2003年12月31日水曜日

2003/12

12/1(月)曇り時々雨

9時、宏人と研人は学校を抜け、矯正歯科へ行き、新しいブレイシスを入れる。
宏人も研人も普通の子より歯が大きいようではめ込むのにたいへんだった模様。
特に研人は子供サイズは元より入らず、大人サイズの大をかなり無理していて入れたよう。
二人ともアシスタントの女性もドクターも入れることに専念していて、かなり強引なやり方だったそうで、不満たらたら。
おまけに宏人は口の周りを器具でやけどしたようで、かなり荒れている
(口が開けっ放しの状態だったので文句も言えなかったそう)。
ドクターに不信感が募る。以前はこんなにひどくなかったのに・・。

11時半、宏人がようやく終わり学校へ戻る。
12時、研人も終了。その後も説明に待たされる。
また不信感が・・・。2時間で終わるって言ったのにー。
12時半、研人学校へ戻る。
1時、不動産屋(V.K.A.A)のCathyがProperty Inspection(点検)に来た。

契約上、 Inspectionの項目がなかったと思うので聞くと、3ヶ月の1回来る事になっていると言う。
そんな項目あったかな?と、疑問のまま承諾する。
CAの以前の家はこの3ヶ月に一回のInspectionでは各部屋の写真を撮ったりシンクのチェックしたりクロゼットまで覗いたりしたもんだから、とっても憂鬱だったけど
今回のInspectionはSmog Detecter(火災報知器)の点検だけのいたって簡単な物。
本来この家は3個の報知器が付くべきだそうで、後日取り付けに来るそう。

これまたハンディーマンのTimに依頼するとの話。
できれば別の人にしてと言ってみる。果たしてどうなる事やら。。

お客さんが大好きTeddyは誰の訪問も大歓迎。
Cathyにもなめまくりのごあいさつ。
飛びつきもやめさせなくてはならないし、まだまだトレーニングは必要だ。
それにしても、これじゃとてもじゃないが番犬にはならないよ。

とにかくやわらかい物しか食べられない二人。
メニューも急きょ変更でガンボスープ。
レシピーなしに適当に作ったのにこれが結構いけたよ。満足。
これからは食べる物も本当に気をつけなくちゃねと言っていた矢先、今日つけた Bitinning Button(上下の咬みあわせが深すぎるのを直す為に上前歯の裏に2本の突起物をつけている)のうちの一本が取れた。はぁ~、早速また電話して予約取らないと・・・。

憂鬱な矯正。
旦那は「金を返して貰って、そこの医者やめちまえ!」なんて簡単に言うけれどそうは簡単にはいかないよ。書類もサインしているんだからー。
とりあえず明日行って話してみることにする。

 

12/2(火)曇り

夜のおしっこタイムをパスして3時に様子を見に行った旦那。
おねしょをしたのか濡れたベッド発見。
まだ油断は禁物、寝る前と夜中のトイレはまだやめられそうにない。

午前中に宏人の取れたBitting Buttonのことで矯正歯科へ話しに行く。
昨日のアシスタントがいたので少し細かい説明を受ける。
きのうよりずいぶん感じがいい。どうも このオフィスは忙しすぎるみたい(儲け過ぎとも言う)。
ちょうど空きが出たという今日3時の予約を取る。

薬や病気の履歴の書類を引っ越してからこの医者に出していない事が気になり問い合わせる。
やはり6年前出したきり出していない。
改めて Isoniazidを二人とも毎日飲んでいる事、アレルギーの事、歯科医、ホームドクターの事などを書き示す。
医療機関によるミスって簡単に起こりうるわよねえ。
これって私が神経質すぎるのかしら?

3時、昨日とは打って変わっていい印象の歯科医。
無事にButtonを上前歯裏につける。
まだまだ食べる物が難しい。今日はリゾット。
二人に合わせて私たちも何だか流動食ばかり。

 

12/3(水)曇り

バージニアの銀行口座からメンテナンスフィーとして20ドルの引き落としの明細書が再び送られてきた。

2週間ほど前に旦那が顧客サービスに電話を入れさんざん交渉の末
Saving Account (定期預金)が解約できた矢先の事。
今度はCheking Account(普通預金)。
いずれもVAを去る時にメンテナンスフィーがかからない事を確認した上で口座を残してきたにもかかわらず、
毎月の引き落とし。
電話では埒が明かぬと先週の土曜には近くのBank Of Americaに赴いたがこの電話番号にかけろと言われただけの不親切さ。
さんざん待たされるのもの、なかなか担当者に到着できないのも覚悟のうえ、意を決して1-800(フリーダイヤル)のナンバーに電話をかける。

アクセス番号を入れろだの何の用件かはっきり言えだの腹を立てながら電話口でテープの声に向かって大声を上げる。 それにしても頭にくるなー。
”You want to talk to customer service. Right?”って聞くから、
” Ya, right.”って答えたら ”I can't hear you. You have to say Yes or No.”だって!
ばかにすんな!!

あ~も~機械に向かって丁寧に発音を気にしながらしゃべるっていらいらする。
そんなこんなを繰り返し、努力の甲斐あってやっと生のカスタマーサービスに繋がると思ったのもつかの間 「只今10分待ちです。お急ぎの方はOn lineでどうぞ」
とか言ってWebサイトを紹介している。
おバカ! もうそんな物は試したよー。全然繋がらなかったじゃないかー!
<書いていて腹の虫が再燃>

スピーカーフォンにしてひたすら待つ。
途中電話が入るが手早く済ませる。
この件をやっつけなくては何にもできやしないほど煮詰まってきたぞ。
やっと出てきたサービス嬢に向かって、怒りをぶつける。

お金を返せとか口座を閉めろとかあんたの銀行はうそつきだとかへんてこ早口英語でまくし立てたら、
「私にはどうする事もできませんのでNatinal(本部フロリダだったらしい)に回します。」
とか言われ、突然男が出てきた。
これまたたぶん向こうにはわけのわからんめちゃくちゃ英語でまくし立てたら
「わかりました。 すぐにお金は戻します。今解約の手続きもとります。」と、事務的に冷たーく言う。
「当ったり前よ~!」って言いたかったけれど、うまい言葉が見つからず
「Thank you, I really appreciate.」などと調子よくお礼を言っている私 <最低>。

明日残金はCAの銀行に振り込まれる事になるそう。
最後に「ここで電話でのアクセス番号をもらえますか?」と聞くと
「あなたの口座はVAにはもうありませんので、全ては西でやってください。」と、そっけない。
それでもとってつけたように「Bank of Americaをご利用いただき誠にありがとうございます。」だってー。
ふざけんあじゃないよー。という言葉を飲み込み電話を切る。

同じBank of Americaでも西と東では全くの別会社で全く協力する気はないってことよね。
こうなると全米でのつながりもなく、オンラインも繋がらない事が多く、そして何よりめちゃくちゃサービスが悪く、何のメリットもないBank of America。

銀行換えの日は近い。

 

12/4(木)曇り

Happy December 4th!

Relish love in your old age! 
Aged love is like aged wine; 
it becomes more satisfying, 
more refreshing, more valuable, more appreciated, 
and more intoxicating!

-Leo Buscaglia

私たちの年齢、結婚年数になると夫婦間の関係がギクシャクしてくる夫婦が多い。
夫婦の会話も無くお互いに何を考えているのかわからなくなる。
絆だった子供達も自分たちの世界を持ち、さっさと巣立ってしまい、さらにこれからは年を取るばかり。
果たして自分の人生これでおわってしまうのかとふと思い、隣の友(配偶者)を見れば、全く別の世界を生きる他人となっている。
なんて事をよく聞く。

実際結婚18年。自分の主張ばかり強くなって(昔から強いのに)相手の意見は聞けなくなっていた。
人一倍口が多い私には黙っているって事は至難の業だけど、これからはできるだけ聞くって事に重点を置こう。
大事なだんなとはけんかもいっぱいした(する?)けれど、これからも仲良くやっていきたいもんね。

ここのところぱっとしない天気が続き、洗濯物を外に出せない。
カリフォルニアは電力不足で光熱費は高く、乾燥機はあまり使いたくない。
が、最近頻繁に乾燥機を使って思う。
何で乾燥機ってあんなに埃がフィールターに溜まるのだろう。
お天気のいいときの日光干しは気持ちのいいものだけど、乾燥機に溜まる埃の量を見ると、乾燥機をかけない衣類はかなりの量の埃をつけたままということになる・・
・・のかな?

 

12/5(金)曇り

もう金曜日。
天気が売り物だったカリフォルニアもすでに雨期に入ってしまったのか、雲行きが常にあやしい。

中学からのお知らせによると、度重なる予算の縮小、ここ数週間内で起こった数件の高校の放火騒ぎ、学校のコンピューター等の備品の破壊でサンノゼの学校区(San Jose Unified)の予算はさらに厳しいものとなり、来年度からの授業は6時限から5時限になり、音楽やアートなどのクラスがなくなるらしい。

父兄からは多くの反対の声が上がっているが、実際やっていくだけのお金がない教育委員会は、情操教育となる選択科目のカットという強引な方法でこの窮地を乗り切ろうとしている。

今のところ高校からは何のお知らせも来ていないが、何らかの形でしわ寄せが出るのは目に見えている。
このことで金持ち軍団は一気に私立に転校を考えるだろうし、学校への寄付要求も多くなる事だろう。
貧素なサンノゼの学校群。

12時、研人が死にそうな声で電話をかけてくる。
「頭が痛い。迎えに来て・・ ・。」
ナース室でいかにもしんどそうに頭を抱えている研人。
頭痛が最高に達したのか、家に帰ってくるなり吐く。
Junior Mortrinがもうない。急いでSafe wayに買いにいく。

2時半、宏人と絵里をお迎え。
研人のサックスも音楽室からとってくる。この時音楽のMrs. Sanchezと挨拶をする。ほめられる。
この音楽もなくなるのかと微量な心境。 せっかく楽しんでサックス吹いているのに。

3時半、薬が効いたのかもうすっきり顔の研人。卓球をやりたがるが許可せず。
5時半、冷凍のピザを4人で食べる。
6時、絵里AlisaとMorgenのベビーシッター。
彼女たちの兄貴であるJustinから遊ぼうと宏人にお誘いがあり、宏人も絵里と一緒にReneeの家へ。
絵里は宏人が一緒で不満顔<気持ちはわかるよ>。
9時、旦那とすっかりよくなった研人と私の3人で卓球を楽しむ。
研人が一番うまい。打ち負かさんと頑張った旦那は完敗。
11時半、Daveにおくってもらって、絵里宏人帰宅。

数年前とはずいぶん違う生活。

 

12/6(土)曇り

先週末の怠惰な子供たちの様子をみて、Teddyの朝の面倒は順番で子供たちにみさせる事にした。
そして今日の当番は昨晩夜遊びをしてきた宏人。

目覚ましを6時にセットし、おしっこー朝ごはん-うんち-うんち集めをする。
一応私も6時に起きて壁越しに様子を伺う。
眠さにも負けずさっさと起きて世話している様子を確認。感心感心。
うれしいー。私も久しぶりに朝寝ができる。

混む前にお買い物をしようと朝からSunnyvaleの三ツ和に旦那と二人出かける。
先週買った旦那のスキー板に合うビンディングを買おうと、途中WestgateのAny Mountainに立ち寄る。
いい物件あり。他の店も見てみようとHelmに寄る。
手ごろなビンディングあり(Salomon S9-12 Ti 定価$249.99 買値$124.99 取付料&25)。
ビンディングをつけてもらうため、持ってきた板と靴を店に置き (引き取りは来週)、満足して車に乗り込む。

と、エンジンがかからない。

スターターが回らないようで旦那もお手上げ。
Costcoの ロードサービスに電話をかける。
しかし何とも要領得ない。やっと話が通じて1時間以内にロードサービスが来ると言う電話が携帯に入る。
待つこと1時間。
その間交代でリンガーハットで皿うどんの昼食を取る(さすがカリフォルニア)が、サービスは来ない。
催促の電話を入れ、さらに待つこと30分。ピックアップトラックでサービスが来る。
車を押して広めの駐車場に移しバッテリーを繋ぐ。エンジンスタート。
サービスの男性もバッテリーはまだ大丈夫のようだけど・・?と、首をかしげながらも、とりあえず車は動いた。

1時半、米だけでも買おうとHelmからわずか1分ほどのところにある三ツ和に行く。
怖くてエンジンは止められない。
駐車場が異常に混んでいる。それもそのはず全品20%引きの大セールをやっていたのだ。
人ごみをかき分けるように米と味噌を買う。
この人ごみでは店内を見て歩くのもままならない。すぐにレジに。
1列に30人は並んでいるだろうか?
待つこと約1時間半。並んでいる間ひたすら前後左右の人間観察。

次から次へと個性的な面々が現れるので劇を見ているようで面白し、いろいろ考えさせられる。
並んだ1時間あまりは私にはちっとも苦痛ではなかった。
が、エンジンをかけたままの車で待機の旦那様は何で米だけでこんなに時間がかかっているのかもわからず、さぞ長~い時だったでしょうに。

それにしてもちょっと午前中にお買い物のはずがもう3時。
修理に出そうかとディーラーにも寄ってみるが今日はお休み。
さらにバッテリーを求めてKrogenに寄る。旦那の気に入ったのがない。
途中何回か停車中エンジンがストップするが事なきを得ず。4時帰宅。

5時、Costcoに旦那と研人、私の3人で買い物。
バッテリーと、すぐに食べられる夕食を買って帰る。何だかもうすでにくたくた。

車は必需品。何か問題があるととても気分が重くなる。
8時半、研人のインドアサッカーゲーム(off the wall)に出かける。
メンバーズ カードを作る。
今日を含め8回のゲームが予定されている。

9時半、ゲーム開始。相手は1年上(研人には2年上)のSanta Clara Sporting。
今日のAlmaden Explosionは、サブ無しの7人。研人はまたフォワードで登場。
試合開始10分、こぼれ玉を無難に研人が押し込んで先制。
その後すぐに追いつかれる。相手に追加点を許した後、研人のアシストで同点とする。
再び相手が追加点を取った所で前半終了。
後半、フォワードでしばらく頑張った後ミッドになる。
ミッドになった事で運動量もさらに増し、急に疲れが見え始める。
狙ったロングシュートが外れはしたが壁に跳ね返りいいセンタリングとなってゴール。
あと一息の所で追いつく事ができず3-4の惜敗。
今日の研人はフル出場だったこともあって1ゴール2アシスト。
どうしても決めたかったゴールが1本あったけれど最後までよく駆け回りました。

合格 (私が勝手に決めてる)。

試合後の研人「何だか頭がくらくらするよ。もう寝てる 時間だもん。」
そりゃそうだよ、もうすぐ11時だ。

 

12/7(日)曇り

昨日に続き全品2割引の大セールを見逃す手はないと10時の開店と同時に三ツ和に入る。
乾物を中心に買いまくり、カートは山のようになる。
総額283ドルのところ20%引きで226ドルこれは大きい。
すでに安売りになっているものも引いてくれるんだもんね。
まだ混む時間にはなっていなかったから店内全部を見て回れたしレジもささっと済ませて、12時過ぎに帰宅。
(昨日もそのはずだったけど)

12時半、研人は旦那とサッカーチームAlmaden Explosionのパーティーへ。
場所は Willow GlenのJake's Pizza。
コーチからの個人個人の褒めちぎりで2時間もの時を過ごした様子。
研人は何を言われたのか?
Warrenの父さんが撮ってくれたスナップショットは優れもの。
いつも望遠付きのカメラをかかえ、プロまがいの姿勢でゲームを追っていたのも肯ける。
ありがとう,Tin。

絵里は来週のボキャブラリーテスト(英語)の勉強がたいへん。
カードを作って必死に勉強している。頑張る絵里に拍手。
宏人は何の予定もない週末を何にもしないで過ごしている。
なんて否定的なことばかり言ってはいけません。”Time”の雑誌の整理をやっていた。
そして見逃した興味深い記事があると、「おかあさん~~~~~。」と、教えてくれる。

絵里の覚えなくてはいけない単語を試しに宏人に質問してみる。
「もう知っているよ、そんなの~。絵里はボキャブラリーが、なさ過ぎるよ」と、のたまう。????
宏人の書く作文やエッセーはとても中2の子とは思えないほど幼くつたない。
しかし雑誌等はよく読んでいるからか、どうやらボキャブラリーはあるらしい
(絵里はTM, Teen Peaple,Vougueなどのティーン向け雑誌ばかり読みふけっている)。
それが自分の文章に反映されないのが彼の言語能力の低さか。

夕方5時、絵里と買い物に出る。
恵まれない子供に贈るクリスマスプレゼント。
サンクスギビングの際はFood Drive (恵まれない人たちに缶詰等の乾物をあげる)として
せっせと学校に運んでいた。
サンクスギビングやクリスマスなどの家族が集まり華やかな時は、逆に自殺者も多く出ると聞く。
幸少なき人たちも少しでも平和で幸せな気持ちになれるよう
こういった寄付は決して悪いことではないだろう。

お友達へのクリスマスプレゼントは何にしようと頭を悩ませる絵里。
10人以上の子に あげるというからたいへんだ。
それにしても絵里は友達が多い。有難いことだ。

夕飯時に<何の魚だ?>ゲームをする。
つい口走って正解の”かます”を言ってしまった私。
この魚はあんまり食べられないからきっと覚えられないね。
昨晩は<何豆だ?>ゲームをした。
鳥の名前だけをヒントに一発正解50ドルからスタートしたが、3人全くわからず。
出てきた鳥の名前もカラス、はと、すずめ、にわとり、ふくろう位。
あとは英語の鳥の名前を言うからこちらはわからず、いちいち辞書を引くことに。
結局”う○いす”のヒントで絵里が当てる(1ドル獲得)。
宏人と研人は答えを教えても「そんな鳥聞いたことない。」とふくれる始末。

バイリンガルってどうやって作るの?

 

 

12/8(月)曇り

Wells Fargo bankへ。
準子さんから紹介されたこの銀行の女性の名はMrs. Radha Sripathy。
インド人のどこにでもいる気さくなおばさんタイプ。
Bank of Americaの対応が非常に悪く満足できないので、
最終的には全額こちらに移そうという考えの下、細かい話を聞く。
Checking Account(普通預金)、Saving Account(定期預金)さらにATMが使える子供たちの預金の種類。
細かく丁寧。
ちょっと押しが強いけど、準子さんが言うようになかなか良い行員だ。
おしゃべりもお好きでコンピューターを打ちながらも世間話が途絶える事はない。

取りあえずメンテナンスフィーのかからないCheckingと子供たち3人の口座を作る。
必要書類は明日旦那がサインをした上、持ち込むこととする。

学校のお迎えの後、絵里と再び銀行へ。
絵里はべビーシッターで稼いだ50ドルも預け入れ、オンラインも使えるように手続きをとった。
後はATMカードが郵送されるのを待つのみ。

帰りにBank of Americaに立ち寄り絵里の口座を解約。
この時相手してくれた行員は新入社員か。丁寧でやたら謝る。
まだいろいろな手続きの仕方がわからないのか、コンピューターを打つ手もおぼつかないが、
感じの悪~い行員よりはよっぽど良い。

銀行内も活気のあるWells Fago、かたやデスクに一人だけ待っている人はまばらの Bank of America。
すでに勝負あった?!

 

12/9(火)雨

時に強く吹きつける雨風。外のガーデンテーブルも転がるほど。
Bank of America へ。サービスカウンター前でしめされた椅子に
「Savingを解約したいんですがー」と、言いながらどしっと腰掛ける。
不注意にもこの時手に持っていた WellsFargoのバインダーを机の上に載せてしまう。
慌ててさっと椅子の下に隠したつもりが「Wells Fargoにするんですか?」とすかさず尋ねられる。
いいえと言うわけにもいかず、「はい。」と答えると「何故?」と聞く。

今までのバンカメ(Bank ofAmerica)の対応の悪さ、不便な支店間の動きをさっと話す。
対応してくれたマネージャーのTracyはバージニアから来た黒人女性。
丁寧に謝ってくれ何でここの支店に来なかったと聞く。
旦那が来たけれどきちんと対応してくれなかった旨話す。
ここでもさらに謝ってもらうが、そんなに謝られると何となく居心地が悪い。
予定の金額を引き出しチェックを作ってもらう。

Saving Accountを解約して全てWells Fargoに移そうと思ったが、
残ったCheckingに手数料がかかるようになってしまうとの事、
Tracyの対応が見事なものだった事もあって、とりあえず一部預け替えで今日はよしとする。
そのままWells Fargoへ。
作ってもらったCheckでSaving Accountを作る。事は簡単。
これで手数料は一切かからなくなったはず。

子供たちの中間成績が送られてきた。
研人:前回と全く変わらず。Mathの得意な研人だが何故かA+(100点以上)が取れない。
次回の目標MathのA+とする。
宏人:AからA-になったものがある。B+になってしまうのでは?との不安が少し。
本人もストレートAを目標にしているからこそ、頑張って上半期ストレートAを目指して欲しい。頑張れ宏人。
絵里:成績アップ。Englishの”A”がどうしても取れない。
この科目だけは本人もあきらめ気味。たいへんなのがわかるだけに何も言えない。

3人総じて成績は良い(私たちってハードルが低い?)。
旦那はただただ感心するばかり。
私も感心しきりだけど褒めてばかりもいられないよ。更なる努力を期待します。
油断は禁物、何にも手伝ってあげられないけれど静かに応援しているよ。

 

12/10(水)曇り

寒い。夜中も肌寒くて何度か目覚める。
それもそのはず、昨晩から何となく調子の悪かったヒーターが、ほとんどまともに作動しない。
室内の気温は12度ぐらいか。
空気孔からは冷たい風が吹き出してくる。

8時、不動産屋のCathyに電話し、メッセージを残す。
11時半~1時半、教会で英語を習っていた時の先生BettyとRaiko、
クラスメートの洋子さんと4人サンノゼ日本町の日本食レストランで昼食。
この夏尾てい骨を骨折して杖を突きながら出席のRaikoは80歳を超える女性。
アドバンストのクラスを教えていたBettyは元
小学校の先生でとても頼りになる陽気な方。
敬虔なクリスチャンのお二人のお話はいつも暖かく教えられる事がいっぱい。
そして最近病院の検査技師の国家試験をパスして就職先を探している洋子さん。
小さいお子さんを抱えてのカレッジ通い、
一見おとなしそうに見えるか彼女のどこに根性を信念が潜んでいるんだろう。

せっかくダウンタウンまで来たのだからと、サンノゼ豆腐で豆腐とおからを買って帰る。
子供たちにはしょうへい堂(?)のお団子。さすがカリフォルニア何でもある。

2時急いで帰宅するもヒーター修理の電話無し。再び不動産屋に電話。
ヒーター修理の番号(Thousand Gim378-4055)を聞きだす。すぐ電話。
こちらも留守電、メッセー ジを残す。

5時、いつになったら直してくれるのか?修理人の携帯番号を聞き出し電話。
強引に明日の予約を入れる。 まずはよくやったと自分をほめる。
それにしても快適な冬はヒーター、夏はエアコンのきいた室内に生活する私たち。
水道光熱費が高いと言いつつも何のありがたみも感じずに湯水のように使っている毎日。

私の子供の頃はヒーターで温度設定された部屋で寝るなんて考えられなかった。
家の水道も凍るほどの寒さの中で布団から出て着替えるのはつらかった。
そんな話をしても子供たちはただ笑うだけ。時代が違うのか。

夜中の寒さに備えて各人に布団を1枚ずつ供給。
これでもう1晩しのぎましょ。

 

12/11(木)曇り

寒いよ~。
予定通り修理人が来てくれることを祈り、カイロを身につける。

10時、ハンディーマンのTimが火災報知器を付けに来た。
しっぽ振り振り大歓迎の Teddy。
15歳の息子が犬を欲しがり先週の土曜日から生後2週間のPuppyを飼い始めたとうれしそうに話し出す。
今日はしっかり約束通りきたし、Teddyにもめちゃ優しい。
今ある火災報知器の他、キッチン・玄関・主寝室に新たに報知器を付けた。

犬の話がきっかけか妙に話しやすく、主寝室のお風呂の流れが悪い事、水がしっかり止まらないことを話す。
快く直してくれる。
(実際しっかり直っているか疑わしかったが、夜お風呂に入って確認。ばっちり直って快適。サンキュ)

3ヶ月前に建てたシェッドに下からの水漏れを防ぐためにシールを塗る。
ビスがいくつか抜けていた事も指摘。きちんとやりますと答える。
不動産屋のCathyにちょっと文句言ったのがきいたのかー?

10時半、ヒーターの修理人(Ebert?)が来た。またTeddyがおおはしゃぎ。
こう人懐っこくては困ってしまう。綱をつけておく事に。
しばらくボイラーのチェック。
主だった故障ではなく、プラグを入れなおしただけとか言ってたような・・。
それと全部クリンナップしたとか。
暖かい空気が思いっきり出ていて幸せ気分。
来週来てくださる江戸爺婆にも寒い思いをさせないですみそうだ。良かった。
これからは空気孔をできるだけふさがないようにと言われる。

クリスマスカードがぼちぼち来出した。でも旦那の会社関係ばかり。
夏にこの家に引っ越した事も数人の友達にしか連絡していない。
今年は住所変更のお知らせも兼ねて早めに出そうと思っていたのに、まだ1枚も書いてない。
久しぶりに出したオランダ時代の友へのE-mailは戻ってきちゃったし、
こうしてまた友だち失くしていくのか。。。

[そうだよ]

 

12/12(金)曇り

バッテリーを取り替えて調子が戻った車、昨日直してもらって暖かい室内。
文明の利器の恩恵を受けなければ普通に生活する事ができない私たち。

信頼できるスペシャリストが自分たちの周りにしてくれたらいいと思う。
医者、弁護士、車の修理工、ハンディーマン(よろずや)、警察・・・・。
3人の子供たちがこれらの一つずつになってくれたら便利だねと、旦那に持ちかける。
口がうまい絵里は弁護士、真面目人間研人は医者、機械物が好きな宏人は修理工、
時々絵の個展もやっちゃう修理工なんてかっこいい。
3人じゃ足りなかった。後はどうしよう。
絵里の弁護士はまあまあそこそこだけど、研人の医者では診てもらった後大丈夫かなと思っちゃうし、
宏人に直してもらった車では安心して走れない。
やっぱ子供たちに期待するなんて所詮無理な話。
いずれにしても良い人脈がある人は 何事にも心強いよね。

10時半、準子さん宅でLeland Highの日本人お母さんの集まり。
出席者:山口、鍵山、白岩、仁平、森、中山、各務、荒木、ホートン、亀山の9名。
中学の集まりとは 若干人が違う。
20年以上アメリカに住んでいる人、来たばかりの人。皆それぞれで面白い。
あっとい う間に2時間が過ぎる。
Teddyのお昼が気になるので先に失礼する。

4時、Teddy3回目の予防注射。
今日の注射はDHLPPとRabies。
体重は32パウンド(約15キロ)になっている。
前回より幾分慣れたのかお座りの姿勢で少しは待っていられる。
今日のテクニシャンは私たちもどうぞと中に入れてくれた。
2本の足の付け根にショット。その後細かい質問にも親切に答えてくれた。
うんちの検査も異常なし。
トレーニングの場所 Boarding Kennel(犬の預かり所)の値段等を聞く。
待ちに待った散歩解禁だが、薬が全体にいきわたるまで5日ほど待たなくてはいけないそう。
Teddyもう少しよと言って聞かせる。

絵里は高校での演劇を見に行く。
題材は”Antigone”英語のクラスで扱っているギリシャ神話。
これを見に行きクイズをパスするとエクストラポイントがもらえるとか。

 

12/13(土)曇りのち晴れ

今日の朝のTeddyの当番は研人。
起こされる事なく自分からさっさとTeddyの元にいく。それを見て私は再びベッドへ。
子供が大きくなるといいねー。

絵里10時半~3時、お友だちのMargretとサンノゼ日本町の敬老会のボランティア参加。
今日のお仕事はスタンドでスナックを配ったりサンドイッチを作ったりで
楽しく忙しいボランティアだったらしい。
昼食も支給されお土産にクッキーまでもらってご機嫌で帰宅。

4時、ベビーシッターをしているAllisaとMorgenへのクリスマスプレゼントを買い行く。
5時半、おいしいハンバーガーが食べたいと、Joney Burgerへ。
ジューシーで満足したが、VAのFuddruckersが懐かしい。

6時半、宏人とTeddyはお留守番。
絵里をEastgateでのクリスマスストッキング(靴下)へのプレゼント詰めのボランティアに出かける。
その後はアイススケートを楽しむそう。
研人はインドアサッカーゲーム。相手はまた1学年上のSunnyvale Spartans 90。

フォワードで登場したものの先週の様な切れのある動きが見られない。
コーチの声が飛ぶ。
先週のゴーリーがお休みで今週は仮のゴーリー。
全くゴーリーとしての務めが果たせず瞬く間に3-0。見てられない。
コーチからのゴーリー交代のコールを待ったが何もなし。
ひたすら研人が注意されている。
やる気の感じられない今日のチーム。
ゴーリーをやらせてもらえばと声をかけようと旦那が選手サイドに行くが
ふくれっ面の研人は見ようともしない。
コーチの話も聞いているんだか?かなりご機嫌斜め。

後半開始。またコーチの声が「Kento!~」「Kento! ~」と聞こえる。
振り向きざまのシュートを狙うが決まらず
(ここで決まっていればコーチの様子も違っていたはず)。
終わってみれば0-7。5点以上の差は表示されないから、もしかしたら0-8かも。
徹底的にもて遊ばれたゲーム。
試合後の研人は半泣き状態。
コーチが研人ばかり怒る。言っている事がころころ変わるからどう動いたらいいかわからない。
全部のフィールドを動き回れ・・・・・・などなど。
確かに見ていて気の毒なほどコーチに注意されていた。
しかし先週の動きを見たコーチが研人に過度の期待を抱くのもわかる気がする。
でもあのゴーリーで通そうとしたコーチだもの、考えている事がよくわからないな。
しかし研人には期待されているからだと言い続け、気分を持ち上げる。
まだまだ子育てはたいへんだ。

絵里をEastgateのアイススケートまで迎えに行く。
新しい彼は同じ高校ではなくGunderson Highに通う10年生のAndrew。ベトナム人だ。
この彼、おうちがめちゃめちゃ厳しくてとてもデートなんてできないらしく、
彼女ができたなんてことも親には絶対内緒とか。
AndrewもボランティアグループであるKey Clubに入っているので、
今日のアイススケートに来ていた。
絵里とAndrew二人仲良く滑る姿。
実際に手は繋いでいないものの、見えない手で繋がれている感じがする。
リングサイドでずっと見ている彼のお母さん。どう思うだろう?
リングからあがってきた二人に気安く声をかける私。
硬い感じのAndrew。お母さんの事を気にしているのか。

今の家の周りには極端に厳しく子供に制限を加えている親をしばしば見る。
何事 にも優先順位はお勉強。何かおかしい。。。
ちなみに、今日のボランティアの仕事は何故か無し。
持ち込んだストッキングに入れる小物も使わなかった。
どうもKey Clubってやっていることがいい加減みたい。

 

12/14(日)晴れ時々曇り

あと11日でクリスマス。今年もあっという間に終わろうとしている。

夏に引越しし て荷物整理も完全とは言えないままに年末。
昨年はクリスマスショッピングも頻繁に出かけたのに何の用意もしていない。

絵里はたくさんの宿題を抱えていても予定の多い週末。
午前中時間を惜しんで勉強。フーフー言っている。
宏人と研人は日本語の勉強。遅れはひどくなるばかり。
気にはなっているもののなかなか多くの時間をさく事ができない。
私はやっぱり怠け者。

昼からクリスマスツリーを飾り始める。
シェッドにしまってある相当量のクリスマスグッズ。
今の家では充分に飾る場所も無く、去年買った大きめのクリスマスツリーをリビングに飾るののが精一杯。
去年の作った大作(?)の家の飾りつけはどう考えても置く場所が無い。
仮に置けたとしてもTeddyが引っ掻き回すのではと考えると、今年はあきらめた方が良さそうだ。
そんなわけでクリスマス用品一式のダンボール数個は開けては閉めの繰り返しの重労働。
しかしリビングにツリーが飾られ一気に我が家もクリスマス気分。

7年ほど前からの子供たちの写真入りオーナメントも時代が感じられてとてもいいと、自己満足。
今年 はTeddyの写真も加わった。

2時45分、絵里再びAllisaとMorgenのベビーシッター。
忙しい中お金を稼ぐのもたい へんだ。
6時、予定より1時間早く絵里がReneeに送ってもらい帰ってきた。
Morgenが急に頭痛を訴え吐いたそう。
絵里もその始末でたいへんだったようで単にベビーシッターと言えども
いろいろしなくてはいけなくて、彼女にはいい勉強だ。
どんなに宿題がたいへんでも、チャットの時間だけは確保する絵里。
とにかく友達との時が一番大事な様子。

 

12/15(月)曇り

Teddyと遊んでいてまた上前歯裏のBite Buttonを折ってしまった宏人は、再び矯正歯科へ。
こんなに頻繁に折れてしまうのは困りもの。
宏人はTeddyとの遊びも一緒に四つんばいになって顔を付き合わせるから、
これからも起こる可能性はじゅうじゅうにある。
今度折ったら自分で予約を入れなさいよとは言っているものの、実際にはいつも私。
そろそろドクターも文句を言う頃かしら?

あ~やだやだ。

 

12/16(火)くもり

今週いっぱいで学校もお休みになる。
そして明日は江戸爺婆がいらっしゃる。

お布団の用意も部屋の掃除も中途半端。
一体今まで私は何をしていたのだろう。

宿題を終えた絵里とOakridge mallへお買い物。
お友達へのクリスマスプレゼントの総仕上げ。
10名以上のお友達にそれぞれの好みにあったプレゼントを探すのはとてもたいへん。
モールの中をすみからすみまで回る。
こんなに気前よく買っていたらすぐにお金がなくなっちゃうよ~。

一通り買い終えると時間はもう7時過ぎ。
モールの中のテイクアウトの中華を買って帰る。
旦那を待たずに4人で食事。買ってきた分では足らない。旦那の分まで食べる。
旦那に電話。「何か貴方の食べるもの買ってきて。」

旦那はスーパーの寿司を持ち帰る。かわいそうな食事。
その寿司までも食べようとする子。食事は家で作った方がよさそうだ。

絵里の買い物に振り回された午後。
日本語の勉強も食事の支度もできず、疲れきった夜。
でも少しクリスマスの雰囲気は出てきたかな・・?

 

12/17(水)くもり時々晴れ

江戸爺婆ご到着の日。

9時50分サンノゼ到着予定で旦那が空港まで会社からお迎えに行く。
家に着くのは12時ごろかと思いきや、10時半旦那から空港から
「会えたので11時には家に行く。」との電話あり。
のろのろと掃除をしていたので準備が整っていない。
大慌てで掃除機をかける。どこもほこりだらけ。。。
もう間に合わない。。。
どうしてこういつも私はぎりぎりにならないと動かないのかと、自分に腹を立てる。

Teddyもいつもと様子の違う私に一緒になって動き回る。
その姿が何とも可愛い。

11時、元気な様子でお二人がいらっしゃる。
Teddyも大歓迎。舐めまくり飛びつきの歓迎をする。
お土産だけでいっぱいのトランクを開ける。山のような日本食品。
どれもこれも日常すぐに使うものばかり。心づくしのお土産が本当にありがたい。
なかなか会社に戻ろうとしない旦那に早く社に戻るようにけしかける。

3時、子供たち3人学校から帰る。
宏人と研人は持ってきてくださったコミック”YAIBA”に早くも夢中。
おやつは早速日本のお菓子を楽しむ。

7時~8時、研人中学でバンドのコンサート。
黒のパンツに白ワイシャツネクタイまで締めての正装で出かける。
9月からバンドのクラスに入ってサックスホーンを吹いている研人の、初めてのコンサート。
1年目の研人はインターミディエットの部で演奏。
まだまだばらばらでとても心地よい音楽とは言えないが、一生懸命吹いている研人は素敵だ。
江戸爺がビデオを撮ってくれる。

8時半、帰宅していた旦那を含め皆で夕食。
お二人ともとても元気。
子供たちが寝たあとワインを飲みながら話し込む。
結局床に入ったのは12時半。
お二人ほとんど徹夜の状態。大丈夫かしら??

 

12/18(木)くもり時々晴れ

昨日から晴れてお散歩ができるようになったTeddyは、いつでも外の空気を吸えるので
子供たちの学校まで一緒に行く必要がない。
子供たちと旦那だけいつもの時間にそれぞれ出かけていった。

旅のお疲れが出たのか、なかなか起きていらっしゃらないお二人を残し、Teddyと朝のお散歩に出かける。
昨日とは違うコースを通ろうと家を出て右回りに家の周りを歩く。
この辺は歩いた事が無いのでよくわからなかったが、どこもここも行き止まりになっていて通り抜けできない。
早足のTeddyの息が荒くなり、水を持ってこなかったことを後悔する。
15分ほどの散歩のつもりが45分以上かかってしまった。

2日目の散歩はTeddyも外界に少し慣れたのかこちらの言うことをよく聞く。全くいい子だ。

12時半、まだ起きていらっしゃらない。
一番奥の絵里の部屋に寝てもらっているので全く物音はせず様子もわからない。
どうしたものかと心配になり旦那に電話。「起こしたほうがいい。」との指示で声をかける。
やはり時差はきついものだ。

3時、子供たち帰宅。
絵里はお友達のSteffanyとフランス語のクラブのパーティー
(ランチタイムで行う)で食べるクレープ作り。
フランス人の先生から教えてもらったレシピーで15枚のクレープを焼く。
用意してあったバター・小麦粉・砂糖を混ぜ2つのフライパンでせっせと焼く。
薄焼き卵の経験はあってもクレープ作りは初めて。
最初はほとんど形にならず失敗。それでも二人で楽しそうに焼いている。
一応 予定の枚数ができたのは6時頃。2時間以上かかっての完成だ。
バナナやチョコレートクリームをはさんで私たちにも試食させてくれた。

6時半、旦那帰宅。
にぎやかな夕食。
一どきに何人いっせいにしゃべっているんだろうか。
旦那はこの騒音が疲れるともらす事がある。
江戸爺婆も時差ぼけ中で普段とは違う大騒ぎ、めちゃくちゃ堪えることと思う。

あと一日で冬休みに入る。
絵里は冬休み間際だと言うのにたいへんな英語のエッセーの宿題もあり
宿題が終わったのが10時半過ぎ。
その後買い揃えたお友達へのクリスマスプレゼントのラッピングに追われる。
15個ものさまざまなプレゼントの包装は時間がかかる。
私も少し手 伝ってようやく終了。時間は12時。終業日前日は忙しい。

いつまでも騒ぎに参加、起きていたい研人を無理やりベッドへおくり出す。

 

12/19(金)くもり後大雨

さて今日は終業日。
サンタ並みの大袋とクレープを持って絵里は学校へ。
3人とも学校でそれぞれクリスマスパーティーがあったそう。
絵里はお友達からのプレゼントを抱えてきたが、正直絵里が用意したものより品物は安め。
ちょっと気前が良すぎたんじゃないかと思う。これも一つの社会勉強か。

宏人もクラスで行われた20ドル以内のクリスマスプレゼントの交換で、最低のプレゼント
(キャンディー3つ)だったそうでご立腹。
他の人はかなりいい物が当たったそう
(うちからは家にあった買い置きの女の子用のビクトリアシークレットのローション2本)。
自分のお小遣いから何か買おうとしていた宏人だが、無駄な出費が無かった事にはほっとしている。
それにしても上限20ドルとは誰に行くかわからないプレゼント交換としては金額が大きすぎるように思える。
旦那の課内パーティーでも、$15~$20だった。
さらに上限だけを設けているので、宏人のようなキャンディー3個(5ドル以内)の場合もできてしまい、
私としても不満が残る。

研人は3つのクラスで映画鑑賞。
これもまた不運な事に全部同じ映画”Lilo & Stitch”。
クラススケジュールが一人一人違うのでこんな事も起こってしまう。

江戸爺婆は少しこちらの時間帯になってきたのか、午前中にお目覚め。
昼食後Costcoに出かける。
とはいっても私の買い物ばかりでただ連れ回してしまっただけ。
まだ時間があるとほとんど何も買わずに帰る。

3時学校から帰った3人。
絵里はAndrewとデート。モールでクリスマスショッピングだって。
モール駐車場はいっぱいで停めるのに一苦労。
研人と私は友達の誕生日プレゼントを探しにモールでショッピング。
これが見つからずにTJ Maxまで出かける。
突然大雨となるし駐車場は混んでるしで、ショッピングするのもたいへんだ。
店にしてみれば今日明日が書き入れ時、混んでいるのも無理は無い。
絵里をモールに迎えに行きそのまま帰宅。えらく疲れたよ。

旦那は送別会で11時過ぎの帰宅。
爺婆今日は早めのご就寝。
明日からはみんなお休み。ゆっくりした(にぎやかな)クリスマスが過ごせるだろう。
ワインの産地Napa Valleyにでも行けるといいのだけれど。。。

 

12/20(土)雨

今年の家のクリスマスパーティーのプレゼント交換は5ドルを上限とした
(確か昨年も5ドルだったような・・・)。
今年はおじいちゃんおばあちゃんがいてくれるので、さらに楽しいパーティーになる事だろう。
そのプレゼントの買出しに7人で出かける。

車の中で誰にあげるプレゼントかを決めるくじ引きをする。
まずは穴場と思われるドラッグストアーとMarshealsへ。
7人がばらばらになって必死にプレゼントを探す。
今年は子供たちが皆それぞれに別にプレゼントも考えているようなので買い物も一筋縄ではいかない。
が、ここでどうもいろんな事がわかっていない末っ子研人は
お財布も持ってきていないことがわかり、兄弟にばかにされ、いつものように少しばかりすねる。

研人に20ドルを貸し研人もお買い物開始。
江戸婆のリクエスト”マクドナルド”で昼食。
次に何でも屋のスーパーTargetへ。
3時15分レジ集合と決め、7人散って再び買い物開始。
車がないとろくに買い物にも出られないアメリカではこうして家族にあげるプレゼントまでも
家族で車に乗って買い物に行かなくてはならない。
さらに今週末の店はどこ もごったがえしているが、
それもクリスマス気分を高めてくれる前夜祭みたいなもので、
お祭り好きの私にはまんざら悪いものでもない
(長~いレジスターの列はうんざりだけど)。

3時半、研人は雨の中近所の友達Jamesの誕生日パーティーへ、昨日買ったプレゼントを持って出かける。
私たちはそれぞれ各部屋に散りプレゼントの包装。
こそこそ誰にも見られないようにする包装がまた楽しい。
お腹がすかないと言われながらも6時に夕食。
誕生日会を早めに引き上げてきた研人のインドアサッカーゲームは8時から。
出かけるぎりぎりに帰ってきた研人はぐずぐずとサッカーの支度。
様子がおかしい。 きつく問いただす。

”頭が痛い”!!!

先週コーチからの怒られっぱなしの記憶がよみがえったのか、楽しい気分が急降下、
パーティーで大騒ぎの疲れもあるのか頭痛で声も出やしない。
6時に家に電話をしてきた時にはすでに頭痛があったとか。
何で早く帰ってこようとしなかったのか?腹立ちながらも車内でMortrinを飲まし会場に向かう。

江戸爺婆・宏人も一緒。絵里 (サッカーに興味なし)とTeddyは留守番。
行ってみれば選手が充分に集まらず(来たのはたったの4人)
他4人の選手の兄弟たちが参加のお遊びゲーム。
ゲーム前の練習もなしの忙しい思いをしてのこのゲーム。
クリスマス前のこの時期人数も集まらず、何できちんとした対応ができないのか
コーチGregに今また不信感が沸く。
でも100%満足のいくチームなんてあるはずないわよね。

研人の動きは・・・精彩にかく動き。
文句を言う私(コーチへの不満もぶつけた感じ ・・反省)、
ふてくされちらと涙を見せる研人。
不満足の展開。
研人のかっこいいところを、おじいちゃんおばあちゃんに見せたかったのにー。

 

12/21(日)くもり

サンノゼダウンタウンにあるエジプト博物館(Rosicrucian Museum)へ。
研人の世界史のエクストラホームワークでこの博物館に行きレポートを書こうという課題があり、
私たちは5,6年前に行った(この時は柏爺が一緒だった)事があったが、
研人はほとんど覚えていないので、この機会に江戸爺婆を連れ立って出かける。
絵里と宏人は行きたがらずお留守番。

博物館に入る(入場料大人9ドル、シニア・学生7ドル)無料だったスミソニアンと比較、高いぞ!
それでも解約済みのAAA(アメリカのJAF)会員券を出し、1ドル値切る旦那。

すぐ右手に衝撃的なMummy(ミイラ)が横たわっている。
レポートの項目にそってギャラリーABCDと進む。
途中研人と私はTomb(霊廟)のガイドツアー に参加。
紀元前2000年のピラミッド内の話は興味深い。
一度は行ってみたいエジプト。
その土地に立った時何を思うのか、自分で自分に興味がある。

博物館を出て館の中庭をぐるっと散歩。
椰子の実の大木からたくさんの細かい実が落ちている。
爺婆が植物の名前をよく知っているのに今日も驚かされる。
研人「日本では学校で教わるの?」

昼食をとらずに博物館に入ったので、ひどくお腹がすいた。
3時半、以前行った事がある、本格的なメキシカンレストランへ。
わけのわからない冷シーフード前菜(おいしかった、家で作れたらいい)、
スープ大皿(前よりおいしくない、ちょっとがっかり)、
ファヒータ(まあまあ)、ブリトー (研人はおいしいと、ぱくついた)を5人で分ける。

満腹で家に帰る。 絵里と宏人はカップヌードルのお昼。
すでにお腹もすいた様子なので夕飯を用意。
しかし私たちは腹いっぱい。入るのはワインとアイスだけでした。

江戸川台から持ってきてもらった旦那他宏司さんや真ちゃんの昔のビデオを鑑賞。
声は入っていないもののよく映っていて子供たちも興味津々。
だけれどその日の研人の日記にはこう記されていた
正直な感想だろう。

<お父さんの5~6歳のビデオを見た。何だか不気味。>

 

12/22(月)くもり時々晴れ

今日も朝からクリスマスショッピング。

5ドルのプレゼント交換用のプレゼントもそれぞれにあげるプレゼントも皆充分でなく
二手に分かれてショッピング。
研人は連日の睡眠不足がたたってか、眠い眠いと元気が無い。
しかしショッピングには出かけたいらしく、旦那・宏人のWalmart・Tower Record組へ同行する。
が、結局調子が悪いらしく車の中で横になって寝ていて一歩も外には出なかったそう。

江戸爺婆・絵里と私はOakridge Mall・Michelsへ。
こちらはさらに爺婆と絵里私とに別れショッピング。私達はめぼしい店を足早に回る。
MacysでLinda(Scottのママ)に偶然会う。1年ぶりの再会。CAに帰ってきたなとまた実感する。
1時間ほどの持ち時間だったので江戸爺婆には短すぎたショッピングだった様子。
Searsしか行けなかったそう。

旦那とは携帯電話で連絡を取り合い次の集合場所を決める。
クリスマスパーティー用のクラフト用品を探しにMichelsへ。
今年はペイントではなく、ビーズのセットをいくつか買う。

研人は全く買い物できず、他の人もまだまだ見つからないと困り顔。
ひとまず昼食を取ろうと家に帰る。
全てのショッピングが終わった絵里を残し、再び出かける。
研人も車の中でぐっすり眠れて元気を快復した。

不動産屋のCathyへのクリスマスプレゼントのチョコレートを届けて(Cathy不在)、 今度はWestgate Mallへ。
Rei・Anymountainをくまなく回った後、モールを必死になって歩く。
時間がもうあまりない。
江戸婆の万歩計によれば今日は1万歩以上歩いたそう。爺婆はさぞお疲れだろう。

時間はもう6時半を回っている。夕飯はどうするのよ~。
絵里に電話「冷凍のピザをオーブンに入れておいて。」
子供も大きくなったもんだ。
昼食は勝手に食べてとか、ピザを焼いておけとか、ご飯といておいてとか、なかなか便利に使える。

帰宅後ピザにおそばのかわら焼き(九州の名物だそう)と言うすごい組み合わせのディナー。
皆おなかペコペコでよく食べた。
いつものように1ドル99セントのおいしいCharles Shaw
(ユナイテッド航空の ファーストクラスで出されていた高級ワインだそう)を楽しむ。
こんなにおいしくて 1.99だもの他のワイン買えないよー。

 

 

12/23(火)くもり後雨

明日はもうクリスマスイブ。
子供達は今年のクリスマス会はイブにやるのかクリスマス当日にやるのか盛んに気にしている。

去年のクリスマス会は12月25日ホワイトクリスマスでとてもムーディーなものだった。
家でのパーティーも大いに盛り上がり今まで一番楽しいパーティーだったと言っていた。

買い物も大方終わり、残るのはサンタの帽子に飾り付けをするコンテストの用意
(サンタの帽子が思いの他高くて却下)、ジンジャーハウスの材料、
そして明日あさっての食料品。
旦那と二人行きなれない大きめのスーパーに出かけるが、材料が揃わず近くのSafe wayに寄る。
するとそこには歩いて買い物に来た江戸爺婆と研人の姿。
お金が乏しくなった研人はビンに入ったコインをお札に換えようと銀行に持ち込む。
しかしこっちの銀行のやることで、ロールにするための袋をいくつか渡され
自分で数えて持って来いと言われたそう。・・・両替機がないのかしら?何とも不親切。

クリスマスショッピング完了。明日からさらにクリスマス祭りの始まりだ。
が、今年からはもうサンタクロースは家に来ない。
我が家のベービー研人もその存在を知ってしまって、
今まではらはらどきどきしながら置いたサンタさんからのプレゼントがなくなり
何だか寂しいのは親である私のほう。

 

 

12/24(水)雨

朝方、敦夫兄との電話で、柏の父の手術が無事終わった事を確認。
葉子姉は病院に泊まっているそう。

今週日曜日(12/21)父本人から「今から腸閉塞の為入院する。」との連絡を受けた。
声は張りがあり病人とは思えない元気な声。
ここ数週間胃痛に悩まされていたそうで投薬が効かず入院となった模様。
父は一人で入院の準備、家の始末をして出かけた模様。

火曜日(23日)姉の携帯からメールをもらう。緊急手術。
手術は仮の人工肛門を取り付けるものだったそう。
これによって詰まった状態を脱却する事ができるそう。
本格的な治療の手術は体力の快復を待って行うという。

夕方葉子姉と電話で話す。
手術を終えた翌朝、4時ごろからようやく眠れるようになりずいぶんと元気な声が出るようになったそう。
落ち着けば食事も取れるようになるとのことで少し安心する。

クリスマス・お正月を病院で過ごさなければならない父。
受験生を抱えながら病院通いの姉。何もしない自分。

ごめんなさい。

今日はクリスマスイブ。
あいにくお外は雨。絵里が言う"That's ugly.(醜い)"
本当 ホワイトクリスマスとは大違いだ。

ツリーの下にぎっしりと置かれたプレゼントの山。
このプレゼントをどんな風に開けていこうか。天気とは関係なく大いに盛り上がろう。

遅めの朝食を取った後、すぐにゲームを開始。
まずは七並べ。そして婆抜き、うすのろまぬけと続く。
各ゲームの1位の人は景品の入った大きな袋の中から見ないで自分の分と2位の人の分の景品を取る。
今年は予算縮小の為チョコレートの景品ばかりでちょっと面白みに欠ける。

各ゲーム7位まで記録し総合優勝も決めることに。
普段 カードゲームなどしていない江戸爺婆は子供達の説明に必死に耳を傾けなかなか出足好調。
うすのろまぬけでは江戸婆の健闘が光る。

カードゲームに飽きた所で卓球大会予選。総当たり戦で行う。
予選順位①旦那6勝 ②研人5勝1敗 ③宏人3勝3敗 ③私3勝3敗 
⑤江戸婆2 勝4敗 ⑥絵里1勝5敗 ⑦江戸爺7敗 上位4人が明日の決勝リーグへ。
江戸婆ちゃんの卓球のうまさに皆感服。
全勝の旦那はタイにもつれ込んでの辛勝だったし、私は簡単に負けてしまった。
もう何年もやっていないであろうに普段やっていたら私達は誰も太刀打ちできない事だろう。
江戸爺ちゃんはどうもコート(?)もラケット(?)も小さすぎたようで
テニス感覚から抜けられないうちに敗退。

江戸婆は裏庭にできたオレンジとレモンもどき
(グレープフルーツもどき?その実態はわからない)でママレードを作る。
何回か茹でこぼしあくを抜き煮詰めるらしい。
さらに皮で砂糖漬けも作ってくれた。さすが江戸婆何でもできちゃう。
(嫁としては つらいです。これ本当の話)

ディナーは手巻き寿司。
佐藤さんが届けてくれたお刺身を切り分け、他に卵・うなぎ ・納豆など
CAは便利なところ結構それなりに揃ったわい。

ここで5ドルのプレゼント交換
一つ一つプレゼントを開け誰に行くプレゼントか当てる。
それぞれが手に入れたプレゼントは以下。(提供者)
江戸爺:マッサージ器(宏人)
江戸婆:ランチョンマット(私)
旦那:ネクタイ(研人)
絵里:5本指ソックス(江戸婆)
宏人:飛行機のカレンダー+1ドル(旦那)
研人:ウエストバック(江戸爺)
私:5本指ソックス(絵里)
どれもこれもこれで5ドル以内かと思わせる素敵なプレゼント。
皆一生懸命躍起になって探しただけの事はある。
みーんな大満足の楽しいプレゼント交換だった。

そしてさらに食事をしながら魚の名前をリストアップするゲーム開始。
持ち時間15分。各人紙に魚の名前を列挙する。
日本語・英語は問わない。実際にあるかどうかの チェックは電子辞書に載っていればOKと言う事に。
さらに他の6人が挙げていない魚を書いた人には2点が付く。
①江戸爺37点(優勝候補通りの余裕の勝利、時間があればまだまだかけた感じ。魚へんの漢字の羅列が面白い。)
②私36点
③宏人32点(英語ばっかり。専門的な名前が多く、辞書で調べる頻度大。
さらに辞書に載っていない名前も多々あり、宏人は不満顔)
④江戸婆
⑤旦那(31点で、何で5位じゃい。2点狙いが功を奏した)
⑥絵里16点
⑦研人8点(ほとんど何も知らない状態。手巻きの具の卵が魚の項目に!!
「だって魚に見えるじゃない!」といたって真面目に応酬する。今度は一緒に卵焼きを作ろう。)

食後はオランダメモリーゲーム。
オランダにちなんだ絵柄合わせの神経衰弱だ。
これはもう子供達の天下。何でそんなの覚えているのというものまでどんどん手に入れていく。
毎年日増しに取れなくなって私はこのゲームが嫌いになった。
1位を研人、宏人・絵里・旦那が同率2位。旦那は最後まで良く健闘した。Cheers!

一日中ゲームして食べて飲んでの大騒ぎのクリスマスイブのパーティー。
ツリーの下のプレゼントはまだ半分も開けられていない。

お楽しみパーティーはまた明日も続く。

 

 

12/25(木)雨時々くもり

Merry Chrismas!!

ゆっくりとした朝を迎える。
サンタさんがいた去年までは宏人と研人は早起きしてプレゼントを確認。
早い時間から子供達のはしゃぐ声が聞こえたもんだ。
確実に子供達との時間が少なくなっていく。

朝食後江戸爺はベッドでお休みになる。
薬の副作用だそうでめまい等が起こるらしい。
毎日すごい量の薬を飲む江戸爺。日常ではない騒ぎでお疲れも出たのだろう。

江戸爺が休まれている間、私達は”UNO”をする。
そして1位2位は自分宛てのプレゼントを開けられる事にする。
さらに卓球のファイナルも行う。

決勝リーグは11点2セット先取の総当たり戦とする。結果は以下の通り。
1位 研人3戦全勝
2位 私2勝1敗
3位 旦那1勝2敗
4位 宏人3戦全敗
研人のうまさが光る。
旦那は私に負けた事をやけに悔しがる。
宏人は少しふてくさる。

昼過ぎ江戸爺も元気快復でゲーム再開。
ツリーの下のプレゼントも数えるほどになってきた。
ケーキ作りを始める。
パウンドケーキはケーキミックスを使い、混ぜて焼くだけの簡単なもの。
といってもこのケーキミックス使ったことがないし、今の家のオーブンでケーキを焼いた事もない。
どんなものになるかもわからず説明書の通り子供達と作り始める。
ケーキの材料も一体どこにしまったかキッチンの隅々を探し回るがクリームを絞る道具が見つからず。
普段やっていないとちょっとした事でもたいへんだ。
焦げ臭いにおいがして予定より少し早くケーキを取り出す。
いったん膨らんだケーキが平たくなっている。型から取り出すと底はまる焦げ。
大小2つとも焦げ焦げだったので底の部分をこそぎ落とす。何だかすごい事になってきた。

宏人と研人が2つのケーキを重ねホイップした生クリームを全面に塗り、
苺とバナナを飾りつけ、仕上げのクリームも添えて一応ケーキの出来上がり。
とてもおいしそうなケーキとは言えないが子供達に自分達で作ったケーキに満足げ。
早くしないとくずれてきちゃうと急いでろうそくを立てケーキ再びクリスマスを祝う。

祝った後は即食べよう。
包丁を入れるがケーキが硬くしまっていてなかなか手ごたえがある(手ごたえのあるケーキって?)。
これがパウンドケーキか?それでもみんな 「結構おいしいよ」と、にこにこケーキをほおばる。
皆で作って皆で食べると何でもおいしいね。
あっという間に2段重ねのケーキを食べきってしまった。さすが亀山家。
*この家オーブンは温度が高めである事を再認識。レシピーより30~50度ほど下げて使うのが良いようだ。

さらにゲームが続き、ビンゴ、UNO、七並べでゲーム終了。
総合結果発表。

1位 旦那
2位 私
3位 研人
4位 宏人
5位 江戸婆
6位 江戸爺
7位 絵里

最後に江戸爺に抜かれ最下位の絵里、景品も1回しか取れず、大笑い。
最終戦の7並べでは優勝争いの旦那と研人の戦いが見ものだったが
研人が早々につぶれ脱落旦那の手に優勝旗が・・・(そんなものはない)。

さあ、残りのプレゼントを全部開けましょう。
本当にみんなそれぞれに相手の事を良く考えて買ってある。
私は絵里からカーディナルのガラスの壁掛け、
宏人からカーディナルのオーナメント、
研人からは電卓(これは急きょの策、いい物が買えなかったそう)、
江戸爺婆からは有難いカードとともに、真っ白なアジサイの鉢植えを頂いた。
どれもこれも心温まるプレゼントに感激。

忘れてしまわないようにそれぞれゲットしたプレゼントを書き留めておこう。
江戸爺婆・・・光に当てると輝く置物(絵里)写真入れオーナメント、ワイン(アメリカの5人)
江戸爺・・・パジャマ(旦那+私)帽子(研人)
江戸婆・・・スポーツシャツ(旦那+私)ブックマーク(宏人)ポプリ(研人)
旦那・・・帽子(江戸爺婆)、コの型枕(私)、車用充電式マグカップと懐中電灯(絵里)、スキーオーナメント(宏人)
絵里・・・ヘヤー用コテセット(私)、CD ”The Ataris ”(宏人)、シャワー用ラ ジオ(研人)
宏人・・・ベルト(私)、CD”Thrice”(絵里)、レーザーライト(研人)
大きな箱に赤ちゃん用のおしゃぶりがぽろっと入っていてそれを見て大笑いの皆
(宏人はおしゃぶりが大好きだった)
中に詰まったティッシュを取り出すが他に何も入っていないので騒ぎ出す宏人。さらに皆大笑い。
そこで研人「箱を良く見てよ。」と箱を壊しかける。
すると箱の中が2段になっていてその下に本当のプレゼントが。。。
研人のジョークにまた皆大受け。
研人・・・コロン(私)、帽子(絵里)、コンピューターゲーム(宏人)
このほか、子供達は江戸爺婆から有難い大枚を頂いた。
皆みんなありがとう。

オープンプレゼントが終わって、焼肉パーティー仕上げは焼きそばだったんだけど
重たいケーキのおかげであまり食べられず。
こうして楽しいクリスマスパーティーは終わった。

やろうと思っていたジンジャーハウスコンテストやビーズのエンジェル作りはできず、
明日明後日に持ち越すことに。

 

12/26(金)晴れ時々小雨

久しぶりに晴れ間が見えたので、江戸爺婆・旦那・宏人・研人は”ANO NUEVO STATE PARK”へ。
このパークはゾウアザラシの繁殖地で、以前一度だけBoy Scourtで訪れたことがある。
たまたま届いた雑誌で12月中旬からが繁殖の旬と知り、出かけることにした。
前日に電話したところ、予約は満杯で、キャンセル待ちをするしかないとの事。

公園入り口のゲートですでに14台の車(30人ほどか?)が、今日の入場のキャンセルを待っているとの事。
あきらめてドライブすることにした。
メインゲートの少し北に、ハイキングコースの入り口があったので、そこから歩くことに。
海に向かってしばらく歩き、波の荒い海岸線を南下してみる。
すぐにメスのゾウアザラシが波間に見え隠れするのを発見。
足場が悪いので爺婆を残し、釣り人のいる高台まで南下すると、
ちょうど漁から戻ったのか、こちらに向かって波打ち際を移動中の中型の雄ゾウアザラシに出くわす。
子供達は双眼鏡で、旦那は200mmの望遠レンズで、この姿を観察撮影する事ができた。

帰りには海際の高台にあるBakeryで昼食。
クラムチャウダースープと白身魚のフライ (Fish & Chips)をたいらげ、
波間に見え隠れする無数のラッコを観察。
途中Santa Cruseの海岸線を走り、帰路に着く。

10時半、絵里はお友達と映画を見に行く。
今日は2本映画を見るそう。1本はDavidのクリスマスプレゼントでおごりだって。
高校生って楽しそう。
帰ってくる時間はわからず電話がかかってくるかと私は買い物にも行けない。
みんな出かけちゃってTeddyと二人。何だか静か過ぎて気持ちが悪い。

4時過ぎ、象アザラシツアーの一行が帰ってきた。
絵里からはまだ何の連絡もない。

6時、Moneのママから絵里は帰ってきているかと子供の帰りが遅い事に心配して電話がかかってくる。
見たであろう映画の終わる時刻をWebでチェックしてあったので、もう30分位待ってみましょうと話す。
何の連絡もなくこんな時間まで・・遅すぎる。

6時45分、お迎え要請の電話あり。旦那が迎えに行く。
どんなに親が心配したか。連絡を一回も入れないようでは次回から映画には行かせない様にする。
携帯はモールの中では通じないので必ずこちらに電話を入れる事を約束させる。
「わかった。わかった。。。」と生返事の絵里を引きとめしつこくお説教。
今週のお小遣いはなしとした。

さんざん心配していた旦那からのお小言はなし。絵里に怒る役は大体いつも私なんだから。
ちなみに絵里の見た映画はトムクルーズの”The Last Samurai”と
” Cheaper by the Dozen”。
どちらも長編で5時間以上映画を見ていたことになる。

夕食後子供達はビーズでエンジェル作り。
3つのキットの最初の一個ずつは説明書通り作ったが
その後色を変えたり少しデザインを変えてみたり次々と可愛いエンジェルが出来上がって行く。

9年前の12月26日私と子供3人はアメリカに来た。旦那はその1週間前。

明日からアメリカ生活10年目。

 

 

12/27(土)晴れ

久しぶりにカリフォルニアの青い空が大空いっぱいに広がる。

明日はもう江戸爺婆は日本に帰ってしまう。
どこもお連れできずに、ただ大騒ぎの時が流れた。

お二人の本来のお買い物も今日が初日。
天気が良くてもったいないようだが買い物に出かける。
TJ Max-See's Candy-Ross-Tuesday Morning-Cost Mervyn'sと回る。

アフタークリスマスセールを期待していたがそれほどでもなく、爺婆はCostcoが一番の様子。
モールもゆっくりと行かれたら良かったがそれもかなわず、一体1週間何をしていたんだろう。
せっかくお越しいただいたのに、ホントどこにも行かれずに失礼しました。

夕方、子供達はジンジャーハウス
(グラハムクラッカーにフロスティングを塗りキャンディーで飾り付けをして作るお菓子の家)を作り出す。
フロスティングの種類が違ったのかうまくくっつかない。いらいらする子供達。
宏人はあきらめてバリバリと食べ始める。
絵里もあきらめて完全に分解。
研人はそれでも諦めず塗り捲り家の形にする。そしてしばらく置いてから飾りつけ。
素敵なジンジャーブレッドのジンジャーハウスができました。
庭には雪・焚き火・ステップまであってなかなか素敵なハウスの完成だ。

さらに子供達は今日もエンジェル作りに夢中。
絵里は来年フェスティバルでエンジェルのブースを出したいとまで言い出す始末。
研人は今日買ってきた大き目のピンとビーズに挑戦。
ピンの形が違って工夫を要したようだが見事に完成。
良く頑張った研人にみんなから拍手のご褒美をもらった。

江戸爺はお帰りのお支度。もうトランクにしっかり詰めて。。。

 

 

12/28(日)晴れ

抜けるようなカリフォルニアの青い空の下、江戸爺婆が日本に帰ってしまう。

9時半、家を出て空港に向かう。出発は12時5分。子供達は家でお別れ。
新しくなった空港は少し勝手が違ってわかりにくい。
カウンターでチェックインの後はすぐに搭乗者のみのチェックインとなる。
江戸婆が何故か引き止められて身体検査をされているのが遠くに見える。
テロの警戒もワンランクアップのオレンジとなって、空港は厳しい警戒体制になっているのだろう。

本当にとっても短い10日間でした。
Teddyにかこつけておかまいできなくてごめんなさい。
今度いらしていただく時には是非ヨセミテにお連れしたいと思います。
いいクリスマスをありがとうございました。

帰ってくると子供達は相変わらずエンジェル作り。
これじゃほんとに天使屋さんになっちゃうよ。

家の中を少し片付けたが、何だか妙にがらんとしている。
一気にクリスマスも終わったようで何となく家族全員虚脱状態。
せっかくのお天気なのに公園へも行かず、洗濯しただけ。

1年の最も心躍る時期が終わった。

柏爺の様子はずいぶん落ち着いてきた様子。
少しずつ食べられるようになっているとの事でちょっと安心。

 

 

12/29(月)雨

朝から雨風が強く大荒れの天気。
旦那はいやだいやだと言いながら会社へ。
窓から見えるPine Treeが大きく揺れ、雨が激しく窓に打ち付ける。

Teddyはそれでも外に出たがり(やはりTeddyは犬だった!)その度にびしょぬれの体を拭いてあげる。

久しぶりに日本語のお勉強。
今までただ一人遅れないで日本の学校と同じペースで進 んできた研人の勉強が、ここに来て遅れがち。
学年が進みなかなか思い通りに学習が進まない。

3時、絵里とMargretをモールに連れて行く。
前から望んでいたスタジオでの写真撮影。
私はみかさんの家へおしゃべりしに出かける。
VAにいた時もE-mailで頻繁に連絡を取っていた彼女とは、とてもいいお友達。
旦那のTonyが2年前に解雇になり、彼女もたいへんな時を過ごしたけれど、
今は旦那の収入も安定し家とは別に持っていたコンドーも売れて彼女の運が好転してきた感じ。
明るい話し振りの彼女に私も楽しくなる。

6時、絵里とMargretをChili'sのレストランまで連れて行く。
今日は仲間が多くこのレストランに結集するそう。
絵里はそのままMatgretの家にお泊りする。

 

 

12/30(火)雨時々くもり

年末の日本は忙しいのかしら?
大掃除なし、おせちの準備なし、門松の用意なしの年末。

Teddyを連れ、えさを買いにPet Clubへ。
何にでも興味を示しコントロールがまだまだたいへん。
宏人と研人が交代で綱を握る。
35LBS(約16キロ)のえさはどの位持つのだろうか。

その後Sat Tressaの図書館に行きビデオの延滞料8ドルを支払う。
この図書館には日本の本やビデオがたくさんあった。
”らせん(リングの続きにあたる)”を見つけた。思わず借りる。
しかしながら歩いていけた近くの図書館が閉館になったのは残念だ。
子供達もレポートの資料集めを勝手に行ったり来たりしてできなくなった。

Teddyを家に降ろし、3人でTargetへ。
もうすっかり品揃えが変わった店内。
アフタークリスマスセールも残り物ばかりでめぼしいものなし。
宏人が欲しがっていたラジコンカーも売り切れ。
代ってプレーステーションのゲームを研人と2人で買っていた。
戦争物で私は嫌い。男の子ってどうしてこんな物に興味があるのかしら。。。

早々にお帰りの旦那様と一緒に夕飯。
そして皆で”らせん”を見る。

恐い。

 

 

12/31(水)くもり

ついに大晦日。
今年も全く大掃除無しでこの日を迎える。

さらっと新年を迎えようと思ったけれど、少しはかまぼこも食べたい?かなと、
絵里と三ツ和(旧ヤオハン)に行く。
50ドルで簡単なおせちのセットが売っていたけれど、誰も喜びそうにないので購入せず。
かまぼこ・伊達巻・黒豆だけでよしとする。

3時、三ツ和から戻るともう旦那様が帰っていた。
会社にもほとんど人がいなくて仕事にならないそう。
どうせなら休みにしてしまえばいいのに。

5人でNicole Kidmanの”The Others”を見る。
Nicole Kidmanがめちゃきれい。
けれど英語がよくわからず。
子供達に細かい説明をしてもらってようやく話の内容がつかめる。
あんなぼそぼそ英語わかんないよ。
難しい映画はストレスだ。

6時から紅白歌合戦がテレビで見られる。
こんな事は10年目にして初めて。

明日のお雑煮のほうれん草を買ってくるのを忘れた。
旦那にSafewayまで買い物を頼む。
せっかく最初から紅白を見ようと思っていたのにと嫌がる旦那。
無理に行かせてしまった。

夕飯は年越しそば。
手打ちそばが手に入ったよ。
Costcoで買ってあったぷりぷりした海老のてんぷらを添えての豪華版。
(*江戸川台のお母さん、これでてんぷらが食べたいと言っていたのにお出ししなくてごめんなさい。)

紅白はずいぶん長い時間やっていたけれど子供達はほとんど興味なし。
数年前までは紅白のビデオをずっと座って見ていたのに・・・。
その後ゆく年来る年も放映。
3時間前のニューヨークの放映も交互に見て各地の年明けの様子を知る。

あっという間の2003年。
子供達も学年が進むごとに1年が短くなっていっていると言う。
さあ、2004年はもうそこに。

外では花火の音が轟き始めた。

さようなら、2003年。

 

2003年11月30日日曜日

2003/11

11/1(土)晴れ

もう11月。昨日と打って変わっていいお天気。けれど寒い。
7時半、絵里を起こしTeddyの面倒を申し付ける。
眠い~を連発する絵里、考えが甘いと檄を飛ばす。

9時、研人のサッカーゲーム。相手はSCSA Strikers。
今シーズン勝ち無しのチーム相手に荒い試合展開で何回もゴールを狙われる。
どうして弱いチームと当たると一緒に下手になってしまうのだろうか??それにしてもディフェンスがいかにも脆い。
ここだけの話、Stevenはチームきっての鈍足、一生懸命玉を追いかける姿は美しいがなんとも・・・、そして抜かれっぱなし・・・。
そのStevenはコーチJeffの息子だったからびっくり。

今までいくつかのチームを見てきて、基本的にコーチの息子はサッカーがうまいか、サッカーをよく知っている。
そして子供たちの親もコーチの息子として彼を見る。Jeffもつらいだろうなあー。

ゲームは2-0で勝ち。研人はフォワードで途中出場。ボールタッチが少ない。
もっと思い切り走り回って、かき回せないものか?

アウエーゲームでSunnyvaleまで来たので、Mountain Viewの”NIJIYA”に寄って日本食の買出し。
日本のお野菜もたっぷり買って満足。
NIJIYAのカートが日本のスパーにあるような小さいサイズだった為、入りきれないと研人に注意される。
カート2つを押しながら買い物はちょっといただけないもの。

 

11/2(日)晴れ時々曇り

週末もゆっくりとは寝ていられなくなった今日この頃。子供たちのBebyだった頃を思い出す。

2時、目覚ましセット、Teddyのトイレタイム。
4時半、Teddyのキャンキャンとほえる声に目が覚める。
外は寒い。着替えてから行くべきか、一刻も早く駆けつけるべきか寝ている頭で考える。
旦那「どうでもいいから早く行けよ~!」<カチンときて(もちろん旦那に)>どかどかとガウンを羽織ってTeddyの元へ。

私の姿を確認し尻尾を振って喜ぶTeddy。綱をつけ外に出す。一目散にトイレ(芝生の一部)へ。ぶりぶりとウンチをする。
なんて可愛いTeddyでしょう。ウンチで外に出たくて吠えていたのだ。
どの位の間、我慢して吠えていたのか?思わずTeddyを抱きしめる。
ご褒美のTreat(スナック)をあげて再びグッドナイトとドアを閉める。

6時、目覚ましで起きる。おしっこ、食事、ウンチ。
夜中のトイレ係りをquitした旦那。(”quit”とはやめる、放棄する、離脱するなどの意味があり、日本語の単なる”やめる”とは少し違った意味合いがある)朝も起きてくる事はなく、3日坊主ほどひどくはないが、私はぶつぶつと文句をぶつけたくなる。<実際ぶつけている!!>

それにしてもTeddyは可愛い。あんまり可愛いから私はTeddyにはとても優しい。

午前中、研人は宿題に日本語の勉強とさっさとやる。
時間ができると落ち葉を掻き集める。時間を有効に使っている。<感心感心>

宏人はいつまでたっても起きて来ず、その後も何をするでもなく時間が過ぎる。
宿題があると言っていたのに、始める気配がないので注意する。

絵里は部屋に篭って宿題。時々Historyの課題の出来具合を見せに来る。それにして も宿題が多いようだ。

1:15研人サッカーゲーム。相手はLosGatos United(@Bret Harte)
研人は途中からフォワードとして出場。今日の研人は初めから良い。
チーム力はほぼ互角といったところか?が、またもディフェンスの脆さから失点。
前半終わり頃、ミッドからポンと出た大きめの玉を必死になってディフェンスを引きちぎり追いかける研人。
ラインぎりぎりのところで追いつきシュートかと思われるクロス。そこに駆け込んで来たSamが押し込み同点1-1。
<ヒエー、かっこいい! !>
わが子研人はSamと手を交わし讃え合う。<ヒゥーヒゥー、サッカーみたい!>
そばで見ていた普段酷評の宏人も「あれは研人でなきゃあできないクロスだね。」と、褒める。
旦那はただニヤニヤ。

その後も相手にプレッシャーをかけ続けつつ走り回る研人。
ミッドのWarrenからの縦パスをうまく繋ぎ再三ゴールを狙うが一発が出ず。
そうこうする内にまた守備の乱れから失点。
後半はほとんどゲームを支配しながらも1-2の惜敗。ホント惜しかったな~。

チームの親たちからもお褒めの言葉をいくつか頂いた研人。
1年上の学年でしかも シーズンが始まってから無理やり入れてもらったようなチームでのお褒めの言葉は心底うれしい。
コーチが最初に言った「結果を出してくれないと困るよ。」に少しだけ応えられたような今日のゲームだった。
研人、これからも頑張ってね。

3時、絵里をモールに連れて行く。今日はお友達(DainaとJoy)とのショッピング。
今週末のホームカミング(パーティー)で履く靴を買いに行った。
旦那、宏人と私はモールを少し歩いた後、Cost Coでお買い物。
平日にほとんど買い物をしないようになったのでまとめ買いがさらに進む。

6時、絵里をお迎え(旦那)
宏人は日本語の勉強。私が意地でやらせたようなものだけど。。。

 

11/3(月)曇り

Teddyのしつけが私の緊急課題となり、Webでトレーニングについて調べる。

<ドッグトレーニングの基本>
①犬に失敗させない事、必ずほめて終わらせる。
②毎日の行動で飼い主が上位でありリーダーだと思わせる。
(出入りはリーダーが先、おもちゃで遊ぶ時に最後は必ずリーダーが勝つなど)
③信頼でき(一貫性)、うれしい(ほめ上手)、楽しい(遊び上手)のリーダーになる。

シンプルだけれど難しいトレーニング、挑戦し甲斐がありそう。
家族全員がリーダーになる為には一貫した対応が必要だろう。
まずは私たち自身にトレーニングが必要みたい。

まだあるダンボール、見つからない服、私は何をやっているのだろう。
Teddyにガレージやクロゼットを愚痴りながら片付ける。

 

11/4(火)晴れ

朝は子供たちと一緒に車に乗り学校に行くTeddy。
お迎えも声をかけLeash(リー シュ、綱)をつけ外に出ると、一目散に車へ向かい、ジャンプイン。
子供たちがいっぱい運動させている成果もあって、脚力も日増しに強くなる。
7キロだった体重も今は10キロ弱。散歩に出られるようになる頃にはさらにたくましさが増す事だろう。
またまた”トレーニング”の文字が頭に浮かぶ。

研人サッカープラクティス(4~5:45)。
旦那は食事会。私たちはTaco BellのTake Outで夕飯を済ませる。
ご飯を作らないで 済んだ・・・幸せ。

 

11/5(水)曇り

絵里は高校でArt, French, Keyの3つのクラブに入っている。
それらのクラブの活動はほとんど短い昼休みの時間に行われるが、イベントととなると週末もしくは放課後かなり遠くまで出かけて行く事になる。
そしてここで問題になるのが交通手段。

車以外さしたる交通手段がないアメリカでは親が遠路連れて行くか高校生自身の運転で出かける事になる。
クラブとなるとジュニア(11年生)シニア(12年生)の子供たちも多く、車を自由に乗り回すようになっている。
一見便利なようであるが高校生による交通事故も多く、それらの車に乗せる気がしない。
さらに男女間の問題も大きい。

前回Keyクラブの集まりがサンフランシスコの北にあるマリンワールド(片道2時間強)で開かれたが、私は参加を認めなかった。
さらにFrenchクラブでサンフランシスコで行われているシャーガール展を見に行くと言ったがタイミングが悪く行けなかった。
という様な事がたびたびあり、どうして高校生の車に乗ってはいけないのか理解できず、私たちの規制に不満顔。
免許を取らせてくれと迫る。
高校の4年間で少しずつ門戸開放(?)していく事になるのだろうが、これがなかなか難しい。

そして今日はKeyクラブのボランティアとしてFamily Shelterへ。
場所はAlum Rock、 時間は6時半~8時半。
通常なら30分ほどで行けるであろうが、時間はラッシュ時。
家を出た5時40分はすでに真っ暗で標識も見にくいったらありゃしない。
高速87号線から280号線で行くのが最短距離であるが、降り口を間違えるとまたとんでもない事になる(経験済み)
と Capital High wayで行く事にする。気が重い。
<こんな遠い所のボランティアになんでサインナップしたのよ~。>
と、文句を言いたいところだが、「どんどんボランティア活動をしなさい。」と言った手前、意地で車を走らせる。
緊張で肩が凝る。車の足元のヒーターで眠くなるねえーと言う絵里<呑気なもんだ!>にナビゲーターをさせる。<方向音痴の絵里は何とも頼りない>

無事6時20分到着。 絵里は恵まれない子供たちの宿題の手伝いをしてきた。
その中でRattle Snake(ガラガラヘビ)がわからず絵がかけない子にコンピューターで写真を見せてあげたら大喜びしたそう。
その話をしていた絵里もうれしそうだった。貴重な2時間だったのかもしれない。
お迎えは旦那。 絵里を降ろして同乗していた宏人をホッケープラクティスに連れて行く。
間に合うか ?!と運転にも克つが入る。 やった!!6時55分。楽勝。達成感あり<何に?>。

いったん家に戻る。研人はTeddyとテレビを見ながらくっついて寝ていた。
食事の準備完了。 8時、宏人のお迎え。9時、旦那と絵里帰宅。
そろって夕食。

 

11/6(木)曇り

絵里はスタディーグループで英語の勉強をすると言って学校から直接Lorenの家へ行く。

学校から帰って頭痛を訴えた研人はサッカープラクティスへ。
夜のベッドタイムはずるずると遅くなり朝は以前より早くなっているせいか睡眠不足?久しぶりに頭痛薬を飲ませた。

宏人はアートクラスへ。今日は私の大好きなカーディナルの絵を描いた。
まだ未完成、色もつけて欲しい。
Mrs.Fujiiの旦那さんDavidは太鼓を作っている。
太鼓と言ってもペルシャのTombak (トンバク)と言われる太鼓で、ワイングラスのような形の片面太鼓である。
両手の10本の指と手のひらを使い高い音から低い音までさまざまな音色を作り出す。
この太鼓に魅せられたDavidはミュージシャンとしてコンサートを開きつつ自分で工房を持って太鼓作りを始めたそう。

皮はヤギを使い、まわりにラクダの骨、台になる部分はハータム・カーリーと呼ばれる寄木細工が施してある。
太鼓一つ作るのに3ヶ月はかかるという。
この太鼓を目で見る美しさに加えDavidの聞かせてくれた七色の音色。
熱っぽく語る彼の太鼓への思い。心が無性に揺さぶられる。

宏人は椅子に腰掛け 太鼓をたたかせて頂いたが思うように音が出ない。
<ずっしりと重く高価な太鼓に、 緊張して手が動かなかったそう>
旦那にもこの太鼓の音色を聞かせたい。何と言うかな。
また触らせて頂けたらいいな。

学校から帰ってきてからの昼食はよく食べたものの、アート後の夕食の箸が進まなかった宏人は、寒さを訴えて9時就寝。
こんな事は今までないから余程体調が悪いのだろう。用心用心。

 

11/7(金)くもり

夜中の12時、宏人のうめき声。
発熱40度。Motrin(大人用)を1錠飲ませる。
1時間経っても効いてくる様子がない。

2時、うめき声は続いている。もう1錠Mortrinを飲ませる。
30分後ようやく薬が効きだしたのか、眠った様子。

4時、目覚ましが聞こえなかった。
旦那が止めたそうだがTeddyはトイレに連れて行かなかったそう。

6時、起床。夜中にトイレに連れて行かなかったのも関わらず、失敗無しのTeddy でかしたぞ!
7時40分、絵里と研人は学校へ。 夜中寝られなかった分、朝になってよく寝ている宏人。
11時過ぎまで目を覚まさず。 起きてから検温、発熱39.2度。Motrinを一錠飲ませる。
今度はすぐに薬が効いてきた。おかゆをおいしそうに2杯食べるが、喉の痛みを訴える。
Strip Throatか?それともFlu?予防注射を打って いるのに・・・。

食事を終えるとすぐにベッドに行く宏人。再び眠りに付く。

サクラメントからAbrahamが来ているので、ちょこっと準子さんに家まで会いに行く。
イラン人の彼は気さくで真面目人間の話し好き。
冗談を言い合っていたらあっという間に1時間過ぎちゃった。

絵里の頭の中は明日のホームカミングの事でいっぱい。
今日はお友達のConieがホームカミングに着て行くドレスは赤で相手の男の子(Ryan)のシャツの色は緑。
これではクリスマスになっちゃうと他の色のシャツを決める為に Conieと何故か絵里はRyanの家へ行く。
男の子の家に女の子一人で行くわけには行か ないとの配慮から絵里が付き添う事なった模様だが、とにかくホームカミング一色の浮ついた生活。果たして明日はどうなりますか。。

6時半38.4度。頭痛がまだあるというので再びMortrin一錠を飲ませる。
薬が効いてきてずいぶん快活になる。夕食も通常通り食べられた。
今晩よく寝られれば明日は回復しそうだ。そう願いたい。

 

11/8(土)曇りのち雨

5時、Teddyのキャンキャン鳴く声に目が覚める。
着替えて行くとすでに宏人がTeddy を外に連れ出してくれている。が、この寒空の中パジャマ姿。
昨日まで39度以上の熱があったのにこれだもん。。。

「具合はどうなの??Teddyはいいから早く家に入りなさい。」と、怒鳴る。
「え?ウンチさせなくていいの??」と、呑気にリーシュを離す。
Teddyは私の姿を認めると一目散に駆けてくる。ウンチが出たかはわからないままTreatをあげるが喜ばない。
<む?ウンチまだ?>再び外に出す。
トイレに駆け込もうとするが、 ちょうどその時スプリンクラー(散水器)が噴霧を始める。
たじろぎ別にウンチをする場所を探し回るTeddy。
仕方なく別の芝生にぶりぶり・・。そんないじらしいTeddy がたまらなく可愛い。

さて、宏人。さっと起きてTeddyの面倒を看てくれたことに礼を言う。
しかし、せっかく風邪がよくなってきているのに何も考えないで外に出て行く彼に憤りを覚える。
具合はずいぶんよくなった様子。熱もない。喉の痛みと鼻水に症状は移行したみたいだ。
薬は与えず。昨日寝すぎたせいか4時から起きていたそう。

9時15分。研人サッカーゲーム。相手はWV Panther(@Gunderson)。
今日の研人ははっきり言って良いとこなし。お尻が痛いとか言っていたが精気がなく見ていて歯がゆい。
途中出場も相手ディフェンスに足を引っ掛けられ(相手のファー ルとなった)痛そうにしていてすぐに交代。
果敢に動き回る事もないし、玉への飛び出しが遅い。いらいらする。
先週はあんなによかったのにー。
1-0で前半を終えた後、後半またもつまらないディフェンスのミスで1-1.そのままゲーム終了。
ゲームも研人も冴えなかった。あ~あ、つまんない。

夜のホームカミングの準備で絵里はCatの家へ(2~3時)。
お友達に髪を作ってもらうとか。
多くの友達はヘアーサロンに行ってばっちり髪を決めてくるそう。
Homecomingって一体何なんだ!!
オーダーしていた男性用のBoutonniere(胸に付けるコサージュ)を取りに行く。
赤いバラの素敵なコサージュだ。
女の子は手首にコサージュを男性から渡される (絵里のは白いバラだった)。

絵里のお相手はDavid。
1学年下の9年生でめちゃお勉強ができるのでスキップして10年生のクラスに入っているそう。
絵里とはサイエンスが同じクラス。

ホームカミングのチケット代はペアーで45ドル。
男性側が払うのが慣例になっているそうで、今回は絵里の分はDavidが払ってくれた。
<何なん だそれは?よくわからん。>

絵里のグループは絵里、Diana, Joy, David, Andy, Brianの6人。
当初目いっぱいおしゃれして粋なレストランに予約、ディナーを楽しもうとしていたがなかなかまとまらず、結局Andyの家でお持ち帰りのタイ料理を食べる事になり、
絵里はいかにも意気消沈。
さらに用意してくれるはずのディナーもAndyの家で用意できなくなり
急きょ我が家でオーダー、ピックアップとなった。


いろいろ不手際はあったものの、5時、ドレスをまとい、借りてきたコテで髪もセットし直し新しい靴を履いてお出かけ。
あいにく雨が降り出した。

ホームカミングは高校でのフットボールが佳境を迎えるこの時期、各高校で開かれるが、
そもそもフットボールの健闘を祝してのパーティをするようになったと聞くが、今ではフットボールゲームとは全く関係なくホームカミングに参加する事が多くなってきている。
しかし、この雨空の中慣例どおりしっかりフットボールゲームは行われ、勝利。
ゲームの前にはシニアから選出されたキングとクウィーンが登場したパレードも行われたそう。

ホームカミングは8時から11時。
3時間もの間ひたすらダンスをしているのか??
食べるものも飲むものもなくてあのドレス姿一体何をしていたのか??

わからない事ばかりで・・・。

 

 

11/9(日)曇り

ここのところカリフォルニアには珍しいほど雲が見られる。
抜けるような青空に慣れてしまうと曇天は気分も低迷しがち。

バージニアの友達の話では今年も紅葉はすばらしいそう。
キャノンのオフィスのあったマナサスまでのPrince William PKWYの道をまた走りたい気持ちになる。
昨年はスナイパー騒ぎでたいへんだった。
まともに買い物も行けなかったし、学校のアクティビティーも次々キャンセルだった。
今ここに平和に時を過ごせる事に感謝しよう。

10:30~2:00 絵里は初めてのベビーシッターへ。
頼まれたのは宏人に友達でもあり2年前に住んでいた所の近所の家。
先日ひょんなことから2年ぶりに再会し、共稼ぎで出張も多く
Alissa(5年生)やMorgen(2年)も絵里をよく知っているという事で依頼されたものだ。
Renee(母親)曰く、Justin(宏人と同じ8年生)は信用できないので・・・ だって。。。
男の子は8年生ではまだまだ頼りない???同感!!

無事ベビーシッターを終えて帰ってきた絵里。報酬は35ドル(1時間10ドル)・・これは高すぎると思う。
次回から値下げしてもらうように頼もう。
絵里に言わせれば Almaden Priceだなんて言っているけれど、もらいすぎはよくないよね。
Alissa達と作ったポップコーンは焦がしてしまったそうだし、ろくなシッターではなかったような気が・・。

子供たちの日本語学習を快復中の宏人も含め3人ばっちり(?)する。
絵里は数学の文章問題が間違いだらけ。これでよく学校の難しいMathに付いていっていると不思議。
日本語の問題だけとは思えないのだが・・。

玄関にあった下駄箱(渋い言葉!)をガレージに移動。
旦那はおもしろくなさそう。 意見が合わない。
廊下に子供たちの写真を掛けてもらう。
絵里はこれらの写真が嫌い。意見が合わない。

研人の部屋に彼のチーム遍歴を証明するユニフォームを飾る。
研人大満足。意見が合った。

夕飯は散らし寿司。お刺身も魚屋さんが届けてくれたり結構いいスーパーがあったりで手軽に寿司が食べられるようになった。
こんな贅沢バージニアでは考えられないと言いながらも、慣れつつ通常化している今日この頃。
今日のホタテ貝は本当においしかった。

Teddyが来て、家族揃ってそうそう出かけられなくなった分、家で映画を見ることが多くなった。
今日の映画はRobert DeNiroとBen Stiller主演の”Meet the Parents”
結婚相手を自分の両親に会わせる所から話が始まるが、彼女の父親は彼を気に入らない。
この映画 VAのオーナーMarkとDorisの一押しの映画だった。
これから始まるであろう絵里の恋人といろいろ。。想像も膨らむ。

映画も見る人の年齢や状況でずいぶん異なる事だろう。
ちなみに先週末見たのは宏人推薦のNicolas Cage主演の”Windtalkers”。
第2次世界大戦、サイパンでの戦闘のお話。重いテーマ。
多量の日本人家族が、長い間サイパンに暮らしていたという設定だったが、
一時的に軍が占領しただけと認識しており、正確な史実を知りたい。
<無知>

 

11/10(月)くもり

宏人も元気に学校へ行く。

Teddyが夜の12時にトイレに連れて行くと夜中には行く必要がなくなったのはありがたい。
朝の6時まで寝ていられる。
基本的に夜は旦那の担当、朝は私となっているこの頃。

今週は火・金と学校がお休み。
月末にはサンクスギビングがあるし、来月はもうクリスマス。心浮ついた時期。

Teddyがいるからサンクスギビングに遠出は無理。
クリスマスはどうしましょう。
オランダにいた時ベビーカーを引きつつ犬も一緒にバケーションに出かけている家族をよく見かけ、よくあそこまでやるなー、と思ったもんだが今Teddyが家族の一員になって非常に納得。
バケーションも一緒に行きたいもんね。

 

11/11(火)曇り

Veteran's Day(復員軍人の日)で学校がお休み。旦那は通常通り会社へ。

テレビではホワイトハウスから大統領演説を行っている。
よくはわからないが、自分を正当化するばかりのように聞こえる演説はむなしい。

10:30 宏人はGabeと映画”School of Rock”を見に行く。そしてそのままGabeの家で遊ばせてもらう。
つまらないと連発の研人。何人かの友達に電話するが皆留守。
絵里と研人は家で映画”Scary Movie2”を見る。

2:00 絵里はDaina, Andrew, Andyと映画”Scary Movie3”(#2より面白いらしい) を見に行く。

3:30 宏人お迎え。映画を見てGabeの家で泥だらけになって遊び楽しんで来た宏人。
バージニアに引っ越す前からのお友達とは今もいい関係でいる様子。

4:00 研人サッカープラクティス。
5:30 絵里・研人のお迎え。
学校がお休みだとさらにドライバー業が忙しい。
男子高校生はかなりの距離を歩いたり自転車だが、女子はどうしても親の送迎になる。
文句を言えばぶつかるし、今はドライバーに徹しましょうか。

 

11/12(水)晴れ

宏人の風邪がうつったのか。
絵里も研人も私も頭が痛い。皆頭痛薬を飲む。
やっぱり Flu(感冒)?
宏人もまだ少し咳が出ている。だからホッケーはお休みする。

何のアクティビティー もなくのんびりした夕方。
Teddyは日増しにたくましく大きくなり体重は11キロを超えた。
外に出ると時々ウーッとうなり足をかもうとするのをどうしたものかと思っていたが、
どうやらそれは遊んで欲しい合図だったみたい。
腰を落として遊んであげるとすぐに可愛いTeddy に戻る。

今日は私のスリッパを持って逃げ出した。捕まえようにも足が速くて捕まらない。
隅に追い詰めて説教。うなだれて話を聞いていた。
どの位理解したのか、私が買い物で出かけている時に玄関にあったスリッパをくわえて宏人の所に差し出したそう。
遊んでは行けないものとはわかっていても、ついくわえたくなるスリッパらしい。
夕方には再び私のスリッパをくわえリビングに逃げ込む。
気づいた私と宏人が追いかけると全速力で走っていたのを急ストップ、バツが悪そうにスリッパを差し出した。
その顔はいかにも<間違えました。。。許して。。。>と言っているよう。

 

11/13(木)曇り

私が風邪気味になってしまったので、夜中はまた旦那様がTeddyの面倒を看てくれている。
4時間近くはトイレに連れて行かなくてももつようにはなったが、まだまだ手がかかる。

それでなくてもこの所何にもやる気がしないのに、風邪で体じゅうが痛い。
と言って熱もないのに今日も怠けの一日。

研人サッカープラクティス(4~5:30) 宏人アートクラス(5~6:00)
明日はまた学校がお休み。3連休となる。

 

11/14(金)曇り時々雨

Inservice Dayで学校がお休み。子供たちは3連休。何だかしょっちゅう休んでいるような気がするわい。

今週の研人は態度が非常によろしい。
朝も早くから起きてTeddyのウンチの始末、夕飯の支度は自分から率先して手伝おうとするし、山になった洗濯物もすすんでたたむ。
そんなこんなでカレンダーの研人の欄は○がいっぱい。

それに引き換え、絵里は自分が楽しむ事が優先で私とぶつかる事も多いこの頃。
旦那は「何でそんなに仲が悪いの?」と言うけれど、文句も言いたくなるよ。

○いっぱいの研人のカレンダーを見て「Mammy boy(お母さん子)Kento」と 意地悪く言う絵里。
それに合わせて「Teacher's Pet, Kento」と追い討ちをかける宏人。
兄弟間の戦いはまだまだ続く。

今週末は宿題が多くて大変だと言っていた絵里。午前中から電話の嵐。
11:30 サイエンスの宿題をするからと図書館に行く。(お昼ご飯には帰ると言って)
宏人は宿題に取り組む。算数の宿題の用紙を持って帰ってないことが判明。友達に電話。取りに行く事になる。

宏人とTeddyがお留守番で、研人とペットショップに行く。
大袋のえさ、Treat,その他犬の便利品をいろいろ探す。
1:30 雨が降り出した。洗濯物を入れてくれるように宏人に電話(家の方は降っていなかった)。
サンドイッチをかじらせてそのまま研人をTeddyの家へ連れて行く。
わはは、Teddyって言うのは研人のお友達の名前。
彼の家はBret Harte中学まで歩いて通えるほどの所にある。が、すごい豪邸。こりゃ参ったよ。

Almadenに住んでいるととんでもない金持ちがわんさかいる。
そのたびに腰を抜かさんばかりにびっくりするのだが、彼らの収入源は一体どこにあるのだろう。
とにかくお金が沸いてくるほどあるように思われる。
こういった一体何者?と思わされる人物はバージニアやテキサスでは近くには見かけなかったような気がする。
そうなるとハイテク産業の株で儲けてんのかなあ?なんて下らん事を考えてしまっていかんのだ。

ちなみにTeddyは自分の部屋にテレビ、コンピューター、電話、その他何でもあり。
家もどっひゃっとかっこよくて庭には菩薩様(?)が立っている(室内も東洋一色らしい)。

2:30 絵里が友達と帰ってきた。今度は別の友達のところで映画を見るが出かけていいか?と聞く。
ダメとも言えずランチ代わりのスナックを持たす<ブー>。

3:30 約束の時間に研人を迎えに行くがまだ遊びたいと言う。
久しぶりの友達との遊び・・5時まで許可する。

4:00 Teddyの予防接種でVet(動物病院)へ。
宏人が一緒に行ってくれる。一人ではとてもたいへん、助かる。
今日の注射はDHLPP, Bordatella, Dewormでドクターではなくナースによるもので
Puppy パッケージに入っているので無料<ラッキー>。

他の犬を見ると吠えまくるTeddy。
家ではずいぶんいい子にしているが外界でのトレーニングは大変そう。
それでも”Sit”や”Stay”ができたのでトレーニング順調ねとほめられる。うれしい。

5:00 研人お迎え。 絵里も雨の中帰って来た。
私の不機嫌なのを知ってか、日本語の勉強を自分から始める。

絵里16歳。
自分の高校時代を思い起こす。
自分の事しか考えていなかった。公共の乗り物でどこにでも行けた。
親に何を言われても聞いていなかった(ごめんなさい)。
楽しい事だけ追い求めていた。

・・・絵里を責められない・・・

 

11/15(土)雨時々曇り

研人のサッカーゲーム(秋のリーグの最終戦)が雨で中止となる。
ロングドライブになるSanta Cruzでのゲームだったから早々にキャンセルが決まって良かった。

絵里は恵まれない子供たちへのクリスマスギフトのラッピングのボランティアに出かける(1~3時)。

Cost Coでお買い物。
買い物にほとんど出かけない毎日で、週末のまとめ買いは極めて大事。
無駄買いがなくなった分お金はいくらかセーブされているのか?

夜子供たちと映画”Shanghai Knights(主演Jackie Chan)” を見る。
あの運動量、一体ジャッキーチェンっていくつなの?
老いとの戦いに入っている私には彼はあまりにもまぶしい。ひたすら鍛錬の賜物か?
さらに昔の映画に比べて格段英語がうまく なっている。すごい。

旦那は8ミリビデオからDVDを作る作業に取り掛かり始める。
時代がどんどん変わり今やデジタル。
8ミリビデオもなくなりそうだし、BATAのビデオは過去の遺物と化した。
実際デッキが壊れた今となってはBATAビデオを見ることもかなわず、膨大な量の過去の記録(オランダ時代が主)をDVDに移すため、
手始めに8ミリテープをコンピューターに移し始めたのだ。

これがなかなか大変そうで、時間も労力も費用もべらぼうにかかりそう。
でもできたらうーんと素晴らしい。早く軌道に乗るといいな。

それにしても技術の進歩とは残酷だ。
BATAに限らずVHSもそのうちなくなるだろうし、レコードプレーヤーも今やアンティーク。
この前のガレージセールではカメラやビデオをまとめて買ってもらったが、一体何台持っていってもらったんだっけ?
全ては技術革新がもたらしたゴミ。
コンピューターも粗大ゴミになると始末に終えないし、便利さを追求すると必ずでっかいゴミが出る。

こんなんでいいのかね?!

 

11/16(日)曇り

一日何をして過ごしたのだろう。ひどく体の調子が悪い。

ぼうっと子供たちに日本語を勉強させた。
キッチンをぼうっと掃除していたら旦那が、そんな事やらなくていいから寝ろと言った。

それでもぼうっとなんかしていたら(思い出せない)一日が終わっちゃった。

子供に聞く。「今日何した?」
絵里「ずっと宿題やっていった。」
宏人「何も・・・」
研人「・・・?」

こんな日曜でいいの。。。


11/17(月)晴れ

研人のLanguage Art(英語)とSoceial Study(社会)の先生Mrs.Yokotaは、かなり評判が悪い。
研人はMrs.Yokotaの悪口を日記に書きなぐり鬱憤を晴らしている。
絵里 のHistory(歴史)の先生も問題ありでどっちが悪いか比べっこしてる。
先生の当たりはずれで子供たちがやる気になったり全く無くなったりするのだから、先生の責任は大きい。
だが、研人ももう中学生。先生に関係なく学ぶ心を持って欲しいもの。
そしていろんな人間がいる事を知る時期だ。

研人は今まではずれの先生に当たったことがなかった分、先生絶対先生崇拝気味の所がある。
そういった意味では科目ごとに先生が変わっていろんな人に出会える中学は貴重だ。

研人のそのMrs.Yokotaからの古代イスラエルの地図を作るプロジェクトの締め切りは来週の月曜。
これまた急な課題でどういうことをやるかのインストラクションのペーパーもない。
が、やらなくてはならないと、Webで必死に資料を集める研人。しかし うまくいかない。
私も宏人も一緒になってサーチするが、見つからず。
研人の言っていることもよくわからないし、中学になって私が宿題を手伝うというのも首をかしげたくなる。
果たしてうまくいくのかしら?と思っていたらせっかく見つけたサイトもアドレスを登録しないで消しちゃった
・・・ホント大丈夫??しっかりしてくれよ、 研人君。

宏人には時間があるはず。。。
だけど帰ってからたっぷりTeddyに遊んでもらって (立場が逆転!)宿題を始めるのは4時過ぎから。
いったん始めてもふらふら部屋から出てきては冷蔵庫をのぞいたり、Teddyにちょっかいを出していて一向に宿題が進んでいるようには見受けられない。
やっと終わったと6時。日本語をやらせる。不満たらたら。
絵里も研人もやっていないから”なんで自分だけやんなきゃなんないのー”と不満は大きい。

算数<縮図>。 全然わかっていない。
私は丁寧に説明しようとするが一向に聞こうとしない。
問題をやらせる。できない。
再び説明をするが~そんなのわかってる~の一点張り。。。
大バツ。カレンダーに書き込む。
旦那の話は少しは聞くから、今後算数は全部旦那に任そうか。
・・・お父さんは算数ができると思っている(お母さんは?って事)・・
それでも週末時間がある時だけなんて、時間的に短かすぎてとても間に合わない。
親が先生って本当に難しいよ。

 

 

11/18(火)曇り

Happy Birthday Hiroto!!

宏人が14歳になった。
信じられないのは本人も同じ。自分がもう14歳なんてー!と言うのが彼の感想。

とにかく手にかかる子だった。(今もそう?!)
赤ちゃんの時は夜泣きがひどく何時間も泣き続けた。
頑固で何をするのも簡単ではなかった。
研人が生まれてからはつらい真ん中の立場からか、頑固さはさらに増した。
夜尿症もかなり大きくなるまであって病院に連れて行こうかとも思った。
さらに時々起こる頭痛からか狂ったように泣いた。

私はいつも宏人に怒っていた様に思う。
今も決して簡単な子ではないけれど、ずいぶん話ができる子になってくれた。
もう少し宏人という人間を認めてあげなければいけないと、落ち着いた気持ちでいる今は思う。

反省を込めて言おう”お誕生日おめでとう。これからもよろしくね。”

Gabeから誕生日プレゼントで”Afi”のCDをもらう。
大喜びの宏人さっそく聞かせてくれるががちゃがちゃした音楽で何だかよおわからん。
すでに持っている前回のCDとは全然違う音楽だと言って興奮している宏人だが、
私にはおんなじがちゃがちゃにしか聞こえない。

私たちから宏人への誕生日プレゼントはすでに自転車を9月にあげてしまっているのでなし。
VAのPotomac Mill Mallで買っておいたトレーナーをほんの気持ちで渡す。
(Potomacはアウトレットだったでとにかく衣料品は激安だった事がCAに来て判明。
もっと買って置けばよかった。CAは何でも高すぎる!)

3時学校から帰ってきて研人が言う
「今日の3:30からのインドアサッカープラク ティス行くか?だって。
Kyle(チームメート)が言ってたよ。」
<うっそー!何で連絡が来ないのよ!>
チームマネジャーKalie、コーチJeff 、Gregに電話するが捕まらず。
さんざん電話しまくって3:30~5:00インドアプラクティスと知る。
時間はすでに3時20分。行くべきか行かざるべきか・・。
行きたがっている研人。咳で頭が痛く行きたくない私。
<仕方ない、行くとするか。>

3:30出発。しばらく走ってから研人「ばっか!!もう・・・」私「何」
研人「インドアの靴履いてこなかった!!」私「馬鹿もん!」
引き返してまた出発。<私は具合悪いんだぞ~>

4:10到着(結構とばしたよ)。
お迎えは旦那と思っていたが5時まではわずか50分。 そのまま待つ事にする。
5時、研人他皆でピザを食べている<呑気>。
ニコニコ顔のコーチ達を見ると単に連絡漏れだったようだが、勘弁してよ~。
でもアメリカではよくあること、ま仕方ないか。渋滞の中、帰路に向かう。

宏人のバースデーでメニューも考えていたんだけど、間に合わない。
途中中華のテイクアウトを手に入れる。
6:30帰宅。もう疲れたよ。
研人はシャワー後すぐに宿題。日に日に宿題の量も増えてくるので大変だ。

7:30旦那も帰ってきた。皆で乾杯。

 

 

11/19(水)晴れ

風邪がぬけず、夜も咳でよく眠れない。
夜と夜中のTeddyの世話はもっぱら旦那。頑張っている。

日中Teddyを外に出し、少しベッドで横になる。
1時間ほど寝て様子をみると・・・。 やってくれたよ。
犬小屋の上に置いておいた旦那のお気に入りサンダルを一心にかじるTeddy。
慌てて取り上げた時にはすでに遅し。。。サンダルはぼろぼろで見る影も、ない。
その後隠してあった鍵の袋を見つけて逃げ回ったり、ガレージ脇に置いてある土の袋を引きちぎったり、いたずらもどんどん進んでいる。
普段は人なつっこい可愛いTeddyだけど行動範囲が広がり、思いもかけないことをし出した。
こちらも注意が必要みたい。

7時から宏人はホッケープラクティス。人が集まらず2人でやったそう。
バージニアのリーグに入りたいと言う。かわいそう。。。

ずっと気になっていた曲、Dixie Chicksの”Landslide”の歌詞を絵里がインターネットで見つけてくれた。記録しておこう。

Landslide

I took my love and I took it down
I climbed a mountain and I turned around
And I saw my reflection in the snow covered hills
Well the landslide brought me down

Oh, mirror in the sky What is love
Can the child within my heart rise above
Can I sail thru the changung ocean tides
Can I handle the seasons of my life
Ah, ha

Well, I've been afraid of changing 'cause I built my life around you
But time makes you bolder
Childen get older I'm getting older too
Well...

Well, I've been afraid of changing 'cause I built my life around you
But time makes you bolder
Childen get older I'm getting older, too
Well I'm getting older too
So, take this love and take it down

Year and if you climb a mountain and ya turn around
And if you see my reflection in the snow-covered hills
Well the landslide brought me down
And if you see my reflection in the snow-covered hills
Well maybe
Well maybe
Well maybe the landslide will bring you down


11/20(木)曇り時々晴れ

風邪が治っていれば、鍵山さんでお好み焼きをご馳走になるはずだったのに~。

私の風邪は長引いている。旦那ももう心配もしてくれない。
わたしも、もういい加減にしてくれという感じ。
それでも少しはよくなっているから、もう少しの我慢。

子供たちは朝方咳をしているが、いたって元気。
研人は今シーズン最後のサッカープラクティス。
コーチJeffは打ち上げに花火も持って来て皆で楽しんだそう。粋な事をするもんだ。
サッカーの練習、宿題、プロジェクトと研人はここのところ忙しく、サックスの練習をほとんどしていない。
それなのに毎日持って帰ってくる研人・・・どうも要領が悪い?

絵里はMichelの家でグループスタディー。
一緒に勉強できる仲間がいるのはいい事だろう。
今日はばっちりできたとの報告あり。

 

 

11/21(金)晴れ

9時半、宏人を矯正歯科へ連れて行く。
今日はVAでやっていたブレイシスを取る為。
CAからVA、そして再び矯正歯科が代わり、CAのDr. Steinhoffの説明ではVAでつけていたブレイシスを全部取り、新たにスタートする必要があるとのこと。
どうも腑に落ちないのだが、折衝の余地はなく再び初めからスタートする事になる
(ドクターの説明では振り出しに戻ったわけではないって言ってたけど・・・)

宏人の歯並びは以前よりずいぶんきれいになって、それでもまた2年も処置を受けなくてはならないのかと、疑問には思うものの、細かい説明で奥歯がどうの、第2永久歯がどうのと言われると、そういうものかとも思う。
無知というのは罪なものだ。

それにしてもここアメリカで歯並びは人を判断するとっても大事な要項になっているらしい。
どの町にも矯正歯科はあふれるほどいて電話帳にも一般の歯科医と同数ほどの矯正歯科が載っている。
そして宏人の総費用は$3340。
内、きょうの頭金の払いは$820で月額$140 の分割払いとした。<頭が痛い>

来週には研人が来る事になっていて、これまた同じような金額になる模様。<非常に頭が痛い>

宏人を歯医者に連れて行っている間、TeddyにはPuppy用の牛肉のTreatをあげた。
えらく気に入ったようで自分のベッドに抱え込み一心にかじっている。
私が出かけるのもいとわない様子。
安心して出かけた。が、帰ってみると台所の床中がはティッシュの山。
ティッシュの箱(新品だった)をまるまる荒らしてくれた。
<ふー、ずいぶんやってくれたわね!>

ここのところいたずらが多い。出かけて留守になると決まっていろんな事をしてくれる。
この前は乾物のひじきのパッケージを食い散らかしてくれたよ。
まだまだ目が離せない幼いTeddy。何をされても笑っちゃうのは、ちょっと親ばか(?)。
気を引き締めてトレーニングしなくちゃ。

研人の古代イスラエルのプロジェクトの材料を買いに行く。
研人のプランは粘土で地図を作るもの。Office Max、Michelsを回って買い求める。
今のところ、すごくはりきっているがこのまま頑張ってやってくれよ。

 

 

11/22(土)曇り

この週末は研人のサッカートーナメント(Discrict Ⅱ)が行われた。

12時、第1試合(対CC Sharks)4-0の圧勝
力の差は歴然。はっきり言ってつまらない試合。
研人の出場時間も短く、面白みに欠けた。

3時、第2試合(対HMBSC Nighthawks)1-1、PKで勝利
押されっぱなしの中で、こちらのロングシュートが決まり先制するが、その後もボー ルを支配され続け、苦しい試合展開。
相手はつきのなさもあって、再三のシュートもことごとく外れる。
時間を稼ぎたいこちらのチームはスローインなどで、時間を稼ごうとする。
それを見てレフリーが珍しく数分のロスタイムを取る。
誰もがゲーム終了のホイッスルを待っていたその時、ついに相手チームがゴールを割る。改心の一発。
その1分後に試合終了のホイッスル。
相手チーム(Nighthawks)もSharksを4-0で 破っていた為、PK戦となる。

普段の練習でPKの得意な5人が選出される。
研人は5人で勝負がつかなかった時の2番手でフィールドから声援を送る。
5人目のキッカーが蹴ることなく相手が崩れ、勝利が転がり込む。
初めてのPK戦。相手のチームはさぞ無念だろう。
どう見ても力は相手が上。これだからサッカーは面白い。楽しめた一戦。
研人の動きもまずまず。子供たちの満足げな笑顔が印象的。

グループDを一位で通過。明日のセミファイナルでグループAを一位で通過したチームと対戦する。

しんしんとした寒さで、ゲーム観戦もしんどくなってきた。
カリフォルニアも冬到来だ。第2試合は毛布にくるまって観戦。

9時~1時、絵里は高校のボランテイアへ。
曇天で冷たい風が吹く中、ジャケットも着ずに出かける。
<若い人の考える事はよくわからん。>
今日は高校で開かれているテニスのトーナメントのスナックスタンドのお手伝い。
ほとんど遊びでこれでボランテイアと言えるのか?

2時~8時、絵里 Reneeの家でベビーシッター。
今回はクリスマスショッピングに出かけるので頼まれた。
ビデオを2本見てAlisaとMorgenとお人形遊び、夕飯は冷凍のピザを焼いて食べたそう。
家でオーブンでピザを焼いた事などないのに、大丈夫なのか・・・?
くれぐれも火には気をつけておくれよ。

時給10ドル(Reneeはいつもこの金額払っているそうで変更なし・・・リッチだ ねー)で、60ドル手に入れた絵里。
これでホームカミングの分の私への借金も払い終わる。めちゃラッキーだね!
何故だかとっても充実感の絵里。帰宅後「日本語の勉強しなくちゃ」と、席に着く。
あまりにいい子なのでほんの少しの量だけやらせる<私、何か矛盾してる?>

みんなが出たり入ったりばたばたと忙しくしている中、宏人は一日Teddyとのんびり過ごし、時々ベースの練習をする。
その甲斐あって、ビートルズのナンバーもいくつか弾けるようになった。
しかしとんでもなく音痴(本人も自覚している)。
弾きながら歌えるようになるのはちょっと難しそう。

 

 

11/23(日)曇り

9:00 セミファイナル(対Alum Rock Santos)0-3完敗

相手はタラップもボールへの飛び出しも攻めあがってからの玉回しもすべて上手。
サッカーをよく知っているプレーでExplosionを手玉にとっている感じ。
全く攻められず完全に守りに入った為、ボール支配はほとんどできず良いとこなしのわがチーム。
途中出場の研人もドリブル突破は元よりパス出しも今一つ。
フェイントをして足を引っ掛けられ傷を負う。
研人は出場時間も短かったし、けがもしたし、攻撃もちぐはずだったし、デイフェンスは相変わらず抜かれっぱなしだったし、失敗続きの選手が出っ放しでコーチの采配に疑問を覚えるし、不満大のゲーム。
ゲーム後のふくれっ面が彼の気持ちをよく表している。

1:45 3位決定戦(MVLA Flash)1-0辛勝

またまた攻められながらもかろうじて0点に押さえたのが勝因か。
研人は前半はほんの5分の出場。
後半はほとんど出っ放しだったがいい場面で交代させられ、不満やるかたない。
決して悪い動きではなかったのに何故だろう?(と、思うのは親ばか?)
研人の”Luck”がないから?(ホント研人はついてない)。

ゲーム時間は気にしてくれるなとコーチに言って入れてもらったチーム。
文句は言うまいと思うけれどコーチの采配には???
コーチJeffはものすごくいい人なんだけど、ゲームに対する執着はないのかも。

研人はディフェンスのアタックにあい、右手を負傷。弱り目にたたり目。
結局、セミファイナルで対戦したSantosがチャンピョンシップを3-0で制し優勝。
わがExplosionは3位に入った。
チームにはトロフィー、選手たちにはメダルが授与された。

トーナメントで上位に入ったのは久しぶり。
VAのMetrostarsの時は一回もトロフィーもメダルも手にする事ができなかったもの。
(QuakesやPatriotsでは頻繁に手 に入れた)

絵里は、11:30~1:30 お友達とヒストリーの勉強をすると言ってBurns&Novels (本屋)に行き、研人のゲームの間にはDianeを家に呼んで英語の勉強を一緒にした。
Leland(絵里の高校)の高校生は本当によく勉強するよ。

ある日の会話。
私「図書館だ、グループスタディーだ、って言ったって勉強しているんだかどうだか ・・・。」
絵里「お母さんは図書館行っても、友達と一緒に勉強と言っても、おしゃべりして遊んでいたかもしれないけれど、絵里はきちんとやってんだからね。そこがお母さんとは違うとこだから・・・。
・・・・・・・(その後もいろんな事を言っていた)」
<ブー、絵里が一枚上だ>

夕飯。 宏人の誕生祝を豪華レストラン(?)でしていなかった。
彼のリクエストの” Toudai”(バッフェスタイルの日本食レストラン)は昼と夜の値段が恐ろしく違うので却下。
10月末にモールにできているはずの”寿司ボート(回転寿司)”の店に行く。が、まだ開店していない。
仕方なくモールに入っている”Califoria Pizza Kitchen”に入る。
これがアメリカとは思えない抜群においしいピザ。
ピザ3枚、前菜2つをぺろっとたいらげる。
食べ終わってデザートはいかが?と聞きに来たウエイターに「もうおなかいっぱいです。ありがとう。」と、さも満腹のように応える。
横で宏人が皿を嘗め回さんばかり に、皿に付いたたまねぎとチーズをすくっている。
チラッと横目で見たウエイターのにやりとした顔。
そうです。私たちもっともっと食べられるのです。

・・・あ~あ、 恥ずかしかった。

 

 

11/24(月)曇り

私が風邪を引いて以来、夜中のTeddyのトイレは旦那がずっと行っている。
寝ていてしっかり目覚めない時は13キロもあるのに抱っこして外に連れ出しおしっこをさせる。
これ以上大きくなったらとても抱ききれないだろうが、本当によく面倒をみている。
ずいぶん長時間トイレに行かなくてもすむようになったので、今は5時間ぐらいはもつが、
寒くなってきているので体にはこたえる。
しかしこうして一生懸命世話をしている甲斐あってトイレの失敗はなくなり、ますます可愛くなってくる。

毎朝6時45分に子供たちはTeddyに舐めまわされて起こされる。
朝食の後、7時35分に は旦那の車でTeddyと一緒に学校に行く。
この毎日の繰り返しの中で、宏人と研人の朝の戦いは日常茶飯事。
今日も派手なのをやってくれた。

今の家はバスルームが4つ。主寝室、絵里の部屋、プレールーム、そして宏人と研人用だ。
この家のバスルームはトイレと洗面の仕切りのドアがない。
そこで宏人と研人は朝の歯磨きをにおいの立ち込めるトイレ脇でしなくてはならない。
どっちかが気を気を利かせて別の場所で済ませればいいだけの話であるが、お互いに譲るという考えはないらしい。
そこで戦いは勃発。蹴りあいの死闘となった模様。
大体いつも研人が泣いて宏人が親に怒られて終わるがお互いにばっかじゃないの!という戦い。
もう関知してられないよ。

私は平和にTeddyと日中を過ごし、2時40分にTeddyを連れて中学にお迎えそのまま高校にも行く。
一日がTeddyに始まりTeddyで終わる。
犬を飼っていなかった生活があったなんて今では考えられないほど。

夕方、Town&Countryのオイルチェンジに行く。
ラジエーターの整備が必要と言われる。よくわからないから旦那に電話。直接話してもらう。
結局オイルチェンジとラジエーターのFlush&Fillをしてもらう。
合計90ドル、時間は1時間もかからなかった。

 

 

11/25(火)曇り

9時半、研人を矯正歯科(Dr.Steinhoff)へ。
今日は先週の宏人と全く同じでブレイシスを外し、改めてスタートする準備。
今日もまた頭金820ドルを払う。
総額3340ドル、月額140ドルの支払い。
これまた宏人と全く同じ。

VAの時の矯正で使っていた接着剤がきつく、ブレイシスを外すのに苦労した模様。
医者が変わると接着剤の種類も違うようで、宏人も研人もVAの方が医者もアシスタントも親切だって。
高いお金払うのに、いやになっちゃうよ。

ブレイシスがとれて新しいブレイシスを入れるまでの間、宏人も研人も何でも食べられる
(ブレイシスをしていると、硬いもの、粘性のあるものは食べられない)。
これでサンクスギビングで何でも食べられるね。

3時研人、今度は一般の歯科医(Dr.Robert)へ。
7月に歯科検診をしたにもかかわらず、2本の虫歯が発覚した研人は治療の為来院。
Dr.Steinhoffは、宏人と研人に歯のクリーニングも勧めたが、すでに保険がカバーする年2回のクリーニングはVAでやってきている為、この件はかたくなに拒否(自費でやったらいくらかかるかわから りゃあしない。オー怖)

以前はDr.Rottjakobの所に行っていたが、どうも営利目的の治療が多く手広くやっているようで、不信感が募りドクターを変えた。
今回のDr.Robertのオフィスは Dr.Rottjakobとは相反するかなり渋い小さなオフィス。
設備も旧式で待合室のソファーもかなりの年代物で待っている人もいない。
すぐに研人は診察室へ。
初老のドクターは現在摂取している薬の事、今後の矯正のスケジュールなどをていねいに聞く。
そして虫歯の治療。
詰め物は白だと高いと言うので銀を入れる。もっと詳しく調べる為にレントゲンを撮ろうかと言われるが度重なる引越しでレントゲンの量は多すぎると判断し(コストもかかる)、拒否。
快く了解してくれる。さらにクリーニングも勧められるが来年まで保険が効かないと説明すると、「では簡単に磨いておきましょう。お金はいいですよ。」
と、クリーニングをしてくれる(結構丁寧に)。
すっ ごく有難い!こんなドクター初めて。
このままい~いドクターでいてくださいな。お願いします。
(と、いろいろ疑い深くなっている私は思う)

 

 

11/26(水)晴れ

このハロウィーンからクリスマスのかけての11月から12月はどうも浮ついていて地に着いた生活ができない(他の時はできているかは問うまい)。
日にちばかりがどんどん過ぎていって、このままではあっという間に今年も終わってしまう事だろう。

明日からThanksgivingで4連休。
スーパーにはサンクスギビング祝うターキーやパイの材料が並ぶ。
今年はついに月日の流れが私の生活ペースを追い越したようで、
何の用意もできないままに明日のサンクスギビングを迎える。

最近では日記を書くのも遅れがち。
旦那の仕事は崖っぷち状態で、今後の私たちの生活にどのような影響が出るか?
次から次へといろんな問題が出てきてしっかり毎日を生きていかなくてはいけないのに、
何だか。。。だれている私。

魚屋の佐藤さんが配達に来た。
彼が持ってくる野菜はわたしのお気に入り。
近くのスーパーでは買えない日本のお野菜がいっぱい。
野菜ばっかり買っているから、私は魚も売っていますよ、だって。

この佐藤さん、副業で占いもやっていて姓名判断、手相、声紋もみるそう。
いつもは準子さんのところに配達してもらっているから、彼と会うのは2年ぶり
(以前は占いをやっているなんて知らなかった)。
そして今日は支払いの後、妙に手相を見たがる。
お金は出さないよと言ったら、いっぱい買ってもらっているからいいよって、おまけに茄子までくれた。

今日の彼の手相見は実に当たっている。
あんまり図星だから怖くなりながらも、引き込まれるように彼の話を聞く。
その話ここで披露できないのが残念。
だって秘密にしておかないとだめになっちゃうんだって。
今度は姓名判断してもらおう。もちろんただでね。

混んでいるのを覚悟でCostCoにお買い物。
めちゃ混み。
バージニアのすいているお店が懐かしい。

 

11/27(木)くもり

Happy Thanksgiving Day !!

キャノンの同僚の大賀さんのお宅で、サンクスギビングのパーティーが開かれた。
参加者は大賀家5人、斉藤家5人、ジェームス家3人、海老原家3人、佐藤さん、新人さん(名前を忘れた、失礼)と、うちの5人のビッグパーティー。

大賀さんとはダラス時代にわずか7ヶ月だがご一緒した事もある。
旦那同士はよく会っているが、彼らがカリフォルニアに越してこられた時は私たちはバージニアだったので、奥さん江美さんとは9年ぶりの再開。
3人目の千沙子ちゃんもまだ生まれていなかった。

大賀家はキャノンに勤めているとは思えない金持ちで、一番上の14歳沙紀ちゃんはアイススケートで今やナショナルのリーグに入らんとするところ。
オリンピックも夢でないレベル。
毎日バークレーまで練習に行っていて、学校はホームスクールと三育学園。

美紗ちゃんと千沙ちゃんはプライベートスクール。
バレーとピアノを習っている。
もうそれだけでキャノンのお給料ではやっていけないはず・・・。

Fremontの大きな家には犬3匹、トレーニングマシーン、大型テレビ・・挙げればき りがない。
旦那さんはお料理がお得意で今日のターキーもイカ飯も旦那が作ったとか。
これまたうらやましい。でも江美さんに言わせると
「なまじ自分でやるから、いちいちうるさい」とか。贅沢!と思う。

ジェームスさんと海老原さんには生後3ヶ月の赤子がいる。
うそみたいに小さい。それぞれ旦那がかいがいしく世話している。
ずっとずーっと昔の事を思い出す。

会社のこういったパーティーで、私たちは大体いつも年長になり子供たちもひときわ大きい子になってしまった。
中でも絵里は大人との方がしっくりいく感じになって、月日の流れをまたまた見せつけられた。

典型的なサンクスギビング(七面鳥、マッシュポテト&グレービー、ハム、アップル パイ、パンプキンパイなど)のディナーで楽しい時をもつ事ができました。
ありがとう。大賀さん。

近いうちに皆さんに来ていただけたらといいけれど、このような大人数のパーティーはうちでは開けない(狭い!)と、改めて思う。
いけないいけない、贅沢は敵だ!

いろんな思いが錯綜する。

 

 

11/28(金)くもり

Thanksgiving Dayの翌日は大安売りの日。

デパートや量販店は朝6時(5時のところもある)開店で午後2時ごろまでEarly bird(早朝割引)Saleをする。
お目当ての大物はこの日を狙って買うのがお得。
昨日の新聞広告は通常の2倍はあり、目を通すのもたいへん(私は見切れなかった)。

毎年Sale後の荒れた店内を見、買い物合戦の記事を読んで一度は行ってみたいと思っていたが、ついに今年実現。
7時に旦那、宏人、私とTeddy(ずっと車の中)で出かけていく。
絵里と研人はまだ夢の中。
気合の入っている人は開店時間もチェックして団体で行動。
開店と同時に店内に入り、広告の超目玉商品のもとにさっと別れ、がさっとまとめ買い。
そして各お店の開店時間に合わせて店をはしごまでするそうだが、とてもそこまでできない。

私たちがまず行ったのは”Big 5”スポーツ店だ。
宏人がガンを欲しがる(4分の1の価格だったとか)、買う事を認めず。
ガンと言ってもエアガンのようなものだったと思うけれど。。。ん?あれは何だったんだろう?
とにかくガンだとかピストルだとかはいや!買うなら水鉄砲にしろと言った。

次に”Sport Mart”。卓球台購入(450ドルが300ドル。全天候対応型のメタル製、最高級品)。
Big 5で見た150ドルの卓球台(定価300ドル)に比べ外に置くにはこっちでしょ。
大奮発。一足早いクリスマスプレゼントと言う事に・・・。
その他旦那のスキー板(Salomon X-Scream 170cm 定価$755 買値$349.99)、
旦那と私のストック(Kerma 定価$90 買値$9.99)を手に入れた。

”Tower Record”売り上げが落ち込んでいるというこの店。やはり何か冴えない。
”Radio Shock ”研人が欲しがっているラジコンカーの値段チェック。値下げなし。
その他”Good Guy””Comp USA””Office Dept”をさっと回り帰る。

帰宅後早速卓球台を作り始める。
足の部分のポールが一本足りない。<ブ-> 再び”Sport Mart”へ。
今度はTeddyを家に残し5人で出かける。
さんざん文句を言ったが不足した部品はお店にはなく、すでに在庫は全て売れてしまったので交換もできない。
直接メーカーに連絡を取る事になる。<面倒くさい!>

店内を再び歩く。さっきよりさらにお買い得になっている物もあるのにびっくり仰天。
旦那のスニーカー一足50ドルのところを半額の25ドルでさらにBuy 1 Get 1 Free。
要するに2足で25ドルという事。<ひえ~>
その他ブランケットやスリッパも超お買い得。

一本部品が欠けたままに卓球台完成。
思いっきり遊ぶ。
Teddyはその間家の中。これでは少し可哀想と外に出す。
話せばわかる我がTeddy。ピンポン玉も追いかけなくなった。
と、思っていたら見ていない内にかじってた。

絵里は夜(5時半から9時)Sunnyvaleのバルコショッピングモールでクリスマスプレゼントの包装のボランティア。
モールの通路に設けられた特設コーナーで働く。
このモールまでは30分以上かかる。家に帰るのも面倒くさい。
Teddyの面倒は宏人と研人に任せて、旦那と二人モールを歩き、Sunnyvale のダウンタウンでイタリアンを食べる。
ちょっとしたデート気分。

宏人と研人は冷凍食品の夕飯なのが少しばかり申し分けない。

 

 

11/29(土)くもり

今の家は狭いし使い勝手もあまりよくないのだけれど、バックヤードの広さは最高。
この家はTeddyを育てる(”飼う”という感覚ではもはやない)為の家みたい。
さらにリビングからの出る屋根つきのポーチが卓球台を置くにはこれまた最高。
雨でもプレーできる。

旦那と私は朝から卓球で軽い汗を流し、子供たちの起きてくるのを待つ。
宏人はサイエンスの宿題のプロジェクトで楽器を作っている。
最近ギターやベースに興味のある彼は楽器もギターまがい。
あり合わせの板で本体を作り工芸用の弦を張って作る。
旦那にヘルプを求めていたが、しっかりした構想がないので旦那に叱られ、 結局一人で頑張った。
まあそれなりの物はできたが、こんな物かという気もする。

こちらの学校では日本の学校のように技術科のようなクラスがないから(今は日本もないのかな ?)、何をするのもおぼつかない。
こんなんで旦那のような立派な男になれるのだろうか?

研人は社会のプロジェクトでイスラエルのマップ作り。
ボードに下書きをしたまでは良かったが、その後がちっとも進まない。
これまた旦那のヘルプを要する。
しっかりした3Dでの土地の把握がされていないので、粘土作りは始めからやり直し。
旦那に地図の見方、捉え方をご指導いただき(注:尊敬の表現)なかなか立派な地図が出来上がった。
色塗りや名称付けは明日。
こちらも立派な大人になれるのだろうか?

絵里は図書館でお勉強。友達と連絡をとり、そそくさと出かける彼女。
一人で歩き出した感のある絵里。彼女の心は外へ外へと向かっている。
それにしても歩いていける 便利な図書館がもうすぐ移転になってしまうのは、本当に困るよ。

 

 

11/30(日)雨

昨晩夜遅くまでBlockbusterで借りてきたビデオ(1999年北野武の菊次郎の夏)を見ていたので、子供たちは朝起きるのがさらに遅くなる。

10時研人が起きて来た。
11時子供たちの朝食。旦那と私はもう昼食を食べたい気分。
研人はプロジェクトの仕上げに入る。

数時間後完成。ミュージアムにあるような地図ができた(ちょっとほめすぎ)。

雨でも屋根のある屋外で卓球を楽しむ。
どんどんうまくなる子供たち。

4時、家族揃って買い物。学校で必要なものなどを買い歩く。
お昼抜きの子供たちが 空腹を訴えだし、マクドナルドのハンバーガーのにおいに雄たけびをあげる。
昼食のピラフを食べようとしなかった彼らに「自分のお小遣いで食べろ!」と冷たく言う。
我慢する子どもら。

6時、お腹がすいたを連発する子供たち。
仕方なく今日も近くのメキシカンで外食。

タイムテーブルが違って困った一日。 土日もきちんと起こす事にしよう。

 

2003年10月30日木曜日

2003/10

10/1(水)晴れ

準子 Hortonさんの家で昼食。
今日の集まりは、仕事をさぼった富士通にお勤めのみかさん
・小さい子に日本語を教えている元日本人学校の教師鍵山さん・準子さんに私の4人。
お料理上手の準子さんの今日のご馳走はチラシ寿司<贅沢~!!>。
彼らとの付き合いは、かれこれ5年以上。
私と年齢も近く、子供も高校中学と同じ学校に通い、共通の話題も多く楽しい仲間。
その中で一番話題になったのがやはりカレッジの事。

鍵山さんにはシニア(12年生、最上学年)みかさんにはジュニア(11年生)準子さんにはフレッシュマン(9年生)のお子さんがいる。
だから高校の事をよく知っている鍵山さんが数多くの情報を提供してくれる。
彼女の情報量は相当なものであるが、彼女を含め今のカレッジに向けた各家庭の姿勢に疑問を感じ、
幾分外れたところにいる4人が集まったから、話はどうしてもそれてくる。
その事に安心感を覚えると共に、各人これで安心していちゃいけないのよねえー、としきりに繰り返す。

今日のびっくりカレッジ情報
①SAT(カレッジの指針になる全国一斉テスト)でいいスコアーを取るための塾がある。名前は”Princeton Review”1コース$900
②学校でよくない成績をとってしまったら、夏休み等にコミュニティーカレッジに行って同じコースをもう一度取り直す。
そこでいい成績が取れればとれをカレッジの申し込みの際、書き込む事ができる。
また、余裕のある子は学校で習う前に予習の形でクラスを取り、いい成績を取ってしまえばそれをカレッジの時に使える。
③UCLAと州立大とは、ネームバリューにも大いなる差がある。カレッジカレッジと言っている子達は、一般的にUCLAを目指している。
以上・・・・何だか聞いているだけで疲れた。

研人サッカープラクティス。4時過ぎにお迎えに行って、そのまま歯のレントゲンを撮りに行く。
この結果が矯正歯科に行って矯正がスタートする。
今日の矯正医からの電話では、絵里の右上の親知らずは来年抜く必要があるそう。

 

 

10/2(木)晴れ

Bret Harteサッカーゲーム、2-1初勝利を飾る。
研人は1ゴール、1アシスト。
記録だけ見れば活躍したように感じるが、今日の研人ははっきり言って”へた”。
パスミスも多いし切れも悪い。どうやらポジション取りも良くないのか、ボールタッチも以前に比べ極端に少ない(センターミッド)。
研人 に言わせるとポジションをかなり入れ替えたのでみんなぐちゃぐちゃだったそう。
そんな中でかなりボールを支配できたのは、相手チームが弱小チームだったからなのか。
調子が今ひとつでもしっかりゴールを決めた研人は褒められるべきかも。
しかし 駄目押しの3点目(振り向きざまの左足シュート)がチョロ蹴りでゴールできなかったのは残念だよ。

研人はこうしてサッカーでほとんど毎日汗を流し、宏人は週1回とはいえホッケーをやっている。
絵里はろくに体を動かす事がなく16歳というあり余るエネルギーをどこに発散するのだろう。
体を動かす事が好きなのに何にもせずに机に向かっているのはやっぱり不自然。
もう少しスポーツの事も彼女と話してみよう。
そんな気分になれたのも、絵里が少し余裕のある表情を見せるようになったからかも。

 

 

10/3(金)晴れ

9時不動産やが来た。
オーナーからの依頼でローン借り入れ手続きの為で家の点検と 測量が目的との事。
1時間近くかけて丁寧に見て回って行った。<私には何をやっているのかよくわから なかった>

思い立って本屋へ。 カレッジの資料や問題集を買い込む。
セール本のコーナーで長い時間立ち読み。頭の体操のような本に夢中になる。隣に来た女性に話しかけられる。
「その本面白いわよねー。うちの母は一日中やっているわよ。それ以外はWalkingが日課。あれで92歳 だからホントすごいわよ。」
思わず私「やっぱり買うことするわ。私もせっせとやりましょ。」と、話が長くなりそうなので、本を手にその場を離れる。
25ドルの入会金を払ってBarn&Novelsの会員になる。
10%引きの特典がつくから、絵里の教科書のあんちょこやCDを買っていればすぐに元は取れるだろう。

本屋で長居しすぎて他の買い物は一切せずにお迎えの時間となる。
それも20分も遅 れてしまった。すまんと宏研には謝る。
3時半絵里の高校へバックパックのみ引き取りに行く。
絵里はそのままお友達と Oakridge Mallへ。今日は新装開店の日。
前々から楽しみにしていたこの日、お友達 と映画のチケット(Rundown)も予約して意気揚々と出かける。
私は宏人と研人を連れ宏人のPE(体育)用のシューズを探して回る。

7時30分絵里からお迎え要請の電話が来る。ちょうど帰宅途中の旦那に頼む。
絵里には最高に楽しかった金曜日だった様子。
帰宅後もその余韻からか、電話がひっきりなし。
たまにこんな日があってもいいわよね。

研人は今日買ってきた頭の体操シリーズの本に夢中。

 

 

10/4(土)晴れ

朝寝坊してゆっくりスタート。

子供たちがTBテストで陽性だった為、薬”Isoniazid300g”を毎日飲んでいるが、この薬朝食1時間前に取らなくてはならない。
この為毎日私は目覚ましが鳴ると共に3人の部屋を回りほとんど寝ている状態の子供たちに薬を1錠づつ手渡す。
にょきっと手だけ出す彼らに、ほとんど寝ている状態の私が手の中に入れる。
相手も私も目を閉じた状態だからなかなか手中に、納まらない。
勝手に飲めばいいと思うものの、義務で飲んでいるような薬だから半分私も義務感を持って部屋を回る。
この手が伸びる 姿ったら3人全く同じだから、とっても可笑しい。
しかしこれを半年も続けるのかと 思うと気が遠くなる。

子供たちが今日の分と決めた量の宿題を終えた後、Home Deptで買い物をしていた旦那を呼び出し、”Humane Soceity”へ犬を見に行く。
生後3ヶ月のかわいいPepperという犬がいた。5人とも非常に気に入った。とにかく可愛い。
さっそく申し込み用紙に書き入れカウンセラーの話を聞くことに。
この犬は Pit Bullと言われるAmerican Staffordshire Terrierで気性が激しく、頑固、トレーニングが難しい犬だそう。
犬に慣れている人にはいい犬だが、初めてのペットで飼うには飼い主のかなりのトレーニングが必要との事。
とても推薦する犬ではないそう。 子供たちに聞く。それでもこれにするか?
答えは「NO.」あれだけたいへんさを羅列されれば飼いますとは言えないよ。
さらに賃貸住宅の場合はオーナーの許可証も必要との事。今度来る時に賃貸契約の書類を持ってくる事にする。
今日も退散。気長に通い続けましょう。
犬たちを見ているのは楽しいもの。

昨日新装開店したOakridge Mallに行く。
立体駐車場も完備され以前のモールとは全く違った大型ファッションモールと化したOakridge。
昨日の今日とあって駐車場はどこもいっぱい。なかなかスポットが見つけられない。
絵里が昨日見てきたドレスを試着して、やはり欲しくなって購入。
いいなあ~なんでも似合ってと、うらやましい。
ここ数年の私は、ちょっといいなあと思う服があっても、試着すると全然イメージが違う。
もう試着なんかするもんかと思うこの頃。
まあ、服を買うことがなくなっていいけどね・・・と負け惜しみをつぶやく
・・・悲哀 ・・・

家に帰ったのは5時を回った頃。
子供たちは3人ともHumane Soceityでもらってきた犬の資料(50枚以上)を真剣に読み始める。
そしてアンダーライン(私が読むようにだって)。
あんなに真剣に細かい字の資料を見るなんて・・・。わたしだったら一日はかかるよ。
今日は日本語の勉強を3人ともしっかりやらせるぞ~と、朝私が勝手に決めていたので、資料読みの後、号令をかける。
(時間は6時を回っている)
絵里が全科目を終え、宏人の音読のチェックを旦那に託し、私は夕飯の支度に取り掛かる。
旦那がチェックすると、いちいち言葉の意味まで言わされるから、宏人もなかなか終わらない。
やっとの思いで終了。旦那に言わせると”F”の読み方だって・・・
でも今日は 文句も言わずにやったんだから良しとしましょう。
さて研人。やらせていた分数の割り算の文章問題が違っている。
だんなの長い講義が始まる。研人の態度がだんだん悪くなる。
旦那もだんだんいらいらしてくる。ほとんどけんか腰の学習風景。
算数が得意と自負している研人は、時々基本的な事がわかっていないのでそれを注意すると途端に態度が悪くなる。
親が先生っていうのは難しいもんだ。

”Coastal Clean Up Day”のイベントで見つけた変なものコンテストで、絵里が入賞したとの手紙が来た。
この各地で行われたイベント参加者は1500人あまり。
その中で何人が入ったのかどんな変なものがあったのかわからないが、
絵里の見つけた昔のタバコ販売用のスタンドが選ばれたのは面白い。
景品にKelly Park & Animal Zoo の入場券を2枚もらった。

 

 

10/5(日)晴れ

10時のオープンと同時にHumane Society(HS)へ犬を見に行く。
説明されたように1日で新しい犬が何匹も入っている。昨日気に入ったPepperもまだいる。
その他に3匹手ごろと思われる犬がいる。が、そのうち2匹は仮予約(1日) が入っていて
少し待たないと空きになるかどうかわからない。
もう1匹の状態を聞く。
種類はlabador retrieverとPet Bullのミックスで、とてもエネルギッシュで一 日中遊んでもらいたがる犬、
常に動き回り相当の覚悟がないとたいへんとの事。
宏人の友達Ericもこの家を持っていてたいへんな事は宏人も良く知っていた。よって却下。
2匹の犬の事は電話で問いあわせることにして帰る。

Targetに立ち寄り、ハンガーをかけるラックを買い求める。
今まで充分にクロゼットがあったが今の家ではとても納まりきれない。
アメリカではほとんどハンガー掛の箪笥はほとんど見当たらず、
結局簡単なジッパータイプのクロゼットとパイプ2本つきのハンガー掛を購入。
これで主寝室も少しずつ片付きそうだ。

家に帰ってHSに電話をかけるが、留守電に入れるようになっていて担当者と話ができず。
今日のところはまた、あきらめる。

子供たちは大急ぎでほんと40分ほど宿題に手を出す。

準子さんのお宅へ。
今日は絵里と同じ高校高校に通う工藤さんを紹介してくれると言う。
この工藤さん、実は2年前の引越し間際、一度私はお会いしていて今日が2度目。
彼女は2年前より幾分若返った感じ。<いいなあー> その他、みかさん・白岩さんもいらした。
白岩さんの息子タカヒロ(絵里と同じ学年)が主婦の会話に交じって、高校でのいろいろな事を教えてくれる。
16歳でこんなによく話してくれる男の子もいるのかと感心。
絵里よりずっと思春期の事がわかろうというもの。

その間、旦那は買って来たハンガー掛を作ったり、写真をCDに写したり
(大量の写真を全てフロッピーに収めてしまおうと言う魂胆)有意義に時を過ごしたみたい。

 

 

10/6(月)晴れ

1週間があっという間に過ぎ、週末のゆっくりしたひと時もあっという間に終わって また月曜日。
誰もが嫌いな月曜日。

準子さんのお宅でBret Harte中学(日本人)の会が開かれた。
今回は今週中にロスに引っ越す高橋さんの送別会と今年度の初顔合わせという事で、一品持ち寄りのPot luckに寄る昼食会。
出席者は14名(高橋・荒木・小渕・甲斐・ようこ・大里・準子 ・中山・白岩・藤井・各務・西島・野村・亀山)
皆さんのお手製のお料理が並び、それはとても豪華。
私はキャベツのカレー炒めとフルーツサラダを持参。
この会に今日来られなかった人が10名程で、中学での日本人家庭は24~5世帯になる(日本語を話している家のみ)。
ちなみに今日集まった13名の内、私が2年前から知っていたのはわずか3名。
来られなかった方々もほとんど面識のない方たちである。

和やかな会が進み、今日の会の目的の一つでもあるAsian Parent Linkの今後の活動について、
Susanたちとのミーティングで聞いたことを皆に伝える。
そして名簿登録の許可(昨年電話番号、E-mailを名簿に載せたことで問題沙汰になったという・・・
人それぞれ考え方が違うのでどうやっても問題は勃発するらしい・・・憂鬱)。

今日のミーティングでひときわ目立っていたのは、遅れてきて早めに帰っていった野村さん。
彼女以前はAP通信にも勤めていたそうで現在は彼女曰く物書き。
明日のカリフォルニア知事選を前に忙しいらしい。
この野村さん、めちゃくちゃ面白くて、とても記事を書いているとは思えない。
やたらに腰が低くて漫才調の語り口(口が達者とは言えない)で言う事全てが皆の笑いを誘う。

その他は皆さんどなたもいいところの奥様と言った感じ。。。
気を正さなきゃーなんてチラッと思った。

研人学校のサッカープラクティス(3~5時)。
足が痛いと言っている。関節痛?身長が伸びるのかな??それにしても小さいわが子ら。
絵里は中学からの友達に縮んだと言われているようだし、何だか可哀想なわが子らよ。たくましく生きておくれ・・・。

絵里はMichelの家でEnglishのお勉強。留守電に
「3時半のお迎えはいらない。7時にMichelの家に来て。」と、入っていた。
携帯電話も持っていかず、Michelの電話番号も告げず、私の予定も聞かず一方的にメッセージが残してある。

これはよくないよ。よ~く注意しなくては・・・。

 

 

10/7(火)晴れ

ピンコードを入れると簡単に絵里の現在の成績がわかる高校のWebにアクセス。
このサイト毎日アップデートされていてテスト結果はもちろん、ホームワークがきちんと出してあるかが、寸時にわかる。
軒並み下がっている。
週末怠慢に過ごしたせいかホームワークを出していない科目まである。
最近ずいぶん余裕が出てきたなと思ったらこれだもん・・・。

帰宅後絵里にサイトを見せ問う。
「Oops!French(フランス語)まで下がってんの~ !」と、にやにや笑う。
宿題の期日が間違っていてやっていかなかったり、先生の指示通りにやらなかったりで下がったらしい。
あまり意に介していないようで、成績の事できりきりしていない絵里にほっとすると共に、
あまりに頓着しない絵里に一種の不安を覚える。

研人はチームのサッカープラクティス。
日に日に短くなる練習時間。7時半にはランニングも難しい。
旦那がお迎えに行った時には一人待っていたそう。
未だゲームスケジュールもわからず、具体的な動きなし。

どうもペースが違うようだ。

 

 

10/8(水)晴れ

旦那は5時起きしてボストン出張。お帰りは金曜日。
東海岸への出張は体がきつい。 エコノミー症候群にならないでよ。

塾も家庭教師もつけていない我が家。もっと勉強させなければと、Teachers Supplies Shop
(先生が問題集や資料、文房具などを手に入れる店)でSAT9(中学一 斉テスト)の問題集とフランス語の問題集を購入。
買っただけで満足しないでやらせなくちゃ!!

絵里ドライビングのクラス無し。
研人学校のサッカープラクティス。

夕方準子さんから近所のおばあちゃん”イネコさん”が来ているから、夕飯を食べに 来てとの連絡をもらう。
このイネコさん、71歳一人暮らし。
旦那様は20年前に亡くなられたそうで、子供は無く、日本のご両親もすでに他界され一人っ子で兄弟もいないそう。
こういった身寄りがないとの話を聞くととても寂しい方と思いきや、
すごくはっきりした素敵なご婦人でびっくり。
二本の足でしっかり立って生きていかなくてはいけない事、結婚生活をよい形で持続させる愛には努力が必要な事、
意思の力で運が開けていく事などなど、 いろいろ波乱万丈の人生を乗り越えてこられた彼女のお言葉はどれも説得力がある。
リュウマチをわずらい強い薬を飲んでいる彼女は運転をしない。
9時半彼女を送りな がら家に帰る。

私がかなりかしこまって彼女と話している姿を、子供たちはどう思っただろう。
私も子供たちも貴重な時を過ごした。

 

 

10/9(木)晴れ

図書館に行く。
日本語の本はあまり増えていないものの、DVDの量がぐんと増えているのにびっくり。
一回に10巻まで借りられて1週間の期限。さらにうれしいのが中国語対訳の日本のドラマがある事。
VAの図書館ではビデオやDVDはおろか日本の本も一切無かったのに・・・。カリフォルニアってやはりすごい。
思わず日本のドラマ”週末婚”と子供用に”学校の七不思議”を借りてくる。
フランス語のビデオもたくさんあるから絵里にも近い内に来させよう。

研人のBret Harte Team、今日はアウェーでサッカーゲーム。
研人は学校からそのままスクールバスでゲーム地まで行く。
今日は宏人もスケートボードを持って一緒に観戦。
前半あまり切れのある動きとは言い難いが、センターミッドでフル出場。前半を1-3で終える。
後半久しぶりのゴーリー(正ゴーリーが怪我の為)。
大きいゴールに小さい体。もうゴーリーはできないなとつくづく思わされる。
それでも上げ玉や高めのシュートが無かったのと、すばやい飛び出しで無失点、1-3のままで後半を終える。

毎日毎日いいお天気。 朝は冷え込み子供たちは、寒い寒いと起きてくる。
が、日中は気温も22~3度まで上がりいい気持ち。
そのため朝に着込んで行ったトレーナーを絵里と宏人は忘れてきた。
2人とも”Lost & Found(忘れ物コーナー)”に探しに行ったが見つからず・・ ・。
共に気に入っていた物だっただけに惜しい。

今度忘れてきたらいくらか罰金を取ってやるぞ!

 

 

10/10(金)晴れ

いつもは朝、旦那様が子供たちを学校に送ってくれるのでとても楽チン。
でも出張の日には私が行かなくていけない。
普段行っていないものだからどのコースを通ったらいいかわからず3日間違うルートを試してみた。
登校時の学校の回りはとても混んでいて走りにくいが、結局旦那がいつも使っているコースが一番のよう。
でも、高校生の無茶な運転があるから気をつけなくちゃね。

11時、旦那から無事サンノゼに着いた旨連絡がある。
3時間の時差で、シカゴ乗換えの格安チケット。
機内では本に夢中で一睡もせず、今日は夜中の12時半(CA時間)に起きたそうでほとんど徹夜。
アメリカ大陸横断の出張はつらいよねえ。
そんなたいへんな思いをしての出張で、実質たった1日の仕事。果たしていい仕事ができるのかしらん??

1時半、会社に寄った後、帰宅。昼食。
お昼寝もせず、日本語のビデオを鑑賞。私は後半を借りに再び図書館へ。

2時半、3時半、子供たち帰宅。
4時半、3人を連れてドクターへ。
今日の目的は”Isoniazid”を飲みだして1ヶ月(宏人は1ヶ月半)が経ったので健診。
研人の分の予約は取れていなかったがDr.Ettinger の計らいで診てもらう。
3人とも異常なし。このまま6ヶ月間飲む事を確認する。
この 時併用できない薬も確認。”Tylenol”は肝臓障害を起こす事があるので、摂取できない事を再び聞く。
その他の薬局で買える一般的な薬はOKとの事。
さらに昨年家族そろってひどいFlu(インフルエンザ)にかかってしまった事を告げ、Flu Shot(予防接種)を受けたい事を話す。
その場で摂取してくれる事となる。
ドクターはとても親切。が、手続きを取る受付は相変わらず仏頂面。
それもそのはず、もう5時を回っているし、予約していない研人まで診てもらっちゃったし、
予約無しでFlu Shotを受けさせてもらっちゃったし・・・。
それにしてもドクターの一声は強いもんだ。
子供たちと、社会の縮図を見るようで思わずうなってしまった。
(子 供たちも意地悪な受付女性らをよく知っている)

旦那を囲んでのにぎやかな食事。
最近の夕食は、誰もが自分が話そうと、以前にも増してにぎやか。
英語と日本語は半々だし、話題も次から次へと何の脈絡も無く変わるから、付いていくのに一苦労。

これこそ頭の体操だわい。<いつまで付いていけることか?>

 

 

10/11(土)晴れ

8時、研人初めてのAlmaden Explosionでのゲーム。

相手はCental ValleyのDragons。
試合前に渡された白のユニフォームにゼッケン1を黒テープでつけてゲームに参加。
相手のゴーリーがかなり前に出てきている。ディフェンスラインも高くいい攻めに入ったところでいつもオフサイド。
なかなか1点が取れない。
しかしこのExplosionはパス回しも良くバックパスも的を得ている。なかなかいいチームだ。
ミッドやフォワードに比べディフェンスが今ひとつかと思われる。
コーチ Jeffにしてみればディフェンスの補強がしたかったことだろう。
が、あいにく研人も新しく入ったSamもフォワード。
前半後半とも少しずつの出場の研人は、トラッピングのうまさの光るところはあったが、
コーチの言う絶対的なうまさとはいい難く、皆を納得させる働きだったとは言えないだろう。
攻めに攻めて1点ゲット。しかしその後守りの甘さから簡単に同点にされる。
ボールをほとんど支配していたにもかかわらず、1-1のタイで試合終了。
いいチームに 入ったとの感想はあるものの、勝てる試合を同点で終わったのは痛い。

試合後の研人の表情は明るい。プレーをしていてもしていなくてもとにかくゲームを楽しむことができた様子。
これもチームの雰囲気の良さとレベルの高さによるところが大きいだろう。

家に戻って一人朝寝坊をしていた絵里も一緒に今日もHumane Societyに行く。
めぼしい犬は2匹。共に生後6ヶ月のチワワのミックス。
カウンセリングを受けると、12歳以下の子供がいる家庭では飼えない犬である事が判明。
#5 Problemといわれる (子供にも犬にも弊害が出るそう、何だか良く理解できなかった・・・)

問題がある上、野良犬だった為にトレーニングはかなりたいへんになるそうですぐに却下。
今日も徒労に終わる。
吉野家の牛丼で昼食を済ませ(San Joseには何でもあるのです)、絵里のボランティアの為サンノゼのJapan Townに行く。
今日のボランティアは敬老会のお手伝い。200 人以上集まる日系人の敬老会で、場所はお寺の体育館。
1時半から始まる会の会場設定やお年寄りのお世話。
基本的には英語になるが日本語を話したがるお年よりもいるそうでバイリンガルの彼女にはうってつけのお仕事。
これからもどんどん参加していったらいいと思う。

JapanTownのサンノゼ豆腐(結構有名なお店)で豆腐とおから、油揚げを買う。
おからが子供たちに大好評。大なべいっぱい煮てまだ余る量で25セントとは超お買い得。癖になりそう・・・。
夕飯に”ほっけ”を食べる。
宏人と研人に魚の名前を当てたら100ドルプレゼントすると旦那が言い出す。
チャンスは5回。全く当たらず。
真ん中は”っ”が入るとヒント (この時点で50ドル)。
”かっぱ””とって””さっけ”とトンチンカンな答え。
こうしてヒントが増え、懸賞金が5ドルになった時宏人が”ぽっけ”とつぶやく。
聞き返す「なんて言った?」自信を持って宏人が答える「ぽっけ」。
旦那の温情で宏人2ドル獲得。
こうして宏人と研人の魚の語彙に”ほっけ”が仲間入り。
早々に食事を終えた絵里は参加せず残念。

 

 

10/12(日)晴れ

ついに我が家にNew Babyが来た。
名前は”Teddy”。
生後2ヶ月13パウンド(約6kg)。チャウチャウとコリーのミックス雄犬。

サッカーゲーム(3-2で勝利)の後、今日もHumane Soceityへ。
忙しいスケジュールの中、家族5人時間を作り足並みそろえて出かける。
みんなの犬 が欲しいという気持ちは強くなるばかり。
いつものようにAdoption Dogsの檻をめがけて突進。
一列目の右から2番目に黄金色に輝く愛くるしいPuppyがいる。
裏に回ってこの犬のデータを見る事にする。
すると裏手には、もう一匹黄金Puppyの兄弟と思われる茶色にこげ茶の線の入ったPuppyが寝ている。

データ袋によれば黄金Puppyはもう予約済み。
2匹は生後8週間のチャウチャウとコリーのミックスという兄弟。
黄金Puppyはコリー色が強く残りの一匹はチャウチャウ側。
黄金Puppyから想像する(寝ていて顔がよく見えない)に、この子もきっとかわ いいだろうと即申し込み用紙に記入。

カウンセラーとの話は順調。
気をつけなければならないことで特に言われたのは、毎日のgrooming(ブラッシング)と、3週間に一回の散髪だけ。
今度こそ大丈夫?と胸が高鳴る。
カウンセラーが”Meet the Dog”にLeopold(後に Teddyと改名)を連れてきてくれ、初めての正式なご対面。
チャウチャウ顔はしているものの、かわいい!!!
家族それぞれ思い思いの質問をカウンセラーに投げかけるが、特に問題になるような事柄は無し。
ま、難点を言えば毛が伸びふさふさした感じになってしまうのは好ましくないが、旦那が練習してせっせと刈ることにして、決定!!!

その後、必要書類にサイン、Adoption Fee 130ドルとPuppyトレーニングのデポジットに85ドルの計215ドルを支払った。
これから受けなければならない予防接種・犬を飼う為に必要なもの・トレーニングの事
・日々注意しなければならない事などを確認して、”Congratulation”と送り出される。
首輪や綱は渡されたものの、こんなに簡単に私たちの犬になっちゃうの~、と今後の不安を感じながらも車に乗り込む。
今日用意しなくてはいけないものだけでも買おうと”PetCo”へ。
首輪をつけている方も綱を持っていく方も慣れないから、一向に思う方向に進めない。
Leash(綱)さばきは思ったより難しい。
えさ・スナック・首輪・Leash・小屋・ブラシ・えさ皿など必需品だけを急いで購入。
家路に着く前に名前は”Teddy”と決定。何故ならテディーベアーに似ているから。

でも決まった後に”Eri~”と”Teddy~”聞き間違えやすい事がわかる。
でももうすっかり慣れてしまった後で変更する気になれない。

7時を過ぎても私も皆もTeddyにかかりっきり
・・・特に何をするわけではないのだが ・ ・
夕飯はどうしよう?残り物で済ませましょう。
こうなると毎日何もしないで終わりそう。

我が家にBaby誕生。それはもう大騒ぎ。 Welcome TEDDY!

 

 

10/13(月)晴れ

Columbus Dayの為、旦那の会社はお休み。
子供たちは平常どおり学校へ。
昨晩、Teddyは用意した犬小屋に入ろうとせず吠え出し、収拾がつかなかったので、キッチンのドアを閉め切った状態で寝かせた。
私たちも何となく落ち着かず、1時にトイレに連れて行ってから就寝。
旦那は目覚ましをセットしTeddyを3時半に再びトイレへ連れて行く。
さらに折角のお休みでもTeddyが気になるのか早々に起きてきた。

5時半、私がキッチンのドアを開けた途端喜んでかけてくる姿は何ともいとおしい。
生後2ヶ月でもかなりトイレットトレーニングされているようだ。
と、思っていたら 絨毯にうんち!
皆を送り出しておしっこも済ませたから安心と思っていた。
Teddyは外に行きたがっていたのを私が行かせなかったから私の失敗。
Teddyも慣れない飼い主でたいへんだよね。

せっかくの子供抜きの休日であったが、生活の中心はTeddy。
赤ちゃんと同じ。
Teddyを連れPetcoへ。
Advantage for Fleas(蚤防止剤)を買う。
この投与は Veterinarian(獣医)に診せてからにする。

Teddyを家に残し、二人でCostCoへ。
留守番をさせていると思うと落ち着いて買い物ができない。
家の片付けは一切できないままに、子供たちの帰宅時間となる。

研人は学校のサッカー練習サボり・・・頭痛と言っている・・・そしてTeddyと庭で遊ぶ。
我が家に来て一日が過ぎた。今日は食欲も旺盛で早くもこの家に慣れてきた様子。

この日記、テディー成長の記録になっちゃうよー。

 

 

10/14(火)晴れ

皆を送り出してTeddyと二人(?)の一日。

何をするのも付いて来て、家事もままならない。
ずいぶん慣れてきたのか食欲旺盛で、よく食べる。
買い物にも行く気がせずあっという間に子供たちのお迎えの時間となる。

夕方、準子さんとEllisa, AnitaがTeddyを見に来てくれる。
バックヤードで皆に遊んでもらいhyper(興奮状態)になってくる。
こうなると猟犬の血が出るのか狼顔になって少し怖い犬になる。
しつけをきちんとしないとたいへんだと、改めて感じる。

ドッグトレーニングを受ける為にインターネットや電話であちこちあたってみるが、
コースは平日の夜か土曜日ばかりで、平日の午前中はなし。家族会議の必要あり。

研人はサッカープラクティス。アレルギーが出ているのか鼻水が出る。
研人をサッカーに連れて行ってそのまま買い物へ。
といっても犬の本(トレーニング の仕方、チャウチャウやコリーの本)と噛ませる為のロープの遊具と、買い物も Teddyのものばかり。

旦那は夜中(3時)に起きてトイレに連れて行き、会社から帰ればものすごい可愛がりよう。
子供たちがベービーだった時はほとんど起きなかったのに、ここまで面倒みてくれるとは、ちょっとした驚き。

[うそこけ。忘れてるだけだ。]

 

 

10/15(水)晴れ

家族中がTeddyの事でいっぱいで、やらなくてはいけない事もできないまま一日があっという間に終わる。

2ヶ月のPuppyだけあって昼間もよく寝る。
4日目になってさらにこの家に慣れた様子で、食卓テーブルの下がTeddyのお気に入りの場所。
そこにいれば、眠たい時にはどんなに騒がしくても寝てしまう。
日中私と2人の時には付いて歩き来るので、いちいちドアを閉めるのもわずらわしく、Teddyにベッドルームへの侵入を許してしまった。

研人は学校のサッカープラクティス(3時~5時)
宏人はホッケープラクティス(7時~8時)。

日が短くなって往きも夜のドライブ。どんどん冬に向かっている。

 

 

10/16(木)晴れ

宏人、Art のField Trip(遠足)でSaratogaにあるVilla Montalvoへ。
ここはイタリアルネサンスの建造物と数々の彫刻があり、野外音楽堂として有名なところ。
久々の遠足で宏人は大いに楽しんできた様子。

学校のサッカーも残すところあとわずか。
予定されていたゲームが何故かキャンセルになり、研人はExplosionの練習に出かける(4時~6時)。

一時のカレッジ熱も冷め、絵里は少しだれ気味状態。
約束していた日本語の勉強もせず、行きたいアートのクラスも言い出さない。
学校のテストは下がり気味だし、・・ ・・・・・。何に時間を費やしているのかわからない。
しっかりPCの時間は確保しているようだけど。”16歳”難しい年齢。

Teddyがまたじゅうたんでウンチ!!だんだん恐怖になってきた。
ウンチのタイミングがもっと的確にわかればいいんだけれど・・。

 

 

10/17(金)晴れ

Stuff Development Dayで中高ともお休み。

予約していたVeterinarian(通称Vet,獣医の事)に、Teddyを連れて行く。
宏人と研人が付いてきてくれたので大助かり。
慣れない場所、いろいろな犬に興奮気味のTeddy。
健康診断・さまざまな諸注意を受け、予防接種(DHLPP)、deworm(寄生虫の駆除)をする。

予防接種が一応完了する16週までは公園などの散歩はもちろん他の犬との接触は避けるべき(Parvovirusは特に危険)との事。
予約していたトレーニングは延期する事になる。
爪きりのやり方 やちょっとしたトレーニングのチップも教えてもらって締めて140ドル。
評判の良いVetだけあってドクターも受付の女性たちも皆親切。これからたくさんお世話になる事だろう。

絵里は友達と図書館で英語の課題のレポート制作(1時~6時)。
日曜日開催予定のガレージセールの準備。
家の中を一掃する大ガレージセールにしようと思っていたが、
Teddyが来て私の心を彼が占拠しガレージセールの意欲喪失、
一応やるか程度の物と化したが、大物だけでも売れてくれればと思う。

 

 

10/18(土)晴れ

Teddyが我が家に来て週末もゆっくり寝ているわけにはいかない。
旦那は毎夜おしっこに連れて行っている。
私は土曜日といえども6時前に起きておしっこ・ご飯・うんちと済ませないとおちおち休んでいる事もできない。
でもキッチンのドアを開けると待ってましたとばかりに飛び出してくるTeddyの顔を見ては、眠いのもなんのその・ ・・とにかく可愛い。

研人ホームゲーム。相手はMVLA Flash。今シーズン負け無しのチーム。
結果は1-5 の完敗。175cmはあると思われるフォワードをそろえディフェンスはいいように抜かれっぱなし。
研人の所属するAlmaden Explosionはディフェンスが手薄なのは明らか。
それでもコーチは選手のローテーションはポジションよりも選手のプレータイムを気にして行っているよう。。。
チームによってコーチによってずいぶんいろいろと違うもんだ。

研人のプレー時間は前後半合わせて25分ぐらいか・・
時間は気にしないと言ってあるし、そこそこの動きはしているものの、まだまだきらりと光るプレーは見られない。
遅れて入り込んだ1学年上のチームだけに、研人にはどんなにゲームに出る時間が短くても一本決めて欲しいところ。
頑張れ研人”黄金の左足をみ せてやれ~”なんてね。

研人のゲームの時間がはっきりせず(研人がきちんと聞いてこなかった!!)、
フィールドでチームを待つ間、旦那と宏人はキャッチボールをする。
宏人のへなちょこ玉を馬鹿にしたようにキャッチする旦那。
すると突然カーブ。旦那はとっさに反応できず・・・、ボールは肩から10センチの右腕に直撃。
痛みをこらえる旦那。しかしもうボールも投げようとしない。

家に帰って患部を見るとすでに腫上がりあざになる兆し。湿布を貼って手当て。
「年取ったね。」と言う私に「突然カーブしたらとれないよー。」と、負け惜しみ?

日中Teddyのベビーシッターの絵里はウンチ恐怖で、宿題をしながら、Teddyとバックヤードで過ごす。
子供3人日本語の勉強。
その後明日のガレージセールのポスター作り。
研人と路地まで貼りに行く(7時半) 一日が瞬く間に終わった。

夜9時サクラメントのみどりさんから電話。2時間近く話しちゃった。

 

 

10/19(日)晴れ

ガレージセール。

8時からのサインを昨晩出してあったからなのか、品物を並べているのを見てなのか、8時前には次々をお客さんが来る。
準子さんに借りたローラーで洗濯機や乾燥機、テレビを目の付く所に出す。
テーブルをセットし、キャンプ用のタープも敷いて品物を並べる。
洋服はハンガー掛に並べ、急いで値段付けも。
準備が中途半端だったから待ちきれないガレージセール荒らしはまだ並べきらない箱の中もあさっていく。

早々に洗濯機・乾燥機が売れた(各15ドル)引き取りは午後との事。しっかり前払いでお金を頂戴する。
今回のガレージセールの目的は大物の処分だったから幸先の良いスタート。
朝食兼おやつ用にドーナツを買いに行く。
帰ってくると準子さんとEllissaがお店を開く準備中(売りたいものがあったら持って来てと誘っていた)。

ガレージセールは午前中の早い時間が勝負。旦那が作ったサインも8時前にさらに追加。
通りに面しているだけあってお客さんはひっきりなし。
とにかく持って行って欲しいから叩き売りのような価格で販売だが、よく売れる。

Teddyは綱に繋がれガレージセールの様子を見たり、交代で子供たちがバックヤードで面倒みたり、わさわさしながら時が過ぎる。
みかさんとTiffany、Andrewが来た。
彼女は持ってきた売り物の箱も開けずにおしゃべりを始める。どうやら売るのが目的ではないみたい。

気心知れた友達と一緒のガ レージセールはとにかく楽しさいっぱい。
子供たちもお友達が一緒なので大いに楽しめる(年齢はばらばら)
さらにDave(準子さんの旦那)がAnitaも連れて来てくれて Teddyも皆に遊んでもらって大喜び。

テレビ(台付)15ドルも売れた。
が、売りたかったクィーンベッドが買い手の車に入らず(旦那の配達も考えたが遠すぎ)キャンセルとなる。残念。。
その他テレビラックも無くしたかったが、興味を示す客無し・・・。

1時、そろそろ店閉まい。遊び気分やるガレージセールは最高に楽しかった。
およそ 130ドルの売り上げ、上出来だろう(買った値段を考えると悲しいけど)。

準子さんのお宅がモールにお買い物に行くというのに絵里が便乗。ホクホク顔で一緒に連れて行ってもらう。
帰ってきたら家で一緒に簡単なDinnerでもと思ったのに、絵里だけ降ろして帰っちゃった。逃げ足が速いんだから・・・。
絵里はEllisaとのショッピングも楽しんだようでイヤリングを自慢げに見せる。

今日の収益金から子供たちにお小遣いも出た (一人15ドル)から、さぞ満足のいく一日だった事だろう。
皆が帰って少しお疲れの旦那とTeddy。
それでも旦那は夕方宏人と研人の散髪もした。
今回はかっこよくカットできた。

明日はもう月曜日。

 

 

10/20(月)曇り

ガレージセールの売れ残りの始末は、
Good Will(寄付)に持っていく物・次回のガ レージセール用・どなたかにもらってもらう物・ゴミに分けられる。
これらが片付くとずいぶんと清々するのだろうが、少しも進まず。

Teddyを言い訳に怠惰な日々を過ごす。
そのTeddy、トイレの失敗が家の中ではなくなったところ。
Sit(お座り)・Stay(止まれ?)・No(ダメ)は食べ物に関わるとわかるようになってきた感じ・・かなり頭がいいぞ!!
Teddyに旦那と私は日本語、子供たちは英語だからバイリンガルに育つかしらん。
1週間が経ちTeddyもすっかり家族の一員。
行動範囲も広くなって、私たちの食事中はテーブルの下を陣取るのも日課になってきた。
朝私が「皆を起こしに行こう。」と 声をかけると、すっ飛んで子供たちのベッドルームに向かっていくのも可愛い。

研人は学校のサッカープラクティス。
アレルギーの薬を手放せないこの頃だが、犬の毛が原因でない事を祈るばかり。

 

 

10/21(火)晴れ

可愛いTeddyにお留守番をさせて、私はカリフォルニアの運転免許を取りにDMVへ行く。

予約は10時40分。Teddyのお昼までには戻れるかしらと気が気ではないが、
いつまでもVAの免許でいるわけにも行かず1ヶ月前にやっと取った予約をキープし、 後ろ髪惹かれる思いで、DMVに向かう。
長~い行列(予約が無いと並ぶ)を横目に、予約した運転免許テストのカウンターに直行。
以前CAに住んでいた事を言うとコンピューターで検索。ソーシャルセキュリティーカードも見せ、本人である事を確認。
するとあっけなく筆記試験も受けることなく、仮の免許書が交付される
(CAでは、他の州からの免許の書き換えは筆記試験が必要。2日間珍しくしっかり勉強してきたのに・・・)。
予定よりずいぶん早く終わってしまった。少しばかり拍子抜け。

せっかくLos Gatos まで来たのだからと、Whole Food(オーガニックの野菜やインターナショナルの食べ物があるスーパーマーケット)に寄る。
帰宅12時15分。Teddyはゴミ箱を少しあさったようだけどいい子にしていたみたい。ほっと安心。
研人はチームのサッカープラクティス。今日から火曜日は5時から7時まで。
旦那がお迎えに行ってくれる。
絵里はまたEnglishの勉強の為、お友達(4人)が来る。にぎやかな笑い声ばかりが響き、ホントに勉強?と疑いたくなる。
Teddyを自慢げに披露する絵里。Teddyはお友達の中でも人気者となる。
一番暇な宏人は、学校から帰ってくるとひたすらTeddyをいじくり回し、自転車に乗ったりスケートボードをやったりとにかくお気楽。
宏人に聞く私。 「テストとかないの?」
宏人「今日、社会のテストがあったよ。ノート持込のね。」(ノート・・自分でまとめたメモノート)
私「ノートを作ってあったの?」
宏人「作ってなかったよ。だから見れなかった。
だけどJenifferは7ページもノート作って持ち込んだけど、全然見なかったんだって。おんなじだね。」
私「・・・。それはノートを作ったから覚えたんでしょ。宏人のとは全く違うよ・・ ・。もー。」
<時間があるならもう少し勉強してくれよー。>

 

 

10/22(水)晴れ

日本に一時帰国していた鍵山さんに電話。
犬好きの彼女はすぐにTeddyを見に来た。
犬にまつわるエピソードをいろいろ教えてもらいとても参考になる。
歯が抜けるまでは歯が痒いからと言ってPuppy用のおしゃぶりみたいなものも頂く。
そのおしゃぶりをかじり、鍵山さんのひざに座り込むTeddyには犬好きがわかるのかな。

3人のProgress Report(中間成績表)が送られてきた。
宏人が初めてストレートAを獲得!!へらへらして勉強している様子はないのに頑張っているじゃん。
不思議な事にアートにマイナスが付いている。
宏人によると針金のハンガーと粘土で作った作品の精密度で減点されているそう。
アートのクラスはVAと比べ格段に充実している。
絵里も6,7年生の時教えていただいたが、Mrs.Edwardのアートクラスは人気も高く、
大物の製作も多いし、宏人の今一番好きな科目。

絵里は軒並み下がった時点でのレポート。決して良いとは言えないが絵里は全く意に介する風もない。
宏人が始めて絵里に勝ったと喜んでいる。兄弟でも競争意識ってあるんだな。
絵里は「高校になったら簡単に”A”は取れないよ!来年はたいへんになるよー。」だって、
そう宏人も来年は高校生です。。。考えられない。

研人はまた成績が良い。ストレートAどころかたくさんプラスも付いている(A+は100点以上の意味)。
また首を傾げたくなる。
本人は大喜び。しかしいい成績を取ってきてもほとんど親から疑わしい目を向けられる研人って
ちょっとかわいそうかも。
だけど普段の生活からそんなはずがないいんだもん・・・。

研人学校のサッカープラクティス(3-5時)。今日が最後の練習になる。
絵里は学校でLorenとオーラルスピーチの練習。4時半お迎え。
新しくできたアートのクラスを宏人と見学に行く。
先生は日本人女性藤井さん。最近Almadenに引っ越して来られたそうで、昨年は小学校のアートを教えていたそう。
スタジオはきちんと整理され、シーズン物のパンプキ ンの子供たちの作品が張ってある。
藤井さんの話を伺うに、きちんと基礎固めカリキュラムに乗っ取って絵を描いていくよう。
以前通っていたCindyのクラス、VAでの クラスとは全く違った視点から学べるのはいい事だろう。
宏人にはずっと絵を描いていって欲しいし、いらいらしないで楽しんで絵を描いていって欲しい。
その為に基礎 が今一度必要かと、明日からクラスを取る事に決める。
女の子ばかりよと言われても 別にいいですと答える宏人。かなり乗る気みたい。

帰ってきてすぐにホッケープラクティスへ(7~8時)。何だか今日は忙しい。
旦那がお迎えにいってくれるのは、本当に助かる。
宏人シャワー・夕食後宿題に取り掛かる。
今日も帰ってきてからの数時間Teddyと遊びギターを弾きふらふらと自転車に乗っていたもんだから、
食事後は少しあせってた <当たり前だ!>。

時間配分うまくしろよ!

 

 

10/23(木)晴れ

準子さんに急にお昼に誘われる。
Teddyを小屋に数時間入れておくのを試してみるのも良いかと出かける。
豚の耳を小屋に置き、かぶりついて私が出かけるのにも気がつかない。
正味2時間無事に小屋でお留守番ができました。

研人学校のサッカーゲーム。今日が最終戦。
試合開始から正ゴーリーがけがの為、急遽ゴーリーで登場。
攻められっぱなしの中、前半を0-1で終わる。
後半もゴーリーで出場。ディフェンスに盛んに声をかける姿は雄雄しい。
身長があればゴーリーは向いているのに・・と残念に思う。
ディフェンスの手薄なところに声をかけた途端シュートを打たれ反応が一瞬遅く2点目。この時 コーチの声
「ゴーリー交代、研人はフォワードに行って」 試合終了まで散々かき回しゴールを狙うが決まらず。
チームとして機能していないサッカーは面白みに欠ける。終わってみれば0-5のまた完敗。
学校のサッカーシー ズンが終わった。
学校のフィールドで見つけたGopher(ホリネズミ)。もぐらたたきのように穴からぴょこぴょこ顔を出す。
このGopher、グランドが穴ぼこだらけになってしまうので学校ではかなりの嫌われ者らしい。

宏人を藤井アートスタジオに連れて行く(5時~6時)。
鉛筆の線の描き方、目の描き方をひたすら習ったそうで、宏人はつまらないかったと嘆く。
数ヶ月とにかく通ってみる事にする。基本を学ぶには最適のところだと思うけどね。

7時、絵里の高校でカレッジナイトが開かれた。
発表者はCalifornia State University(州立大学)・Private College(私立大学)・University of California(UC)から各一人ずつ。
絵里と一緒に州立大学とUCの説明を聞く(私立はお金がかかりすぎで無理)。
UCは何て言ってもめちゃくちゃ成績がよくないと入れないみたい。
Community College からの転入は難しいそう。
何だかとても遠い大学に思え、説明もつまらなく正直言って私は眠くなってしまった。
州立大学も大学によって特色がある。自分の進みたい道を知り、見学する事を勧められた。
大学によっては SATの成績もかなり左右するのでSATテストの準備もした方がよさそうだ。
しかしながら絵里に聞いてもただ「カレッジに行きたい。」と言うばかりで、何だか現実味がない。
とりあえず少しカレッジの事を知る事ができただけでも、今日は行って良かった。

 

 

10/24(金)晴れ

Teddyが来て私の生活は一変。
外に出る事がほとんどなくなり、日中はキッチンで過ごす事が多い。
赤ちゃん時代はすぐに終わってしまうというものの、やはりPuppyを育てるのは一仕事。少しばかり疲れを感じる。

絵里はドライビングのクラスの後Oakridge Mallへ。
Brianのバースディーなので友達とモールをふらふらすると言う。
車がないとどこにも行けないアメリカ社会。私が学校までお迎えに行きBrian他絵里を含めて6人の子供たちを乗せてモールへ。
車内で喋り捲る子供たち。こんなに同時に話していて内容がわかるのかしら?
私は思わずラジオを消し子供たちの話に耳をそばだてる。
テストの事、友達の事・・と話がころころ変わるがこうしてどんな様子でお友達と付き合っているのかが垣間見られるのは車内ならでは。

まだまだモールで遊んでいたい絵里を5時半ピックアップ。そのままCost Coの眼科検診へ。
その間私は明日の研人のサッカーゲームのスナックの買出し。
視力はまた少し悪くなっていたが今回それほどひどくなく、許容範囲との事。
早く視力が一定になってくれればと思う。20代になるとだいぶ落ち着くそう。
数日様子をみて問題がなければ、新しいコンタクトの注文をする。

7時~9時、宏人はBranco Night(中学校で開かれるダンスパーティー)へ。
Bret Harteのパーティーは子供たちの楽しみのイベント。
VAでもパーティーはあった が規制が厳しく全然楽しくないと絵里も宏人も1回しか行かなかった。
前回のBranco Nightでは女の子とスローダンスもした宏人。
初めての経験はさぞ緊張しただろうに何も話してくれない。
絵里の話によれば、スローダンスがかかると、男の子女の子どちらからでも、踊りたい子に声をかけ、踊るそう。
宏人が初めて踊った子(宏人を誘ってくれた子)は絵里の友達の妹
でなかったら、宏人がスローダンスを踊ってきている事も知らなかった。
<兄弟がいるといろいろばれてしまうねえー>

研人はBranco Nightに全く興味なし。三人三様だ。
夕飯もウンチも済ませたTeddyを置いてDinerに食事に行く。
久しぶりの外食。うれしかった。
夜、図書館で借りてきた、北野武”Brother”(日本名は何でしょう?)をDVDで見る。
”R”だけあって殺しのシーンが多く生々しい。が、場所がロサンゼェルスで
一応日本語も英語も訳無しでわかるので、すーっとドラマの中に入っていける。
家族や兄弟の絆、会社での従属意識が薄れ、日本古来の縦社会の人間関係が崩れていく中で、
”やくざ”が必死に時代に逆行しているようにも思える。
子供たちにも見せたいと思う。しかしあそこまで殺戮シーンが多いとどんなもんか?

 

 

10/25(土)晴れ

昨晩旦那はたいへんだったそう。
夜中3時、いつものように目覚ましが鳴る。トイレタイム。
いつものように外に出し、Teddyの寝床に戻そうとする。ムム・・・・!臭う。
キッチンにしっかりウンチとおしっこ !!それからが大変だったそう。
Teddyを外の小屋に閉じ込め掃除開始。
Teddyはキャンキャン泣き続ける。(この声を私は確かに聞いた)
旦那はこれだけ泣けば私が起きてくると思ったそう。
その願いは空振りに終わり、近所迷惑と今度はランドリールー ムに閉じ込め、ご自分は掃除、掃除、掃除。
果たしてどの位時間がかかったのか・ ・。

昨晩11時過ぎのトイレタイムに、あまりによく寝ていたので、連れて行かなかったのがいけなかった、と反省しきりの旦那様。
本当ご苦労様でした。

研人はAlmaden Tournamentでサッカー三昧の週末(Morgan Hill Complexにて)。
11:30 第1試合Almaden Explosion -PUSC Centurions1-3 試合開始早々1点取られるが、その後改心の攻撃で1-1の同点。
しかしその後ディフェ ンスの弱さを露呈し1-2。運のなさもあってだんだん相手のペースにはまる。惜敗。
3:00 第2試合 Almaden Explosion -Almaden Metro 0-5
相手のMetroは以前宏人が入っていたチーム(Thunder)。
宏人が入っていた3年前のチームメートはもうわずかしかいないが、コーチAndyは今も指揮を執る。
弱小だった以前のチームの面影はなく、高校サッカーを思わせる玉運び。見ていて実に美しい。完敗。
いい練習になった試合。Andy他、知人にも挨拶ができた。不思議な感じ。
研人は初めてのストッパーをやらされ、戸惑いを隠せない。
さらにこの2試合はU-14 チーム(研人のチームはU-13,研人は本来U-12)で体格も違えば、足の速さも違う。
研人とでは大人と子供ほどの差がある。
その中でもしっかり結果を出さなければならないとは、知ってはいたもののつらい感じ。
11~2時、絵里はサラトガの箱根ガーデンでの日本文化フェアのボランティアに行く。
旦那が絵里とお友達2人を会場へ連れて行く。今日のイベントでは日本文化の紹介で
和太鼓・茶の湯・折り紙・生け花などの展示やデモンストレーションが披露される。
絵里たちは会場設定などのお手伝いをした。宏人はTeddyのお世話係。

子供たちが約束通りTeddyの面倒をみてくれるので、日中はずいぶんと助かる。
旦那は絵里、私は研人と二手に分かれてのドライビングも、宏人が家にいてくれるからできるというもの。

帰ってきてからの夕飯の支度は大嫌い。
今日はもうくたくたなのに~!皆全然手伝ってくれない!
もう、きれちゃうぞ!!

 

 

10/26(日)晴れ

8時、研人トーナメントの第3試合。5-1快勝。
今日の相手はU-13のMustang Earthquakes。
まだサッカーのフォーメーションになっていないチームとの戦いにExplosionも組織立ったサッカーができない。
相手によってこれほどまでに変わってしまうのは、まだまだチームとして未熟。
今日の研人はい つものフォワード。再三のゴールチャンスを物にできず。
トーナメントは1勝2敗でチャンピョンシップや3位決定戦には出られず。

Teddyに初めてシャンプー・旦那はヘヤーカットも少しする。
研人がSafe Wayまで犬用のシャンプーを買いに行く。その後、外のポーチでTeddyのヘヤーカットとお風呂。
Teddyに豚の耳のご馳走をくわえさせすばやくシャンプー。
顔をこっちに向けろだの、お湯の温度が低いだとか、それはもう大騒ぎ。
これでいいの~?という感じでシャンプー終了。
ヘヤーカットも完全にはできなかったけれど、今日はこれでよしとしましょう。

その間絵里はチャットに夢中。一家の大騒ぎには関与せず。
突然、近くの小学校で Key Club(ボランティアのクラブ)の仲間と集まるから出かけると言い出す。
こちらの意向は全く気にしない態度に、腹が立つ。絵里は自転車で勝手に出かけた。

昼食兼夕飯はChevys(絵里抜き)。その後宏人と研人のズボンやトレイナー購入の為 RossとTJ Maxでお買い物。
Teddyに留守番をさせているので店内を大急ぎで回る。
うまい具合に2人に会ったものが見つかった。久しぶりに洋服を買ってもらって宏研共に満足。

5時半、絵里が帰ってきた。 今日集まったのは男の子ばかり。。。
バスケットボールをして一人が連れてきた犬と遊んで過ごしたそう。
私の高校時代とは全く違うアメリカの高校生は、化粧をしピアスを付け車を乗り回す。
見かけだけで判断してはいけないと思うものの、心配。
Key Clubの他FrenchやArtのクラブに入っている絵里は、ジュニア(11年)やシニア(12年)の知り合いも多く、
どこで規制するべきか、悩めるところだ。

見かけは大人だけどその内面はまだまだ子供なんだから・・。

 

 

10/27(月)晴れ

気温は30度を超える。
南カリフォルニアでは山火事で被害は最大規模。
こう毎日晴天では乾燥は進む一方。

テキサスの友達Patty(70歳は超えている)に電話。
肺の感染症がひどくなり(日本語で何に当たるかのかわからない)6週間入院していたそう。
退院後も起き上がる事ができず、一人暮らしの彼女は毎日数時間お手伝いさんに来てもらっているそう。せ つない。

研人の学校のサッカーが終わり、絵里のドライビングのクラスも今日でおしまい。

少し時間的に余裕ができる。

 

 

10/28(火)晴れ

書き忘れていたが、日曜日(26日)に夏時間から冬時間に変わった。

日本時間の朝8時が夕方3時、お昼が夜7時、夕方5時が真夜中になる。
たった1時間の違いだが、6時にはもう真っ暗、気分がいいものでもない。

Teddyが来て買い物もほとんど行かず、いつもいっぱいだった冷凍庫はがらがら状態。
無駄な買い物をしないから節約にはなっているかもしれないが、
子供たちが帰ってきてからのショッピングで、夕方の時間はあっという間に終わる。
させたい日本語の勉強はほとんどできず(気合が入らない)、ただただ忙しいままに 一日が終わる。

学校の後、宏人はGabeと遊ぶ。GabeにTeddyはまとわり付く。
Gabe曰く、「犬の臭いがするからだよ。」そういうものかと感心する。
男の子と女の子ではこうも友達との付き合い方が違うのかと思う。
絵里の時は相手が誰でもひたすらお互い喋り捲り、部屋にいる事がほとんどで笑い声が鳴り響く。
宏人の時はほとんど部屋にいることなく、外で遊ぶかプレールームでゲーム。
ぼそぼそとした会話で何を話しているのか聞こえない。

小さめのこの家に引っ越して、子供たちの一日の様子が以前よりわかるのはよい事だろう。
VAの時はベースメントに入ってしまうと何をやっているのか何もわからなかったもんね。

研人はサッカープラクティス(4時~6時)。
靴がきついのか?両足平が痛いと足を引きずる。

どんどん日が短くなり今後の練習はどうなるか??

 

 

10/29(水)晴れ

カリフォルニア南部の山火事は深刻。
すでに16人もの死者を出し、史上最悪とも言われる。

さらに問題なのがこの山火事が自然災害ではないとの見方があることだ。
連日の好天で乾燥はますます進み、おこった火は瞬く間に燃え広がる。
財政困難のカリフォルニアにまた再建のための多額の予算が組み込まれる。
新知事シュワちゃんがどこまでやってくれるのか。

わかっているのか、いないのか?日中私に叱られるとうなだれてテーブルの下に潜り込む。
はしゃぎすぎてどうしようもなくなった時はTime outでランドリールームに閉じ込める。
通常は私の後を付いてまわり、この日記を書いている今もTeddyはコンピューターデスクの下でお休み。
寝ているTeddyを踏まないようにと、椅子を遠くにしているから肩が凝ってたまらない。
とにかく生活全部がTeddy中心。
もう少し上手 に子育て(犬育て)しようと思うけど、まだまだどうも要領が悪い。

学校から帰ると皆大騒ぎでTeddyと遊ぶ。
宏人はTeddyの世話をいい事に一向に宿題も始めようとしない。
研人はいやなウンチの始末も一生懸命する。<感心感心>
何人もの友達に研人と Teddyはよく似ている、と言われ気をよくしているわけでもあるまいに・・。
それに してもTiffanyが言った「Is he your brother? Kento」は可笑しい。

宏人ホッケープラクティス(7~8時)。
リーグができると聞いていたのに何の話もなく、どうも期待できなさそう。
ダウンタウンのリーグに行かせることになるのか。。 旦那がお迎え。

 

 

10/30(木)

夜中起きてTeddyをトイレに連れて行っていた旦那はめまいを訴える。
たぶん寝不足で体が悲鳴を上げているのだろう。
旦那は妙にTeddyに優しく鎖で強引に家に入れることもしないでTeddyが外にいたければ付き合っていたよう。
だから夜中のトイレも数分では済まず時間もかかった。
夜中に起きて赤ちゃんに授乳する事もなかった男性陣には無理なお仕事だったみたい。
今日から私がかわって夜中もお世話。

肉付きもよくなって日増しに大きくなるTeddy。さぞ大きな成犬になる事だろう。
しつけが肝心と私はTeddyにかなり厳しい。
その成果があって私には立ち上がってなめまくるような事は決してしない。
”Off”と言うとひるんだように咥えたものも口から離す。
”NO”が多い私に旦那が辛口評。
「歓迎のなめまくりダメ、人にジャンプして立ち上がるのダメ、バックヤードのブロックの上に上がるのダメ、
靴で遊ぶのダメ、ほえるのもダメ、ハイパーになって駆け回るのだめ、あれもダメ、これもダメ・ ・・
人間の都合のいいようにPetを飼うのはおかしい。」
確かにTeddyのやりたい事をさせてあげたい。
でも大型犬になり、鎖でコントロールできなくなった時、
人に噛み付いたりジャンプして喜びを表わすようになって問題を起こせば
家で飼う事ができなくなり、最悪薬で眠らされれてしまう事もあると言う。

飼い犬による事件は毎日のように新聞に載っている(犬を飼い始めてから目に付くようになった)し、
トレーニングはPuppyの時期にしっかりやらなくてはいけないんだと、強く思う。
それでもはっきり言って疲れを感じる。
日中子供のいない間にクレートトレーニング(檻に閉じ込 めておく)も開始したが果たしてこのやり方でいいのか?

さらに毛足の長い犬だけに 家の中に毛の塊があちこち。モップをかければ真っ黒。
家の中が犬くさくなっていないかとも気になる。犬を飼うのは本当にたいへんだ。
こんな単純なことも今回Teddy が来て初めて知った。

研人はOff the Wall(インドアサッカー場)でサッカー練習(4~6時)。
場所は Santa Clara(Canonの近く)。家からは順調に行けば20分ほどのところだが、
ラッシュ時とあって連れて行くのはしんどい。
やはり渋滞に巻き込まれ30分以上かかってしまった。そして研人を降ろして引き返す。
帰りの渋滞はさらにひどく40分ぐらいかかったか。。。
毎回ここでの練習にならなければいいが・・・。お迎えは旦那がやってくれる。

宏人はアートクラス(5時~6時)へ。
楽しんでいるとは思えないが、鉛筆で描いてきた絵は習ってきた事がよくわかるしっかりした絵だ。

研人は帰宅後たくさんの宿題と格闘。
絵里は明日のハロウィーンの衣装作り。
明日は気温が下がり珍しく雨も降るような事を天気予報は言っている。

 

 

10/31(金)曇り時々雨、寒い

Happy Halloween!!

あいにくの曇り空で昼ごろからは雨も降り出した。気温は低く10度あるかないか。
絵里は昨晩作ったハロウィーンの衣装、映画”The Ring”のSamaraの白装束を身にまとい、学校に行く。
シーツを切り首が出るようにしただけのぺらぺらの服はさぞ寒かろう。
しかしおしろいを白く塗りいかにも恐ろしげ恨めしげな少女に変身した彼女は Samaraに見えなくもない。
(髪がもう少し長ければよかった)

宏人はお父さんの黒のジーンズに黒のTシャツ。何とか族(覚えていない)とか言う 無表情な白い顔した軍団のまね。
ズボンがずり下がっているとSuspect(休学)になるよと言ったらベルトをして行った。

研人は興味無しとハロウィーンにもそっけない。

学校でのWater Polo(水球)の試合を見てくると言っていた絵里は寒くて観戦を断念。
お友達のMargretと一緒に帰宅。 5時、2人をLorenの家へ連れて行く。
7時、そのままCatの家へ。高校生6人で”Trick or Treat”を始めたそう。
すると何人もの同級生と会い合体。大グループとなって”Trick or Treat”を楽しんだそう。

10時、お迎え。 今年はJack-o-lantern(カボチャちょうちん)も作らなかったし、飾りつけも今日の朝にした。
回ってくる子供たちのキャンデーも買ってなかったのであわてて夕方買いに走る。
しかし訪問者はわずか1組。
ここは通りに面しているせいかガレージセー ルには向いていてもTrick or Treatには向いてないということか。
子供たちが幼い時に住む家ではないと改めて思う。

”Trick or Treat”を心底楽しむのは小学校の低学年かティーンになってお友達と大騒ぎしながら回る時。来年はどうなるかな。
子供たちの様子は年々違う。
絵里は山のようなキャンデーを抱えて帰宅。
うれしそうに弟達に分け前の3分の1ずつをあげていた。

謳歌していますね、青春を。