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アメリカのロックダウンでの生活を語る絵本
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5月11日から7月5日までアメリカに行った。コロナ禍の渡米。アメリカ入国までも大変だったけれど、日本帰国後も大変。海外からの入国者は一律2週間の自宅待機となり(オリンピック関係者は??)毎日数回の変則的な位置情報確認とビデオチャット、健康チェックが課せられている。
今までいろんな所に住んで、いろんな所を旅し、いろんな物を見てきたと思っていた。しかし今回の旅はそんな今までの経験はまだまだちっぽけ、何も知らない、何もわかってない自分を改めて気付かせ考えさせる大きくも感慨深い旅となった。
サンディエゴ、ワシントン州、メリーランド州の子供達3人、3拠点を回り、生活を共にした。
メリーランド州に住む娘の子供たちは、2歳8ヶ月と10ヶ月になっていた。前回の第一子出産の時とは全く違う家族4人。娘夫婦はすっかりDaddy&Mommyになっていた。
サンディエゴに住む長男は、数ヶ月前にステップアップし転職した。
ワシントン州の大学で資格を取った次男は、獣医師としての仕事が始まった。専門職を目指す彼は今インターンとして働く。給料は安く過酷な労働状態。
三人三様、それぞれの今を生きる姿を間近で感じる事ができたのは、訪米の何よりの授かり物。
6月初め、わずか数日ではあったが、家族全員が2年ぶりに集まった。前回は日本。今回はメリーランド。次回は何処になるのだろう?
娘の2人目の出産期からずっとアメリカ行きを考えていたが行かれず、結局その子は10ヶ月となり、歩き始めの時に初めて会えた。
アメリカはワクチン接種が一気に進み、私たちがアメリカに入った頃から、どんどんと店がリオープンとなり、急速にアメリカの日常が戻って来た。ロックダウンを知らない私たちは、本当のところ最悪の状況だった頃のアメリカをわかっていない。子供達から聞くその頃のアメリカは日本の状況とは全く違う世界だったようだ。
日本に戻って来たのは、アメリカの建国記念日だった。その頃にはすでにマスク着用も求められなくなって、海岸はものすごい人の数だった。レストランも大賑わいのフル回転で昨年祝えなかった分、何処もかしこも一層の賑わいだったようだ。
一日の感染者数が10000人程度になっていたアメリカだが、また感染者が増え20000人を超えそうだ。頼みのワクチンだが、接種率50%から伸び悩んでいる。デルタ株のコロナ感染はワクチン未摂取者が93%をしめ、死亡にいたっては100%というから、副反応を理解した上でワクチンは打つべきと個人的には思う。
因みに私たちは、アメリカでファイザー製ワクチンを打った。家から歩いての接種会場がスーパー内のファーマシー等に設置されていた。PCR検査も至る所に検査会場があり、手軽に検査が受けられる。
コロナが世界を席巻し、人々の暮らしをめちゃくちゃにした。コロナ禍の対処方法や、考え方暮らし方は人それぞれで、政府に対する思いも姿勢も皆異なる。
私は孤独を感じたり、どうしようもないネガティヴな感情になる事がある。
オリンピックまであと12日。これからどうなっていくんだろ?
自宅待機あと8日(T . T)
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訪れた州のピンを集めている アメリカはめちゃくちゃ広い |