2003年9月30日火曜日

2003/9

9/1(月)晴れ

毎日抜けるような青空。気温は日中30度以上になるものの、からっとしていてさわやか。
窓を開け放てばエアコンのお世話になる事も、ほとんどない。

Almadenから北にMontery Hwyを走る。中国人やベトナム人の営む家具屋街を見て回る。
子供たちを置いてきたのでゆっくり探す事ができる。
この辺りの家具は一般の家具よりずいぶん安くなっているそう。
しかしなかなか私たちの要望に沿った物が見つからない。
アンティークのお店を見てみようとGiloyまで行ったがお休み。
その後最後に見つけた家具屋(5Days furniture)でCurio(飾りキャビネット)を購入。
10件近く回った家具屋で最後の最後に値段も手ごろなよい家具が見つかった。
しかし台所用の家具は何の収穫もなし。今度はどこに行きましょうか? 午後から出かけて気がつけば6時過ぎ。研人にお米とぎを頼む電話を入れる。
携帯電話はホント便利。なかった時代はどうしていたんだろう。
中華の惣菜を買って帰って夕飯とする。
子供たちは3人それぞれサイクリングをしたり手紙を書いたり思い思いに過ごした様子。

 

9/2(火)

7時40分子供たちは旦那と共に学校へ。今日からは、本格的な学習も始まる。
昨日買ってきた飾り棚がうまい具合に納まって、少しずつリビングルームが片付いてきた。

研人は、元のチーム(Ruckus)の練習には行かなかった。私はコーチDanにE-mailを書いた。
もう秋のサッカーシーズンは始まってしまって今後研人はどうするべきなのか?
チームは紹介してくれるのか?・・・・など。 絵里が高校のバレーボール部には入れなかったり
(彼女の実力不足もさることながら、すでに9年生からやっている子でしめられていた)
折角自信がついてきた宏人のインラインホッケーが続けられるかわからなかったり
(CAは本格的なリーグがない?)
好きなサッカーが思いっきりできなかったり・・・・。引越しってつらいよ。

 

9/3(水)晴れ

絵里の高校でのコースは、今までの記録を元に学校が作ってくれたカリキュラムである。
これまた度重なる引越しの為、州によって必修科目が異なるので、
7年(Bret Harte中、CA)8年(Woodbridge中、VA)9年(Gar-Field高、VA)10年(Lea Land高、CA)
の4年間World History(世界史)をやる事になってしまった。
世界史に通じるようになる事は悪い事ではないが、同じものを何回もやっている間、
政治やアメリカ史等を勉強せずに来ているのはまずい。
本人はこれで良しとしているが、果たしてどんなものか?

さらに、問題はScience(理科)。
10年生はCAでもVAでもChemistry(化学)が必修になっているが、
たとえわかっていなくてもそれなりの成績を残している絵里は、
Chem Honors(化学選抜クラス)に入ってしまっている。
このクラスでは、課題も難しくなりいい成績を残すのは難しくなる。
しかしこのクラスでとった”A”はさらに何ポイントか加算され、
カレッジを目指す面々にはありがたいクラスとなるらしい。
しかし絵里はとにかく理科が大苦手で大嫌いである。
6週間以内ならクラス変更も可能。
通常のクラスに入ったほうがいいと私は勧めているのだが、絵里はもう少し様子を見る事にしたらしい。

高校のカリキュラムを含め、まだいろんな事がわかっていない私は資料集めに走る。
が、決定するのは本人。みんな自覚をもって生活してよ。
3人ともどこまでわかっているんだか・・・。

カリフォルニアと言うかここサンノゼエリアはとにかく何でも高い。
ガソリン代は安くて1ガロン2ドル以上(VAでは1ドル80セント位)だし、
研人のサックスホーン(Bandのクラスでやる事になった)のレンタル料は月々50ドル。
VAでは宏人のトランペットと研人のビオラを両方で33ドルだったのに・・・。
怖いくらいにお金がかかる。

お金のないCAは学校の運営も寄付金任せ。
学校からは寄付金のお願いばかり回ってくるし・・・あ~あ頭が痛い。
でも野菜とフルーツはVAとは比較にならないほどおいしくて安い。
”CostCo”もずいぶん様変わりして、新鮮野菜コーナーができて、安く大量に手に入るのがうれしい。

放課後、研人はMathのテストを受けた。参加は8人。
6月にテストを受けられなかった子達だ。
昨晩は早く寝ろと言ったにもかかわらず、咳が出だし11時に薬を飲ました。
またアレルギーが出だしたのかとも思うが、こんな日は頭痛を訴えるのが常だから
テストが受けられるのかと気をもんだ。
が、無事受けるだけは受け、本人は「90点は取れる。」と、のたまう。ホントかな~。

7時~8時 宏人をホッケーの練習に連れて行く。
果たして何人集まるのか?どんな形でやるのか?もわからぬまま出かける。
秋からリーグを作るつもりと言っていたが未だ申込書も出来ていず、
今日集まったのも宏人を含めたった4人。何と先週は2人だったそうで
たくさんのチームがあったVAとは雲泥の差。
2年前あまりに上手なVAの少年たちを見てショックを受けたものだったが、
今回はあまりに普及していないインラインホッケーに愕然とする。
お迎えを旦那に頼んで私は家に戻る。
帰ってきた宏人はそれでも久しぶりのホッケーで思い切り汗を流し、楽しんだよう。
来週はどうしましょうかねえ。

 

9/4(木)晴れ/涼しい

絵里のバスルームにまだ蟻が列をなす。宏人のベッドにも・・。
11時、ペストコントロールを呼び、再びスプレーしてもらう。

11時半、この家に取り付けてもらうShed(大きな物置)の組み立て工事(ちょっと大げさ)が始まる。
広々としていた横庭がなくなるのは少しさみしい。
しかしたくさんの入るべきものがガレージで待機しているから仕方がない。
明日は立ち上げにヘルパーを連れて作業を進めるそう。枠組みだけで今日は終わる(509-9481担当Tim)。

9月11日で契約が切れる車の保険をどうしよう。
CAのこのエリアの保険料はVAと比較して年間200ドル近く高くなる。
目撃した交通事故の数、救急車の出動回数は断然VAに方が多いと思われるのに、この違い。
本当にCAは何でも高いのだ。住みにくーぃ!

CostCoの車保険が割安との情報あり、電話で問い合わせる。
全く同じ内容でAAAに比べて年間70ドル安くなる事がわかる
(1-888-5365 EX5890担当こちらもTim)。即加入。
書類が送られてきて契約完了との事。

研人無事に昨日の算数のテストをパスし、今日はPre-Algebla(7年生のMath)の
Ms.Stanleyのクラスで授業を受けたそう。これでMathの問題は解決。
今度の先生はなかなか当たりみたいだし(失礼)、まずは良かったよ。

絵里と研人を医者に連れて行く。 TBテストでプラスになったうちの子供ら3人。
宏人はすでにレントゲンもとり薬も飲み始めているが、同じ事を絵里や研人もしなくてはならない。
前回と全く同じ説明を今日もDr.Ettingerにする。
レントゲン技師が今日はもう帰ってしまったとかで、明日レントゲンを取る予約を入れる。
薬の処方はレントゲンの結果待ち。旦那も私もTBスキンテストを受けるように強く勧められる。
ここまで言われるとやらないわけにはいかないなあと、ちょっと憂鬱。

急にポスターボードが必要と言い出す宏人Office Maxまで買いに行く。
以前の家に比べ道のりは短い。簡単に買い物ができる。これは便利。

コーチDanからもらったEメールには、2つのチームを紹介されていた。
1つはU-12Almaden Fire;こちらはすでに17人のプレーヤーがいて新しいプレーヤーは取らないとの事でだめ。
もう1つはU-13 Almaden Explosion ;このチームは1学年上のチームで
基本的には新しいプレーヤーは取らないが一度練習に来てみてくれと言われる。
しかし日時はコーチからの連絡待ち。こちらもどうなるかわからない。・・・。

Danのメールでの研人の評価はまずまず。
ボールタッチ・スピード・ポジション・態度などはFair・Good・Excellentとそう問題があるようには思えない。
が、スタミナだけは”Poor”。まさにその通りなのだがPoor(お粗末・貧弱)とは・・・!
これではTravelling(遠征)のチームに今から入り込むには難しいかも・・・。
確かにうちは3人ともスタミナないよ。困ったなー。

 

9/5(金)曇り

旦那はフェニックス(AZ)日帰り出張。
私が起きた6時半にはもういなかった。ごめん。(もう飛行機で飛んでる時間だよ!)

9時半には来ると言ったShedを立てる人(Tim)から少し遅れると連絡が入ったのは11時過ぎ。
2時過ぎになってもまだ来ない。
今日中には立てると言っていたのにどうなっているんだろうと、電話をするがつかまらず、メッセージを残す。
3時になって電話があり、その後ようやく現れた。
結局今日はできないので明日やりますとの事。
決して悪い人ではなさそうだけど・・・。明日も何時に来ることやら・・・?

中学校のサッカー部のTry Outが昨日今日学校で行われていると言う。
昨晩、夜も遅くなってから言い出す研人。
学校のサッカー部に入れるといいねと、話していたのに何で受けようとしないのよ??
今日一日だけでも受けたらと、放課後サッカーの支度をしてフィールドに出す。
20代のコーチに今日だけでも受ける事を許可してもらいTry Outに参加。
20名のサッカー部員募集に40数名が受けた。

VAの中学と比べてかなりレベルが低いように見える(Woodbridge Middleは、州下でも有名なサッカー強豪校だった)。
一日だけのTry Outで見事パス。来週月曜から練習が始まる。

絵里と研人のレントゲンの予約は3時30分に入れてあった。研人の分はキャンセルしようと医者に電話。
出た女性の話によるとレントゲン技師は2時には帰ってしまうのでいずれにしてもレントゲンは撮れませんだと・・・。
<何で昨日はそう言わなかったのよ~。何で電話で知らせてこないのよ~。>
どうもここのAlmaden Family Physician(特にオフィス)は、信用できない。
以前絵里のカルテを失くされた事もあるし・・・。早めにいい医者探さなくっちゃ!

Webでホッケーのリーグを探す。近くにはないようだ。
さらに遠くまで行っても東海岸のような活気のあるものではないみたい。さあ、どうする。

旦那のお帰りは11時半を過ぎるだろう。
「仕事しなくちゃ。」が、口癖となりそうな禁煙中の旦那様。
どんな顔でお帰りになるか?

 

9/6(土)晴れ

旦那は朝食後すぐに買い物に出かける。
子供たちは宿題に取り掛かる。
VAに比べて勉強はかなり厳しいようで週末は以前にも増して宿題に追われそう。
特に絵里は宿題にかかる時間はVAの倍はあるかと、思われる。
学校に行く以外何のアクティビティーもしていないのに、ヒーヒー言っている。
VAでの2年間は何だったのか?!

お昼になっても帰って来ない旦那。
近くのホームセンターや日曜大工の店を回っているとの事。
その旦那が帰ってきたのは、2時を過ぎた頃。

昼食後すぐに作業開始。
家具屋を回ってついに見つける事ができなかった台所で使うキャスター付収納棚を自分で作る事に。
宏人や研人もちょろちょろ手伝って夕方には完成。
早速使わせてもらって、少しずつ台所も使いやすくなっていく。
一人でいろいろ回った甲斐あって、その他にもいろいろ小物を手に入れて収穫は充分だったみたい。
私はダンボール数箱は空にしたかな。

今日来ると言っていたShedのおじさんTimは、電話で来ない事を知らせてきた。<やっぱり!>
ガレージにある20箱くらいのダンボールの始末はShedができてから。まだまだ引越し作業は続く・・・・。
<あ~あ、気が遠くなる>

子供たちはTXのミュージアムで手に入れた”State flowers & birds (各州の鳥と花)”の
1000ピースのパズルを始めた。これがなかなか面白い。

研人はサックスをブイブイ鳴らし、宏人は日本から持ってきたベースをギロンギロン鳴らす
(本人かなり気に入っている)。せまいこの家では逃げ場がないよ。
と、思っていたら旦那は最近はまっているEric Claptonの曲を奏でている。
ホント、にぎやかなうちだよ。

 

9/7(日)晴れ

私は9時半までぐっすり寝てしまった。子供たちも10時過ぎまで起きて来ない。
しかし旦那は早起き。せっせと今日も日曜大工にお片付け。
壁に絵を飾り、ガレージに作業台を取り付ける。
これで大工仕事がやり易くなったと満足の様子。
それにしてもうちの旦那様は、よく働く。次はどこをやっつけようかと、策を練る様子。
ほんとこの”まめさ”に、頭が下がるよ。
今日は、ゲームルームのクロゼットのラックまであり合わせの板でこしらえた。

それに引き換え、私は子供たちの日本語のお勉強に少しばかり付き合った後は、パズルをして遊んでばかり。
全く家事・片付けをやる気がしない。
このパズル、各州の鳥や花がわかってとっても楽しくて勉強になる。
とは言っても、ほとんど記憶に残らないのだが。
最近とみに憶えるということができなくなった。<悲しい>
そんな怠け者の私に少しも怒るそぶりを見せない旦那がとても立派に思える。

子供たちはサイクリングに行きたいだの、映画を見に行きたいだの言っているけど、
まだまだそんな余裕はうちにはないのですよ。
週末に何のスポーツもなくこうしてゆっくりするのも悪くないなーなんて思っている今日この頃。

今回の引越しで、もうお友達はできたかな?なんて気をもむ事がないのは有難い。
物価の高さは頭が痛いが、お友達がたくさんいるこのAlmadenに戻ってきてよかった。

 

9/8(月)晴れ

10時ShedのおじさんTimが来て作業を始める。
途中からもう一人助っ人が入り二人で頑張って組み立てている。
しかし、聞こえてくる彼らの会話で、彼らがほとんど素人であることがわかる。
「これはここに入るんじゃないか?これじゃ、さかさまだよ。」とか・・・。
そんなんでまともなShedができるの???

10時半、宏人と研人を学校からピックアップして矯正歯科に連れて行く。
(中学の時間中でのお迎えは、その日の朝に先生宛の手紙を出すように注意される。)
今日は歯型をとるだけ。1時間ほどで終わる(二人で260ドル)。

研人は今日から中学のサッカー部の練習(3時~5時)。
今日になって突然、絵里が友達(Michel)と図書館で勉強を一緒にするというので、
彼女を連れていったんスナックを食べに家に戻る。
彼女は韓国人(4分の1は日本人の血も入っている)の事もあって、おやつはおにぎり。
スナックも東洋人にはわれわれと同じで出しやすい。
Michelを図書館に降ろし、絵里はレントゲンを撮る為に医者へ連れて行く。30分ほどで終わる。
結果は明日に出、その後投薬が始まる事になる。
絵里を図書館に連れて行く。さあ、しっかり勉強してください。

研人をお迎えに学校へ。 コーチと挨拶。
コーチに「すごくいいプレーヤーですね。」と、褒められる。
それもそのはず、この学校のサッカー部にはトラベルチームに入っているようなプレーヤーはいず
(練習が重なるので両方参加するのは困難)、レベルは???
研人はいかにも楽しくサッカーをしているようだが、彼のいい練習になるかは疑問。
体を動かすという事だけになるように思われる。

絵里を図書館までお迎えに行く。その後絵里はずっと宿題。
お勉強に熱心な仲間の中で学んでいけるのはいい環境かと思われる。
一日でも早くお勉強のペースがつかめるといい。

6時になって、Timが「すみません。今日は完成できませんでした。」と、気弱く頭を垂れる。
明日午前中には仕上がる予定。

旦那から「今日は帰りが遅くなるぞー。」と、連絡があったのが6時ごろ。
そして 帰ってきたのは12時近く。それから夕飯なんて体によくないよ。

 

9/9(火)曇り時々一時雨

珍しく朝から曇天。青くない空を見たのは久しぶりな感じ。
朝から来るといっていたShedのおじさんが来たのは11時半を過ぎてから。

出来上がったパズルのフレームを探しにOakridge Mallに行く。
West Fieldに買い取られたモールの工事は着々と進み、10月の完成まであと少し。
今は工事中のため駐車するのも難しいが、完成の暁にはいいモールになる事だろう。

研人のサッカーの準備を持って中高のお迎えに行く。
絵里は今日もMichelとお勉強だそう(グループスタディーと言うらしい)で、家には帰らずそのまま彼女の家へ。
明日は3つもテストがあるそう。

4時、研人のサッカー練習のお迎えに行き、そのままレントゲンを撮りにドクター へ。
昨日の絵里も含めて結果は明日ドクターから電話が入るそう。
帰宅後研人は軽い夕食を済ませ、宿題を大急ぎでこなす。

6時、研人サッカーチーム(U-13Almaden Explotion)のTry outに行く。
すでにチームはできていて、このTry out は特別に研人のサッカースキルを見てもらう為に
チームの練習に参加させてもらったもの。
今日は気温も上がらず、研人には絶好のコンディション。
何故なら暑いとすぐにへばってしまう軟弱者の研人、
この天気(雨もぽつぽつ降り出した)は最高のプレゼントなのだ。

8時、練習/Try out終了。
コーチJeff「He is doing great!(いい動きです)」
コーチGreg「Kento is a very good player.(いい選手ですね)」とのいい評価だが、細かい事は言おうとしない。
さらに、もう一人Try out を受けたい子がいるのでその子を見た上で決めたいとの事。
今週木曜もしくは来週火曜にもう一度来るように言われる。
コーチの評価は決して低いものではないが、1年学年が上のこともあって研人はひときわ小さい。
そしてさらにもうシーズンもスタートしている今になって個人的にTry outを申し込んでくるような子は、
実力もあると思われるので、その比較の中では、なかなかチームに入るのは難しいかも。
絶対的にチームに欲しいと思わせることができなかったのだから、仕方がない。
とりあえず運を天に任すしかない。

しかし研人は このチームに入りたい様子。
Ruckusの練習よりずっと楽で、楽しんでサッカーが出来たそう。

Shedが一応(?)完成。
下からの水の浸出を防ぐ為のシールを持っていないので後日また来ると言う。<???>
旦那が帰宅後点検。
いくつかのビスが留まっていない。そして位置が壁に平行に立てられていない(これは仕方がない?)。
どう見てもプロの仕業とは思えないお仕事。明日また電話して確認しなくちゃ。
まだ 荷物も運び入れられないよ。

VAのオーナーMarkからの礼金(Deposit)の精算のチェックがアドレスミス等でまだ着かない
(すでに2回発送したそう)。
それはさておき、Markの家から間違えて持ってきてしまった小物(ボックスに入り込んでいた)を
Markに送らなくてはいけないのだが、ボックスが全部空いていない今の状態ではそれも出来ない
(ガレージいっぱいの荷物まだ手がつけられないでいる)。
そのためのShed、完璧に使えるようになるの はいつなのよ~!!

 

9/10(水)晴れ

Shedのおじさんに連絡が取れないままにガレージの荷物をShedに移し始める。
クリスマス・サンクスギビング・イースターの飾りつけの品々が主。
お雛様や兜は暑く蒸れるShed内は、適さないだろう。

先週電話で新規に契約した車の保険の書類がまだ来ない。
契約が切れるのが明日となり、心配になってCostCoの保険に電話するが担当者がつかまらず。

E-mailの受信に何か問題があるみたい。
送られているはずのメールが来なかったり、何日もかかって来たり、DSLに問題があるのか?
VAで使っていたComcastが最近になってこの地域にケーブルサービスを始めたようだが、
1年契約となっているので変更も利かず。ついてないの。さあ、どうする?

VAからCAへの引越しに伴った私たちの移動費(飛行機代・宿泊代など)が
TXを経由している為会社からの支払いがストップしていた。
100万円近い金額だったから大いに気をもんだが、晴れて支払われる事になった。まずはほっと安心。

2時半、学校のお迎え。
絵里はとにかく”勉強がたいへん”と言い続ける。
勉強する事が嫌いにならなければいいのだが・・・。
宏人はグループワークのSocial Studyのプロジェクトのポスターを仕上げる為に自転車で図書館に行く。
誰とやっているのか、その名前すら聞かなかった。どんどん子供たちが離れていく。
中学のBack to school Night。旦那は6時に帰宅。

6時半、子供たちにはTogo's(サンドイッチ屋)に行って夕飯を食べるように言って、
旦那と二人歩いて中学まで出かける。
旦那は研人、私は宏人のそれぞれ6科目のクラスを15分刻みに回り各先生からの説明を聞く。
宏人の先生は特にいやな先生はいなさそう。
研人の方はLanguage Artと Social StudyのMrs. Yokotaがなかなかたいへんそうとの事。
Back to School Nightと いっても私たちが気にしているのは、どんな先生かな?って事が中心。
聞き逃しのないように全神経を集中していた以前と比べずいぶんいい加減になったもんだ。
しかし 旦那が片方を回ってくれるのはありがたい。
今までは一人で二人分の主要科目だけ回っていたんだから。

8時半、すべてのクラスを回り終わり家に電話。すでに夕飯を済ませたそう。
私たちはDinerに食事でもと出かけるが、9時近くになってしまってどこも閉店。 British Pubに行く。
たまたま今日はカラオケデーだったようで、多くの若者たちが歌いまくる。
家からほんの10分ほどのところにこんな場所があったなんてびっくり! バケーションに来たみたい。
その中で隣に座っていた老夫婦が妙に印象的。

10時過ぎて家に戻る。子供たちはすでに夢の中。
Back to Schoolの後にこうして夫婦二人でパブに行けるようになってしまったとは、これまた驚き。
夫婦二人だけのの生活になるのもそう遠くない?

 

9/11(木)晴れ/暑い

あれから2年。今日は各地で追悼の式が行われた。
学校でも黙祷が行われたそうだが、VAと比べて厳粛さにかけている感じがしたそう。
土地によるものなのか、2年の歳月がそうさせたのか。
しかしテロの傷跡はまだまだ深く、残された家族の傷がいえる日が来るのか。

今日はとにかく暑い。昨日まで80度(26℃)止まりだったので100度(38度)は堪える。
しかし湿気はなく家の中はエアコンを使わなくても快適。これぞカリフォルニア!Yup!

2時半、子供たちをお迎え。帰宅後、急いでスナックを食べさせる。

3時15分、研人を学校のサッカーゲーム前の練習に連れて行く。

3時半、絵里・宏人を歯のレントゲン技師の元へ連れて行く。
絵里の矯正はほとんど 終わっているものの、宏人は今後の矯正のために必要との事。2人で260ドル。
<一体 何回同じ様なことをやらなくてはならないんだ~。保険が効くといいな・・>
研人は 後日連れてくることにする。

4時半、研人サッカーゲーム。
相手チームはどこの中学から来ているのだろう?8年生揃いのメキシカン中心の大粒チーム。
こちらは小粒が中心のアジア系チーム。
前半研人はフォワードでフル出場で頑張るが得点ならず。
前半終了間際、速攻から点を入れられてからは良いとこなしの Bret Hartチーム。
基本的にディフェンスとミッドがほとんど機能していない。
その為フォワードまでボールが回ることが極端に少なくなってくる。
結果は0 -3.あれだけ攻められてこの点差はゴーリーの頑張りがすごかった。
研人はこの暑さの中で疲れなかった、かなりいい働きをしたと満足の様子。
<トラベルのチームのゲームとは運動量が違う気がするのだが・・?>
彼は、楽しくサッカー が出来ればそれでいいのかも?いいチームに入る必要なないのかな??

6時帰宅 宏人がふらふらと自転車に乗ってくると言って出かける。
中学そしてなつかしのGray Stone Ele.(小学校)を回って帰ってくる。
サッカーもなく、ホッケーもろくにない宏人は体をもてあまし気味。早く何か見つけ なくちゃ。

 

9/12(金)晴れ

宏人は自転車で学校に行く。出て行く時間は車と同じ7時40分。
宏人は今成長の次の段階に入っているのか、しっかりしてきたなあと、思う時と
「おかあさん、おかあさん~」と付きまといこれで大人になれるのかと思う時がある。
まだ身長も伸びないし声変わりの兆候もない。
いささか心配であるが、黙って待つしかないのかあ。もうすぐ14歳。

医者から何の連絡もない。昨日聞きに行った所によればラボからの連絡待ちだそう。
今日は電話をくれるように担当の看護婦にメッセージを残すが電話はかかって来ず。
この医者はやめるべきとの思いはいっそう強くなるが、近所にいい医者がいないのも確か。
いい加減が通ってしまうアメリカでの一般生活。だけれど医療機関はきちんとしたところを選びたい。

やっとShedのTimから電話が入った(私は水曜にメッセージを入れた)。来週月曜に来るそう。
旦那はそんなにいじめるなと言う。

コーチDanから教えてもらったSanJose Mercury(新聞)のVenture欄(木曜版)。
ここの欄では各種のスポーツで選手を応募をしている。
その中で家から程近いサッカーのトラベルチームを見つける。即電話。
盛んにTry outに来るように勧められるが、 来週のAlmaden Explosionからの返事次第で研人の今後が決まる。

ホッケーのトラベルチームのTry outも見つける。即電話。
このチーム月に一回南カリフォルニアで大会。年に2回全米規模の大会参加。
前回はフロリダだったそうで、とてもうちの関わるチームではない。
が、サンノゼのホッケーリーグの電話番号を教えてもらう。<ラッキー!> 即電話。
しかしリーグは今いっぱいの状態で今秋はもちろん1月以降まで入る事ができないそう。
<やっぱ、ついてない!>
その他Webで見つけた家から少し遠いリーグにもE-mailを送るが、春のセッションまで待つようにとの返事が来る。
<とことんつ いてない>
これらの話を聞き宏人はがっかり。せっかくうまくなってきたホッケーなのにね~。

台所に入れる家具で手ごろな大きさ・お値段のものを見つけた。
7時半に帰宅した旦那と夕食を済ませ、急いで再び店(Cost Plus)へ。
旦那の反応”今一つ”購入に至らず。
明日はお休み、子供たちも私たちもゆっくりとした金曜の夜を過ごす。

 

9/13(土)晴れ

子供たちはまだ寝ている。絵里に出かける事を伝えて、私たちは会社の斉藤さんのお宅へ。
今日の訪問は彼らの家のガレージでねている日本製食器棚を見せてもらう為。

Cupertinoに住んでいる斉藤さんのお宅は、うちから30分足らず。
3つのパーツに別れ引き出しやキャスターも付いている食器棚の色合い(こげ茶色)は、
ちょうど江戸川台に置いていただいている両面式食器棚の色と似通っている。
今の家の台所には不釣合いの色合いだが、さすが日本製!よくできている。
もう使う事はないと言う斉藤さん。早く食器棚が欲しい我が家。250ドルで売ってもらった。

荷物運びにトラックは本当に便利。一家に一台トラックの時代ですよ。

北海道店を開催中の三ツ和(元ヤオハン)に寄る。
まだ日本からの産物があるので買い物は控えめに。揚げたてコロッケを昼食用に買う。
それにしてもサンノゼの便利さは格別。何でも買える(お金さえ出せば・・・)。
VA では、新鮮もやしを買いに30分のドライブだったのに・・・。
ずっとCAに暮らしていたら食べ物への有難みも薄らいでいったかと思う。
今は日本食への敬意(少し変な表現)と感謝を持って食べている。
そういう気持ちにさせてくれた事に、これまた感謝。

1時半帰宅。 何と宏人は12時半に起き、朝食もとってないらしい。
絵里は宿題のエッセーにかかりっきり。 皆で昼食。
三ツ和で買ってきた豆腐が”まずい”最低!!どうやら凍結されて出荷されたよう。
三ツ和でこれを売ってちゃあまずいでしょ。近ければすぐに返しに行くところが我慢。

日本で食べた美味の紫蘇豆腐を恋しがる宏人。
それにしても日本人の口が肥えたのはいつからだろう。
日本は冷凍食品までもばっち り考えられて作られているし、少しでもまずければ生き残っていくことができない。

かたやアメリカでは”最低”と思われるもの(アメリカ人は思わないのだろうが)が定番でずーっとある。
中学の理科の舌のつくりを調べる味覚テストでは、甘いとか辛いの感度を調べるのに
アメリカ人は強度のものでないと反応しなかったとか。

早速台所の家具の配置換えと整理を開始する。なかなか使い勝手が良い家具だ。
5時ほぼ完了。 宏人と研人は自転車で出かけた。 絵里はお友達(Margret)とランニングすると言って出かけた。
宏人、自転車がパンクしてしょんぼり帰る。
こちらに来てから何回パンク修理をしているだろう旦那様。6回は下らない。
原因は いつも植物の硬いとげが無数に突き刺さる為。
けれどもそれがどの場所なのか何の木なのかわからず、ただただパンクしては修理を繰り返すいたちごっこ。
いい対処方法 があると思うんだけど・・・。
再びタイヤのチューブにパッチを張ってパンク修理。一人でできるようになれと宏人に指導を施す(?)

台所がだいぶ片付いて、夕食がおいしかった。 ぼちぼちだが、生活しやすくなっていく。

 

9/14(日)晴れ

子供たちは久しぶりの日本語の勉強をいやいやする。ホントいやいや。
やらせようとする私もいやだと思いながらやるから、いけないのだろう。
しかし実際、絵里は毎日宿題に追われ、研人はとりあえずサッカーに忙しい。
かろうじて宏人には時間があるが、なかなか・・・。
間をおくと余計いやになる日本語学習、ほんの少しでも毎日やらせる必要があるのだろう。

さて、台所の大まかが決まったので、お次は大量の本の整理。
現在本棚は子供の各部屋に置かれているが、もうすでにほぼ満杯の状態(研人の本棚は漫画本ばかり)。
ダンボール10箱の本たちはまだ自分たちの行き先もわからず箱の中。
学校のプロジェクトも始まったし、本はすべていつでも見られる状態にしたいのだが。
日本から持ち帰った古書もしっかり本棚に納めたい。

午後から買い物。 目的は本棚・台所収納かご(食器棚用)・研人のサックス練習本・額・ペンなど・・ ・。
さらに突然壊れてしまったコンピューターのモニター。
歩き回ったけれど買えたのは、コンピューターモニター(今度の画面は大きくてとても見やすい)だけ。
私はひたすら疲れた。不満が残る。達成感が今日はない。

明日はもう月曜日。あっという間に週末が終わる。

 

9/15(月)晴れ

日本は敬老の日。夏に会ったコトばあちゃんを思う。
研人がどうも絵里に見えてしまうらしくて、何度も「これは研人だよ。」と言った。
オランダからの一時帰国の際にお休みのキスをしに行って頬をぴひゃりとたたいた宏人の事をよく覚えていて、
「お返し」と宏人の手をたたいた。
研人の厚い手を握り「お肉ばかりじゃだめだよ、野菜も食べなさい。」 と、諭した。
旦那と絵里が会いに行けなったのは残念だった。
でも2人の名前は頻繁に出てきた。
がりがりに痩せてベッドで横たわるおばあちゃん。今、病院のベッドの 上で何を考えているのだろう。

やはりShedのTimからの連絡はなし。もう追いかけるのはやめにしよう。疲れた。
旦那はすでに抜けているビスは留めたし、もういいにしよう。
何だか腑に落ちないけれども。

医者からの連絡もなし。私の何かが間違っているのか?!自分の行動が不審に思われてくる。
が、このまま放っておくわけにもいかない。出かけていくことに。
そして窓口で折衝。ホントここのオフィスは感じが悪い。
全くこちらの話を聞こうとせず、看護婦にメモを残せの一点張り。
しかし当の看護婦は今日は病休。金曜日もかかってこなかっ たのだから、明日もあてにならない。

Dr.Ettiger宛てに。”先週月火曜日に娘絵里と 息子研人が、レントゲンを撮りました。
その結果は翌日には判ると聞いていましたが、まだでしょうか?ご連絡を下さい。”と、メモを残す。

今日から絵里は7時間目に”Driver's Education”のクラスを取る。
このクラスはDMVからのハンドブックを元に交通ルール等を学ぶ
30時間のクラスで高校卒業までには取らなくてはならない必修科目。
現在学校との往復だけで時間があるはずの絵里だから、7時間目を使って取る事にした。
このためお迎えは1時間遅れの3時半。
研人は中学のサッカーチームでの練習(3時~5時) 楽しそうにサッカーをしている。

これが一番のような気がする。

 

9/16(火)晴れ

12時、引越しに伴って壊れたりダメージを受けたものの保険請求をCendantに出したのが8月末。
その確認のための男性が来た。

リビングのテレビ(29インチ)・・・下に横筋が大きく入る。つけてしばらくすると少しずつ良くなる。
ビデオデッキ(ベーター)・・・動かない。以前から調子が悪かったような気が・ ・。
水槽・・・ひび割れ その他・・・おもちゃ・ランプ・時計・飾り物など

旦那が昼前に家に戻り、テレビやデッキの説明をする。

6時、研人サッカーTry out+練習 研人がAlmaden Explosionに入れる事が決まった。
良かった良かったと喜びたいところだか、何かすっきりしない。
その原因はコーチJeffの言葉。 挨拶の後何も話し出さないコーチに、
私 「決めていただけました?」
Jeff 「研人は、いいプレーヤーです。」
私 「ありがとうございます。」
Jeff 「う~ん。何と言っていいか・・。17人はちょっと多すぎるんです・・・。
でも研人は本当に良いプレーをします。私は彼をとるべきでしょう。見逃す手はない。
でも結果を出してくれないと困ります。17人になってゲームにあまり出られなくなる子の親に私は叱られます。
ゴールをメイクするか良いアシストをするとか、
とにかく 彼のパフォーマンスを見せてくれないと・・・。私は嫌われちまいますよ。」
私 「木曜に受けた子も取るんですか?」確かチームは15人と聞いていた。
Jeff 「ああ、あの子は取りません。でも今日も一人また別にTry outを受けた子がいるんですよ。その子も実にいい。
さらにその子は私たちのエイジグループだし・・ ・。多分2人とも取るということになると思います。」

チームはU-13、研人は本来Uー 12に入るべき。
私 「どう考えたらいいんでしょう?決めていただいたと、理解していいんですね。」
Jeff 「はい。今度の木曜にBirth Certificate(出生証明書)を持ってきてくださ い。それと100ドルの申込金。」
私 「ご理解いただいてありがとうございました。」

何だか気持ちがすっきりせずに夕飯を囲む。話題は研人のサッカーの事。

<研人の意見> 
・Almaden Explosionは良いチームであそこでプレーできたら良い。
・今日Try outに来ていた子は技術的には同じ位、でも自分より足が速く、大きい。 自分がコーチだったらあっちを取る。
・ゲームに何分出られるかは、あまりこだわらない。楽しくやりたい。
・Ruckusでまたプレーしたいという気持ちはない。きつすぎる(練習もお金も)
・Bret Harte(中学)のサッカーは続けたい。もしやめたらTry outで落ちた子に悪い。

<旦那>
・何分ゲームに出るかは関係ないのでは?
しかしゲームに出ないのにユニホームから バッグまでまた買わなくてはならないのはつらいなあ。

その他、宏人や絵里も意見を出した。そしてゲームに出る時間は気にしないでくれとの電話を入れる事に。
以下は電話でコーチに伝えた内容
・ゲームに何分入れるか、他の選手と同じようにとは考えてくれなくていい。
・Bret Harte(中学)のクラブはやめないでそのまま続ける。毎週木曜はゲームにな るのでチームの練習には出られない。
・Bret Harteのサッカーは10月末で終わる予定。

一応了解してくれたが、それでも心は晴れず(for me not Kento)。

 

9/17(水)晴れ

少しずつ絵里も含め子供たちは、学校のカリキュラム等の生活にも慣れ始めた様子。

研人は放課後Bret Harteでサッカーの練習(5時まで)。
宏人は7時からAlohaでホッケーのピックアップ。今日は10人以上集まって休憩なしで一時間ゲームをしたそう。
お迎えに行った旦那は鼻が曲がると言って大騒ぎ。そう、 フルに防具をつけて練習後の汗のにおいはたまらないのです。う、気持ち悪い。
続けてもう一つ。 私の足は水虫か?
水虫ってなあに? 右足の指先・甲がただれひびわれ無残。
とりあえず水虫の薬(Fungi Cure)をつけ始めたが良くなっているとも思えない。
最近では痛みすら感じる。果たして”水虫”なのか?

 

9/18(木)晴れ

宏人は自転車で学校に行く。
自転車の整備を進んでするようになり、パンク修理やチェーンの調整も自分でできるようになった。

研人はBret Harteのサッカーゲーム。3時半から練習、4時半からゲーム開始。
チームExplosionは4時から練習の為、研人はお休みする。しかしBirth Certificate をコーチJeffに届けようと練習場に私は向かう。
しかしコーチの姿はなくアシスタン トコーチは直接Jeffに渡すようにと言って預かってくれない。
5時まで待つがJeffは 現れず。こんなんで本当にチームに入れるのだろうか?
またまたすっきりしないままにフィールドを後にする。

Bret Harteのゲームは研人の左サイドへの好パスが何本か光るが、ゲーム大半は責められっぱなし。
ディフェンスとミッドの弱さが際立っている。私が期待した研人のドリブル突破のゴールはならず。
もう一歩のところでどうしても攻められない研人の弱さを露呈。
ゲームは1-6の大差で負け。

22人もいるチームでゲームにまともに出してもらえる人は限られているそうで、ほんの5~10分のプレーの子供たちも多いとか。
コーチへの不満たらたらの研人。仲良しにしている8年生のゆたか(日本人)も、ほとんど出してもらえず怒り心頭。
” やめてやる”と言い出す子も出てきているそうで学校のチームも穏やかにはサッカーができない。
せっかく楽しいから続けたいと言っていた学校のサッカー部なのに、こちらも問題がありそう。
もっと普通にスポーツが楽しめたらいいのに・・・。

7時絵里の高校Leland HighでBack School Nightが行われた。
PE(体育)-World History(世界史)-English-French-Math(Analysis解析)- Cemistory(化学)の各クラスを回る。
各クラスの持ち時間は10分。広~い校内を地図片手に必死に5分で移動する。
方向音痴の私には絵里が道順まで記してくれたが、やっぱり大変。
各教科とも、とにかくたいへんそう。
先生は有名大学を目指す子供たちの保護者相手に話している事を大いに意識していて、話も私の感覚とはかなりかけ離れている。
VA のBack School Nightとはえらく違う。

以下今日出かけて行ったことでわかった事
1.宿題は毎日各教科とも45分から1時間半の量は少なくとも出ている。
という事は最低でも45分X5科目=3時間45分
(”絵里だけたくさん”というではなかった。絵里と私の勉強時間に対する考え方が甘かった!ショック)
2.Chem(化学)のHonorのクラスでは、通常のクラスの3倍の宿題が出る。
が、ここでいい成績を取るとクレジットが貯まる。頑張るしかない。
先生自体は成績のいい子が好き、あまり親切に教えてくれそうにない感じ。
3.PE(体育)を含め、学校やクラスを欠席する事は、かなり減点がつく。
病気と言えども休むというのは好ましくない。必ず後でメイクアップをしなければならない。
4.Chem以外のクラスもMath以外、アドバンストのクラス入っている。
その為お勉強熱心、いい大学を目指している子ばかりで、求められているものもハイレベル。
(絵里はMathの成績が一番良かった。それでもテストを受けていないので通常クラスの受講。
いかにこの地域の子女のMathレベルが高いかがわかるというもの・・VAが低いの裏返しだが)
絵里とクラスのレベルを下げてもらうよう学校に申請するかどうかを改めて話し合う。
絵里の答えは”NO”、それなら頑張るっきゃないね。

私たちの高校時代よりはるかにたいへんそう。
何だか可哀想になってくるがここで踏ん張らないと、後で後悔することになる。
楽しい青春時代を過ごして欲しいのだけれど。

 

9/19(金)晴れ

子供たちは毎日宿題に追われ、ほとんど日本語の勉強ができない(絵里は全く)。
ペースができてくれば、もっと有効に時間を使う事もできるのかもしれないが、いたずらに月日が過ぎていく。

子供たちが学校に慣れていくのと、私がここSilicon Valley ないしAlmadenの金銭感覚に慣れていくのとどちらが早いだろう。
寄付と言えば100ドル以上を出すAlmaden, 周りの人々は何故か車をしばしば買い換えるし、
スーパーの食品価格は1.2倍ぐらいか?
VAの人と昼食をしようという時は できるだけ10ドル以内を考えてた(渋いなあと思っていた)
けど、ここの人々は30ドル (皆お金に余裕あるなあと思う)でもOKな感じ。

家の中もまだまだ完全に片付くには時間がかかりそうだし、
子供たちの学校の事、各種アクティビティーが落ち着くのはいつになる事か。

引越しはやはりストレスだ。
絵里が風邪気味。 旦那も気分が低下気味。
何だかちょっと地味な我が家です。

 

9/20(土)晴れ

”Coastal Clean Up Day”のイベントで、9時Alviso Marinaへ。

キャノンからの誘いで川沿いのごみ拾いをするのが今日のお仕事。
キャンからの参加者はわずか10人(うちの5人を含めて)ほどだった。
集合場所の駐車場で、軍手・Tシャツ・ゴミ袋などを渡され、すぐに清掃開始。
川沿いの藪の中に入ったりしながら、せっせと空き缶やビニールなどをゴミ袋に詰め込む。
思いのほかタバコの吸殻も多い。しかし今回はそれらの一般的なごみよりも工事の残骸が多い(近くは工事中)。
これらの残骸は重く、嵩もはる。
宏人や研人は何回も往復しながらベース地までせっせと運ぶ。
タイヤの残骸も、運ぶのはやっかいだ。

絵里は風邪で調子が悪いらしく真っ赤な顔をして(日差しがどんどん高くなりどんどん暑くなった)、ほとんど無口で作業。
いったん10時過ぎにベースに戻り、さらに奥まで進む事にする。
この時点で帰る人も多く、人数はさらに少なくなる。
線路を超え工事現場近くまで来ると、野宿でもしていたのか大小のマットに数々のドリンクが散乱している。
ゴミ袋を大マットに乗せ7人がかりでベースに戻る。これがかなりの重労働。
その他、電話線や筋肉トレーニング鉄アレー・ガソリンスタンド等で使っているタバコの販売用のスタンドを見つける。

これらのものは普通でない拾い物のコンテストに出場する事になるそう。

12時を前にして作業終了。
絵里は高校卒業までに40時間のコミュニティーサービス(ボランティア)を義務付けられているので、
用紙に3時間と記入サインしてもらう(これが初仕事)。

サンノゼの水道局が主催したこのイベント。なんと昼食付き。
ハンバーガー・ファヒータ(メキシカン)・ホットドッグ・サラダ・デザート・ドリンクの豪華版。
たいした働きもしていないのに何だか申し訳ない。それに結構おいしい。
この資金どこから出ているの~?
お金がない、お金がないと言っているカリフォルニア。まだまだあるような気がする・・・。

やはり炎天下(午前中ではあったが)の作業は疲れた。
絵里はすぐにベッドでお昼寝。
しかし宏人と研人には疲れた様子もない。 旦那と私は本棚を買いに行く。
昨日私がSanta Teressaの家具屋で見つ けた物。
平日私が下調べして、休日に旦那が見てOKであればトラックで運ぶ。
なんと良いコンビネーション(なんてね)。

私たちのベッドルームに本棚を収め、本の配分(各部屋に本棚がある)をまた検討する。
日本から持って帰ってきた本の量が思いのほか多かったのか、漫画本の量が増えているのか、なかなかうまく収まらない。
が、日本からたくさん持ってきた本は大いに楽しみ。
新しく買ってきた本は元より、結婚前に読んでいた本(柏にあったもの) は初めて読むような新鮮な感動と、
当時どんな事を思いながら読んだのかとの過去を振り返らせる楽しみは、想像以上に大きい。
古本屋に出してしまったあれらの本たち。もったいなかったなあ・・・。
ちなみに今日読み終わったのが”最新男性学/ ジョイス・ブラザーズ”
結婚前にこんな本を読んでいたのかと自分に???

お昼寝か起きた絵里は、早速宿題に取り掛かる。
具合が悪くなっているわけにはいかないもんねえ。体の管理も大事な事だよね。

夕飯、家から10分ほどの新しくオープンした韓国レストランに行く。
韓国料理と言えば、キムチと焼肉だろうが、私の一押しは豆腐料理。
石鍋に野菜や シーフード・肉を入れぐつぐつ。
そこに生卵を入れ、ご飯と一緒にいただく。美味。

いいレストランが近くにできたのは、真にうれしい。

 

9/21(日)晴れ

Almaden Wine & Art Festival。

1997年から2000年まで毎年来ていた。そして2003 年。
今年は絵里は午前中はボランティアとして、午後はお友達と行く。
宏人と研人は自転車で出かけて行った。
そして宏人はそのままお友達を見つけたようで、私たちのところには戻って来ない。
旦那と私は歩いてのんびり出かける。
今度の家は歩いて公園・ 銀行・スーパー・図書館に行けるから、とても便利。

旦那は早速年号の入ったワイングラスを買い求め、ワイン片手にご機嫌の様子。
私はふらふらと絵画やキルト、ろうそくなどの小店を見て回る。
広場ではタップダンスの講演が行われている。
研人は”Haikichi”に興味津々。
” Haikichi”とはスティックを使った曲芸もしくは運動である。
デモンストレーション をしている人が華麗に1本のスティックでもう1本のスティックを回す。
研人も私もちょっと試しにやってみる。難しい。
しつこく挑戦、しまいには買うことに。まあ、 これなら家の庭でも練習できそうだ。

家に戻って再び片付け。 今日の旦那はごろごろしてばかり。。。
お疲れが溜まっているのか頼んだ事もやってない。
最近、疲れた顔ばかりしているけれど、お仕事たいへん?
絵里の風邪はずいぶん良くなってきたみたいだけど、少し咳が出始めた。
学校でも風邪が流行しているという。

気をつけないとね。

 

9/22(月)晴れ

数日前のハリケーンの影響で子供たちが通ったバージニアの学校は次々休校となったそう。
電気・水道も止まった地域が多く、ワシントンの官庁街も麻痺状態がしばらく続いた。
VAのまゆみさんのお宅はフェンスが壊れたそうだし、もう一人のまゆみさん の家は桜の大木が倒れたそう(けが人無し)。
まだまだ荒れ模様(天気・政治・事 件)の東海岸、しかしここCAの空はどこまでも高く青い。

天候はさることながら、ここでの生活は全くバージニアでの生活とは違う事を私は認識しなければならない。
今の私の最大の関心事は、絵里の高校での勉強の事。
周りの皆(絵里のお友達など)がカレッジに行く事、いい成績を取る事を主眼にというか、
あまりにそれだけのために生活しているような感じがしてならない。

たぶんVA に暮らすことなく、ずっとここに暮らしていたならあまり疑問にも思わずにいたのかもしれない。
が、VAでの生活を経験してしまって、どうしても単純にここ流の生き方を受け入れる事ができない。

元来私は性格的に努力が足りない。
その場を楽しもうという意識が強すぎる。
長時間 のお勉強は苦手。
諦めが早い。
・・・・などなどの勉強する上、いい成績を取る上での数々の欠点がある。
そしてこれらの欠点はかなり絵里が受け継いでしまって、その事を旦那は快く思っていない。

今日は「勉強ばかりやってたってしょうがないじゃないよ。”A”だからって何なのよ。
もっと人生楽しまなくっちゃ。」と、いうような事を絵里に話していたら、旦那からしっかりお叱りを受けた。
今日の旦那は毅然としていて、とても素敵(ほんとだ よ)。
「やる時にはやらなくてはいけない、今がやる時では。
努力して勉強している人たちの事をばかにするようなことは親として、言ってはいけない。
ストレートAを取ろうと頑張っているのはいい事だ。
楽しけりゃいいと、思っているのは自分(わたしの事)だけだ。
皆がそうだと、思うのは間違い。もっと考えて子供に話をしろ。・・・ ・」
いずれも、ごもっともな意見です。

けれども私の中でもっとすっきりと子供が勉強しなくてはいけない確固たる理由をみつけたい。
ただAを取るだけの勉強なんてなんてつまらない。
子ども自身が「これをやってみたい。こんな事をここの学校で学んでいきたい。」と 言うようになれば、
応援できるところは心から応援したいのだが・・・。
あまりに熱心な親を見ていると、果たして私は・・・?と、考えさせられる。

絵里16 歳。悔いのないように生活してほしい。

 

9/23(火)晴れ

Bret Harte Middle SchoolのAsian Parents Link(APL)のミーティングがあった。

このAPLなるものは、中学校のコミュニティークラブの一つとしての委員会で
主に中国・韓国・インド・ベトナム・日本から構成されている。
そして、中学との関わりを円滑にさらに理解する為に生徒の必要に応じて助けるべく準備をし、
学校の各種のイベントに積極的に関わっていくようにする為に発足された 機関である。

リーダーは中国人のWenlin、アシスタントは中国人のSusan。
ミーティングはその他 韓国人1人、インド人2人、ベトナム人1人それに日本人のかおりさんと私。
本題はこれからのAPLの動きについて。

これがお国柄というものか、とにかく中国、韓国、インド人はとても熱心。
私たち日本人の感覚とはかなり距離を感じる。
彼らはひたすらアジアンパワーを示そうと躍起。
学校のMember ship drive(寄付金)から始まって
(手紙や電話で協力を仰いだ 成果あってか61600ドルもの寄付が集まったそう<目標は50000ドルだった>、
Culture Fair、Staff Appreciationなどの参加ほか、できるだけ学校に行こう、ボランティアに参加しようと呼びかける。

国ごとに特にアジアにこだわる動きに日本人の私たちは引っかかるものを感じながらも、
早口で弁をふるう人々に意見を言えないままに時が過ぎる。
その中でやっとの思いで、私はつたない英語(かなり英語力に差がある)で、日本人の意見を述べるが、
果たしてどの位通じたか、はなはだ疑問である。
しかしこうしてインターナショナルな会合に参加できた事は、非常に有意義であり、
たじろがないで英語を話す事の難しさを実感した。英語がうまくなりたい。

研人をサッカープラクティスに連れて行く(6:00~7:45)。
途中絵里をBarns & Novels(本屋)に降ろす。
彼女が今English で習っているシェー クスピアのJulius Caesar(ジュリアス・シーザー)の解説本を急に手に入れなければならなくなった為。
何でこんな急にとの思いが走る。しかし絵里にしてみればかなり必死。宿題が全く解けないというのだ。
シェークスピアの英語が私にわかるはずもなく(日本語でもよくわからん)、あんちょこを手に入れなくてはどうしようもなくなったのだ。

話は変わるが、今日学校で絵里の現在の成績が学校のWebでわかるピンナンバーを手に入れた私は、
早速彼女の現時点の成績をチェック。
現時点でB+。よく頑張っていると思いきや、
その内容を見ると8~9のテストでほとんどAまたはA+(CAはA+がある)なのだが、
最後のテストでなんと25点”F”を取ってきているのだ。
25点・・・4 分の1しかできていない。

絵里に問いただす。「だって、全然シェークスピアって何言ってんだかわかんないんだもん。わかる方がどうかしているよ・・・。」
<まずい !何とかしなくちゃ!>

サッカーの練習場でコーチに会い、チームに入る為の書類にサインをし、出生証明書を渡す。
本当の意味でチームの一員になれるのはいつになる事だろう?
少しの間、練習を見る。和気藹々といいチームだ。研人が入りたがるのもわかる気がする。

効率よく本屋で宿題を進めている絵里を乗せて家にいったん帰る。
すぐに研人のお迎えに再び、フィールドへ。
7時半を過ぎるともう真っ暗。どんどん日が短くなっていく。

8時半帰ってきた旦那と共に皆で夕食。
9時半、絵里は宿題の続きを始めていると思ったら、プレールームにいる。
思わず聞く「宿題はどうすんの?」
絵里「I quit.(やめた)」だって。

<諦めが早い!困ったもんだ・・・・>

 

9/24(水)晴れ

いや~めでたい。

引越し一時帰国の際書く事ができず少しお休みしたが、私のこの日記もついに1周年を迎えた。
皆様1年間読んでくれてありがとう。 そして1年続いた自分に拍手をしよう。

ガレージいっぱいに詰まっていた空きダンボールを引き取ってもらった。
3台分あるガレージの1台分近くを占拠していたダンボール箱がなくなり、また少し荷物整理ができる。

今回の引越しはほとんどパズル状態。
何でも置けるベースメントのあったVA の家から手狭な今の家への引越しは、荷物との知恵くらべ。
お次のミッションはガレージセールかなあ?その前に不要品をもっときちんと整理しないと・・・。

引越し作業も90%完了と思われるが、あとの10%はなかなか進みそうにない。

絵里のChemの先生Mr.Wooは、Allen ふみこさんの親戚だった。
Back to School Nightの時に見たMr.Wooは、数年前の宏人か研人のサッカーのチーム メートの親では?との思いがぬぐいきれなかった。
そこで翌日早速絵里が先生自身に聞くと、やはりMr.Wooには12歳の男の子がいて宏人と同じチームだったとの答え。
そしてその時一緒のチームだったBobbyのママふみこさんとは親戚関係である事まで話してくれたそう。

これらの事がわかって、今日はふみこさんに電話を入れる。
才女のふみこさんと話すのは2年ぶり。それにもかかわらず楽しくおしゃべりをした以前のように話が弾み止まらない。
彼女もすでにMr.Wooの奥さん(こちらと血が繋がっていた)から電話をもらったそうで、絵里の話はツーツー。
世の中悪い事はできないよ。

ふみこさんによる とMr. Wooはめちゃくちゃいい人、あんな先生に習えたらさぞラッキーだそう。
どうやらMr.Wooは極端に頭の良く、親切な人のよう。
これで絵里の苦手なサイエンスもOK になる?

研人はBret Harteのサッカープラクティス(3時~5時)。
仲良しのゆたかがチームを辞めた。ゲームに出してもらえないのが理由か?
宏人は帰宅後図書館まで本の貸し出しに行き、6時からはカリフォルニア知事選の公開討論会(Gubernatorial Debate)の
シュワルツェネッガーをテレビで見て、7時にインラインホッケーのピックアップに出かけた。
お迎えは旦那。今日も人数が多く楽しく体を動かせた様子。
早くリーグを作ってくれるといいね。

 

9/25(木)晴れ

どうも、私にお金を持たせない方がいいようだ。

VAからCAへの旅費が昨日会社から支給され、何だか気の大きくなった私はCostCoでお買い物。
思いっきり買っていい気持ち。とはいうもののほとんど食品。これら全部を食べてしまうのかと思うと恐ろしい。
が、学校から帰ってきた宏人がぼそっと一言
「お母さんにはお金を持たせない方がいいみたい・・。
1万ドルなんてすぐなくなっちゃうんだよ!わかってるー?」 だって。

研人、Bret Harteでサッカーゲーム。
今日はセンターミッド(ディフェンス)で先発出場。
親の私が言うのもおこがましいが、前2回のゲームと比較してチームの動きがぐんと良くなった。
相手が攻撃を仕掛けてきても、すぐにこちらの攻撃に切り替わる。
今日はチームとして機能している。
もしかしたらいけるかもと思ったのもつかの間ゴーリーチャージ気味の痛恨のゴールを決められる。
2点目がいつの間にか入り(見ていなかった)、3点目はディフェンスのオウンゴール。
これでゲームは決まりハーフタイム。

そして後半も最初からセンターミッド(ストライカー)で登場。
果敢に攻め上がりゴールを決めようとする。
ゴールが飛び出したところに高い玉を上げるのも狙いとしては良かったし、研人のサッカー感の良さが光る。
が、ゴールできず。

それにしても 小さいなあ~。
コーナーキックからヘッドでのゴールを狙うには上背がなさ過ぎる。
結局研人は後半残り10分まで走り回り頑張った。
少しずつ走り続けられる体力がついてきたように思われる。

旦那は会社の仲間と夕食会(飲み会)。
日本人の多いCAのオフィスならではの集まり。お帰りは11時を回っていた。

 

9/26(金)晴れ

学校の後、何もない金曜日はゆっりとした時間が流れる。

それでも3人とも週末に仕上げなければならない宿題も多く、スナックを食べてすぐに取り掛かる。
そして日本語の勉強。

夕食時、絵里とまたカレッジのことについて話す。
毎日10時には床に入る絵里、学校ではとても珍しい子のようで友達はほとんど1時~2 時まで起きているそう。
彼らの多くは7時間目に”Speech & Debete”のクラスを取り、
ピアノかバイオリンを習い、運動部に入って、絵を習っている。
すべての事は良いカレッジに入る為には重要らしい。
そしてアクティビティーをしてから宿題をするので、寝るのは1時2時。
とても呑気にテレビを見たりチャットをする暇はないというのが実際らしい。

そんな実情で絵里の不満は溜まる。異常に多い宿題を出すLeland High Schoolに対して。
それから誰も彼もカレッジの話題ばかりでやってられない事。
絵里自身が何もやっていないのでつまらない・・・など。

VAの友達とはE-mailや手紙(かなり頻繁)で連絡を取っているので、この落差にも戸惑いを感じているのであろう
(VAでは週末はショッピングか映画が常)。
私が、ただ闇雲にいいカレッジを目指す姿勢にはどうも納得がいかない事を話すと、 宏人は
「お母さんがそう思っても実際に取るカレッジ側はそういうのを求めているんだよ。お母さんがどう考えようと関係ないんだよ。」
と、大人っぽい発言。
何かが違っている。それでは絵里も頑張りなさいとはどうしても思えない。

今日の提案と同意。
・まずは自分のやりたい職、勉強したい事が何であるか考える。・・・現在、心理学 やカウンセリングに興味がある。
・興味のあるカリキュラムを持っている良いカレッジを探し、
そのカレッジが何を求めているのか(成績、履歴など)を調べる。 ・実際に行きたいカレッジやコースが見つかったら、頑張るしかない。
・まだ見つからない内に、成績が悪くてカットされる事がないようにできるだけの努力はする。・・・これが難しい。
・宿題をこなす事に少し慣れてきたので、以前やっていたトールペイントを始める。
・皆と何でも同じようにやる必要はない。しかし自分に何ができるか、自分の将来を どうやって作っていくかを考えなければならない。
時間を無駄にして可能性を縮める事のないように。
・ボランティア活動は積極的に参加する。・・・いろんな世界を見て欲しい。
・日本語の勉強は忙しくても毎日少しはやる。・・・バイリンガルであるというのは 強みであるとの観念から。
・フランス語のコースは夏休みを利用して、さらにアドバンストのクラスを取るようにする。

度重なる引越しで精神的にも子供たちは大きく成長しているのだろう。
そして今の絵里の将来に対する不安や期待を伴った言葉は、宏人にも大きく影響し、
彼も少しずつ 将来を考えるようになってきている。(研人はまだまだ)

私もカレッジの事、それに伴うお金の事、いろいろ調べなくては。。。

 

9/27(土)くもり

引越しによる損傷ということで、テレビとビデオの代金として600ドルが支払われた。
ビデオはベーターだから期待したよりずいぶんと低い金額だったが、交渉の余地はないものとみて、これを受理。
如何せん見にくいテレビをいよいよ買おうと、Best Buy、CostCo、Circut Cityを回る。
今までのテレビは29インチだが、最近では29inchのテレビは市場に出ていない。
あるのは27inchの次は31inch。そして主流はフラットタイプやワイド画面の1000ドル以上の物ばかり。
その中でナショナルの普通のテレビ31inch型を一番安かった CostCoにて購入(399ドル)。
テレビ台はCircut City。 これだけ大きいテレビだと運び込むのも、設置するのもたいへん。
しかし旦那様のものすごい頑張りでばっちり設置。
おまけに私のリクエストだった台所へのスピーカーの取り付けも完了してくれたので、
台所で家事にいそしんでいる(いい響き)時も、 CD・ラジオ・テレビの音が楽しめる。

この家に引っ越してきてケーブルテレビ (Comcast)のランクを上げたので、
宏人のお好みのNational GeographicやMTV2は もちろん、TV Japanまで入るようになったので、
こうして台所で聞けるのは本当にありがたい。

子供たちは3人宿題を終えると、部屋の掃除をはじめる。
板の間だけのこの家は、モップでのふき掃除が一番のよう。

ふと気がつくと、絵里がバックヤードでスケッチブックに写生を始めた。
すかさず研人もスケッチブックを手に外へ。
しばらくして宏人もがさがさスケッチ用の鉛筆を探し始めた。そして外へ。
3人地べたに座り込み並んで裏庭から見えるやしの木をスケッチしている。<愛らしい・・>

あと2日と迫った結婚記念日を前にお祝い。
旦那と2人”Huey Lewis & The News”のコンサートへ出かける。
会社の方が買っていたチケットだったが本人が急にいけなくなり、彼らには申し訳ないが、ラッキーにも行けることになった私たち。
コンサート会場は Saratoga の The Mountain Winery。ワイナリーでコンサート?
なんとなく酒場を想像していた私たちは着いてびっくり。
サラトガの丘をひたすら上り、見渡す限りのワイン畑をさらに上り、サンノゼの町を一望できる丘の頂上にWineryはあった。
そして大きな駐車場から次々と降りてくるジーンズ姿の人たちの手には、毛布かジャケット。
<いやな予感・・・。もしかして屋外 ?>
そう、コンサート会場は屋外だったのです。

コンサートが始まる7時半頃には早くもひんやりとした空気になり、
不安のままに前座の”The Mother Truckers”の演奏が始まる。
高くなっている私たちの席からステージはよく見わたせる。
しかし満員とはならず、1階席にも空席が目立つ。

前座の演奏が1時間弱で終わって、休憩。
ワインを2杯手に入れた旦那(1杯を少しか ける所でなくなったからと、別のワインをもう1杯くれたそう。ラッキー!)

8時半、いよいよHuey Lewis登場。いつの間にか会場は満席。
一発目からすごい熱気と歓声。
トイレ休憩で見た人々は40代から60代。その人たちがこんなに声高く歓声をあげている。
そんな事をチラッと思ったが、Hueyの第一声を聞いて、ぶっ飛んだ。
おんなじー。20年前と同じ声。ひえー全く同じだ。
あのHueyが歌ってる~。動いてる。よく見れば顔も全く同じ。年取っていない!ひぇーーーー。

Huey Lewis & The News 結成から23年。Hueyはサンフランシスコ出身で毎年ここでコンサートをしているらしい。
MTVで彼らの曲をよく聞いていたのは私たちの結婚前か後か?
そんな私たちの青春真っ盛りの頃(?)の曲も連発で歌ってくれた。もう、 たまらん~。
(が、曲名を一つも覚えていないのはつらい)
20年前にはいなかったであろうリードギターの男の子が、非常にうまい。
何回もソ ロを取っていたが昔のクラプトンを思わせるギターさばき。かっこいい~。

10時半まで休憩無しでびっちり聞かせてくれて、大満足コンサート。 私はたくさんの元気をもらった。
旦那は盛り上がりすぎて少し疲れたみたい。
もう50歳にも手が届くと思われるHueyが、あんなにパワフルでいるなんて・・・感激。
ありがとう、Huey & The News。
そして結婚記念祝いにって連れてきてくれた旦那様ありがとう。
ついでにいってらっしゃいと、気持ちよく出したくれた子供たちにもありがとう。

最高な気分で一日が終わる。

 

9/28(日)晴れ

昨晩もらった元気をフル活用!?

宏人と絵里は宿題を終えるとすぐ、日本語の勉強。
研人はLanguage Art(国語)のプロジェクトにかかりっきり。
それにしてもかなり要領が悪い。
この要領の悪さは、私が3人目ということで手を出しすぎた”Spoil”と、絵里が言う。
そうなのかなあ? ?彼のやっていることを見ると、ひとこと言いたくなるけれど、我慢我慢。
中学生になってここで大きく成長してもらわなくっちゃ。

午後から、Santa ClaraにあるHumane Society(動物愛護協会)に犬を見に行く。
Adoption dogs(飼い主を探している犬)は40匹はいたと思われるが、そのほとんどがすでに予約済み。
残っているのは7~10歳の大型犬のみ。
家族揃って気に入った犬を飼いたいし、どの犬も一律130ドルというから、人気のある犬は来てすぐに飼い主ができると言うのも納得。
毎日どんどん違う犬が来るというので、来週も来てみることにする。
でもこれで気に入った犬が買えるのかしらん?!

その後三ツ和(旧ヤオハン)へお米の買出し。紀伊国屋にも立ち寄り書籍や雑誌を立ち読み。
カリフォルニアはとにかく便利だ。日本の物がこうも手軽に揃っちゃう。何だか怖いくらいだ。
でも買いすぎに注意。日本食は小さいかご一杯で簡単に100ド ルだもんね。気をつけなくてはね。

あれもしたい、これもしなければ・・と頭だけがくるくる回るが、行動が伴わず。
週末もあっという間に終わってしまった。こうして何もできないままに月日が過ぎていくのか。

元気の源はどこ行った?

 

9/29(月)晴れ

Happy Aniversary!!結婚19年の記念日。

あまりに早い年月の流れに戸惑いを覚えながらも、こうして幸せに暮らしていけることに感謝。

この前見たドラマで結婚を前にした二人が10年後互いの連れ合いに語りかけのビデオ を残すという事をやっていたので、
やっておこうかと旦那に持ちかけるが、拒否される。言う事がないって・・。
確かに結婚19年。改めて言う事もないけれど、あえて言おう。
「いろいろあってたいへんだけど、最高だよ。これからも末永くよろしく!」

学校に出かける前に、絵里からお手製のビーズで作ったお揃いの十字架キーチェーンを贈られる。
忙しいのにいつ作ったのか。ありがとう。
江戸川台や柏からも連絡をもらい、気にかけていただいていることに心から感謝します。
<宏人と研人は「え~、 今日なのー?」だって。。カレンダーに書いておいたのに~。>

絵里のアートのクラス確認。窓口にいらした人は2年前の絵里の先生Pam.すぐに声をかける。
「2年前に習っていた絵里の母ですが・・・」
Pam「え~、あのバージニアに引っ越したエリ~?」
先生はしっかり絵里を覚えていて隣の女性にいかにいい子だったか事細かに説明する。
またこの地に戻った事、絵里が先生のクラスを取りたいことを言うが、
現在先生はもう教えていず、以前のような定期のティーン向けクラスもないという。がっかり。
Webを常にチェックしてやりたい題材があったら申し込むように勧められる。
基本的に絵里はもう大人の上級コースに参加できるそう。今日のところは何も申し込む事ができなかった。

親友のHorton準子さんは手先が器用。キルトやクラフト何でも作る。
そして今では少しずつお友達のお店に彼女の作品を出している。
そんな彼女が商売を始めたがっている。
私にはできることが何もないが、今週末に新装オープンとなるOakridge Mallの 通路にできる
カート型の小さいお店を借りてはどうかと下調べにOakridgeに行き、店舗申し込みの書類等をもらう。
<げ、げ~、月3500ドルとんでもない金額。そんなに 売れている店あるの??
その他にも礼金としてかなりの額を最初に納めなくてはいけないし、これはとてもとても・・・。>
実際店舗はクリスマス(この期間は月7500ドルの賃貸料)まではいっぱい、1月以降の申し込みなるそう。

モールがダメならクラフトショップはと、行ってみるがリモデル屋になっていて、店はすでにない。
2年の年月。 世の中そう甘くないか。。。

研人学校のサッカープラクティス。帰ってきてすぐ宿題、サックスの練習と、忙しい。
宏人はぐだぐだと時間を過ごし、無為に一日が終わっていく。
学校の運動部には入る気がないらしく、ロボットや飛行機のクラブに入ってみたらと誘っても
「友達がやらないからいや」との返事。何だか心配。
絵里は友達3人とシェークスピア”Julius Caesar”のテスト勉強(4時~7時)。
げらげらと笑う声が部屋から聞こえてくる。楽しそうにやっているとは思うものの、あれで勉強になっているの?

旦那も早く帰ってきた。19年乾杯!

 

9/30(火)晴れ

子供たちが大きくなり手がかからなくなったのと引き換えに、彼らの毎日の食欲に恐れをなす。
以前からよく食べる我が家ではあったが、最近の宏人の食欲はすさまじい。
本人も気にして「トト(未だに自分の事をこう言っている・・かわいいでしょ)、ちょっと食べすぎじゃない?」と、聞く。
私「きっと大きくなるんだね。」
宏人「もう2年も前からそう言われているけれど、全然だよ。。。」
私「・・・・・ ・・・・・・・。きっと、もうすぐだよ。・・・・・」

きちんとした昼食を持っていかない子供たちは、帰宅してからランチとなる(3時過ぎ)。
そば・チャーハン・ピザ・おにぎりなど手のかからない物ばかりだけれど、 しっかり食べる。
それでも夕飯もしっかりお腹がすくから、問題無しと思っていいのだろう。

何でも高いカリフォルニアの生活でCostCoは我が家にかかせないお店。
最近では通常の食品のほとんどをCostCoで買う。
レタスもメロンも3個セット、トマトもりんごも全て箱詰め、肉や魚は一日では食べきれない量のパックと、
何でも大量にくるけれどなんと言っても他よりかなり安い。今の我が家ではCostCo様様だ。

研人はAlmaden Explosionでのサッカープラクティス。
日が短くなって7時半には真っ暗だが、ランニングをしている。
その後再びチームに入る手続きの書類に再びサイン。200ドルの申込金とユニフォーム代を払った。
果たして本当の意味でチームの一 員になるのはいつの事か?まあ、気長にやりましょね。

それにしても4つ目の遠征チーム。
彼のサッカー暦を物語るようにユニフォームが増えていく。

絵里の宿題は少なかったらしく<ここのところ少し余裕が出てきた?>、高校のバレーボールのゲームを見に行く。
Junior VarsityとVarsityのゲームを5時過ぎから8時近くまで見て来た。
Varsityはめちゃうまいそう(VAのGar Field Highは勝てないだろうって)そして実際に地区別で現在上位にいるらしい。
JVにしても絵里よりずっとうまかったそうで、彼女の中で入れなかった悔しさはすでにない。
ただバレーボールができない事がつまらないそう。
日本の部活のようにやりたい人が誰でもやれるような部がいいのに・・・。

8時過ぎてからがやたらに忙しい。
食事の合間に3人のいろんな話を聞いて(3人ともしゃべりたがる)、突然話が英語になったりするからわけがわからなくなる。
日本語だと説明が下手でこっちがいらいらするし、もっと時間が欲しい。