3/1(月)雨時々くもり
旦那の出張は、私には子供達の朝の送りがつらい。
しかし前回の出張から1ヶ月。朝の冷え込みは揺るぎ、窓ガラスをカキカキすることも必要ない。
けれどまた冴えないお天気。これがカリフォルニアかと思わず叫ぶ。
絵里、学校が終わるとすぐ図書館へ。今日はスタディグループ(with Mona & Michel)の英語のお勉強。
英語のクラスでは前期にテストで”A”をとるのがたいへんだったけれど、勉強の仕方がわかったのか以前ほど「たいへん」という言葉を聞かない。
図書館に行くついでに、宏人のAR本探し。ARとはAccelerated Readerの略で学校の指定する本を読み、読後にその本の理解度をチェックするテストをPCで受ける。
宏人はフィクションは高校生レベル(10~12)、
ノンフィクションは中学生レベル(6~8)となっている。
ちなみにノンフィクションレベル6はサンノゼマーキュリー、8はニューヨークタイムズレベルというから、私など幼稚園レベルという事になろう。
勉強はしなくてもたくさん本を読んで欲しいのだけれど、宏人は図書館・書店ではすぐに飽きてしまい、本にのめり込むという事がない。
研人はどこでも座り込んで読んでいるんだけどねー。
絵里は自分の好きな分野しか目を通さないし、私の思うようには興味を示してくれない。
全てにおいて親の思う通りなんて行くわけないわよね。
3/2(火)晴れ
朝9時、CamdenからAlmaden Lakeまでの道を、鍵山さんとDaisy、福田さんとChip、私とTeddyの3人と3匹でお散歩。
よその人や犬と一緒の散歩に私は一人緊張して出かけるが、案ずるより産むが安し。
最初興奮気味だったTeddyもすぐに慣れて淡々と散歩道を歩く。
Daisyはヨークシャテリア、Chipはトイプードルで大きさはTeddyの4分の1。
誰もが認めるかわい~い犬。
Teddyは会ってすぐDaisyにご挨拶の舐めまくりをしようとするが、気の強い Daisy(雌犬3歳)に猿のようにキャンキャン吠えられ、体を丸めて退散する。
その姿 がなんとも可愛い。
Teddyは人なつこいが気が小さい。Chip(雄犬4ヶ月)にはあまり興味を示さない。
通りがかるランニングやウオーキングの人たちが「まあ、可愛い。何の犬?」
と二人 の飼い主に尋ねる。そして気を遣ってこっちにも「そちらは?」
私が答える「ミックスです。」別に不愉快でも何でもないが、気を遣って聞いてくれる人が何人もいるのには正直参る。
無事散歩道を往復(約1時間半)し、家に帰る。ヘッドカラーが効いているのか何の問題もなく公園デビューならぬ、お散歩デビュー。
歩きながらのおしゃべりは楽しいし、今日はまた最高の散歩日和だったから、満足度120%の散歩だった。
散歩から帰ってもTeddyは疲れを知らず歩き回る。本当にかわいいTeddy。
最近では言葉もわかるのではないかと思うこともしばしば。
こんなにTeddyにめろめろで大丈夫かしら・・・私。
しかし改めて思う。大きな犬だからこそ、しつけはしっかりとしないとね。
3/3(水)晴れ
今日はお雛祭り。だけれど今年はお人形を出さなかった。
1年に1度のことなのに出してもらえないお雛様には可哀想だが、どうもこの家は飾る気がしない。
Teddyにはいい家なのだけれどね。
10時から、中学のAPL日本人会のミーティングが、ホートンさん宅で行われた。
今回の出席者は12名。議事進行予定に添って順調に話を進める。
日本からは沖縄・ 京都・東京をテーマに地域の文化を紹介する事になった。
12時予定通りミーティン グ終了。楽しい雑談の時となる。
ずーっと繋がらなかったケーブルテレビのComcastに電話をしたのが先週末。
昨日修理の人に来てもらって、ようやくテレビは見られるようになったのだが、不自由だった2ヶ月あまりの払い戻し請求の電話をかけるが、受け付けてもらえず。
いつクレームをしたかの記録はきちんとされていて、クレーム報告があった日からの払い戻しは可能だが、何のクレームもつけなかった場合はさかのぼって払い戻しはしてくれないそう。
そりゃそうだよ。そんなことしていたら会社としてはやっていけないもんね。
教訓<調子が悪かったらとりあえずすぐクレームの電話を入れる事。さもないと後からお金の請求はできないのだ!>
6時半、中学の6・7年生対象のHonor Celebraionが学校の体育館で行われた。
CAのこのエリアでは、3.5~3.9のGPAでHonor Roll、4.0のGPA(ストレートA) でPrincipal Rollとなる。
今回Principal Rollの研人は初めてのことでもあり出席。
その人数の多さに改めてびっくりした。
6th:Honor 131名、Principal 92名。7th:115名、Principal 86名(各学年約450名)。
延々と一人一人が出てきて自分の名前を発表。ほとほと拍手するのも疲れました。
夕方ボストン出張から帰ったものの時差ぼけでかなり疲れている旦那と共に夕食。
いつも必ず食事の時はテーブルの下に来るTeddyだが、今日は元気がない。
何だかぐったりとしていて薄目を開けるがすぐにまた眠ってしまい、自分のベッドから動こうとしない。
夕方研人が1時間の散歩に連れて行った時は元気だったし、夕飯もきちんと食べた。
しかし朝から下痢気味で・・。口がきけないTeddyが心配。
柏爺が少しづつ元気になってきてくれているよう。
ワープロも持ち込んで病室で打っているようだし、先週とはだいぶ違った様子。
3/4(木)くもり
11時過ぎ中学から電話。
「研人がドアに頭をぶつけて、こぶができ、痛がっている。すぐにお迎えに来てください。」
学校オフィスに駆けつけると、頭を冷やし、情けない顔の研人がベッドに座っている。
バンドのクラスから出たところで、勢いよく開いた鉄製のドアの角に右前頭部をぶつけたらしい。
すぐに保健室(日本のようにきちんとしたものではない)に連れて行き、冷やしたが、しばらくは要注意とのこと。吐く、気持ちが悪い、視線が定まらない、激しい頭痛、異常な眠気などの症状が表れたらすぐに医者に連れて行くように言われる。
しっかり大きなこぶができていたので心配ないと思われたが、ナースの言われるままにサインし、家に連れて帰る。
しばらく横になって頭を冷やしていたが、頭痛薬を飲む事もなく、痛みは治まってきた様子。
聞けば、「大丈夫です!」といい続けたにもかかわらず、ナースのところに連れて行かれ、ナースは研人の知らないままに私に連絡をくれたようだ。
昼食もしっかり食べ、至って元気になったので、バックパックを持って再び学校へ向かう。
まずは、戻ってきた事を了承してもらおうと、ナースの所に行くが、「今日はあと2時間はお母さんと家にいなさい(あと2時間もすれば下校だ)。これはルールです。」だって・・・。
学校としては後で問題が起こったときのことを考え、頭を打撲した生徒を受け入れる事はできないのだろう。
宏人が滑り台から落ちた時も、「しばらくじっとしていれば大丈夫です」と言ったのにもかかわらず、「救急車を呼びなさい」と押され、呼ぶ羽目になったのと同じパターンだ。
宿題が多くなるーと不満顔の研人は、学校にいく事も出来ず、ふくれたまま家に戻る。
2時半、宏人のお迎え。また研人は学校へ。
各教科のホームワークとサックスホーンのピックアップ。
明日はまた学校がお休みだから3連休に出る宿題は多い。
5時、宏人アートクラスへ。
明日からの3連休、今年最後のスキーにでも行こうと思うが、
絵里の予定がはっきりせず、計画も立てられない。
結局旦那は休みを取れなかったし、いきなり行けるほど子供達も小さくない。
3/5(金)晴れ
カリフォルニアの雨期が終わったのか晴天続き。もう半袖姿でもおかしくはない。
Staff Development Dayで学校はお休み。
何だかんだとアメリカの学校は休みが多い。
せっかくの3連休スキーでもと思ったが、絵里はお友達との遊びが大事だし、Teddyを預ける予約も入れてないので、どうやら行けそうもない。
絵里はゴルフランド(ミニゴルフ)へ、MichelとMonaの3人で出かける。
Monaはアラブ出身。彼女のところも厳しいらしく、モールをふらふらするのは許されず、ミニゴルフをする事になったらしい。
ミニゴルフもゲームセンターが隣接していて危険でないとはいえないと思うのだけれど・・・。
宏人・研人・私の3人+TeddyでAlmaden Lakeをお散歩。
おとといぐったりしていた Teddyも今はお腹の調子も良好、元気に歩き回る。
途中、私は車を移動し、連絡は無線でする事にする。
が、いくら連絡しても応答がない。
結局私は歩き続け、彼らを発見。宏人の無線の電源が入っていなかった様。
最近の宏人(最近に限った事ではない!)何でも中途半端。
学校のホームワークのペーパーは失くすし、調べなくてはいけない項目リストなしに図書館に行くし、何から何までやりっぱなし。
注意すれば言い訳するし、怒れば開き直る。やりにくいったらありゃあしない。
自分の予定ばかりを優先する絵里に台所の掃除を言い渡す。
絵里の賢い(要領のいい)ところは、
とりあえず私の言うことを聞いておかないと後で困るのをよーく知っているところ。
それに引き換え、宏人はとことん抵抗する。
研人は根っからのPUREのようで、私には一番やりやすいが何とも頼りない。
こんな子供達もいつか大人になって皆出て行ってしまうのかと思うと、急にさびしい気持ちになる。
3/6(土)晴れ いいお天気。
カリフォルニアの青い空がいっぱいに広がる。
木蓮の花が終わったと思ったら桜の花があちこちで一斉に咲き始める。
春をすっ飛ばして急に夏が来てしまったような陽気。
子供達の日本語の勉強の後は、これといってやる事もなく(本当はやる事はいっぱいある)、卓球選手権。
チャンピョンの研人を打ち負かそうと力が入るが皆なかなか彼を破る事ができない。
いつも宿題に追われる絵里も参加。ずいぶんうまくなってきたと思った矢先、足首を捻挫。
普段運動していないから痛めやすいと思われる。
彼女も体育系で日常スポーツをする体だと思えるに机かPCに向かっているだけでは体に良かろうはずがない。
旦那と宏人、研人、私の4人でTeddyを連れてAlmadenのCounty ParkであるQuick Silverをハイキング。
このParkは家から5分ほどの所にあり、5年ほど前に自転車で山を上り下り、幼かった研人はほとんど泣きながらのサイクリングとなった思い出の場所
(自転車では不適当な舗装されてない山道)。
旦那は半袖・短パンの夏の装い。Teddyの水やTreatも持ってハイキングコースを行く。
公園から入ってすぐにひたすら上り坂。
私はすぐに疲れを感じるがAlmadenを見下ろす景色は美しく、こんなに近くにいい場所がある事に喜びを感じる。
行き交う人もないと思っていたら、馬に乗った女性が現れる。
初めて見る馬にTeddyはひどく怖気づき、
”ファオーファオー”と声にならない吠声をあげる。
(これはおびえすぎか? はたまた、Head Cullerをつけていて口があけられなかったのか?)
しばらくまた上り坂を行くと、突然宏人が「Turkey!!」と叫ぶ。
すると私達から ほんの15メートルほどのところを七面鳥が4羽、何とも愛くるしいおかしな歩き方で行く道を横断していく。
静かに見守る私達には一切気付かないのか、無視しているのか何事もなかったように通り過ぎる一列に並んだ4羽の七面鳥。
これがAlmadenでは有名な”Wild Turkey”だ。
私の携帯のカメラで急いでシャッターを押すがうまく撮れず。
その後も至近距離ではなかったが、さらに多くの七面鳥の群れ(15~6羽?)を発見。
さっと飛び立つ七面鳥の姿が私達に問題を投げかける。
鶏はとぶか?旦那と私は「YES」子供達は「NO」の答え。
とぶという事の定義にも話が及ぶ。ここで絵里の理論が興味深い。
鶏は”跳ぶ”のであって”飛ぶ”のではない。
英語にすると”FLY”と”JUMP”の違いになるのだろうか?
子供達は頑としてゆずらず、正解は未だわからず。
コースの分岐点に差し掛かり、すでに充分歩いた感のあった私達は、最短距離のハイキングコースで帰路に向かう事にする。
山道のハイキングにもTeddyは疲れを見せず、 相変わらず持ち手を引っ張るようにしてたくましく歩く。
しかしHead Cullerが引っ付いてうっとうしいのだろうか、時々手で払おうとする。
ほとんどハイキングも終わりという頃、2頭の鹿を発見。
じっとこちらを見据え動こうとしない。こちらも脅かさないように息を止める。
Teddyは彼らに気付いているのかいないのか、草むらの中に入っていこうとする。
さっと方向を変え草むらに逃げ込むMule Deer。
耳が想像以上に大きくきりりとしていて美しい。
さらに少し歩くと草むらの中に7~8頭の鹿の群れを発見。
こんなに群れでいる所を見られたのはイエローストン以来か?!
自然動物との出会いもあった満足のハイキングを2時間ほどで終え家路に着く。
ぬかるんだ道を全く気にもせず走ったTeddyのお風呂は宏人が進んでやる。
皆Teddyをかまいたくって仕方がない。
ご近所さんで子供にせがまれて飼った犬だが子供達が全然面倒をみないという話をきいたばかりで、うちは良かったなと思わずにはいられない。
3/7(日)晴れ
昨日書き忘れたサッカーゲームは、4-0の快勝。
研人は、前後半ともにフォワード。惜しいシュートがいくつかあったが決まらず。
研人の動きを見ていると、技を感じるものの負けん気と言うかAggressiveなところがなくボールに対する執着心が見えない。
優しい気のいい性格がそのままサッカーにも出ていて恐くない感じがする。
何となく不完全燃焼なゲーム。
今日もTeddyとハイクに行きたかったが、ほとんど買い物にも行かないような生活で、少しは買い物にも行かなくてはと、買い物デーとなる。
Home DeptでTeddyのうんち場所の木のチップを3袋購入。
大3袋でもまだまだ足りなさそう。
Costcoへ。しょっちゅうお腹をすかせている子供達のスナック用の冷凍食品をまとめ買い。
冷凍庫が3個あるのは大助かり。量を考えないで買えるのは有難い。
子供達が巣立っていなくなった暁にはCostcoの会員である必要もなくなるのか?
買い物もずいぶん変わる事だろう。
子供達との週末はいろんな事をしたい。
テニス・ハイキング・ミュージアム・映画・カラオケ・ドッグパーク・・・・
いっぱいやりたい事があるのだけれどほとんど何も出来ないで日々が過ぎていく。
気がついたら旦那と二人+Teddy
なんて事になるんだろうか。
3/8(月)晴れ
10時、宏人Oral Surgery”Dr.Carroll”で奥歯の歯茎を切り下げ、奥歯がしっかり生えてくるようにする手術を受ける。
ドクターの所見では、「Dr.Steinhoff(矯正医)からの指示よりも大きな手術になるので、
再度予約してから来い。」と言われる。
大きな手術と言われてびびる宏人。
私は次の矯正医との予約も入れてあるので、きょうこのままやってくれるように頼み込む。
絵里も5年ほど前にこの医師に歯の裏側に生えてきた余分な前歯を抜く手術をしてもらった。
この医師は信頼できそう。
その際は立ち会ったのだが、気が遠くなるほど気持ち悪かった。
そして今日も立会いは避けられないと思っていたら、「どちらでもいいですよ」と言われ拍子抜け。
しかし宏人がやたらに恐がっているもんだから(こういう時にはママっ子になる)、やはり立ち会うことにする。
ちょんちょんちょんとメスを入れ少し肉塊(歯茎)を取っている様子。
すぐにメスでの作業は終わり、縫合。
あれでどうやって縫うの?というような針と糸を使って奥歯の周囲を丁寧に縫い合わせていく。
これが結構時間がかかる。 麻酔を打ってから45分ほどで全て終了。
痛み止めを処方してもらい、今後の食事等の注意を受ける。
家に帰って1時間、痛み止めが切れてきたのか痛がる。
腫れも出てきたので氷で冷やし痛み止めを飲ませる。
学校は今日はもう行けそうもない。痛みが治まっている間にお昼寝休憩。
食べ物も今日はスープ程度しか入らない。 夜8時、Dr.Carrollから電話。
「宏人の具合はどうですか?」医者といえどもサービス業。
このようなアフターケアーは欠かせない。
3/9(火)晴れ
宏人の薬が終わった。Dr. Ettingerに診てもらう。異常なし。
Dr. Ettingerはそこそこ良いのだが、なんせ受付の女性陣が最低。
予約を入れるための電話もなかなか繋がらないし、何よりめちゃくちゃ不親切。
私の友達の多くもこの Almaden Family Physicianにかかっているが、皆ホームドクターを替えようと考えている。
けれども実際いい医者がなく、ずるずるとこの医院にかかっているというのが実情。
子供達の6ヶ月の投薬が終わるのを機にホームドクターを替えようと思っていたが、9月の新学期が始まる前の夏にもう一度検診するように言われ、ホームドクター を替えるのはもう少し先にする事にした。
アメリカに住んでいると、こんな仕事の仕方でお給料もらっているの??
というよう人によく出くわす。
こんな仕事の仕方なら私でも出来るわい
と思ってみても実際働けるわけもなく、イライラが募る。
3/10(水)晴れ
嵐でダメージを受けたフェンスや樋を不動産屋から派遣された修理やさんが見に来た。
ただの修理のおじさんにも愛想を振りまき尾を振るTeddy<.困ってしまう・・ ・。
研人、CALのMath Testを放課後受ける。
絵里、Study Groupで学校にて居残り勉強。
バージニアでは考えられないくらい勉強に時間を費やしている。
夕方はガーディナーが来た。今日は庭に除草剤を撒いた様子。
Teddyは外に出たくてうずうずしているが、ちょっと恐い。
しばらく家の中で我慢させる。
このガーディナー、人はいいのだが、ほとんど英語が通じない。
いつもニコニコ”Yes,Yes”と言ってくれるがどこまでわかっているんだか・・・?
除草剤の事も詳しく聞けない。
ここアメリカでは英語が話せないガーディナー・クリーニングサービスなどの肉体労働者の割合がたいへん多い。
そしてそのほとんどはメキシカンもしくは南米の人々。
公共の印刷物にスペイン語があるのはうなずける話。
キャノンの現地人の解雇・日本人駐在員の帰国で旦那の仕事はまた忙しくなった。
忙しいのは悪い事ではないであろうが、厳しい顔をしている旦那に戸惑いを覚える。
3/11(木)晴れ
冬が終わったらいきなり夏到来。ここの所日中の気温は30度を越す。
それでも湿気がないから家の中は過ごしやすいが、こんなにいきなりだもの、たまらないったらありゃしない。
セーターを洗濯して薄手の綿シャツ・トレーナーをと思っていたら長袖シャツはいらなくなった。
こんな天気が少し恨めしい。
またオークの木の花粉かアレルギー性の鼻水・鼻づまりも出てきていて、抗ヒスタミン剤をまた飲み始めたところ。
宏人はアートクラスへ。
最近は文句も言わずに喜んで行っている。
3/12(金)晴れ
ビジネスミーティング!!
バイリンガルで以前は日本人学校の先生、今は現地人の家庭教師をしている才女の鍵山さんと、親友の準子さんと3人で事業を始めようかと模索中の私達。
以前から何かのビジネスを始めようともくろんでいたが、これならいけるかもしれないと思われる話が出てきて、その1回目の重役会議。
仕事は”Duct Cleaning”果たして私達にできるか?意見を交換する。
まず今旦那がフィリピンにいる準子さん、そして駐在員の妻の立場である私の予想される今後の状況。
ここSan Jose を永住の地としているのは鍵山さんだけ。
こんな状況下で実際ビジネスを始められるのか?
絵里は学校の引けた後、直接モールへ。
今日はAndrewとデート。映画を見てお食事をして花の金曜日。
Andrewの家は厳しくてとてもデートとは言えないらしく、友達の家に行くと言って出てきたらしい。
ばれるのではないかと私ははらはらだけど、当の本人はそうでもしないと会えないと淡々と語る。
高校が違う2人は簡単には2人の時間を持つ事はできないのだろう。
絵里を迎えに行きがてら、研人とモールでショッピング。
絵里の友達のMichelとママのようこさん(日本と韓国のハーフ)に会う。
ようこさんは日常ほとんど日本語を使う事がないというのに、達者なきれいな日本語を話す。
そしていつもにこやかな笑顔で子供に接する。
「今日はMichelの彼へのプレゼントを買いに来たの。何がいいかしらねー。」と、あったかいまなざしで娘のMichelを見る。
あんなお母さんに育てられる子供は幸せだろうなー。
だからMichelも明るくてホントいい子なんだろうな。
旦那は、近く日本帰国の3人の送別会。
こんなに送別会ばかりで会社は大丈夫なのかしら・・・。
【だめでしょう。】
3/13(土)晴れ
江戸爺ちゃん、73歳のお誕生日おめでとうございます!
宏人のインラインホッケーのシーズンスタート。
チーム名はThe Maple Leafs Jr.
3時に第1回目のゲームがあった。
彼はBantam Division(17&Under)に属しているが、チーム11名の中で目立って小さく背番号11番。
その中で久々のホッケーではあったが気持ちよくプレーできたよう。
ほとんどフォワードでプレーしアシスト2回ゴールなし。
まずまずの出来栄え。
試合は6-3の勝利。
汗びっしょりになって足はふらふら、VAよりも広いフィールドでの1年ぶりのプレーにへとへと?!
Humane Societyに立ち寄る。
Teddyが入っていた犬舎に行ってみる。
そこにはTeddyのお姉ちゃんかと思われるような茶色のチャウチャウもミックスがいた。
でもTeddyより顔が横に大きくスマートさに欠ける
<Teddyが一番と思っている私>。
Teddyが我が家に来て6ヶ月。
すっかり我が家の1員になって、今はいなかった頃の事をよく思い出せない。
Puppy Trainingを受けた証明書を提出。
これで85ドルがHumane Societyから戻ってくるはず。
研人インドアサッカーゲーム。 今日は彼のゲーム史上最低のシナリオとなった。
前半、フォワードで登場。
攻めの姿勢でボールに食らいつきなかなかいい。
しかしここぞというシュートが決まらない。
攻められ攻めての1-1で前半終了。
後半、ゴーリーで登場。
さほど難しくないシュートを決められ調子を崩す。
その後も攻められ続け、取れる球が抑えられない。
飛び出したところを決められたり、はじいた玉を押し込まれたり、ディフェンスの陰になって見えなかったり・・・。
とにかくつきもないしないし感も冴えない。
次々ゴールを許し、終わってみれば1-6の完敗。
前半いい動きだった研人を下げてゴーリーにしたコーチが恨めしい。
そうはいってもほとんど止められなかった研人。
本人はすっかりゴーリーとしての自信を失ったゲー ム。
今日の彼には何も声をかけられない。
3/14(日)晴れ
日本語を学ばせる事への熱意がかなり薄れている私。
子供達は初めからやる気などなく、やらないで済むならやらないで済ませたいところ。
いつも私自身に渇を入れての日本語学習。
そんな中、海外子女教育振興団から研人に送られてきた手紙は、私に今また少しやる気を起こさせる。
”6年間、本当によく頑張りました。
これまで学んでこられたのも、ご両親の支えがあってこそ・・・”
ちょっと白々しい文面ではあったけれど、小学校入学から6年、まだ完全に6年分をこなしたわけではない(ちょっと遅れている)けれど、教科書・通信教育ワークブック・添削を全く日本の学校に行くことなく完了。
このことに関して、一応研人の先生であった私が自分自信を褒めてやってもいいのではないかと、思えた手紙。
絵里や宏人はチャレンジもやっている事もあって、遅れに遅れこのお手紙は頂けなかった(絵里は小2から始めたので権利なし)。
絵里の自宅での日本語学習から、およそ8年。
子供も私もよく頑張りました。
でも本当に日本語の力をつけなくてはいけないのはこれから、まだまだ疲れていてはいけません。
昼食後、Gilroyのアウトレットへ家族揃って出かける。
夏にCAに越してからは初めてのショッピングで、3年ぶりのアウトレットは大きく様変わりしていた。
今日のお買い物はまるで宏人デーだった。
彼のお好みの店 Billabong, Vans, Etnies:exs ができていたこともあって、靴・T-シャツ・ズボン・ バックパック・財布と手に入れた。
研人もまたいい靴が買えたといって大喜び。
宿題がまだ残っているのに出てきた絵里は少し欲求不満。
旦那と私は収穫なし。
もう洋服も靴も要らないからあんまり買い物も楽しくない。
ショッピングも子供達の時代になった。
3/15(月)晴れ
宏人、プロジェクト作業で放課後自転車で学校へ行く。
宏人がプロジェクトで何かするというのは、珍しい事。
絵里の6・7年生のBret Harte(今の中学)時代はかなりの量のグループプロジェクトがあったのに、宏人も研人もほとんどやっている様子がない。
私には学校で何をしているのかほとんどわからないから、口をはさめるはずもなく、首を傾げるばかり。
男と女の違いなのか?数年でカリキュラムが変わったのか?
それともプロジェクトにかかわってやっていないのか???
絵里、歯医者へ。今日はクリーニングと検診。
虫歯なし、親知らずは4本とも生えてこないそう。<良かった>
宏人は4本共親知らずの芽がある。研人はどうだろう。
旦那は4本の親知らずを抜くのに結構たいへんな思いをした。
おかしな話、絵里の上前歯裏に出てきた歯は、旦那にもあったそう。
こんな事遺伝するの?とも思うけれど、
何より、自分のせいにされちゃうと怖れ言い出せなかった旦那が可笑しい。
そんなに私恐い?
3/16(火)晴れ
10時、中学のStuff Appriciation Lunchのお手伝いで、学校へ。
APL (Asian Parents Link)として、中学の教職員(約110名)に対して感謝を評して、ボランティアの人たちが手作りのランチを出す。
参加国は中国、インド、韓国、ベトナム、日本。
学校のFDRの部屋のテーブルにクロスをかけ、
持ち込まれたセンター (フラーワーアレンジメント)を飾る。
しばらくすると次々とおいしそうな食事が持ち込まれる。
日本からは巻き寿司、お餅など(私はチキン照り焼き)が出された。
それにしても中国パワーはすごい。
学校には人数的にも何百人も中国人がいるとは思うが、それぞれが持ち込む量が多い。
とても家庭の鍋で作っているとは思われず、レストランを経営している家庭からの提供であろう、とにかくすごい。
2時、後片付けで再び学校へ。
わずかに残った食事をおいしそうに食べる先生が二人。
宏人のSocial StudyとLanguage Artの先生だ。
この二人、8年生の遠足(Tech Museum/Lewis & Clarkの-Max movie)だった為に、豪華なLunchを食べる事が出来なかったのだ。
一応挨拶はしたものの、遠足と知っていたにも関わらず別にとっておいてあげなかった事にバツの悪さを覚える。
宏人が嫌っているMrs. Blackwood (Language Artの先生)は、やっぱり恐い。
私も苦手なタイプ。
宏人、初めてのホッケープラクティス。
くたくたになった45分間の練習。
このフィールドまでは20分強。家に戻る事も出来ず練習中はその場で待つことにする。
毎週火曜日の事なので、ちとつらい。
City DinerでTake Outを持って帰り夕食とする。
Take Outにすると量が多くなる事を知る。これはお得。
旦那は胃腸専門医 (Gastroenterology) の問診を受け、まっすぐ家に帰ってくるはずが今日も遅い。
問診は内視鏡の予約を入れただけの簡単なものだった様子。
3/17(水)晴れ
朝、葉子姉から電話。
柏爺の頭痛がやはり治まらない。
退院の話も出てきているが頭痛が治まらなくては何事も進められない。
しかし医師は抗がん剤を投与する事ばかりに積極的で、頭痛に関してはあまり気にしていない様子。
姉と敦夫兄がまた休日を取って医師との面談をしてくれる事になる。
葉子夫婦にばかり面倒をかけている。本当に申し訳ないです。
第二回目のビジネスミーティング。
私達が考えている Duct Cleaning(通気管クリーニング)のビジネスとは、家庭またはオフィスの冷暖房の Vent(通気口)と Furnace (ボイラー)の清掃のサービス。
まずスタートするまでに、Duct Cleaning用の装置・Van(営業者車)を購入、サービスに回れる人間のトレーニングをしなくてはならない。
いろいろ調べてみると想像以上に事業を始めるのに運転資金がかかる。
私達3人がそれぞれ実際に出せる金額を検討。
しかし実際私には今投資するお金はなく、出資金に関わる事は出来ない。
調査をさらに進める事にして今日のミーティングを終わる。
絵里、スターディーグループ図書館へ。
MichelとMonaは、絵里のいいお友達。
彼らが勉強しているところをちょこっと垣間見たが、真剣にやっている。
車の中では将来の事、大学の事、ファッションの事をVAの友達とは違った形で話している。
引越しばかりで苦労も多いけれど、その中でいろんな人とかかわり、いろいろな話が出来るというのは何よりの財産だ。
3/18(木)晴れ
宏人アートクラスへ。
夜、葉子姉から電話。
久保医師との面談で、頭痛はCTの結果問題なし。
検査の必要はないとの判断とのこと。
ここ数日少し食べられるようになってきている様子。
来週退院の予定で行く。
医師が問題なしと診断しているのはうれしいが、
痛み止めもよく効かない様な頭痛、果たして原因はどこにあるのか。
柏爺から数通手紙が届くようになって、回復しているのは間違いないよう。
以前のように気楽に我が家に遊びに来てくれるまで、少しでも早く回復して欲しい。
3/19(金)晴れ
4時、宏人ホッケー、プラクティスの試合。
コーチ無しの遊び感覚のScrimmage。
スケート感覚を取り戻すにはいい機会。
宏人は、ずっとインラインホッケーを続けていくのだろうか?
高校に入ったらラクロスを始めたいと言っているが、エキップメントが高くて簡単にいいよとは、言いがたい。
絵里は全くスポーツをしなくなってしまったし、自由なアメリカとは言え、小さい頃からスポーツを続けていないと、なかなか新しいスポーツを始めるのは難しい。
日本の部活や体育はその点よかった。
絵里はベビーシッターへ(6時~11時)。
お小遣い稼ぎにはずいぶんといいバイト。
Parkのペイントをするという面白そうな明日のボランテイアのお仕事は、中心になっ ているKey Clubのリーダーと連絡がつかず、キャンセル。
明日もゆっくり寝ていられるから、今回の金曜のベビーシッターはホントありがたい稼ぎ口。
3/20(土)晴れ
宏人Language artsのプロジェクトの製作でJoshの家に行く。
それにしても宏人は頼りない。
昨日学校から帰ってすぐに「週末はプロジェクトがあるから土曜日曜とも友達のところに行くよ。」と意気揚々と言った。
「さ、Joshの家に電話しよ。」と聞いてきた2本の番号に早速電話をするが留守。
夜になって再び電話。するとどちらも間違い電話となって繋がらない。
宏人の番号は知らせていないというから、相手から連絡が入ることはない。
宏人は「トトは悪くないよ。間違った番号を渡したのは向こうだから・・・」
と、もう宿題などどうでもいい様子。
気になる私はイエローブックをチェック。
誰もが載せているイエローブックではないから、載っているかどうかもわからないが、相手の Last name(苗字)のスペルもはっきりしないようでは調べようがない。
絶対に間違った番号を押していないと言い切る宏人。
研人にもう一度、もらってきた番号にかけてもらう。
研人、宏人になりきって"Hi, This is Hiroto. May I speak to Josh?"と言う。
するとママと思われる女性が"Sure, Just a moment."と応えるではないか。
繋がった事に目を丸くし、たまげる宏人。
差し出された電話を握りしめ、明日の予定を電話口で話し始める。
しばらくして、電話口を押さえながら"What is our number?"と研人に聞きに来る。
研人ふざけて”268-3XXXX”と、でたらめの番号を教える。
宏人は一瞬考えてそれは違うとわかったのか"Please!!"
そして今日の朝、Joshからの電話を受け、自転車でJoshの家に出かけた。
この自転車で行く事も道がわかるかとか、何で送ってくれないんだととか言っていたけど、 自分の事は出来るだけ自分でしろと地図を持たして無理やり行かせた。
これで14歳!!!
電話もまともにかけられない。
友達のLast nameも書けない。
自分の家の番号もさっと言えない(考えればわかるそう?!)。
自分が間違えたとは考えもしない。
親に頼らず何でも自分でしようとしない。
あ~あ、これで大丈夫なのだろうか?!ほとほと心配。
宏人が出かけている間、旦那、絵里と私で古本屋を回る。
今日の目的は古本の引き取り依頼。
イエローブックで調べた店にまずは行ってみたが、近いうちに閉業となるので引き取りはしないそう。
古本屋はサンノゼ界隈では、はやらないらしい。
ダウンタウンにある別の店を紹介される。
そこは大きめな店ではあったが、ここも日本語の本は引き取ってもられず。
しかしここで絵里の学校で使う本が手に入ったのは良かった。
(引き取り分があったので絵里の本はただ。
中古本だと気兼ねなくどんどん書き込めるから、わざわざ来た甲斐があったというもの。)
研人、インドアサッカーゲーム。
相手は現在2位の強豪チーム。
さらにこちらはサブ(控え)無しの6人しか来ていない。
ゲーム開始から両チームとも気合が入った動きで、見ていて面白い。
個人個人の力は相手の方が上のようだし、サブもたくさんいて体力的にも相手が有利。
しかし研人も果敢に攻めて、惜しいシュートを連発。
すっと開いたところにウォーレンからのパスが研人に入り、ゴーリーの動きを見ながら確実に1点先制。
試合前のアドバイスが効いて、今日の研人は確かにいい。
後半に入ってもポジションは変わらず、チームのいい感じが持続。
今日はコーチGreg がいなかったので皆のびのびいい仕事をしている。
無駄なメンバーチェンジもないし ・・。
Davidの技ありの1点が入り2-0。
その後極めて惜しいBicycle Kickのシュートがあったり、今日の研人は見せ場を大いに作ってくれた。
予想外の2点Behindで、むきになってかかってくる相手。
その後1点は与えたものの、Defenceもよく頑張り、2-1の最高の勝利。
試合後、満面の笑みで帰って来る研人。
今日は最高の気分でしょう。
サッカーって面白いね、うまく出来たり最低だったり、、
これだからやめられないよね。
3/21(日)晴れ
宏人、Teddy当番を寝過ごす。
確認の為起きてくれた旦那が、Teddyのトイレと朝食を済ませ、事なきを得る。
その後一番最後にTeddyに起こされた(10時!)宏人は、Ryanの家でMathのプロジェクトの製作。
旦那はせっかくの天気のいい日曜日に、家でぐだぐだはもったいないと、Teddyの散歩に出かける。
Almadenの山の方をぐるーと一周して、1時間ぐらい散歩をしてきた。
夕方、図書館で借りた日本映画”119”竹中直人監督・主演。
何故か北野武と竹中直人の映画は図書館に多く置いてある<不思議>。
夕方の時をゆっくり過ごしたので外食(最初からそのつもり)。
久しぶりのタイ料理。 家族全員大満足で食事を終える。
こちらに生活していると、イタリアンやフレンチ料理は日本の方がずっとおいしいと思うけれど、タイ、メキシコ、韓国、インド、ベトナム、アメリカ料理は手軽な外食。
日本料理は気をつけないと韓国まがい、あるいは本当の日本食を忘れた日本人向けになる。
子供達が幼い頃には、メキシコ、タイ、ベトナムはあまりお気に召さなかったようだけど、今では喜んで行くから、何でも食べさせないといけないと思う。
いろんな所に連れて行ってくれる旦那様に、これまた感謝ですね。
3/22(月)晴れ
柏爺の頭痛は続いているらしい。
今日再度久保医師に検査を受けたいと爺の口から話すそう。
医師の言うように何でもなければいいが、頭痛があるうちは抗がん剤(ジグナールと聞く)も投与できそうにない。
旦那サンディエゴ出張。
日本人をどんどん帰してしまっているから、旦那のお仕事はさらに忙しい。
今回の出張は水曜帰りの予定。
今後も出張が多くなる事が予想される。
私は、家から歩いて5分もかからないところに住んでいる大里さんのお宅に、お呼ばれ。
今日のメンバーは鍵山さん・準子さん・甲斐さん・私に大里さん。
大里さんの家の造りは我が家とほとんど同じで、キッチン隣のコンピューターのお部屋とプレールームの仕切りがなく、ファミリールームとして使われている。
それにしてもきれいな家。
ガーデニングが趣味の彼女はお花いっぱい、センスの良さも光る。
私もこんなお家に住みたいなー。
昼食は健康管理重視、添加物のチェックも厳しくしている彼女だけあってこだわりのランチ。一言”すごい!”
これでますます家に呼びにくくなった。
学校から帰って宏人手術後のチェックでDr.Carrollへ。
経過良好全く問題なし。検診はほんの5分で終わった。
3/23(火)くもり時々晴れ
昨日大里さんの所にお邪魔して、今さらながらに我が家の雑然さに気付く。
少しばかり片付けをする。
宏人のホッケープラクティス。
生き生きと好きなスポーツをしている時の顔が好き。
ホッケーのパンツはもうぼろぼろ、新しいものに変えたいが
東ほどホッケーが盛んでないので、店も少なくなかなかうまく見つからない。
7時、絵里と二人で高校の来年度のコース説明会に行く。
すでに絵里はオンラインで来年のクラスはリクエストを入れてあるが、今日は保護者向けの説明会。
Honorのクラスに入っていると、ポイントが通常のクラスでAが4.0 の所、Honorクラスは5.0つく事を知る。
来年は絵里Junior Year。
高校生として一番きつい年になると言われている。
そして絵里はそのJuniorでほとんどのクラスでAP(Advanced Placement)クラスをリクエスト。
このクラスいい成績をとるのも難しいが、年度末テストに合格すれば大学のクレジットになるというかなり手ごわいクラス。
いづれにしても何が何だかわからない状態の親。
絵里にはホントしっかりしてもらわなくてはならない。
柏爺の検査日決まる(3月26日)。
また運河の二人にお仕事を休んでもらい連れて行ってもらわなくてはならない。
私は日中家にいるのにー。
3/24 (水)晴れ
10:00中学のCultural Fairの日本ブースで展示する沖縄テーブルで何を出すかのミーティングがあった。
沖縄出身の藤井さん(アートの先生)が中心となって企画を検討。
沖縄の魅力を語ってくれる。
今日のメンバーは藤井さん、各務さん、Moorさんに私。
沖縄のウコン茶と紅芋餅までご馳走になって楽しいミーティング。
展示品は藤井さんが持っていらっしゃる物とコラージュ、サーターアンダギー(沖縄のドーナッツ)という事でまとまる。
これから沖縄の写真集めに取り掛かるが、果たして見つかるかどうか。
旦那サンディエゴ出張から帰るが、出張者との夕食で帰りは遅い。
それでも時差がない出張は肉体的はずいぶん楽な様子。
3/25(木)曇りのち雨
久々の雨。
絵里はキャリアデーで12時半学校が終わる。
その後お友達とRound Table Pizzaまで歩いて行き昼食。
お迎えはいつもと同じ時間。
私の高校時代は柏で友達と腹ごしらえをしたもんだもの。
親掛かり、車がなくては友達と簡単にお茶も飲む事が出来ないなんてちょっとかわいそうな感じ。
アメリカって結構住みにくいのかも?!
宏人はアートのクラスへ。
今週末のExhibition(展覧会)に出す自画像を描いている。
ここまで真剣に自画像を描いた経験がないから今回はとてもいい物を描かせていただいた。
3人の2nd Semesterの中間成績(Progress Report)が送られてきた。
それを見た旦那は一言「うん、皆よく頑張っているな。えらい!」
Cがなけりゃいいと思っているのか、父さんのハードルはそう高くない。
3/26(金)くもり
絵里、学校の後またAndrewとデート。
こんなに頻繁にデートしていいのかと聞いたら 「月に2回しか会えないんだよ!」だって。
ま、可哀想かとも思い協力する。
二人は Mallで遊んだ後、彼の高校のイベントを見に行く。
私は8時半のお迎えと言われたが、それはちょっと遅いと思い、7時半に迎えに行く事にした。
常にどういう風にTeenagerの絵里と折り合いをつけていったらいいものやらと悩むこの頃。
学校の成績だけ、そこそこいい成績をとっていればいいというものではなく、私は不満がいっぱい。
自分しか見えていない10代。
絵里の姿は昔の私そのものだが、40代の私にはいらいらさせられる事ばかり。
私が何かと忙しく出たり入ったりしている間、宏人と研人は大喧嘩。
喧嘩の原因は”ビデオゲーム”。
殴り合い蹴り合いになったようで、戦いの傷が互いに残る。
私は一 切取り合わず。たかがゲームで喧嘩!
いつになったらいっぱしの男になってくるんだろう?はなはだ疑問。
もうやってらんないよー。
3/27(土)晴れ
研人目の周りに斑点。ジンマシンか?
頭痛で一日調子が悪い。熱はない。
ベッドで横になって午前中を過ごす。
1時20分、宏人ホッケーゲーム6-2の勝利。
宏人今期2試合目にして初ゴールを決める。
試合後、本人は「ゴール決めたよ!」と意気揚々と帰ってくるが、そのゴールいかにも宏人らしいゴール。
ポールにあたった激しいシュートのこぼれ玉を前につめていた宏人がちょこんと押し込んだだけの物。
でもフォワードとしていいセンターリングを何本も出していたし、いいポジション取りをしていたから決めたゴール。
しかし、最年少、一番のちびの宏人は滑りがどうも遅い。
もっと練習しなくちゃね。
気分の良いまま、家に帰らず、Art Exhibitへ。
今日は宏人の行っているFujii Art Studioの展覧会。
図書館のホールを借りて生徒の 作品の展示があった。
できたばかりの自画像が真ん中の大きく掛けてある。
来場の人々にもなかなか好評の様子。
宏人照れながらもまんざらではない顔。
その他セラ ミックのマグカップもあった。
研人、午後なっても何となくはっきりしない。
夜9時のインドア最終戦を休む。
それでも斑点はだいぶ薄くなってきたし、もう頭痛も訴えない。
もしかしたら昨日の大喧嘩でしばし窒息の状態になったのかと不安になる。
改めて二人に喧嘩のルールを教える。
<もう、勘弁してよー>
3/28(日)晴れ
11時、研人の現在のサッカーチーム(Almaden Explosion)のTry Outがあった。
もう他のチームはTry outがほとんど終わってしまっていて、研人は他のチームのTry outを受けることなく、このExplosionに入る事になるだろう。
ゴーリーのChris、センターミッドのBenなどの主力選手が抜けて、この秋は果たしてどうなる事やら。
絵里は宿題に追われているが、旦那、宏人と私はTeddyを連れ、Try outの行われる Casterallo Middle Schoolへ共に出かける。
学校の運動場でしばし臭いを嗅ぎまくり、興奮気味だったTeddyも次第に落ち着いてきた。
宏人と私がバスケットで遊んでいる間、Leash(綱)から解かれたTeddyは同じく遊びに来ていた3歳の雌のToy Poodleと仲良く追いかけっこ。
体は大きくてもまだまだPuppyのTeddyと、体は小さくても成犬の Toy Poodleがよく遊ぶ。
飼い主のママとのおしゃべりも楽しく、こんな形でもいろんな人と知り合いになれる事を知る。
12時、私はTeddyを連れ歩いて家まで帰ることにする。
30分位の距離かと思ったら1時間10分も歩いてしまった。
1時20分、あまり調子はよくなかった様だが、とりあえず1日目のTry outを終え、3人が帰ってきた。
意地でも今日は絵里に日本語の勉強をさせようと思っていた。
夕方からはLorenのバースデーパーティーに呼ばれている。
そんな所にLorenから電話「少し早いけれど、今からモールに行けないか?」
私、絵里に言う。「夜のチャット(PC)を無しにして、日本語の勉強をやるのなら今行ってもいいわよ。」
絵里、Lorenに応える「今すぐには出られない」。
どんな事をしても夜のチャットの時間だけは確保しようとする絵里。
友達との話が楽しいのはわかるけど、最近ではチャットの時間もどんどん長くなっている。
高校生の子を持つ友達に聞いても、どの家も制限するのは難しく、宿題やりながらチャット、それも5~6人いっぺんに画面に出ているというからどこの家庭も同じ。
また部屋に入って勉強中もずっとラジオや CDはかかっているし(アメリカではこれを奨励しているらしい)、私には理解できない事ばかり。
4時、絵里をモールに連れて行く。
今日のバースデーパーティーは映画+Chevy'sでディナー。
Lorenのおうちはめちゃ金持ちで、これはプレバースディーパーティというからたまらない。
本番はGreat America(遊園地)ご招待、ホテル一泊付も検討中というからお金持ちはやる事が違う。
絵里の嘆きがまた聞こえる。
ここに住んでいるとうちがとても貧乏に思えるよー。
絵里は家での夕食なし。
私達は山ほどのムール貝を平らげる。それと茄子の揚げ浸し。
どちらも大好物の男3人は争うようにして食べまくる(絵里はムール貝はあまり好きでない)。
特に内視鏡検査の為、明日から食事制限のある旦那は卑しいまでに食べ続ける。
食後の皆の笑顔は主婦冥利に尽きる。
3/29(月)晴れ
旦那は明日検査。その為今日からまともに食事が出来ない。
旦那の朝食は白パン、コーヒーとスクランブルエッグだけ。
昼食も炭酸水、コー ヒー、茶のみ。
突然ペストコントロール(害虫駆除)が来る。
屋外だけにしてもらってTeddyはしばらく外に出さないようにする。
その間電話攻めの午前中。
カレッジに通いだしてなかなか話すことも難しくなった仁平さんとも長電話。
日本人のお友達がいっぱいいるカリフォルニアはやはり私には天国。うれしい悲鳴。
学校から帰った研人は散歩、宿題、日本語学習、買い物、夕飯の手伝い、卓球、いろんな事して忙しく時を過ごす。
宏人は雑誌読み、卓球、日本語学習、ゲーム、テレビ・・・こんなんでいいのか!
絵里はまたグループ学習で図書館へ。その後は宿題、日本語。
夜はしっかりChatタイム。
絵里の毎日の過ごし方・・・もうすぐ17歳、このままでいいのか?
旦那は6時帰宅。 今日から2回ほど下剤(Fleet)を飲む。
夕飯は汁だけのチキンスープ(缶詰)。
皆の夕飯のスパイラルロール(巻きサンドイッチ)とマカロニサラダを恨めしそうに横目で見る。
早く寝たらと言っても、夜更かし。明日は何だかどきどきするねー。
柏爺は週末運河に泊まった様子。
庭の植木をいじったりワープロをしたり少しずつ日常生活に戻そうとしている所。
平和な時がずっとずっと続きますように。
3/30(火)くもり
旦那、腸の内視鏡検査。
昨日から何も食べず、下剤も2回かけてお腹すっきりの旦那の予約は9時半。
渋滞覚悟で8時15分家を出る。9時前にMt.ViewのDr.Liptonに着く。
帰りの運転を考えて 私も同行したが、私は中には入らず車の中で一寝入り。
10時半、そろそろ終わった頃かと中に入って聞くが、まだ診察中との事、再び車に戻リ読書。
少し経って看護婦さんが「終わりましたので中にどうぞ入ってください。」と呼びに来た。
通された診察室に簡単服を着てぼっと座っている旦那様。
ぼーっとした調子で 「大丈夫だって・・・」と一言。
そこへDr. Liptonが入ってきて「全く異常な所はなく入り口部分に痔があるだけです。
これも薬を使うほどのものでなく、じきに治るでしょう。
ホントきれいな状態でしたよ。」ほっと安心。
今日麻酔を打っているので注意する事等の説明を受け、病院を後にする。
旦那によれば内視鏡で見た腸はきれいなピンク色。
その腸が各部屋に分かれているようだったそう。
検査そのものは腸を膨らませる為の空気入れみたいなものが最初つらかっただけで、後は腕からの麻酔がよく効いて全く痛くなかったそう。
医者は最小量の麻酔で済んだと言ってたが、「もう1ショットドラッグを打ちましょう」と、追加されたと旦那。
どこかで外食もOKですよと言われたが、まだ顔色の悪い旦那を連れて外食する気にはなれない。
即、家路に着く。 帰ってきて昼食。
おいしそうにほおばる旦那。顔色もよくなってきた。
しかし、医者 が説明していた事、私がいつ診察室に入っていったかなど全く記憶にないらしい。
脳を麻痺させる薬だったのかしら?
どうやって服を着た?検査室から診察室にどうやって行った?
看護婦さんを私の元に行かせたのは誰?車の説明はどうしたの?も思い出せないよう。
もし重大な病気があったときなど一人で医師の話を聞くこともできないではないかい。
そもそもこんな麻薬患者相手に、病状を説明しても役に立たん。医者は知ってるのかしら?
これでは自分で車で帰るのは当然無理!
旦那も昼食をしっかりとって元気になったので、二人で美容院にヘヤーカット。
結婚して20年。こんなの初めて。何だか笑っちゃうよ。
その後、スポーツマートでお買い物。今日は運転手は私。やはりまだ運転はさせられない。
ツベルクリン反応がプラスだったので半年間飲んでいたINHのお薬。
その薬を飲み終えて学校への報告の書類のサインをAlmaden Family Physicianに依頼したのは先週の木曜日。
その日のうちにできると言っていたのに連絡無し。
昨日催促のメッセージを 残すがこれまた何の連絡もなし。
今日は大嫌いな会いたくない受付嬢がいる医院に出向く。
ナースに面会を申し込み待つこと10分。手に書類を持って現れた。
何で電話1本かけてこないのだ~!ここは本当にダメな医院。
早く縁を切りたいのにまだ来なくてはいけないのかと思うと気が重い。
4時45分、宏人ホッケープラクティス。懸命に滑る姿は美しい。
旦那の健康を祝してGillo(イタリアンレストラン)で夕食。
私はガツンとステーキを食べたかったのだけれど、食欲があったのは私だけ。
みんなそんな感じじゃないとあまり乗ってこない。
しかしいざ、レストランに入れば絵里以外皆よく食べる。
絵里は風邪気味で食欲不振。ちょっと元気がない。
旦那の大腸が何の問題もなかった事がはっきりしてホント良かった。
痔の方は長トイレ禁止、清潔を保てとの指示だけ。
椅子に座ると感じる違和感もそれで解消するのかなあ。
3/31(水)晴れ
Cultural Fair の為のミーティング。
5月に中学で開かれるCutural Fairの日本ブースの打ち合わせミーティングが準子さんのお宅で開かれた。
東京・京都・沖縄グループに別れそれぞれ展示物や試食品のア イディアを持ち寄っての打ち合わせ。
今日は13人が集まったが、素晴らしい企画で 大いに盛り上がる。
皆さんいろいろ得意分野があって話もまとまりやすい。
優秀な人たちの集まりだなと改めて認識する。
準子さんが用意していてくれたカレーで昼食。
大量のカレーを作るだけでもたいへんなのにさっと振舞ってしまう彼女の底力をまた感じる。
Teddyにはお留守の度に豚の耳をあげて行くのが習慣になってしまった。
外に耳を投げると、「またお留守番?」という顔をする。
あまり好ましい習慣ではないのだが、 何だか可哀想でついあげてしまう。
悪い習慣は改めないとね。
もっと自然にお留守番ができるようにならないといけないんだもの。
旦那のお腹は問題なしという事で、久しぶりにお赤飯を炊く。
が、もち米が古かった のか少し芯があるところがある。
残念。5合も炊いちゃったのに・・・。
旦那の出張は、私には子供達の朝の送りがつらい。
しかし前回の出張から1ヶ月。朝の冷え込みは揺るぎ、窓ガラスをカキカキすることも必要ない。
けれどまた冴えないお天気。これがカリフォルニアかと思わず叫ぶ。
絵里、学校が終わるとすぐ図書館へ。今日はスタディグループ(with Mona & Michel)の英語のお勉強。
英語のクラスでは前期にテストで”A”をとるのがたいへんだったけれど、勉強の仕方がわかったのか以前ほど「たいへん」という言葉を聞かない。
図書館に行くついでに、宏人のAR本探し。ARとはAccelerated Readerの略で学校の指定する本を読み、読後にその本の理解度をチェックするテストをPCで受ける。
宏人はフィクションは高校生レベル(10~12)、
ノンフィクションは中学生レベル(6~8)となっている。
ちなみにノンフィクションレベル6はサンノゼマーキュリー、8はニューヨークタイムズレベルというから、私など幼稚園レベルという事になろう。
勉強はしなくてもたくさん本を読んで欲しいのだけれど、宏人は図書館・書店ではすぐに飽きてしまい、本にのめり込むという事がない。
研人はどこでも座り込んで読んでいるんだけどねー。
絵里は自分の好きな分野しか目を通さないし、私の思うようには興味を示してくれない。
全てにおいて親の思う通りなんて行くわけないわよね。
3/2(火)晴れ
朝9時、CamdenからAlmaden Lakeまでの道を、鍵山さんとDaisy、福田さんとChip、私とTeddyの3人と3匹でお散歩。
よその人や犬と一緒の散歩に私は一人緊張して出かけるが、案ずるより産むが安し。
最初興奮気味だったTeddyもすぐに慣れて淡々と散歩道を歩く。
Daisyはヨークシャテリア、Chipはトイプードルで大きさはTeddyの4分の1。
誰もが認めるかわい~い犬。
Teddyは会ってすぐDaisyにご挨拶の舐めまくりをしようとするが、気の強い Daisy(雌犬3歳)に猿のようにキャンキャン吠えられ、体を丸めて退散する。
その姿 がなんとも可愛い。
Teddyは人なつこいが気が小さい。Chip(雄犬4ヶ月)にはあまり興味を示さない。
通りがかるランニングやウオーキングの人たちが「まあ、可愛い。何の犬?」
と二人 の飼い主に尋ねる。そして気を遣ってこっちにも「そちらは?」
私が答える「ミックスです。」別に不愉快でも何でもないが、気を遣って聞いてくれる人が何人もいるのには正直参る。
無事散歩道を往復(約1時間半)し、家に帰る。ヘッドカラーが効いているのか何の問題もなく公園デビューならぬ、お散歩デビュー。
歩きながらのおしゃべりは楽しいし、今日はまた最高の散歩日和だったから、満足度120%の散歩だった。
散歩から帰ってもTeddyは疲れを知らず歩き回る。本当にかわいいTeddy。
最近では言葉もわかるのではないかと思うこともしばしば。
こんなにTeddyにめろめろで大丈夫かしら・・・私。
しかし改めて思う。大きな犬だからこそ、しつけはしっかりとしないとね。
3/3(水)晴れ
今日はお雛祭り。だけれど今年はお人形を出さなかった。
1年に1度のことなのに出してもらえないお雛様には可哀想だが、どうもこの家は飾る気がしない。
Teddyにはいい家なのだけれどね。
10時から、中学のAPL日本人会のミーティングが、ホートンさん宅で行われた。
今回の出席者は12名。議事進行予定に添って順調に話を進める。
日本からは沖縄・ 京都・東京をテーマに地域の文化を紹介する事になった。
12時予定通りミーティン グ終了。楽しい雑談の時となる。
ずーっと繋がらなかったケーブルテレビのComcastに電話をしたのが先週末。
昨日修理の人に来てもらって、ようやくテレビは見られるようになったのだが、不自由だった2ヶ月あまりの払い戻し請求の電話をかけるが、受け付けてもらえず。
いつクレームをしたかの記録はきちんとされていて、クレーム報告があった日からの払い戻しは可能だが、何のクレームもつけなかった場合はさかのぼって払い戻しはしてくれないそう。
そりゃそうだよ。そんなことしていたら会社としてはやっていけないもんね。
教訓<調子が悪かったらとりあえずすぐクレームの電話を入れる事。さもないと後からお金の請求はできないのだ!>
6時半、中学の6・7年生対象のHonor Celebraionが学校の体育館で行われた。
CAのこのエリアでは、3.5~3.9のGPAでHonor Roll、4.0のGPA(ストレートA) でPrincipal Rollとなる。
今回Principal Rollの研人は初めてのことでもあり出席。
その人数の多さに改めてびっくりした。
6th:Honor 131名、Principal 92名。7th:115名、Principal 86名(各学年約450名)。
延々と一人一人が出てきて自分の名前を発表。ほとほと拍手するのも疲れました。
夕方ボストン出張から帰ったものの時差ぼけでかなり疲れている旦那と共に夕食。
いつも必ず食事の時はテーブルの下に来るTeddyだが、今日は元気がない。
何だかぐったりとしていて薄目を開けるがすぐにまた眠ってしまい、自分のベッドから動こうとしない。
夕方研人が1時間の散歩に連れて行った時は元気だったし、夕飯もきちんと食べた。
しかし朝から下痢気味で・・。口がきけないTeddyが心配。
柏爺が少しづつ元気になってきてくれているよう。
ワープロも持ち込んで病室で打っているようだし、先週とはだいぶ違った様子。
3/4(木)くもり
11時過ぎ中学から電話。
「研人がドアに頭をぶつけて、こぶができ、痛がっている。すぐにお迎えに来てください。」
学校オフィスに駆けつけると、頭を冷やし、情けない顔の研人がベッドに座っている。
バンドのクラスから出たところで、勢いよく開いた鉄製のドアの角に右前頭部をぶつけたらしい。
すぐに保健室(日本のようにきちんとしたものではない)に連れて行き、冷やしたが、しばらくは要注意とのこと。吐く、気持ちが悪い、視線が定まらない、激しい頭痛、異常な眠気などの症状が表れたらすぐに医者に連れて行くように言われる。
しっかり大きなこぶができていたので心配ないと思われたが、ナースの言われるままにサインし、家に連れて帰る。
しばらく横になって頭を冷やしていたが、頭痛薬を飲む事もなく、痛みは治まってきた様子。
聞けば、「大丈夫です!」といい続けたにもかかわらず、ナースのところに連れて行かれ、ナースは研人の知らないままに私に連絡をくれたようだ。
昼食もしっかり食べ、至って元気になったので、バックパックを持って再び学校へ向かう。
まずは、戻ってきた事を了承してもらおうと、ナースの所に行くが、「今日はあと2時間はお母さんと家にいなさい(あと2時間もすれば下校だ)。これはルールです。」だって・・・。
学校としては後で問題が起こったときのことを考え、頭を打撲した生徒を受け入れる事はできないのだろう。
宏人が滑り台から落ちた時も、「しばらくじっとしていれば大丈夫です」と言ったのにもかかわらず、「救急車を呼びなさい」と押され、呼ぶ羽目になったのと同じパターンだ。
宿題が多くなるーと不満顔の研人は、学校にいく事も出来ず、ふくれたまま家に戻る。
2時半、宏人のお迎え。また研人は学校へ。
各教科のホームワークとサックスホーンのピックアップ。
明日はまた学校がお休みだから3連休に出る宿題は多い。
5時、宏人アートクラスへ。
明日からの3連休、今年最後のスキーにでも行こうと思うが、
絵里の予定がはっきりせず、計画も立てられない。
結局旦那は休みを取れなかったし、いきなり行けるほど子供達も小さくない。
3/5(金)晴れ
カリフォルニアの雨期が終わったのか晴天続き。もう半袖姿でもおかしくはない。
Staff Development Dayで学校はお休み。
何だかんだとアメリカの学校は休みが多い。
せっかくの3連休スキーでもと思ったが、絵里はお友達との遊びが大事だし、Teddyを預ける予約も入れてないので、どうやら行けそうもない。
絵里はゴルフランド(ミニゴルフ)へ、MichelとMonaの3人で出かける。
Monaはアラブ出身。彼女のところも厳しいらしく、モールをふらふらするのは許されず、ミニゴルフをする事になったらしい。
ミニゴルフもゲームセンターが隣接していて危険でないとはいえないと思うのだけれど・・・。
宏人・研人・私の3人+TeddyでAlmaden Lakeをお散歩。
おとといぐったりしていた Teddyも今はお腹の調子も良好、元気に歩き回る。
途中、私は車を移動し、連絡は無線でする事にする。
が、いくら連絡しても応答がない。
結局私は歩き続け、彼らを発見。宏人の無線の電源が入っていなかった様。
最近の宏人(最近に限った事ではない!)何でも中途半端。
学校のホームワークのペーパーは失くすし、調べなくてはいけない項目リストなしに図書館に行くし、何から何までやりっぱなし。
注意すれば言い訳するし、怒れば開き直る。やりにくいったらありゃあしない。
自分の予定ばかりを優先する絵里に台所の掃除を言い渡す。
絵里の賢い(要領のいい)ところは、
とりあえず私の言うことを聞いておかないと後で困るのをよーく知っているところ。
それに引き換え、宏人はとことん抵抗する。
研人は根っからのPUREのようで、私には一番やりやすいが何とも頼りない。
こんな子供達もいつか大人になって皆出て行ってしまうのかと思うと、急にさびしい気持ちになる。
3/6(土)晴れ いいお天気。
カリフォルニアの青い空がいっぱいに広がる。
木蓮の花が終わったと思ったら桜の花があちこちで一斉に咲き始める。
春をすっ飛ばして急に夏が来てしまったような陽気。
子供達の日本語の勉強の後は、これといってやる事もなく(本当はやる事はいっぱいある)、卓球選手権。
チャンピョンの研人を打ち負かそうと力が入るが皆なかなか彼を破る事ができない。
いつも宿題に追われる絵里も参加。ずいぶんうまくなってきたと思った矢先、足首を捻挫。
普段運動していないから痛めやすいと思われる。
彼女も体育系で日常スポーツをする体だと思えるに机かPCに向かっているだけでは体に良かろうはずがない。
旦那と宏人、研人、私の4人でTeddyを連れてAlmadenのCounty ParkであるQuick Silverをハイキング。
このParkは家から5分ほどの所にあり、5年ほど前に自転車で山を上り下り、幼かった研人はほとんど泣きながらのサイクリングとなった思い出の場所
(自転車では不適当な舗装されてない山道)。
旦那は半袖・短パンの夏の装い。Teddyの水やTreatも持ってハイキングコースを行く。
公園から入ってすぐにひたすら上り坂。
私はすぐに疲れを感じるがAlmadenを見下ろす景色は美しく、こんなに近くにいい場所がある事に喜びを感じる。
行き交う人もないと思っていたら、馬に乗った女性が現れる。
初めて見る馬にTeddyはひどく怖気づき、
”ファオーファオー”と声にならない吠声をあげる。
(これはおびえすぎか? はたまた、Head Cullerをつけていて口があけられなかったのか?)
しばらくまた上り坂を行くと、突然宏人が「Turkey!!」と叫ぶ。
すると私達から ほんの15メートルほどのところを七面鳥が4羽、何とも愛くるしいおかしな歩き方で行く道を横断していく。
静かに見守る私達には一切気付かないのか、無視しているのか何事もなかったように通り過ぎる一列に並んだ4羽の七面鳥。
これがAlmadenでは有名な”Wild Turkey”だ。
私の携帯のカメラで急いでシャッターを押すがうまく撮れず。
その後も至近距離ではなかったが、さらに多くの七面鳥の群れ(15~6羽?)を発見。
さっと飛び立つ七面鳥の姿が私達に問題を投げかける。
鶏はとぶか?旦那と私は「YES」子供達は「NO」の答え。
とぶという事の定義にも話が及ぶ。ここで絵里の理論が興味深い。
鶏は”跳ぶ”のであって”飛ぶ”のではない。
英語にすると”FLY”と”JUMP”の違いになるのだろうか?
子供達は頑としてゆずらず、正解は未だわからず。
コースの分岐点に差し掛かり、すでに充分歩いた感のあった私達は、最短距離のハイキングコースで帰路に向かう事にする。
山道のハイキングにもTeddyは疲れを見せず、 相変わらず持ち手を引っ張るようにしてたくましく歩く。
しかしHead Cullerが引っ付いてうっとうしいのだろうか、時々手で払おうとする。
ほとんどハイキングも終わりという頃、2頭の鹿を発見。
じっとこちらを見据え動こうとしない。こちらも脅かさないように息を止める。
Teddyは彼らに気付いているのかいないのか、草むらの中に入っていこうとする。
さっと方向を変え草むらに逃げ込むMule Deer。
耳が想像以上に大きくきりりとしていて美しい。
さらに少し歩くと草むらの中に7~8頭の鹿の群れを発見。
こんなに群れでいる所を見られたのはイエローストン以来か?!
自然動物との出会いもあった満足のハイキングを2時間ほどで終え家路に着く。
ぬかるんだ道を全く気にもせず走ったTeddyのお風呂は宏人が進んでやる。
皆Teddyをかまいたくって仕方がない。
ご近所さんで子供にせがまれて飼った犬だが子供達が全然面倒をみないという話をきいたばかりで、うちは良かったなと思わずにはいられない。
3/7(日)晴れ
昨日書き忘れたサッカーゲームは、4-0の快勝。
研人は、前後半ともにフォワード。惜しいシュートがいくつかあったが決まらず。
研人の動きを見ていると、技を感じるものの負けん気と言うかAggressiveなところがなくボールに対する執着心が見えない。
優しい気のいい性格がそのままサッカーにも出ていて恐くない感じがする。
何となく不完全燃焼なゲーム。
今日もTeddyとハイクに行きたかったが、ほとんど買い物にも行かないような生活で、少しは買い物にも行かなくてはと、買い物デーとなる。
Home DeptでTeddyのうんち場所の木のチップを3袋購入。
大3袋でもまだまだ足りなさそう。
Costcoへ。しょっちゅうお腹をすかせている子供達のスナック用の冷凍食品をまとめ買い。
冷凍庫が3個あるのは大助かり。量を考えないで買えるのは有難い。
子供達が巣立っていなくなった暁にはCostcoの会員である必要もなくなるのか?
買い物もずいぶん変わる事だろう。
子供達との週末はいろんな事をしたい。
テニス・ハイキング・ミュージアム・映画・カラオケ・ドッグパーク・・・・
いっぱいやりたい事があるのだけれどほとんど何も出来ないで日々が過ぎていく。
気がついたら旦那と二人+Teddy
なんて事になるんだろうか。
3/8(月)晴れ
10時、宏人Oral Surgery”Dr.Carroll”で奥歯の歯茎を切り下げ、奥歯がしっかり生えてくるようにする手術を受ける。
ドクターの所見では、「Dr.Steinhoff(矯正医)からの指示よりも大きな手術になるので、
再度予約してから来い。」と言われる。
大きな手術と言われてびびる宏人。
私は次の矯正医との予約も入れてあるので、きょうこのままやってくれるように頼み込む。
絵里も5年ほど前にこの医師に歯の裏側に生えてきた余分な前歯を抜く手術をしてもらった。
この医師は信頼できそう。
その際は立ち会ったのだが、気が遠くなるほど気持ち悪かった。
そして今日も立会いは避けられないと思っていたら、「どちらでもいいですよ」と言われ拍子抜け。
しかし宏人がやたらに恐がっているもんだから(こういう時にはママっ子になる)、やはり立ち会うことにする。
ちょんちょんちょんとメスを入れ少し肉塊(歯茎)を取っている様子。
すぐにメスでの作業は終わり、縫合。
あれでどうやって縫うの?というような針と糸を使って奥歯の周囲を丁寧に縫い合わせていく。
これが結構時間がかかる。 麻酔を打ってから45分ほどで全て終了。
痛み止めを処方してもらい、今後の食事等の注意を受ける。
家に帰って1時間、痛み止めが切れてきたのか痛がる。
腫れも出てきたので氷で冷やし痛み止めを飲ませる。
学校は今日はもう行けそうもない。痛みが治まっている間にお昼寝休憩。
食べ物も今日はスープ程度しか入らない。 夜8時、Dr.Carrollから電話。
「宏人の具合はどうですか?」医者といえどもサービス業。
このようなアフターケアーは欠かせない。
3/9(火)晴れ
宏人の薬が終わった。Dr. Ettingerに診てもらう。異常なし。
Dr. Ettingerはそこそこ良いのだが、なんせ受付の女性陣が最低。
予約を入れるための電話もなかなか繋がらないし、何よりめちゃくちゃ不親切。
私の友達の多くもこの Almaden Family Physicianにかかっているが、皆ホームドクターを替えようと考えている。
けれども実際いい医者がなく、ずるずるとこの医院にかかっているというのが実情。
子供達の6ヶ月の投薬が終わるのを機にホームドクターを替えようと思っていたが、9月の新学期が始まる前の夏にもう一度検診するように言われ、ホームドクター を替えるのはもう少し先にする事にした。
アメリカに住んでいると、こんな仕事の仕方でお給料もらっているの??
というよう人によく出くわす。
こんな仕事の仕方なら私でも出来るわい
と思ってみても実際働けるわけもなく、イライラが募る。
3/10(水)晴れ
嵐でダメージを受けたフェンスや樋を不動産屋から派遣された修理やさんが見に来た。
ただの修理のおじさんにも愛想を振りまき尾を振るTeddy<.困ってしまう・・ ・。
研人、CALのMath Testを放課後受ける。
絵里、Study Groupで学校にて居残り勉強。
バージニアでは考えられないくらい勉強に時間を費やしている。
夕方はガーディナーが来た。今日は庭に除草剤を撒いた様子。
Teddyは外に出たくてうずうずしているが、ちょっと恐い。
しばらく家の中で我慢させる。
このガーディナー、人はいいのだが、ほとんど英語が通じない。
いつもニコニコ”Yes,Yes”と言ってくれるがどこまでわかっているんだか・・・?
除草剤の事も詳しく聞けない。
ここアメリカでは英語が話せないガーディナー・クリーニングサービスなどの肉体労働者の割合がたいへん多い。
そしてそのほとんどはメキシカンもしくは南米の人々。
公共の印刷物にスペイン語があるのはうなずける話。
キャノンの現地人の解雇・日本人駐在員の帰国で旦那の仕事はまた忙しくなった。
忙しいのは悪い事ではないであろうが、厳しい顔をしている旦那に戸惑いを覚える。
3/11(木)晴れ
冬が終わったらいきなり夏到来。ここの所日中の気温は30度を越す。
それでも湿気がないから家の中は過ごしやすいが、こんなにいきなりだもの、たまらないったらありゃしない。
セーターを洗濯して薄手の綿シャツ・トレーナーをと思っていたら長袖シャツはいらなくなった。
こんな天気が少し恨めしい。
またオークの木の花粉かアレルギー性の鼻水・鼻づまりも出てきていて、抗ヒスタミン剤をまた飲み始めたところ。
宏人はアートクラスへ。
最近は文句も言わずに喜んで行っている。
3/12(金)晴れ
ビジネスミーティング!!
バイリンガルで以前は日本人学校の先生、今は現地人の家庭教師をしている才女の鍵山さんと、親友の準子さんと3人で事業を始めようかと模索中の私達。
以前から何かのビジネスを始めようともくろんでいたが、これならいけるかもしれないと思われる話が出てきて、その1回目の重役会議。
仕事は”Duct Cleaning”果たして私達にできるか?意見を交換する。
まず今旦那がフィリピンにいる準子さん、そして駐在員の妻の立場である私の予想される今後の状況。
ここSan Jose を永住の地としているのは鍵山さんだけ。
こんな状況下で実際ビジネスを始められるのか?
絵里は学校の引けた後、直接モールへ。
今日はAndrewとデート。映画を見てお食事をして花の金曜日。
Andrewの家は厳しくてとてもデートとは言えないらしく、友達の家に行くと言って出てきたらしい。
ばれるのではないかと私ははらはらだけど、当の本人はそうでもしないと会えないと淡々と語る。
高校が違う2人は簡単には2人の時間を持つ事はできないのだろう。
絵里を迎えに行きがてら、研人とモールでショッピング。
絵里の友達のMichelとママのようこさん(日本と韓国のハーフ)に会う。
ようこさんは日常ほとんど日本語を使う事がないというのに、達者なきれいな日本語を話す。
そしていつもにこやかな笑顔で子供に接する。
「今日はMichelの彼へのプレゼントを買いに来たの。何がいいかしらねー。」と、あったかいまなざしで娘のMichelを見る。
あんなお母さんに育てられる子供は幸せだろうなー。
だからMichelも明るくてホントいい子なんだろうな。
旦那は、近く日本帰国の3人の送別会。
こんなに送別会ばかりで会社は大丈夫なのかしら・・・。
【だめでしょう。】
3/13(土)晴れ
江戸爺ちゃん、73歳のお誕生日おめでとうございます!
宏人のインラインホッケーのシーズンスタート。
チーム名はThe Maple Leafs Jr.
3時に第1回目のゲームがあった。
彼はBantam Division(17&Under)に属しているが、チーム11名の中で目立って小さく背番号11番。
その中で久々のホッケーではあったが気持ちよくプレーできたよう。
ほとんどフォワードでプレーしアシスト2回ゴールなし。
まずまずの出来栄え。
試合は6-3の勝利。
汗びっしょりになって足はふらふら、VAよりも広いフィールドでの1年ぶりのプレーにへとへと?!
Humane Societyに立ち寄る。
Teddyが入っていた犬舎に行ってみる。
そこにはTeddyのお姉ちゃんかと思われるような茶色のチャウチャウもミックスがいた。
でもTeddyより顔が横に大きくスマートさに欠ける
<Teddyが一番と思っている私>。
Teddyが我が家に来て6ヶ月。
すっかり我が家の1員になって、今はいなかった頃の事をよく思い出せない。
Puppy Trainingを受けた証明書を提出。
これで85ドルがHumane Societyから戻ってくるはず。
研人インドアサッカーゲーム。 今日は彼のゲーム史上最低のシナリオとなった。
前半、フォワードで登場。
攻めの姿勢でボールに食らいつきなかなかいい。
しかしここぞというシュートが決まらない。
攻められ攻めての1-1で前半終了。
後半、ゴーリーで登場。
さほど難しくないシュートを決められ調子を崩す。
その後も攻められ続け、取れる球が抑えられない。
飛び出したところを決められたり、はじいた玉を押し込まれたり、ディフェンスの陰になって見えなかったり・・・。
とにかくつきもないしないし感も冴えない。
次々ゴールを許し、終わってみれば1-6の完敗。
前半いい動きだった研人を下げてゴーリーにしたコーチが恨めしい。
そうはいってもほとんど止められなかった研人。
本人はすっかりゴーリーとしての自信を失ったゲー ム。
今日の彼には何も声をかけられない。
3/14(日)晴れ
日本語を学ばせる事への熱意がかなり薄れている私。
子供達は初めからやる気などなく、やらないで済むならやらないで済ませたいところ。
いつも私自身に渇を入れての日本語学習。
そんな中、海外子女教育振興団から研人に送られてきた手紙は、私に今また少しやる気を起こさせる。
”6年間、本当によく頑張りました。
これまで学んでこられたのも、ご両親の支えがあってこそ・・・”
ちょっと白々しい文面ではあったけれど、小学校入学から6年、まだ完全に6年分をこなしたわけではない(ちょっと遅れている)けれど、教科書・通信教育ワークブック・添削を全く日本の学校に行くことなく完了。
このことに関して、一応研人の先生であった私が自分自信を褒めてやってもいいのではないかと、思えた手紙。
絵里や宏人はチャレンジもやっている事もあって、遅れに遅れこのお手紙は頂けなかった(絵里は小2から始めたので権利なし)。
絵里の自宅での日本語学習から、およそ8年。
子供も私もよく頑張りました。
でも本当に日本語の力をつけなくてはいけないのはこれから、まだまだ疲れていてはいけません。
昼食後、Gilroyのアウトレットへ家族揃って出かける。
夏にCAに越してからは初めてのショッピングで、3年ぶりのアウトレットは大きく様変わりしていた。
今日のお買い物はまるで宏人デーだった。
彼のお好みの店 Billabong, Vans, Etnies:exs ができていたこともあって、靴・T-シャツ・ズボン・ バックパック・財布と手に入れた。
研人もまたいい靴が買えたといって大喜び。
宿題がまだ残っているのに出てきた絵里は少し欲求不満。
旦那と私は収穫なし。
もう洋服も靴も要らないからあんまり買い物も楽しくない。
ショッピングも子供達の時代になった。
3/15(月)晴れ
宏人、プロジェクト作業で放課後自転車で学校へ行く。
宏人がプロジェクトで何かするというのは、珍しい事。
絵里の6・7年生のBret Harte(今の中学)時代はかなりの量のグループプロジェクトがあったのに、宏人も研人もほとんどやっている様子がない。
私には学校で何をしているのかほとんどわからないから、口をはさめるはずもなく、首を傾げるばかり。
男と女の違いなのか?数年でカリキュラムが変わったのか?
それともプロジェクトにかかわってやっていないのか???
絵里、歯医者へ。今日はクリーニングと検診。
虫歯なし、親知らずは4本とも生えてこないそう。<良かった>
宏人は4本共親知らずの芽がある。研人はどうだろう。
旦那は4本の親知らずを抜くのに結構たいへんな思いをした。
おかしな話、絵里の上前歯裏に出てきた歯は、旦那にもあったそう。
こんな事遺伝するの?とも思うけれど、
何より、自分のせいにされちゃうと怖れ言い出せなかった旦那が可笑しい。
そんなに私恐い?
3/16(火)晴れ
10時、中学のStuff Appriciation Lunchのお手伝いで、学校へ。
APL (Asian Parents Link)として、中学の教職員(約110名)に対して感謝を評して、ボランティアの人たちが手作りのランチを出す。
参加国は中国、インド、韓国、ベトナム、日本。
学校のFDRの部屋のテーブルにクロスをかけ、
持ち込まれたセンター (フラーワーアレンジメント)を飾る。
しばらくすると次々とおいしそうな食事が持ち込まれる。
日本からは巻き寿司、お餅など(私はチキン照り焼き)が出された。
それにしても中国パワーはすごい。
学校には人数的にも何百人も中国人がいるとは思うが、それぞれが持ち込む量が多い。
とても家庭の鍋で作っているとは思われず、レストランを経営している家庭からの提供であろう、とにかくすごい。
2時、後片付けで再び学校へ。
わずかに残った食事をおいしそうに食べる先生が二人。
宏人のSocial StudyとLanguage Artの先生だ。
この二人、8年生の遠足(Tech Museum/Lewis & Clarkの-Max movie)だった為に、豪華なLunchを食べる事が出来なかったのだ。
一応挨拶はしたものの、遠足と知っていたにも関わらず別にとっておいてあげなかった事にバツの悪さを覚える。
宏人が嫌っているMrs. Blackwood (Language Artの先生)は、やっぱり恐い。
私も苦手なタイプ。
宏人、初めてのホッケープラクティス。
くたくたになった45分間の練習。
このフィールドまでは20分強。家に戻る事も出来ず練習中はその場で待つことにする。
毎週火曜日の事なので、ちとつらい。
City DinerでTake Outを持って帰り夕食とする。
Take Outにすると量が多くなる事を知る。これはお得。
旦那は胃腸専門医 (Gastroenterology) の問診を受け、まっすぐ家に帰ってくるはずが今日も遅い。
問診は内視鏡の予約を入れただけの簡単なものだった様子。
3/17(水)晴れ
朝、葉子姉から電話。
柏爺の頭痛がやはり治まらない。
退院の話も出てきているが頭痛が治まらなくては何事も進められない。
しかし医師は抗がん剤を投与する事ばかりに積極的で、頭痛に関してはあまり気にしていない様子。
姉と敦夫兄がまた休日を取って医師との面談をしてくれる事になる。
葉子夫婦にばかり面倒をかけている。本当に申し訳ないです。
第二回目のビジネスミーティング。
私達が考えている Duct Cleaning(通気管クリーニング)のビジネスとは、家庭またはオフィスの冷暖房の Vent(通気口)と Furnace (ボイラー)の清掃のサービス。
まずスタートするまでに、Duct Cleaning用の装置・Van(営業者車)を購入、サービスに回れる人間のトレーニングをしなくてはならない。
いろいろ調べてみると想像以上に事業を始めるのに運転資金がかかる。
私達3人がそれぞれ実際に出せる金額を検討。
しかし実際私には今投資するお金はなく、出資金に関わる事は出来ない。
調査をさらに進める事にして今日のミーティングを終わる。
絵里、スターディーグループ図書館へ。
MichelとMonaは、絵里のいいお友達。
彼らが勉強しているところをちょこっと垣間見たが、真剣にやっている。
車の中では将来の事、大学の事、ファッションの事をVAの友達とは違った形で話している。
引越しばかりで苦労も多いけれど、その中でいろんな人とかかわり、いろいろな話が出来るというのは何よりの財産だ。
3/18(木)晴れ
宏人アートクラスへ。
夜、葉子姉から電話。
久保医師との面談で、頭痛はCTの結果問題なし。
検査の必要はないとの判断とのこと。
ここ数日少し食べられるようになってきている様子。
来週退院の予定で行く。
医師が問題なしと診断しているのはうれしいが、
痛み止めもよく効かない様な頭痛、果たして原因はどこにあるのか。
柏爺から数通手紙が届くようになって、回復しているのは間違いないよう。
以前のように気楽に我が家に遊びに来てくれるまで、少しでも早く回復して欲しい。
3/19(金)晴れ
4時、宏人ホッケー、プラクティスの試合。
コーチ無しの遊び感覚のScrimmage。
スケート感覚を取り戻すにはいい機会。
宏人は、ずっとインラインホッケーを続けていくのだろうか?
高校に入ったらラクロスを始めたいと言っているが、エキップメントが高くて簡単にいいよとは、言いがたい。
絵里は全くスポーツをしなくなってしまったし、自由なアメリカとは言え、小さい頃からスポーツを続けていないと、なかなか新しいスポーツを始めるのは難しい。
日本の部活や体育はその点よかった。
絵里はベビーシッターへ(6時~11時)。
お小遣い稼ぎにはずいぶんといいバイト。
Parkのペイントをするという面白そうな明日のボランテイアのお仕事は、中心になっ ているKey Clubのリーダーと連絡がつかず、キャンセル。
明日もゆっくり寝ていられるから、今回の金曜のベビーシッターはホントありがたい稼ぎ口。
3/20(土)晴れ
宏人Language artsのプロジェクトの製作でJoshの家に行く。
それにしても宏人は頼りない。
昨日学校から帰ってすぐに「週末はプロジェクトがあるから土曜日曜とも友達のところに行くよ。」と意気揚々と言った。
「さ、Joshの家に電話しよ。」と聞いてきた2本の番号に早速電話をするが留守。
夜になって再び電話。するとどちらも間違い電話となって繋がらない。
宏人の番号は知らせていないというから、相手から連絡が入ることはない。
宏人は「トトは悪くないよ。間違った番号を渡したのは向こうだから・・・」
と、もう宿題などどうでもいい様子。
気になる私はイエローブックをチェック。
誰もが載せているイエローブックではないから、載っているかどうかもわからないが、相手の Last name(苗字)のスペルもはっきりしないようでは調べようがない。
絶対に間違った番号を押していないと言い切る宏人。
研人にもう一度、もらってきた番号にかけてもらう。
研人、宏人になりきって"Hi, This is Hiroto. May I speak to Josh?"と言う。
するとママと思われる女性が"Sure, Just a moment."と応えるではないか。
繋がった事に目を丸くし、たまげる宏人。
差し出された電話を握りしめ、明日の予定を電話口で話し始める。
しばらくして、電話口を押さえながら"What is our number?"と研人に聞きに来る。
研人ふざけて”268-3XXXX”と、でたらめの番号を教える。
宏人は一瞬考えてそれは違うとわかったのか"Please!!"
そして今日の朝、Joshからの電話を受け、自転車でJoshの家に出かけた。
この自転車で行く事も道がわかるかとか、何で送ってくれないんだととか言っていたけど、 自分の事は出来るだけ自分でしろと地図を持たして無理やり行かせた。
これで14歳!!!
電話もまともにかけられない。
友達のLast nameも書けない。
自分の家の番号もさっと言えない(考えればわかるそう?!)。
自分が間違えたとは考えもしない。
親に頼らず何でも自分でしようとしない。
あ~あ、これで大丈夫なのだろうか?!ほとほと心配。
宏人が出かけている間、旦那、絵里と私で古本屋を回る。
今日の目的は古本の引き取り依頼。
イエローブックで調べた店にまずは行ってみたが、近いうちに閉業となるので引き取りはしないそう。
古本屋はサンノゼ界隈では、はやらないらしい。
ダウンタウンにある別の店を紹介される。
そこは大きめな店ではあったが、ここも日本語の本は引き取ってもられず。
しかしここで絵里の学校で使う本が手に入ったのは良かった。
(引き取り分があったので絵里の本はただ。
中古本だと気兼ねなくどんどん書き込めるから、わざわざ来た甲斐があったというもの。)
研人、インドアサッカーゲーム。
相手は現在2位の強豪チーム。
さらにこちらはサブ(控え)無しの6人しか来ていない。
ゲーム開始から両チームとも気合が入った動きで、見ていて面白い。
個人個人の力は相手の方が上のようだし、サブもたくさんいて体力的にも相手が有利。
しかし研人も果敢に攻めて、惜しいシュートを連発。
すっと開いたところにウォーレンからのパスが研人に入り、ゴーリーの動きを見ながら確実に1点先制。
試合前のアドバイスが効いて、今日の研人は確かにいい。
後半に入ってもポジションは変わらず、チームのいい感じが持続。
今日はコーチGreg がいなかったので皆のびのびいい仕事をしている。
無駄なメンバーチェンジもないし ・・。
Davidの技ありの1点が入り2-0。
その後極めて惜しいBicycle Kickのシュートがあったり、今日の研人は見せ場を大いに作ってくれた。
予想外の2点Behindで、むきになってかかってくる相手。
その後1点は与えたものの、Defenceもよく頑張り、2-1の最高の勝利。
試合後、満面の笑みで帰って来る研人。
今日は最高の気分でしょう。
サッカーって面白いね、うまく出来たり最低だったり、、
これだからやめられないよね。
3/21(日)晴れ
宏人、Teddy当番を寝過ごす。
確認の為起きてくれた旦那が、Teddyのトイレと朝食を済ませ、事なきを得る。
その後一番最後にTeddyに起こされた(10時!)宏人は、Ryanの家でMathのプロジェクトの製作。
旦那はせっかくの天気のいい日曜日に、家でぐだぐだはもったいないと、Teddyの散歩に出かける。
Almadenの山の方をぐるーと一周して、1時間ぐらい散歩をしてきた。
夕方、図書館で借りた日本映画”119”竹中直人監督・主演。
何故か北野武と竹中直人の映画は図書館に多く置いてある<不思議>。
夕方の時をゆっくり過ごしたので外食(最初からそのつもり)。
久しぶりのタイ料理。 家族全員大満足で食事を終える。
こちらに生活していると、イタリアンやフレンチ料理は日本の方がずっとおいしいと思うけれど、タイ、メキシコ、韓国、インド、ベトナム、アメリカ料理は手軽な外食。
日本料理は気をつけないと韓国まがい、あるいは本当の日本食を忘れた日本人向けになる。
子供達が幼い頃には、メキシコ、タイ、ベトナムはあまりお気に召さなかったようだけど、今では喜んで行くから、何でも食べさせないといけないと思う。
いろんな所に連れて行ってくれる旦那様に、これまた感謝ですね。
3/22(月)晴れ
柏爺の頭痛は続いているらしい。
今日再度久保医師に検査を受けたいと爺の口から話すそう。
医師の言うように何でもなければいいが、頭痛があるうちは抗がん剤(ジグナールと聞く)も投与できそうにない。
旦那サンディエゴ出張。
日本人をどんどん帰してしまっているから、旦那のお仕事はさらに忙しい。
今回の出張は水曜帰りの予定。
今後も出張が多くなる事が予想される。
私は、家から歩いて5分もかからないところに住んでいる大里さんのお宅に、お呼ばれ。
今日のメンバーは鍵山さん・準子さん・甲斐さん・私に大里さん。
大里さんの家の造りは我が家とほとんど同じで、キッチン隣のコンピューターのお部屋とプレールームの仕切りがなく、ファミリールームとして使われている。
それにしてもきれいな家。
ガーデニングが趣味の彼女はお花いっぱい、センスの良さも光る。
私もこんなお家に住みたいなー。
昼食は健康管理重視、添加物のチェックも厳しくしている彼女だけあってこだわりのランチ。一言”すごい!”
これでますます家に呼びにくくなった。
学校から帰って宏人手術後のチェックでDr.Carrollへ。
経過良好全く問題なし。検診はほんの5分で終わった。
3/23(火)くもり時々晴れ
昨日大里さんの所にお邪魔して、今さらながらに我が家の雑然さに気付く。
少しばかり片付けをする。
宏人のホッケープラクティス。
生き生きと好きなスポーツをしている時の顔が好き。
ホッケーのパンツはもうぼろぼろ、新しいものに変えたいが
東ほどホッケーが盛んでないので、店も少なくなかなかうまく見つからない。
7時、絵里と二人で高校の来年度のコース説明会に行く。
すでに絵里はオンラインで来年のクラスはリクエストを入れてあるが、今日は保護者向けの説明会。
Honorのクラスに入っていると、ポイントが通常のクラスでAが4.0 の所、Honorクラスは5.0つく事を知る。
来年は絵里Junior Year。
高校生として一番きつい年になると言われている。
そして絵里はそのJuniorでほとんどのクラスでAP(Advanced Placement)クラスをリクエスト。
このクラスいい成績をとるのも難しいが、年度末テストに合格すれば大学のクレジットになるというかなり手ごわいクラス。
いづれにしても何が何だかわからない状態の親。
絵里にはホントしっかりしてもらわなくてはならない。
柏爺の検査日決まる(3月26日)。
また運河の二人にお仕事を休んでもらい連れて行ってもらわなくてはならない。
私は日中家にいるのにー。
3/24 (水)晴れ
10:00中学のCultural Fairの日本ブースで展示する沖縄テーブルで何を出すかのミーティングがあった。
沖縄出身の藤井さん(アートの先生)が中心となって企画を検討。
沖縄の魅力を語ってくれる。
今日のメンバーは藤井さん、各務さん、Moorさんに私。
沖縄のウコン茶と紅芋餅までご馳走になって楽しいミーティング。
展示品は藤井さんが持っていらっしゃる物とコラージュ、サーターアンダギー(沖縄のドーナッツ)という事でまとまる。
これから沖縄の写真集めに取り掛かるが、果たして見つかるかどうか。
旦那サンディエゴ出張から帰るが、出張者との夕食で帰りは遅い。
それでも時差がない出張は肉体的はずいぶん楽な様子。
3/25(木)曇りのち雨
久々の雨。
絵里はキャリアデーで12時半学校が終わる。
その後お友達とRound Table Pizzaまで歩いて行き昼食。
お迎えはいつもと同じ時間。
私の高校時代は柏で友達と腹ごしらえをしたもんだもの。
親掛かり、車がなくては友達と簡単にお茶も飲む事が出来ないなんてちょっとかわいそうな感じ。
アメリカって結構住みにくいのかも?!
宏人はアートのクラスへ。
今週末のExhibition(展覧会)に出す自画像を描いている。
ここまで真剣に自画像を描いた経験がないから今回はとてもいい物を描かせていただいた。
3人の2nd Semesterの中間成績(Progress Report)が送られてきた。
それを見た旦那は一言「うん、皆よく頑張っているな。えらい!」
Cがなけりゃいいと思っているのか、父さんのハードルはそう高くない。
3/26(金)くもり
絵里、学校の後またAndrewとデート。
こんなに頻繁にデートしていいのかと聞いたら 「月に2回しか会えないんだよ!」だって。
ま、可哀想かとも思い協力する。
二人は Mallで遊んだ後、彼の高校のイベントを見に行く。
私は8時半のお迎えと言われたが、それはちょっと遅いと思い、7時半に迎えに行く事にした。
常にどういう風にTeenagerの絵里と折り合いをつけていったらいいものやらと悩むこの頃。
学校の成績だけ、そこそこいい成績をとっていればいいというものではなく、私は不満がいっぱい。
自分しか見えていない10代。
絵里の姿は昔の私そのものだが、40代の私にはいらいらさせられる事ばかり。
私が何かと忙しく出たり入ったりしている間、宏人と研人は大喧嘩。
喧嘩の原因は”ビデオゲーム”。
殴り合い蹴り合いになったようで、戦いの傷が互いに残る。
私は一 切取り合わず。たかがゲームで喧嘩!
いつになったらいっぱしの男になってくるんだろう?はなはだ疑問。
もうやってらんないよー。
3/27(土)晴れ
研人目の周りに斑点。ジンマシンか?
頭痛で一日調子が悪い。熱はない。
ベッドで横になって午前中を過ごす。
1時20分、宏人ホッケーゲーム6-2の勝利。
宏人今期2試合目にして初ゴールを決める。
試合後、本人は「ゴール決めたよ!」と意気揚々と帰ってくるが、そのゴールいかにも宏人らしいゴール。
ポールにあたった激しいシュートのこぼれ玉を前につめていた宏人がちょこんと押し込んだだけの物。
でもフォワードとしていいセンターリングを何本も出していたし、いいポジション取りをしていたから決めたゴール。
しかし、最年少、一番のちびの宏人は滑りがどうも遅い。
もっと練習しなくちゃね。
気分の良いまま、家に帰らず、Art Exhibitへ。
今日は宏人の行っているFujii Art Studioの展覧会。
図書館のホールを借りて生徒の 作品の展示があった。
できたばかりの自画像が真ん中の大きく掛けてある。
来場の人々にもなかなか好評の様子。
宏人照れながらもまんざらではない顔。
その他セラ ミックのマグカップもあった。
研人、午後なっても何となくはっきりしない。
夜9時のインドア最終戦を休む。
それでも斑点はだいぶ薄くなってきたし、もう頭痛も訴えない。
もしかしたら昨日の大喧嘩でしばし窒息の状態になったのかと不安になる。
改めて二人に喧嘩のルールを教える。
<もう、勘弁してよー>
3/28(日)晴れ
11時、研人の現在のサッカーチーム(Almaden Explosion)のTry Outがあった。
もう他のチームはTry outがほとんど終わってしまっていて、研人は他のチームのTry outを受けることなく、このExplosionに入る事になるだろう。
ゴーリーのChris、センターミッドのBenなどの主力選手が抜けて、この秋は果たしてどうなる事やら。
絵里は宿題に追われているが、旦那、宏人と私はTeddyを連れ、Try outの行われる Casterallo Middle Schoolへ共に出かける。
学校の運動場でしばし臭いを嗅ぎまくり、興奮気味だったTeddyも次第に落ち着いてきた。
宏人と私がバスケットで遊んでいる間、Leash(綱)から解かれたTeddyは同じく遊びに来ていた3歳の雌のToy Poodleと仲良く追いかけっこ。
体は大きくてもまだまだPuppyのTeddyと、体は小さくても成犬の Toy Poodleがよく遊ぶ。
飼い主のママとのおしゃべりも楽しく、こんな形でもいろんな人と知り合いになれる事を知る。
12時、私はTeddyを連れ歩いて家まで帰ることにする。
30分位の距離かと思ったら1時間10分も歩いてしまった。
1時20分、あまり調子はよくなかった様だが、とりあえず1日目のTry outを終え、3人が帰ってきた。
意地でも今日は絵里に日本語の勉強をさせようと思っていた。
夕方からはLorenのバースデーパーティーに呼ばれている。
そんな所にLorenから電話「少し早いけれど、今からモールに行けないか?」
私、絵里に言う。「夜のチャット(PC)を無しにして、日本語の勉強をやるのなら今行ってもいいわよ。」
絵里、Lorenに応える「今すぐには出られない」。
どんな事をしても夜のチャットの時間だけは確保しようとする絵里。
友達との話が楽しいのはわかるけど、最近ではチャットの時間もどんどん長くなっている。
高校生の子を持つ友達に聞いても、どの家も制限するのは難しく、宿題やりながらチャット、それも5~6人いっぺんに画面に出ているというからどこの家庭も同じ。
また部屋に入って勉強中もずっとラジオや CDはかかっているし(アメリカではこれを奨励しているらしい)、私には理解できない事ばかり。
4時、絵里をモールに連れて行く。
今日のバースデーパーティーは映画+Chevy'sでディナー。
Lorenのおうちはめちゃ金持ちで、これはプレバースディーパーティというからたまらない。
本番はGreat America(遊園地)ご招待、ホテル一泊付も検討中というからお金持ちはやる事が違う。
絵里の嘆きがまた聞こえる。
ここに住んでいるとうちがとても貧乏に思えるよー。
絵里は家での夕食なし。
私達は山ほどのムール貝を平らげる。それと茄子の揚げ浸し。
どちらも大好物の男3人は争うようにして食べまくる(絵里はムール貝はあまり好きでない)。
特に内視鏡検査の為、明日から食事制限のある旦那は卑しいまでに食べ続ける。
食後の皆の笑顔は主婦冥利に尽きる。
3/29(月)晴れ
旦那は明日検査。その為今日からまともに食事が出来ない。
旦那の朝食は白パン、コーヒーとスクランブルエッグだけ。
昼食も炭酸水、コー ヒー、茶のみ。
突然ペストコントロール(害虫駆除)が来る。
屋外だけにしてもらってTeddyはしばらく外に出さないようにする。
その間電話攻めの午前中。
カレッジに通いだしてなかなか話すことも難しくなった仁平さんとも長電話。
日本人のお友達がいっぱいいるカリフォルニアはやはり私には天国。うれしい悲鳴。
学校から帰った研人は散歩、宿題、日本語学習、買い物、夕飯の手伝い、卓球、いろんな事して忙しく時を過ごす。
宏人は雑誌読み、卓球、日本語学習、ゲーム、テレビ・・・こんなんでいいのか!
絵里はまたグループ学習で図書館へ。その後は宿題、日本語。
夜はしっかりChatタイム。
絵里の毎日の過ごし方・・・もうすぐ17歳、このままでいいのか?
旦那は6時帰宅。 今日から2回ほど下剤(Fleet)を飲む。
夕飯は汁だけのチキンスープ(缶詰)。
皆の夕飯のスパイラルロール(巻きサンドイッチ)とマカロニサラダを恨めしそうに横目で見る。
早く寝たらと言っても、夜更かし。明日は何だかどきどきするねー。
柏爺は週末運河に泊まった様子。
庭の植木をいじったりワープロをしたり少しずつ日常生活に戻そうとしている所。
平和な時がずっとずっと続きますように。
3/30(火)くもり
旦那、腸の内視鏡検査。
昨日から何も食べず、下剤も2回かけてお腹すっきりの旦那の予約は9時半。
渋滞覚悟で8時15分家を出る。9時前にMt.ViewのDr.Liptonに着く。
帰りの運転を考えて 私も同行したが、私は中には入らず車の中で一寝入り。
10時半、そろそろ終わった頃かと中に入って聞くが、まだ診察中との事、再び車に戻リ読書。
少し経って看護婦さんが「終わりましたので中にどうぞ入ってください。」と呼びに来た。
通された診察室に簡単服を着てぼっと座っている旦那様。
ぼーっとした調子で 「大丈夫だって・・・」と一言。
そこへDr. Liptonが入ってきて「全く異常な所はなく入り口部分に痔があるだけです。
これも薬を使うほどのものでなく、じきに治るでしょう。
ホントきれいな状態でしたよ。」ほっと安心。
今日麻酔を打っているので注意する事等の説明を受け、病院を後にする。
旦那によれば内視鏡で見た腸はきれいなピンク色。
その腸が各部屋に分かれているようだったそう。
検査そのものは腸を膨らませる為の空気入れみたいなものが最初つらかっただけで、後は腕からの麻酔がよく効いて全く痛くなかったそう。
医者は最小量の麻酔で済んだと言ってたが、「もう1ショットドラッグを打ちましょう」と、追加されたと旦那。
どこかで外食もOKですよと言われたが、まだ顔色の悪い旦那を連れて外食する気にはなれない。
即、家路に着く。 帰ってきて昼食。
おいしそうにほおばる旦那。顔色もよくなってきた。
しかし、医者 が説明していた事、私がいつ診察室に入っていったかなど全く記憶にないらしい。
脳を麻痺させる薬だったのかしら?
どうやって服を着た?検査室から診察室にどうやって行った?
看護婦さんを私の元に行かせたのは誰?車の説明はどうしたの?も思い出せないよう。
もし重大な病気があったときなど一人で医師の話を聞くこともできないではないかい。
そもそもこんな麻薬患者相手に、病状を説明しても役に立たん。医者は知ってるのかしら?
これでは自分で車で帰るのは当然無理!
旦那も昼食をしっかりとって元気になったので、二人で美容院にヘヤーカット。
結婚して20年。こんなの初めて。何だか笑っちゃうよ。
その後、スポーツマートでお買い物。今日は運転手は私。やはりまだ運転はさせられない。
ツベルクリン反応がプラスだったので半年間飲んでいたINHのお薬。
その薬を飲み終えて学校への報告の書類のサインをAlmaden Family Physicianに依頼したのは先週の木曜日。
その日のうちにできると言っていたのに連絡無し。
昨日催促のメッセージを 残すがこれまた何の連絡もなし。
今日は大嫌いな会いたくない受付嬢がいる医院に出向く。
ナースに面会を申し込み待つこと10分。手に書類を持って現れた。
何で電話1本かけてこないのだ~!ここは本当にダメな医院。
早く縁を切りたいのにまだ来なくてはいけないのかと思うと気が重い。
4時45分、宏人ホッケープラクティス。懸命に滑る姿は美しい。
旦那の健康を祝してGillo(イタリアンレストラン)で夕食。
私はガツンとステーキを食べたかったのだけれど、食欲があったのは私だけ。
みんなそんな感じじゃないとあまり乗ってこない。
しかしいざ、レストランに入れば絵里以外皆よく食べる。
絵里は風邪気味で食欲不振。ちょっと元気がない。
旦那の大腸が何の問題もなかった事がはっきりしてホント良かった。
痔の方は長トイレ禁止、清潔を保てとの指示だけ。
椅子に座ると感じる違和感もそれで解消するのかなあ。
3/31(水)晴れ
Cultural Fair の為のミーティング。
5月に中学で開かれるCutural Fairの日本ブースの打ち合わせミーティングが準子さんのお宅で開かれた。
東京・京都・沖縄グループに別れそれぞれ展示物や試食品のア イディアを持ち寄っての打ち合わせ。
今日は13人が集まったが、素晴らしい企画で 大いに盛り上がる。
皆さんいろいろ得意分野があって話もまとまりやすい。
優秀な人たちの集まりだなと改めて認識する。
準子さんが用意していてくれたカレーで昼食。
大量のカレーを作るだけでもたいへんなのにさっと振舞ってしまう彼女の底力をまた感じる。
Teddyにはお留守の度に豚の耳をあげて行くのが習慣になってしまった。
外に耳を投げると、「またお留守番?」という顔をする。
あまり好ましい習慣ではないのだが、 何だか可哀想でついあげてしまう。
悪い習慣は改めないとね。
もっと自然にお留守番ができるようにならないといけないんだもの。
旦那のお腹は問題なしという事で、久しぶりにお赤飯を炊く。
が、もち米が古かった のか少し芯があるところがある。
残念。5合も炊いちゃったのに・・・。