の優里ちゃんも只今受験勉強中。
優秀な尚子さんやご主人に似て、子供達はとても優秀。
我が家とはその気質において比べる所ではないが、
同時期に同じ場所に赴任、5年で帰っていった彼らと、
その後アメリカ国内を転々、この度永住権の申請をしようとする私達。
何故こんなにも違ってしまったのだろう。

私達にとって、今が人生の大きな分岐点だ。
が、細かい分岐点は今までにもたくさんあったに違いない。
この細かい分岐点に気が付かないまま、いや見ようとせずにここまできてしまった。
今後いろいろな意味で見落としは許されないであろう。
こんな緊張感のある40代を過ごすとは思わなかった。

いつも丁寧で上品そして切れのいい会話ができる尚子さんは、いつも子供の可能性を信じている。
彼女の強くてしっかりした、されどeasy goingな所が子供に無駄なプレッシャーをかけず、
自然と子供の力を延ばしているのかもしれないと、感じさせる。

今日の長電話は、8か月ぶり?何年ぶり・何ヶ月ぶりでも話尽きる事がない。
こ んなお友達は本当に貴重。
私達の今後を心配してくれる彼女に、現在の状況をお話できないのが、つらい。

気温は日中も2℃ぐらいまでしか上がらず、冷え冷えとしている。
そんな寒空の中、宏人は半袖で帰宅。若さって寒さも感じないものなのかも。
絵里はバックフリップ(バック転)ができるようになったそうだ。
本人は喜んでいるけれど、私はできなくていいのにと思ったりして・・・。
何せ体操競技は首の骨を折 りそうで怖い。
致命的な怪我だけはしないでね。

だんなには、宏人のアートクラスのお迎え(8時)を期待していたけれど・・・。
10時半の帰宅じゃ間に合わないわよね。

 

1/15 (水)晴れ

昨晩夜遅くにぱらぱら降った雪で、辺りは真っ白。
ほんの5mm程度の雪でも雪景色は美しい。
また学校がお休みかと急いでチェック。良かった、通常通りの登校だ。
そう。今日は1月15日成人の日です。
と、思ったのだが、成人の日っていつ?もう 1月15日じゃないの?
(先程webで日本の記事を読んでいて1/13が成人の日と書いてあった)

いろいろな日本事情がわからなくなってきていて、今や日本の休日も言えやしない。
心して日本の記事も読むようにしているつもりだけれど、感覚的にかなりずれてきてしまったよう。
いずれにしても後5年で絵里も成人。(ひぇ~)
だんなや私が小金高校に入ったのが15歳の時、
お互いを知ったのはもっと後になってから、
実際にそういう関係(どういう関係じゃ)になったのはもっともっと後の事だけれど、
絵里の学校にも未来の伴侶がいるやも知れず・・・う~ん、恐ろしい。

その絵里は、夜7時Chrisのレスリングのゲームを見に出かけた。かなりChrisにお熱の様子。
絵里に質問を投げかける。 「彼は優しい?」 絵里「うん」
「彼は貴方だけに優しい?それとも皆に優しい?」 絵里「みんなに優しいよ」
「お父さんはお母さんに特に優しくはなかったけれど、心がとっても温かかったよ。
ただの表面的な優しさに惑わされちゃだめなの、知っているよね。」 
絵里「わかっ てる。絵里はそんなにバカじゃないよ。」

絵里に何を話したらいいかわからない。
女の子の扱いに慣れているかのように見える Chris。
年齢も2年上だし、やっぱり心配。どうしたもんでしょ。

今日の日本語の勉強中でのおかしな会話。
①絵里 日本の歴史の問題集に挑戦。時は戦国時代のこと。
突然絵里が言う。「サルがでてきたよね。」 私「はぁ?」
絵里「ほら、サルがなんか戦って~」 私「ああ~、豊臣秀吉の事ね、3大武将の1人の」
絵里「?。頭に何かつけてるんだよ。」 
私「それって、もしかして孫悟空?」
絵里にんまり笑って「そうそう」
何故、戦国が孫悟空になってしまうのか、時代も場所も全く違うと思ったが、
この2つ声に出して読んでみてください。実によく似ている。
<いや~、参った参った。>

②研人 算数(百分率)の勉強 
割り切れない少数は分数で表す事にどうしても納得いかない。
簡単な問題も間違える。だんだんいらいらしてきた研人と私。
わかるまで説明しようとする私に反抗的。
研 「これで、いいの!お母さんのはへん」
私 「違っているから、説明しているの。きちんと聞きなさい。」
研人は、もう全く聞こうとしない
私 「それじゃ、もう今日はおしまい、残った分は明日全部やりなさいよ。」
と、 ワークを片付ける。
研 「お母さんが呑気にそう言うから、だめなんだよ!!」
私 「私はちっとも呑気じゃないけど・・・?」
研 「研が呑気なの」 私 「?」爆笑。
・・・どうやら呑気の意味がわかっていないらしい。
聞いていた絵里も大笑い、絵里と私のバカ笑いにいっそう腹をたてた研 
「もういい !!!!」
しばらく自分の部屋で私の悪口を書きなぐったであろう研人
(腹が立つと、すっきりするまで何かに絵や悪口を書き綴るのが習慣)は、
何事もなかったように再び勉強に取り掛かる。
もう、ニコニコ笑って数分前はうそのよう。この切り替えの速さは天下一品よねぇ。

 

1/16 (木)晴れのち雪

私達の気持ちが決まっても、特に何の動きもなくいつものように日々を過ごす。

だんなはオフィスの何人かの現地人に彼の意向を話したそう。
その反応は"That's is very American." 
会社の指示に従い住まいが決まるのではな く、自分で自分の居住地を選ぶ
(終身雇用という考え方ではなく、常にいい職を求めての転職基盤のスタイル)
やり方に、こういう言葉が出たのか?
日本でも終身雇用が崩れてきて久しいが、
ここアメリカではずっと一つの会社に勤めている人間を探す方が難しい。
上司に正式な受諾の返事をするのは今月末のCA出張の時。

私は保険がフルに使える内にと思い、健康診断のできる医者をイエローブックで探す。
ここバージニアに越してきて一回も医者にかかったことがなく、考えてみたらホーム ドクターも持っていない。
緊急の時はどうするんだ!今さらながら、ズボラな自分にびっくり。
子供の医者は小児科医(Pediatrics/infant,child&adolescent care)にかかっている。
去年だんなが健診に行った(だんなもその時一回きりの来院)所にしようか。
イエローブックに載っている広告は怪しげ(実際にでかでかと載っている広告は要注意)だし、
婦人科検診も受けたいし、
誰か近所の人が行っているいい所ないかな~ などと考えて・・
そう、これと全く同じ思考パターンで考えた事があったっけ。
結局 周りの人はほとんど軍関係で何の情報も得られなかったのだ。
彼らには軍のしっかりとした病院があり、
健診から各専門のドクターを持ち入院設備も整っていて、
さらに医療費はほとんどただの様子。彼らには、一般の医者など必要ない。
医者探しは、まだまだ続きそう。
歯の健診予約を入れる(これも2年半ぶり)。・・・どうも医者は苦手です。

午後4時また雪がちらつきだした。最高気温は0℃にも満たない。
昨年1回しか降らなかった雪が今年はもう数え切れないほど。
絵里をいったんジムからピックアップ。 宿題を広げた所ですぐにまたカイロへ。
雪はしんしんと降る。
またまた心配になってだんなに電話。「この位なら大丈夫。」
これで安心して(?)出かけられる私。
かなりだんなに依存しているよね。たった一 言で勇気百倍になっちゃうんだから。

明日はまたお休みだと子供らは言う。
が、雪はさらさらで降ったり止んだり。
期待しているテレビでのお知らせはまだ入らない。

1/17 (金)晴れ

輝くばかりの一面の雪景色。
キュッキュといい音を立てるスキーには最高のパウダー スノー。
息を吹きかけると、はらはらと舞う。水分を含まない軽~い雪。
こんな中、子供達の学校区は、通常通りのスケジュール。
(期待はずれとブーイング)

今日は亡くなった母の誕生日だ。
いくつになっていたんだろう。76歳?
病院のおばあちゃんはこの事覚えているかな。
最近誕生日に対する考え方が変わってきた。(この事は以前書いたかもしれないが・ ・)
誕生日には、生を授け、年月を重ね育ててきた父母が誕生日を迎える子供から、
この世に生んでくれた事に対して感謝の意を持って、祝われるべきものではないかと・・ ・。
この時の主役は親であり、本人ではないのではと。
自分より先に子が逝ってしまったおばあちゃん。どんな思いで今日を迎えているのだろう。

外気は0℃を割ったまま。少しも外に出る気がしない。
が、絵里をカイロに連れて行く。 朝起きて腰の痛みを感じないそう。
痛み止めも全く必要なくなった。
カイロが効いているのか、ほおって置いても治ったのか?
そんな会話をしていたら、今日は”いかにカイロに通い続ける事が大切か”というビデオを見たそう。
なかなかこっちの気持ちをよく知っているわ。

だんなは今日も帰りが遅そうだ。
朝も7時前から出かけたし、週末予定していたスキーにも行けそうにない
(だんなの仕事だけが理由ではないけれど)。
一体いつ行けるのかな。せめて1回は行きたいな。

 

1/18 (土) 晴れ

昨晩は凍結注意報が出ていたそうで、スキー行きを強行しなくて良かったのかもしれない。
冷え込みが激しい。バージニアってこんなに寒い所だったと知る。

大半を子供達の勉強で過ごしたような気がする一日。
絵里は来週から始まるExam(中間期末テスト)の準備とHistory(歴史)のエッセーでかかりっきり。
Examは年2回行われ、この成績はカレッジの審査に影響するので、日常行われるテストに比べかなり重要となる。
宏人も算数は高校の物(Algebra)をやっているので来週テストを受けなくてはならず、その準備をする。
研人はまだ小学生。週末の宿題もなく、お気楽。

先ずは研人から日本語の学習。 平日のカイロ通いで勉強を見る時間が私になく、
チェックをしまいままになっているワークの直しから。
どれもこれも間違いだらけ。汚い字。目を光らせていないといい加減なもんだ。
思わず声が荒くなる。
当の研人は、時間ばかりかかる直しと説明に嫌気がさし、ほとんどやる気がない。

お次は宏人。算数はよくできているものの、その他はほとんど問題を読まず、勘だけで答えている感じ。
それを一つ一つ読ませるのも一苦労。
彼の頭の構造を見てみたい。
いとしのわが子なれど、思考経路もしくは理解力の有無がよくわからない。

そして絵里。今日は日本語の勉強は酷かなとは思いつつ、
好きでジムをやりしっかりお友達と遊ぶ約束を取り付けているんだものと、心を鬼にして日本語勉強。
自宅学習のみ(小1の1,2学期と夏の2ヶ月の体験学習は日本)で、
よくまあここまで日本語が 読めるなと改めて感心する。
更なる日本語習得には何が必要なのか? やはり毎日少しでも日本語の学習をする必要があるのだろうか。
もう少し頑張って。 きっとやっていて良かったと思う日が来るよ。・・・そう信じたい。

だんなが子供達の勉強をみる機会が目に見えて増えている。
だんなの担当は数学と科学。
というのは、私には両科目を教える知恵もなく、
私が課題を理解するまでに時間がかかりすぎる。
たとえわかったとしても、説明がへた。
説得力に欠け、ホント教えてんだか考えてんだかの話になってしまうのである。
今までほとんど子供の勉強にノータッチだっただんなが、協力的になったのは大きな前進。
これからもよろしくね。

 

1/19 (日) 晴れ

今日はゆ~っくり朝寝坊。
誰も9時過ぎまで起きることなく、体が痛くなるまで寝てしまった。
いい気分。

絵里はいやだいやだと言いながら、Examの勉強。
受験の厳しさを話すが、ピンと来ない様子。
宏人と研人は、すぐに日本語学習。

今日問題になった算数の出題
正方形の一辺の長さを倍にすると、その面積は何倍になるか?
宏人 「1.5倍」
研人 「2倍」
絵里 「4倍」
ここで問題になるのが、一辺の長さと言った時、一辺だけの長さか、正方形であることは変わらないのか、である。
宏人の答えは、一辺のみを倍にし、できた形は台形。
研人のは長方形を想定してのもの(正方形という言葉を読み飛ばしていたので明らかに間違い)
正解は4倍。日本語教育を受けたものには何の問題もない答えである。
他の答えなど考えられない。 が、果たしてこの文章問題正しい日本語?
宏人・研人に言わせると<おかしい>らしい。言われてみると、そんな気もする。
絵里に言わせると<どっちでもいい>・・・ そうはいかないでしょ。
わかりやすい説明ができる方、どうかお助け下さい。 ちなみにこの問題を英語に訳すと、

If one of the sides of a square is doubled in length then how many times bigger is the area?
と、なり
If each of the sides of a square....,....?

とは意味が違うというのが彼らの論理。
う~ん、日本語の難しさを実感。

宏人のホッケーゲーム。
第1ピリオドまで接戦を演じていたが、第2第3と良いとこなし。
どうもストレスを 感じるゲームが続いている。
宏人の状態も決して良いとは言えず、ここの所、シュートも決めていない。
それにしてもよく転ぶ。
あ~あ、なんか冴えないの。
試合は8-6で負け。厳しいねぇ。勝つ事の難しさを知る。

今日はこれから絵里のお友達Catがお泊まりに来る。あっ、もう来たみたい。
今夜はデリバリーピザでお夕飯。
絵里のお友達が東洋人ばかりだったカリフォルニアでは、中華や日本食ということもあったが、
こちらに来てからはもっぱらピザ。これが一番簡単で問題がない。

 

お答えします。

「正方形の一辺の長さを倍にすると、その面積は何倍になるか?」
を英訳した時点で、日本語の問題中にある「その」が抜けています。
日本語の「その」は、最初に出てきた「正方形」をさすのであって、

"If one of the sides of a square is doubled in length then how many times bigger is the area?"
ではなく、
"If the sides of a square is doubled in length then how many times bigger is the new square area?"

とならなければいけません。
が、これはあくまで、日本語で書かれた算数の問題を基点として考えた場合であり、
本来入試などの問題としては、

「ある正方形の一辺の長さを倍にした正方形の面積は、もとの正方形の面積の何倍か ?」

としなければ、不正確な出題として受験生からクレームがつき、全員正解とされるべ き問題です。
つまり、最初の日本語が悪い。

 

1/20 (月)晴れ

今日はMartin Luther King, Jr, Dayで休日。
Martin Luther King, Jr,はアメリカ黒人の平等なる権利を求めた偉大なるリーダーで1968年に暗殺された。
このKing牧師の1963年夏のワシントンでの有名なスピーチの一節を以下に記す。

" I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character. I have a dream today! I have a dream that one day, down in Alabama, with its vicious racists, with its governor having his lips dripping with the words of interposition and nullification, one day, right there in Alabama, little black boys and little black girls will be able to join hands with little white boys and white girls as sisters and brothers. I have a dream today! I have a dream that one day every valley shall be exalted, every hill and mountain shall be made low,the rough places shall be made plain, and the crooked places will be made straight, and the glory of the Lord will be revealed, and all flesh shall see it together. This is our hope. This is the faith that I go back to the South with. ...................... and if America is to be a great nation, this must become true."

このスピーチをはじめて聞いたときの感動が忘れられない。
こういう指導者が出てこないものか。

絵里はお友達のCatとベースメントで寝た。
ビデオを見たりおしゃべりしたりで寝たのは1時半を回っていたそう。
カリフォルニアで初めてお友達が泊まりに来た日を思い出す。
あの時はだんながこんな時は親が目を光らさなきゃいけないとか(お酒を勝手に飲んだりしないように)
言って、子供達が寝るまで起きてようとしていた。
結局 先に眠くなって寝てしまったそうだが・・・(私はとうに寝ていた)。

コンピューターでCDを焼いたりクッキーを焼いたりして、いかにも楽しそうに過ごす絵里。
宏人と研人は3連休にもかかわらず、何にもないといってふくれ気味。
それでは、お友達が帰った後、ボーリングにでも行こうかと考えるが、絵里がふくらはぎの筋肉を傷めているのでできない。
なかなかうまくいかないねぇ。

柏爺に送ってもらった抹茶を点てる。
分量等を爺から聞いたものの、子供達には不評。
期待していた味ではなかったみたい。
だんなと私は羊羹と抹茶で、結構満足したんだけどな。

だんなは頻繁な会社からの電話で、家の中の事は気もそぞろ。
心ここにあらずって感じで、買い物に行っても「寒い、寒い」言うばかり。
なんだか 暗いの。

 

 

1/21 (火) 雪のち晴れ

朝7時また雪が降り出した。
だんなはRichmondに出張。
雪を溶かす塩が道路全面に撒かれていたので、車が白く汚い。
そろそろ洗車もしない と、その塩の影響で車がさびやすいと聞く。
とはいっても、こうしょっちゅう雪が 降っては洗車をする気もしない。

昨日から風邪気味の宏人は、誕生日から休みの日以外ずっと続いている朝シャン今日も頑張って入っている。
結構、根性あるではないか。
お昼過ぎまで降り続いた雪もやんだ。

研人は帰ってくるなり「頭が痛い」・・・
休みが続いた後は具合が悪くなりやすいから、早く寝ろと再三言っていたのにー。
Motrinを飲ませ頭を冷やすがまだ駄目。ベットで寝るように言って絵里のお迎え。
Math countをしてきた宏人も鼻水ぐしょぐしょで、情けないお顔・・・
あれほど風邪 を引かないようにと言ったのにー。
まだまだ男2人は自己管理ができていない。
学校を休まずに治す事ができるでしょうか?

しばらく寝た研人を起こし、インドアサッカーのゲームへ。
もう頭痛はなし。寝たらすっきりした様子。
50分休憩なしのゲームは8人では、かなりきつい。
そして研人は頼みのゴーリー、 なかなか休むわけにはいかない。

今日の対戦相手は一学年上のインドアサッカーの主催者のチーム。
見覚えのある顔が ちらほら。
とにかく相手が一枚も二枚もいや三枚も上。
責めの時には必ず3人三角形になり、壁を上手に使いパス。
スピードもあってディフェンスは抜かれっぱなし。
ほとんどノーマークでのシュートを続けざまに決められ、大人と子供の試合みたい。

たまにこちらの速攻が出るが、壁はほとんど使わず、
責めあがってないので、こぼれ玉もとれない。
観戦している私は大声で研人にもっと声をかけるように言うが、
個人技での差も明らかで、相手の攻撃を止められない。
あのようないいチームとゲームして子供らにはいい学習だ、
と思うけれど、果たして どこまでわかっているやら。

試合後コーチAndyと話す。
私 「研人はフィールドもやらせてもらえないのか?終始ゴーリーになるのか?」
Andy 「研人にはフィールドもやらせたいが、ゴーリーを誰もやりたがらない。
今日 の相手はとても強かったので、皆恐がっていて、ゴーリーをやらせる事ができなかっ た。」
私 「研人本人はずっとゴーリーでもいいようなのですが、全くサッカーのプラクティスなしで春のセッションを迎えるのは良くないと思うので、できれば少しでも フィールドに出してもらえないか?」
Andy 「研人はフィールドでも、とてもいいプレイヤーだ。彼がフィールドに入れば もっと点が取れるだろう。
私も入れたいと思っているので次回は少し期待してく れ。」

確かに今日のチームのシュートを恐がらずに向かっていくゴーリーは、そういないか もしれないね。
しかし、カリフォルニアのQuakes,バージニアに来てすぐ入ったPatriots,
そして今のMetro Stars。
研人が所属したチームのいずれのコーチも研人をかなり評価してくれ、
「ゴーリーもフィールド(CAではミッドフィールド、VAではフォアード)もいい。彼が好きな方をやっていけばいい。」
と言われていた。
が、実際ゴーリーが不足し、常に研人は正ゴーリー。
コーチに頼み込まれてやっていたという感 じ。
そろそろポジションを決めないといけない年齢なのかなぁ。
どっちの研人のプレーも見たいんだけど・・・。

宏人は早くにご就寝。体の調子が悪いみたい。
夕飯もあまり食欲がなかった。
絵里は明日のサイエンスのテストで頭がいっぱい。
テスト勉強の後、今日は早寝。
研人も夕飯の後、すぐ寝かす。・・・本人素直にベットへ。
だんなは今帰って来た。時間は10時57分・・・ごくろうさま。

 

 

1/22 (水) 晴れ

風邪気味の宏人、いつまでたっても起きてこない。
調子が悪そう、でもExam明日控えているので行かなくてはいけないと言うが、
7時に 起こした後もさんざんぐずぐずした後、7時25分猛スピードで飛び出して行く。
しかし数分後、「バス、行っちゃった。」
と、重~いバックパックを背負ったまま、 ぼーっと立っている。
いくら急げと言っても急がない宏人だが、初めての乗り遅れ(2年目のスクールバス 通学)。
猛スピードで出て行ったのも初めて(私は急ぐ事もあるんだと思った矢先) なのに残念だったね。

しかし、いい教訓、これで少しは時間の観念も出てくるかな。
すぐに車に乗り込み学校へ。 気温は16度(-10℃)。
シートは切れるように冷たく、エンジンはなかなか温ま らない。
ハンドルを持つ手はかじかんで痛い。絵里の出る時間(6時45分)は何度 だったのだろう。
スクールバスを待つのも大変だね。 (はい、初めて知りました)

2年半ぶりの歯医者へ。 思ったよりずーっとあっけなくチェックアップは終わった。
痛い思いもしなかった し、虫歯もなし。
こんなに簡単なら恐がらずにもっと頻繁に来るべきかも。
レントゲンの他に最新式のカメラを使う。
そのカメラ(スティックの先にレンズが付いていて一つ一つ歯を撮影。
胃カメラのようにカメラスクリーンに映し出され個々の 歯の状態を確認)が、すごい。
もう3年以上使っているそう。
CAではなかったなあ。時代は変わるね。

それにしても、とにかくよくしゃべる衛生士との会話はかなり滑稽だったように思う。
こちらは口を開けっ放し、YesかNoの質問にして欲しいのに、まあ次から次へとよく話す。
それを必死に聞き取り、自由にならない口でまじめに答えようとしているのはかなりつらい。
(私ってかなり真面目なのよねぇ。)

Examの為早帰りの絵里を11時半に迎えに行き、そのままカイロへ。
その後車中で昼食を済ませた絵里は、再び学校でジムのプラクティス。
テスト週間でも練習はある。
少しは良くなった宏人は、Math Examの勉強。
ぱらぱらめくっているだけでわかるの?と、顔をみると、びっくり。
口の回り一面に シールを貼っている。
一心にシールを貼るわが子。
この子、大丈夫?算数のノートは 開いたまま、もう何も見えていないだろう。

いくつかのわからない点を挙げて、異常な顔面のままテレビに行ってしまった。
シー ル姿が気に入ったようだが、その後そのシールをはがそうとして、また大騒ぎ。
シー ルの粘着が強くて簡単には取れない。
取った所は赤くただれ、シール後も無残。
さらに顔は痺れてくるらしい。
その痛がりようが、またばかばかしく可笑しいが、
本人はかなり必死で、シールと格闘。
これではどうしようもない。ゆっくりお風呂に入って取る事に・・・。

長風呂ですっかりきれいになった後は、顔の手入れに余念がない。 (写真添付)
ちなみに宏人の苦手な算数の問題は、
距離=速さx時間を基本とした文章問題。
どうもスムーズに解けないらしい。
絵里に何かいい助言がないか聞く。
絵里「ああ、その問題は絵里もわかんないもんね。」
・・・うそでしょ。 試しに研人にやらせる。
やり方はちがうものの、答えは全部ばっちり正解。
・・・どうなってんの?
シール姿を見せたかった宏人だが、父さんのお帰りは11時前。

 

 

1/23 (木) 晴れ

寒い、寒い、寒~い。
息をするのも苦しいぐらい。
最高気温が17°F(-10℃)風も強く、体感温度は -1°F(-18℃)。
こんな寒さは、今まで経験した事がない。
こんなに寒くては、今週末に、とてもスキーに行く気がしない。
こたつにでも入って ゆっくりしようか。

絵里は予定通り、カイロとジム。
宏人は無事Exam終了。風邪も良くなった様子。
研人は木曜の早帰り。最近スクールバスでのカーアクシデントが多いとのお知らせを持ってきた。

今日の軽い接触事故は研人の乗っていたバス。
つい先日も宏人のバスが軽い事故を起こした。
常にバスドライバーの求人が出ているが、果たして、スクールバスは安全なのか?
そもそも交通事故の多いバージニア。
最近の道路凍結もあって、車の運転は尚一層の注意が必要だ。

だんなの帰りは今日も10時半。
降りだした雪が、風にあおられて大暴れしている。

 

 

1/24 (金) 晴れ

私の44回目の誕生日。
44回目~?参っちゃうなぁ。
今日のカレンダーに書いてあったフレーズが、ちょっといい。

"Perhaps it does not matter so very much what it is one loves in this world.
But love something one must." -katherine Mansfield

日本やCAからカードや電話、Eメールでお祝いのお言葉をいただく。
ありがとう。無事、年がとれました。
子供達は、「ああ今日誕生日なんだね。おめでと」と、軽いもん(完全に忘れてた)。
だんなは、出掛けにいつものように(?)優しい。

絵里のExamが今日で終了。 11時半のお迎えの後、カイロへ。
いったん家に戻り、夕方からジムのミート(競技会)
ジムもあと少しでおしまいになる。
結局一回もミートに出場しない事になりそう。
それでも充分楽しんだのだから、まあいいとしよう。

絵里の帰りは遅くなるし、研人は今ひとつ怪しげなコンディション(鼻水が出ている)。
だんなの帰りは何時になるかわからず、スキーは止めにしようと、勝手に決める。
私 としては、寒すぎてどうも気乗りがしないというのが本音だけど。

だんなの来週のCA出張は取りやめになった。
理由はこっちの仕事が手が離せない状態だから。
上司への返事は電話でする事になる。
事が動き出すと、どの位の期間を経て立場が変わるのか、
立場が変わるとどの位生活に窮するようになるのか、
はたまた一体どこで暮らす事になるのか等・・・。
全ての事が漠然としすぎていて、頭の中で整理がつかない。
なんだか機嫌が悪い自分に気付く。
こんな事ではいかんなぁ。今できることをしなくては。

たった今(8時)だんなから早く帰れないとの電話。
明日も出勤になりそう。
トラブル続きで大変なはずなのに、沈んだ声でないのが良かった。
私も仕事探そうかなー。
それには先ず英語力・・・つらいなぁ。

絵里も何時に帰る事やら。
冷凍のケーキで3人、祝う事にするか。

 

 

1/25 (土)晴れ

だんなは朝からお仕事。
「頑張って~」と声をかける。
あんまり頑張りたくない様子で出かけて行く。

この”頑張る”と言う言葉。使い方を間違えると、ほうぼうに亀裂が入る。
国語辞典で意味をひくと、①ゆずらない、持ちこたえる ②最後まで努力する。
これに該当する英語は①の場合 insist/hold out かな? ②に該当する英単語が見つからない。
この頑張ると言う感覚は、日本人特有のものなのか?

絵里はアイススケートのレッスンへ。
子供達は月火(27,28)と、teachers work dayでお休みの為、今日から4連休。
この休みも特に何の予定もなく、ちょっと地味。
だんなはいつ帰ってくるかわからないし ・・・。
(出掛けにお昼頃帰ると言い、3時の電話でもう少しで帰れると言い、今9 時になる所でもう直ぐ帰るのメールあり)

”Rush Hour”のDVDを見る。
主演Jackie Chan, Chris Tuckerの1997年のアクション映画。
初めてジャッキーチェンの映画を見たが、面白い!
DVDにつき物の舞台裏風景を見て、さらに彼が好きになる。
これで彼がトップスターになったのもうなずける。
もっと彼のアクション映画見たいな。

すでに”Rush Hour 2”も見ている宏人は、#2も楽しめると太鼓判を押す。
借りてこようかな~。

<今日の変な会話>
お夕飯で4人で食事中の時、絵里はChrisからの電話を手短かに終えた後、
私 「彼からだったの?」
絵里 「うん」
しばらく沈黙後 宏人
「来年になったらトト(未だにこう言っている)にも彼ができても、おかしくないねぇ~。
(ふと考え)あれ男 も彼でいいの?」
私・絵里・・・爆笑

研人はわかっていない。
漢字を書いて説明する。
彼にはheとthe boy friendの意味があること。
彼女はsheと the girl friend。
(そもそも彼女と言う言葉も知らず、漢字を見せても読めなかっ た。
<かれじょ> あるいは <かじょ>と読むと思ったそう。

長く険しい日本語習得、私は荷物整理を兼ねて昔の英語学習のテープを聴き始める。
お互いにがんばりましょ。

 

 

1/26 (日) 晴れ夜雪

宏人のホッケーゲームへ。
学校が連休とあっていつもより、人数が少ない。
今日の宏人は最初から調子がいい。
私が観客席に着く前にショートを1本決めいいアシストもあったそうで、試合は3-2で勝っている。
その後ゴーリーの動きをよく見 たシュートもあって最終的に今日は2得点、1アシスト。
ゲームはその後相手に続けて得点を許し、4-6の負け試合。
しかし、今日のゲームは皆の動きもよく、競った 末の負けゲーム。
見ていて大いに楽しめた。

寒くて外で遊ぶ気もしないが、子供達は時々この近所を一周走ってくる。
考えてみれ ばオランダでは防寒着を身につけて子供達をせっせと外に出したっけ。
子育てって若くなくちゃできないわねー。

夕方から家族揃ってボーリングへ。
家族で手ごろに楽しむリクリエーションとして、ボーリングは最適。
誰でもできるし費用も手頃。
スーパーボールサンデーとあって、ボーリング場はがらがら。
2ゲームした結果はこちら。(1回目、2回目)
1位 宏明(1位、2位)
2位 絵里(2位、3位)
3位 順子(5位、1位)
4位 宏人(3位、5位)研人(4位、4位)
点数は一位で100点をかろうじて越すくらいだから、お手並みは知れているけれど、
宏人や研人もストライクやスペアーが取れるようになったし、
それ以前にバンパー無しでゲームが楽しめるようになったのは大きい。

最初余裕だっただんなも子供達に追い越されまいと、途中からかなりマジにやっていたなあ。
ボーリングを終えて外に出るとまた雪が降り始めていた。
もう子供達の歓声も上がりゃあしない(完全に雪が日常化している)。

今日のお食事は、私とだんな(2月2日の彼の分も一緒にという事に)のバースデー ディナーと称して
シーフードレストラン”Chesapeake Bay Seafood”へ。
このレストラン は東海岸では有名なシーフードレストランだが、私達には始めて。
一度は来てみたいと思っていた。
通常は、駐車場はいっぱい、かなりの待ち時間が予想される店。
しかし今日はスー パーボ-ルが6時からある為、店は待ち時間無しのウエルカムムードいっぱい。
大皿 (3パウンド)いっぱいのかにや、えび。
絵里はステーキ、宏人研人はバッフェで久 しぶりのシーフードを楽しむ。
家族5人大満足のディナーでした。
そして私の誕生日にと、研人からお手製のピクチャーフレームをプレゼントされる。
・・・・かわいい。
絵里と宏人に「何~もないの?」と催促する。
宏人「今日の2つのゴールをプレゼントするよ。」
・・・なんかプロの選手みたい。
絵里「・・・」・・・自分のことで忙しい。
親の事なんか、かまっていられないのでしょうねぇ。

家に戻ってスーパーボール観戦。
今年の対戦はBuccaneers(Tampa Bay/FL) 対 Raiders(Oakland/CA)。
日頃フット ボールと言うものを見たこともない絵里までテレビの前。
というのはスーパーボール のハーフタイムに行われるショーが毎年見ものになっているため。
そしてまた頻繁に入るコマーシャルがまた面白いらしい。(私はほとんど知らない)
試合は48-21でTampa Bay Buccaneersが初勝利。
サンノゼのお友達にはRaidersのファンも多かったが(サンフランシスコの49’er sと二分していた)
東と西の対決は東に軍配が上がった事になる。
とはいってもフットボール熱のない我が家には、あまり関係ないっか。

 

 

1/27 (月) 晴れ

昨晩から吹きだした強い風で、今日もまた寒い一日。
子供がお休みでも、だんなはお仕事。
上司への返答を、会って話をする事はおろか、電話もできないそうで
(上司もキャノンUSAの半導体の生きるか死ぬかの大仕事の為出張続きで捕まらないらしい)
E メールにて意思を伝える事にし、そのメールを送ったのは昨晩の事。
これで第一のス テップは踏んだ。

研人矯正歯科へ。
ブラケットの一つが外れかかっていたのを直し、また締める。
絵里はカイロ、そしてジムのプラクティスへ。
もう学校でのジムは終わりという今、 課題の数々ができるようになったとの事。
しかし、ジムを習う気はない。あまりにいろいろな所を痛め、少し懲りた様子。
宏人は夜7時からホッケーのプラクティス。
windchill(体感温度)マイナス20℃では行ったり来たりするのもつらい。

今日は久しぶりに練習風景を見学。
基本練習を見て、宏人はまだまだと言うのが、正直な所。
正確なドリブルや瞬時での方向転換。スラップショット。
練習を重ねないと一朝一夕には、いかなさそう。
宏人の練習の前にやっていた子供達は6~7歳か。
一緒に見に行った研人も彼らの幼さと、ボールを追いかける姿勢に脱帽。
何のスポーツを見てもオリンピックで活躍するアメリカを垣間見るのは考えすぎかな。

だんなの帰りは11時半。 仕事はまだまだ好転していない様子。
急な日本出張もあるかもなどと言っているが、 どうなる事か。

 

 

1/28 (火)晴れ

昨晩帰ってからも、遅くまでコンピューターで仕事をしていただんな様。
そのだんな様は朝6時起床、一人で出かけて行った。

絵里のカイロの後、4人でマクドナルドで昼食。
マクドナルドでは売り上げが近年激減、生き残りをかけてDollar Menu(1ドルメ ニュー)のオンパレード。
つい最近まで1個買うと2個めは1セントというのを、 やっていたほどのキチガイじみた安売り商戦。
品揃えも以前のものとはがらっと様 変わり、何とか突破口を見つけ出そうとしているのがよくわかる。
ビニーベイビーが付いてくるkids meal(お子様セット)の爆発的な人気で長蛇の列 ができていたのは、ほんの4~5年前の事。
栄枯盛衰、時代は変わるetcと、言って いたら絵里が妙に納得して
「ヒットラーもナポレオンもそうだ」と発言。
その言葉にひきづられるように、しばしヒットラーの話をマック(マクドナルドの略)のファンシーなテーブルで、交わす。
(研人も参加できて良かった・・ブックレポートの成果 あり)・・・なんか、かっこいいね。
みんな大きくなったもんだ。

外で少し遊んだだけで、ほとんど家の中で過ごす生活。
早く春が来ないかなあ。
宏人は、いやいやながらアートクラスへ。
先生の好みと自分の好みが違うと、のたまう。
今製作中の油絵ができたらクラスを替えようか?ちょっと考えどころだな。

9時からブッシュ大統領の一般教書演説(State of the union message)が行われている。
ブッシュ人気に陰りが見え始め支持率も低下続きの今日この頃、一体何を語るのだろうか。
Civicのエクストラホームワークになっている事もあって、宏人は一人テレビの前、 真剣に聞いている。

だんなはまだ帰らない。今日は少しは早く帰れるといいのに・・・。

 

 

1/29 (水) 雨

今日はなんと雨なのです。
一日中暗い雲が立ち込め、降り続く雨。
寒さは一段落してしているものの、こういう雨も憂鬱。
気分が暗くなる。

家の中の物を少しずつ処分しなくてはと、ベースメントへ。
いつの間にか増えた荷物、どこから手をつけていいものやら。
気が遠くなる。
ここのコミュニティーで開かれるガレージセールはいつかしら?
ゴミに出してしまうのは簡単だけれどどうしてもそんな気になれない。
donation(寄付)として、まとめ て持っていってもらうのはガレージセールの後にした方がいいだろう。
あーだこーだ 考えて結局何もできない私。

ここの所気分が落ち込んでいるせいか、何の行動も取れない。
しっかりしなくちゃなのに。
絵里はジムの練習そして山のような宿題。
彼と別れただの、また付き合うだのその度に一喜一憂。
私に話をしてくれるのは有り難いが、何だかよくわからん、と言うのが 正直な所。
絵里15歳、彼女の身になって話を聞いてあげればと思うものの、どうしてもうまくいかない。
私も年を取ったものだと、実感。

昨日やっと多くの店を回って探し当てた研人からお父さんへのお誕生日プレゼント。
2月2日を待ちきれない研人は、出勤前のお父さんに渡す。
”老眼鏡” 正確には、めがね型の虫眼鏡。
折りたたみ式で持ち運びも便利。 試しにかけてみるお父さん、
「なかなかよく見える!いいね、これは」
これでとげが入ったときも大丈夫だね。(先日これで苦労した)

相談にのっていただいていた副社長の綾田さんが3月に帰国になるという。
突然の事にびっくり。
これからの話は森嶋さん(副社長)が引き継いでくださると言う。
お世話になっている綾田さんがもう帰国とは!!何がどうなっているのだか・・。

だんな様、昨晩の帰りは11時半。 今日は何時に帰れることやら。

 

 

1/30 (木) くもり時々雪

水分を多く含んだ雪が、朝から降ったり止んだり。
車の登録ステッカーの更新の手紙が来た。
雪降る中、よく考えもせず、Tax office のあるCity hallへ。
ここではなくてDMV(Department Moter Vehicle)に、行くように言われる。
見れば封筒にでかでかとDMVと書いてあるではないか!!何やってるんでしょ。
DMV の異常な混み方(ビルにぐるぐる巻き)を思い描き、行くのを止める。
郵送で手続きしてみようっと。

研人木曜の早帰り。
宏人矯正歯科へ。絞め直しただけ。
ブラッシング良し(ブレイシスをしていると難しいらしい)
その後直ぐ絵里のジムからのお迎え。
家に帰ったのが5時半。
今からおやつは食べさせられない。すぐに夕飯。

夕飯が早いと自由な時間がたっぷりある。
夜の予定のない日は、おやつ抜きの5時半お夕飯にしようかな。
どうせだんなは一緒に食べられないし・・・。

<今日のおかしな日本語>
朝食時に「この”カイ”が、きれいに取れないよ~。」と宏人。
朝食に貝は食べていないはず。
「えー?」と私。
見ると、彼はゆで卵をむいていた。
ちなみに卵の殻はEggshell, 時にshell とも言う。
私の声に反応し、言い換えようとする宏人。
「カワ、カサ、カイ・・・・カラ。殻」
やっと出てきた。 ホーッとため息の私。

 

 

1/31 (金) 雨

続いていた朝シャンに入れなかったと言ってごねている宏人を車で学校まで送る。
外は、Freezing rain(氷の混ざった雨)道路は所々凍結し、危険この上ない。
いいかげんにしてよね!!

子供達は通常より2時間早い帰宅。
朝凍結した道でのスクールバスの軽事故が多発、さらにクレームも多く入った上での措置。
氷も解けた午後になってこんな事しても意味ないのに・・・。
PWC school district (PWCの教育委員会)は、もう4日も雪のため休校になっているため
休校にはなかなかできず、中途半端な対応になっている様子。
それにしても判断が悪い!

早帰りの為ジムの練習もなくなり、1時半帰宅の絵里。
宿題そして日本語のお勉強を少し。
その合間をぬって友達と映画の約束を取り付ける。
ごたごたしていたChrisとの仲も落ち着いたようで、 今日は彼も一緒らしい。

5時カイロへ。今日の混みは尋常ではない。
待つ事1時間やっと診察してもらえた。
(5時に10人もの予約が入っていたそう、 勘弁してよ。
5時以降の予約は避けたほうがよさそう)
お友達との約束は6時に映画館。携帯電話の入りが悪く、なかなか連絡が取れない。
やっと連絡が取れた時の絵里の電話での言葉。
「今、カイロを終わったところ。後10分ぐらいで着くから。
みんなに会えた?きっ とロビーにいると思うよ。じゃあ、後でね。」
これにはびっくり。謝りの言葉が一切無い。
絵里にアメリカンを感じる。
ただただカイロで時間がかかった事で怒っている絵里を見ていると、
私が感じた事を口に出すのも、はばかれる。
私が彼女に言ったのは「自分のカイロで遅くなったんだ から、仕方ないでしょ。
時間に追われているときに待たされるって、どういうことかいい勉強になったね。」
・・・もっと言いたい事あるんだけど・・・うーん。
結局友達を40分近く待たせてしまった。

ここまで書いてふと思う。
どうやら日本語の「ごめんなさい(ごめん)」と、英語の「Sorry」とは若干意味が違うのではないか?
英語の場合sorryは、自分が犯した過ち・ミスに対してのみ、「I am sorry」と言う のであって、
今回の場合は言わなくていいのかもしれない。
でも、人間関係穏やかに、いかなる理由といえども
「ごめん、遅れちゃって。」
ぐらい自然に言えた方がい いと思うのだけど・・・。
(こういう対応が交通事故のとき命取りになるのかも?)

絵里が映画を楽しんでいる間、宏人と研人は柏爺から送ってもらった”犬夜叉””コナン”を見る。
柏爺がせっせと録画してくれているこの2本立ては、2人のお楽しみ。
”犬夜叉” は、だんなも好きでいつも一緒に楽しんでいる。
今日もだんなの帰りを待って鑑賞。 (だんなの帰りが8時半と早かった)
犬夜叉はこちらでも放送しているとの情報あり。
一度見てみましょうか。

 

(裏)

1/31(金)雨

今日は本当に頭にきた。
朝シャンに起きられなかった宏人は、その後もぐずぐず・・・・。
誕生日から続いていた朝シャンに入れなかった事を悔しがって(?)いっこうに、出かける用意をしない。
昨晩よく続いていると褒めたばかりの事なのに。
一つの事に失敗すると、そこでリカバリーができない息子。
全てがもう駄目だとばかり、動こうとしない。こうなるとどうしようもない。
しばらくほおって置く。 5分、10分、15分経過・・・・ 動かない。
学校に行く時間は過ぎた。 聞けば学校を休む気はないらしい。
急げばまだ遅刻しないで学校に行ける。私が送っていくことを告げ、支度を促す。

宏人、重い腰を上げシャワー。私、車の中で食べるものを持って外へ。
あいにく今日はFreezing rain(氷の混じった雨)道路はところどころ凍結して、運転は避けたい日。
「これで事故を起こしたらどうすんのよ!!」と、怒声をあげて、運転席に乗り込 む。
学校到着7:55ちょっと遅刻かな?

それにしても、宏人は無事に人生を渡っていけるのだろうか?
こんな些細な事で引っかかってしまう彼。
根本的に学校が楽しくない。いいお友達がいないというのが原因だとは思うけれど、
長い人生、いろんな事を乗り越えていかな くてはならないのに、彼はあまりにも、もろい。