2011年2月8日火曜日

2011/2

豊富な青菜

2011年02月08日14:53
日本に帰って来た楽しみの一つは、その食にある。帰国のたびに、日本はなんておいしい国(?!)なんだろうと思ってきたが、日本人の飽くなき美食への追求は想像以上だった。この日本人のグルメブームは一体いつから始まったのだろうか?

帰国して4ヶ月、食の豊富さとおいしさに感動の日々を過ごしているが、特にここ栃木は野菜がおいしい。直売の野菜販売所はいくつも近くにあるし、スーパー各店には地元産の野菜コーナーが設けられているので、朝摘みのお野菜が夕食の菜となる。何と幸せな事でしょうか。

栃木県の特産物といえば、苺と干瓢だ。
苺の収穫量は日本一を誇る。特に『とちおとめ』が有名だが、その他『女峰』『とちひめ』など種類も多い。
干瓢は日本の干瓢生産の約90%が栃木産だそうで、我が家の周りにもたくさんの干瓢畑がある。干瓢を上手に煮る事ができないでは立派な栃木人になれないような気もするな。ムム、努力しなくては・。
この2つに関しては、また今度書くことにして。

写真の野菜、何かわかりますか?一般的な野菜なのかな~?日本の青菜はとても種類が豊富だ。そして、どれも実においしいですね~。
アジア人が多く住むカリフォルニアと言えどもアメリカで買えた日本食の青菜は、ほうれん草・春菊・小松菜程度だった。中華系スーパーに行けば青梗菜や空芯菜他たくさんの中華食材となる青菜が買えたけれど、シンプルにおひたしで最高!なんて食材はほとんど見つからなかった。

写真は、栃木県小山産 冬季限定 寒じめ『ちぢみほうれん草』だ。
濃い緑色に肉厚な葉で、しわしわと縮んでいる。このほうれん草は、冬の寒さにさらす<寒じめ栽培>という方法で育てられ、霜に当てられて葉が縮み甘みも凝縮されているのだそう。今年は寒さが厳しく特に甘いとか・・。早速さっとお湯を通しただけのおひたしにして食したところ、野菜の甘みたっぷりで噛めば噛むほど旨みが出てくる美味。感動のお味だった。

ちなみに私の住む町の特産物は、
・干瓢
・苺
・トマト
・ニラ
・アスパラガス など

季節が変わっても次々楽しめる新鮮野菜。楽しみは尽きそうにない。

寒くても暑くても週末でも、畑で作業をしている農家の方々。いつもおいしいお野菜をありがとう!

ととると(*´ω`*)♪2011年02月08日 20:00
おいしそうほっとした顔ぴかぴか(新しい)
初めて知りました電球電球

栃木でしか売られてないのでしょか

kame32011年02月08日 21:21
とも@ヘ(・_・ヘ)神さん

そっかぁ~、そんなに一般的な野菜ではないのですね。
久々、日本で日々の食材を買うようになって、16年前とは品物ががらっと変わっているのに、びっくりしてます。
日本にずっと暮らす人々には普通の野菜も、我々にはめちゃくちゃおいしく感じてるのかも。大根やきのこ類も、日本食系の野菜はアメリカで買うものとはまるで違うと感じます。

anton2011年02月09日 06:27
ちぢみほうれん草は、ずい分前から(6,7年前くらいかな)
スーパーで見かけるようになりました。関東圏が主なのかしら。
くせのない西洋ほうれん草より、根が赤いほうが甘くて味がしっかりしていて好きです。
 
義母が趣味で家庭菜園をやっていた時は、私たち家族もずい分恩恵に与りましたが、採れたての野菜って全然違うって思ったものです。

かんぴょうって、甘辛く煮たり味噌汁の具にする以外、使ったことがないのだけれど、ご当地ならではのアイデア料理もありそうですね。
ご報告、ぜひぜひ!

kame32011年02月09日 08:20
ちぢみ○○という青菜は他にも出ていますね~。それらも、ここ6・7年で出てきたんですかね?
ほうれん草も種類はいろいろ、普通のほうれん草は何かパンチがないですね。アメリカではBaby Spinachが主流でサラダで使う事が多かったです。普通のほうれん草もアジア系スーパーにしか置いてなかった。

毎年1月開催のかんぴょう祭りが今年もあったと聞きました。そこではかんぴょうを使った料理の紹介もあり、『干瓢カルボナーラ』『干瓢餃子』が人気だったとか・・。

なんだかんだと、どんどん栃木が好きになってます指でOK

anton2011年02月09日 09:08
おぉ、かんぴょう祭り!すごいな栃木。
やっぱり色々な調理法があるんですね。餃子はいけてそう。
栃木や茨城のあのイントネーションが好き。

kame32011年02月09日 09:27
どっぷり栃木人になるのは、ちょっと勇気がいるような・・。
でも最近夫の語尾が何か怪しい。あまり順応性があるのもねぇ(笑)。


いちご大福

2011年02月22日14:37
週末には行列ができ整理券まで配布になるという下野で大人気の松屋の『いちご大福』を食べる事ができた。

松屋は壬生町(おもちゃの町)にあり、このいちご大福は12月末~春までのシーズン限定品。その日の朝摘まれた大粒のイチゴ(とちおとめ)で作られるため、数量にも限りがあるので、朝から行列で整理券も配られるとか・。

先週末、姉夫婦が我が家に来てくれるというのでこれは試食のチャンスと、松屋に在庫の問い合わせをした。「本日はイチゴがたくさん採れましたので、いちご大福はまだございます。お早めにどうぞ。」との回答。ラッキー!予約はできないというので、早速松屋に向かった。

おお、なかなか小粋な和菓子屋さんではないか。
店内は清楚なたたずまいにお雛様も飾られ、お茶もいただけるようになっている。
そして何よりおいしそうな和菓子がいっぱいで、しかも安い。
どれもこれも食べたくなってしまうよ。
私達は念願のいちご大福(6個入り1260円)ときんぴら揚げまんじゅうを手に入れた。

いちご大福は、しっかりした大粒イチゴの甘みと酸っぱさがまず口に広がる。
で、これは単にイチゴを食べてるだけのよう?って思いつつも食べ進めると甘さを抑えたあんとしっとりとしたお餅がまったりと・・。ふむ、ものすごくシンプルだけどおいしーい。

きんぴら揚げまんじゅうは、回りがカリカリっと香ばしくこちらも甘さ控えめのお味。
ごぼう・ゴマが大好きな私は大満足のお菓子だった。

少しずついろいろなお菓子試していこう。壬生町の松屋をナビに登録した。

私の住む辺りは洋菓子店より和菓子屋のお店のほうがずっと多いような気がするが、地方によって、和と洋の比重も違うのかな?

ととると(*´ω`*)♪2011年02月22日 15:12
きんぴら揚げまんじゅうおいしかったハート
ごちそうさまでしたハート

いちご大福も食べたかったなぁ目がハート目がハート目がハート

和菓子大好きなので…mixiに和菓子食べ歩きアルバム作ってますウッシッシ

kame32011年02月22日 17:20
和菓子通のともちゃんに、おいしいと言ってもらえて良かった!
いちご大福っていろんな所で出ているみたいだけど、私は初めて食べたんだ。
栃木・・結構おいしい物あるよ~。遊びにおいで~。

アルバム拝見しました。和菓子も美しいねぇー。

退会したユーザー2011年02月22日 20:57
いちご大福はもちろんですが、きんぴら揚げまんじゅう、とっても気になります目がハート
隣でmixi見ていた娘が、『いちご大福食べたい~~exclamation ×2』と叫んでおります。。いや、私も食べたいぞグッド(上向き矢印)
この時間、ちょうど小腹も減ってきて・・・ウッシッシ
何か口に運びたくなりますウッシッシ

anton2011年02月22日 23:09
普通は全部くるんである所を、これはイチゴが見えていて、
お洒落!
朝摘まれたイチゴというところが魅力大ですね。

kame32011年02月23日 07:07
holoholoさん

『いちご大福』は見た目の美しさが、光ってますね。
私はいちご大福より、きんぴら揚げまんじゅうがお奨めかな。牛蒡と人参の粉末をあんで包んで揚げた物だそうですが、今までにない食感かと。

関西もおいしい物がたくさんありますよね。
地元だけでもあれもこれもと食べたくなってますが、少しずつ地域を広げていけたらと思います。関西に行けるのはいつかなあ~。
ホント、日本はおいしい物の宝庫ですね手(チョキ)

kame32011年02月23日 07:29
antonさん

Wikipediaによると、いちご大福は昭和後期に開発された物だそうですが、松屋のいちご大福は、できてまだ数年だとか。イチゴの産地栃木ならでは大粒の朝摘みイチゴ(とちおとめ)を使って、お味も視覚的にも大成功したようです。

期間・数量限定って、購買意欲をそそられます(笑)。


レモン牛乳

2011年02月25日16:23
こんな牛乳があるなんて知らなかった。その名は『レモン牛乳』。

私より少しばかり栃木を知っている夫が、「レモン牛乳を飲んでみたい。」と言った。<レモン牛乳?なんじゃそりゃ?>夫はただ一言「誰でも知ってるレモン牛乳だよ」<そうなの?>

早速、レモン牛乳なる物をスーパーで購入し飲んでみた。
甘く練乳のようなイチゴミルクのような、子供がいかにも喜びそうな懐かしい味だが、あまり体には良くないような・・・。

だけどこのレモン牛乳、ご当地B級グルメブームに乗って今や栃木の名物品となっている。歴史は古く50年ほど前から県内の給食や運動会で出されていたが、2004年に製造業者が廃業となりいったん製造中止になったものの、2005年製造業者が変わって再生産されたそうだ。

この『レモン牛乳』実際にレモンは入っておらず、牛乳にレモン香料と砂糖を加え仕上げた黄色い乳飲料なのだが、面白い物が栃木名物になっている。

機会があったら一度お試しくだされ。

ととると(*´ω`*)♪2011年02月25日 17:08
キャラメルとかクッキーとかもあるよね電球電球

前に高速のサービスエリアを探し歩いた記憶が(笑)

味好きだよわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)

anton2011年02月25日 20:55
娘もクッキーあるよねって言っていました。

私は初めて聞いた~
フルーツ牛乳みたいなの?
練乳っぽいのなら、ちょっと違うか。
千葉でも埼玉でも見かけないですよね。

栃木なら、レモンじゃなくてイチゴだろうと思ったら、
イチゴ牛乳もあるのね。

kame32011年02月25日 21:38
とも@ヘ(・_・ヘ)神さん

キャラメル・クッキー・ケーキといろいろ出ているようですが、どうやら栃木産とは異なる便乗商品みたい。
それにしても、サービスエリアや観光案内所と栃木内のスーパーしか置いてないのに、よくご存知!さすがです!!

antonさん

お嬢さんもご存知だったんですね!

昔飲んだフルーツ牛乳より、まったりしたお味かな。練乳ほどではないけどね。

ホント、なんで栃木がレモン?と思います。
でも、とちおとめを使ったイチゴ牛乳が昨年出たようですね。今度そちらも試してみよっと。


たまご

2011年02月28日09:09
日本の卵の色には、本当にびっくりした。オレンジ色とも言える濃い黄色、アメリカの卵とは全然違う。アメリカの卵は白に近い薄黄色だ。その卵に食べ慣れている私は卵を割るたびに、おお~って感動しちゃう。

何で卵黄の色が違う?
ちょっと調べてみた所、色の違いは餌によるとわかった。卵黄の色は、餌に含まれるカロチノイド(植物性天然色素)の一種、キサントフィルの量でかなり左右される。カロチンを多く含むえさを与えると黄色が増す。アメリカでは米をえさにする事が多く、日本ではカロチンを多く含むとうもろこしを主原料にしパプリカでオレンジの色付けをしているようだ。

実際の栄養価は変わらないそうだが、濃い黄色を好む日本人嗜好に合わせどんどん黄色が濃くなっているのかも。
それぞれの卵を使って作るマヨネーズも、アメリカと日本とでは色が違う。

アメリカではサルモネラ菌が恐くて、全く生卵を食べなかった。なので、帰国後食べたといた生卵をつけて食べるすき焼きのおいしかった事。こんなおいしい物をずっと食べられなかったのかと、損をした気分にもなった(笑)。

薄焼き卵もオムライスも卵焼きもプリンも目玉焼きだって、濃い黄色の卵の方が見栄えが良いと感じる(日本人だね~)。そして私にはお味も日本の卵の方が上のような気がしてしまう。アメリカでは、オーガニックの上質の卵を使っていたんだけどなあ。

anton2011年02月28日 22:48
ちょっと驚いたのは、アメリカでは米をえさにしていること。
とうもろこしじゃないのね。

とうもろこしの高騰もあって、日本でも米をえさにした卵がつくられているって、以前テレビで紹介していたけれど、それ以来あまり噂を聞かない。やっぱり黄身=黄色っていうイメージが強いんでしょうね。
薄焼き卵が白っぽくては、様にならないものね。

JettaZ332011年03月01日 05:32
先月中国人の来客をすき焼き屋さんに連れて行ったとき、生卵を気味悪がっていましが、食べた途端に「美味しい(ハオチー)」を連発していました。
生卵を安心して食べられる日本という国は、なんと素晴らしいことか!!

kame32011年03月01日 07:17
antonさん

アメリカではとうもろこし10本2ドルなんて値段もついている事があるのに、何でとうもろこしを使わないのでしょう?
私も日米、餌が逆のように思えます。

それにしても、日本の卵は16年前と比べてずっと黄色が濃くなってる。ニーズに合わせた生産者の努力によるものなんでしょうねぇー。

tatsuo1さん

生卵を食べる習慣があるのは、日本だけなのでしょうか?

生卵が食べられなくて困るとは思わなかったのですが、アメリカでは卵料理はしっかり火が通ってるかいつも確認していたような気がします。そこまで気にしなくても良かったようですが・・。

ヨーロッパにいた時も生卵が食べられなかったので、帰国直後に食べたすき焼きの感動は一生忘れない事でしょう(笑)。やはり日本っていいですね!